[#5013] おもしろカワイイ女の子◇ライブはいろいろ楽しいけど厳しいよ

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《そんなネタかいっ!:編集長》

■はぐれDEATH[97]
 おもしろカワイイ女の子
 藤原ヨウコウ

■はぐれDEATH[98]
 ライブはいろいろ楽しいけど厳しいよ
 藤原ヨウコウ
 


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■はぐれDEATH[97]
おもしろカワイイ女の子
藤原ヨウコウ

https://bn.dgcr.com/archives/20200522110200.html

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「ガス給湯器? それはパロマや〜!」

世間様は新型コロナによる肺炎ネタで溢れているし、こちらももちろんそうなっているのですが、ボクは以下の一文をもって、このムーヴメントを離脱する。

質の悪い風邪じゃ! ちゃんとビビれ!!! ビビり方が分からんのやったら大人しく家でじっとしとけ。絶対に外出るなよ!!!!!

というワケで人界をさっさと放棄して、野山に出ていくのであった、呵々♪

改めてコロナネタはもうつまらん(不謹慎だが)。もっともボクは初期の頃から「治療法が見つかっていない質の悪い風邪」と断じていたので、気分は一歩も前に進んでいない。

それどころか、間抜けなニュースや呆れるニュースばっかりが、じゃんじゃか出る一方なので、もはやウイルスにやられているのか、頭のおかしいおっさん、おばはんに迷惑を掛けられているのか、分からなくなってきた。

こうなったら目を逸らすのが手っ取り早い。

幸いド田舎である。裏山は三月頃からツツジの花と新緑が競演し、鹿はおろかイタチまで出てくる始末。四月には久しぶりの賀茂川縁桜大会が、人目を気にせずのんびり満喫できただけではなく、深泥池まわりの散見できる桜まで謳歌できた。

この辺のウグイスは「下手クソか!」と突っ込みを入れたくなるくらい、まともに鳴ける子がいないのですが(もうちょっと南に行くと途端に上手になる)、それはそれで毎年のお約束なので平和に流す。

霞を纏う早朝の比叡山を見上げては「春が来たなぁ」と独り合点をし、陽気な日差しにお洗濯モノを干す喜びに浸る。モンシロチョウが耕す前の畑をぴよぴよ飛び交い、一面の菜の花が辺りを明るく照らすと、足下にはタンポポが早くもふわふわを飛ばす準備が完了。ツクシやらクローバーやらが繁茂し、空き地はみるみるうちに春真っ盛り。

というような身の回りを、アホのようにiPhoneで写真に撮りまくっていたのですが、これを見せる気は正直ない。皆様の周りでもあると思うので(というかあって欲しい)お散歩がてら探すのも一興かと。

ところが、せっかく窓全開で日中は過ごせるようになったのに悲しい話なのですが、子供の遊び声が見事に抜け落ちているのです。遊ばしたりぃな。子供は遊んでなんぼやで。

とか言ってたら、おねえちゃんが成人式の記念写真を撮ってきてた。「来年ちゃうか?」と思ったのですが、数えで二十歳になってた。まぁこんな出来の悪い人の子でも二十歳にはなれるらしい。こっちは奧さんの功績大ですが。※おねえちゃん=娘 奥さん=妻 (恒例/筆者用語の解説:編集部)

カワイイと春の組み合わせは、実に相性がよろしい。ももち(猫)はちょーちょを追っかけたり虫を捕まえたり、活動を始めた余所者の侵入を防ぐべく日々「きりり」とお外へ行く。尻尾のリズムも軽快そのもの。一度死にかけたとは思えない元気さである。

若干化け猫めいたところもあるのですが、何を隠そうおとおさんがもう何度も死にかけているので、正直面白みはない。ある意味、我が家的には正しくでふぉだったりする。

春と言えば卒業とか新学期という目出度い行事が目白押しのなずなのだが、こちらは新型が全部ダメにしよった。オリンピックはつぶして正解! もっとも、アホな損失を更に積み上げそうなのでハラハラはしている。とにかく、政府はアホやから困る。

ついでにF1までほぼ完全に封じ込められたのは辛い。ついでにフォーミュラEも巻き込まれ、シブコちゃんも出番をものの見事に失ない、高校野球は夏の大会まで怪しくなり、広島カープはというと開店休業中!



