[2662] 巨大であることは美しいことだ! と断言いたす所存。の巻

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<相当危険な香りのする男たち>

■わが逃走[46]
 巨大であることは美しいことだ! と断言いたす所存。の巻
 齋藤 浩

■つはモノどもがユメのあと[06]
 mono05:10kHz直読にむかって
 ──「MIZUHO SKY MARKER MX-1D / COUPLER KX-1」
 Rey.Hori

■展覧会案内
 ヤノベケンジ「ジャイアント・トらやんの大冒険」展


■わが逃走[46]
巨大であることは美しいことだ! と断言いたす所存。の巻

齋藤 浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20090618140300.html >
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先日ふとしたことから(というか、いつものことなのだが)ダムや工場などの巨大構造物を見てみたくなり、どこか手頃なスポットはないかなーと調べていたのだった。

と同時に、自分の中の尾道分(注:おのみちぶん、と読む。マイ専門用語)が不足してきたので、一年ぶりにあの瀬戸内の美しい町に行きたくなったのだった。で、いろいろ調べていたところ、なんと、ものすごく都合のいいことに広島は尾道市の『尾道造船所』にてタンカーの進水式を見学できるという。こりゃ行くしかないぜ! とカメラ片手に行ってまいりました。

●写真とは無関係なところでカメラと旅する喜び

一年前の『わが逃走/尾道とカメラの巻』でも書いたが、尾道へ行くときにはどのカメラを持って行くかで激しく悩むのだ。

昨年はレンジファインダーデジカメ『R-D1』とともに坂の町を歩き回った。野良猫の歩く小路や昭和の美しい木造建築を撮りまくり、「次に来るときはフィルムで撮りたいなー」なんて思ったのだ。

なので、今年はフィルムカメラでいく! と心に誓ったはいいが、それはそれで悩みは尽きない。フツーのひとにしてみれば本っっ当にどうでもいいことなのだが、一眼レフ『ミノルタα-9』にするか、レンジファインダー機『BESSA-T』にするかで3日くらい悩んだのだ。

α-9はズームレンズが使え、また動きのあるシーンでもオートフォーカスと連写機能でシャッターチャンスを逃さない。それに対し、BESSA-Tは超美麗高性能の凄いレンズ『カールツァイス・ビオゴン35mm』が使えるのだ。ああ、あのこってりとした極彩色と強烈な立体感で尾道を撮ったら、どんな絵になるのだろう!!

私は写真表現が好きだ。それだけならまだしも、カメラそのものも好きなのだ(こういう奴は手に負えないごくつぶしになるから要注意だ)。純粋に美しい写真を撮りたいだけにとどまらず、「尾道を走る貨物列車の音にカメラのシャッター音を重ねて聞いてみたい」とか「カメラとレンズの重さを感じながら急な坂道を登ってみたい」とか、もはや写真とは無関係なところでカメラと旅する喜びを感じている。フツーのひとにしてみれば、相当危険な香りのする男、ということになる。

で、悩んだ末ミノルタα-9に決めた。レンズは50mmの標準レンズと12-24mmの超広角ズームの2本。フィルムは36枚取りのリバーサルを15本。心を決めればあとは早い。とっとと荷造りをすませ、早朝の新幹線で旅立つのであった。

●もう宇宙戦艦ヤマトにしか見えません

昼前に尾道着。相変わらず心地よいたたずまい。定番のラーメン屋で昼食、そして町並みを撮影。日が沈んだら旨い居酒屋で一杯。あ、この日のことはまたの機会に書きますね。明日は早いのでとっとと就寝。

翌日。朝7時起床。朝食を腹7分目まで食べてチェックアウト。いきなり話が脱線するが、ホテルの朝食がバイキング形式だった場合、早起きして早めに食べた方が旨いことが判明。

最近、どこのホテルも朝食の質が落ちたなあ、と思っていたのだが、まあ半分は不況の影響だったとしても、残りの半分の責任は私にあったのだ。そりゃ作りたての方が旨いに決まってるよな。楽しく旅することを考えた場合、やはり早起きは三文の得なのである。

