[2476] 私を縮小する私

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<公開の場でプレッシャーをかける>

■笑わない魚[247]
 私を縮小する私
 永吉克之

■デジアナ逆十字固め...[81]
 「うずらの惑星」のカラーマネージメント
 上原ゼンジ

■KNNエンパワーメントコラム
 家電量販店で学べる"デジタル"の恩恵
 神田敏晶

■セミナー案内
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■笑わない魚[247]
私を縮小する私

永吉克之
< https://bn.dgcr.com/archives/20080731140400.html
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これまでも折にふれて、こんな映画に出たとか、あんなテレビ番組に出たとか、小出しに書いてきたが、2年足らずとはいえ、事実、私は芸能人まがいのことをしていた。秘かにCMにまで出ていたのである。しかしもう足を洗った。芸能人最後の仕事は、NHK『その時歴史は動いた』の松尾芭蕉の特集で、芭蕉の門弟のひとりを演じた。

役者は三日やったらやめられない、と言われるが、これはよく解る。自らの身体を使った、まさに「自己表現」をすることで分泌されるドーパミンの快楽をいったん味わったら、それが忘れられなくなるからだ。この陶酔は主役級でなくても味わえる。エキストラでも味わえる。それどころか、誰にも見られていなくても、それは味わえるのだ。にもかかわらずやめた。生木を裂くように、私は私を芸能界からめりめりと引き剥がしたのだ。

やめた動機は不明だが、私を縮小しようとしているのではないかと思うのである。というのは、それを裏付けるような行動がこのところ見られるからだ。まず髭を剃った。些細なことと思われるだろうが、半生を髭とともに過ごしてきた私にとっては、体の一部を削ぎ落とすようなものなのだ。それでも剃ったのは、特徴をすこしでも減らすためだろう。

ギターを弾くのもやめてしまった。大阪市内のパブやカフェでときどき演奏していたが、それももう一年以上ご無沙汰している。私はたびたび「他の芸事はともかく、音楽だけはセンスなさそうだなあ」と、周囲に聞こえよがしに独り言を言ってきたが、今になって思えば、その発言は伏線だったのだ。

しかし決定的なのは、私の本分であるべき絵描きが停滞していることである。作品といえば、今年になって小品を3点しか描いていない。それを出展する予定もない。仕事が忙しくて描けないのではなくて──もしそうなら、むしろ喜ばしいことだ──意識して描かないのだと思う。いつも机に広げていたペンタブレットを、かたずけてしまったという事実がそれを確信させるのである。

●目的は何か

・推論1_即身仏になる

私がこれまで行なってきた活動を少しずつ停止してゆく過程と、仏教の僧侶が、食べ物の種類や量を少しずつ減らし、やせ細ってついにはミイラになる、つまり仏になる過程との類比は可能である。

何をどれだけ停止すれば即身仏と同等の存在になれるのか、そのあたりを私がどう考えているのかは判らないが、もっと遥かに多くのことを停止する必要がありそうだ。贋金を作ること、数字を発明すること、安部公房の小説『箱男』の文庫本のすべてのページに女の名前をつけること。そういった瑣末なものまで停止しなければ、即身仏の等価物を生み出すことはできない。

・推論2_箱男になる

安部公房の『箱男』を読んで、私はどうしようもない渇仰を覚えた。箱とわずかな道具以外はなにも所有しない身軽さに、箱男が人びとの記憶に残りにくいという存在感の希薄さに、そして自分は箱のなかに匿われて素顔を見られず、しかしこっちは箱の穴から世界を覗くことができるという背徳の美に。

箱男であることと芸能人であることは絶対に両立し得ないが、始めにも述べたように、誰も見られない箱のなかで役者の陶酔を味わうことはできる。また、ギタリストの陶酔も味わえるが、狭い箱のなかでギターを弾くことはきわめて困難だ。ギタリストをやめたのはそういう「・」に配慮してのことだろう。

・推論3_「・」になる

わざわざ言うまでもないが、「・」には便宜上の面積はあっても実質的な面積はない。だから誰の邪魔にもならなければ、誰かに邪魔されることもない。面積がないから、何の衝突も妥協もなく同じ座標上に存在することができるのだ。「・」こそがミニマムな存在であり、もっともありふれた生き方である。私が「・」として生きることを望んでいるとしたら、最大の理由は、その単純さと退屈さと無害さにあるのだろう。これは私が髭を剃ったことと符合する。

