[4552] 東大駒場寮サークル部屋『蟻天獄』◇Bootstrap4を始めよう!◇戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,600文字)


《「野宿者への神聖化」という考えがある》

■羽化の作法[60]
 東大駒場寮『蟻天獄』
 武 盾一郎

■LIFE is 日々一歩(73)[ウェブ]
 Bootstrap4を始めよう!(4)
 森 和恵




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■羽化の作法[60]
東大駒場寮『蟻天獄』

武 盾一郎
http://bn.dgcr.com/archives/20180417110200.html
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人生っていろんな事がある。
見たくないものもある。
もったいない時を過す事もある。
分かり合えない人もいる。

多くの人に伝えたいなら、
もっと違う動きも必要なのだろう。

どんな生き方が素晴らしいかって?
それは自分に正直にすごし、
そしてそれが人を勇気付たり、はっとさせたり、くだらない価値や権威を壊したり、多くの人の心をとらえたりする生き方だろう。

意識されない所に最も大切なものがある。
だからこの日誌に書かれていない膨大な思いや感覚の方がより尊いはずだ。
という事はこの日記には本当に大切な事は書かれてないことになる。

それでは意味がない。
詩人の心を持たねば。
意識されない、でも確実にあった何か、を言葉にして綴るのだ。

制作ノートNo.12・1997年10月30日(木)より


●東大駒場寮サークル部屋『蟻天獄』

「キョージュ」こと関根正幸氏のツイートの一枚の写真がある。



「1996年の忘年会」と書いてある。開催場所はアーティスト「AKIRA」さんのA倉庫だ。

『羽化の作法[49]「新宿西口地下道段ボールハウス絵画」と「東京大学駒場寮」とのつながり』でもちょっと触れている。
http://bn.dgcr.com/archives/20171031110200.html

一番手前で振り向いて写っているのが、当時大川興業で「バンビ高橋」という芸人さんだった「ヒデ」と呼ばれていた人物である。恐らくこの時初対面だと思う。

そして、写真を撮ったキョージュこと関根正幸氏(以降キョージュ)とも出会ったばかりだった。ちなみに僕は、写真の奥で縞の帽子を被って誰かと喋っている。

キョージュのデジクリテキストにもあるが、僕とキョージュの出会いはAKIRAさん主催の「野ざらし画廊」のようだ。

『Scenes Around Me[13]AKIRAさんとの事(2:1996年11月)のざらし画廊・捨て看板展』
http://bn.dgcr.com/archives/20171010110100.html

この時点では、僕はまだ東京大学駒場寮に行っていない。この写真の忘年会では、ヒデとはほとんど喋っていなかったと思う。その後、東京大学駒場寮で『蟻天獄』というサークルを一緒に作って、部屋を借りるなんて想像だにしてなかった。

駒場寮の「サークル部屋」とは、建前では「東大生が作ったサークル」で、そのサークルに学外者が混ざっていようが構わない、というものだった。

実際には、学外者が駒場寮の部屋を使いたいものだから、なんとかして東大生を見つけ、「東大生がサークルを作った」ということにして借りている感じだった。

そこで僕たちは、『蟻天獄』というサークル作って部屋を借りた。

ゼロバーでヒデが、僕に「部屋を一緒に借りない?」と誘って来たのが事の発端だったと思う。ヒデとは上の写真の後、駒場寮で仲良くなっていたのだった。

『世紀末とのコラボレーション』の最終日、ライブ・コラボレーションが終わって、そのまんま打ち上げになだれ込んでいたのだが、ライブの興奮は冷めやらず、みんなが太鼓を叩いたり奇声を上げたりしている状態になっていて、ヒデは全裸になって踊っていた。

羽化の作法[52]世紀末とのコラボレーション』
http://bn.dgcr.com/archives/20171212110200.html

ヒデは北海道大学出身で、学生寮暮らしだったらしい。寮生活はとても楽しかったので、駒場寮にそれを再現したかったようだ。

「寮には各部屋に鍵がなくてそれがとても良かった」とか。「でも部屋の鍵問題はずっと続いていて「鍵を付けるか付けないか」、寮のみんなでずっと議論したんだよなあ」とか。

また、「何人かと主催して、寮のみんなからお金を集めて極上のエロビデオを買って、上映会をする企画をやった」ところ、「通販のビデオだったが、買ったら偽物だった」(昔はそんなことがよくあったらしい)。

上映会の日までに自分たちでエロビデオを作り(当然、寮生の男だけのビデオ)、寮のみんなが集る上映会の日に、みんなの前に出て「ごめんなさい! 騙されました! お詫びに僕たちの作ったエロビデオを観てください!」と自主制作ビデオを観せたら物凄く盛り上がった」といった話などをしてくれた。