で、やっと本題だ。ここから先は敢えて実名を出さずに、分かる人には分かる符牒で行きます。色々ややこしいことに巻き込まれたくないので。「そんなネタかいっ!」と、突っ込みを入れたくなる気分はよく分かるのですが、正直ネタがない(笑)

「ガガーリンって誰?!」発言で、ボクの心を鷲掴みにしたのは黄色い子。ガガーリンを知らない人はググって下さい。ただのジェネレーションギャップだ(と思う)。

が、実はこの子、グループ内では「賢い子」に入るのだ。驚愕である。

をいをい調べていると、確かに「賢い子」ではある。如才がないというかなんというか、とにかく頭の回転は実にイイ。下はというと、もう赤い子がぶっちぎりで様々な事件(!)を起こしている。「シュプレヒコール」「ビタミンB」「一本指」「分学校」「は〜っ、とぅっ」「罵る」間をずっと飛ばして「珍獣」etc、etc…

間を飛ばしたのは、あまりにも多すぎて取捨選択が難しくなったからだ。これでピンと来たらあなたも立派な「も○のふ」さんだ(笑)

それはそうと、この子達もいい加減大きくなってきたので、ボクの守備範囲から徐々に外れてきている。相変わらず面白いけどね。その中でもあーちゃんは、ここ一年でぐっと面白さが増してきた。

元々、最年少なのに大人っぽいところはあったのですが、この大人っぽさと実年齢がイマイチ噛み合っていなかったのです。他の子は子供っぽさが勝っているのでさほど気にならなかったので、あーちゃんはこのグループでは珍しい部類に入る。大人っぽさに加えて「ヤンキーネタ」も最近ばっちり、ネタとして板に付いてきたのはかなり大きいと思う。

実はこのグループに関しては、ネタの宝庫なので作文をものにしようと書きかけていたのですが、あまりに長大且つややこしすぎる上に、作文そのものがちんぷんかんぷんすぎて没にした。おそらく五〜六回分はあったと思うのですがねぇ。まぁやめておいて正解だったわ。

話が逸れた。台頭してきたのは、たこ虹のさきてぃーだ。今はこの子が一番ボクの旬である。

とにかく動いているところがカワイイ。喋ると更にかわいくなり、突っ込むと破壊力倍増である。関西中心のグループなので他のメンバーも関西の子よろしく、普通の会話でボケ突っ込みが出来る。大人しそうな雰囲気で声も優しいのだが、ナゼか突っ込みだけは関西平均よりも高かったりするので驚きである。

おねえちゃんはここまで出来ないなぁ。まぁ別にエエねんけど。

「関西人の遺伝子はボケと突っ込みの二重螺旋構造」と喝破したのは奧さんだが(その割に奧さんも若干弱い)この不思議な構造を体現しているような子達である。

飛び抜けて見た目がカワイイとかじゃないです。バランスが絶妙というか、総合力がうわまわっているという感じでしょうか。「おもしろカワイイ女の子」というイイ方がぴったりなのかなぁ? ナゼか一番しっかりしているのも、さきてぃーだったりする。

最近は「たこ虹の家にいるTV」で、食事の準備からライブ放送しているのですが、なぜかさきてぃーがもっぱら調理をして、他のメンバーはウロウロするだけだったり、下らない話で場を繋げるというアホな連携も見られて、なかなか興味深い。

あ、YouTubeで普通に配信してます。YouTube内の検索列で「たこやきレインボーofficial」がそれ。

https://www.youtube.com/channel/UCkMiZJ-4yUDisrCB6_Bk2Gg


可哀想に、今回のウイルス騒ぎで活動も自粛せざるを得なくなっているようで(他の皆様ももちろんそうだ)、平日ほぼ毎日更新というなかなか健気なことをしている。これはこれで面白いのでイイのですが。何と言ってもさきてぃーの家事が眺められる(一歩間違ったら犯罪者か変質者だぞ、をいっ!)。そこそこちゃんとしてたりするのが、またオイシイ(危ない、危ない)。

