[1592] 東京拘置所獄中記2

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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1592    2004/09/06.Mon.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18301部
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      <9時間も寝られるんだと思うと嬉しかった>

■KNNエンパワーメントコラム
 東京拘置所獄中記2
 神田敏晶

■電網悠語:Ridual開発記編(63)
 Ridualユーザ
 三井英樹

■イベント・展覧会案内
 テレビゲームとデジタル科学展
 フランスにおけるデジタルメディア/マルチメディア最新動向



■KNNエンパワーメントコラム
東京拘置所獄中記2

神田敏晶
https://bn.dgcr.com/archives/20040906110100.html
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●今日からボクは200番

拘置所の中に入れられると、薄暗い廊下を抜け、すると、これでもかというほ
ど蛍光灯で白く輝くホールに通された。まぶしいくらいに何もかも白い。あち
らこちらに白線がひかれている。その白線に進めといわれ、ヒゲ宇佐美の後に
ボクは続いた……。ボクは「時計じかけのオレンジ」のマルコムのような気分
でその白線の前で急停止した。

空港の入国審査のような白い台の上から命令が落ちて来る。銭湯の番台のよう
な高い位置からだ。「カンダトシアキ! マエエ!」とやたらテンションの高
い声が響く……。まるで映画のようだと思いながら、冷めた態度で前に進む。
売れない役者さんかと思うほどの高いテンションでの質問が始まった

質問は住所・氏名の確認と進んでいく。この段階で、罪状よりも何日間ここに
拘置されるのかが重要であり、態度はあくまでも横柄で、無駄口をたたく余裕
がまったくない。

完全にこちらは見下された「犯罪者」である。やはり名前がはじめての人に呼
び捨てにされるのはツライ感じだ。ボクのことを「カンダ」と呼び捨てする人
はよほど親しい先輩や、学生時代の知人くらいだ。それを今はじめて会った役
者のようなおっさんに呼び捨てにされてしまうのは萎えてしまう。

質問はさらに続く。「カンダ! 同性愛は?」「ありません」「性病は?」
「ありません」「水虫は? インキンタムシは?」とまるで、羞恥プレイが続
く。さらに「タマイレはどうだ?」と聞かれた……。はぃん?「タマイレ?」
そんな専門用語は知らないので「何ですか? ソレ」と聞くと、「サオに真珠
とか入れていないか?」といわれた。こんなマジな顔でこんなことを聞くんだ
と思いながら、ウける答えが頭に浮かんだが「ありません」と答えた。冗談が
通じそうにない人だったからだ。

それが終わると隣の写真のブースに移された。アゴをおくところを指定されて、
写真を撮られる。オリンパスのデジカメだった。その後、持ち物を預けるため
にロッカーに案内されたと思った。荷物を入れるのかと思うと、荷物を前にお
いて、自分がはいるのだ。まるで「エルム街の悪夢」のフレディから逃げるた
めにロッカーに身を潜めるかのように広めのロッカーに自分がはいって、持ち
物チェックするまでの間、ここで待たされるのだ。

「カンダトシアキ!」。ロッカーで待たされていたが、名前を呼ばれて、ドア
を開けて出る。今度は、荷物の置かれたゴザの前に座らされる。正座でなくて
足をくずしていいといわれ。「今日からオマエは200番だ。覚えておきなさい」
といわれる。キリ番で少し嬉しかった!

預ける荷物をひとつずつPCに入力していく。WindowsNT Workstationで入力し
ている。この東京拘置所は昨年、改装されて現在もなおも改装中である。ピッ
カピッカの拘置所だ。そういえば冷房も効いており、外よりもすごしやすい。
新宿のホームレスの人にオススメしてあげたいくらいだ。

俳優の長門裕之と歌手の桑田佳祐を足して2で割った刑務官は、ボクのiPodを
「音楽レコード」と記入し、プレスパスケースを「名札いれ」と打ち込んで、
プリントアウトしたものに左手のひとさし指を押させて確認させる。東京拘置
所の中では、クレジットカードもサインもいらずで、左手のひとさし指の押印
のみで何でも事は進む。

次のステージへ進んだ。今度は着替えだ。シマシマの囚人服ではなく、茶色の
だぶだぶのシャツとズボンと白いランニングシャツと薄黄色いパンツが渡され
る。これに全部着替えろと言われ、ホールのど真ん中で着替える。茶色のだぶ
だぶは、三宅イッセイのデザインにも見えるし、アルマーニにも見えたが、薄
黄色のパンツは、なんと色ではなく白が黄色になっていただけであった……。
荷物をすべて預けると、この時点でボクの持ち物の私物は、タオルとハブラシ
一本のみとなった。なんだか自分でなくなったようだ。

