[2397] パリ旅行記/険しいエッフェル塔

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<もう忘年会のこと考えてるのかよ、自分。>

■装飾山イバラ道[11]
 パリ旅行記(1)険しいエッフェル塔
 武田瑛夢

■気になるデザイン[10]
 新聞はいい。だけど文庫は勘弁してくれ!
 津田淳子

■デジクリトーク
 編集人よ見よ! あれがマンガ人の星だ!
 鷺 義勝

■展覧会&イベント案内
 08TDC展


■装飾山イバラ道[11]
パリ旅行記(1)険しいエッフェル塔

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20080401140300.html
>
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パリの旅行から無事(?)帰って来たので、これからしばらくは旅行のことを書こうと思う。楽しくて、驚かされて、そして疲れた一週間あまり。まずはパリ旅行の概要とエッフェル塔のエピソードを。

ここのところ、パリに頻繁に出張していたうちのだんなさん。寒空に凱旋門とか遠くの観覧車とか、さみしげな写真を撮って来ていた。パリなんて行ってみたい気持ちバリバリの私からすれば、なんとももったいない感じなのだ。

これは一緒に行って、楽しいところをたくさんみつけようとパリ旅行を決行。ついでに生牡蠣がおいしいRのつく月のうちにということに。そして旅費なども3月は底値に近いのです(後で理由はいろいろとわかる)。

パリへ行く前の予習的準備では、映画をDVDで二本見た。「ムーラン・ルージュ」と「アメリ」。「オペラ座の怪人」も見直そうかと思ったけれど、極度のファンのあまり、過去に見すぎていて再度見なくても十分だったので省く(笑)。

3月のパリはなかなか寒かった。着ていくものに悩んだけれど、ダウンのロングコートでも周囲の人に溶け込むことができた。帰ってきたら東京ではもう暖かくて、ダウンでは浮いてしまったけれど。

さて、飛行機に乗って12時間程で着いた初めてのパリは静かな美しさ。でも、どこの都市も飛行場から街まで出るまでの距離が意外と長いんですよね。長旅と高速道路の後に、石畳の上を行くタクシーの振動ですっかり無口になり、あまり景色を楽しめないスタートになってしまった。

パリの街は、立派な石造りの外壁に黒いメタリックのベランダや門のデコラティブな飾りが美しい。銀座の高級ブティックの外観の作りのようだ。こういう装飾的なものにどっぷり浸かりたいというのも旅の目的でもある。

最初こそ感激していたけれど、同じレベルのゴージャスな建物が通りを面してズラーっと、向かい側にも、角を曲がっても、延々と続く。

基礎構造が既にすごいのだ。びっしりとこんな建物が並んでいるのを見るのは初めてなので驚く。一階の入り口だけは、色とりどりの現代的な看板やネオン。ヨーロッパは骨格からして違うというのが最初の印象。

小道を入って自分たちのホテルへと着いた。オペラ座近くのプチホテル。今回は二か所のホテルを移動する。最初のホテルは立地優先でオペラ座周辺にしたのだ。

プチホテルはその名の通り小さいとホテル評で読んではいたものの、二人がぎりぎり乗れるくらいの小さいエレベーターに狭い廊下。部屋が不安だったけれど、天井が高かったのとバスタブが大きいのが嬉しい。お風呂が大きすぎて、足をのばしきっても滑ってしまって危なかったけれど。まずはここで五日間お世話になる。

パリでの楽しみは美術館巡りと、生牡蠣と買い物と、メインは五日目のムーランルージュのディナーショー。あまり予定を詰め込まないつもりが、途中でイギリスに日帰り旅行するプランを入れてしまったために、その後いろいろとハードになる。今思えば観劇関連にオペラ座も入れれば良かったけれど、スケジュールを立てたのが急だったためちょっと無理があった。