これ以上は止めておこう。マジでヤバい人になりそうやし。

たこ虹やももクロのYouTube配信で、ボクですら動画を眺めるようになったのは、なかなかに画期的だったりする。何しろボクは、いまだ頑なにテレビを見ることを拒否しているのである。動画だってせいぜいが、F1のダイジェスト版を見る程度。

最近ではニュースまでライブ配信し始めた。今回の騒ぎが招いた措置だとは思うのですが、この調子で地上波も喰われたら民放は悩みそうやな。もっとも、「コンテンツ」と称して課金もしているみたいですが。ちなみにニュース配信は何回か見てやめた。CMが入ってくるんだもん。鬱陶しくて仕方がない。これがイヤやねん。

そういう意味では、ネットの「投げ銭システム」もなかなか興味深い動きのひとつだろう。それなりの知名度が必要だが、はまると面白そう。ボクも絵でやってみようか(笑)

それでもYouTuberの皆様の動画は見ないなぁ。個人的にはどうでもイイ事ばかりなので、ジャンジャン飛ばしているのですが、ニュースとか見てると自粛が本当に退屈な人は多いらしく、それこそ本当にどうでもイイ動画までアップされている。

腹が立つのは、テキストを自動読み上げしていると思しき動画。まぁ冒頭5秒で分かるのでソッコー放棄しているのですが、動画の意味なくないか? そんなん見るくらいなら、音楽を聴いている方が遙かにマシだ。

とか言ってたら、どうもボクのiTunesライブラリから、大事なコレクションが相当量抜けているのに最近気がついた。

元ネタは上賀茂にあるCDの山なのですが。もう何回もイニシャライズしてOSをクリーンインストールしているので、どっかのタイミングでバックアップを取り損ねているんでしょう。主にBop系のアルバムがなくなっている。結構あったはずなんだけどなぁ……。

それはともかく、昨年の暮れあたりから国会中継も時々YouTubeで眺めている。正直「見たらアホになる」と、最初は嫌がっていたのですが、何しろ見たり聴いたりする手頃なネタが尽きていたので、半分ヤケになって見始めたのだ。

まぁ酷い酷い。これは是非視聴していただきたい。どんだけデタラメな国家運営をしているのか、たちどころに氷解します。

まともに見なくても、十二分にデタラメ加減は分かります。「野党の追及が甘い」などと言っておられる方には、是非見ていただきたい。何しろ政権与党や官僚共は、まともに答弁できないのだ。学級会の方が遙かに高度やぞ。

マジメに答えないから、何度も同じコトを質問せざるを得なくなる。そもそも国会で議論するような案件ではなく、既に検察特捜部案件なのですが、怪しげな「定年延長」までロクに答えないまま、強引に可決させようとしているし(可決したっけ?)。※編集部注 5/18継続審議になりました

一事が万事この体たらくである。まともな新型コロナ対策を求める方が、どうかしている。

どうもうっかりすると、話題が新型コロナウイルスに向かうなぁ……。

気分だけで書いているからこういうことになるのですが、まだ一人暮らしは楽な方で、万一感染しても家族には迷惑を掛けないで済む。

正直に書くが、この騒ぎでビックリしたことが一つだけあった。

マスクなどはハナからテンで無視していたので、どうでもよろしい。トイレットペーパーだ。まさか生涯にもう一度、トイレットペーパー騒ぎに巻き込まれそうになるとは思いもしなかった。もちろん、一回目はオイルショックです。お袋に狩り出されて、しっかり列に並んだからなぁ。

もっとも、こちらはまだ備蓄分があったので(一人暮らしだと消費量もやはりそれなりで、暮れに買ったのが丸々残っている)すぐに気を取り直したのですが、ドラッグストアの列を見た時は「マジか……」と絶句しましたよ。京都市のハズレですらこんなんじゃ、人が密集しているところは推して知るべし。

ボクは一人暮らしをそれなりに前向きに考えてるので、正直「一人で良かった」と思うことはあっても「ヤバい」と思ったことはほとんどない。引っ越してからこっちは、もう安心・安全の毎日である。

