[2643] 楽観する原作者・悲観する監督

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<ハリウッド映画は生きた英語の教科書>

■映画と夜と音楽と…[419]
 楽観する原作者・悲観する監督
 十河 進

■ところのほんとのところ[17]
 アートフェアデビューが決まる
 所 幸則

■気になる情報・記事CLIP


■映画と夜と音楽と…[419]
楽観する原作者・悲観する監督

十河 進
< https://bn.dgcr.com/archives/20090522140200.html
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●89歳で「放浪記」舞台公演2000回を達成した森光子

先日、森光子の「放浪記」の舞台公演が2000回になったというニュースをワイドショーでやっていた。2000回を迎えるのは、森光子の89歳の誕生日に合わせたらしい。脚色演出の菊田一夫はとうに死んでしまったが、森光子と「放浪記」は歴史を刻み続けている。しかし、「放浪記」の主人公(原作者)の名前を言える人が、今、どれほどいるだろう。

「放浪記」の原作者である林芙美子は、昭和初期のベストセラー作家だった。「放浪記」が出版されたのは昭和5年(1930年)のことである。本というものをほとんど読まなかった僕の母も「放浪記」とその原作者の名前は知っていた。その名を言うと必ず「花の命は短くて…苦しきことのみ多かりき」と母はつぶやいた。母は大正14年(1924年)の生まれだから、林芙美子は彼女の少女時代の流行作家だったのである。

昔、NHKの朝のテレビ小説は一年間の連続ドラマだった。5作目が「うず潮」で昭和39年(1964年)4月から翌年の4月まで一年間放映された。林芙美子の「うず潮」や「放浪記」など自伝的な小説をベースに田中澄江が脚色し、新人の林美智子が林芙美子を演じた。僕は最終回近くのシーンを今もよく憶えている。作家として成功した主人公が書斎の文机に向かい、貧しかった昔を懐かしむように振り返る。

「うず潮」はテレビ小説の放映中に、同じ田中澄江の脚本をベースにして日活が映画化した。全盛期の吉永小百合の主演だ。日活映画「うず潮」は11月の公開だった。その2か月前の9月に上映された吉永小百合主演映画は、大ヒットした「愛と死をみつめて」である。その2作の吉永小百合主演映画の間に東京オリンピックが開催され終了した。アベベが走り、三宅が雄叫びを挙げ、チャフラフスカが華麗に舞い、ヘーシンクが日本柔道を壊滅させた。

したがって、団塊世代には林芙美子という名前は、ヘーシンクと同じくらいの記憶があるはずだ。ところが、その小説を読んでいるという人には、僕はほとんど出会わなかった。僕自身も彼女の小説を読んだのは、ずいぶん後になってからだ。僕が日本の恋愛映画の最高傑作として挙げる「浮雲」(1955年)を見たのは18のときだったが、その原作を確認するために読んだのは30半ばの頃だった。

しかし、小説「浮雲」は映画「浮雲」には遙かに及ばなかった。そんなこともあって、僕は林芙美子の小説はそれきり読んでいない。その後、嵐山光三郎さんの「文人悪食」「追悼の達人」(新潮文庫)で林芙美子の章を読み、「まあ、読まなくてもいいか」という気分になった。そこには、林芙美子の死後に文芸誌が行ったアンケートで多くの人が否定的な回答を寄せたことが記述されていたし、川端康成が林芙美子の葬儀のときに読んだ弔辞が引用されていた。

林芙美子は昭和26年(1951年)6月28日に47歳で死んだ。葬儀委員長をつとめた川端康成は「故人は自分の文学的生命を保つため、他に対して、時にはひどいことをしたのでありますが、しかし、あと2、3時間もすれば、故人は灰になってしまいます。死は一切の罪悪を消滅させますから、どうか故人を許して貰いたいと思います」と挨拶した。

この弔辞を読むと、どんな「ひどいこと」をしたのか興味が湧くが、林芙美子は自分が流行作家になり力を持つと、新人の女流作家が出てくることを妨害したのだ。競争相手になりそうな若い女流作家を潰そうとした。だから、関川夏央さんも「本読みの虫干し」(岩波新書)で「放浪記」をとりあげ、「不思議なほど悼む空気の希薄な葬儀をひきしめたのは、川端康成の弔辞だった」と書く。しかし、関川さんはこう文章を結んでいる。

──式が終わりかけたとき、少額の香典を手に近所のおかみさん連が大挙して焼香に訪れ、会葬者を驚かせた。林芙美子は、捨て身の明るさと強烈な上昇志向、意地の悪さと虚栄心、すべてをかねそなえた、いわば生まれながらの「庶民」であった。