そしてさらに次のステージへ…。すごくシステマチックだ。台に乗るだけで身
長と体重が同時に検査され、レントゲンを撮影し、視力を検査する。なかなか
いいシステムだ。この時点で病気のある人は発見されるわけだ。奥の部屋へ通
され、パンツを脱げといわれる。

「パンツを脱いで皮をしっかりむいてこちらへ見せろ」という。また羞恥プレ
イが始まった。「後ろにむいて前かがみになって肛門をしっかりと開く!」。
げげー、そんな格好したくないぞ。股間の間から刑務官の視線を感じながら、
その場で静止状態。やはり映画の世界は本当だった。

●看守がセグウェイで見回るのはどうか

それらの検査が終わると、今度は、食事が登場した。時間は時計がないのでわ
からなかったが21時前であったようだ。ざるそばかと思ったが、麺と袋入りの
冷えた出汁であった。それにアルマイトにはいった麦飯と味噌汁を持って、部
屋へと案内される。

ホールから出ると、「扉の前では、必ず壁の横の白線に足をのせ、壁に向かっ
て15センチまで顔を近づけろ」といわれる。エレベーターに乗るときも白線に
沿って壁に密着して待たされる。

エレベーターを出ると、巨大な要塞が広がる。ダースベーダー卿のテーマソン
グが頭の中に鳴り響く……。それにしても誰もいないのに冷房がギンギンにき
いている。夏なのに寒いくらいだ。

7Fに到着する。ここからのドアはすべて、看守の腰の鍵と看守の指紋が認証し
ないと扉が開かない。ハイテク満載だ! 脱走はとても難しそうだ。いよいよ
独房が見えてきた。まるで「羊たちの沈黙」のレクター博士のいる回廊だ。ち
ょっとピカピカすぎるが……。

中で寝ている人や本を読んでいる人がいる。外国人が半分くらいいるようだ。
そういえばオウム真理教の松本被告もここには、いるはずだ。ここで会えれば
出所してからもおもしろい記事がかけそうだ。そう思いながら、独房をキョロ
キョロのぞきながら歩いていると、すると突然「前をむいて、横を見るな!」
と怒られる。短気な人が多い業界だ。

どこまで独房が続くのかと思いながら、雑居房でのマナーを考える。インタビ
ューとかしてると楽しそうだが、ワケありな人たちだから気をつけるべきだろ
う。また、新入りなので、最初にどのように挨拶をすればいいかな? と考え
ているうちに、「200番、新入り」と書かれた部屋に着き、そこに入れと言わ
れる。

スリッパをそのままはいろうとすると、「スリッパをそろえて表のスリッパ立
てにたてろ」といわれる。なるほど、スリッパがあるかどうかで中にいるかど
うかがわかる仕組みだ。なかなかかしこいなあ。しかしだ。この部屋は畳が横
に三枚並べられただけの独房ではないか?

「独房なんですか?」と質問すると「そういう質問は担当の先生にしなさい」
といわれる。「21時に消灯なので、食事をして待っていなさい。部屋のルール
はそのパンフレットをよく読んでおくように、いいな!」といってボクの200
号の部屋にカギをかけて、どこかへ行ってしまった。ドアを早速チェックした
ら、カギがかかって中から開けられない。締め出しではなく、締め入れ状態だ。

冷めたソバを食べだした。ネギもあり、油揚げもあり、下手なインスタントも
のよりも美味しかった。麦メシもコシがのこっていて好きな味である。食器が
黄色の薄いプラスチックであるが、これが瀬戸物だともっと美味しくいただけ
るだろう。

三畳の部屋の奥には一畳分の水洗トイレと流しがついている。トイレはむきだ
しだが、ついたてがあるので、あまり気にならない。タタミも新しく、イグサ
のいい香りまである。まもなく、消灯ということで担当の先生というおっさん
がやってきた。ケーシー高峰を怖くした感じの人だった。

ケーシーは、簡単に独房のルールを説明し、拘置期間を聞かれたので、一週間
と答えると、「なんだ一週間ぽっちか」といい。「何したんだ?」というので
「セグウェイに乗りました」というと興味なさそうだった。

