[3600] 2013年の暮れに文句を言う

投稿:  著者:  読了時間:25分(本文:約12,200文字)


《 お・か・ね・な・し | お・と・こ・な・し 》

■歌う田舎者[51]
 2013年の暮れに文句を言う
 もみのこゆきと

■3Dプリンタ奮闘記[24]
 関西での3Dプリンンタービジネスと今後
 織田隆治

■エンドユーザー大変記[58]
 イヤホンを買いに
 ジョニー・タカ


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■歌う田舎者[51]
2013年の暮れに文句を言う

もみのこゆきと
< http://bn.dgcr.com/archives/20131205140300.html >
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♪きっと君は来ない〜
♪ひとりきりのクリスマス・イブ〜

腹立たしい。毎年毎年何を言っとるんだ、この歌は。あぁ、確かに君は来ねぇよ。何年たっても不惑を過ぎても、いつまでたっても来やしねえ。どーゆーことだよ。もうそろそろわたしの前にいい男が姿を現してもいい頃じゃねーのか。

だいたいな、占いによると、わたしゃ今年結婚してるはずだったんだ。西洋占星術師も手相占い師も、日本人もインド人も、みんなそう言ったんだぞ。それなのに、貧乏暇なし男なし。無い無い尽くし、無い尽くし。今年の流行語大賞はもちろん「お・も・て・な・し」じゃなくて「お・か・ね・な・し」。なんなら「お・と・こ・な・し」でもいいぞ。たった二文字しか違わないのに、この悲壮感は何なんだ。

あぁ、もう誰のことも信じられない。わたしがいったい何をした?! 思い起こせば2013年は、わたしの人生の中で3本指に入る不幸せな年だった。ちきしょー! 腹立ち紛れに文句を垂れ流してやる! 今年の文句、今年のうちに。クイックルワイパー!

●政治家に文句を言う

12月になると流れてくる食傷気味の歌を聞きながら、一人腹を立てているわたくしですが、皆さまいかがお過ごしですか? 先週から我が薩摩藩の者が日本中を騒がせておりまして、誠に申し訳ないことにござります。徳洲会でございますよ、徳洲会。

まだ日本が中選挙区制の頃、唯一の小選挙区制になっていた奄美群島区では、渦中の人物、徳田虎雄センセイが保岡興治センセイを相手に、保徳戦争と呼ばれる熾烈な選挙抗争を繰り広げておりました。保徳戦争に関して、日本の選挙区制度の問題点などに鋭く切り込んだ論説をここで展開したいわけでございますが、ちょうどお時間となりました。それでは皆さん、ごきげんよう。

というわけにも参りませんので一言だけ言及いたしますと、なぜ猪瀬知事に5000万円を渡したのか、けしからんと思うわけでございます。そんな金があれば、今すぐわたしに貢ぎなさい。地元の有権者をなおざりにして、関門海峡を越えた先の人間に貢ぐとは、なんたることでありますか。猪瀬知事は男でございますよ。あなたもしかして「アッーーー!」の世界の方ですか。

衆議院選挙のときも毎回実弾攻撃で名を馳せた虎雄センセイであるのに、わたくしのところに実弾が飛んできたことなど一度もございません。まことにもって失敬千万。これからでも遅くはありません。心を入れ替えて、このわたくしに実弾攻撃をなさいませ。隣の選挙区だから投票できないけどな。

今年は、薩摩藩の知事が上海との定期国際線を維持するために、税金丸抱えで公務員の皆さま方を中国研修旅行にご招待という、これまたけしからん出来事もございましたが、まっこと薩摩の政治家というものは落ちぶれたものでございます。明治維新の元勲たちが草葉の陰で泣いておりましょうぞ。

●リクナビ・マイナビに文句を言う
わたくし、何を隠そう前を隠そう、転職市場専門家でございます。7年ほど前にIT企業を辞めた頃から登録している転職サイトは星の数ほど。リクナビ、マイナビ、インテリジェンスDODA、イーキャリア……これでも随分整理したほうなのでございます。

