[3068] 大事な写真データの保存先

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,900文字)


《地味だけれどコレおいしいよね》

■気になるデザイン[61]
 ジメジメしたイヤ〜な気候を吹き飛ばす、シンプルでスッとした装丁
 津田淳子

■装飾山イバラ道[78]
 ノンアルコールビールテイスト飲料で酔う?
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[57]
 大事な写真データの保存先
 おかだよういち

■セミナー案内
 MOTOYAプライベートショーxerox「色校正の時間とコストを圧縮しませんか?」



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■気になるデザイン[61]
ジメジメしたイヤ〜な気候を吹き飛ばす、シンプルでスッとした装丁

津田淳子
< http://bn.dgcr.com/archives/20110621140400.html >
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沖縄はもう梅雨が明けたとのこと。東京はまだまだじめじめと湿気が多い毎日で、紙持ち(?)の私としては、紙がうにょうにょ、湿ってしまうのではないかと憂い、あまり好きではない季節です。

2週間ほど前に、私が編集している『デザインのひきだし13』が発売となり、書店店頭に並ぶのが遅くなってしまう地域でも、そろそろ並んでいることかと思います。

今回は「少部数からでも使える、刷りも価格もステキな印刷」と題して、ピンクマスター(改めて考えるとすごい名前)やガリ版、デジタル孔版印刷、青焼きなどなど、ステキな印刷を実際のサンプルを豊富に綴じ込んでご紹介しています。青焼きに箔押しという、貧乏なんだかお金持ちなんだかわからない表紙が目印ですので、ぜひ書店でご覧下さいませ。

冒頭から宣伝ですみません。ここからが本題。今回ご紹介するジャケ買いした本をご紹介します。まず一冊目は『男友だちを作ろう』(山崎ナオコーラ著/筑摩書房/1,500円+税)。装幀は佐々木暁さん。
< http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480815101/ >

淡々としたカバーの感じ(表紙も同じ)が、どうにも書店で気になりました。ハーフエア(だと思います)という、非常にガッサリした嵩のある紙に、墨一色でシンプルにタイトルとイラストを印刷してあるのですが、この紙、風合いは大変いいものの、印刷適性が若干悪い。そのためイラストの墨ベタに少々ムラが出ているのですが、それがなんだか版画を刷ったような雰囲気になっていて、大変よい。装丁をしている佐々木暁さんは、それを狙っていたんだろうなぁ。表紙も同じ紙の厚物で、がんだれ表紙。

ビジュアルがシンプルなだけでなく、風合いもつくり方も、丁寧ながら素朴で淡々とした素っ気ない感じの本。すばらしくいい感じです。

難点をひとつ言えば、これは私だけかもしれませんが、電車内で本を読むことが多く、その場合片手で本の下部を持って本を開くので、本文の下部余白が大きい方が読みやすい。本書の本文は、上の余白が大きくとってあり、ノンブルも上に。これだとちょっと読みにくいのと、何となく落ち着かない......のです。

二冊目は、『編集者の食と酒と』(重金敦之著/左右社/1,800円+税)。装丁は著者自装。
< http://sayusha.com/sayusha/903500621.html >

原稿用紙のます目が刷られ、そこに力のある書き文字でタイトルが入っている。そのタイトルは、題箋がはられたかのよう。気になって手に取ってみると、装丁は著者自らが行なわれていた。私、なんだか著者自装の本って、好きなのが多いのです(著者自装自体が、さほど多くないのですが)。ご自分の情熱や思いが、すごく溢れているように感じるので。

中を見てみると、このカバーに刷られた原稿用紙は、満寿屋の原稿用紙だそう。満寿屋とは、川端康成や三島由紀夫など名だたる文豪が愛用した原稿用紙。もちろん今でも販売されていて、私が作家だったら、名前入りの原稿用紙、絶対頼んでしまうんだろうなぁ、という老舗です。

華美な装飾のない、シンプルな装丁。なんといっても、このタイトル文字がすばらしくすてきです(タイトル文字は杉浦絳雲)。こちらも生意気にも欲を言えば、背のタイトル文字も、表紙と同じ文字にすればよかったのに......。

ちなみに本書、中身もおもしろく、「装丁は本の「包装」ではなく「皮膚」だ」などという章もあり、そこには「ジャケ買い」についても書かれている。装丁が気になる人も必読。