あと、5分で消灯なので、トイレの流し用に水を汲んで、歯を磨いて、布団を
このパンフレットのように敷いて今日は寝る! いいか?」といわれて有無も
いえず「はい」と答えたようと思ったけど、なんだかしゃくなので、「押忍!」
と答えた。これはいいようだ。ちょっと嬉しかった。しかし、水は21時以降す
べて断水されている。タバコはすわないけど、ビールがムショウに飲みたかっ
た……。

唯一の持ち物が「ハブラシ一本とタオル一枚」。あとで記憶にとどめようにも
書くものすらない……。なんともいいようのない絶望感で一杯の夜を迎える。

21時になり、消灯がはじまった。いきなり暗くなるわけでもなく、パンフレッ
トどおりに指定された角度で寝ようとしていたら、見回りの「パタッパタッパ
タッ」という靴の音が廊下の向こうからだんだん大きくなる。見回りの音はす
ぐにボクの頭脳の記憶中枢にインプットされた。この長い廊下では、セグウェ
イで見回るという方法はありかと思った。出所したら早速、営業してみよう!

一時間(多分)ほどすると徐々に暗くなり、暗闇になっていった。部屋にも時
計がなく、時間の感覚がない。朝は7時起きだというが、9時間も寝られるんだ
と思うと嬉しかった。寒いくらいの空調の音に、用意された薄めの佐川急便風
のシマシマパジャマに着替えてゆっくり寝た。ベッドでなく薄い布団だが、イ
グサの香りに包まれ、背筋が伸びて気持ちいい。なかなか快適な第一日目であ
った。時おり聞こえる、「パタッパタッパタッ」が大きくなって、小さくなる
音を聞きながら、これからの一週間がどうなるのかと期待と不安の新しい経験
が始まった。

次号へつづく…。

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■電網悠語:Ridual開発記編(63) 
Ridualユーザ

三井英樹
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●どんな方々が興味を示してくれているのか

Ridualサイトは、評価版の配布のために立ち上げたサイト。情報提供もしたい
のだが、開発を進めながらでは中々難しい。ある程度形になってからでないと
書けないことが多すぎる。Ridualの今後については、まだ夢しか書けないが、
現状どんな方々が興味を示してくれているかについて触れたい。

訪れるお客様は、本コラムを掲載してくれている「日刊デジタルクリエーター
ズ」という名メルマガ経由が最大と思われる。掲載日のアクセスが週の中でも
ダントツに多い。読んでくださった方々が、そのままURLをクリックしてくれ
て、トップページから順々に中の方まで覗いてくれている様だ。続くのが、
Ridualサイトへのリンクを個人的に設けてくれる篤志家(感謝してます)の方
のサイトから、続いてGoogle経由(これはトップではなくNewsページ)。

Newsのページは、事実上我々Ridualチームの基礎情報維持に思いのほか役立っ
ている。複数人でその日のニュースから色々と拾い集めている。Webで公開し
ているのはその一部分。社内ではもう少し趣味に近い情報から、携わっている
プロジェクトに関係する情報まで見れるようになっている。

見た目には凝っていないが、とっさの備忘録としては、不可欠なグループナレ
ッジウェアに育っている(FileMaker製)。これが、Googleの検索に引っかか
る。著名なWeb開発製品名で検索しただけでも、このページがそこそこの上位
に見える。客寄せの意味は考えてなかったが、嬉しい誤算だった。

訪問者のブラウザでは、IEが約50%で、続くNetscape系が21%、Safariが4%
と続き、Operaは1%。IEの圧倒的優位には違いがないが、世界中の95%を占め
ているといわれるブラウザにしては元気がない。アンチIE派にウケるのか。そ
れともRidualに興味を持つ層がアンチIE派なのか。

OSは、Windowsが55%で、次が「その他のOS」で18%、続いて「ロボット」15
%、「Macintosh」が11%程度。Windowsの中では、XP、2000、98、ME、NT、95
の順で続くが、XPが51%、2000が42%と大半を占めている。最新に近いOS使用
者が来ているが、Ridualという製品を考えると、最新に近いか安定を望むユー
ザが多数になるのだろう。

購入ユーザは、全然当初の計画に満たなくて社内的には辛い立場が続いている。
層としては大学系が一番のお客様。続いてSIer的な企業。値段を下げてからは
個人ユーザも買ってくれている。先日は町役場からも問合せが来た。静的な大
量ページの整理という意味では、公的機関にまだまだニーズがあるだろうし、
納品物確認にRidualを使用してもらいたいという想いは薄れていないので、そ
の問合せにはドキドキさせられた。失礼な言い方であろうけれど、日本も捨て
たモンじゃない。

