[2726] 軽井沢の自死

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《メーカ数だけアプリケーションソフトも購入という現実》

■音喰らう脳髄[77]
 軽井沢の自死
 モモヨ

■アナログステージ[23]
 積み重なっていく最新ソフトウェア
 ──FA(Factory Automation)業界ソフトウェアの共有性に問題
 べちおサマンサ

■展覧会情報
 ASIAGRAPH 2009 in TOKYO
 e-space 東京'09展

■セミナー・イベント案内
 DTP Booster 009(Tokyo/091208)「決定版! PDF出力の手引き
 ─データ制作からのアプローチ」
 クリエイティブでビジネスを創る展示・商談イベント「大阪創造取引所」
 10・11月開催イメディオセミナー(抜粋)


■音喰らう脳髄[77]
軽井沢の自死

モモヨ
< https://bn.dgcr.com/archives/20091020140600.html
>
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加藤和彦さんの自死の報に接してから、どうも調子が出ない。

そもそも私は加藤さんのよいファンというわけではなく、その活動を追いかけてきたわけでもないのに、なぜだかわからないが、空漠たる思いを反芻している。

私が加藤さんに影響を受けたとすれば、それは子供の頃、一枚のドーナッツ盤(シングルレコード)によってである。実は、今もそのシングルを私は手元に置いている。

蛍光色のあざやかなジャケット下部を見ると、定価は何と370円。「これが話題のアングラ・レコード」というキャッチが大きく刷り込んである。《帰って来たヨッパライ》だ。

物持ちの悪い私が四十年経ってもきちんと保存しているほどに、それは大きな影響だった。このシングルをまねて、英会話用にと親に買い与えてもらったオープンテープレコーダーを、期待された用途とはまったく異なる使い道に転用し、逆回転であったり、再生時の走行速度を変えてみたりして遊んだものだ。

あの経験がなければ、後に、テープ操作をアルバム制作に応用したり、テープエコーを多用するダブやハイテク機器をいかしたテクノなどにのめりこむこともなかった。

つまり、ある意味で、私が今の道を選んだのは加藤さんの影響が大きい、そう言ってもいいわけだ。

それにしても......である。

思いは軽井沢の自死へとかえっていく。

人間生きていればいくらでも嫌なことに出くわす。が、それでも、どうにかこうにかして生きている。病気とはいえ、加藤さんにも、なんとかして生き延びてもらいたかった。

選んだ音楽は違うけれど、音楽を選んだ者の道行をさらなる未来まで見せてもらいたかった。年老いてなお幸せでいる人の形を、夢物語であろうと見せてもらいたかった......なんて身勝手を承知で思ったりする。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/
>

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■アナログステージ[23]
積み重なっていく最新ソフトウェア
──FA(Factory Automation)業界ソフトウェアの共有性に問題

べちおサマンサ
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こんにちは、14時です。月日の流れというものは本当に早いもので、昨年の10月7日にワタクシの連載がはじまってから、アナログステージも1年が経過いたしました。ここ最近、我が身を振り返る機会が多く、1年前の自分がなにをやっていたのか探ってみたのですが、なーんにも変わってませんでした。

メールのログやら、いろいろなやり取りを辿ってみても、今日も1年前も、なんにも変わってませんでした。時間に追われて、1日、1ヶ月が過ぎてる、なんとも虚しい現実を見つめ直すだけでした......。いつも未来に向かっているはずなのに、嫌だな、こんな現実。

さて、今年も、最先端IT・エレクトロニクスの総合展、CEATEC JAPANが、10月6日(火)から10月10日(土)まで、幕張メッセで開催されておりました。毎年2日間は足を運び、千葉在住の友人と食事して帰るのですが、今年は仕事の都合で、1日だけ見学してきました。出掛ける朝方には、台風18号がいなくなってくれて助かったり。

・CEATEC JAPAN
< http://www.ceatec.com/2009/ja/index.html
>

一時期は、毎週・毎月のように何かしらの展示会(見本市)が、全国各地で開催されていたのですが、景気の諸事情で開催数は軒並みに下降し、展示会の内容も、薄いものになってきているのが現実。