今回はここまで。でもあらためて見てみると、ここのところの私は、シンプルな装丁に心惹かれてるんですな。ジメジメした気候だから、そういうスッとしたものを求めているのかしら。

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp  twitter: @tsudajunko
『デザインのひきだし13』好評発売中。名久井直子さんがさまざまな本づくりの現場を訪ねたデザインのひきだしの連載をまとめた『本づくりの匠たち』も発売中です。

デザイナーの「やりくり上手」の秘密が満載の『予算がなくてもステキなデザインのフライヤー・コレクション』、『装丁道場』『見た目よし! 機能よし! のショッピングバッグコレクション』『グッズづくりのイエローページ』、『デザインのひきだし』バックナンバーも好評発売中です!
デザインのひきだし・制作日記 < http://dhikidashi.exblog.jp/ >

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■装飾山イバラ道[78]
ノンアルコールビールテイスト飲料で酔う?

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20110621140300.html >
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どんなお酒で何をおつまみにして飲むか、これは大人の大切な楽しみだ。揚げ物だったらビールが飲みたいし、お肉料理なら赤ワインがいい。お酒を覚えた頃は美大生だったので、お酒がなんであるかはあまり関係なく、飲んで話すということ自体の場数を増やすことが大事だった。

若い当初はお酒を飲むと説教がましくなる人や、持論を展開してけんか腰になる人、訳もなく泣く人なんかをよく目にした。どんな人も次の日には不思議といつも通りの人に戻っていたけれど、お互いに少しだけプライベートな話を口に出すことが多くなる。これがお酒でつながりが深まるってことなんだと学んでいった。

●最もビールから遠いビール

最近は家で飲むことが多い。ビール系の飲料をいろいろ試して行き着いたのが、サントリーのビールテイスト飲料「オールフリー」だ。

・ノンアルコールビールテイスト飲料 オールフリー サントリー
< http://www.suntory.co.jp/beer/allfree/ >

うちのだんなさんのプリン体対策もあって、いろいろ探し始めたビール系飲料。でもまさかノンアルコールでノンカロリーのもので良くなっちゃうなんて、想像していなかったので自分たちで驚いている。残念ながらプリン体はゼロではないらしいけれど、100mlあたり0.5mgならば素晴らしい。

・栄養成分一覧
< http://products.suntory.co.jp/beer/ingredient.html >

アルコールも入ってなくてカロリーも無いなら、それってほとんど水ということ? いろんな種別のビール系の飲み物があるけれど、栄養成分一覧を見ればこれは最もビールから遠いビールのように思う。しかし、原料には麦芽とアロマホップを使っているという。ますます不思議だ。

500mlで24缶入りのボックスをもう何箱か消費しているけれど、宣伝のうたい文句じゃないけれど、「これでいいのだ〜♪」と納得しながらおいしく飲んでいる。そもそもお酒自体が私には必要じゃなくなっているのだろうか。自分がビールに求めていたのは喉にシュワっと炭酸が効いていて、甘くない飲み物であればいいだけだったのかもしれない。

「オールフリー」はお酒じゃないので、「家で飲む」にあたらない気もするけれど、缶を開ける時の気分はビールの時と同じなんだよね。お風呂上がりにぴったりだし、もちろんおつまみも一緒に食べることもある。泡の立ち方は弱めだけれど、うちでは内側が磨りガラス状になっていてキメ細かい泡ができるビールグラスを使っているので、CMサイトと同じような綺麗な泡つきで飲んでいる。泡のあるなしで味の感じ方がだいぶ変わるので、この手のグラスはとてもおすすめだ。

そして驚くのがこれってけっこう「酔っぱらう」のだ。あくまでも個人的感想だけれど。「オールフリー」はアルコール分は0.00%なので、まったくあり得ないはずなのに。二人で飲んでいてなんとなく気がついたけれど、この酔う感じはただの気のせいでもないと思って、WEBで検索したら同じような感想を持つ人がけっこういる。

私が想像するには、たぶんビールの味覚を感じた脳が騙されちゃってホロ酔い気分になっているだけらしい。この件についてもっと研究が進んで謎を解明してほしいと思う。たまに本物のビールを飲むと「そういえば酔うってこういうことだった」と、本物の酩酊感が比べ物にならないことを思い知るけれど。こうやってどんどんお酒に弱くなっていく。