●評判の悪い林芙美子だが成瀬作品には多大な貢献をした

森光子は僕らの世代にとってはTBSドラマ「時間ですよ」のおかみさん役が印象に残っているが、「若いときは色っぽかったんだな」と思ったのは成瀬巳喜男監督の遺作になった「乱れ雲」(1967年)を見たときだ。ヒロイン司葉子の義姉で旅館の女将役だった。夫と死別し、今は別の男(加東大介)を引き込んでいるのだが、その男が浮気したときに嫉妬する顔が女を感じさせた。40代半ばの森光子である。

「乱れ雲」は夫を交通事故で死なせた相手(加山雄三)に惹かれていく若き未亡人の司葉子がよくて、こんなに切ない恋愛映画はめったにない。しかし、ポケットミステリで原作が出ていたエドワード・アタイア「細い線」を映画化した「女の中にいる他人」(1966年)、高峰秀子の最後の成瀬作品「ひき逃げ」(1966年)を加えた晩年の成瀬監督の作品は、残念だがあまり評価は高くないようだ。

林芙美子の「放浪記」出版と同じ昭和5年、松竹で監督デビューした成瀬は小津安二郎と並び称せられるほどの才人監督だったが、「小津はふたりいらない」と言われ、東宝の前身のP.C.Lに移る。戦前に50本近くの作品を持つ成瀬なのに、僕は「妻よ薔薇のやうに」(1935年)「鶴八鶴次郎」(1938年)しか見ていない。ただし、状態の悪い古い映画ではあるけれど、どちらも面白く見た。

しかし、戦中から戦後の数年、成瀬にとっては不遇の時代だったと言われる。作品の評価も低く、意に染まぬ日々だったのだろう。「ヤルセ・ナキオ」という揶揄さえ感じられるあだ名がついた。成瀬作品の評価が高くなったのは、戦後6年目に公開された「めし」(1951年)からだった。朝日新聞に連載中だった「めし」は林芙美子の死によって中断されたが、成瀬はその年の秋に映画化している。

いろいろと評判の悪い林芙美子だけれど、成瀬作品には多大な貢献をした。成瀬は「稲妻」(1952年)「妻」(1953年)「晩菊」(1954年)と、毎年、林芙美子作品をベースに名作を作り、とうとう「浮雲」(1955年)に到達する。日本映画の最高傑作と言ってよい。少なくとも小津安二郎監督作品「東京物語」(1953年)川島雄三監督作品「幕末太陽傳」(1957年)黒澤明監督作品「七人の侍」(1954年)とは肩を並べる。

僕の個人的評価と断るけれど、林芙美子原作であまり出来がよくなかった成瀬作品は、「放浪記」(1962年)だった。林芙美子の最も有名な作品である「放浪記」は昭和10年(1935年)と昭和29年(1954年)に映画化されており、成瀬作品は3度目の映画化だった。だが、主人公を演じた高峰秀子がのっていないのが伝わってくるような作品である。もしかしたら、高峰秀子はヒロインに共感できなかったのかもしれない。

林芙美子原作を得た成瀬作品が、毎年のようにベストテン上位を占めていた頃、林芙美子はすでにこの世の人ではなかった。自作が日本映画の名作となるのを彼女は見られなかったのである。奇跡としか思えない「浮雲」のラストシーンを、彼女は見ることができなかった。しかし、林芙美子の人となりを評伝などで読む限り、彼女が素直に自作の映画化作品を評価したとは思えない。

●杉村春子は名脇役として映画界に欠かせない存在だった

戦後の成瀬作品のヒロインは、高峰秀子である。戦前、井伏鱒二の小説を原作とした「秀子の車掌さん」(1941年)があるが、戦後は「浮雲」など10数本の作品に出演している。その他には、原節子、田中絹代、高峰三枝子の名前が浮かぶ。一本だけの主演なら、杉葉子、乙羽信子、京マチ子などがいる。そして、忘れてならないのが「晩菊」の杉村春子である。

その頃、すでに杉村春子は名脇役として映画界に欠かせない存在になっていた。何度もテストを繰り返させる小津安二郎も杉村春子だけは一発オッケーだったという。その伝説の名演技は「晩春」(1949年)や「東京物語」で見ることができる。特に「晩春」では、鶴岡八幡宮で財布を拾った後の演技が語り草だ。確かにうまい。うますぎる。彼女は文学座の御大だった人だから舞台の演技を見るべきなのだろうが、フィルムは彼女の演技を永遠に残してくれたのだ。