色々、悪い方悪い方へ流れがちなのですが、これを機会に色々身の回りのことをマジメに考え直すのも一興だろう。ボクは直しようがないので、このまんまですが(笑)


【フジワラヨウコウ/森山由海/藤原ヨウコウ】
YowKow Fujiwara/yoShimi moriyama
http://yowkow-yoshimi.tumblr.com



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■はぐれDEATH[98]
ライブは色々おもしろいけど厳しいよ

藤原ヨウコウ
https://bn.dgcr.com/archives/20200522110100.html

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前回のびみょおな続き。

編集長から「フジワラさんがアイドルネタかい?」と、不審そうなお問い合わせがあったので、ちょろっと便乗する(笑)

そうとう昔に、アイドル&カワイイについてちょろっと触れたのですが、何を書いたのか正直忘れてしまった。重複するところが出てくるかもしれないが、そうとう昔なので、もう気にせずいつも通り気分に任せてじゃんじゃか書く。
かしくなったら、編集長がストップをかけてくれるでしょう(爆)

カワイイは書いているので端折る(これだけ確認した)。

前回、たこ虹のさきてぃーについて少しだけ書いた。さきてぃーの名場面・珍場面の個人的ベストはこの二つ。



ご覧のように赤い子の歌真似で、芸達者ぶりを披露している。実際上手いしね。ちなみに、まだレパートリーを増やすべく頑張っているらしい。「先輩のマネより自分をどないかせい」というのは無粋であろう。ここは素直に拍手喝采してもイイと思う。



これはもう、さきてぃの可愛さ全開ですね。カワイイし♪

で、肝心要のたこ虹の楽曲に関しては、実を言うとボクはさっぱり知らない。興味がないという理由もあるのですが、ライブ映像を見るとこっちが辛くなるからだ。

この件は前に書いたと思うのだが、ライブ映像を見て痛々しさを感じるのは、たこ虹だけではない。カワイイ子が歌っているのを見るのは本当に鬼門で、ハラハラして仕方がないのだ。

歌にせよ踊りにせよ、どこか無理矢理くさく見えてしまうからだ。もちろん、ライブなので演出はあるだろうが、演出まで加わると痛々しさ倍増である。敢えて痛々しさを強調するようなライブを強行して、無理から伝説を作ろうとするものまであったりする。

ももクロの中野サンプラザ、一日三公演などはその典型であろう。これはもう完全にプロレス的やらせなのだが、大人が寄ってたかってこういう「感動」を作ろうとするところに、ボクが拒否反応をしてるだけなんですがね。

これがアリーナクラスの舞台になると、ボクには完全にお手上げである。ボク自身のライブ体験が、異常に歪なことも関係しているだろう。

本当にただのお客さんとして見に行ったライブで、一番でかいハコは日比谷公園大音楽堂での、山下洋輔トリオ復活祭である。

アリーナと比べれば相当狭いのですが、ボクは「でかっ!」と思った。基本が小さなライブハウスなので、広いのだ。

フリージャズの外国人プレイヤーは、関西では小さなライブハウスでするケースが割と多くて、それこそ触ろうと思えば余裕で触れる距離で爆音を鳴らしてくれる。本当にPAいらずなのだ。坂田明さんのライブは割と小さなライブハウスで見れたりしているから、日比谷公園大音楽堂でもでかく感じるのだ。目一杯聞こえてましたが。

ここに何が起きるか分からないスリルが加わるわけだが、フリー畑の皆様はとにかくレスポンスが早くて高度だったりする。

もちろんこういうアドリブ能力は、アイドルの皆様も持っていることが少なからずあるのですが、ここでボクは躓いてしまう。

可哀想になってしまうからだ。いくら高度な修正・変更能力があるにせよ、年齢による経験値はフリーのおっさん達と比較すれば、天と地ほどの差をボクが感じてしまうからだ。

だからアイドルに関して言えば、滅多なことではライブ映像すら見ない。ももクロだって、ボクはライブ映像はほとんど見ていないのだ。ギリセーフなのがBABYMETAL。「異国でやっている」という段階で、既に無茶なのだが、観客の反応の熱が異質なので割と楽してみられる。