さて、駅前からタクシーに乗って10分くらいかな。海沿いに巨大なクレーンがいくつも見えてきた。周囲の背の低い住宅との対比が面白い。まるで怪獣映画のセットのようなスケール感だ。

タクシーを降り、尾道造船所のゲートの前の立つと、いきなりこれだ! なんという構造美!! しばしうっとり。だが、こんなのはまだ序の口だったのだ。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090618/01.jpg >

受付をすませ、指示された通路を歩く。周りにある何もかもが巨大だ。おそらく船体の一部であろう独特の曲面を持つ大きな壁が、トラス状のフレームに載せられている。新しい溶接跡も美しく、これって彫刻? と思ってしまうほどの存在感。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090618/02.jpg >

作為的に美しいもの(美しいものを作ろうとして、美しく仕上げられたもの)は見慣れているからちょっとやそっとじゃ驚かないけど、ここまで巨大な“必然性の美”を目の当たりにすると、腰が抜けるほどの衝撃を覚える。

さらに進むと、水の抜かれた巨大なドックがあり、中には修理中らしきフェリーが! 船首付近でたまたま作業中だったため、人物との対比によりその巨大さが一層引き立つ! というか、ただただ圧倒される。

そしてその奥には、なんと建造途中のバルバスバウ(球状船首)が!! 赤い作業台上のちいさな人物がわかりますか?

でかい! そして美しい!! 宇宙戦艦世代としては、やはり船は陸上で見るに限る! のか??スミマセン、もうヤマトにしか見えません。きっとあの中には宇宙レーダーが仕込まれているのだ。ああもう、テンション上がりまくりです。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090618/03.jpg >

と、見えてきました、本日の主役。紅白幕で彩られたタラップの向こうに、万国旗を掲げたタンカーが海に尻を向けてナナメにじっとしている。で、でかい!さっきから同じセリフばかりでごめんなさい。

巨大カタパルトに載せられた宇宙戦艦て、こんな感じなのか!? さっきから例えが同じでごめんなさい。このカタパルトこそ船台と呼ばれるもので、海に向かって傾斜しているすべり台なのだ。ここで船は組み立てられ、完成後海へと滑走するのだ。

近づいてみた。おお、そびえている!! もうビルですね、これは。全長180メートル、全幅36メートル。ギリシアの船となるそうです。

そうこうしているうちにファンファーレが鳴り、日本語と英語による船の紹介が聞こえてきた。ギリシア国歌と君が代が流れ、いよいよ支綱(しこう)切断の儀。一般見学席からは見えないのだが、船の左舷上方には貴賓席が設けられ、船主のエラい人をはじめとする関係者がこの進水式を見守っているのだ。当然、支綱切断もそちらで行われるため、アナウンスを聞きながらシーンを想像する。

スピーカーから「支綱、切断!」という声が聞こえてきた。と同時に式場では真新しい斧で支綱が断ち切られ、シャンパンのボトルが船首に当たって砕けたのだろう。拍手とともにくす玉が割れ、紙吹雪が舞う中、けっこうな勢いで“巨大ビル”がズゴゴゴゴ…と動き出した。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090618/04.jpg >

鎖のきしむ音とともに船体はあっという間に滑り落ち、ザッパーンという轟音とともに海に浮かんだ。拍手。

ものすごい迫力。なんだか泣けてくる。しばし呆然とする。船体はタグボートにより90度回頭され、すぐ脇の岸壁に横付けされた。

ぼーっとしながら造船所を後にする。なんか、とんでもないもの見ちゃったなあ。駅に向かってしばらく歩くと、対岸への渡船乗り場があったので、何も考えずに乗った。すると、さっき進水したばかりのタンカーの真新しい巨体が輝いていた。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090618/05.jpg >