無駄に時間を使ってしまったなと反省するポイントはいくつもあって、ひとつはエッフェル塔。最初なかなか天気に恵まれなかったので、後回しにしてしまっていたのがエッフェル塔と凱旋門。でも、こういう大きなものをガンと見ておくのは旅行気分を盛り上げますね。もっと早いうちに見ておくべきかも(結局、凱旋門には時間的に行けませんでした)。

この日は天気も悪くなく、最寄り駅からエッフェル塔をめざして歩くのはいかにも観光地という感じでとても楽しい。この頃には、強引な土産物売りの人も軽く流せる余裕ができていたし。

エッフェル塔はそれぞれの四本の足元からエレベーターで行くところ、階段で行くところと入り口が分かれている。一階二階、最上階の三階とそれぞれに展望台がある。展望台に上るチケットを買う列にウキウキ気分で並んでいると、電光掲示板になにやら赤文字が出現。

なんだか嫌な予感がするなか、チケットを買おうとすると「ノン、最上階には行けません。」と冷たい返事。なんと、定員いっぱいで一番てっぺんの展望台に行けないのだと言う。受付の女性が掲示を直し始めた。

目の前で門が閉まってしまったような悲しいタイミング。ハイここまでよ、というヤツ。しょうがないので二階までのチケットを買って、エレベーターで上に上がる。模型のように美しいパリの街並みは思った以上に広々と続いていた。

二階まででも街は綺麗に見渡せたけれど、さらに倍の高さはある最上階にぜひ行きたかった。結局は夜もう一度来て、最上階の夜景を見ようということに。でもこのあきらめの悪さが災いした。

夕飯のモロッコ料理のクスクスをおいしく食べてから、夜のエッフェル塔に向かう。夜のエッフェル塔はライトアップされて、その繊細なワイヤー的造形が本当に綺麗。線的建築物が好きな人にはたまらないと思う。

そして、毎時10分間だけチカチカとフラッシュのようにライトが点滅するのも見ものだ。駅につくとフラッシュが始まっていて、巨大なクリスマスツリーのような美しさだ。うっとりとしながら、何枚もの写真やムービーを撮る。

チケット売り場に着くと、昼間見た赤文字がまた電光掲示板についている。ガーン、またてっぺんは無理なのか? 理由を聞くと「最上階へのエレベーターは夜10時30分までで終了です」。そういえば、終了時刻はチェックしていたけれど、最上階へ上る時間の締め切りが早いのは当然と言えば当然。

あ! さっきのチカチカフラッシュをうっとり見てて着くのが遅くなったんだ!しかも、その前にクスクスをゆっくり食べちゃったし。

結局、夜も最上階へは上れず二階までの、なんとも消化不良のエッフェル塔見物になってしまった。そもそもだんなさんは、エッフェル塔は珍しくもないので二階でも十分らしいし、私も来るまでそんなに最上階にこだわるとは思ってもみなかった。

来てみてやっと、リアルに自分の見たいものが見えて来るものなのか。さすがに後は時間がもったいないので、あきらめて他の予定をこなすことにした。

その後は、エッフェル塔の置物を見るだけで悔しい気分になるなど、自分の詰めの甘さを反省する。普通に行けば、誰でも上れる人がほとんどなのがまた悔しい。険しい山のように二回も行ってエッフェル塔に上れないとは。今回は航空券やホテルの手配を自分たちでしたので、細かなチェックが足りなかったかも。

この失敗のおかげで、またパリに必ず行ってエッフェル塔のてっぺんへ上りたいという目標ができた(でも私が行く時に限って工事中とか、どうしても阻まれる何かがあったりしそう)。

旅行の最後の免税店では、エッフェル塔型の瓶入りのチョコレートを買ったりして、残念でたまらぬ気持ちもすっかり取れていた(家に帰ってみたら、買ったはずのフォアグラの缶詰が入ってなくてまた凹むのだが)。

パリ旅行の良かったところを書く前に、細かなアクシデントを書いてしまったけれど、「家に帰るまでが旅」と思う出来事がいくつも起こった今回の旅行。これから数回に分けて細かく書いていきます。