●究極の目的は何か

上のようになりたいと私が願うのは、さらにその先に、実現は不可能かもしれないが、少しでも近づきたい究極の目的があるからに違いない。ひとことで言うと、自分という存在を消すことではないのか。ただ、自殺はしないはずである。そんなことをしたら、私の存在が消えるどころか、逆に多くの知人友人の記憶に焼きついてしまうことになりかねないからだ。いつの間にか存在しなくなっている、そんな方法でなければならない。

かつてある所にいたずら好きな努力家がいて、周囲に気づかれないように注意しながらバス停の位置を毎日1センチずつ動かした。昔のバス停はコンクリートの重しつきで置いてあるだけだったから、その気になれば動かせたのだ。あるとき誰かが変だと気づいて調べたら、バス停は最初の位置から100メートル移動していたという。変化が非常に緩慢なときは、人はそれに気づかないものなのだ。そんな方法で私は自分を消したいのではなかろうか。

しかし、人間存在そのものは消さず、すでにある程度の数の人たちに名前や顔や能力や過去の言動を知られている私という存在を消したいというのなら、方法は他にもある。つまり完全な別人になるのだ。もし私が、ロマノフ王朝時代のロシアで靴職人の妻タマーラとして生きていれば、たとえば、これまでデジクリに掲載してしまった駄作を読み返して、消え失せてしまいたくなる必要はないし、これから掲載されるかもしれない駄作にも責任をもつ必要がない。なぜならタマーラの生きている時代に、執筆者である私は存在しないからだ。

ところが、タマーラになる以前に、すでに私を知っている人の記憶のなかにはタマーラでない私、つまり消去したい私が保存されている。身体的存在はなくなっても、その記憶は残る。想像のなかで、あるいは夢のなかで私を責めたり、私に侮辱されたりといったことも起きる。記憶のなかの私はたんなる映像ではなく、それを保存している人の精神に、ときには肉体にすら影響を与えることがある。その限りにおいて私は充分、存在していることになるのだ。その辺を私がどう考えているのか、機会があったら訊いてみたいものである。

【ながよしかつゆき/・】katz@mvc.biglobe.ne.jp

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■デジアナ逆十字固め...[81]
「うずらの惑星」のカラーマネージメント

上原ゼンジ
< https://bn.dgcr.com/archives/20080731140300.html
>
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8月中に新しい本が出る予定だ。タイトルは、「うずらの惑星」。

いろんなレンズやフィルターを工作して遊ぶための本、「カメラプラス」の続編だが、今回は工作色は薄くなり、ミクロの向こう側の宇宙を撮影した作品集となっている。現在、本文やカバーのデザインが上がってきているところだが、なかなかカッコいいデザインで、刷り上がりが楽しみだ。

毎度印刷に関しては、ガタガタうるさいことを言わせてもらっているが、テスト印刷の感じもイメージ通りなので、本番でも同じように刷ることができれば、著者としては文句はない。ただ、テストの時と本番とでは印刷するスピードも違うから、なかなかコントロールは難しいらしいのだが......。

今度で四冊目の本になるが、それぞれで印刷のポイントは違っていた。一冊目は「カラーマネージメントの本」で、用紙の方も刷りやすい通常のコート紙だったから、特に問題はなかった。データを作る側がカラーマネージメントの環境を整え、印刷のターゲットをジャパンカラーとすることで、ややこしいワークフローを考えなくても、それなりに色は合ってくる。

二冊目の「キッチュレンズ工房」の場合は、少し風合いのあるラフな紙を使った。コート紙よりもツカが出るし、書籍向きということで採用された紙だったが、ちょっと問題があった。CMYK変換にはJapan Color 2001 Coatedを使い、ジャパンカラーのタイプ3(コート紙用)をターゲットとしたのだが、コート紙とはかなり紙質が違ったため、刷り上がりがいまいちだったのだ。

まあ、成り行きで沈んだ感じになるということは、想定していたことだったのだが、もう少し対策を考えても良かったかな、という感じだった。

三冊目の「カメラプラス」では、「キッチュレンズ工房」同様ラフな嵩高紙を使ったのだが、ここでは専用プロファイルを作成した。印刷機本機でカラーチャートの印刷を行い、そのチャートを測定してプロファイルを作った。カラーマネージメントの理屈から言えば、個々のデバイスのプロファイルを作るというのは、当たり前のような気もするが、印刷機のまともなプロファイルを作るのは非常に難しく、一般的な方法とは言えない。

