こんにちは。イラストレーターの高橋里季です。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観て来ました。私、高校生の時にキャプテン・カリブという曲が大好きで、それはリーリトナー&ジェントルソウツのクロスオーバーな曲なんだけど、「クロスオーバー」という言い方はすぐになくなって、その後は、「フュージョン」と言ったと思います。「統合」と「融合」の違いらしくって、「クロスオーバー」は、どんなに難しくなってもマルチなテクニックを駆使して、クリエイティブワークに挑むような緊張感が私は好きでした。
何年か前から海賊ファッションは流行っていて、「ドクロ、ガイコツ」の呼び方もいろいろオシャレだったりして、私は今年の夏のバッグは迷ったわ〜。なかなか一日をお買い物に費やす訳にもいかず、4月頃に銀色のパンプスを二足求めたのが、春夏準備の最初の買い物。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観て来ました。私、高校生の時にキャプテン・カリブという曲が大好きで、それはリーリトナー&ジェントルソウツのクロスオーバーな曲なんだけど、「クロスオーバー」という言い方はすぐになくなって、その後は、「フュージョン」と言ったと思います。「統合」と「融合」の違いらしくって、「クロスオーバー」は、どんなに難しくなってもマルチなテクニックを駆使して、クリエイティブワークに挑むような緊張感が私は好きでした。
何年か前から海賊ファッションは流行っていて、「ドクロ、ガイコツ」の呼び方もいろいろオシャレだったりして、私は今年の夏のバッグは迷ったわ〜。なかなか一日をお買い物に費やす訳にもいかず、4月頃に銀色のパンプスを二足求めたのが、春夏準備の最初の買い物。
できたら革で、ゴールドとシルバーの二色使いで、サンダルじゃなくてパンプスでっていう靴を見つけておけば、バッグは今年っぽいので、なんでも合いそう。だと思っていたんだけど、とにかく靴はバッグよりも難しいの。好きなデザインを見つけても、足に合わないと、けっきょく履けずに飾っておいたりするので、どうしても迷った時には、革ではなくて安価な合皮を二足とか買う方が安全策。合皮は、型くずれは心配だけど、痛くて歩けないって事はあんまりないから、お気に入りを見つけるまで履くつもりで。夏は特に。
最近ではハイテクビニール素材の、温度によって足にフィットするサンダルとかもあるらしいです。これは雑誌で見たけど、とってもきれい!
良くできたデザインで、どんな服にも合わせられる一足を素足に履いて、夏の間は、これで安心! っていうのが一番いいのだけど、見つからないまま季節が過ぎて、海賊みたいなパンクみたいなロックみたいなスタッズとか飾りがいっぱいのバッグに合うような、、、。
で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」なんか観に行くと、若いお嬢さんなんかは、ちゃんと既に準備OK! な感じで、可愛かったり素敵にオシャレだったりするので、映画の楽しみも倍増な感じだわ〜。
やはり脳内麻薬エンドルフィンの魔力が、準備OK! には必要なのかもしれません。私なんかは気合いが足りないと思うの! とはいえ、ジョニー・デップはボロボロの格好で闘っているので、そのワイルドな魅力にさえ乗ることができれば、ファッションはなんでも大丈夫。海の水の迫力映像はスゴ〜イんだけど、水着はダメかも。ビキニに重ね着して帰りにプールで泳ぐんだったら、イメージはシンガポールとかがいいかも。
テーマ曲をダッダダダダ ダッダッダと頭の中で歌いながら帰ってくる時に、浴衣じゃないんだな〜って感じがするの。、、、でも帰りにビヤガーデンだったら、、、まだ早いかな?
映像の星空のゴージャスさにウットリしたのは、黄泉の空間(?)へ渡るシーン。たぶん「世界の果て」のイメージは、タロットカードの18の「月」のカード。月のカードは、「死神や悪魔のカードよりも、さらに恐れられているカード」で、魂の危機的状況。このカードの絵柄には、蟹が描かれていて、水との関連や、「その時、世界の回転は終わる」などの暗示が。
「月」は、太陽神以前の太古の女神を象徴するカード。こういう話が、私は大好きだな〜。新しい創造に備える原始の渾沌、最も破壊的な宇宙の外界へ流されるような破滅。
そうそう、男の人は、彼女と映画を観るんなら、インターネットでチケットをスマートに準備できたことで安心していてはダメ。たとえ、遅れて来た彼女が汗に負けそうになっていても、とにかく季節の変わり目、ファッションやメイクもやさしい気持ちで見守りつつ、一緒に楽しんでね!