しかし、ことCEATECは、いまでもバブル期真っ盛り! というような盛り上がりをみせている展示会のひとつです。たくさんの出展企業があるなかで、やはり、個人的に触手が動くのは半導体や先端技術、ナノテクノロジー関連になってしまうのですが、パッチパネル(グラフィックパネル)などの、表示デバイスがとても面白かった。

ほか目を惹いたのが、三菱電機の155型の有機ELディスプレイ。家庭向けではなく、スタジアムなどの設備が目的のようですが、155型を1枚で構成しているのではなく、小さな有機ELのユニットを組み合わせて構成している点が、非常に面白い。三菱電機って、こういうアイデア出してくるの上手いよなぁ。

10月22日に「WINDOWS 7」が正式発売されますが、それに伴い、ネットメディアでも話題になっている、パッチパネル式(マルチタッチ)のパソコン。ワタクシの過去コラムでも、何回か話をあげておりますが、これから本当に需要が伸びるジャンルのひとつです。

いままで、FA(Factory Automation)業界で長年燻っており、銀行やコンビニのATM、電車の券売機など、身近なようであまり身近ではなかった「ブツ」が、家庭の周辺機器として陽の目をみようとしております。携帯電話と並んで、ここ数年のうちに技術が躍進した分野でもありますし、同時に、クリエイターが新しく開拓できる分野でもあるはずです。

すでにiPhoneなどで参入しているクリエイターさんもいらっしゃるかもしれませんが、技術応用の幅の広さは、比べ物にならないくらい広がるはずです。しかし、疑問というか、すごく嫌な予感がするのが、ソフトウェアの共有性。実は、FA業界ではタッチパネルに限らず、メーカ間のソフト互換が殆どない。

どのメーカ製品を使おうが、最終的にやること(動作させること)は同じなのに、チョイスしたメーカ製品の専用アプリケーションソフトでソースを組まないと、動かないのだ。簡単に例えると、A社のプリンタを使ってプリントアウトするのに、A社が有償提供しているアプリケーションソフトでないと、プリントアウトできないということだ。

タッチパネルも同じで、チョイスしたタッチパネルのメーカ製ソフトで作画したりアドレスを割り当てたりしないと、動作はおろか表示もできない。おまけに、作成したデータを転送するにあたって、通信ケーブルもそのメーカ製の専用転送ケーブルを購入する必要がある。そのへんで売っているUSBケーブルや232Cじゃ、なにも動いてくれないのだ。

エンドユーザによって、メーカの好みや、決まったメーカ品を使わないといけない『大人の諸事情』があるので、そのメーカ数だけ、アプリケーションソフトも購入しないといけない。これが、たまに洒落にならないくらい値段が高いことがある。国内大手の電機メーカ製ソフトなど、どう見ても、発注があってから、従業員がカップラーメン食べながら、片手間で作ったようなCD-ROMを、ダンボールに梱包しただけなのに、15万/1ライセンス(定価)もしやがる。

ソフトの開発費は別として、原価は間違いなく、100円か200円だ。それを15万(定価)で売るのだ。実際には、定価ではなく仕切り価格での購入になるのだが、それでも高い。会社が導入しているCADに至っては、120万/1ライセンスしたりする。ワタクシは会社で使っているCADは殆ど使わず、個人的に購入した1万円のCADソフトを愛用しているが、正直、1万円のソフトでも十分役目は果たしているし、とにかく使い易い。

それはそれとして、専用ソフトを購入しないことには仕事にならないので、嫌々購入するのだが、とあるタッチパネルメーカは、新機種発売のたびに新しいソフトを購入しないといけない。同じメーカ製品を使っているのに、ソフトに互換性を持たせてくれないおかげで、そのたびにソフトを購入している。これは切実にどうにかしてほしい。

