[2837] 哉ヰ涼さんがローマにやってきた!

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,700文字)


《音楽はツールなのだ》

■音喰らう脳髄[87]
 Something Better Change再説
 モモヨ

■ローマでMANGA[28]
 哉ヰ涼さんがローマにやってきた!
 midori

■デジクリトーク
 勝手におもしろがっているクリップ【その2】
 柴田忠男


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■音喰らう脳髄[87]
Something Better Change再説

モモヨ
< http://bn.dgcr.com/archives/20100420140300.html >
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アイスランドの火山噴火だとか、史上一番遅い雪だとか、パニック映画の序章もかくやとばかりの異変続きだが、日々を生きている私達にとっては気温の激変が辛い。寒かったり暑かったりが交互に繰り返す毎日が一番応える。体に直接、影響が出る。

この春、全国各地を転戦したイベント、PUNKSPRINGのメインアクトとして来日していたストラングラーズのベーシスト、ジャンジャック・バーネルはロンドンに自分の道場を持つ空手の師範であり、屈強の士として知られる。そんな彼も、この異変には勝てなかった。

イベントでのライブを重ねるにつれて喉に異常を訴えるようになり、最終日には、たいへんな惨状を呈していた。PUNKSPRING終了後、彼は、バンドと別行動で日本に残り、4月5日、月曜日に新宿ロフトで開催される我々(リザード)のギグに参加することになっていたが、その参加すらも危ぶまれるほどだった。声が嗄れている、というか、まったく声が出せなくなっていたのだ。

そして新宿ロフトの当日、月曜日。リハにあらわれた彼は喋るのもつらそうな様子だった。「ストラングラーズを長年やってきて、ライブで声が出なくなったなんてはじめてさ」と軽くいなして弾き語りのリハを始めた彼は、アニメ『岩窟王』のテーマをややかすれた声で歌ったが、たしかに辛そうだった。

そして、バンドをバックにアンコール用に『Something Better Change』のリハ──。

「リザードをバックにこんな風に歌うとまるでルー・リードだね」なんて軽口を言って私達を安心させようとしてくれた彼だったが、キーが高い曲はやはり諦めねばならなかった。

そして、本番──。

私達、リザードの演奏の合間に、彼は、ゲストとして弾き語りを披露してくれた。ハスキーすぎる声ではあったが、彼自身の主張をファンに対し見事に表明して見せてくれた。「音楽はツールなのだ」と、私はそんな彼の姿にあらためて思った。

バンドは人々の媒介に過ぎない。問題は、ギグの後で、客が何をどう考え、行動してくれるか、なのだ。いまさらにして、そう思った。

そして、またリザードの演奏があり、その最後にジャンがベースを持って登場。バンドと一緒に『Something Better Change』を披露してくれた。このとき、ジャンの声を心配して駆けつけてくれた元アレルギー/デラックス、LOOPUSの宙也くん、ユキノくん(現オート・モッド)もコーラスで参加。そのうえツイン・ベースという爆裂大所帯だったから、ステージ上はエネルギー渦まくアナーキー状態。最後にジャンが「Change!」と叫んで一夜の幕が下りた。

イギリスに帰ってからもジャンは喉の調子が悪く、いまだに抗生物質を服用しているという。そんな状態で私達との約束を果たしてくれた彼には頭が下がるばかりだ。いつか彼に恩返しがしたい、そう思うばかりで生きてきた私だが、今回もまた彼に借りをつくってしまった。そう思う。

生きているうちに返せる借りならいいが.........。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/ >

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■ローマでMANGA[28]
哉ヰ涼さんがローマにやってきた!

midori
< http://bn.dgcr.com/archives/20100420140200.html >
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哉ヰ涼(ryo kanai)さんがローマにやってきた!