しかし、私のバックには日本一のプロファイル職人・庄司正幸氏がついているので、スペシャルなワークフローを組んで貰うことができた。結果、ラフだから沈むことは沈むのだが、色のマッチングということではイメージ通りで、ディスプレイでのシミュレーションにかなり近い仕上がりになった。

●印刷をフィックスしてデータを調整

今回は印刷が難しそうな写真が多かったのと、鮮やかな写真は鮮やかに、黒を締めたい写真はしっかりとコントラストがつくように、ということで塗工量の多い紙を希望した。とは言うものの、普通のコート紙だとちょっとチープに見えるということで、マットコート紙が採用された。

ただ問題は、昨今の紙代の値上がりの影響で、印刷にかかる費用を抑えたいという出版社側の意向があったこと。そんな時に切り詰めの対象となるのは、やはり専用プロファイルの作成費用。そこで、今回は汎用的なプロファイルであるJapan Color 2001 Coatedを使うことになった。

ジャパンカラーの中には、マットコート紙用の基準もあるのだが、残念ながら質のいいマットコート紙用の汎用プロファイルというのは、流通していない。そこでコート紙とマットコート紙との違いはあるが、質の高いプロファイルということで、アドビシステムズ社製のJapan Color 2001 Coatedというプロファイルを使うことにしたというわけだ。

ただし、今回も印刷機本機を使ったテスト印刷は行った。全ページにわたる本機校正をしたとしたら費用は嵩んでしまうが、A2サイズに主だった画像を集め、明るさやシャープネスの度合いを変えてテストをしたのである。

明るさのテストというのは、一つの写真の中で5段階に明るさを変えた部分を作り、どの明るさが適切であったかを判断しようとしたのだ。これは写真をプリントする際に暗室で行われる「試し焼き」の方法をそのまま採用してみた。

試し焼きというのは、プリント時に印画紙への露光秒数を段階的に変えた部分を作り、何秒露光するのが適正なのかを判断する方法だ。露光秒数以外のファクターをすべてフィックスすることにより、適切な露光秒数が判断できるようになる。

印刷の場合も同様で、テスト印刷と同じ条件で本番でも印刷をしてもらうということを第一の前提とする。そしてデータの方をその印刷に合うように補正するのだ。そうすれば、イメージ通りの仕上がりになるという仕組みだ。

今回はテスト印刷用のデータの中に、あるカラーチャートを入れておいた。ジャパンカラーには、色再現の目標値があるので、実際の刷り上がりを測定し、Lab値が近似していればいいということになる。これは専用のアプリケーションを使い色差ΔEという数値で表すことができる。

つまりクライアント側で印刷物に対し、印象的な評価だけではなく、数値を使った客観的な評価ができるということだ。これは印刷屋さんにとっては脅威だが、印刷が悪いのか、元々のデータが悪いのかも分かるし、何度も何度も色校を出すというような無駄からも解放されることにつながる。

で、今回の私の本でのテスト印刷の結果としては、マットコート紙に刷ったにもかかわらず、コート紙のジャパンカラーの基準に沿うものとなった。後は本番でもテスト印刷と同じように刷って貰えればオーケー。よろしくお願いします! と公開の場でプレッシャーをかけさせていただきたいと思います。

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/
>
◇「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
>

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■KNNエンパワーメントコラム
家電量販店で学べる"デジタル"の恩恵

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20080731140200.html
>
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KNN神田です。

2008年7月22日、2008年上期、コンビニエンスストアの全国売上高が、百貨店を上回った発表があった。
< http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200807230034a.nwc
>
コンビニ売り上げ3兆6559億円に対し、百貨店は3兆6171億円。ちなみにスーパー業界は14兆224億円だが下降気味。
< http://www.j-cast.com/2007/01/23005057.html
>
流通の流れが、百貨店→スーパー→コンビニと進化してきているが、成熟期を通りこしてきている。

ここにきて、家電量販店の動きから目がはなせなくなってきた。なぜならば、百貨店規模の物品扱いで、スーパー価格で、コンビニエンス以上のサービスがあるからだ。ヤマダ電機の連結売上げだけで、コンビニ業界の半分(48.3%)を占めるから驚きだ。