しかも、取扱い説明書は別売り。無償提供ではなく、別売りですよ、別売り。ここでも、どのメーカ製品を用いても、最終的にやること(動かすこと)は一緒なのに、コマンドがメーカによって違うので、購入せざるを得ない。もう、こんなにいい商売はない。「御社の製品使うから、説明書などはタダでちょうだいね。くれないなら他のメーカ使う」と、にこやかに囁くと、黙って持ってきたり。

一般市場に出回るパソコンとは用途が違うので、そんなことはしないと睨んでいるが、一部のソフトウェアだけみると、そうも言ってられない現実が迫っていたり。互換性に関しても、FA業界みたいなことはしないなずだと願っております。というよりも、目的が違うからやらないか。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋。
< http://www.ne.jp/asahi/calamel/jaco/
>
< http://bachio.posterous.com/
> ←ボチボチとポスト。

・夏以降から、mixiに限らず、遊んでいたSNSから遠退きはじめている。面白さの魅力がなくなってしまってきているのか、ほかのことに興味を奪われているのかは、自分でも理由はよく分かっていない。8月ころからmixiで公開されているアプリも、数種類は参加して愉しんでいるものの、日記などの更新は激減。/どんなに仕事が忙しくてもマメに更新していたのですが、mixiに限らず、Posterousの更新も止まりはじめている。さらに、ここ数日はTwitterにすら、殆ど囀っていない/ネットから姿を消すときは、死んだときだと思っていたけど、そうでもないのかも。

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■展覧会情報
ASIAGRAPH 2009 in TOKYO
< http://www.asiagraph.jp/index.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20091020140400.html
>
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会期:10月22日(木)〜10月25日(日)22日のみ13時から
会場:日本科学未来館1F(東京都江東区青海2-41)

[ASIAGRAPH展示]

●ASIAGRAPH CGアートギャラリー CGアニメーションシアター
ASIAGRAPHでは、優秀なCG作家と作品が国を越えて交流することで、新たな創造と産業がアジアから生まれることを願い、優れた作品の発表展示の場として「CGアートギャラリー」を開催して来ました。今年度も、日本、中国、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア他から約50名の作家を迎え、アニメーション、大型プリントパネル、インタラクティブ、インスタレーション等、多様な作品群を展示いたします。
< http://www.asiagraph.jp/program/0001/index.html
>

●企画展示(1)「花と屍」TEAMLAB.NET
NHK「美の壷」タイトル映像で人気沸騰中の「TEAMLAB.NET(チームラボ)」が、映像作品「花と屍」他のインスタレーションで展示参加。
●企画展示(2)「Darjeeling」石川真綾

●CGアートギャラリー公募展示部門
ASIAGRAPH CGアートギャラリーでは、広くアジア地域から、作品公募を行うことで、より自由な表現を受け入れる作品展示を目指して来ました。今年度はアジア11カ国から約500点の応募がありました。今回特に、動画(アニメーション)作品公募第二部門 では、9カ国のASIAGRAPH CGアートギャラリー審査委員による国際審査が行われ、入選作品を決定いたしました。
< http://www.asiagraph.jp/public/index.html
>

●夜猫館珈琲屋ギャラリー(猫:むじなへんで、珈琲:口へんで)
「化物語」で、日本でも人気急上昇、台湾のイラストレーター"光の魔術師"ことVOFAN率いる、台湾のクリエーター組織のメンバーが最新作を展示。

[ASIAGRAPHセミナー・シンポジウム]

●「2000年代の個人制作アニメーションと環境変化」※事前予約制
日時:10月22日(木)14:30〜15:45
会場:日本科学未来館 会議室1
出演:真狩祐志、うもとゆーじ

●ASEAN+3 イメージ映像およびJAIFロゴマーク完成披露記念
「ASEAN+3諸国のCG制作」
日時:10月22日(木)14:30〜15:45
会場:東京国際交流館3F メディアホール(東京都江東区青海2-79)
出演:周宗凱(四川美術学院影視動画学院院長)Raksarn Wiwatsinudom
(チュラロンコン大学准教授)Hafiz Ahmad(バンドン工科大学ビジュアルコミュニケーションデザインプログラム講師)
モデレータ:喜多見康(ASIAGRAPH CGアートギャラリー代表 文京学院大学准教授)