動画はまだ三人組だった頃のもの。レディー・ガガの肝いりで実現したそうだが、堂々としたもんである。実際スゴいと思うし、競演している皆様の手抜き感が皆無なので安心して見られる。ちゃんとレスポンスもしているし。

たぶん、「壊れ物扱い」していないところがイイのだろう。このへんはフリーの皆様と比較しても遜色ないと思う。

ライブに関しての私的な感想だが、ベースに「必ず何らかのアクシデントがある」と思い込んでいるところが、ボクにはある。

アクシデントというのは悪いことばかりじゃなくて、敢えてプレイヤーが無茶なことをして、オーディエンスを驚かすことも含めている。要は濃密なコール&レスポンスを期待しているわけだ。

セットリストはあるけど繋ぎはその時の気分次第とか、一曲で極端に長引かせたり端折ったりも腕次第というわけだ。実際、音楽に限らず落語とかでも見られる風景なのですが、これは相当地力がないと出来ないのですよ。

ワンパターンになってもつまらないので、結局リアルタイムでの対応力にかかってくる。もっと言えば、とんでもないコトでも起こってくれないかなぁという、無責任極まりない期待度が上がってしまう。そして、結局ここでカワイイは脱落するのだ。

可哀想やんか。いや、それだけなんですけどね。

だから音楽方面に関しては、アルバム音源だけで充分だったりする。実際、それしか聴いていないし。別にダンスとか見なくてもいける口なのです。それでも、ももクロはライブ映像を見ている方なのですが(アイドルとしてはです)、オーディエンスのノリについていけない・・・_| ̄|○;

熱狂的なファンの人はいいのでしょうが、ボクはチラ見で満足出来ちゃうので、「ライブの一体感」などハナから求めていないのですよ。

素直にぴよぴよしてて欲しいのだ。ぴよぴよがいじめられるのを見るほど、ボクは性格がねじ曲がっているわけではない。ももち(猫)を眺めるのに、ものすごく似てるのかもしれない。

もっとも、ももちもいつだってぴよぴよしているわけではないのですが。ボクの目の届かないところで、あれやこれやをやらかしている。喧嘩は家の前でもしますが。とにかく強いので「いじめられる」はあり得ない。ももちがイジメてるわけでもないんですがね。

要はほっこりしたいワケだ。のびのびしてて欲しい。このへんはももちがピンポイントで押さえてくれるので、ももちに関しては安心。もっとも奧さんやおねえちゃんには怒られたりしてるみたいだけど。ボクはまず怒らない。おねえちゃんもだけど。

カワイイは安心して眺めるに限る。ハラハラドキドキは不要なのだ。多少の狼狽えは大丈夫。上記したさきてぃーの動画を見れば、「ああ、ハラハラはかけらもないなぁ」と思っていただけると思う。

ちなみに、国会中継はイライラする。慣れてくると、モニターに向かって一人で突っ込みを入れられる。イヤ、向こうにはもちろん聞こえていないんですが、「ああ、今の突っ込みは我ながらイイコト言ったなぁ」と自画自賛できるようになる。

本気で突っ込んだらダメです。本当に腹立ってくるし、下手をするとモニターを殴りつけるぐらいのことをしかねないので。痛い上にお金もかかるので止めましょう。

ライブと言えばボクのLP変遷史が実に興味深い。

友人に薦められて本格的なLPに触れた一枚目は、なんとKISSの『A LIVE II』である。恐らく小学校高学年の頃。その後、Aerosmithの『Live Bootleg』にいきなり行っている。

Aerosmithに関しては今でも憶えているのですが、FM放送で「ライブアルバム特集週間」をたまたまやっていて、そこでたまたま巡り会った。Aerosmithは今でも大のお気に入りです。

最初にライブ・アルバムを聴いてしまうと、なんとなくスタジオ録音が物足りなく感じるもので、その後も相当長い間ライブアルバムしか聴いていなかった。

こうした初期の経験というのは、ボクの場合、相当影響があるみたい。アドリブとか即興方面は、まずこうしたバンドのギター・ソロから始まって、やがてJimi Hendrixに至るのですが、ことごとく後のフリー・ジャズへの傾倒の地ならしになってるのです。

