[3683] 3D映画の偶然と必然

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,900文字)


《お姫様映画と軽んじてもらっては困る》

■装飾山イバラ道[135]
 3D映画の「偶然」と「必然」
 武田瑛夢

■Take IT Easy![14]
 メールにまつわる小ネタ集
 若林健一 / kwaka1208

■おかだの光画部トーク[114]
 Lightroom mobile を使ってみた
 岡田陽一


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■装飾山イバラ道[135]
3D映画の「偶然」と「必然」

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20140422140300.html >
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「アナと雪の女王」を見に行ったら「ネイチャー」の予告編をやっていた。
「Nature」というと科学論文雑誌が何かと話題だけれど、映画の「Nature」はBBC EARTHの大自然の作品のことだ。
※以下はネタバレを含む可能性があります※

・アナと雪の女王|ディズニー映画
< http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki >

・映画『ネイチャー』5.2[金]全国ロードショー
< http://nature-movie.jp/ >

「ネイチャー」はこのタイプの映画で初めての4Kの3D作品で、動物や自然のものがいろいろと飛び出すらしい。「アナと雪の女王」も3Dで見に行ったので「ネイチャー」も3Dの感じが見られるかと思いきや「3Dメガネをかけて下さい」の表示が出る前の、2Dの予告編だったのが残念。予告は短いんだから、ちょっとくらい3Dっぽいの見せてくれたっていいのに。

最近公開されたという滝川クリステルのナレーション版予告は、なんだかいつもより声が高めに感じるフレッシュな仕上がりで若々しい。映像は動物はもちろん滝の水量が凄くて、立体感や奥行き感を存分に見せるつもりなのがわかった。4Kの3D撮影ということで、良い映画館で見たらきっときれいだろうな。水しぶきの玉とか掴めるように見えるのを期待。

私は映像作品について「偶然に起こったことを超えるのが難しくなって来た」とここでも書いたことがあるけれど、「ネイチャー」と「アナと雪の女王」は偶然と必然の対極なタイプと言えそうだ。

●想像上のリアリティ

フルCGアニメーションの3D作品である「アナと雪の女王」は、画面に映り込む物のすべてに計算がしつくされている。冒頭のシーンの雪山で、氷をノコギリでザクザクと切り出す男たちの映像はとてもリアルで、冷たい自然の中での厳しい作業の感じがよく伝わる。氷をキューブ状に切り出して街で売る仕事をしているのだ。そしてその氷の透明感や固さ、美しさといったら素晴らしいものだった。

暗めの青と紫がかったカラーリングも寒さを美しく演出していたし、強く大きな男たちと小さい子供の動きの違いもテンポよく流れていた。音楽と映像をまとめる技の確かさはさすがディズニー。この冒頭のシーンでアニメーションの3Dの本気度合いがわかる気がした。

冒頭を重厚な男たちのシーンにするっていうのはそういえば「レ・ミゼラブル」も同じ。お姫様映画と軽んじてもらっては困るという気合いが伝わってくる。

ミュージカル形式だから、曲とストーリーの流れが交互に来るので話自体はとてもシンプルに感じた。吹雪の表現とか、この話では自然の嵐や吹雪とも違う設定なので、どうやって危機を視覚化するのかを工夫していたと思う。

そう、自然のものではないものを映像化するのは、一旦人間の頭の中で自由に可能性を広げられるのだ。氷の魔法はどう見せたらその強さと脆さを見せられるのか。想像できたものを映像化するまでに何人もの人間の意見やセンスを通すのか、監督がほとんど決めてしまうのか興味が湧くところだ。

●狙いを定める

「ネイチャー」では4Kの3D撮影のせいなのか撮影隊も大掛かりなもので、偶然を撮るなんて生易しいものではないらしい。山とか滝とか相手がそこに在り続けるものであれば、比較的確率は高く撮影できるし何度でもやり直しができそうだ。

しかし、そこに動物が絵になることをしているタイミングを求めるとなると難しそうだ。群れ、戦い、出会い、誕生、それぞれのイベントがいつ起こるのか予測はできるのだろうか。

それぞれの担当者が責任感とプロ意識にかけて、狙いを定めて撮影に挑んだに違いない。ずーっとお宝映像を見張り続けているグループがいくつもありそうだ。撮影品質は時代によって変わるのでどんどん高めていく必要はあるけれど、撮影者のネバリが命なのは間違いない。

こういう映画はアニメーションと違って、主題となる生き物をどう撮るかの狙いを絵コンテで用意するということもあるのだろうか? 迫って来る動物が撮れたらいいなと思いながらカメラの位置を決めるとか、時にまったく狙いとは違う予想を超えたショットが撮れる時もあるのだろう。