1位=ヤマダ電機 資本金 705億95百万円/連結売上高 1兆7,678億18百万円
2位=エディオン 資本金 101億7,463万円/連結売上高8,512億円
3位=ヨドバシカメラ 資本金 8800万円/売上高 6,462億円
4位=コジマ 資本金 189億1,664万円/連結売上高 5,002億50百万円
5位=ビックカメラ 資本金 125億4,827万円/連結売上高 5,422億94百万円
家電量販店、トップ4の売上高合算で3兆7354億円と、コンビニ業界全体を追い抜くまでに成長している。

藤沢のビックカメラのアウトレットストアでは、すでに50インチのプラズマテレビ(日立P50-H01)が20万を切る価格で売られ、1%のポイント還元である。さらに光ファイバープロバイダーを乗り換えると、3万円値引きされ、ポイントをSUICAカードにすると、ポイントにさらにポイントがつき続ける。ビールや米は、スーパーよりも安く、さらにそれにもポイント還元があり、配達料も無料であった。重たい思いをして、スーパーやディスカウントストアに通う必要がなくなった。

白物家電は、いままで10年以上は使われ、つぶれるまで使用されてきた。しかし、このところ、白物家電ですら、買い替えのサイクルが早まってきてるような気がする。

冷蔵庫なんて、どうでもいいと思っていたが、最近は食品を温める装置がついたり、食品を空気で乾燥させない機能などがある。同じ食品が美味しくなる価格は10年前の半額で、省電力、省スペース。これは、早く買い替えたほうが人生がトクしそうだ。

洗濯機も、斜めドラム式となり、節水性、静寂性に優れ、取り出し方がとても楽になった。水なしで空気で洗えるものまで登場していた。あとは、もう、衣類をたたんで、タンスにしまうところまでの完全自動を待つばかりである。

掃除機もダイソンに代表されるサイクロン式で吸埃力がおとろえない物が登場してきて、重宝している。お掃除ロボットがホントの意味で、実用的になるのもあと数年先のことだろう。そうやって考えてみると、何か毎年、白物家電を買い替えているような気になってきた。

そして、最も激しい買い替えサイクルがAV家電とパソコン環境だ。倉庫にあった、大蛇と化していた10年前のSCSIケーブルにターミネーター類、3.5インチMOドライブ、大容量(笑)40MBハードディスクドライブ、Macintoshポータブル、Phoneネット、電話ケーブル、Dsubモニタ切り替え器。コンポジットビデオ編集器、H-8デッキ、SDビデオ機器......。もう、考えるとおぞましくなるので、忘れることにするが、AV機器はほとんど3年後に使い物にならなくなり始め、5年経過するともう完全にアウトである。しかも、捨てるにも費用がかかる時代だ。

「デジタル」の恩恵は、「陳腐化のスピード化」にも拍車をかけ、PCなどは2年前のものは、もう遅くてとても使えないという状況になり始めている。基本OSをどこかの会社が重くしているから、としかボクには思えない。

幸いにMacBookProに継承される銀色ノートブックは、いつの頃のMacかを悟られないようにメジャーモデルチェンジをしていない。しかし、かつてのボンダイブルーのiMacやMac Cube、そして、大福鏡持ち台付きのiMacも見かけることがなくなった。

つい先日、ドトールコーヒーで、なんとサンバーストの虎目模様のiMacらしきものを見て、思わず話しかけたら、オレンジ色のクラムシェルiMacが変色しただけだといわれた。まるで、ギブソンレスポールのサンバーストの虎目のような、琥珀があらわれていてびっくり。これからは、デザインにも経年変化を楽しめる素材があってもよいかと思ってしまった。デザインチェンジをしないことは、製品の寿命を長引かせる効果があるようだ。

最も買い替えが予測されるのが、薄型テレビかもしれない。数年前に1インチ2万円の頃に買った人は、来週のオリンピックを、アナログで、ハイビジョンで見ていることだろう。

最近の人は、1インチあたり1万円以下、しかも地デジでフルハイビジョン。さらに倍速液晶。HDMIも3〜4つ搭載。地デジDVDハードディスクレコーダー×2PS3に、PCと接続できるデバイスも序々に増えてきます。同じ買い変えるなら46インチ以上でないと、変わった感じがしない。42まではどれもテレビだけど、46を超えると急に画面が等身大に変化し、リアリティーが増すので、同じ買うなら46以上をおすすめしたい。

その薄型テレビも価格戦争で、すでに1インチあたり3,000円クラスが当たり前になり始めた。もう、いろいろ悩んで待つよりも、最も安いのを買って、2〜3年で乗り換えていくのが一番、精神的には健全なのかもしれない。「デジタル」の恩恵は、ここでは、「デフレ」という形で現れていた。

