[3244] 「?」を吹き飛ばした「!」──「ヒューゴの不思議な発明」を見る

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,800文字)


《始発で楽しむ桜の醍醐味》

■気になるデザイン[75]
 吸い込まれるような不思議な力を感じる本
 津田淳子

■装飾山イバラ道[96]
 「?」を吹き飛ばした「!」──「ヒューゴの不思議な発明」を見る
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[75]
 写真加工アプリ「Snapseed」iPad編
 おかだよういち




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■気になるデザイン[75]
吸い込まれるような不思議な力を感じる本

津田淳子
< http://bn.dgcr.com/archives/20120410140300.html >
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私が勤務している会社は東京の九段下にあります。ここは、東京の桜開花の基準木がある靖国神社や、桜の名所・千鳥が淵が目の前にあるので、この時期はものすごい人出。おまけに日本武道館も同じ場所にあるため、そこで連日行われている各大学の入学式出席者も相まって、毎日「祭りか!」というほどのにぎわいです。

こんなに桜でにぎわっている九段下ですが、桜を見るには日中はあまりの人で......。そこで、この時期は一度だけでも始発で九段下辺りにくることをおすすめします。静かで人もほとんどいず、桜の醍醐味を味わえます。

それでは今回も、最近ジャケ買いした本をご紹介したいと思います。一冊目は『ガリ版ものがたり』(志村章子著/大修館書店刊/定価2,400円)装丁は奥定泰之さん。
< http://plaza.taishukan.co.jp/shop/Product/Detail/30600 >

私は以前、『デザインのひきだし13』で、ガリ版の記事を載せたことがあり、そのときに志村さんの書かれた他の本(『ガリ版文化史』や『ガリ版文化を歩く』)を読んでおり、大変におもしろく、また志村さんが本を出されるという噂を耳にしたときは、もう即買いを決めていた。

書店に行く暇がない時期が重なって、先週、久しぶりに書店に行ったところ、何ともどっしりと安定感のあるタイトル文字、そして黄みがかった水色とオレンジの素朴な装画に心惹かれて手にした本が、この『ガリ版ものがたり』だった。買おうと決めていた本をジャケ買いしてしまうとは......。

まず、この装画が大変にすてき。どなたが描かれたのか(もしかしたら、版画?)本に名前を見つけることができなかったのだが、素朴で、でも印象的な色で刷られていて、心惹かれる。

また紙も、カバーは新バフン紙という藁っぽいチリが混じったもの、表紙は細い毛のもやもやが入ったレイド紙であるアングルカラーと、どちらも昔から目になじみがある紙をつかい、端正ながら親しみがある本になっている。

ガリ版という、今ではあまり見られなくなった印刷ながら、携わっていた方々には、多くの思い出のあるもの。そんなガリ版のことと、それにまつわる人々の物語を記したこの本にピッタリの丁寧な感じが伝わるブックデザインに、ひとめぼれ。

二冊目は『いまだない世界を求めて』(ロドルフ・ガシェ著/吉国浩哉訳/月曜社刊/定価3,000円)ブックデザインは記載なしのため不明。
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901477900/dgcrcom-22/ >

非常にシンプルな顔をした本書。浅葱色のカバーにあまり大きくない明朝体でタイトルが銀箔押し。帯はなく、惹句は表4側(裏表紙)側のカバーに直刷りされている。箔押し以外の印刷は濃いめのグレー1色。

にぎやかな本が多い中、ここまでシンプルだと逆に気になり、手にすると、おお、本文用紙がすべてカバーと同じ浅葱色。これは白い紙に印刷したのではなく、色上質(紀州の色上質の浅黄)を使っている。

これだけだと、今年始めに出版された朝日出版社の「アイデアインク」シリーズも同じように、カバーにも本文にも色上質を使っているのだが、『いまだない世界を求めて』は、色上質の本文用紙に刷られた本文も濃緑。

そして一番気になったのが見返し。カバーも表紙も本文も同じ浅葱色なのに、見返しだけは黄緑色の紙! これが開いたときにシンプルなだけでない何かひっかかりを感じ、ハッとさせられる。

中身は難しくてまだ読了できていないものの、この濃緑色の本文のせいなのか紙色のせいなのか、なんだか中に吸い込まれるような不思議な力を感じる本だ。

九段下の桜のにぎわいもあと数日。終わったら日常に戻った街をあるいて、また本を買いに行こ!

