[4710] 瀬戸内の構造美の巻◇流れ星の撮影に成功したよ!◇埼玉の怖い話

投稿:  著者:  読了時間:18分(本文:約8,500文字)


《天体写真おじさんもやってます》

■わが逃走[231]
 瀬戸内の構造美の巻
 齋藤 浩

■もじもじトーク[99]
 流れ星の撮影に成功したよ!
 関口浩之



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■わが逃走[231]
瀬戸内の構造美の巻

齋藤 浩
http://bn.dgcr.com/archives/20190110110200.html
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年末に、尾道行ってきた。こう何回も通っていると、知り合いもできる。そうなると、より故郷に帰る感がアップしていく。

「ホントに親戚とかいないの?」と地元の人に聞かれることが、なんだかうれしい。

今回は、いままであまり行かなかった場所を中心に、レンタカーとレンタサイクルを使って散歩。

それにしても瀬戸内はおもしろい。個性的な建築・土木があふれている。それらが集まって、美しい集落、美しい暮らしが生きている。

階段にしても路地にしても、必然から生まれたものであって「カッコイイものを作ろう」という下心などないはずだ。それぞれが必要だから作った。その結果、芸術以上の物件が生まれ、それらが調和して独特な空間を作っていく。

町とは暮らしであり、暮らしは「ゆっくり」変化する。私のように、たまに訪れる者の利点は、そこに暮らす人には気づかない変化に気づけることだろうか。

そういうことにして、年に何回か街並みや物件を記録していこうと思っている。ちなみに今回の写真は尾道市因島にて撮影。ことしもよろしく。

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なつかしい看板。いま見るとシンプルで味のあるピクトグラムだ。しかし、最近のヒトには何の絵だかわからんだろうな。

気になるのはその下、かつて看板を支えていたであろう物体。曲線からすると、「たばこ」や「塩」とは違うみたいだ。こういうことを正月に考えるのは実に楽しい。

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その看板の近くで看板建築を発見。お店は閉店してしまっているようだ。それにしても書体がイイ。タイルとの対比もあいまって、実に風情がある。現役時代に訪れたかった。きっとここの練り物は旨かったにちがいない。

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やや高所ドア。よく見ると微妙な形状の踏み石が設けてあり、しかもセメントで固めてある。機能しているようなのでトマソンというわけではなさそうだ。しかし、なぜこの高さに? 想像しながら散歩する。楽しい。

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由緒正しいおもちゃ屋さん。しかも、ところどころにモダニズムな意匠が。

ここにばあちゃんと孫が買い物に来るのだ。正月はコマやタコ、夏は花火も売ってるはず。
断言しよう、おもちゃ屋さんのある商店街は良い商店街だ!

そして三世代にわたって同じ街並みを共有できてこそ、一流の町といえる。さらにこの数件先には由緒正しい模型店もあった。

ショウウィンドウにプラモデルの完成作例が飾ってあり、しかも超絶改造モデルも多数。この町に住みたい!

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こう見えて公道のようだ。

玄関まわりの植物が増えて、そのまま「なんとなく」ファサードが延伸していったのだろうか。こういう大らかさもまた瀬戸内的。

車が入ってこれない個性的な路地がたくさんある。一日中歩いてみたかった。

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元気に育て、雨樋の植物。ふと見上げるとこういう物件がある。瀬戸内の散歩は楽しいなあ。

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こんな路地も発見。先を急ぐので、立ち止まってシャッターを切ったのみ。この狭さ! 向こうから巨漢さんが来たら、すれ違いはキビシイか。

あー、歩いておけばよかったな。デス・スター攻撃シーンのような視点だったかも。ここを歩くために、再訪を誓う。

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なんと躍動的な! 水がバシャーッと流れているかのようです。

しばし見入ってしまった詠み人知らずの芸術。色もイイ。これが無作為によるものとは到底思えない。こういった物件は全国に存在するのだろうが、穏やかな気候もあってか、瀬戸内のものはとくに見ていて楽しい。

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ものすごいタワーです。これも芸術を超えたなにかだろう。心の師・赤瀬川原平先生がご存命だったら、なんと思われるか。レンガ造の煙突に植物がからんだものだが、呪術的ともいえる迫力をおぼえる。

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ちいさな階段。ホントにちいさな階段。機能美というだけでは説明しきれない、実直さを感じる。周囲までたゆたう控えめな雰囲気がまた愛らしい。この2段を作った職人さんの人柄が偲ばれる。


【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp
http://tongpoographics.jp/

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。


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■もじもじトーク[99]
流れ星の撮影に成功したよ!