・わたしのエッフェル塔
< http://www.dgcr.com/kiji/20080401/pari0 >
< http://www.dgcr.com/kiji/20080401/pari1 >
< http://www.dgcr.com/kiji/20080401/pari2 >
・エッフェルの動画のジフアニメ版
< http://www.eimu.com/dgcol/effel >

【武田瑛夢/たけだえいむ】 eimu@eimu.com
モロッコ料理はパリでとても人気。細かいパスタとも言えるクスクスは、ご飯を食べているような懐かしさで胃にも優しかった。

装飾アートの総本山WEBサイト“デコラティブマウンテン”
< http://www.eimu.com/
>

「やさしいデザイン」誰でもかんたん、レイアウト・配色・文字組
エムディエヌコーポレーション発行 インプレスコミュニケーションズ発売
< http://www.mdn.co.jp/content/view/3983/
>

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■気になるデザイン[10]
新聞はいい。だけど文庫は勘弁してくれ!

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20080401140200.html
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なっ、なんと、今日はもう4月1日ではないか! 今年ももう4分の1が過ぎてしまったとは……。早すぎる。私の勤めている会社では新入社員も入ってこないし、周りに学校へ入学したり、就職したりする人がいないので、4月1日といってもあまり節目といった感じることもなく、ただ日が経つことの早さを驚いているくらいなのですが、世間では今日から変わることなんかがたくさんあるようですね。モノの値段があがったり。そんななかで私が一番気になっていることは、新聞の文字サイズが変わること。

今週月曜日から読売新聞、朝日新聞の文字サイズが大きくなる。特に読売新聞は「メガ文字」と銘打って、電車の中吊り広告などでも広く告知していたので、31日からサイズ変更になることをご存知の方も多いことでしょう。(ちなみに毎日新聞は昨年、すでに変更済み)読売新聞では、現在の文字より横に7%、縦に16%拡大するらしい。朝日新聞では詳細が載った新聞記事があったのですが、今手元に見当たらないので詳細な文字サイズが言えないのですが、こちらも縦横比が変わるそうで、両紙とも文字サイズが大きくなるだけでなく、新聞特有の平体のかかった文字(横長の文字)が、少し正体(正方形)に近づくようだ。
< http://www.yomiuri.co.jp/info/megamoji/index.htm
>

加えて今回大きいのが、段数が減ること。読売も朝日もどちらも12段になるそうだ。今までは15段だったので3段少なくなる、ということですな。……と当然のように書いていましたが、今、いろいろ調べていたら読売新聞は2000年12月から14段になっていたんですね。朝日しか読んでいないので知りませんでした。12段になると、新聞を半分に折ったとき、折り目に記事がかからず、ちょうど段間にくる、ということで、半分にして読んでいるときのストレスが減るのはすごくいいと思います。

文字が大きくなるということは、1行の文字数がまた減るのかな、と思ったらそうではなく、段数をここまで大幅に減らす、ということで、今まで新聞は何度も文字サイズを大きくしてきているが、それらに比べてだいぶ大きく紙面変更が行われることになりますね。朝日新聞は今まで1行11文字だったのが、今回、文字が大きくなって、かつ、1行13文字に。1行の文字数があまりに少ないと、目の上下運動が多すぎて、あまり読みやすいものとは思わないので、これはいいですな。

文字サイズが大きくなれば、ページ数が多くならない限り、内容が減ってしまうことになるのでは? とか、疑問はいろいろとあるけれど、でも周りにいる老眼の人などは、文字サイズが大きくなると読みやすいそうなので、私は新聞については概ね賛成なのですが、考え直してほしいのは文庫本ですよ!