ここでも、現場でシーンの狙いを決める監督の意図がどれだけ周囲のメンバーに伝わっているかが大事だろう。それによって、いざ動物が動き出した時にチャンスを無駄にせずに撮影できるかが決まってきそうだ。

●ディズニーに偶然はあるのか

どうやら自然映画では「狙い」は人間の「期待」だから、ある程度は必然的にもたらされる映像を撮ることもあると思える。自然の映画にはこのような設定の必然的要素も有り得ると思うけれど、逆にディズニーのアニメーションに「偶然」は有り得るのだろうか。

膨大な量の各シーンは、それぞれの部門で割り振られても、最後はすべて中央で管理されているはずで、遊びの要素で偶然脇道にずれるようなことはなさそうだ。

例えば、ファッションデザイナーが襟の刺しゅうを刺しゅう専門店に依頼したとして、刺しゅうが勝手にアレンジされたら、それが素晴らしかったとしても採用はしないだろう。全体のバランスを崩すことはしてはならないからだ。

究極の分業は究極の一元管理で縛り切って、クオリティを保っているような気がする。そうでないと皆の創造力の羽ばたきのおかげで、あっちこっちに散らかりそうだもの(笑)。創造力を管理する仕事はどの世界でも大変だろう。

結局は、自然でもアニメでも監督の意図を映像に固める作業が映画製作で、同じように苦労がありそう。そして、人間の目が認識できる限界まで、どちらもクオリティを上げ続ける。自宅のテレビが進化しても、映画館はまた新たな段階に行くのだろう。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

「アナと雪の女王」を見た後で、雪だるまのオラフのキーチェーンでもあったら買おうと思っていたのに、CD以外に何一つグッズが残っていなかった。出遅れたのがいけないのだけれど。

ネットでグッズを探すと相当量のものが出て来る。雪の女王の人形が多いけれど、値段もクオリティもばらばらでおかしい。公式グッズが軒並み売り切れなのをいいことに、いろんな店で謎のタイプが出ていて、レビューに「可愛くなかった」とか書かれているのを見ると、沈静化するまでグッズはあきらめようと思った。


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■Take IT Easy![14]
メールにまつわる小ネタ集

若林健一 / kwaka1208
< http://bn.dgcr.com/archives/20140422140200.html >
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先日、某イベントで濱村デスクにお会いし、懇親会でプレッシャーかけら……励ましをいただいたので、先送りになっていた「メールにまつわる小ネタ集」をお届けします。

●メールの宛先は、最後に入力

メールを送る時に、うっかりやってしまうのが「途中で送信」。送るつもりがなくても、うっかりショートカット操作をしてしまって、送ってしまったというのはよくあります。

単に作成途中で送ってしまった、であればカッコ悪いだけで済むのですが、「ここはもうちょっとオブラートに包んで書き直そう」とか思っている時に限って誤送信をやらかしてしまうもの。うっかり送信を防ぐためにも、宛先は最後に入力することをお勧めします。

返信の場合は、新規メールで返信内容を作ってからコピー、返信ボタン→返信文をペースト、とすると、うっかり余計な一言を送ってしまうことがなく安全です。

●引用は必要な部分だけ

好みによりますが、私は引用は必要な部分だけにしています。よく、「インラインにて返信いたします」と書いた上で、全文引用の間に返信内容を入れる方もいらっしゃいますが、読み落としの原因になるので避けた方が良いでしょう。

必要な部分だけを引用することで論点がハッキリしますし、自分が読み返した時にも理解しやすくなります。

●添付ファイルは使わない

添付ファイルはできるだけ使わず、ファイル共有を使うことが望ましいです。社内ならファイルサーバーの共有フォルダ、社外ならDropboxやOneDriveのようなストレージサービスを利用して、その置き場所を示すフォルダ名やURLを送るべきです。

1)管理を一元化できる。

メールというものは、各個人で管理するものであり、管理方法や管理の精度は各個人任せ。添付でファイルをやりとりする場合、相手が整理・管理のいい加減な方であれば、最新版を正しく参照してもらえない場合がありますが、ファイル共有を使えば、お互いに同じファイルを参照している状態を保てます。

2)外出先でファイルのコピーや整理ができる

相手と同じクラウドのストレージサービスを使っていれば、送られてきたファイルを自分のストレージへ直接取り込むこともできますし、外出先や移動中の時間を使ってファイルの整理を行うなど、時間を有効に使えます。

