「誰のせいでもないからこその絶望と、だからこその希求。奇跡的に人間というシステムを含んだ宇宙……」というのが、この頃、私の絵のコンセプトです。
実は、女性美や、お洒落や流行を描くことは、私には少しプレッシャーだったりします。これからも、ずっと、このプレッシャーを大切にするつもり。女性美を描くことは、自分で選んだのか、女に生まれたりしたことも含めて宿命?
「お洒落や流行なんて!」地球には、そんなこととは関係なく生きている人、死んで行く人が、たくさん居るのに。と思います。
こういうことを乗り越えていくために、私の工夫したやり方を書いてみます。私もそろそろ人生のなかばですので、たまには、正直なことを書いておけば、たとえそれが若気の至りであったとしても、あとで比べることができて読み物としては面白いかも。いっぱい書いて、そしたら、十河さんみたいに本にするんだわ!
実は、女性美や、お洒落や流行を描くことは、私には少しプレッシャーだったりします。これからも、ずっと、このプレッシャーを大切にするつもり。女性美を描くことは、自分で選んだのか、女に生まれたりしたことも含めて宿命?
「お洒落や流行なんて!」地球には、そんなこととは関係なく生きている人、死んで行く人が、たくさん居るのに。と思います。
こういうことを乗り越えていくために、私の工夫したやり方を書いてみます。私もそろそろ人生のなかばですので、たまには、正直なことを書いておけば、たとえそれが若気の至りであったとしても、あとで比べることができて読み物としては面白いかも。いっぱい書いて、そしたら、十河さんみたいに本にするんだわ!
▼イラストレーター高橋里季という名の、宇宙人の志が大きいっていうのも、どうかと、、、志というより野望か?!(柴田)
偉い人の話は役に立つけど、具体的なことは真似できないことも多いし。でも、高橋里季の話は、真似して酷い目に合う可能性もあるので気をつけてね。
……助け起こしてやるのが友情、一緒に転んでやるのが愛……ってホント?
瞑想のやり方は、オリジナルで、ものすごい不思議で、自信があるんだけど、その前に読書のやり方を。この読書が、瞑想の準備になります。
……準備三割、努力三割、運四割……ってホント?
まず、知りたいことを中心に、何冊か本を選びます。いま読んでいる本は教えたくないな〜。コンセプトの資料だし。たとえば一昨年あたりは、「この頃、よく雑誌とかに載ってる、ロハスって何かな?」って思ったら、自分で勝手にアタリをつけます。社会学とか自然志向に関係あるらしいとか。
で、年代的に、こういうことを考えている人たちって、レヴィ・ストロースとか好きかも? で、そういう本を何冊か。考え方がかたよらないように、自然志向に対立的な考え方とか、一緒に読みます。つまり、ロハスっていう言葉がどういう感じでメディアに使われているかに興味がある訳ではなくて、なんていうのか、、、。
一緒に読むというのは、一冊ずつ読まないで、何冊かの目次の関連事項をバラバラに読んでいきます。流行っていても、同じ著作者の新刊を何巻も揃えたりは、、、我慢。読みたい本は他にもいっぱいあるし。メルロ・ポンティとか面白いんだけど、でも、思想の研究する訳じゃなし、ハマっちゃいそうだし原語で読む力はないし、三冊目を読んじゃダメだ。と我慢。
読んだページの端を折ってゆく。全ページ折ったら読了。大切だと思うところには線が引いてあるので、すぐに捜せる。なんだかね、ページの折り方の微妙な形で覚えてるみたいなの。私は。こういう読み方だから本の貸し借りは、できません。
バラバラに読んでるので、本の題名は覚えないし、訳者の世代の文体にもあんまり影響されないし、誰がなんて言ってたかも、混ざってるんですが、不思議と、興味のある事がらについては、「あ、有機体観」っていうのは、この本のここと、こっちの本のここに、ちがう視点で載ってるの、、、って、本棚からポンと取り出すことができるの。あっちを読んだり、こっちに戻ったりしている間に、だいたい一冊につき三回くらい読みかえしていると思うけど、全体的には、短時間で済みます。
絵の技法についても勉強の仕方は似ていて、補色同士をとなり合わせに使って80年代ファッションを描きたいな〜と思ったら、ハレーションを防ぐ方法ばかりを見てみると、黒い線を入れるピカソだとか、気がつかないほどの細いグレーの線だったり、急激な二色のグラデーションがタッチで入っていたりと、いろんな作家のそういうハレーションを防ぐ技法ばっかり見ている。やってみる。ので、作家の名前とかは、よく知らないままです。
それでね、この感じを覚えると、別に読書じゃなくても大丈夫だと思うの。メイクのプロになる訳じゃないんだけど、とにかく上記のような関わり方で、メイクを勉強してみるとか、育児のプロになる訳じゃないけど、子育てをしてみるとか、お洒落でもいいし、スポーツでも、続けて積み重ねて行けるような、やり方を工夫するの。恋をして、脳内麻薬が二年で切れて、ときめかなくなっても、同じ相手と友だちとして付き合い続けて、また疲れが取れたら同じ相手に恋をする、ひとりの人と長くしっかり関わっていくとかでも良いかも。
これは、目的ではなくて、準備なので、使って良いエネルギー(時間とか)は目的達成までのプロセスの三割くらいで。楽しむというよりは手際良く続ける感じです。次回、不思議な事がいっぱい! の瞑想の具体的な方法につづく。
【たかはし・りき】イラストレーター。< riki@tc4.so-net.ne.jp >
今日は、国立新美術館へ、イラストの先生の展示を見に行く予定。
「TOKYO illustration 2007」
< http://www.tis-ex.com/
>
高橋里季のホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
>
偉い人の話は役に立つけど、具体的なことは真似できないことも多いし。でも、高橋里季の話は、真似して酷い目に合う可能性もあるので気をつけてね。
……助け起こしてやるのが友情、一緒に転んでやるのが愛……ってホント?