個別にエージェントが担当として付くサービスもございますが、わたくしのように棺桶に片足突っ込んだような年齢の美魔女が登録しても、「エントリー時にいただきました情報をもとに、該当求人をお探ししましたところ、誠に残念ですが現時点ではご紹介できるものがございませんでした。今後のご検討をお祈り申し上げます」というお祈りメールが届くのみでございますので、エージェントサービスは中高生……いや、中高年の皆さまにはおすすめいたしません。

しかしながら、中高生と中高年は一文字しか違わないのに、中高年に対する世の中の冷たさはなんでしょう。凍てつく師走の風が身に沁みます。お祈りメールが来るたびに心筋梗塞を起こしそうになる中高年の気持ちを考えてもみてください。エージェントという方々は鬼畜かなにかですか。お祈りメールは30代以下に使うもの。今のわたしには、いっそ、いっそ死ねとおっしゃってくださいな。よよよよよ……。

しかしながら、たまにこんなメールが届きます。

「リクナビNEXTをご利用いただきありがとうございます。あなたに【オープンオファー】が届きました! リクナビNEXTにログインして、お早めにオファー内容をご確認ください。」


んまぁ、このわたくしにオファーだなんて、いったいどんな奇特な会社でございましょう。給料はおいくら? その日届いたオープンオファーの会社データを見てみますと、完全週休2日制、月給40万以上と書いてございます……ぬわんだとう!? 月給40万以上? するする、応募する!

あぁ、毎月40万も給料があったら何に使いましょう。週に一本買っている500円以下のワインを、2000円くらいにアップグレードしても罰は当たりませんわよね。iPadとかKindleも買えますわ。毎月3万ずつ貯金したら、パスポート持ってボリビアのウユニ塩湖にも旅立てます。いざ行かん。早速詳細情報を確認ですわよっ!
ぐりぐりっと画面をスクロールして社名を見ると、「原子力規制委員会」と書いてございます。な、なぬ? 死語ですいません。もとい、原子力規制委員会とな? 対象となる方の項目には、こう書いてございます。

大卒以上(理学もしくは工学学科修了者)
【具体的には】
 ◎理学または工学の博士課程修了者(研究機関での研究業務経験者)
 ◎原子力施設の設計、建設、保修、検査、運転等に関する事務経験者


ガビーーーン! ふたたび死語ですいません。いや、もう全く当てはまってませんけど。おおかた、原発のある都道府県在住者とかで選択クエリかけて、全員に送っているのでございましょう。

しかも数日後に「あなたのレジュメに興味を持った企業が追加されました」の更新リストに、原子力規制委員会が入っているのでございます。これもおそらくは、詳細情報にアクセスした登録者に一斉送信しているのでありましょう。あぁ、心が寒い。財布も寒い。うたかたと消えた月収40万円の夢。

ほかによく来るオープンオファーに、大○建託や東○コーポレーションなどの建築営業がございます。未経験者可で、入社一年目の年収例が1000万、2年目で1890万と、すごい金額です。しかしながら、ここまですごい金額だと、いったいどんな罠が仕掛けられているのか恐ろしくて応募できませぬ。

もしや実態は、蟹工船に乗せられてシベリアに抑留され、足抜き図れぬ女郎部屋暮らしになるのではありますまいか。あな恐ろしや、なまんだぶなまんだぶ。思わせぶりなリクナビ・マイナビの流し目は、老い先短い中高年にはむごい仕打ちでございます。

●心のこもった人に文句を言う

細々とWEBの原稿編集などをしつつ糊口をしのいでいる今日この頃。さすがに手書き原稿を持ってこられる方はほぼいなくなりましたが、印刷した紙で持ってこられる方がたまにいらっしゃいます。このような場合、データでの提供をお願いするわけですが、ときに「印刷したからデータは消しました」とお答えになる方がいるのでございます。

先日もA4で10枚ほどの紙原稿を持ってきた方がいらっしゃいました。
「元原稿のデータはいかがなされたのでしょう?」
「あ、消しちゃいました」
「なっ、なんと申されました?」
「だって恥ずかしいですし。それにデータで渡すって心がこもってないから……」

……ギターの唸りが爆音で聞こえてきましたわっ!
♪火事起きて〜町燃える〜 女の炎は空までとどく〜
♪嘘だと思ったが女の叫びが聞こえる〜
♪燃えろ〜!
ええい、燃えろ! 世界などみな燃えてしまえ!