その杉村春子を主演にしたのが「晩菊」である。林芙美子の短編「晩菊」「水仙」「白鷺」を原作にしている。これらの短編は昭和23年(1948年)から24年にかけて発表され、24年には「晩菊」によって、林芙美子は第3回女流文学賞を受賞した。

成瀬は川端康成の「舞姫」(1951年)や「山の音」(1954年)なども映画化しており、今となればそれらは文豪が遺した文学的古典なのかもしれないが、成瀬としては同時代のベストセラーを映画化していたに過ぎないのではないか。現在、村上春樹さんの新作を映画化するのと同じである。

さて、「晩菊」である。杉村春子の出生年は中丸美繪さんの「杉村春子 女優として、女として」(文春文庫)によるといろいろややこしいのだが、明治39年(1906年)ということになっているらしい。とすると、「晩菊」のときには40前ということになるが、若い頃から老け顔だったから、あまり若いという印象はない。

その杉村春子と演技で火花を散らすのが、望月優子、細川ちか子、沢村貞子という名女優たちだ。どの人も舌を巻くほどうまい。男優陣には、戦後の名脇役の筆頭にあがるであろう加東大介(沢村貞子の弟です)、優柔不断な男をやらせたら得難い味を出す往年の二枚目上原謙(加山雄三のお父さん)がいて、沢村貞子の亭主役でちょこっと顔を出す沢村宗之助(東映の悪役で有名)が印象に残る。

杉村春子が演じる主人公きんは元芸者で、小金を貯めて今は小粋な黒塀のしもた屋で、聾唖者の手伝いの小女をひとり置いて暮らしている。彼女は金貸しをしていて、昔の仲間たちにも貸している。きんは吝嗇で、笑いながら嫌みを言うような女だ。ひとりで生きていくために、金しか信用していない。

沢村貞子の家に取り立てにいったときは、裏口から入り「こないだは、裏口から逃げられちまいましたからね」などと笑いながら嫌みを言う。それに応対する沢村貞子が感情的にならず実にいい。僕は沢村貞子がテレビドラマに出ていた頃に間に合った世代だが、本当にうまい人だった。長門裕之と津川雅彦は彼女の甥である。

細川ちか子が演じるたまえ(「水仙」の主人公)は、戦前は会社員の妻で奥様として暮らしていたのだが、夫が死に戦後は連れ込み旅館の女中をして息子を育てた女だ。息子は就職に失敗ばかりしていて頼りない。ある日、息子が金を持って戻ってくる。問い詰めると、息子はどこかの金持ちの妾の若いツバメになって小遣いをもらっているらしい。彼女は情けなくなり、ひとり沈み込む。

望月優子は、たまえの家の二階を借りている貧しい女だ。寮の下働きをしているが、その住人の若い勤め人に金を借りて返さないようなだらしない女だ。きんはたまえに「あれでも昔は芸者だったのに…。もう少しちゃんとしてれば、掃除婦なんかしなくてすむのにね」と望月優子のことを蔑むように言う。女たちは、それぞれに長い人生に疲れている。

そんなきんにも、華やぐときがやってくる。昔、好きだった男が訪ねてくるというのだ。満州時代に知り合った男(上原謙)である。きんは念入りに化粧をし、酒の燗をし、料理を用意する。しかし、やってきた男はだらしなく、みっともない。若い頃のいい思い出しかなく、期待した分きんは落胆する。結局、男は落ちぶれて、きんに金を借りにきたのである。

「晩菊」の余韻は、辛く苦い。若い頃の仲間は信じられず、羽振りのいい人間のところへ訪ねてくる人間は金目当てでしかない。女たちは、かつての羽振りのよかった頃のことばかり、酔って懐かしむように口にする。哀しい。虚しい。今の状況を何も変えない。愚痴っぽく、みじめだ。「人は一度つまずくと、転がる一方だ」と、ある登場人物がシニカルに、だが、僻みっぽく口にする。

しかし、そんな暗く救いのない物語であっても、そこに必ず人生の悲哀、生きる悲しみのようなものが描かれるのが成瀬作品だ。「人生は辛く苦い。不幸に充ちている。それでも、死ねない限り人は生きていかなければならない」という無常観や諦念が伝わってくるのである。そう、命がある限り人は生き続けなければならないのだ。

林芙美子も人生に関しては同じ認識だったのかもしれないが、彼女は成瀬とは違いバイタリティにあふれた楽天家だった。だから、林芙美子原作の成瀬作品は互いに何かを補完し合い、名作になったのかもしれない。日本映画史に成瀬作品が残る限り、林芙美子の名も共に残るだろう。

【そごう・すすむ】sogo@mbf.nifty.com
一日、本の倉庫で過ごした。もちろん、仕事。隣の棚には英語教育の専門出版社の出版物が並んでいた。「イングリッシュ・ジャーナル」という月刊誌のバックナンバーがあり、その表紙にはスカーレット・ヨハンソンやアル・パチーノなどが登場していた。ハリウッド映画は生きた英語の教科書というわけだ。しかし、僕はハリウッド映画をいっぱい見ているのに、英語はまったくダメ。なぜ?