●アレだのコレだの言われるごまのお菓子

おつまみで最近好きなのが、ごまが入っていて菱形の薄べったいクラッカーのようなお菓子。よくアーモンドと一緒に袋に入っているアレのことだ。アーモンドを無視してこれをポリポリ食べていると、その歯ごたえとごまの香りと後味のほの甘い感じがなんともいい。地味だけれどコレおいしいよねと言えば、同意してくれる人も多いお菓子だと思う。

たまにスーパーでみつけると買うけれど、正式名称がわからなくて困る。私は本当はアーモンドやピーナツの入っていない、純粋にコレだけの商品を買いたいのだ。WEBのおつまみ専門店で探そうにも、名前がわからないとたどりつけない。

売っている商品の袋には「ごま&アーモンド」とか、素材しか書いていないことが多い。本気で検索してやっとみつけたのも「のりセサミ」とか「セサミクラッカー」というもの。海苔の入っていないタイプなんて「ごまセサミ」という名前だ(笑)。

・のりセサミ 200g
< http://item.rakuten.co.jp/kanayatinmi/731165/ >

このお菓子ときたら、ずいぶん長い間愛されてきたはずなのに「ごま」や「のり」以外の特性を一切名前に持たないのか。なんだかかわいそう......。「セサミハイチ」という、何かその起源のヒントになりそうな名前もあったけれど、なんで「ハイチ」なのかは、私の検索能力では結局わからなかった。

そもそも、これの名前について考えた人がほとんどいないお菓子なのかもしれない。最初の人がきちんとした名前をつけてさえいてくれたらと思うけれど、そういえばおつまみって「チーズたら」とか「エイヒレ」、「酢だこ」のようなものが多い。名前なんて、区別ができれば素材そのもので十分ということなのかな。

結局、上記リンクのお店で「のりセサミ」と「ごまセサミ」と「わさびセサミ」のセサミシリーズ3種を全部買った。後日ダンボール箱に「こわれもの注意」としっかり手書きされて届いた。同梱した「手巻き納豆」のデリケートさを気遣ってのものかもしれない。まだ「のりセサミ」しか食べていないけれど納得のおいしさ。これってどこのメーカーのもあまりハズレがないのも不思議。同じような材料でのレシピがあちこちに伝わっているのだろうか。

この夏は扇風機をかけながら「オールフリー」と「のりセサミ」で過ごす省エネモードにするつもりだ。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

ワインに良く合うお料理の話の追加で、震災前には牛のホホ肉を圧力鍋でよく煮込んだ。これで作るカレーが最高。うちの鍋サイズだと4かたまりが限界で、それは牛で言うと2頭分の頬ということみたい。ホホ肉は内臓肉の部類に入るから、ステーキ肉の何分の一という安さなのもいい。しかし今はまだそういう料理は作る気にならず、冷凍しておいた分を消費している。

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■おかだの光画部トーク[57]
大事な写真データの保存先

おかだよういち
< http://bn.dgcr.com/archives/20110621140200.html >
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東日本大震災から100日が過ぎました。震災関連の報道やドキュメンタリーで気付かされたのが「写真の大切さ」でした。

被災地の倒壊した自宅跡で、アルバムを発見して泣きながら喜んでおられた人達の姿や、原発事故の福島で避難所から一時帰宅で持ち帰るものを、写真やアルバムと答えている人達の姿を放送を通じて見ると、人間にとって写真というのは単なる記録ではなく、撮影当時のことを色々と思い出させてくれる記憶の断片であり、思い出のかたまりのような気がします。

そんな大切な写真。今はほぼデジカメで撮影すると思います。みなさんはどうやって保存していますか? また保存したものはバックアップを取っていますか?

今回のような、街まるごとが被害にあうような災害は数百年に一度かもしれませんが、例えば自宅やオフィスが火事や洪水に遭ったり、もしかしたら泥棒に入られるかもしれません。やはりどこかインターネット上にデータのバックアップがあれば、自宅やオフィスに万が一何かあってもデータの復旧はできるので安心です。最近よく耳するクラウドというやつです。

写真データのバックアップ先として、オンラインアルバムのサービスを多くのカメラメーカーやインターネット関連企業が提供しています。どのサービスも最初の数ギガバイトまでは無料で、それを超えると10ギガバイト月々いくらとか料金がかかるものがほとんどです。