……すいません。心がこもってなくてもいいですから、データでお渡しいただけないでしょうか。恥ずかしがる必要なんてないんだぜ、ベイビー。はじめてかい? 俺にすべてまかせておきな。

そう、リクナビ・マイナビ続きじゃございませんが、求人に応募するときの履歴書も、ハロワから出そうとすると、たいてい手書きをすすめられます。デジタルだと「心がこもっていない」「熱意が足りない」と判断され、中を読んでもらえないというのです。

デジタルクリエイターズとは、心が冷たくて、やる気がない人の集まりなのですよ。皆さま、ご存じでしたか。

●旧友に文句を言う

「もみーちゃん、久しぶり。元気だった? 何年ぶりかな。なつかしいねえ。ところでちょっと折り入って話があるの。うちに昼ごはんでも食べに来ない?」

たいして仲良くしていた友だちではございません。しかしながら、長い時間を経て、わざわざわたくしのことを思い出し、連絡をくれた旧友を袖にすることなどできましょうや。何か困ったことが起こったのかもしれませぬ。貧乏暇なしのわたくしですが、なんとか時間をやりくりして駆けつけました。

「わざわざごめんねー。来てくれてありがとう」

かいがいしく食事の支度をする旧友は、茹で野菜や唐揚、煮ものなど、温かみあふれる手作りメニューで歓待してくれます。あぁ、たいして仲良くしていた友だちではないなどと、ひどいことを言ったわたくしをお許しください。恥じ入りましてございます。

「デザートも準備してあるの。蒸しケーキだけど、結構おいしいから食べてみてね」

ふんわり黄金色に焼きあがった蒸しケーキは、やさしい甘さで気持を和ませます。さぁ、そろそろ折り入った話を聞いてあげなければいけない時間ですわね。

「それでどうなさいましたの? 折り入ったお話って……」
「今日のご飯を作ったのね、全部この鍋なのよ」
あぁ、きっと旧友はまだ話しだす勇気が出ないのかもしれません。

「困ったことでもございました?」
「蒸しケーキもね、この鍋なの」
よほど言いにくい話なのかもしれません。

「旦那さんのこと?」
「旦那もときどき料理することあるの。これ、使いやすいんだよ」

そんなに切り出しにくい話なのでしょうか。仕方がありません。彼女が心を開いて話をする気になれるまで待つことといたしましょう。

♪わたし待〜つ〜わ いつまでも待〜つ〜わ〜♪いつまでも待ったあげく、鍋の押し売りでした。15万だそうでございます。くわっ! おいっ。誰にモノ言ってんだ。冒頭で言っただろ。あたしゃ「お・か・ね・な・し」なんだよ。バカ言ってんじゃねえや。

今年は、これ以外にも旧友より「金を貸せ」の連絡がございました。隠しきれない高貴な雰囲気を醸し出しているわたくしですから無理もないのですが、ええ加減にせえよ、おまえら。

長らく音沙汰なしの旧友からの連絡など、
♪大嫌いだぜ大嫌いだぜ ろくなもんじゃねえ〜。

※「クリスマス・イブ JR東海CMクリスマスエクスプレス全編」山下達郎
< >
※「深紫伝説」王様(燃えろ!(BURN)は2:16付近より)
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※「待つわ」あみん
< >
※「ろくなもんじゃねえ」長渕剛
< >

【もみのこ ゆきと】qkjgq410(a)yahoo.co.jp

先月の誕生日から、良いことがなーーーんにもない。悪いことばかりが怒涛のように押し寄せてくる。去年出雲大社にお参りした御利益はまだか。もう一年が過ぎてしまったではないか。厄落としだ、マジで厄落としに行かなあかん。こういうのを駆け込み需要ならぬ、駆け込み不幸とでも言うのだろうか。