●305回までのコラムをまとめた二巻本「映画がなければ生きていけない1999-2002」「映画がなければ生きていけない2003-2006」が第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀映画コラム賞」を受賞しました。
< http://www.bookdom.net/suiyosha/1400yomim/1429ei1999.html
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受賞風景
< http://homepage1.nifty.com/buff/2007zen.htm
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< http://buff.cocolog-nifty.com/buff/2007/04/post_3567.html
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■ところのほんとのところ[17]
アートフェアデビューが決まる

所 幸則
< https://bn.dgcr.com/archives/20090522140100.html
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ニュースです!

今年の9月初旬、「パリフォト」の東京版が六本木で開催されるのですが、そこで所幸則のアートフェアデビューが決まりました。

決まったのがつい先日なので、正式なWEBサイト等に名前が載ってないですが、出展依頼されました! ファインアートフォトに足を踏み入れたのが去年の6月だから、結構順調かなって思います。

「東京フォト2009」っていう名前なんですが、今まで存在すら知らなかったのです。今年が初めての開催なので、知らなくて当然かな。依頼をされなければ、多分今年も終わってから知ることになるんだろうなと思いました。

TOKYO photo 09
< http://tokyophoto.org/
>

「パリフォト」を見に行って、あまりの底の深さにびびったんですよ。だって、そこにはアンセルアダムスやアービングペンやサラムーンから、森山大道、アラーキーまで、いうなれば写真の歴史そのものみたいな作品が展示してあって、しかも売っている。世界最大のフォトフェア、さすがにすごい。

「渋谷1sec.」をパリに持って行って、自分の作品が世界基準からみて充分戦えるレベルにあると認識できた貴重な経験ではあったけれど、この世界にどうすれば飛び込めるのか、まったくわからなかった。

とりあえず、どこかギャラリーに所属することかなと思ってたけれど、春に紹介されて行ったGALLERY 21(ギャラリー ヴァンテアン)から話が来たのでびっくりしました。GALLERY 21からは10〜14人の作家の作品を出すらしいので、その一人として僕も参加ってことなのですが、とてもうれしいです。

もともとは、GALLERY 21で来年の春にやる個展の打ち合わせのために行ってたのですが、そのスケジュールが決まりました。4月と5月の2か月間です。

GALLERY 21
< http://www.grandpacific.jp/facilities/gallery/
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ここは写真ギャラリーとしては都内で屈指の広さというか、スケールが大きい場所なので、展示設計もちゃんと考えないといけない。みんながビックリするような展示にしようと、今プランニング中です。秋にはコスモスギャラリーで、コスモスの作るインクジェット用ペーパー2種類による、比較を中心とした「渋谷1sec.展」をするので楽しみにしててください。

GALLERY COSMOS
< http://www.gallerycosmos.com/
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もうちょっと内容を詰めたら、この「ところのほんと」で発表していきます。
次回は、最近の[ところ]の撮影スタイルの変化、最近の機材についてなどのレポートを中心に書こうと思ってます。お楽しみに!

【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則
< http://tokoroyukinori.seesaa.net/
>
所幸則公式サイト
< http://tokoroyukinori.com/
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■気になる情報・記事CLIP

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●100年以上のデザインを紐解く「資生堂・サントリーの商品デザイン展」(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/14/052/index.html
>

●19世紀後半から現代までのデザインを特集「ヨーロッパの工芸とデザイン」(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/15/056/index.html
>

●「FUJIFILM PHOTO MUSEUM」で『懐かしのホームムービー』展 〜動く視覚オモチャ「ゾートロープ」から「シングルー8」フィルムまで〜
< http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0287.html
>

●【コラム】Webデザイン解体新書-1 柔軟なWebサイトを作る─読めるFlex製ブログのひとつのかたち(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/column/anatomyofwebdesign/001/
>
●【コラム】Webデザイン解体新書-2 使えるデータ可視化アプリケーション「newsmap」(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/column/anatomyofwebdesign/002/
>

●【コラム】クリエイティブ初心者のためのFlash講座-3 Flashのユニークな活用事例を見てみよう(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/column/flashkouza/003/index.html
>