哉ヰ涼さんは、漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナー等々マルチプレイヤー。
< http://fweb.midi.co.jp/%7Eflowlish/ >

今年の末、イタリアとのコラボで本が出る。その発表も兼ねて、トリノで行われたコミックスフェアに呼ばれ、ついでにローマのマンガ学校へ、生徒と交流のためにやってきてくれた(ちなみにアートブックはコミックスフェアに合わせて出た)
< http://www.lafeltrinelli.it/products/9788862330176/Art_of_ryo_kanai/Kanai_Ryo.html >

イタリア版は、画像が出ていないのでアメリカ版をどうぞ
< http://westfieldcomics.com/comic-books/Art-of-Ryo-Kanai-SC/10031031 >

水曜日の午前11時から午後1時まで、2時間の交流予定。イタリアらしく、いや、ローマらしくというべきか、予定は予定であって確定ではない。ローマ以下、いや、伊北、フィレンツェ、イェーシ、トリノ、ペスカーラ、パドヴァ、レッジョ・エミリア、ブレシャ8校へウエブカムを使って配信するはずだった。

10時半ごろ学校へ着いてみると、なんだかワサワサ。秘書課のロベルタ嬢が「昨日まで、ちゃんと動いてたのに今日は音声がでないのよ」と言う。技師が来て、あれこれやっている間に、当の哉ヰ涼さんが、案内役のブルーノ君と一緒に到着した。

体の大きな技師が体を縮こませて17インチのコンピューターをあれこれやっている間に、哉ヰ涼さんはブルーノ君と一緒に授業中のコミックス課へ見学に行った。あっという間に生徒達に囲まれてしまい、出てきてから「いやぁ、あの熱、いいですねぇ!」と嬉しそうだった。

11時半になってから、どうしても音声の解決ができないので、他の8校への配信は諦めて、ローマ校だけで哉ヰ涼さんとの交流会を始めた。

●教室はシャイな人で一杯

そうこうするうちに、机を片付けて椅子だけにした教室は一杯になった。日本だと「11時から」といえば、11時前にスタッフもゲストも聴衆もやってきて待機しているのが当たり前だけど、イタリアでは言われた時刻以降に到着が当たり前だ(イタリアで誰かの自宅に夕食に呼ばれたら、言われた時刻以前に着いてはいけない。まだ準備ができていなくて、ホストを慌てさせる)。

さて、11時半から交流会の始まり。哉ヰ涼さんは、シャイなので、ご自分が話をするよりも、生徒の方から何か質問してもらってそれに答えるほうがやりやすい、とのこと。ただ、マンガを描こうという人にはシャイな人が多いので、生徒側ももじもじしている。

そこで、わたしが昨晩の夕食会にすでに聞いていた「哉ヰ涼さんがどうやって漫画家になったか」の逸話を披露した。

大学受験のため上京し、空いた一週間で今更勉強してもしょうがないから別のことをしようと思う。で、24ページのマンガを描き、角川のマンガ編集部へ持ち込む。採用となって漫画家デビュー。

実際は、その24ページではなくて、どうせなら連載を狙おうと、同時に書いた長編の企画の方が採用になったそうです。
「え? 一週間で24ページと長編企画を書いたんですか?(17歳で)」
「はい」

ついでながら、それまでマンガを描いたことはなく、ペンも初めて手にしたのだそう。漫画もあまり読んだことがない。その代わり、映画は好きでいやというほど見てるそうだ。

たぶん、観察力がある人なんだと思う。以前も触れたことがあるけど、絵が上手な人は右脳での観察力をうまく使う。たとえば、これは背もたれ、これは脚、と機能別にレベル張りをしてしまうのが左脳。見えるものを見えるように素直に認識できるのが右脳。

まぁ、初めてでも絵が描けてしまったことはこれで説明ができる。ストーリーを作れてしまったのは、映画をよく見てたことで説明できる。でも、バンドも持ってて、マンガの仕事がなくなったときに、ギター、ボーカル、作曲、プログラムを担当して、それでともかく食べていたというマルチな活動ができた説明は、どうつけていいのか分からない。

生徒の一人は「うーん! 絵も音楽も行けるのはわかった。まさかスポーツはできないよね?」と質問。
哉ヰさん、「えーと、子供の頃から空手をやってます」
「まさか黒帯?」
「はい」