関口浩之
http://bn.dgcr.com/archives/20190110110100.html
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こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。2019年がスタートしました。今年も明るく元気に文字ネタを中心にお送りしますので、よろしくお願いします。

もじもじトークは今回が99本目なので、次回で100本目になります。おぉ凄い。自分を褒めてあげたい(笑)

今回のテーマは、久しぶりに天体ネタです。まずは、こちらをご覧ください。じゃーん!

http://bit.ly/2AB26zs

ねっ、凄いでしょ。流れ星の生写真です。中学生の頃から天体写真やってますが、流れ星をカメラ撮影できたのは、今回、初めてなんです。

●流れ星の撮影って難しいの?

いままで、何度も、流れ星の撮影に挑戦してきましたが、そう簡単に流れ星をとらえることはできませんでした。難しいです。

なぜなら、

・そもそも、流れ星って、滅多に流れない。

・東京都内の夜空は、空気が澄みきった日でも、街明かりや車のライトなどで空が明るい。そもそも、星がよく見えない。

・流星群だから一時間に何十個も流れてくるんだろうなと期待して、ベランダで30分ぐらい、夜空を眺めてみても、流れ星がまったく流れてこないこともよくある。

・いつ、どっちの方向に流れ星が流れるのか、予想が難しい。

という事情があります。

また、カメラを手にしたとしても、

・流れ星が見えてから、シャッターを切ったのでは間に合わない。当たり前ですけど……。

・f1.8の明るいレンズで10秒ぐらい露出すると、街明かりを被ってしまい、曇り空を撮影したような写真になってしまう。

・じゃあ、レンズを絞ってf6ぐらいで30秒撮影してみたけど、集光力が下がるので、よほど明るい星じゃないと写真に映らない。

という課題もあります。

今回、流れ星が撮れたのは、ラッキーだったからだと思います。そして、最近、僕のコレクションに仲間入りした、オリンパスE-PL7の「ライブコンポジット」機能のおかげなのです。

●ライブコンポジットって?

コンポジットとは、比較明合成のことです。えっ、余計に、分からなくなりましたよね……。

分かりやすく説明すると、「複数の写真を比較して明るい部分だけ合成していく」ということなのです。

北極点を中心に、お星さまがぐるぐると回っている写真、見たことありますよね。または、星雲や星団がきれいに写っている写真も見たことありますよね。

僕が流れ星を撮影した写真は、「シャッター速度3秒・絞りf4.0・ISO1600」で600枚シャッターを切ったものを、重ね合わせたのです。

Photoshopでコンポジット合成してもいいのですが、E-PL7の「ライブコンポジット」機能を使うと、カメラ内で自動的にコンポジット合成してくれちゃうんです。楽チンです。

今回、3秒を600回重ねたので、結果として、30分間、バルブ撮影したことになります。

比較明合成(コンポジット)しないで、30分間バルブ撮影したら、真っ白々の写真になります。

でも、この機能をつかうと、こんなに綺麗に星空が撮影できて、おまけに、明るい流れ星もとらえることができたのです。

この機能を天体写真で活用したくて、E-PL7を2年前に購入したのです。でも、仕事が忙しくなっちゃって、2年間、開封せずに眠ってました。

今後は、流れ星撮影だけでなく、木星や土星の写真にも挑戦したいと思います。何百枚も「ライブコンポジット」したら、木星の縞々や土星の輪がくっきりと撮影できるかもしれません。

●天体写真に適したカメラって?

僕は、中学生の頃に、天体写真やってたんです。45年ぐらい前なので、当時、デジタルカメラは存在しません。パソコンもない時代です。

フィルムカメラなので、現像してみないと、星がちゃんと写っているか分からないというドキドキものでした。

絞り値を決めて、ファインダーを覗いて、シャッター速度のダイヤルを回すと、露出計の針が動く銀塩カメラってやつです。

モノクロフィルムを使って、自分でフィルム現像し、引き伸ばし機で印画紙に焼き付けてました。フォントおじさんだけでなくて、天体写真おじさんもやってます(笑)

そのおかげで、ISO感度と絞り値とシャッター速度の関係を、自然と体得できたような気がします。とは言え、趣味レベルの天体写真おじさんなので、高級カメラは一台も持ってないんです。

都内だと星野写真(星座や天の川を撮影すること)は無理だと思っていたので、望遠鏡アイピース(接眼鏡)にカメラをマウントして、月や惑星を撮ることを目標にしました。

ベランダで気楽に天体写真を撮りたかったのと、重い一眼レフだとセッテイングが大変なので、明るいレンズが付いたコンパクトデジカメを中心に、オークションで買い漁ったんです。