僕は僕で、駒場寮にアトリエを持ちたいと思っていた。そんなことを駒場寮の「ゼロバー」で呑みながら話していたのだった。

「ゼロバー」については『羽化の作法[48]東京大学駒場寮へ』で書いた。
http://bn.dgcr.com/archives/20171017110300.html

ゼロバーには東大理系1年生の通称「テツ」が、ちょくちょく顔を出していた。現役合格一年生だったから18か19歳。細身の細顔で、サラサラの長い前髪が切れ長の目を隠す、うつむき加減でポツポツと喋るナイーブな美少年だ。

女性よりも男性にモテそうな感じだった。実際に、東京アートシーンでは知らない人はいないジョニー・○ォーカー氏のパーティで、彼に誘われたそうだ。

その直後に、テツはゼロバーで半ベソをかきながらその事を話していた。段ボールハウス絵画を一緒に描いていたヤマネも、彼に誘われていた。細目の美少年が誘われるのは有名な話だった。

そんな素朴なテツだが、「ゼロバー」に憧れていたのか、そのうちゼロバーのバーテンに入るようになっていて、バーを開きたいと言っていた。そこで「じゃあ部屋を借りるか!」ということになったのだ、と思う。

部屋を借りる手続きは僕がしたのを覚えている。書類を直接、寮委員会の人に持って行き、寮委員会の審査に通れば借りられる。

どんな基準で審査してるのかは知らないが、後日「許可」が降りたので部屋を借りられる事になった。

誰でも借りられるのかと思っていたが、その後、AKIRAさんも部屋を借りに駒場寮に来たけれど、借りられなかったようだった。ひょっとしたら、「テツ」が、ちゃんと借りられるように、寮委員会に話を付けたのかもしれない。

『蟻天獄』の創設メンバーは、「ヒデ」と「スノー」と「ティミー」と「僕」だった。スノーとティミーはヒデの友達で素性は分からない。

ヒデはちょくちょく駒場寮に来てたが、スノーとティミーは滅多に来なかった。来たとしてもバラバラで、四人が揃うことはなかった。

◎1997年11月1日(土)
“初の『蟻天獄』メンバー勢揃い!”と制作ノートに書いてある。

キョージュのデジクリテキストにも「蟻天獄」について書いてある。

Scenes Around Me[25]東京大学駒場寮の事(4)学外サークル蟻天国の事
http://bn.dgcr.com/archives/20180410110100.html

ちなみに正確には「蟻天国」ではなくて「蟻天獄」である(笑)

キョージュのテキストだと、“蟻天国は、ゼロバーでバーテンをしていた東大生のテツくんが、ゼロバーの常連だった東大生と学外生をメンバーとして結成したと聞いています。”とある。

ここではヒデが言い出しっぺだったと書いてるが、両方とも間違ってはいないだろう。

◎1997年11月18日(火)

キョージュのテキストに、“学外生には画家の武盾一郎さん、大川興業に所属していた芸人のバンビ高橋さん(ヒデさん)、歌舞伎の女形の中村しのぶさんがいました。”とある。

「しのぶちゃん」こと中村しのぶさん(以降しのぶちゃん)は、僕が駒場寮に行く前からゼロバーの常連客だったようで、「音が聴こえる方に歩いて行ったらここに来た」と言っていた。

何度かチラッと見かけて「広末涼子にそっくりな子がいる!」と思っていたが、ゼロバーで喋った時に、初めて男性だと分かった。

しのぶちゃんとも仲良くなり、『世紀末とのコラボレーション』では全身の体毛を剃ってくれたりした。

この日、制作ノートによると、僕は劇団「新宿梁山泊」に頼まれて段ボールハウス絵画を蟻天獄で制作している。

新宿梁山泊
http://www5a.biglobe.ne.jp/%7Es-ryo/

そして、この日はキョージュも来ている。デジクリにある蟻天獄の話は、きっと11月18日のことだろう。

夜に呑み会となったメンバーがノートに記してある。ヒデ、しのぶちゃん、キョージュ、写真をやってた小山君、元大駱駝艦の鶴ちゃん、そして僕である。呑めば雑魚寝である。

僕は段ボールハウスに寝ようとはしなかった。それは寝心地が悪いからではなくて(多分、11月だったら段ボールハウスの中が暖かくて、一番寝心地が良いだろう)、「段ボールハウスの中には本当に野宿をする時だけしか入らない」と決めていたからだ。

野宿せざるを得ない状況ではない限り、そこに寝てはいけない、という「野宿者への神聖化」だったのだと思う。

そこにキョージュが平気で寝ていたので翌朝驚いたのである。

この時制作していた段ボールハウス絵画がこれである。
https://www.Facebook.com/junichiro.take/photos/a.1053736031337950.1073741847.206228169422078/1936908113020733/?type=3&theater