肝心の評価版のダウンロードは、週に2桁。個人情報の管理が厳しくなったの
で、mailアドレスを入れてもらう方式を止めてしまったので、どんな方かは分
からない。ログに残るIPアドレスのみから推測している。多いとは言えないが、
Ridualのようなツールをサイト構築に使用したいと願う方は、日本には1000人
のレベルだろうと想っている。総ダウンロード数は日に日にこの数字に近づい
ている。

評価版の目玉は、ダウンローダだと思っているが、開発チームもこれを多用し
ている。気になるサイトがあれば、URLを入力して落として解析する。サイト
マップもその時見れば良いのであれば、評価版だけでも充分かもしれないと
思ってしまう。

まだまだ解析能力が足りないと自覚しているが、ある程度はカスタマイズで対
応もできる。フォーラムにもあるが、拡張子を追加することでダウンロードす
るファイルを変更することが可能だ。私は下記を追加して、解析できたらダウ
ンロードさせてもらっている:ppt jss pfr lzh sit。

●まだまだ何かが足りない

続いて夢の部分。現在はJavaScriptと格闘中。難しいのは、document.writeを
用いることで、HTMLとJavaScriptが複雑に入れ子状態になる部分等。当初は、
IEの特許問題でembed/objectタグが使いにくくなると踏んで開発対象に挙げた。

特許問題はまだ予断を許さないものの、影響度を考慮したような落ち着き先が
見えてきた。けれど、やらない訳にはいかない。シンプルHTMLのみという方が
珍しくなってきたから。

続いて、CSS。アクセシビリティの注目度は依然熱を帯びて見える。コンテン
ツとレイアウトを分離できる嬉しさは大きい。そして、情報の構造化も視覚化
してみたいテーマだ。その延長線上に、Dreamweaver等のツールを用いたテン
プレート解析が待っている。どのページにどれほどのテンプレートがぶら下
がっているのか。どのファイルを修正すると、どれだけのページに影響が出る
のか。複雑に絡み合ったものを、シンプルに確認できるようなツール。そこが
Ridualの方向性なので、もう暫く頑張って行く。

CMSへの期待も高まってきている。誤解を恐れずに簡単に言うと、これもテン
プレートとコンテンツの話。何か上手い情報整理方法があるし、既存からの移
行にも良いアイデアが見つかるかもしれない。この辺りまで考えると、更に上
流にも興味が湧く。アイデアのレベル。Webの達人達が頭の中でサイト設計を
行なっている部分を、ツールに落とし込めないだろうか。

広がる夢を見ながら、毎月末に収支報告をする。景気が上向きになったとはい
え、数千円をクレジット決済してもらうことの壁の高さや、機能に対して投資
する気にさせることの難しさを痛感する。Ridualを知ってもらえても、ファイ
ルやリソースの一覧表を表ソフトで丹念に作る作業から離れてくれない。エク
スプローラとエクセルの間で格闘しているデザイナを見るたびに、歯ぎしりす
るほど悔しく感じる。

何かが足りない。機能か、使い勝手か、導入の敷居の高さか、そもそも知恵か。
いずれにしても、Ver.2ではもっともっと考え抜いてからリリースしたい。Web
が当たり前になりつつあるのに、開発が楽にならない。細々とでもチャレンジ
を続けたい。

【みつい・ひでき】 h-mitsui@nri.co.jp / ridual@nri.co.jp
時々感想mailを数人の方から頂いています。感謝してます。ドキドキしながら
読ませてもらっています。返事を書き出すと歯止めが効かなくなると思って止
めています。申し訳ありません。苦しんで背伸びして書いているのですが、書
いて良かったと思わされます。有難うございます。

・Ridual(XMLベースのWebサイト構築ツール公式サイト
http://www.ridual.jp/
・超個人的育児サイト(書籍は絶版中)
http://homepage3.nifty.com/mitmix/MilkAge/

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■展覧会案内
テレビゲームとデジタル科学展
<http://www.kahaku.go.jp/game/index.html>
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会期:7月17日(土)~10月11日(月)9:00~17:00 金土日祝は18時
会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
入場料:一般・大学生1,300円、小中高生600円 サイトに100円引きクーポン
あり
内容:私たちが、日常、ゲームやパソコンなど身近に親しんでいる“モノ”を
基点として、科学的な視点で楽しみながら最先端の科学技術を解き明かし、わ
かりやすく紹介しようとするもの。会場は8つのゾーンで構成され、テレビゲ
ームの誕生からこれまでの歴史、そして“未来予想図”まで、幅広く展示して
いる。