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp  twitter: @tsudajunko
デザインのひきだし・制作日記 < http://dhikidashi.exblog.jp/ >

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■装飾山イバラ道[96]
「?」を吹き飛ばした「!」──「ヒューゴの不思議な発明」を見る

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20120410140200.html >
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最近映画に行っていなかったのだが、ようやく「ヒューゴの不思議な発明」を3Dで見て来た。マーティン・スコセッシ監督は好きだし、予告編のCMを見ても楽しめそうだったので、終わらないうちに見たかったのだ。

おすすめの映画なので見る前の人にも読んで欲しいけれど、今回の記事は映画のネタバレを少なめにしたつもりでも結局だいぶ含んでいるので、前知識をとりこまずに鑑賞したい方は読まずに映画館へどうぞ。

・大ヒット上映中 映画『ヒューゴの不思議な発明』公式サイト
< http://www.hugo-movie.jp/ >

3Dメガネにはだいぶ慣れたけれど、やっぱり私は鼻の高さが足りていない気がする。みなさんは本当に違和感なくかけていられるのだろうか。

映画館ではいくつかお知らせが流れてから、3Dメガネをかけるように表示される。映画の告知CMは3Dの作品がいくつかあって、「タイタニック 3D」のCMもあったのでその立体化具合が確認できた。撮影時に2Dだったのに今は後から3Dにできるという。

船の先っぽで二人でT字になるあのポーズも予告編に含まれていて、けっこうしっかり飛び出していた。今やギャグにもよく使われるくらい有名なあのポーズを、ドーン! と3Dで出すのってすごいなぁと、こっちが照れてしまったけれど。

タイタニックは昔2Dで映画を見ていたので、泣けるシーンが映るとうるっとした。しかし、何と言ってもディカプリオの美しさのピークが記録されていることが一番にありがたい(笑)。過去の映画の3D化への興味も、この予告編を映画館で見られたことで充分なような気がした。

「ヒューゴの不思議な発明」は、冒頭の駅のシーンから3Dの技術をばっちり生かした遠近効果で、見る人を一気に昔の時代へ引き込んでくれる。これから始まる映画がどんなものなのか、期待を増幅させる導入の部分がとても丁寧なつくりだ。

舞台は1930年代のパリで、当時活躍していたのは蒸気機関車だ。駅の建物や乗客たちの服装のクラシックな雰囲気と装飾がすてきだ。色あせたゴールドのような真鍮の色が美しく、看板も椅子も駅にあるものはすべて人の手で作ったもので溢れている。そういった意味ではとても贅沢な時代だ。

主人公の少年ヒューゴが駅でせっせと働いていること、なぜか貧乏なこと、駅で見かけた人たちの日常などが点々と見えてくる。人々が何に注目して、何を楽しみにして、何を恐れているのかが徐々に分かって来て、気がついたらそれらがつながっているといったシーンの作り方だ。

決してつながらないだろうと思っていたところが、急激につながってストーリーの展開がスピード感を増すところがうまい。

出て来る人物の数は多いけれど、主要な人物の関係以外は分かりやすい関わりにしている。それだけに肝心の主人公回りの関係が、見ている途中ではまったく分からない。だから、何となく「?(クエスチョンマーク)」をずっと引きずりながら見る映画だった。

この映画は人と人との関わりが、簡単に「好き」とか「嫌い」とか「親しくなりたい」というものだけではないということを教えてくれていると思う。そしてクライマックス付近で自分の頭の中の「?」を吹き飛ばすように、「!」と大事なメッセージが突き刺さってくる。自分の涙で3Dメガネの効果が半減してしまうのは誰しも避けられまい。