それはさておき、最近、魚肉ソーセージ、通称ギョニソに取り憑かれてしまったワタクシである。ギョニソといえば、さくら水産だ。しかし、トーゼンさくら水産など薩摩藩にはない。

[魚肉ソーセージ100人前]Daily Portal Z
< http://portal.nifty.com/2007/01/16/c/ >

大阪にはギョニソの親戚、ポールウインナーなるものがあると聞き、数年前に大阪出張したときにコンビニで購入し、嬉々として食べたのだが、もうすっかり味を忘れてしまった。製造元の伊藤ハム広報室によると、ポールウインナーはセロハンのまま茹でると、豚の旨味が増すらしい。
< http://nikkan-spa.jp/6021 >

そんな記事を読んでいたら、今度は猛烈にポールウインナーが食べたくなってきた。しかし、もちろん薩摩藩には売っていないのだった。ぐぬぬ。


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■3Dプリンタ奮闘記[24]
関西での3Dプリンンタービジネスと今後

織田隆治
< http://bn.dgcr.com/archives/20131205140200.html >
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さて、暮れも押し迫った中、仕事が押し迫るどころか、少し落ち着いて来てしまった…。個人事業主としては死活問題…。

と、毎年言っている気もするが、なんとか毎年ギリギリで年を越せているのはありがたい事だなあ…と感謝しております。

そんな中、11月に「大阪3Dプリンタービジネス研究会」という集まりを、株式会社ロイスエンタテインメント様と共同で立ち上げました。

大阪3Dプリンタービジネス研究会
< http://o3dprinter.com/ >

関西では、まだまだ3Dプリンタの露出も少ないし、使い道どころか、使う方法も分からない、という人が多いように思いますね。

これでは、このまま3Dプリンタは、限定された企業での使用用途に使われるだけになってしまい、もっと幅広くビジネスとして活用出来ないうちに年月が過ぎ去ってしまうのではないか? と危惧している今日このごろ。

そこで、この「3Dプリンタ」というものを知って頂いて、それを多方面の方々と論議しながら、新しいビジネスを作って行けないか? となった訳ですね。

これは、大阪市のソフト産業プラザ イメディオ iMedio様の協力の元、月に一回のペースで勉強会を行うもので、今月は12月12日に大阪はATCにて開催されます。

すでに、メンバーは多種多様な業種、45名様を超えるようになり、これから色々な展開を見せてくるのではないかな? と、期待しています。

同じ業界ではなく、色々な業種の人が集まってこそ、面白いアイデアが生まれ、一種の共同体としてビジネスを立ち上げる事が出来るんじゃないでしょうかね。

ご興味のある方は是非参加されてみてはどうでしょうか〜? と、いささか宣伝気味ではあるんですが、この時期から色々と知識を付けておけば、必ず遠くない未来に役立つんじゃないかな〜と思って、僕も色々と勉強させてもらってます。

自身も、色々と授業やセミナー等で、3Dプリンタの基礎と応用なんかのお話をさせて頂き、3Dプリンタの普及と活用を推進していきたいと、柄にもなくいそいそと活動しておりますです、はい。

11月30日にも、ある勉強会で「立体造形と3Dプリンターの基礎と応用」というお題目で、講演をさせて頂きましたが、僕と共に講義をされていた先生が、あまりにも僕なんかと比べて雲の上の方(笑)

とても勉強になりました。お名前を出していいのかわからないですし、了解も取ってないので、ここでは伏せておきますが…。

こういう勉強会やセミナーなんかには、まず参加するようにしてます。自分も色々勉強しないとなぁ、と思う今日このごろ。

今、大阪の専門学校で、こちらも柄になく講師をしているのですが、生徒さんもかなり立体造形には興味津々で、やっぱり立体の持つ魅力ってのは凄いなぁ、と他人事のように関心しております。