ライブ体験というのは面白いもんで、やはりその時々ならではの味わいというものがある。別に音楽に限った話じゃないのですが(落語は好き)、その場にいて空気を共有するという意味では、やはりスタジオ録音とはまったく違うし、とにかく間近で見たり聴いたりするのはワクワクする。

その分、外れた時のダメージはでかいのですが。もちろん、特にコンディションの問題がなければ「二度と行くまい」にしかならない。まぁほとんどないですけどね。

まさか演奏する方にまわるとは思っていなかったので、初めてライブハウスに出た時は相当ビビった。

ライブハウス初体験は、本当に、今思い返しても結構キツい。

ボクは大半のライブをアルト・サックスで出ているのですが、そもそもサックスでのやり方が屋外でふぉだったので、ライブハウスという密閉空間でいきなり躓いた。音が回りすぎてボクがビックリした。

それに雑音(屋外だと風の音とか自動車のエンジン音とかよく聞こえるのです)が無い(!)。一人でやるケースが初期は多かったので、雑音がないのには本当に閉口した。デタラメにユニットを組みだしてからは、大分マシになったのですが、それでも屋外の開放感はないかなぁ。別の楽しみは増えましたけどね。

プロ志望でも何でもないので、基本「笑い」を「体力だけで取る」ことに専念していたのですが(!)これはこれで難しい。お金をもらうとなると、やはり色々考えてしまうもんです。

大分話が逸れたな……。ももクロまで話を戻す。

ボクはほとんど「ももクロchan dx」という、バラエティー(?)に頼っているのですが、それなりの編集はしているものの、別の意味での「ライブ感」はある。あくまでも、ほとんど女子会とか動物の動画(失礼)を見ているようなもんだが、これくらいがボクにはちょうどイイ。

音楽のライブで女の子となると、やはり今のところはBABYMETALの海外公演が一番気楽ですかね。それでもあんまり見ないけど。

それでも脱退ネタはあったりするので、「やっぱり大変やなぁ」とちょっと心が痛む。YUIMETAL(ユイメタル)が2018年の秋に抜けて、去年から新体制になったのですが、どうやらレギュラーは二人で行うみたい。

負担は掛からないみたいなので(三人目はどうやらサブが回すようだ)、それはそれでいいのですが、YUIMETALの今後も気になる。元ももクロの緑の子みたいな感じかな? 青の子はもう結婚までしちゃったので安心だけど。

なんか尻切れトンボになったけど、今回はここまで! 続きは…多分ないです。


【フジワラヨウコウ/森山由海/藤原ヨウコウ】
YowKow Fujiwara/yoShimi moriyama
http://yowkow-yoshimi.tumblr.com



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編集後記(05/22)

●いい気候になって、ときどきショートパンツで自転車に乗る。ショートパンツという言い方が正しいかどうか知らない。脇に白線のある黒くて柔らかいユニコロ製と、硬めでポケットの多いサイクリング、ハイキング用らしい無名のやつ。しかし、まだ足が生白いのが恥ずかしい。誰も見ていないけど。

近隣はもう行き尽くしたが、荒川沿いと決めたら、とにかく戸田橋まで行く。左岸を上流にいくか下流に行くか、右岸を上流にいくか下流に行くか、四つの選択肢がある。さらに堤防の上を行くか、下を行くか。少し迷うが、走り出したら自転車と一体化。いろんな意味でこんな年寄りいねえぞと思う。(柴田)


●やっと大阪でも自粛解除。「治療法が見つかっていない質の悪い風邪」だから怖いんじゃないですかぁ。

/国会中継は学級会みたいだと、後記に書いたことがある。だから、まともな質問や回答をする人が目立つ。でもそういうところはニュースになりにくいんだよなぁ。

/編集長に以前話したことがあるが、大阪市内と市外とでは温度差を感じる。一日の感染者数0が続いている県なんかだと、ニュースでワーワー言っているのは不思議な感じなんだろうなぁ。(hammer.mule)