私も常々「?」を「!」に変えるような授業をしたいと思っているけれど、まさにそれを映画でやられてしまったような感じだ。大人たちは遠回りしたり、ややこしくさせてがんじがらめになったりすることがある。そうならないために、バッチリなタイミングで大事なものを掴むには何をしたらよいのか。

この映画には少年の濁りのない瞳のアップが多く使われているけれど、本当に澄み切った目で周囲を見ていますか? と問われているような気がした。

3Dや美術、映像の美しさもよいけれど、人々の関係が一番素敵だ。映画のための映画とも言えるので、映画の歴史を振り返ってみたくもなるし、見た後で調べものをしたくなる映画でもある。

一緒に見ただんなさんは、見る前はCMの印象からSFアドベンチャー物だと思っていたようだ。私も物理的な魔法の映画を想像してしまっていた。もっともっと素敵な心の魔法があるのが分かる作品だ。

映画の技術でも過去のクラシックな映画が3Dで飛び出してくるシーンがあるのは、映画を作り込む側の遊びをチラリと楽しんでいるのだと思う。映画の「時代を遡って操る技」の可能性は「タイタニック」どころではないんだよホホホと監督が言いたい感じかな。映画館で見るのにぴったりで、何にせよすごく楽しめる映画でした。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

最近おやつに「くるみ」をリスのように食べている。あまり食べ過ぎないように気をつけながら、そのままポリポリ。菜の花のくるみ和えもおいしいし、フードプロセッサーでバターと蜂蜜を足してクリーム状にして「くるみバター」にするのもおすすめ。

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■おかだの光画部トーク[75]
写真加工アプリ「Snapseed」iPad編

おかだよういち
< http://bn.dgcr.com/archives/20120410140100.html >
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先週に引き続き、Snapseedという写真加工アプリのご紹介。今回はiPad版です。ユニバーサルアプリなので、iPhoneでもiPadでも両方使えます。

先日発売開始された「新しいiPad」を購入して、写真加工アプリはなにがいいのか探している人は参考にしてみてください。

Snapseed(450円)
< http://itunes.apple.com/jp/app/snapseed/id439438619?mt=8 >

iPadの方がiPhoneよりも画面が大きいため、よりわかりやすく操作しやすいので思い通りのこまかな調整が可能です。

起動するとこんな画面です。
< http://flic.kr/p/bx7mFG >

右上の「ヘルプ」で使い方がオーバレイで表示されます。
< http://flic.kr/p/bx7mQC >

それでは、先日、岡山国際サーキットで撮ってきたSuperGTの写真を使って、写真を加工してみます。
< http://flic.kr/p/bx7na3 >

「STRAIGHTEN(真っ直ぐにして回転)」アイコンをタップして編集画面に入ります。わずかに右へ回転させて、ちょっとドラマチックな感じに。角度が決まったら右下の三角「適応」をタップ。
< http://flic.kr/p/bL268k >

次に「CROP(クロップ)」アイコンをタップして、いい感じの構図に車を配置してトリミングします。
< http://flic.kr/p/bL26gD >

3分割でガイドラインが表示されますので、縦横が交わる交点に配置すると格好いい構図になります。
< http://flic.kr/p/bL26wi >

ドラマチックな絵にしてみます。「DRAMA(ドラマ)」アイコンをタップしてフィルタのスタイルを選びます。
< http://flic.kr/p/bx7otq >

フィルタの適応用や、彩度を好みで調整します。縦にスワイプで調整項目を選択し、横にスワイプで適応量を調節します。
< http://flic.kr/p/bx7phf >
< http://flic.kr/p/bL27Vz >