プラモデルなんかを作っていて良かった! と、昔の自分を褒めてやりたい。

話がまた全然違う方向にズレていってしまっていますが、要はこれから色々なプリント技術ってのが、今後の発展には必須になる訳です。

これは、先ほどのセミナーで僕も勉強した事の受け売りですが、でも、この講義を拝聴して、本当に実感しました。

たまにはマジメな事も書いておかないとね……。

先日の先生も、実はこの僕のダラダラと書き連ねているこのメルマガを読んで頂いている事が分かり、非常に恐縮しながらも、発信していく事の重要性を再認識したところであります。

「まだまだ日本の技術力ってには、凄いんですよ」

最近では、色々な国内メーカー様も3Dプリンタを発表しています。国産プリンターとしては、しっかりした物を出して欲しいと切望!やっぱり日本の技術って凄いんだ! と世界に発信して行きたいですよね。

来年は、また色々と3Dプリンタの国内での動きが活発になるんじゃないかと思います。そういう噂もチラホラとお聞きします。確定して実際に聞いたお話ではないので、ここで書くのは控えておきますが、面白くなって行くはず!

最近では、以前のように毎日メディアで取り上げる事が少なくなってきた3Dプリンタ。実は、もう主材するネタがないのかしらん?

折角、色々な家電量販店さんでもコンシューマ機を扱うようになり、アマゾンさんなんかでも買えるようになった材料……。

ちょっと前までは3Dプリンタ関連の個人ブログも沢山あったんですが、パッタリ更新されなくなったブログ多数……。

これって、一通りコンシューマー機で出力したら、飽きてしまうか、3Dモデリングをやっていない事で、出力するネタがなくなって、なし崩し的に更新ストップ、となってしまったんでしょうかね……。

「母さん、僕のあの3Dプリンタどうしたでしょうね。ええ、今年の夏、秋葉原へ行くみちで衝動買いしたあの3Dプリンターですよ……」とならないよう、色々と活用法を見つけていく時期になっているんだと思います。

メディアさんには、もっと色々と取り上げて行き、上辺だけでなく、深い所まで取り上げて欲しいなぁ、、、、と思っています。

日本はモノ作りの国。大阪はモノ作りの町。
「ここでやらないとどうするのよ!」
「いつやるのよ!」(この後の答えは、今年の流行語大賞参照)

今年の〆の内容としては比較的マジメな内容になったと自負。
あ、来週が僕の今年最後だった(笑)

【織田隆治】FULL DIMENSIONS STUDIO(フル ディメンションズ スタジオ)
< http://www.f-d-studio.jp >

半年くらい前までは、とにかく3Dプリンタ! って放送されてて、こんな僕の所にも取材されてたんですが、最近は少なくなってきましたね。ネタがないのかな?

※3Dプリンタか、3Dプリンターか、どっちも正しいんですが、この連載では3Dプリンタで始めちゃったので、それで通しています。本文中では混在しますが気にしないでください。(柴田)


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■エンドユーザー大変記[58]
イヤホンを買いに

ジョニー・タカ
< http://bn.dgcr.com/archives/20131205140100.html >
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過日、あるイヤホンを買ったのだが、その顛末ときたら……。まず先月、ヨドバシでいつも使っているパナソニックのイヤホンを買った。うかつにも「こっちの方が安いから」という安易な理由で、コードが短いイヤホンを買ってしまったのである。

季節は突然寒くなり始めた時期で、いい加減ダウンを着ないと厳しい時期になった。そのダウンの内ポケットにiPodを入れて外出するのだが、実はダウンの内ポケットが深く、買ったイヤホンのコードはとても短かい(60cm)ため、耳に差しづらいのだ。

“安物買いの銭失い”とはよく言ったものである。猛省し、もったいないとは思いつつも新しいイヤホンを調達しないといけない。

そこで買う先をあえてdショッピングにしてみたのである。
< https://www.nttdocomo.co.jp/service/entertainment/dmarket/spmode/shopping_store/index.html >