いやぁ、文字を大きくするというのは、書籍でも同じように近年多くなっているが、文庫本の文字サイズが各社圧倒的に大きくなっている。私は幸い、まだ老眼でないので、昔の文字が小さいものでも読みにくくないのですが、高齢者などのことを考えると、文字サイズを大きくするのはわかる。うちの姑もたいそう喜んでいるし。

でも、文字サイズを大きくした分、少しでもページ数の増加を防ごうとしているのか、版面(文字が入る部分)を大きくして、本のノド側(綴じてある方)の余白が少なくなっている文庫の多いこと! もちろん本文ページが多くなれば、それだけ紙をたくさん使うことになって、原価があがってしまうことはわかるが、でもあまりにノドの余白が少ないと、電車内で片手で読んでいるときなど、ノド側の最後の1行が読めない! その度にいちいち、つり革から手を離して、本をギュッと開いていると、物語は途中で途切れるし、面倒だし、いいことなし。

いくら調整しても、この文字サイズだとノド側が狭くなってしまう、というのなら、私はその分、定価が数十円上がってもいいから、ページ数を増やして、読みやすい版面設計にしてほしい(いや、もちろん価格が上がらないに超したことはないけどね)。

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp
最近、急にはまっているのが「バルーンアート」と呼ばれる、細長い風船をひねって、動物やら野菜やらいろいろなものをつくること。今年の忘年会の余興は、これでバッチリ! って、もう忘年会のこと考えてるのかよ、自分。
『デザインのひきだし vol.4』『デザイン事務所の封筒・名刺・ビジネス文具コレクション』好評発売中です。ありがたいことに、『デザインのひきだし vol.1、vol.2』は完売。vol.3も残りわずかです。
< http://www.graphicsha.co.jp/
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■デジクリトーク
編集人よ見よ! あれがマンガ人の星だ!

鷺 義勝
< https://bn.dgcr.com/archives/20080401140100.html
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今、マンガ界が弛んでいる。作者、読者、そして何より出版社だ。単行本とマンガ雑誌の部数格差、いたずらなまでのアニメ・実写化。もはや、破綻の域に達して居ると言っても過言では無いゲーム化。一体、マンガ界はどこへ向かうのだろう。

かつて社会でマンガ雑誌が果たしてきた役割の、変遷を繙いて見ようと思う。現在30〜40代の男性の通勤・通学時の暇つぶしの一翼を、マガジン、サンデー、ジャンプを筆頭とした多数のマンガ雑誌が担って来た時代が厳然としてあった。

言ってみれば、「来週の展開は一体どうなるんだ!?」といったある種のライブ感を味わせるストーリー物や「相変わらず下らないな」と苦笑いさせてくれる読み切り物等、発売日が生活のリズムに影響を与える程の傑作が、いつ最終回を迎えても困らない程ごろごろしていた。

先日、ある方のブログで「歴史に残ると思う名作漫画」という調査があった。一見して確かにネット世代の心象風景と言った感じの結果だったのだが、個人的に非常に興味深い作品が上位に入選していたので御伝えしたいと思う。それは岩明均さんの「寄生獣」が、1ランク差で「MONSTER」「MASTERキートン」「YAWARA」「20世紀少年」の浦沢直樹さんを抑えて、6位に入賞したと言う事実だ。

どんな点が興味深かったかと言えば、それは上位20作品の内、作品が一つも多媒体化されてない原作者が岩明均さん只一人だったと言う結果だ。私も連載当時は非常に引き込まれ、その魅力を敢えて邦楽界に準えるなら岩明均さんが中島みゆきとするなら、浦沢直樹さんは松任谷由実と言ったところか。

汎ゆるマンガ雑誌に然るべき創刊の動機が仮に有るとしたなら、それは「如何なる媒体にも成し得ない日常生活における危機感の創出」ではないだろうか。バックナンバーといった発行形態も含め、「何れ無化されてしまう作者の意思を会得するタイミングを確実に見切る千里眼」に果たして私達は刺し違えるだけの覚悟を見出せるのだろうか。