・オリンパス C-2020
・オリンパス C-3040
・オリンパス C-5050
・オリンパス XZ-1
・オリンパス XZ-2
・オリンパス E-PL7

天体写真用に持っているカメラ達は、こんなラインアップです。実は、これ以外にも10台ぐらいあります。はずかしいので、代表選手だけ、ご紹介します。

http://bit.ly/2sgjzIO

E-PL7を除くと、数千円から2万円のレンジで落札した中古デジカメです。

オリンパスC-5050は、2002年発売の光学3倍ズーム(35mm判換算35mm〜105mm)で、500万画素、開放F値はW1.8〜T2.6と、当時のコンパクトデジカメの中では、最も明るいレンズを搭載した機種でした。

オリンパスXZ-2は、2012年発売の光学4倍ズーム(35mm判換算28mm〜112mm)で、1200万画素、開放F値はW1.8〜T2.5と、こちらも明るいレンズを搭載し、液晶が大きくなり高解像度となり、お手軽天体写真カメラとしてはピカイチの存在です。

自宅居間のテーブルから2メートル横のベランダが天体観測所なので、望遠鏡セッティングとカメラマウントするまでは5分程度で済みます。望遠鏡の鏡筒内温度をなじませるために、1時間ぐらい、望遠鏡をベランダに放置しておけば、なおベターです。

ベランダの庇の関係で、南東方向の仰角45度ぐらいしか視界がひらけてないのが一番も問題点なんです。しかも、南東方向に新しいマンションの建設が始まってるし……。がーん。

それでは、今までに撮影した天体写真で、お気に入りの作品を10枚ほど掲載します。これらは、E-PL7(ライブコンポジット機能付き)が仲間入りする前のもので、XZ-2またはC-5050で撮影した写真です。

http://bit.ly/2TBaSog

●ベランダ天体観測所のこだわり

本来の天体写真マニアは、望遠鏡などの機材一式を車に積んで、夜空のきれいな田舎へ足を運びます。そして、入念に極軸設定して、望遠鏡とカメラセッティングします。

僕は、そこまで根性がないので、ベランダでお気楽に、お月様や惑星、星雲や星団を撮影しようかなと、10年ぐらい前に思い立ったのです。

お気楽な天体観測とはいえ、下記2点は、こだわっています。

・赤道儀

既に製造中止になっている「Vixen 天体望遠鏡 GP2赤道儀」の新中古(展示品)を10年前に入手しました。これにより、天体写真撮影中も、星を追尾することができるんです。
https://www.vixen.co.jp/product/39900_0/

・二軸モーターによる自動追尾

これも、既に製造中止になっている「Vixen 天体望遠鏡 二軸モータードライブ DD-3セット」を10年前にバーゲン入手しました。
https://www.vixen.co.jp/product/37912_5/

最近、パソコンやマイコンコントローラーから、星や惑星を自動導入できる高価なシステムもありますが、僕は、それがどうしても好きになれないんです。

キーボードから惑星の名前を入れると、勝手にその方向に望遠鏡を向けてくれて、そのあとは自動追尾してくれるという優れものですけど……。

二軸モーターによる自動追尾とは、ひとつのモーターが、地球の自転に合わせて星を追尾する役割をしています。300倍とかの高倍率でも、アイピース(接眼鏡)の視野から星が外れることがないのです。

もう一つのモーターは、緯度がずれたときに調整するためです。うちのベランダからは、北極星が見えないので正確なセッティングができないため、微調整する機能は重要なんです。

赤経/赤緯の二軸モーターを使うと、直観的に調整ができるというのが、大好きなんです。

こちらはうちのお手軽な天体観測所の機材などです。
http://bit.ly/2CZgmDJ

ドーム型の天体観測所の設備や、最新式の高価な機材を使っていないという点では、お手軽と言えますが、自分が書いた文章を読むと、結構、本格的な天体写真おじさんのような気がしてきました。

次回の100本目は、フォントおじさんテーマでお送りしますね。


【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com

フォントおじさん
https://event.fontplus.jp/about/hiroyuki_sekiguchi.html

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。1980年代に日本語DTPシステムやプリンタの製品企画に従事した後、1995年にソフトバンク技研(現 ソフトバンク・テクノロジー)へ入社。Yahoo! JAPANの立ち上げなど、この20年間、数々の新規事業プロジェクトに従事。

現在、フォントメーカー13社と業務提携したWebフォントサービス「FONTPLUS」のエバンジェリストとして日本全国を飛び回っている。

Schoo、マイナビ IT Search+、日刊デジタルクリエイターズ等のオンラインメディアで文字に関する授業や記事を連載中。CSS Niteベスト・セッション2017にて「ベスト10セッション」「ベスト・キャラ」を受賞。

Twitter: @HiroGateJP
Facebook: フォントおじさん
https://www.facebook.com/hiroyuki.sekiguchi.8