ドコモポイントがいい加減たまりまくりで、どこかで使わないといけないと思っていたからだ。ドコモショップではヘッドセットしか売られてないので、イヤホンだけでは買うにも買えないのである。

とりあえずということで、フィリップスのイヤホンを買ってみた。1ポイントを1.05円として換算して決済する。1500円以上で送料が無料になる。でも買ったのは998円…微妙であるが仕方がない。とりあえず注文してみた。

……3日後、「在庫がなく入荷未定です」というメールが届く。お〜い、なんだそりゃ…。

在庫すら把握できてない店というのは、はっきり言って失格である。目の前にサンプルがあるのに「その商品在庫はありません」と言われてるようなものである。「在庫切れ」とかのステータス出すでしょ、普通……。

今までネットショッピングを使ってきて、こんな経験は初めてである。もちろんこっちは“在庫があるもの”として発注しているわけだ。わざわざ売り切れの品に発注をかけることは、追加予約してでも欲しいものでないとしない。

当然、払ったドコモポイントは全額返して貰えた。でも、「じゃあ、もう使わない」ではなく、「なんならもう一回使ってみよう」と思ったからである。

そこで今度買ったのはこれである。ビクターのイヤホン。
< http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/inner/ha-fx101/index.html >

これなら多少値は張るものの送料が無料になる。うわ〜ゲンキン……。こちらの方は問題なく購入できた次第。

しかしまたまた問題(?)が……イヤホンのパッケージに対して箱がでかいのだ。確かに、輸送中の衝撃防止にはなるかもしれないが、取り出しやすさを考えるとアマゾンの圧着された箱よりマシである。

そしてイヤホンのパッケージ自体が非常に堅牢すぎた。リンクのパッケージ画像を見て頂ければ分かるのだが、パッケージの周囲を極めて固く接着している。四方の縁を切って開けるものの、それでも接着が固すぎて開かないのである。

結果、パッケージ全体をズタズタに切ってしまい、よけい手を切りそうになるわ、イヤホンの線部分をハサミで切ってしまわないかとヒヤヒヤしてしまうことに…。

なんだかんだで一週間がかりで新しいイヤホンを買った顛末である。結論を言うと、「dショッピングはもう使いたくない」「ドコモポイントは(有効期限までに)コツコツ貯めるべし」。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を展開する"コンピレーション"を1998年から行っている(といっても勝手にやってるだけです。それを続けて15年目)。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/ >
ツイッター < http://www.twitter.com/johnnytaka1962/ >
tumblr < http://johnnytaka.tumblr.com/ >

○今年は暑さも前倒しだったが寒さも前倒し。これだと体調管理が大変で困る。しかも場所によっては暖房がギンギン……ただでさえ汗っかきになったのにTシャツがびしょびしょになってしまう……。なんだろう、このパラドックスは。

○改めて今回の一文を書いて、自分がネットショッピングをどれだけ使ってるか比率を考えたら、アマゾン9なのに対し、ヨドバシ、ヤフー、とらのあな、メロンブックス(後ろ2つは同人ショップ)がそれぞれ0.25くらい…何だ、結構使ってるじゃないか。

ただネットショッピングに限らず、webサービスは手を広げすぎると管理が大変になる。何とか簡略化出来ないものかと考えてはいるんだが……使わないサービスを減らす、のが一番かもしれない。


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編集後記(12/05)

●かつてはコミックスのコレクターだったから、新刊を見ると即座に買っていた。昔は今みたいにビニール包装してなかったから、中身を確かめてから買えたのだ。引越していきなり本棚スペースが減って、また経済的事情もあり、膨大なお宝はほとんど売り払ってしまった。いまは滅多に新刊コミックスを買わない。ブックオフに行ったときに、中身を確かめて買うのだが、もはやコレクションする気はなく、読んで楽しめればいいと思うから、多少くたびれた105円本でも満足できる。というわけでいくつかのシリーズを買い求めている。