言ってみれば、私はたまたま居合わせただけだったのだ。しかし、末永くこの船を応援したくなってしまうからふしぎだなあ。でもって応援する対象が増えると、自分を応援してくれる人も増えるような気がするぜ。ああ、なんか幸せ。

それにしても、一般見学者を広く受け入れてくれる尾道造船の懐の深さに感服いたした次第。そういえばタクシーの運転手さんが言ってたのだが、この会社、略称を「オノゾウ」というらしい。なんだかかわいい。

進水式の感動を忘れないうちに、“おのぞう”という象のキャラクターをデザインしてオノゾウにプレゼンしてみよう! などと妄想する齋藤浩であった。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。

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■つはモノどもがユメのあと[06]
mono05:10kHz直読にむかって
──「MIZUHO SKY MARKER MX-1D / COUPLER KX-1」

Rey.Hori
< http://bn.dgcr.com/archives/20090618140200.html >
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前回から続くラジオ話である。35年ほど前、筆者がお年玉&当分のお小遣い返上で入手したNational Cougar 118Dは高性能なものの、「現在チューニングの合っている正確な周波数を10kHz単位で読む機能」つまり周波数直読の機能がない、というところまでお話しした。

周波数の直読機能など、ラジオにはなくて当然どころか回路設計上の理由により当分実現しないだろうと考えられていたのだが、それが可能になりそうな予感が幾つかはあった。一つは一部の超高級な通信型受信機で直読可能なものが既に存在したことである。

BCL専用を謳って色々な機能で武装してはいても、ラジオはラジオ、家電品の範疇に入る製品である。これとは別に、無線通信のプロ達のために、無線機の横に置いて使う特殊ラジオがあり、これを「通信型受信機」と呼んで「ラジオ」と区別していたのだ。通信型受信機のほうは街の電気屋さんには見当たらず、家電メーカではなくて通信機メーカが作っていた。

当時(1975年頃)筆者が知る限りの最高峰というか、夢の受信機は八重洲無線株式会社(現・株式会社バーテックススタンダード)から出ていたFR-101Dというモデルで、これには当時としては画期的な、デジタル表示で周波数が読める機能が搭載されていたのである。普通のラジオならダイアル面のあるところに青緑色の数字表示(これが何とLEDではなく、蛍光表示管だったのだから泣ける。判る人は泣いてね)が6桁並んでいる。チューニングダイアルを回すとあの数字がパラパラと変わるんだろうな、ああなんてカッコイイんだ!

とは言え、35年前の中高生が趣味のために買ってもらえるようなシロモノでは無論なく、高嶺の花もいいところ。単に「ああ、技術的には可能なんだな、すごいな」とアコガレの目線を送る対象でしかなかった。

周波数が高くなるほど、ダイアル面の周波数間隔が短くなるのは当時回避困難な原理的問題だったわけで、この頃の通信型受信機が(デジタル表示とまでは行かずとも)周波数を直読できたのは、受信するバンドを細かく区切ることで、その区間内の間隔変化を小さくし、近似的に等間隔とみなしていたかららしい。コリンズ方式、なる単語を聞きかじった覚えもあるが、設計者に確認したわけではないので、これ以上は深入りしないでおく。

もう一つの予感は専門誌の紹介記事だった。通信型受信機ではなく、あくまでラジオの範疇に入る製品で10kHz直読を可能にしたものが生まれた、という記事だ。ただ、それは残念ながら海外での話で、バーローワドレーという初めて聞くメーカのラジオであり、特殊な回路によって直読を実現してはいるが、日本ではその実物を見ることも買うこともできない、というのでは致し方ない。せめて一度見てみたいと思ったものだが、この願いは遂に今に至るも成就していない。

でも、こうした技術的なブレークスルーが行われ、BCLブームもまだしばらく衰える気配を見せていない以上、いずれそれは登場する流れだったわけなのだろう。……ある日、その驚きの新製品がデビューしたことを専門誌上で知ることになる。その名はSony Skysensor 5900。これは今回のモノでも何でもないのだが、比較的最近、秋葉原で中古品を見つけて買ったものが手元にあったりするし、この話題では避けて通れない機種なので少し詳しく紹介する。