(つづく)

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■LIFE is 日々一歩(73)[ウェブ]
Bootstrap4を始めよう!(4)

森 和恵
http://bn.dgcr.com/archives/20180417110100.html
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こんにちは! 森和恵です。昨日から寒くて、暖房が恋しい春ですね。

今回は、72回に引き続いて「Bootstrap4」。余白や表示制御のクラスを解説します。
http://bn.dgcr.com/archives/20180403110100.html

まずは告知です。今週末の「技術書典4」に参加するべく、ただいま絶賛準備中です。

「技術書典」は、その名の通り技術書だけを集めた同人誌即売会です。
https://techbookfest.org/event/tbf04

わたしは、Adobeソフトのマニアックなトコを集めた薄い冊子を配布する予定です。

【技術書典4 | r360study】
https://techbookfest.org/event/tbf04/circle/12980005

「Dreamweaver × Bootstrapで構築するウェブサイト」
「XD × Photoshop & Illustrator でサイトデザイン」

誌面の内容を動画で見て学ぶタイプの内容です。PDFもついてきて、1冊500円。
うまくいけば2冊とも出る予定です。よろしくお願いします。

●Bootstrap4.1リリース

4月10日に、Bootstrap4.1がリリースされました。公式サイトのDocumentationのリンクも4.1に変わっています。
https://getbootstrap.com/docs/4.1/getting-started/introduction/

マイナーバージョンアップだったので、変わった項目は少ないですが、carousel(スライドショーみたいに動くコンポーネント)に動きが追加されたり、Ver4になって加わったflex(レイアウト)にオプションが追加されたりと、細かい部分の変更がされています。

わたしも、ちょっとづつ試してTwitterのモーメントにまとめています。
https://twitter.com/i/moments/983604451524067329?lang=ja

V4.1を報告した公式ブログ記事がこちら↓なのですが、英語が苦手ながらも少しずつ翻訳するのが楽しいです。
http://blog.getbootstrap.com/2018/04/09/bootstrap-4-1/

Updated our Theming docs to confirm you cannot use CSS variables in
media queries (sorry folks!).

という一文があるのですが、Googleで翻訳すると「Themingのドキュメントを更新して、メディアクエリでCSS変数を使用できないことを確認しました(ごめんなさい!)。』と、仕様に誤りがあって正しているのがみてとれます。最後に可愛く謝罪のひとことがあるのが、人間らしくていいなと思いました。

そして、最後は Next release で締めくくられています。次回は、V4.1.1でバグフィックスのためのリリースになるそうです。

●グリッドのガターを消す「No gutters」
https://getbootstrap.com/docs/4.0/layout/grid/#no-gutters

グリッドレイアウトの一つの枠「カラム(col)」には、左右にガター(gutter)と呼ばれる余白がついています。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-lifeis73a.png

V4.1から「no-gutters」クラスが追加され、カラムを囲む外枠の「行(row)」に指定すれば、内部のカラムの左右のガターがすべて非表示になります。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-lifeis73b.png

これまで、ガターを制御するクラスがなかったので、自前で「オレオレCSS」を書いていたのですが、ようやく公式にクラスが追加されました。準備することが減ってうれしいですね。

ここで使ったソースは、下記に公開しています。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-Lifeis73/no-gutter.html

ちなみに、カラムの中に入れた画像は、カラムサイズに合わせてリサイズされるように「img-fluid」クラスがしていされています。
https://getbootstrap.com/docs/4.0/content/images/

●余白を制御する「Spacing」
https://getbootstrap.com/docs/4.0/utilities/spacing/

Bootstrapに準備が必要な「オレオレCSS」といえば、marginやpaddigを消したり追加したりするクラスも必要でした。「.col-mtop-50px」とか、必要に応じて作ってました。

こちらも、ようやく公式にクラスが追加されました。marginが「.m」、paddingが「.p」です。なんて簡単な名付け方なんでしょう! 驚きました。

制御できる項目には、「方向 上(t)・右(r)・下(b)・左(l)・上下(y)・左右(x)」と「ブレイクポイント(なし・sm・md・lg・xl)」「サイズ(なし(0)・1(0.25rem)・2(0.5rem)・2(1rem)・4(1.5rem)・5(3rem)・auto)」があります。

それらを順に「{property}{sides}-{breakpoint}-{size}」の順に指定します。

例えば、外枠のコンテナ(container)に「py-lg-5」({padding}{上下}-{lg}-{5})と指定すれば、lgの時にpaddingが上下3remずつ確保されます。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-lifeis73c.png