作品の伝達手段に要する生産過程が様々な試みにより多種多様化され、言わば「描き逃げされて行く広大な意思の原野」と化し、あたかも「作者の表現の動機」がデジタル化されて行くかの様に誤伝され続け、本来の「見返り無き変容」と言ったマンガならではの挑戦すべき課題に今一度真っ向から対峙して行かねば、生涯を通じて解決せねばならない「暇つぶし」という現実も決してその刃を収める事は無いだろう。

最後に、読者、作者、編集人にエールを送る形で愚文を閉じたいと思う。まず読者に突き付けられた「クイズ」は、「あなたがプライベートで楽しんだマンガを同じ位楽しんでいる人は実際にどれ位居るのでしょう? またその人達と御友達になってくれたら作者はどれ位嬉しいと思いますか? 一人でも増えてくれたら作者は本当に幸せになれるでしょうか?」

次は作者さん。「原作、絵コンテ、レイアウト、作画。それぞれに作業上の役割は在ると思われますが、「制作上の意思を表明するに当り、制作の動機が会見等行わずとも読者に伝わらないのは失礼に当る」と思われますか? また、読者や編集人から学ぶ事を制作に反映させる時、「マンガ雑誌の創刊の動機」はどの様に育まれて行くべきだと思われますか? もう一つだけ、「御自身が読みたいマンガが世に溢れていた時、御自身の意思表明のポジショニングは社会的尺度で模索すべきだ」と思われますか?

いよいよ編集人様の出番です。現在のマンガ雑誌に最も欠如している「創刊当時より育まれ続けて居る研ぎ澄まされた読者に対しての牽引力」を根絶やし、或いは甘い蜜を吸い続ける事で身を成り立たせ「優等生」足りうる至福の刻を御満悦する事は御所望なされますか? また生涯「マンガ」と言う「暇つぶし」の方法に何ら関心を持つ事も無く、聴覚からも伝え聞く事の無い方々は今後も増加の一途を辿るものかと思われますが、この様な現状はどの様な尺度から、産まれ得るべくして後を絶たないのでしょうか?

「ブーム作品のラッシュ攻め」の付けが回って来たと言ってしまえばそれ迄ですが、夕方の駅の売店にマンガ雑誌が山積みになっている光景を世代を問わず憂う事の出来る世の中にして行けたなら、少なくとも皆様の意識はスポーツ紙の見出しよりは先に、右脳が手を伸ばしてくれると思いますよ。

御参考迄に「社団法人日本雑誌協会」のWEBサイトです。
各誌の発行部数・読者層等、様々なデータが記載されています。
< http://www.j-magazine.or.jp/
>

【さぎ・よしかつ】sagi@gol.com
DIGITAL CREATOR 1997年度[第一回文化庁メディア芸術祭]デジタルアート
[ノンインタラクティブ]部門優秀賞受賞。個人制作による唯一の静止画作品
でもありました。
< http://plaza.bunka.go.jp/festival/1997/degital_none/000038/
>

ASIAGRAPHをサポートして頂いて居ります、ロフトワーク様のサイトです。
< http://www.loftwork.com/user/2492/portfolio/
>

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■展覧会&イベント案内
08TDC展
< http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
>
< http://www.tdctokyo.org/news/index_j.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080325140200.html
>
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会期:4月4日(金)〜4月26日(土)11:00〜19:00 土18時 日祝休
会場:銀座グラフィックギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F TEL.03-3571-5206)
内容:東京タイプディレクターズクラブが主催する国際的なコンペティション「東京TDC賞」の成果を発表するもの。今回は日本国内より2283、海外より857、計3140エントリーがあった。入賞作品をはじめ、ノミネート作品、優れた作品、約100作品を展覧する。
◇デザインフォーラム
TDC DAY 2008
< http://www.tdctokyo.org/news/08tdcday.pdf
>
日時:4月6日(日)12:30〜19:00pm(開場11:45)
会場:女子美術大学杉並キャンパス 4号館4401教室(東京都杉並区和田1-49-8)営団地下鉄丸ノ内線「東高円寺駅」下車徒歩8分
主催:NPO法人東京タイプディレクターズクラブ/共催:ギンザ・グラフィック・ギャラリー/協力:女子美術大学
対話/中島英樹+鳥海修+祖父江慎、服部一成+北川一成+佐藤卓
講義/Chao Sioleong、Guang Yu、Fernando de Mello Vargas、Borries Schwesinger、Non-Format、Jonathan Harris
参加料:一般2,500円、学生2,000円(先着・事前申込み制)
申し込み方法:サイト参照