< http://www.dgcr.com/kiji/RH/mono05.html >

この製品のそれまでのラジオにない特徴は、チューニングのためのダイアルが二つあることと、マーカを搭載していることだ。マーカとは、正確な周波数で振動する水晶発振子を使い、チューニングの基準となる電波を発信する装置のこと。マーカをオンにすると、「何も音のしない放送局」が一定間隔で並んでいるような状態になる。5900のマーカは更に工夫があって、マーカの周波数から少しズレるとピーという音が聞こえる仕掛けになっていた。つまり、ピー音を目印にチューニングし、その中央で何も音がしなくなればマーカの周波数に正確に合っている、と判るわけだ。

例えば9.760MHzの局を受信したいとしよう。予め本体中央のバーニアダイアルをゼロに合わせておき、マーカをオンにする。5900のマーカは250kHz(=0.25MHz)間隔固定なので、9.0MHz、9.25MHz、9.50MHz……といった感じでマーカの発する信号が並ぶ。マーカの信号とダイアル面の目盛を頼りに9.75MHzに合わせることは簡単にできる。5900ではここまでの操作を本体右上のチューニングダイアルで行い、次にマーカをオフにして、バーニアダイアルをプラス側へ1目盛=10kHz回せば、9.760MHzにチューニングが合うことになるのだ。

< http://www.dgcr.com/kiji/RH/mono05.html#p2 >

専門誌片手にこれはすごいと感心し、実機が電気屋の店頭に並ぶやいなやイジりに走り、改めて感心しつつもああ悔しいと思い、そして何とかならないかと考える。この時よっぽど悔しかったからこそ30年も経って中古品購入の挙に出ているわけだが、当時はまだ稼ぎのない身の上。118Dを押し入れに放り込んで5900をすぐ買うというわけにはいかない。せめて小遣い数ヶ月分程度の範囲で、何とか10kHz直読に肉迫したいのだ。

ダイアル面に印刷された目盛(周波数とは関係のない単なる目盛)を使い、狙う周波数帯での相関グラフなど描いて周波数を直読する、といったアナログな技も試みていたのだが、そのうちにうまく使えそうな装置というか製品をやはり雑誌で見つける。しかも比較的手頃な値段。それが今回のモノ、ミズホ通信株式会社(以下ミズホ)のSKY MARKER MX-1Dだ。

< http://www.dgcr.com/kiji/RH/mono05.html#p3 >

このMX-1Dも5900に搭載されているマーカと仕掛けとしてはほぼ同じものだ。外部アンテナとラジオとの間に設置して使う。5900搭載のマーカが250kHz間隔に固定されているのに対して、MX-1Dは1000, 500, 100, 50, 10, 5, 1kHzと、発振間隔が選択できるようになっている。

< http://www.dgcr.com/kiji/RH/mono05.html#p4 >

MX-1Dを使ったチューニングは、上記の5900でのチューニング手順と同じように、まず500kHz間隔にセットして9.5MHzに合わせ、100kHz間隔に切り替えて二つめの信号に合わせて9.7MHzにし、50kHz間隔で一つめが9.75MHz、10kHz間隔にして一つめの信号に合わせれば9.760MHzにチューニングが合うことになる。あとはマーカをオフにして放送を受信すれば良いのだ。

最小1kHz間隔で発振できるのだから、1kHz単位まで直読できそうなものだが、さすがに1kHz間隔で信号が並ぶと、隣の信号との見分けがつかなくなる。放送局の周波数は10kHz間隔(たまに5kHzの端数の付く場合もある)なので、事実上の10kHz直読による待ち受け受信が我がCougar 118Dでも可能になったのである(直読といっても、正確に言えば「読めて」はいなくて、合わせられるだけだが)。