●iPhone、EeePC901、D4

7月11日、iPhoneの話題にわいたが、ようやくここも落ち着きをみせはじめたようだ。

ビックカメラの藤沢店では、大量にiPhoneが入荷したそうで、さっそく知人に連絡をして何台かをゲット! iPhone初心者の行動は2週間前の自分と一緒で、設定では無口で真剣になる。設定に戸惑っているからだ。iPhoneの設定ビデオなどがあるべきだろう...。

Apple iPhone3G ビデオガイド
< http://jp.youtube.com/watch?v=jFBvYylFekk
>
Apple MobileMe
< http://jp.youtube.com/watch?v=Y_fcc9xzWRU
>
これでは、設定というよりも、単なるコマーシャル(笑)。

ボクは、ようやくiPhoneの操作に慣れてきたが、時々、フリーズするのが頭にくる。「電話がフリーズしてどうなる!!」と思いながら、いつもかからないテクニカルサポートに電話をする日々。すでに次世代の4Gが待ち遠しいほど。20年前に、ワープロからパソコンに移行してきた時のことを思い出す。「プリントできないパソコンのワープロなんて!」と怒っていたことを思い出した。

7月11日にiPhoneと一緒の日にお誕生日を迎えたのが、EeePC901とウィルコムのD4。同じ日に、誕生日というのが不幸のはじまりだ...。D4は発表が早かっただけに、発売の延期が命取りに...。iPhoneの後では、D4のスタイリングは、巨大で、ちょっともう野暮ったく見えてしまう。悔やまれるのはあと1か月早く発売していたら、購入していたのに...。

そして、間もなく2台目のEeePC901が手元にくるが、この台湾のASUS社のEeePCシリーズは、ノートPCの価格のデフレを実現した。ただ、日本でのリリースがiPhoneとかぶってしまって、こちらもちっとも話題にならず。

たとえ数百台でも、iPhoneよりも、すこしだけ先に出荷すべきだった。すると、メディアも比較する対象としたことだろう。しかし、このマシンは十分ノートPCとして使える。今まで20万円も払っていたことがバカらしくなった。イーモバイルで買うと15,000円でおつりが来てしまう。

iPhoneの進化をあと2年待つよりも、むしろ、低価格低電力CPU Atomを搭載し、重くないXPの組み合わせのモバイルの進化のほうが実現が早いかもしれない。Microsoftも早めにVistaの失敗を認め、XPの新たなサービスパックで基本OS市場の体制を整備するべきだ。

アップルは、iPodTouchの新型を来春に発表し、それを翌年、iPhoneに採用というサイクルがいいだろう。すると、デバイスメーカーも、周辺機器も安定した市場を作られ、クラウド型のサービスもさらに浸透していく。

HD-DVDとBlu-Rayの教訓から、規格争いは市場形成を遅らせるだけで、すべてがネットワーク上のクラウドで利用できるというサービスで勝負するフェイズに移りかわっていくことを理解した上で、ハードウェアも設計されなければならない。その上で、いろんなビジネスモデルを構築する時期にいたっている。アップルも、実は、そのテストドライブ中であることにかわりはない。

一番大事なのは、家電量販店でそれを欲する人が、いつもいるかどうかが一番の課題である。いくら良い製品でも、それを伝える人が理解していないと、物は売れない。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12
グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc.
代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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JPC定例セミナー『よりぬき! drupa 2008 報告』
〜〜drupa2008に見る最新技術と今後の動向〜〜
< http://www.jpc.gr.jp/jpc/seminar/080805.html
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< https://bn.dgcr.com/archives/20080731140100.html
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<主催者情報>

drupaとは印刷業界では知らない人がいない、4年に一度ドイツのデュッセルドルフで開催される、世界最大の国際総合印刷・メディア機材展です。
「drupa 2008」は、5月29日〜6月11日の14日間開催され、52ヶ国、1,971の出展者、138ヶ国、約391,000名の来場者が参加し、全体で100億ユーロ以上に相当する取引契約が結ばれたと公表されています。
既に様々なメーカー・ベンダーで報告会・セミナーが開催され、盛り沢山の情報が発信されていますが、本セミナーではJPCならではの、とびきり! よりぬき! の情報をお届けいたします。
主な対象者:グラフィックアーツ、印刷に関係するすべての方々