●ASEAN+3 イメージ映像およびJAIFロゴマーク完成披露記念
「アジア・クリエイターズ・ワークショップ 〜シンガポール 驚異のイラストレーション」
日時:10月22日(木)16:00〜17:30
会場:東京国際交流館3F メディアホール
出演:ヤップ・クン・ロン
シンガポールを拠点に、日本、アジア、アメリカ等から仕事を受け、文字通り国際的に活躍するイラストレーターは、まだ22歳。シンガポールを代表するクリエイターの一人でありながら、現在は日本の美術学校に留学中。
全くのゼロから、コンセプトをまとめ、アイディアをラフスケッチし、線を重ね、レイヤーを重ねて着彩し、1時間で絵の全体像が見えるところまで描き上げて行く。そのすべての過程をセミナーの中でお見せします。

●「アニメ監督が語るCGワークフロー」
日時:10月25日(日)12:40〜13:25
会場:日本科学未来館 センターステージ
出演:富岡聡(カナバングラフィックス代表)
「ウサビッチ」の監督が同社の作品の制作過程と独自のクリエイティブを紹介。CGを専門としていない一般の方でもお楽しみいただけます。

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■展覧会情報
e-space 東京'09展
< http://www.i-e-space.com/tokyo09/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20091006140200.html
>
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会期:10月15日(木)〜10月26日(月)11:00〜18:00 初日15時から 日休
会場:山脇ギャラリー(東京都千代田区九段南4-8-21 TEL.03-3264-4027)
JR・地下鉄市ヶ谷駅から徒歩1分 入場無料
内容:広告、出版で活動するイラストレーターの集団「イラストレーター e-space(イー・スペース)」が企画開催する展覧会、今回のテーマは「東京」です。日本の中心都市であり、街・自然・歴史・文化など多くの側面を合わせもつ「東京」を55名のイラストレーターがそれぞれの視点から描きます。作品を通して新たな「東京」や懐かしい「東京」などポップでヴァラエティ豊かなイメージをお楽しみください。

参加イラストレーター:あさいとおる、荒蒔悦子、石川日向、いなざわ友恵、いりえ・わ・かめ、岩崎政志、上本眞司、蛯原あきら、大賀葉子、桶あきら、オガワヒロシ、小河原智子、おのうえ稔、柿田ゆかり、神谷一郎、川野隆司、小松原英、塩澤文彦、白石佳子、菅野泰紀、須藤敏明、田川秀樹、駄場寛、たぶき正博、玉神輝美、つぼいひろき、トーマスナカムラ、友永たろ、Mari、中野博文、西山'カルロス'さとし、norihide、袴田一夫、花山由理、古屋暁、hayakawaz-早川修、BOOSUKA、まつしまゆうこ、松林あつし、夢姫、吉田暁、まつばらあつし、丸子博史、水穂真善、みやかわさとこ、宮重千穂、武藤修、宮島幸次、森田秀昭、山田ケンジ、YOUCHAN、米澤ともえ、Rey.Hori、ヨネヤマフミアキ、よねやまゆうこ
・ポスター
< http://www.dgcr.com/kiji/20091006/tokyo09_MainVisual_TA >

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■セミナー案内
DTP Booster 009(Tokyo/091208)
「決定版! PDF出力の手引き─データ制作からのアプローチ」
< http://www.dtp-booster.com/vol09/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20091020140300.html
>
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日時:12月8日(火)19:00〜21:00
会場:デジタルハリウッド本校セミナーホール(東京都千代田区神田駿河台2-3 DH2001Bldg.)
参加費:2,000円(事前決済)
定員:100名(事前登録制)
懇親会:あり。別途申し込み