●添付ファイルはその都度つける

添付ファイルは、できるだけ避けたいのですが、完全にやめてしまうわけにもいかないのが現実。従って添付ファイルを利用する場合は、確実に相手に伝えるための工夫が必要です。過去に送った添付ファイルを参照して欲しい場合でも、同じファイルをもう一度添付しましょう。

先にも書いた通り、メールの管理は個人任せ。相手がどんな管理をしているかによって、目的の添付ファイルがすぐに見つかるか? 正しいファイルを参照して貰えるか? が変わってきます。目的のメールがすぐに見つけられなければ、対応が後回しになる可能性が高い。

そもそもメールの管理がいい加減な人は、対応もいい加減なものですから、後回しにされないためにも「念のため、同じファイルを添付しておきます」と一言付け加えて、同じファイルを添付しておけば、迅速且つ確実な対応が期待できます。

管理がいい加減な人のために手間をかけるのはバカらしい、と思われるかもしれませんが、それで自分の仕事が円滑に進むのであれば、安いコストです。手間を惜しまずに。

●メールアプリの外でメールを保存する。

メールを保存する時、他の情報とまとめたり追加の情報を付けて、テキストファイルやEvernoteのような管理ツールで整理・保存するのが有効です。

1)GmailはURLで保存

Gmailをお使いの方なら、メールの場所をURLで残せます。残したいメール(もしくはスレッド)をブラウザで開き、その時のURLをコピーします。そのメールを削除しない限り、このURLからダイレクトにメールを開くことができます。

あとは、テキストファイルなりEvernoteなりにURLを貼付ければ、残したいメールの一覧を簡単に作ることができます。なお、このURLは「受信トレイ」で取った後に「アーカイブ」する、といったように「ラベル」が変わっても有効ですので、ラベルを変更しても取り直す必要はありません。

2)Macの「Mail」ならテキストファイルにまとめて保存

Macの標準メールアプリ「Mail」を使っている方限定ですが、複数のメールをまとめてひとつのテキストファイルとして保存することができます。

まず、保存したいメールを選択します。不連続な複数のメールを選択する場合は、「Command」キーを押しながら保存したいメールをクリックします。

次に、「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択して保存。選んだメールが一つのテキストファイルとして保存されますので、関連するメールだけをまとめて保存するのに便利です。

●余計な情報を排除する

本当に小さなネタばかりで恐縮ですが、共通することは「余計な情報は排除する」ということ。メールに限らず「情報管理」のポイントは「余計な情報を排除する」ことだと考えています。

Gmailのように、容量を気にすることなくすべてのメールを残すことができるサービスもありますが、余計なメールがたくさん残っていれば、検索結果にも多くのメールが表示され、その中から目的のメールを探すのは人間の仕事。

メールの場合、「件名と内容が一致していない」といったことも多々あり、適切なキーワードを与えられないがために、目的のメールにたどり着くのに苦労させられることもあります。

「検索で探せばいいや」と安易に情報を溜め込むのをやめると、見通しの良さを実感していただけると思います。

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
Take IT Easy! - 人にやさしいIT
< http://kwaka1208.net/ >
< https://www.facebook.com/kwaka1208net/ >

「WordCamp Kansai 2014 | 知識と経験の灯をわかちあおう」
日時:6月7日(土)8日(日)
会場:グランフロント大阪 ナレッジキャピタルカンファレンスルーム TowerC
参加費:2,000円

公式サイトで参加登録受付中!みなさまの参加をお待ちしています!
< http://2014.kansai.wordcamp.org >


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■おかだの光画部トーク[114]
Lightroom mobile を使ってみた

岡田陽一
< http://bn.dgcr.com/archives/20140422140100.html >
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先日リリースされたAdobeのLightroom mobileを早速ダウンロードして使ってみました。今回はそのインプレッションです。

Adobe Lightroom mobile(無料)
< http://bit.ly/1r47Dlz >

現在はiPad版のみですが、今後時期は未定ながらiPhoneやAndroid版もリリースされるそうです。

iPad版はAppストアから無料でダウンロードできますが、使用するには「Creative Cloud通常版」または「Creative Cloud - Photoshop写真家向け特別プラン」のサブスクリプションが必要です。

普段から制作のお仕事でAdobe製品を使っている方は、既にCreative  Cloudの人も多いと思いますので、Lightroomをダウンロードすればすぐに使用できます。

まだ、Creative Cloudを使っていない写真をたくさん撮る人は、期間限定の「Photoshop 写真家向けプログラム」がいいかもしれません。PhotoshopとLightroomが月980円で使用できるプランです。
< http://adobe.ly/1r4bjUu >

Lightroom使ったことないけど、とりあえずお金をかけずに使ってみたい。という方は、30日間体験版をダウンロードして試してみるのがよいでしょう。
< http://adobe.ly/1r48Idg >