最初の数ギガバイトが無料といっても、最近メモリーカードの16GBでも2,500円ほどで買えるご時世なので、あっという間に無料分の容量なんて消費してしまって物足りないはずです。

参考:Transcend SDHCカード 16GB Class10(Amazon:2,480円)
< http://t.co/3LdZBVE >

かといって、追加容量の料金を毎月数千円出費するというのも、いくら保険としてのバックアップとはいえなかなか大変ですよね。そこで、あまりお金をかけずに使えるものをいくつか紹介します。

1)Flickr
< http://www.flickr.com/ >

やはり一番のおすすめは、誰がなんと言おうとFlickrでしょう。FlickrはアメリカYAHOO!のサービスで、まだクラウドという言い方が出てくる前から写真に特化したWebサービスです。

アメリカのサービスで、ヤフージャパンとは関係がなく、残念ながらサインアップの手順などにまったく日本語がないため、英語が苦手な人にとっては若干敷居が高いかもしれません。しかし、Flickr以上に内容も充実していてコストパフォーマンスの高いものは他にないので、英語に躊躇せず使ってみましょう。容量無制限のプロアカウントが年間たったの24.95ドルです。
< http://www.flickr.com/upgrade/ >

この「光画部トーク」でも、2009年10月のNo.22、23でFlickrを取り上げました。さすがにWebサービスで2年も経つと、いろいろと中身も変化していますので、次回以降じっくりと説明します。

2)Picasa ウェブアルバム
< http://goo.gl/NAAWd >

Googleのサービスです。Gmailを使っている人や、他のGoogleのサービスを使っていて既にGoogle IDを持っている人は、すぐにでも使えます。アカウントがない人は無料で簡単にアカウントが作れます。
1GBまで無料で、それ以上容量を追加するには料金がかかります。

・20GB(年間:5ドル)
・80GB(年間:20ドル)
・200GB(年間:50ドル)
・400GB(年間:100ドル)
・1TB(年間:256ドル)

これらの追加容量は、Picasaウェブアルバムだけでなく、GmailやGoogleドキュメントと共有されるので、他のサービスでも多くのデータを扱う人は追加するのもいいかもしれません。

お金を払うのは嫌だけど、無料の1GBじゃ全然足りないという人は、800×800ピクセル以下の画像であれば容量としてカウントしないので、いくらアップロードしても無料です。最近のデジカメの解像度からするとかなり小さな画像の印象ですが、ブラウザで見る分には問題ない大きさだと思います。15分以内の動画についても同じく1GBの無料分にはカウントしないので、いくらでもアップできますね。

800ピクセル以下の画像というと、プリントするにしては少し小さい気がしますが、15分以下の動画はかなり実用的です。実際にiPhoneやデジカメで撮ったままの未編集動画は、そんなに長くないと思います。
< http://goo.gl/HMXxR >
More storage, more photos, more fun(英語)
Picasa ウェブアルバムについても使い方などまたじっくりと説明したいと思います。

3)Snapfish
< http://www.snapfish.jp/ >

Snapfishは、オンラインでデジカメプリントを注文したり、その他ポストカードやフォトブック、カレンダーや写真がプリントされたマグカップなどいろんなフォトグッズを提供しているサービスです。
その元となる写真を保存するのは、容量無制限で無料。一年の間に最低一回、WebサイトからプリントなどSnapfishが提供する何かしらのフォト商品を購入するのがルールです。
< http://goo.gl/4xOjf >

プリントなどは一枚10数円ですから(送料が数百円かかりますが...)「気に入った写真は必ずプリントしているよ」って人にはいいサービスではないでしょうか。
< http://goo.gl/1GKYR >

これらのサービスを上手く組み合わせて利用すれば、比較的お金をかけずに大切な写真をたくさんインターネット上のクラウドに保存できます。プリントされた物質としての写真や、自分のパソコンやハードディスクが例え災害や事故でなくなってしまっても、データはどこかに保存されているのでインターネットに接続すれば、そこに思い出は残っているはずです。

写真だけ丸ごとまとめてというわけでなく、日々のスナップ数枚ということであれば、FacebookなどSNSのフォトアルバムを利用するのも手かもしれません。

音楽CDや映画DVDなどは、がんばってバックアップしなくてもTSUTAYAに行けばいくらでもあるので、もしなくなったとしてもそんなに問題はないのですが、あなたの撮った思い出の写真や、あなたしか持っていないデータは必ず複数箇所にバックアップしておくようにしましょう。

【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
< twitter:http://twitter.com/okada41 >

数人の友人が、最近たて続けにニューヨークやサンフランシスコ、ハワイに行きました。現地からの楽しそうなTweetと写真を見て、わたしも飛行機乗ってどっか行きたい気分になってます。近々チェコに行くって友人も。羨ましい!