瞑想のやり方は、オリジナルで、ものすごい不思議で、自信があるんだけど、その前に読書のやり方を。この読書が、瞑想の準備になります。
……準備三割、努力三割、運四割……ってホント?
まず、知りたいことを中心に、何冊か本を選びます。いま読んでいる本は教えたくないな〜。コンセプトの資料だし。たとえば一昨年あたりは、「この頃、よく雑誌とかに載ってる、ロハスって何かな?」って思ったら、自分で勝手にアタリをつけます。社会学とか自然志向に関係あるらしいとか。
で、年代的に、こういうことを考えている人たちって、レヴィ・ストロースとか好きかも? で、そういう本を何冊か。考え方がかたよらないように、自然志向に対立的な考え方とか、一緒に読みます。つまり、ロハスっていう言葉がどういう感じでメディアに使われているかに興味がある訳ではなくて、なんていうのか、、、。
一緒に読むというのは、一冊ずつ読まないで、何冊かの目次の関連事項をバラバラに読んでいきます。流行っていても、同じ著作者の新刊を何巻も揃えたりは、、、我慢。読みたい本は他にもいっぱいあるし。メルロ・ポンティとか面白いんだけど、でも、思想の研究する訳じゃなし、ハマっちゃいそうだし原語で読む力はないし、三冊目を読んじゃダメだ。と我慢。
読んだページの端を折ってゆく。全ページ折ったら読了。大切だと思うところには線が引いてあるので、すぐに捜せる。なんだかね、ページの折り方の微妙な形で覚えてるみたいなの。私は。こういう読み方だから本の貸し借りは、できません。
バラバラに読んでるので、本の題名は覚えないし、訳者の世代の文体にもあんまり影響されないし、誰がなんて言ってたかも、混ざってるんですが、不思議と、興味のある事がらについては、「あ、有機体観」っていうのは、この本のここと、こっちの本のここに、ちがう視点で載ってるの、、、って、本棚からポンと取り出すことができるの。あっちを読んだり、こっちに戻ったりしている間に、だいたい一冊につき三回くらい読みかえしていると思うけど、全体的には、短時間で済みます。
絵の技法についても勉強の仕方は似ていて、補色同士をとなり合わせに使って80年代ファッションを描きたいな〜と思ったら、ハレーションを防ぐ方法ばかりを見てみると、黒い線を入れるピカソだとか、気がつかないほどの細いグレーの線だったり、急激な二色のグラデーションがタッチで入っていたりと、いろんな作家のそういうハレーションを防ぐ技法ばっかり見ている。やってみる。ので、作家の名前とかは、よく知らないままです。
それでね、この感じを覚えると、別に読書じゃなくても大丈夫だと思うの。メイクのプロになる訳じゃないんだけど、とにかく上記のような関わり方で、メイクを勉強してみるとか、育児のプロになる訳じゃないけど、子育てをしてみるとか、お洒落でもいいし、スポーツでも、続けて積み重ねて行けるような、やり方を工夫するの。恋をして、脳内麻薬が二年で切れて、ときめかなくなっても、同じ相手と友だちとして付き合い続けて、また疲れが取れたら同じ相手に恋をする、ひとりの人と長くしっかり関わっていくとかでも良いかも。
これは、目的ではなくて、準備なので、使って良いエネルギー(時間とか)は目的達成までのプロセスの三割くらいで。楽しむというよりは手際良く続ける感じです。次回、不思議な事がいっぱい! の瞑想の具体的な方法につづく。
【たかはし・りき】イラストレーター。< riki@tc4.so-net.ne.jp >
今日は、国立新美術館へ、イラストの先生の展示を見に行く予定。
「TOKYO illustration 2007」
< http://www.tis-ex.com/
>
高橋里季のホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/
>