格好よくなったのでここで一旦保存しておきます。
< http://flic.kr/p/bx7ipo >

ここから更に加工。今度は「BLACK & WHITE(モノクロ)」にしてみましょう。
< http://flic.kr/p/bx7pNJ >

輝度、コントラスト、ざらつきをそれぞれ調節します。ハイコントラストの絵にしてみました。
< http://flic.kr/p/bx7q2s >

これも、ここで一旦保存します。
< http://flic.kr/p/bL226t >

更にこれに「VINTAGE(ビンテージフィルム)」フィルタをかけてみました。
< http://flic.kr/p/bx7qDs >

「CENTER FOCUS(中心フォーカス)」を選び車の周囲はピントがぼけている感じにしてみました。
< http://flic.kr/p/bx7rmU >

最終バージョンがこんな感じです。
< http://flic.kr/p/bL22fF >

違う画像でもうひとつ加工してみましょう。左上の「画像を開く」をタップして写真アルバムから画像を選択します。
< http://flic.kr/p/bL29Vp >

「TUNE IMAGE(画像を調整)」で輝度、アンビアンス、コントラスト、彩度、ホワイトバランスを調整します。
< http://flic.kr/p/bL2a6e >

ホワイトバランスも中央のゲージ下に色温度の目安が記載されていますので、iPhone版よりもわかりやすく扱えます。
< http://flic.kr/p/bx7scm >

次に「DETAILS(詳細)」でシャープネスと構造を調節。
< http://flic.kr/p/bL2deR >

ルーペをタップすると一部拡大して確認できます。
< http://flic.kr/p/bx7veJ >

「TILT & SHIFT(ティルトシフト)」で車が走っているエリアにだけピントが合ってる風にしてみましょう。
< http://flic.kr/p/bL2e4t >

この項目では2本指で角度やサイズをコントロールします。まずスタイルで線形か楕円形かを選択。
< http://flic.kr/p/bL2ezt >

青いガイドラインが表示されるので、好みの角度やボケ幅になるように2本指で調節します。
< http://flic.kr/p/bL2fit >

輝度、コントラストなども調節して完成。
< http://flic.kr/p/bx7ynW >

「比較」アイコンをタップすると処理前後を切り替えて確認できます。
< http://flic.kr/p/bL2gNk >
< http://flic.kr/p/bL2h4x >

こちらが元画像と完成画像。
< http://flic.kr/p/bL22UT >
< http://flic.kr/p/bx7k2y >

今、ちょうどシーズンの桜でも加工してみましょう。
< http://flic.kr/p/bx7zcd >

「SELECTIVE ADJUST(選択による調節)」は選んだ色の部分だけ調節可能です。
「+」アイコンで調節する部分の色にポイントを配置。輝度、コントラスト、彩度の調節が可能です。
< http://flic.kr/p/bL2hPD >

2本指でピンチして影響範囲を調節します。影響範囲は赤で表示されます。
< http://flic.kr/p/bL2i2D >

さらに「+」で違う色の部分にポイントを追加できます。
< http://flic.kr/p/bL2ixH >

色を調節したら、右下の枝が少し目障りなので、回転とトリミングで構図を決めます。
< http://flic.kr/p/bL2jEp >

こちらが元画像と完成画像。
< http://flic.kr/p/bL249a >
< http://flic.kr/p/bx7mvQ >

右下の共有アイコンからは、メールに添付の他、Flickr、Facebook、Twitterに投稿して共有することができます。
< http://flic.kr/p/bx7BWs >

指先の簡単な操作ほんの数分程度で簡単に写真をいい感じに加工できて、そのままSNSで共有できるので、とてもお気軽ですね。

【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
< twitter:http://twitter.com/okada41 >

このテキストを書いている間に、大きなニュースが飛び込んできました。先日Android版もリリースされた、写真共有アプリの「Instagram」なんと、Facebookが10億ドルで買収ですって!
< https://www.facebook.com/zuck/posts/10100318398827991 >

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編集後記(04/10)