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■編集後記(4/1)

・ここしばらく腹の具合が良くなかったので、専門医に相談したら、歳も歳だから内視鏡で検査しますと言われた。それは覚悟していたので、大腸内視鏡の名人といわれるその先生の所まで出向いたのであった。ちょっと遠距離だったけど。知り合いの経験者は(病状とか、検査とか、手術とか、こういう話題を嬉々として話す人は案外と多いものだ)、検査そのものに苦痛はないけど、その前に2リットルの下剤を飲むのが超苦しいよ〜とうれしそうに言うのであった。10時過ぎに問題の液体を飲み始めた。コップ一杯を10〜15分かけて飲む。それをくりかえして1時間に1リットル。一気に2リットル飲むのはきついかもと思っていたので、これなら楽だった。全然苦しくはない。スポーツ飲料みたいな味で、そんなにまずくはないし。やがてじわっと便意に襲われる。何度トイレに通ったか忘れたが、それがいやと言えばいやだが、まあ平気。これで腸内が洗浄されて、きれいな状態になったのだろう。検査では「麻酔を使います。これからちょっとボーッとして眠くなります」「眠ってもいいんですか」「いいですよ」と会話して、ちょっと経ったらもうボーッとなった。時々、目の前のモニタを見ていたが、よく覚えていない。検査中になにか説明されたようだったが、これも覚えておらず、気がついたら終わっていた。痛みもいやな気分もまったくなかった。しばらくベッドで休んでから先生の話を聞くと、ごく小さなポリープがあったが問題はないという、もっとも望ましい結果だった。経口の胃カメラは想像しただけで逃亡したくなるが、大腸内視鏡はこわくないことがよくわかった。ところで、女性のガン死亡率1位は大腸ガンである。これは自覚症状がないことも多いらしい。早期に発見できれば内視鏡で治せる。ある程度年齢が高くなった人は、男女を問わず、大腸内視鏡検査を受けたほうがいいと確信した。(柴田)

・経口は乗り越えられたが、大腸は考えるだけで逃げ出したくなる……。数年前に流行っていた腸内洗浄すらしたくないと思ったよ。経験者は皆、すっきりして気持ちいいと言っていたが。腫瘍マーカーで何も出なかったから大丈夫のはず……はず…。/エイプリルフール。円谷プロのは「カネゴンの78ちゃんねるまとめブログ」になっていた。まぐまぐのはプレスソソースと書いてあるのを見るまで、本当にサービスが始まったのかと思ってしまった。ぐ、Googleまで……。アイレム。ニホンカイハツヤマネコかわいいね。地図のダンジョンが気になるわ。時間がないといいつつ、閉園セレモニー動画まで見てしまった…。yahoo!のはタイアップなんですか? gooは通常のリニューアルなのに、何かないかと探してしまうぞ。(hammer.mule)
< http://kanegon2008.m-78.jp/
> カネゴンの78ちゃんねるまとめブログ
< http://www.mag2.com/
>  まぐまぐ
< http://www.google.co.jp/intl/ja/help/search/dajare/
>
ダジャレサーチβ
< http://bbs.aprilfool.jp/
>  協会への参加表明サイト
< http://www.irem.co.jp/
> 今日のためだけに。ネタ考えるの楽しそうだな
< http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080401_april_fool/
>
先にこれを見れば良かった……