●マルチの秘密

なんともわざとらしい釣りタイトルだから、誰も釣られないかも知れないけれど、まぁ許してください。

今回、哉ヰさんがイタリアのコミックスフェアに呼ばれたのは、イタリア人作家とのコラボで、イタリアで本を出すことになったから。このイタリア人作家は日本語堪能で、翻訳もしていて、MIXIで知りあったのだそう。

SNSやら、他のネットサービスを通して、対面によらなくても同志を見つけ仕事に結びつくことも、外国の人と知りあうのも、今や珍しいことではない。珍しくはないけれど、その実例を目の当たりにすると、お手紙と電話が通信手段だった子供時代を過ごした中年には、やはり「新時代」を感じないわけにはいかない。

さらに哉ヰさんは、先にも書いたように、マンガのほかにイラストやゲームやアニメにも関わっている。これも、「わたしもやってます」と言う人も多々いらっしゃると思うけれど、それができないでいる私から見ると,これもじゅうぶん驚きに値する。

たぶん、先の「一週間あるから漫画でも描いていみよう」という精神と通じで、哉ヰさんは自分の前に壁を作らないのだ。もちろん、やりあげてしまう能力があることは基盤にあるにしても。興味があることは、怖がらずにやってしまう。こうでなくてはダメだと思わない。面白がってやってしまう。ご自分でも、オモシロイと思ったらやるんです、とおっしゃっていた。

私が自分の前に壁を作るタイプだから、こういう人に実際に会って話を聞くと、本当に視界が開ける思いがする。

●生徒の熱い反応

生徒は、こうやって来てくれるプロのマンガ家さんに,当然憧れのまなざしを向ける。日本のマンガさんだと、出版物は多く見てるのに、それを作っている人と接する機会がないし、実際にニッポンのあらゆること、あらゆるものにバーチャル以外で接する機会がないので、熱は否応なく上がる。

哉ヰさんというマルチなクリエイターを、みな目を輝かせて次の言葉を待つ。一週間で初めてのマンガを描いてしまうことも、音楽もあれもこれもできてしまうことも、おまけに空手黒帯で、料理もできる、そんなこんなを、「えー?料理までできちゃうの? コロスー!」と嬉しそうに受け入れる(コロスって日本語の。生徒がふざけて言った)。

つまり、自分にはできないことができるスーパーマン、その人と時空を一緒にしていることでスーパーマンに近くなる。そういうことは嬉しいことだけど、「自分にはできないことを出来る人」と壁を作ってしまうのではなくて、哉ヰさんの「自分の前に壁を作らずに、興味があることは何でも試してみちゃう」精神を真似して欲しい。

と、言いつつ、その場では、通訳しつつ、私もそのスーパーぶりに「えーー!えーー!!」と驚きっぱなしで、ひれ伏しっぱなしで、そこまで読み込めず、生徒に伝えられなかった。

【みどり】midorigo@mac.com

デ・アゴスティーニ・イタリアの週刊締め切りの仕事、まだまだ続いてひぃひぃ言ってます。MANGAやマンガのことを知らない編集部の人が、実際に原稿を用意しているグラフィック事務所に、ああだこうだと文句をつけてくる。最初にこの仕事をくれた監修役は、キレていなくなってしまった。グラフィック事務所のトップデザイナー・リッカルド氏がその役を兼任するようになった。

このリッカルド君、書くより話す方が早いと、なにか問題があると電話してくる。話すよりメールをくれた方が早いと思う。というのは、リッカルド君が電話してくると、同じことを繰り返し、昔の話を蒸し返し、さっき言ったことを別の言葉で繰り返し、最低1時間、下手すると2時間電話に釘づけにされてしまうのだった。その分、仕事させてください。。。。

今朝もあった。話をするうちに、コードレス電話の充電を消費しきって切れてしまった。ははは(時々、電話機で確かめて、市外局番がミラノだと、知らんぷりしてます)。

イタリア語の単語を覚えられます! というメルマガだしてます。
< http://archive.mag2.com/0000075559/index.html >

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■デジクリトーク
勝手におもしろがっているクリップ【その2】