「決定版! PDF出力の手引き─データ制作からのアプローチ」

出力トラブルが原因で、思わぬ手間がかかることはありませんか? 思い通りにいかない出力の振る舞いには、必ず技術的な原因があります。PDFワークフローでは、その原因の追及が従来よりも容易に行え、印刷結果をより明確にイメージすることが可能になります。データ制作時にその出力トラブルの未然予防ができれば、より創造的な作業に時間をかけることができます。また、この技術的な裏付けは、デザインの意図を正確に印刷側に伝え、印刷による表現を自在に操るためにも重要なスキルです。このセミナーでは、この「出力の仕組み」について実例を紹介し、その原理を詳しく説明します。

講師:松久 剛/大日本スクリーン製造株式会社 技術開発センター 画像・検査ソフト技術部担当課長 < http://www.screen.co.jp/
>
現在、ワークフローRIP「Trueflow SE」の開発に従事し、これに搭載されている「Adobe PDF Print Engine」の担当。入社より同社CEPSである「Sigma3000」、ソフトウェアRIP「レナトス」、OPIサーバ「GetThePicture」等のプリプレス関連製品の担当を経て現在に至る。QuarkXPress Ver2.0の頃からDTPの調査研究も担当しており、現在は同社Webサイトで公開されているPDFワークフローに関する技術解説をまとめた 「Trueflow出力の手引き」及び「出力の手引きWeb」の執筆も担当している。

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■イベント案内
クリエイティブでビジネスを創る展示・商談イベント「大阪創造取引所」
< http://osaka-torihiki.jp/
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< https://bn.dgcr.com/archives/20091020140200.html
>
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日時:10月27日(火)〜28日(水)10:00〜19:00(28日17時まで)
会場:堂島リバーフォーラム(大阪市福島区ほたるまち内)
< http://www.dojimariver.com/
>
参加費:無料・事前登録制

・みんなで魅せよう!"大阪府ムービーニュース"〜不景気を乗り切る産学官共同の"新しいカタチ"が学べる40分!〜
・新規事業パートナー開拓公開マッチング 一般企業とクリエイティブ会社間の商談の進め方を実演。
・ロボットビジネス×コンテンツビジネス 何をどう組み合わせれば世界から注目されるモデルが生まれるか?
・アニメ・まんが×コンテンツビジネス『コンテンツコミッション』商品化大作戦。キャラクターで儲けたい企業大募集!
・「香港機能を使って中華圏で稼ぐ」方法教えます コンテンツビジネスで中国、アジアに飛躍する為の手立てと資金獲得のノウハウ。
・「日本の繊細さ」なくしてビジネスの成功なし バイオラバーで脚光をあびる山本化学工業社長が明かす、突き抜ける秘訣。
・関経連クリエイター募集企画 〜関西の未来図を描こう〜 関経連が求めるコンテンツのオリエンテーション。
・出展者プレゼンテーション

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■セミナー案内
10・11月開催イメディオセミナー(抜粋)
< http://www.imedio.or.jp/seminar/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20091020140100.html
>
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会場:ソフト産業プラザイメディオ
(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC内ITM棟6階 TEL.06-7711-7007)
申込・詳細:上記公式サイト参照

●経営・販促・PR担当者のための実践的Webライティング講座
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09897
>
日時:10月23日(金)14:00〜17:00 ワークショップ
講師:益子貴寛(株式会社サイバーガーデン 代表取締役)
定員:40名 料金:8,000円

●動きで表現力をアップ Flashコンテンツ制作入門
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09957
>
日時:10月29日(木)10:00〜17:00 ハンズオン
講師:森和恵(r360studio)定員:10名 料金:20,000円

●Webサイト管理効率アップ Dreamweaverテンプレート活用のススメ〜実践編
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10054
>
日時:11月5日(木)10:00〜17:00 ハンズオン
講師:森和恵 定員:10名 料金:20,000円

●ビギナーのためのDreamweaverで学ぶCSS〜基礎編〜
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10055
>
日時:11月6日(金)10:00〜17:00 ハンズオン
講師:森和恵 定員:10名 料金:20,000円