また、行(row)に「my-lg-3」({margin}{上下}-{lg}-{3})と指定すれば、lgの時にmarginが上下1remずつ確保されます。marginで指定しているので、上下方向が相殺されて1rem分しか空いていないのもポイントです。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-lifeis73d.png

このように、ブレイクポイントも含めて、marginやpaddingを制御できるのは細かなレイアウト調整をする場合に、非常にありがたいバージョンアップです。

ここで使ったソースは、下記に公開しています。
http://r360studio.com/dgcr/dgcr-Lifeis73/spacing.html

ということで、今回はここまで。

この内容をじっくりと聞きたいなという方は、明後日4月19日22時30分よりYouTubeライブ配信を行いますので、ぜひ。

【Bootstrap4 を始めよう!With Dreamweaver(4) - YouTube】


ではまた、次回お目にかかりましょう! (^^)

【 森和恵 r360studio ウェブ系インストラクター 】
mail:r360studio@gmail.com
サイト:http://r360studio.com/


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編集後記(04/17)

●川島博之「戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊」を読んだ(2017/講談社+α新書)。筆者は中国の農業を研究している立場から、まったく新しい視点で、今まで日本では語られてこなかった中国人民解放軍の内情について語る。「よい鉄は釘にならない、よい人間は軍人にならない」という諺がある。

中国においてはこれは事実である。都市住民は絶対と言っていいほど兵士にはならない。二級国民である農民だけが兵士になる。中華人民共和国が成立するまで、軍隊はならずものの収容所だった。兵士は民衆に乱暴狼藉を働いたので、戦いが始まると、民衆は戦いよりも進駐してくる兵士のほうを怖れたのだ。

武装警察官は人民解放軍から別れた組織であり、警察というよりも軍隊の一部というべきだろう。人民解放軍は外に向けた武力、武装警察官は内に向けた武力と考えればいい。現在、人民解放軍は日本の自衛隊と同様、志願制になっている。都市戸籍を持つ者が幹部を養成する学校に入ることはあるが、兵士を希望することはまずない。中国の兵士は、そのほぼすべてが農民出身である。

北京にいる武装警察官は、そのすべてが地方出身者である。その理由は、もう一度天安門事件のようなことが起きた際に、北京の出身者が同じ北京の人に銃口を向けるのをためらう可能性があるからだそうだ。逆に言うと、地方出身者ならためらいなく、北京市民に銃口を向けることができるということだ。

中国政府が軍人や武装警官に与える最大の恩恵は天下り先である。それがある故に、統制が保たれている。だが、経済成長が終わり始め、退役軍人に多くのポストを用意していた国営企業が不振に陥ってしまったため、軍人に条件のよい天下り先を用意できなくなった。この先さらに経済が低迷すると、農民出身の人民解放軍や武装警察の、士気や忠誠心を保つことが難しくなる。

中国では軍隊における売官は常識の範囲内である。昇進するのにお金がかかっても、出世すれば元がとれる。よい天下り先にありつけるなら、お金をはらってもいい。人民解放軍は国軍ではなく、中国共産党の軍隊である。ある意味、人民解放軍は「私」の軍隊なのだから、営利事業を行ってもいいともいえる。

軍はホテルや飲食店を経営し、軍服を作る工場では、民生用の服も作って販売している。利潤は全部、幹部の闇手当に消えているようだ。多くの中国人は口には出さないが、こう思っているらしい。「魚釣島にはぜひ人民解放軍が出動すべきだ。日本と戦えと言っているわけではない。演習をサボって、その費用で日本から電気釜など電気製品を買っているのではなく、真面目にやれ!」

そう考えるのは当然だ。人民解放軍には、国への忠誠心など欠片もない。軍人は、ただ有利な職場だと思って入隊しただけで、命を捨てる気などまったくない。それは、彼らが悪いわけではない。中国軍の伝統なのであり、戸籍アパルトヘイトのもとで農民戸籍を持つ者としては当然の行為だ。つづく。(柴田)

川島博之「戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062915065/dgcrcom-22/


●marginとpaddingが嬉しい!!

/修理の次は破壊。古い外付けハードディスクがある。カタンカタンという音がして、マウントしない。処分しなきゃとは思いつつ放置したままだった。

以前は処分サービスを利用したが、いまは何かと気になるので、自分で破壊しようかなと。中身を分解したい、見てみたいという気持ちもあった。

ネジの上にはシールが貼ってあって、破れたら保証がきかない。ガリガリと削り取り、出てきたネジをドライバーで分解していく。六角形の特殊なネジ頭もあった。

はずせるネジは、全部はずす。途中にもあちこちにシールで隠されたネジがあった。続く。(hammer.mule)