ほぼ同じ時期に同じミズホから出ていたCOUPLER KX-1というものも購入したので、併せてモノとしてご覧いただく。これはアンテナカプラという装置で、周波数直読とは関係なく、ラジオとアンテナとの接続の効率を改善することで、受信感度をアップしようというものだ。

< http://www.dgcr.com/kiji/RH/mono05.html#p5 >

説明抜きに「待ち受け受信」という言葉を使ってしまった。中波の国内放送はほぼ24時間やっているが、短波のほうではそんな局は稀で、普通は1時間とか30分とかの単位だった。同じ周波数でも、例えば19時から20時は英語、20時から21時は日本語、22時から23時はスペイン語、といった具合に言語が切り替わる場合もあったし、時間帯によって言語と共に使う周波数が変わる局も多かったのだ。

幾つかの局では、そうした時間&周波数の変わり目の放送開始の少し前からその局独特の音楽を流すことがあった。これをインターバルシグナルと呼んで、局の識別に役立てた。有名なところではボイス・オブ・アメリカの「ヤンキー・ドゥードル(アルプス一万尺)」、ラジオ・オーストラリアの「ワルチング・マチルダ」、ドイチェ・ヴェレの「フィデリオ」などがある。

で、マニアの常としての凝り性というか完全主義から来るのだが、ある局の放送をこのインターバルシグナルの段階(あるいはその開始前)から受信して最後まで完全に聴く、ということに特別な価値を置くようになる。そのためには、その局の周波数に完全に正確にチューニングを合わせておいて、放送開始を待つ、というやり方になるわけで、これを待ち受け受信と呼ぶのである。待ち受け受信を行うためには、チューニングの安定性と共に、周波数の正確な直読機能が不可欠というわけなのだ。

さて、5900に直読機能搭載で先を越された松下電器だったが、当時のBCLブームを二分するメーカのこと、若干の遅れはあったが対抗機種をリリースした。それが人呼んで「直ダイメカ」「f直バリコン」搭載のNational Cougar 2200である。前回少し触れた可変容量コンデンサ(バリコン)を、何とダイアル面が等間隔になるような複雑な形状に設計することで10kHz直読を可能にするという、何とも正面突破というかチカラワザ的文句あっか的な直読機能を搭載したモデルだ。

おおこれはすごい、とまたしても思った筆者であったが、コイツに手出しはしなかった。今現在、秋葉原某所では意外に稀少な5900に対して2200をものすごく頻繁に見掛けることからも伺えるように、2200は一躍当時のベストセラー機に躍り出たのだが、実は筆者の興味は全く違う受信機へと既に向かっていたのである。というわけで、以下次回方面へまたしても続くのだ(えー、まだやるの?!)。

【Rey.Hori/イラストレータ】 reyhori@yk.rim.or.jp

できるだけウソを書かないために、モデル名やBCL関連のキーワードで一応ネット検索をかけて原稿チェックをしていますが、空前のブームだっただけあって、そこかしこに熱いサイトやブログ、筆者など足許にも及ばない超絶マニアなコレクター諸氏、現役BCLマンなどを発見。また、前回のmono04をお読みいただいた同年代の方から「自分も当時は…」というお言葉を頂戴したりもしました。いやぁ、楽しい時代でしたよね、ね? ノイズ&フェーディング混じりの、当時のインターバルシグナルを今聴いたら、きっと泣いちゃうな。

3DCGイラストとFlashオーサリング/スクリプティングを中心にお仕事をお請けしてます。
サイト:< http://www.yk.rim.or.jp/%7Ereyhori >