●『脱・やらず嫌い!』デザイナーのためのFlash AS3.0入門 後編
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09958
>
日時:11月7日(土)13:00〜18:00 ハンズオン
講師:秋葉秀樹 定員:8名 料金:17,000円

●Webページの"機能"をデザインする 〜Ajax/jQuery編〜
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10057
>
日時:11月12日(木)13:00〜19:00 ハンズオン
講師:西畑一馬(トゥーアール代表)定員:10名 料金:20,000円

●PHP初級講座 〜CMS構築編〜
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10058
>
日時:11月13日(金)10:00〜19:00 ハンズオン
講師:西畑一馬 定員:10名 料金:25,000円

●Web標準を意識したWebサイト制作テクニックとポイントを学ぶ CSS上級講座
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10059
>
日時:11月14日(土)13:00〜19:00 ハンズオン
講師:西畑一馬 定員:10名 料金:20,000円

●現場で使える! Photoshop活用術〜Webデザイン編〜
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=10063
>
日時:11月27日(金)10:00〜17:00 ハンズオン
講師:秋葉秀樹 定員:10名 料金:20,000円

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■編集後記(10/20)

・ASIAGRAPHの「アジア・クリエイターズ・ワークショップ」でシンガポールのヤップ・クン・ロンの制作実演がものすごいそうです。10月22日(木)に東京国際交流館3Fで。

ボックス!・ようやく各紙誌絶賛の昨年度No.1スポーツ青春小説、百田尚樹「BOX!」を読んだ(太田出版、2008)。風にように現れて、電車内で不良にからまれている耀子を救った少年は、彼女が教師として勤務する高校の体育クラスの生徒だったというマンガみたいな出会いがあり、彼女は彼・鏑矢の所属するボクシング部の顧問になる。また、鏑矢と一緒にいた木樽は進学クラスに通う秀才だがいじめられっ子で、好きな少女の前で中学時代の不良に屈辱を受けたことをきっかけに、幼なじみの鏑矢からすすめられてボクシング部に入る。気ままな天才鏑矢と、彼のように強くなりたいとトレーニングに打込む木樽、この二人を見守り、おもに物語の語り手となる耀子。導入部が凡庸だからと舐めていたが、次第にテンポがいい物語に引き込まれ、ページを繰るスピードが加速、厚い本だが3日で読んだ。手に汗握る物語とはこのことだ。天才型と努力型(しかも才能があった)のふたりはいずれリング上で戦うことになる、それは容易に読めたが、こんな展開になるとは想像できなかった。そして超高校級のモンスター稲村の存在。練りに練られた構成のみごとさはどうだ。加えて、ボクシングを知らない耀子の疑問(つまり読者の疑問)に答える監督の解説がじつに的確(また感動的な言い回し)で、ボクシングというスポーツの本質が自然に理解できるようになっている。この二人の対話の内容は深い。「あしたのジョー」をリアルタイムで読んで熱中した(いま思うとけっこう荒唐無稽だったが)世代にはもちろんのこと、高校生、中学生、いやすべての男におすすめ。絶賛されているのはスルーするというひねくれ性格を改めねば、と思った。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4778311345/dgcrcom-22/
>
→アマゾンで見る(レビュー34件)

・タッチパネルってそうなんだ......。/数ヶ月前、短大・大学の同窓会役員選出、今後の方針のための会議に出た。全体会議の前にまずは事前承認をと、学生運営委員会だった人間が何人か呼ばれたのだ。その日がきっかけとなって、新生活を始めた私をネタに、同じクラブの先輩や同期と会うことに。皆、全然変わらず、若くて驚き。またまた咳の言い訳をしつつ、懐かしい話をする。過去や現在、仕事や子育ての話から最近の格闘技業界の話まで。楽しかった〜。(hammer.mule)
< http://www.dtp-booster.com/vol08/
>
おなじみ上原ゼンジさんのカラーマネージメントセミナー!
< http://www.dtp-booster.com/vol09/
>
制作者のための出力できるPDF