Lightroom mobileの説明の前に、まずLightroomとはどんなソフトなのかを知っておく必要があります。

Lightroomは、おそらくプロで写真を撮ってる人にはなくてはならないソフトじゃないかと思います。プロだけでなく、普段から写真をたくさん撮る人、いろんな種類のカメラ(一眼レフやミラーレス、コンデジやiPhoneなど)複数のカメラを使って撮った写真がハードディスクの中にいっぱいたまっている人にとっても、とても重宝するはずです。

RAWで撮った写真を現像するソフトだと思っている人が多いと思いますが、それだけの用途ではありません。RAWだけでなく、JPEG画像も柔軟に調整できますし、現像・画像調整に使用するだけでなく、むしろ、デジカメで膨大に撮りためる写真や動画データの管理に使えば使うほど、威力を発揮するソフトです。

写真データの管理の仕方は、ひとそれぞれのワークフローがあると思いますので、今回は触れませんが、またの機会に解説しようと思います。

それでは、iPadのLightroom mobileについて……。
iPadのAppストアからダウンロードしてインストールします。
< https://flic.kr/p/nfMian >

最新版にアップデートしたデスクトップ版のLightroomを起動すると、左上に「Lightroom mobileをはじめる前に」と表示されています。
< https://flic.kr/p/nfMGH4 >

環境設定の「Lightroom mobile」のタブでAdobe IDを入力しサインインします。
< https://flic.kr/p/nfPJAQ >

iPadで使いたい写真を入れる「コレクション」を作成。その時にLightroom mobileと同期にチェックを入れておきます。
< https://flic.kr/p/ndJUzr >

iPadで使いたい写真を、先ほど作ったコレクションに入れるとCloudにデータがアップロードされます。
< https://flic.kr/p/nfPJx3 >


この時アップロードされるデータは、元のRAW画像ではなく、長辺2048pixelに縮小されたJPEGプレビューデータのようです。

Lightroomは、トリミングや色調補正、レタッチなどいかなる処理も、オリジナルの画像データを変更するのではなく「何を変更したか」というパラメータだけが記録されます。そして、元の画像データにその処理を加えたものを書き出して新たな画像を生成するので、撮影した元データはずっと元の状態です。

Web制作者が、PhotoshopデータからWeb用の画像をPNGやJPEGやGIFなどでWeb用に書き出すのと似ています。

iPadのLightroom mobileを起動して、Adobe IDを入力しサインインすると、先ほどLightroom側で選択した画像が同期されiPadで表示されます。
< https://flic.kr/p/ndJFnz >
< https://flic.kr/p/ndJLT5 >
< https://flic.kr/p/ndLpyh >

逆にiPadのカメラロールにある写真を同期することもできます。iPad側で新規コレクションを作り、写真を選択すると同期が始まります。
< https://flic.kr/p/ndLt1b >
< https://flic.kr/p/ndLwTG >
< https://flic.kr/p/ndLudX >

では、Macから同期したRAW画像をiPadで色調整してみましょう。そのままだと少しくすんだ感じの写真を、夏っぽくコントラストを高くして、色を鮮やかにしました。
< https://flic.kr/p/ndLJ6b >
< https://flic.kr/p/ndLG2B >

もう1パターン。今度はiPad側にあったカレーのJPEG画像を調整してみます。
< https://flic.kr/p/ndLVrx >

撮ったままの写真は、ごはんの部分が白く飛んでしまっているので、この部分のディテールがでるように、ハイライト部分を調整します。ごはん粒の陰影が確認できるようになりました。
< https://flic.kr/p/nfPJCc >

iPadでの調整が終わると、同期されてMac側にも同じものが表示されます。
< https://flic.kr/p/nfQemg >

iPadでRAWやJPEGが簡易的ではありますがLightroomの画像調整ができるのは素敵なことなのですが、まだまだ調整項目がMac側のものよりも少ないですし、そもそもiPadは個体によってかなり画面の色が違いますから、現状では、それを元にどこまで調整可能なのかということもありますが、あくまでざっくりとシミュレーションするくらいは使えそうです。

出たばかりのiPad版Lightroom mobile、今後どんどん進化していくと、撮影後のワークフローが大きく変わるかもしれない可能性を秘めたアプリです。今後も注目して折にふれてご紹介していきます。

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < Twitter:http://twitter.com/okada41 >

今週は水曜日から土曜日まで久しぶりに東京出張の予定ですが、昼間と朝晩の気温の差が大きいので着ていくものに悩みます。ちょうどオバマ大統領訪日と重なるようなので、あちこち不便な気がします。