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■セミナー案内
MOTOYAプライベートショー xerox「色校正の時間とコストを圧縮しませんか?」

< http://bn.dgcr.com/archives/20110621140100.html >
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日時:6月23日(木)、24日(金)12:30〜17:00
会場:大阪本町FujiXeroxショールーム(大阪市中央区本町3-5-7 御堂筋本町ビル1F)
お問合せ:株式会社モトヤ TEL.06-6261-1931 e-honbu@motoya.co.jp

セミナー「これだけは知っておきたい CMS」
印刷において、CMS(本機校正・プルーフ等含む)って本当に必要なのか? 今後はどう進むのか? を様々な角度から切り込んで3社のパネラー(プリンターメーカー、材料メーカー、販売店)が、それぞれの目線で本気で激論します。

出展機種:DocuColor 1450 GA(フルカラー複合機)
     Color 1000 Press(カラーオンデマンドプリンター)
     700 Digital Color Press(カラーオンデマンドプリンター)
     DocuColor 5151 P(フルカラーデジタル複合機)
     DC-10(ドライコートラミネーター)
     PROSCUT PCM-05(名刺・葉書カッター)
※カラーマネージメント相談コーナーも準備しています。

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■編集後記(6/21)

・母の葬儀で、親族代表として挨拶せよという命令が兄から下ったのが直前のことだったので、読経のあいだ(ずいぶん長かったけど)あれこれ考えた。葬儀会社の進行担当の女性が段取りを伝えに来たとき、しめやかというのではなく明るい祝賀の雰囲気にしたいと言うと、芝居がかったナレーターである彼女の表情が一瞬凍り付いた。話の起承転結と、挿入するギャグ(?)のあれこれを考えているうちに、早くも出番が来た。ほぼ考えた通りの挨拶ができたが、笑いを誘う会心のエピソードを放ったはずなのに会場は静まりかえったまま。すべったなあと落胆しながら挨拶を終えた。が、あとから親戚のおばさん達からは大層誉められた。一番怖い批評家である妻がほぼ満点をつけてくれたから、いちおう成功したのであろう。でも、場所柄を考えたら、笑いたくても笑うわけにはいかない、無茶な行為であるとも言われた。やはりあの場は紋切り型で流しておけばよかったか、一番最後の会食の前にやれば絶対にうけたはずだったなあと後で思ったが、母の葬儀でうけたかったなどと考えるんだから、ろくでもない息子である。母は笑っていたはずである。(柴田)

・フジロックに知り合いが出演。それも大きめ会場で。なのだが、若い人たちにそれを言っても反応が薄いのだそうだ。それよりもAKBや中田ヤスタカという名前を出した方が、すごいすごい! となるのだとか。私とはいうと、何もできないがアシスタントいらないか? と聞いたぐらいなのに。フジロックは音楽を好んで聞く層でなくても知られたイベントだったはずなのになぁ。悲しいなぁ。意味は違えどこの落差は、iTunesにビートルズがやって来た時のAppleのはしゃぎ具合と、それに対するユーザーの反応の薄さを彷彿させる。Appleとしては憧れであり世界に名前を轟かせている人たちが、自分たち発の音楽配信に乗ってくれたことに嬉しさを感じるし、でもAppleのユーザーにしたら新製品を期待していたわけだし、音楽配信してるならそのうちビートルズだってあるだろう程度で。フジロックを含め、夏の大型野外イベントには行ったことがない。体力的にも、キャンプでの宿泊も(ホテルとれば? とれないのよ、これが)、連日というのも(一日で帰れば? どうせなら見たいじゃないの)、緊急時以外の仮設トイレも、見たい人たちが重なるのも、無理です...。半日でバテて倒れるのが目に見えている〜。/IT系カンファレンスのセッションも見たいのが重なるとつらい〜。(hammer.mule)
< http://www.fujirockfestival.com/artist/ >
こんなにすごい人たちが出演するのに......