●テレビ東京で真っ昼間に映画を放映している。そんな時間にテレビ見るのはなんとなく罪悪感がある。しかも、「蝙蝠地獄」なんてベタBC級映画のタイトルときては、HD録画しておいて夜中にこっそり見るしかない。だが、夜中にこっそりは妻の疑惑を招く。夕方に堂々と(?)再生して見ていたら、うるさいと怒られた。この映画、モンスターパニックだから悲鳴や怒声が多かった。

テキサス州のどこかの町が、コウモリの大群の襲来で阿鼻叫喚の事態に陥る。なぜコウモリが人を襲うのか。マッドな博士が2頭のコウモリを改造し、知力、組織力、攻撃性、雑食性などを与えて放したからだ。その改造成果はウィルスによって他のコウモリに伝染し、大群を組織し人間を襲って食うようになった。その規模がまだ巨大ではないうちに始末しないと、凶悪コウモリの勢力は世界中に広がる恐れもある。コウモリ大群の襲撃シーンはけっこうな迫力だが、画面が揺れてなんだかよくわからないシーンもある。

ヒロインの生物学者(美人)と陽気な黒人助手、保安官のわずか3人が人類の危機に立ち向かう(ってほどの悲壮感はないが)。軍隊から与えられた猶予は48時間、それを過ぎたらコウモリの潜んでいそうな所を無差別総攻撃するという。それまでにコウモリの巣を見つけて壊滅させなければならない。わずか3人の民間人で。こういう設定もお約束だ。最後には60分以内、という制約も加わる。彼らはさんざんな目にあいながらようやく壊滅に成功する。やっと終わったという安堵の雰囲気の中、生き残った改造コウモリの1頭が地中から現れて......実はまだ終わっていなかった、というこれまたお約束のエンディングをあっさり覆す、大笑いカットで本当に終わるところがお見事。拾いもののBC級映画だった。それにしても「蝙蝠地獄」とは情けないタイトルだ。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002UMAISA/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー1件)

●まにフェスは、今週の土曜日に開催。豪華な顔ぶれですわよ。招待状を忙しさにかまけて出しそびれていて、慌てて書きはじめたが、また忙しくなって途中で断念。せめて二週間前には出しましょう......私。

「卵の膜で太陽電池30倍長持ち...高専生が成果」。素晴らしい。なぜそれを試してみたのだろう。キユーピーが開発に協力したいと申し出たそうなのだが、キユーピーなら大量に卵の膜はあるだろうなぁ。今まで破棄していた分が太陽電池に活かされる。

「連続レーザー核融合に成功 光産業創成大学院大や浜ホトなど」。発電タービンを回すためのエネルギー源になる核融合反応を連続して発生させることに成功したのだそうだ。用語解説を引用。「レーザーの力で燃料を圧縮、点火し核融合反応を発生させ、その熱を取りだして発電タービンを回す。燃料は海水から取り出せる重水素と三重水素を使用するため、燃料資源枯渇の心配がないとされる。レーザー照射の停止で反応が止まり、原子力発電所のように炉内で核の暴走が起きるおそれはない。」米国の国立点火施設や阪大では、強力なレーザーでの実験を進めているんだって。以前テレビで施設を見たことあるような、ないような......。新エネルギー関連の良いニュースが嬉しい。(hammer.mule)
< http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120410-OYT1T00086.htm >
卵の膜で太陽電池30倍長持ち...高専生が成果
< http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120405/CK2012040502000186.html >
連続レーザー核融合に成功 光産業創成大学院大や浜ホトなど
< http://www.nikkei.com/tech/ssbiz/article/g=96958A9C93819696E0E4E293E28DE0E4E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2 >
阪大・浜ホト・トヨタが挑む「夢の発電設備」
< http://www.ile.osaka-u.ac.jp/zone3/explanation/index.html >
阪大の技術解説。まんが「激光XII号光の旅」は画像が小さいよ......
< http://www.ile.osaka-u.ac.jp/research/GOD/html/gallery.html >
施設画像。ターゲットチャンバーかっこいい
< http://m2.cap-ut.co.jp/fes/ >
まにフェスは今週土曜日!