柴田忠男
< http://bn.dgcr.com/archives/20100420140100.html >
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2815号でこう書いた。「写真を楽しむ生活」のメニューは、写真展や写真、カメラに関するものがメインだが、最近になって情報量が増えて来たのが一番下(編集後記の上)に位置する「そのほかの読み物」である。ここは、まさしくそのほかの情報であり、写真とほとんど関係のないものをランダムに並べている。じつは、このカテゴリーにクリップした情報を入れていく作業が一番おもしろい(ごく一部の読者からも、一番下が一番おもしろいと言われている)。

3月〜4月に掲載したクリップから、お気に入りをいくつか挙げておきたい。今回は実用的でナイスな記事は省き、お笑い系、趣味系、どうでもいいようなものだけを選んで脈絡なく並べた。メジャー系のサイトばかりなのがちょっと恥ずかしいが。

●コラだろ? いいえ違います。「事実はコラよりも奇なり」な写真特集(カラパイア)
< http://karapaia.livedoor.biz/archives/51656780.html >

●刑務所や売春宿の室内を真上から撮影した、部屋の持つストーリーが見えてくる写真いろいろ(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100318_prison_brothel/ >

●陳腐な物語、尻切れトンボのストーリー、考証を無視......ひどかったSF映画15作品(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100318_worst_scifi_movie/ >

●普段見れない歯科器具をじっくり見たい(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/18/c/index.htm >

●山手線の売店員さんおすすめお菓子調査(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/22/a/ >

●映画を見て号泣する可愛い奥さんの動画を集め続けるサイト「cryingwife.com」(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100324_crying_wife/ >

●ディズニーランド(の周辺)ガイド(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/25/b/ >

●金沢にある"忍者寺"が面白かった!(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/24/a/ >

●Twitterでフォローを外されたり、mixiでマイミクを拒否られるタイプ8種類、あなたは大丈夫?(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100325_unfollow_twitter/ >

●長崎のつっかえ棒(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/26/b/index.htm >

●1人箱根駅伝 何歩走ればゴール出来るのか?(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/03/29/c/ >

●美少女がサッカーの有名選手に変身してとんでもない姿に(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100330_chinese_girl_transform_athlete/ >

●沈没しかかっているようにしか見えない、はた迷惑なヨット(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100331_annoying_yacht/ >

●オタク川柳ノミネート作品が素晴らしすぎる! 「この知識 オタクに普通世に不通」(ガジェット通信)
< http://getnews.jp/archives/53978 >

●モーレツなバディにくぎ付けになっている男性諸君の写真8連発(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100402_sight_her_body/ >

●エンジンはかかっても運転できる人がいない超巨大ジープ(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100401_big_jeep/ >

●地下鉄の「ボトルネック階段」がすてき(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/02/b/ >

●まるで空を飛んでいるかのような犬の写真いろいろ(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100403_dogs_fly/ >

●輪ゴム一本でチェーンロックされたドアを突破する方法(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100406_door_rubberband/ >

●由緒ないお城をめぐる(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/07/a/ >

●変な姿勢からセクシーショットまで、酔っぱらいのおもしろショット10連発(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100408_drank_photo/ >

●地球の果てのレストラン(GIZMODO)
< http://www.gizmodo.jp/2010/04/post_6969.html >

●手作りiPad(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/14/b/ >

●東京湾の人工砂浜(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/13/c/ >

●気温が上がって急速に雪が解けてしまったために水没状態になってしまったロシアの駐車場(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100413_sinking_in_park/ >

●西枇杷島駅のホームに人がいないのには訳があった(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/15/b/ >

●カラの石油タンクの中に入れた!(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/14/a/ >

●一度ハマるとクセになりそうな、かわいい変わり種動物たち10選(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100415_cutest_creatures/ >

●北九州はエルドラドだった(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/16/a/ >

●自転車で派手に転倒しているハプニング写真いろいろ(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100417_cycling_accident/ >