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■展覧会案内
ヤノベケンジ「ジャイアント・トらやんの大冒険」展
〜ミニ・ジャイアント・トらやん発売記念〜
< http://bld-gallery.jp/exhibition/090619yanobekenji.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090618140100.html >
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会期:6月19日(金)〜8月9日(日)11:00〜19:00 会期中無休 入場無料
会場:BLD GALLERY(東京都中央区銀座2-4-9- SPP銀座ビル8F TEL.03-5524-3903)
内容:本展では、近年の代表作である、歌って踊って火を噴く体長7.2mの巨大ロボット《ジャイアント・トらやん》の1/10スケールのフィギア作品《ミニ・ジャイアント・トらやん》を中心としたインスタレーションを発表する。
◇ヤノベケンジ トークライブ&サイン会
日時:6月20日(土)15:00〜
入場料:800円 定員:50名 
事前予約制 TEL.03-5524-3903 info@bld-gallery.jp

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■編集後記(6/18)

・本日は、展覧会案内を含めて、とてもマニアックでございました。マニアって幸せ者ですね。/昨日の「ベルシク 2077日本鎖国」は思い違い、というか勝手なアナグラムでした。「ベクシル」が正しいですね(^_^;) いつも水汲みに行くベルクのせいか、インドネシアのサッカーチーム「ベルシク・ケディリ」のせいか。/この歳になると、仲間が集まったときには病気自慢が始まる。まるで肩身が狭いのがわたしである。入院経験がない。痛い思いをしたことがない。なにしろ、長い人生で点滴を初めて受けたのが昨年3月、2回目が今年の5月。ともに大腸内視鏡検査を受けたときのことだ。昨年は電車で1時間もかかる遠くの名人にお願いしたが、今年は、近所に内視鏡の専門医がいることがわかり、歩いて行った。下剤を飲んで大腸の中をきれいにする行程は、自宅でできたからお気楽だった。麻酔を使いますから苦しくないですよと言われ、点滴をセットされる。前の経験では、点滴に麻酔を注入するのを見て、しばらくしたら眠ってしまったのだが、今回は検査室のベッドに寝たまでは覚えているが、気がついたら別室のベッドにいた。検査を受けて、別室まで歩いてベッドに戻ったはずだが、記憶がまったくない。ここの若い先生はパソコン使いで、事前の説明でもきちんと整理されたデスクトップで、次々に画像を見せてくれた。検査後の説明では、A4判カラーのプリントアウトを渡された。大腸の略図に部位名称が書かれ、5点の画像がレイアウトされている。腸内のどの部位の様子なのかがわかる。みごとなものだ。とくに問題はなく、2年後にまた検査をうけてください、でおわり。胃の内視鏡もやりませんか、とさそわれたがひとまずお断りした。市から「特定健康診査」の案内が来た。いろいろ問題が出てきたあの「メタボ診査」である。腹囲85センチか…、ないと思います!(柴田)

・マニアックなネタって、興味の有無に関わらず刺激的。/電話。「以前、(よくテレビでCMをやっている)保険の資料を送りましたが、ご覧になられましたでしょうか」「いいえ」「ではまたお送りしますので、ご住所をお教えください」セールスマン的ではなくて、声の素敵なオペレーターさん。さらっと当然のように住所を教えてくれって言うけれど、一度資料を送ったというなら、住所を聞くことないよねぇ。資料請求した覚えないし。/今朝の新聞見出しに「トゥイッター」と書かれてあって、一瞬戸惑った。前日にCNNの記事を見ていたことを思い出して、Twitterのことだとわかった。ネット的には「ツイッター」で広まっているし、日本語翻訳も「ついったー」だ。発音は「トゥイッター」だろう。しかし今更……うーん。(hammer.mule)
< http://www.cnn.co.jp/science/CNN200906160021.html >
Twitterで抗議デモ組織、「学生逮捕」の実況も
< http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090618-OYT8T00313.htm >
点検延期要請
< http://jptwitterhelp.blogspot.com/search/label/FAQ >
ついったー

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Twitter活用ガイド
藤本 壱
河出書房新社 2008-02

やさしいFlickr写真管理術 (Webアプリ―ここが知りたい) Twitterの本 グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press) 自作アプリをApp Storeで世界に向けて販売できる!! iPhone SDKプログラミング大全 (MacPeople Books) 次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの

by G-Tools , 2009/06/18