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■イベント案内
フランスのデジタルメディア講演会 札幌会場
<http://www.mfa.jp/>
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<主催者情報>
デジタルメディアに関する非営利組織メディア・フォーラムでは本年、フラン
スのデジタルメディア/マルチメディアに関する動向調査を行いましたので、
その報告会をフランス大使館およびインタークロス・クリエイティブ・センタ
ー(札幌)のご協力のもとに開催します。

日時:9月14日(火曜)14:00~15:30
主催:メディア・フォーラム、フランス大使館
協力:インタークロス・クリエイティブ・センター
講演内容 
1.コンピュータ・グラフィックスの最新動向
山本強 北海道大学大学院情報科学研究科教授
2.フランスにおけるデジタルメディア/マルチメディアの最新動向
-1.コンピュータ・グラフィックスやアニメーション、ゲーム、映画等の教育
機関、デジタルスタジオ、デジタルメディア活用による地域振興の動向
-2.学生およびデジタルスタジオにおけるコンピュータ・グラフィックス映像
作品の上映
河内隆幸 メディア・フォーラム代表
※終了後、懇親会の予定があります

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター4Fホール 
(札幌市豊平区豊平1条12丁目1番12号 札幌市デジタル創造プラザTEL.011-817
-8911)
http://www.icc-jp.com/ja/access.html
参加:無料
参加申込み締切:9月11日(土)定員に達し次第、締切り
参加方法:事前登録制 サイトを参照

▼「インドのデジタル映像」講演会
<http://www.mfa.jp/India%20Seminar.htm>
日時:9月9日(木)17:00~19:30
会場:株式会社インフォマティクス 会議室(神奈川県川崎市幸区大宮町1310
ミュ-ザ川崎セントラルタワ-27F TEL.044-520-0822)
参加費無料、申し込み締切9月7日(火)、サイト参照


<応募受付中のプレゼント>
 35mmカメラでは満足できない! そんな人のための
 『中判645カメラ 完全攻略マニュアル』姉妹誌「写真を楽しむ生活」448号
 (9/8締切)

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■編集後記(9/6)
・「カタカナ語辞典」を買った。105円、ダイソーにて。前も定価680円+税と
記載されているけど100円で売られていた「カタカナ語辞典」を買ったが、い
まひとつヒットしないので、BB時代対応の最新必携版と銘打ったポケット判の
に乗り換えた。ブロードバンド時代の、というセールスポイントがよろしい。
で、引いてみました「ブロードバンド」、説明は「広帯域通信。」これだけか
い(笑)。「スパム」なし(泣)。やれやれ。埼玉県が実施した、外来語に関
するアンケートに出てきたいくつかの外来語を引いてみたら、ほとんど出てい
た(なぜか「オープンカレッジ」がない)。でも、時々妻からカタカナ語の意
味を聞かれて、とっさに出ないのでこういう辞書は重宝だ。100円ショップと
いえば、キャンドゥではキヤノンのプリンタのブラック・インクを売っていた。
ここまできたかと思った。プリンタといえば、2代目HPがとうとう壊れたよう
だ。キカイのデザインもモノクロの印字品質もいいのだが、以前から官製ハガ
キには異様な抵抗を見せるやつだった。そして、インクがとてつもなく高かっ
た。新しいマシンを買わなくてはならない。キヤノンとエプソンではどっちが
いいんだろうか。画像の品質はたいして変わらないと思っている。要はインク
の経済性だけである。100円ショップのインクで大丈夫なのかねえ。(柴田)

・地震。阪神大震災を思い出して怖い。一度目は長く横揺れした。大きなビル
の中、2Fにある書店にいたので慌てて外に出たのだが、外へと動く人はあまり
いなかった。携帯はつながらないが、iモードによるメールやネット接続はで
きた。詳細を知りたくてもオフィシャル系サイトのニュースは遅く、近くに家
電店はないしテレビのありそうなレストランもない。掲示板のありがたさを感
じる。二度目は寝ようとしていたら、揺れはじめた。3Fだったので、とにかく
出口を確保しようと階段に出たら、突き上げるような揺れにかわり、積んでい
た部屋の小物がいくつか倒れる。揺れがおさまっても体の震えが止まらない。
ようやく落ち着いて部屋に戻ったら、枕の上が少し汚れている。阪神大震災で
も落ちなかったトロフィーが床に転がっていた。あのまま寝ていたらこのトロ
フィーが、という考えと、震災の教訓がいきてないなぁという反省が。出口を
確保するためにドアに走っただけでもマシか。      (hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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