そんなひとつに、大塚英志・原作、山崎峰水・作画による新感覚ホラー漫画「黒鷺死体宅配便」がある(角川書店、2002〜)。カバーは寄藤文平デザインのしゃれたもので、内容をまったく予想出来ない。いま17巻まで発行されているようで、わたしは目につくたびに買い揃えて13巻まできた。先日、一気に新しい方から遡って読んでみたが、いや〜、おもしろい。絵が段々ヘタになるということは、どんどん洗練化されているということだ。ストーリー構成は殆どワンパターンだがあきることはない。それぞれ特殊能力を持った5人の若者が、死体をめぐって奔走する異色の漫画だ。ホラーだけどユーモラス。

毎回死体が出る。あらゆるタイプの死体だ。団体で出ることもある。グロテスクである。オカルトである。5人の若者は死体を全然怖がっていない。彼らは死体の望みを叶えて報酬を得るからだ。原作者は「死体やゾンビの出て来る漫画やゲームに人々が不感症になりかけている時代にあって、死体がただ動くだけで恐いというホラーの原点に戻ってみたかった」という。グロテスクな描写が苦手な人には無理な漫画だろう。いくつかの県で、青少年保護育成条例に基づく有害図書に指定されているらしい。とにかく5人のキャラの設定がナイス。ハリウッドで映画化されるとの噂もある。

同じ原作者の漫画で、田島昭宇・作画の「多重人格探偵サイコ」がある。これもわたしの蒐集対象漫画で、スタイリッシュな絵がすばらしい。残酷な殺人シーンも多出し、こちらも有害図書だ。映画や漫画の死体表現はほとんど恐くないが、リアルは恐い。大学のゼミは「犯罪社会学」だったから、科学警察研究所の見学があって、そこでしこたま本物の死体写真を見せられた。切断された人体って恐い。傷んだ死体ってものすごく恐い。わたしは当時、母屋から離れた倉庫の一角に部屋を構えて一人で寝起きしていたが、さすがにその日から夜間は鍵をかけるようになったのだった。はるか昔のことだ。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047135275/dgcrcom-22/ >
黒鷺死体宅配便


●ポールウインナーが薩摩藩で売られていないとは。おやつはポールウインナーだったわっ! 疎遠になっていた人からお金貸しては一度だけで断った。押し売りも貸してもない。交際範囲が狭いってことなのか、「お・か・ね・な・し」臭がするからなのか。それも何よね……。あ、仕事では集られがちですが。私もクイックルワイパー! 今年の災難今年のうちに!/確かに3Dプリンタでやりたいことといったら、フィギュアぐらい。記念写真的なのんとか。サンプル作る機会もないしなぁ。/そういやヤフーショッピングは使わないなぁ。なんでだろ。

古いWeb制作関連雑誌って、いつのまで残してますか? 4年ほど前、引っ越しするからと2008年までのものはScanSnapしたものの、一度も見返さず。場所がないため、2009年からの処分を検討。今度はScanSnapせずに、きっぱり捨てようと考えた。最近はWebサイトで済ませちゃってるし。

Web制作の情報は日進月歩なので、とりあえず2010年までのものを捨てようと本棚から出してきたら気になる特集がちらほら。流行のデザインや技術に関しては捨ててもいいのだけれど、文章や写真については、いま読んでもためになる。結局このあたりは普遍的だよね。

雑誌買ったら全部Webサイトで読めるようになればいいのに。電子書籍(アプリ版)の定期購読だとライト版だの期間が過ぎたら読めないだのいうところ多いな。雑誌『プレジデント』は、定期購読者には、2010年3月発売以降のバックナンバー全公開。本棚整理できてイイ。

まぁ場所がないのは一度も組み立てていないロビのせいなんですけどね。落ち着いたら組み立てよう、あれやこれやそれが終わったらやろうと思ったまま、手をつけられていない状態。これがまぁ場所を取る取る。一号2〜3cm。まだ40号までしか来てないのに。ワークライフバランス……ですよね。(hammer.mule)

< http://www.president.co.jp/pre/s-subscribe/ >
インターネット環境があればどこからでも閲覧可能です