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編集後記(01/10)

●偏屈BOOK案内:桜井伸也「埼玉の怖い話」TOブックス 2016 戸田市内の図書館で郷土関係の書棚を眺めていたら、こんなタイトルの真っ黒い本があった。「埼玉の」というと、わたし自身「どうせ埼玉」という地元民の歪んだ感情もほのかにあり、舐めていたのは本音である。「山怪」のヒットで、創作ではない怖い話を集めた本はたくさん出てきて、殆ど読んでいる。

真っ黒い不吉な装幀、見返しも扉も版面の周囲も真っ黒。前書き、後書きなし。16か所の怖いスポットがレポートされている。中でも浦山ダムの怪、八丁湖の怪、畑トンネルの怪などは2話、痴漢山の怪が3話。筆者はゲーム開発者、イラストレーター、怪談家。幼少からの怪体験を経て、心霊現象に興味を持ち、怪談・心霊写真の蒐集を始めて25年以上、怪談DVDの企画制作に携わっている。

舐めていてすいません。じわっとくるいやな気分、では片付けられない本当に怖い話、不気味な話がある。筆者はこの道のベテランだから、怪異に出会っても取り乱したりしない。きちんと観察できるし、映像記録も撮れる。他人の話コレクションではないからリアルだ。でも、文章はいまいちの出来である。

全部読んでから、さてどれが一番怖かったか、もう一度読み直した。若い女の子を怪異スポットに連れて行き、何かに怯えるオイシイ映像を撮るのが仕事だから、怪異に慣れた筆者による観察は確かで、それはそれで読み応えがあり、うわーこりゃ女の子泣くよなと思う。だが、筆者自身の恐怖体験を読みたい。

ありました。秩父市の浦山ダムの怪。美しい自然に囲まれた、観光客も多いダム。2010年11月、怪談系企画の撮影で、女性リポーターのAさんを伴いスタッフと一緒に訪れたのは23時、撮影開始は午前零時。撮影を開始すると、対岸からヒィー、ヒィーという声が聞こえる。Aさんは怯えて中々撮影に入れない。

Aさんがベンチに座ってパネルで説明を始めた瞬間、石が転げ落ちるような音が辺りに響く。遠くから警報音のような音が小さく絶え間なく聞こえる。やがて、Aさんの背後、黒い湖面から明らかに女の悲鳴が聞こえだした。涙ぐむAさんを車に戻るよう促したとき、女の悲鳴が複数になり、やがて湖中からの悲鳴が10人、20人と聞こえるようになった。泳ぐ音もする。一同、車に逃げ戻る。

恐怖でその場にいることができない。車を出すと、路上に轢かれた猫、次は鳩、次は鼠を咥えた犬。そして、車内が焦げ臭い、焼却炉の臭いだ。コンビニでしばらく休んでから車に戻ると、線香の匂いになっているのに一同は言葉を失う。コンビニを出てからも三回、動物の死体を見る。真の恐怖はこれから始まる。

ダムでの体験など筆者は慣れているが、家に帰ってから高価なカメラが壊れていたのに青ざめる。強烈な眠気が襲い、目がさめると右頬に二本の筋のような傷跡があり、血が滲み出している。その後も、目が覚めたとき腕、顔、肩に引っ掻き傷の痕が残る。顔にべっとり唾液のような跡があり、首に数本長い毛がまきついている。不穏な感覚の身の回りを撮った写真に、写っていたのは……。

霊感のある知り合いTさんに会いにいくと、なにも話していないのに、30代後半の執着心が強い女(の霊)を連れてきてしまったなという。Tさんがダムの女を根気よく説得し、一か月半でどうやら怪現象は収まった。懲りない筆者は、3人の女性を連れて、またもや深夜のダム湖へ。いい加減にしろ! わりと近い「さいたま市秋ヶ瀬公園」に自転車で行ってみようかな。昼間に。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4864724652/dgcrcom-22/


●地震続き。/一瞬で終わるような振動ではなく、あっ揺れてる、まだ揺れてる、というものであったが、図書館の司書さんたちは変わらず受付をしているし、子供たちの楽しそうな声が遠くで聞こえる。

学生たちも変わらず勉強をしていて、ふっと顔を上げる仕草をする子もいたが、すぐに勉強に戻って行った。少し経ってから、一人の子は、揺れてる気がするというような顔をして、周りを見渡したのだが、私と目が合うと同じく勉強に戻った。

ああ、そうなんだ、と思った。学生たちは誰もスマホを確認しなかった。いや、この子たちは誰一人として、勉強中にスマホをいじりはしなかった。着信音やバイブ音もなかった。帰宅前に皆取り出しているから、持っていないわけではない。続く。 (hammer.mule)