●渦潮真上、橋の裏側を歩く道(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/17/c/ >

●区画整理地域のすごい建物@中国(Daily Portal Z)
< http://portal.nifty.com/2010/04/18/b/ >

●シャッターチャンス! 動物たちの劇的瞬間を捕らえた写真特集(カラパイア)
< http://karapaia.livedoor.biz/archives/51680100.html >

●明らかにPhotoshopの加工ミスと思われる奇妙な画像いろいろ(GIGAZINE)
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100407_photoshop_mistake/ >

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■編集後記(4/20)

・土曜ドラマ「怪物くん」を見た。嵐とか大野智とかまったく関心はない。藤子不二雄Aの傑作のひとつで、お話はたわいないが、とにかくドラキュラと狼男とフランケンのヘタレなキャラクター造形が絶品。それが実写でどうなるのか興味津々だったが、なかなかいいではないか。八嶋智人って前から評価していたし、上島竜兵とチェ・ホンマンも適役。問題は主役だ。どうやら子供ではない設定のようだが、人間界では子供スタイルでそれを30男が演じていて不気味で(怪物だからいいのか)、無理がある。うまい子役がやるべきだろう。へたな脚本でお子様向きだ。一回見ればもういい。一方では、偏向を批判されているNHKがまたやってくれた。プロジェクトJAPANシリーズ/日本と朝鮮半島第1回「韓国併合への道〜伊藤博文とアン・ジュングン〜」である。「伊藤博文とアン・ジュングン、二人の軌跡を新資料で描き、韓国併合への道を国際的な視点から明らかにする」というが、大政治家とテロリストを対照するとは、アンバランスというよりトンデモというべき企画だ。内容はというと、これはまったくもって韓国のプロパガンダ。本当に日本人が制作したものなのか。韓国の捏造史観と日本の自虐史観をミックスした恐るべき代物で、見ていてムカムカした。日本は悪者、韓国は被害者と定義する捏造歪曲の番組が5回も続く。いちおう公共放送が、こんな偏向トンデモ放送を垂れ流していいのか。内閣総理大臣の次にエラい原口一博総務大臣にツイッターで聞くか。(柴田)
< http://www.ntv.co.jp/kaibutsukun/ > 怪物くん
< http://www.nhk.or.jp/japan/program/prg_100418_2.html > Nスペ

・武さんから「48分仕事、12分休憩」を教えてもらった。有名なものですよ〜という話なのだそうだが、知らなかった。中学校の50分授業、10分休憩みたいなもの。1時間を48分と12分に分け、集中して仕事(作業)することによって、効率を上げ、体にも無理をさせない。村上春樹さんや久石譲さんが、毎日の仕事時間やノルマを決めて、コツコツ作られているのを知って驚いたことがある。クリエイティブ職だと、調子の良い時に一気にやって、そうでない時はアイデア探しに出るのが普通だと思っていたから。久石譲さんは、作品の質を一定にするために、仕事時間を決めるのは大切だと言ってらした。調子が良くない時に作って適当なものを出すわけにいかないと。偶然にも同じことを武さんも話してくださって(だから久石譲さんを思い出したのだが)、作品を作る際には一気に書き上げないことによって(コンスタントに制作することによって)、質を一定以上に保つことができるのだとか。最初の頃は12分の休憩をとるのがつらいですよ〜とのこと。真似しようとして、良いタイマーはないかと探していたら、ゆうに1時間経っていた......。ほんと休憩とるのって難しい。(hammer.mule)
< http://lifehacking.jp/2007/05/48-minute-session/ >
「集中力を高める 48分:12分 時間活用法」タイマーがNot Foundで......。iPhoneの繰り返し使えるタイマーアプリ群はバックグラウンドでは動かないのだ。早くOS4.0にならないかなぁ。
< http://www.ustream.tv/channel/pid-on-ustream >
川崎和男さんの講義のUST(実験段階)。本日18時頃から。
< http://twitter.com/PiD_Lab >
授業公式Twitter
< http://www.design.frc.eng.osaka-u.ac.jp/information/lecture/2010pid_1/ >
シラバスほか