【たかはし・りき】イラストレーター。riki@tc4.so-net.ne.jp
集英社の女性誌「SPUR(シュプール)」6月23日発売8月号のビューティーページのイラストを描きました。見てね(^^)
原美術館「ヘンリー・ダーガー展」に行きました。原美術館の洋館のような建物と美しい緑の庭のカフェが好き。オススメは「イメージケーキ!」という気分になったのは、ヘンリー・ダーガーのハチミツ色の甘さのせい?
・高橋里季ホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
>
▼とにかく宇宙人なイラストレーターの連載を、勇気を持って(やぶれかぶれで?)開始します。ときどきわけわからないことを言ったり、話のつながりがよくわからなくなってきますが、そこは「うちゅうじん」のこと、深読みしてあげましょ〜。だんだん調子が出てくるはずです、だったらいいな。(柴田)
▼武&山根の展覧会レビュー ヘンリー・ダーガー幸福論「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語─夢の楽園展」を観て
< https://bn.dgcr.com/archives/20070501140100.html
>
最近ではハイテクビニール素材の、温度によって足にフィットするサンダルとかもあるらしいです。これは雑誌で見たけど、とってもきれい!
良くできたデザインで、どんな服にも合わせられる一足を素足に履いて、夏の間は、これで安心! っていうのが一番いいのだけど、見つからないまま季節が過ぎて、海賊みたいなパンクみたいなロックみたいなスタッズとか飾りがいっぱいのバッグに合うような、、、。
で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」なんか観に行くと、若いお嬢さんなんかは、ちゃんと既に準備OK! な感じで、可愛かったり素敵にオシャレだったりするので、映画の楽しみも倍増な感じだわ〜。
やはり脳内麻薬エンドルフィンの魔力が、準備OK! には必要なのかもしれません。私なんかは気合いが足りないと思うの! とはいえ、ジョニー・デップはボロボロの格好で闘っているので、そのワイルドな魅力にさえ乗ることができれば、ファッションはなんでも大丈夫。海の水の迫力映像はスゴ〜イんだけど、水着はダメかも。ビキニに重ね着して帰りにプールで泳ぐんだったら、イメージはシンガポールとかがいいかも。
テーマ曲をダッダダダダ ダッダッダと頭の中で歌いながら帰ってくる時に、浴衣じゃないんだな〜って感じがするの。、、、でも帰りにビヤガーデンだったら、、、まだ早いかな?
映像の星空のゴージャスさにウットリしたのは、黄泉の空間(?)へ渡るシーン。たぶん「世界の果て」のイメージは、タロットカードの18の「月」のカード。月のカードは、「死神や悪魔のカードよりも、さらに恐れられているカード」で、魂の危機的状況。このカードの絵柄には、蟹が描かれていて、水との関連や、「その時、世界の回転は終わる」などの暗示が。
「月」は、太陽神以前の太古の女神を象徴するカード。こういう話が、私は大好きだな〜。新しい創造に備える原始の渾沌、最も破壊的な宇宙の外界へ流されるような破滅。
そうそう、男の人は、彼女と映画を観るんなら、インターネットでチケットをスマートに準備できたことで安心していてはダメ。たとえ、遅れて来た彼女が汗に負けそうになっていても、とにかく季節の変わり目、ファッションやメイクもやさしい気持ちで見守りつつ、一緒に楽しんでね!
【たかはし・りき】イラストレーター。riki@tc4.so-net.ne.jp
集英社の女性誌「SPUR(シュプール)」6月23日発売8月号のビューティーページのイラストを描きました。見てね(^^)
原美術館「ヘンリー・ダーガー展」に行きました。原美術館の洋館のような建物と美しい緑の庭のカフェが好き。オススメは「イメージケーキ!」という気分になったのは、ヘンリー・ダーガーのハチミツ色の甘さのせい?
・高橋里季ホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
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▼とにかく宇宙人なイラストレーターの連載を、勇気を持って(やぶれかぶれで?)開始します。ときどきわけわからないことを言ったり、話のつながりがよくわからなくなってきますが、そこは「うちゅうじん」のこと、深読みしてあげましょ〜。だんだん調子が出てくるはずです、だったらいいな。(柴田)
▼武&山根の展覧会レビュー ヘンリー・ダーガー幸福論「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語─夢の楽園展」を観て
< https://bn.dgcr.com/archives/20070501140100.html
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- SPUR (シュプール) 2007年 08月号 [雑誌]
- 集英社 2007-06-23
- ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で
- ジョン・M. マグレガー John M. MacGregor 小出 由紀子
- 作品社 2000-05
- おすすめ平均
- *ヘンリー・J・ダーガー ダーガーのココがすごい!*
- これは誰にも見せるつもり無く描かれた世界
- 図版がきれいで見やすいです
by G-Tools , 2007/06/15