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編集後記(04/22)

●「有名女子中学『入試問題の大嘘』! 証明写真で暴いてます」を読む(ヒカルランド、2014)。著者は黄文雄と水間政憲、対談形式でまとめてある。せっかく信頼できる論客を起用しながら、構成と原稿整理がヘタ過ぎて、まとまりに欠ける本になってしまったのが残念だ。まあそれはともかく、女子中学御三家はじめ有名女子中学の入試問題の、社会科のあまりのひどさにあきれ果てた。というか犯罪的である。そういう問題を提起してくれただけでも充分に価値があるのだから、まあいいだろう。

では、次の問題を解けるだろうか。「我らはここに、朝鮮国の独立国であることと、朝鮮人の自由民であることを宣言する。」という宣言に最も関係の深い人物や事項をA、Bより選び、記号で答えなさい。A(1・安重根 2・柳寛順 3・李舜臣)B(1・朝貢貿易 2・土地調査 3・強制連行)。マニアックな難問である。わたしはそんな宣言を知らない。そこで推理する。安重根と李舜臣は知っている。じゃ柳寛順か。宣言の内容からいって、朝貢貿易と強制連行は違うようだ。じゃ土地調査か。はい、めでたく正解だった。だが、日本の小学生に出すべき問題ではない。

「チマチョゴリ」と「キムチ」が正解というバカバカしい問題がある。毎年のように「南京大虐殺」を出している学校もある。南京とアウシュビッツを同列に解答させている。日本のことを聞かずに韓国、中国のことばかり聞く。すべての問題が、日本は悪い国だという前提でつくられている。「戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、今度の戦争をしかけた国には大きな責任があります。問題:文中の『国』とはどこですか」。正解は「日本」です。やさしすぎます。

私立女子中学校の入試問題は、中国や韓国の反日プロパガンダそのままである。長くひとつの学校に勤めていて、転勤もない固定した人たちが継続して出題している。教科書は検定があるが、入試問題は野放しである。受験生は小学校5年くらいから受験勉強を始めて、その結果が中高、大学までのルートを決めてしまうため、母親がのめりこむ。過去問を母親が勉強して、まず洗脳される。次いで、子供も洗脳される。関東や関西の都市部の裕福な、将来はエリート層に嫁ぐような女性たちがやすやすと洗脳され、正しい日本史が中韓偽史で上書きされていく。

「安重根は、ある日本人を暗殺して処刑されました。韓国では、彼は国のために戦った人物として知られています。彼が暗殺した日本人は、朝鮮支配のために置かれた役所の最初の責任者でしたが、この日本人とはだれのことですか」朝鮮半島系の学校の出題ならわかるが、日本の中学校がこんな愚問をよくはずかしげもなく出せるものだと思う。有名女子中学の入試必勝法は、すべての問題で「日本は悪い国だ」という前提で解答すればいい。情けない。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486471181X/dgcrcom-22/ >
「有名女子中学『入試問題の大嘘』! 証明写真で暴いてます」


●某イベントで業務として受付をしていた濱村です。濃い内容をやっていたのに聞けないのが残念でありました。知りたくて、つい若林さんにリクエストしてしまいました。ありがとうございます〜!

誤送信しちゃう! 宛先入力は、いの一番にやってる。あかーん! 新規メールは面倒だな……慣れてるJeditを横にずっと立ち上げておくってのもアリか。

インラインはやっていない。単に、マウスやカーソルキーを触らずに一気に書き上げた方が楽だから。下に全文つけているから「〜の件につきましては」的な前置きしてコメント。ただし読み返す時に、その全文を読むことになるわけで、必要な部分のみ引用は真似したいな。

とか書き始めたら後記が連載になっちまうぜ。耳の痛い内容こそ真似せねば。なるほど〜。「GmailはURLで保存」「Macの『Mail』なら〜」「手間を惜しまずに」「自分の仕事が円滑に進むのであれば、安いコストです」「『検索で探せばいいや』と安易に情報を溜め込むのをやめる」(hammer.mule)

< http://kokucheese.com/event/index/160368/ >
『Webディクレターのい・ろ・は - Webディレクション経験15年、現役ディレクターの現場から』
ノウハウを一挙公開。直球アドバイスのコーナーも

< http://rocketnews24.com/2014/04/21/434637/ >
「30秒で肩こりが治る動画」がマジでスゴい / 5分ぐらいかかるけど気持ち悪いぐらいのコリが治った!
……なるほど、こういうタイトルにすればいいのか。先日、同じネタを後記で書いたから勉強になるわ。文章は目的が違うから真似できないけど。