・プログラム
「dipが面白い」13:30〜14:20
株式会社恒陽社CTO(最高技術責任者)相場和明
「ソフトプルーフ第2章」14:30〜15:20
株式会社ナナオ ソフトウェア技術開発部グラフィックスエンジニアリング担当部長 山口省一
「マスター郡司の見たdrupa2008」15:30〜16:20
(社)日本印刷技術協会 研究調査部部長 郡司秀明(JPC副理事長)
16:20〜16:35(15分)「質疑応答」

日時:8月5日(火)13:30〜16:35(13:00 受付開始)
会場:アップルジャパン株式会社 セミナールーム(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティータワー32F)
京王新線「初台駅 東口」徒歩5分(東京オペラシティビル直結)
< http://www.apple.com/jp/employment/overview.html
>
参加費:JPC会員無料、一般5,000円

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■編集後記(7/31)

・暑いですね〜! デジクリは明日8月1日から、8月20日まで夏休みです。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)・横山秀夫「クライマーズ・ハイ」(文春文庫、2006)を読む。これはすごい本だ。もっと早くに読むべきであった。460ページ超の長編だが、展開が気になって気になって、みんな放り出してとにかくひたすら読み進めた。リーダーズ・ハイか(!)。57歳の主人公が亡き同僚の30歳の息子と二人で、谷川岳衝立岩に挑んでいる。その行程と、17年前のあの事故との格闘の日々を、交互に見せながら物語は進行して行く。北関東新聞の遊軍記者・悠木が全権デスクを任命された、日航機墜落事故の報道現場。著者は事故当時に地元の上毛新聞の記者であったから、この作品で地方新聞社の世界をリアルに、臨場感満点に描写できたのだ。上の連中の玩具にされて死にかけている会社。権力抗争。セクションの対立。喧嘩腰どころか、悪意丸出し言葉が飛び交って、まさに働く男たちの戦場だ。墜落事故から7日間、日航全権デスクとして下した最後の決断。その結果は......。現在と過去が交差しながら、物語はみごとに着地する。解説で後藤正治は「一人の作家がその生涯において残しうる最良の作品、いわば"この一冊"であろうと思われるほどの出来映えである」とまで断言している。確かに。「半落ち」よりもはるかにいい。昭和60年8月12日。この前日、わたしは逆コースの日航機に乗っていたのだった。もう23年も経つのか。/明日から夏休み。まず最初にすることは、とにかくうるさいMacintoshの静音FAN付け替え工事だ。ひとりでできるかな?(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167659034/dgcrcom-22/
>
アマゾンでみる(レビュー64件!)

・芭蕉は保存版よ。永吉さんが、永吉さんが~とTVに向ってつぶやいていたのは言うまでもない。/大型テレビ。電気代かかるよねぇ。持ってないけど。購入前にスペックをチェックよ。電子レンジをずっとつけ続けているような消費電力のものがあったりするよ。プラズマの100インチ超なんて1450wだよ。一般家庭で使う人はいないだろうけど。一緒に他の家電製品使えないよ、ブレーカー落ちそう。大迫力で見たい番組や映画は全画面使って、そうでない番組は小さく映ってくれないかなぁと思うことがあったり(既にあるのか?)。まぁそれはそれで貧乏くさくていやだけど。音声で済ませられそうな番組は家でもワンセグで見てそう。あ、お金やブレーカーの話だけじゃなくて、画面が大きいだけで情報量が多いと思うのね。デジタル放送のくっきり画面もアナログに比
べて情報量多くない? 目と脳が疲れそうな気がするのよ。使えば使うほど発達するって? あとは距離。大きな画面になればなるほどテレビまでの距離が必要だから、日本の家庭はリビングが広くなっていっているんだろうなぁとも。広い部屋に引っ越すまでは小さなテレビでいいよぅ、と時代に乗れないでいる。/調べると結構、家電の消費電力って大きいことに気付く。洗濯機なんてコインランドリーを使い続ける方が安そうなのあったり。エアコンはまさに電子レンジを使用し続けているようなものなんだよなぁ。/明日から夏休み。次回は21日であります。皆様お元気で!(hammer.mule)
< http://panasonic.jp/viera/dl/pdf_file/th_103pz600.pdf
> 例えば
< http://jp.youtube.com/watch?v=V94shlqPlSI
>
電子レンジが使えない時は。もっと古い映像があったはずなのだが......。
< http://jp.youtube.com/watch?v=39KIyr45lAk
> USBでも