●【インタビュー】ワコムのプロ用ペンタブレット「Intuos4」開発者が語る誕生秘話とは(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/05/19/wakomukaihatu/
>

●【レポート】Web、映像、音楽──1日限定トップクリエイターの饗宴!「PUBLIC/IMAGE.METHOD」(マイコミジャーナル)
< http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/05/19/publicmethod/
>

●「Second Life“不”人気、7つの理由」を改めて検証する(ITmedia)
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/18/news042.html
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●怪しい“つぶやき”やメールに注意:Twitter人気でスパムやフィッシング詐欺も増加中(ITmedia)
< http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0905/22/news027.html
>

●W還元で最大35%OFF! エコポイントで最も得する買い方は?(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090520/1026364/
>

●インストール不要のワンセグチューナーは「使える!!」(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090518/1026296/
>

●1万2000円が2万円相当になる、マクドナルドの商品券は本当に得?(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090514/1026174/
>

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■編集後記(5/22)

・一昨日、いつもメール便を出しに行くヤマトのカウンターで、顔なじみになった受付係の人から「ここしばらく、関西方面にマスクを送る宅急便が目立つんですよ」と聞いた。そうだろうなあ、新型インフルエンザ騒動でマスクが不足しているのだろうとノンキに考えていたら、昨日のテレビニュースでは東京でもマスク売り切れのドラッグストア、コンビニが続出していた。うちの近所はどうかなと何軒か見て回ったら、ありゃ、どこでも売り切れだ。楽天市場の総合ランキングでもマスクがずらっと並ぶが、売り切れ店が続出している。オークションではすごいことになっていた。大変な数の出品がある。元値の10倍の値がついたものまであるそうだ。まったくこすっからい人が多くいるものだ。今日の読売新聞に大きく「マスク品薄」と出た。ますます入手困難になるな。本当に必要かい? とも思うが。/「やってみなければわからない」と多くの司法関係者が言うなかで、裁判員制度が見切りスタート。21日以降、対象事件の起訴は全国で一日平均6〜7件に上がるらしい。実際に裁判員が動員されるのは7月以降になる。多くの反対を抑え込んで、制度が走り出してしまったからには仕方がない。この夏、全国でどんな大騒動が持ち上がるか、いまから楽しみだ。「裁判に市民感覚を反映させることが裁判員制度の目的ならば、目的の達成も安くはない給料分の内、プロが精進すれば済むことで素人を煩わす必要はない」「『市民の社会常識』をプロの裁判官が自前で身につけてくれさえすれば、心臓に悪い経験を市民が味わう必要もないわけで、アマの手を煩わせないと職務が全うできないプロとは何なのさ…」「(市民の常識を)反映させたければ、研修や内省を通して裁判官がみずからの心に井戸を掘り、常識という水を汲み上げれば済むことで…」などと、読売新聞の編集手帳は今年になって度々、愚痴っぽいけど小気味のいいことを書いてくれるが、ややアリバイ的だ。もっと前から書いてくれればよかったのに。3年後に制度が見直しされるというが、3年間もこんなバカな制度が本当に続くのだろうか。    (柴田)

やはりというべきか……マスク路上販売が出た!(Business Media 誠)
< http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/22/news019.html
>
【新型インフルエンザ】子どもの預け先は? マスクが買えない時は?
騒動いつ終わる?(nikkei TRENDY net)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090521/1026387/
>

健栄製薬)手ピカジェル ローズの香り 60ml・プレゼント受付中です! ぜひご応募を!/マスクよりも手ピカジェルの方がいいような。人の集まるところにあるトイレには、消毒薬が常備。行くたびに手にスプレー。/昨日のコメント欄の話がわかりにくいとのご指摘あり。外国人は、かっこいいものや新しいものに対して「Cool!」や「Hot!」などと言うのですが、それをそのまま直訳してひらがなで「つめたい!」とコメント。でも日本語だとそれは賞賛の言葉にはならないぞ、と。「つめたい」Tシャツ作ろうか?/SomaFMのiPhone Appが出たぞ。/a-blog CMSを使ってみた。なんか普通にサイト作る気が失せてしまった。通常の企業サイトならこれで十分じゃないか。会社概要、製品案内、社長ブログ程度のもの。マニュアルがないまま、あれこれ手探りで試していたのだが、モジュールやルールがとても便利だし、直感的でわかりやすい。あとはこれで簡易ショッピングカートが組み込まれたら、お客さんニーズのベースはクリア。他のCMSももちっと勉強すっか。(hammer.mule)
< https://bn.dgcr.com/archives/79_/
>  プレゼント
< http://www.tepika.net/
>  手ピカジェル
< http://somafm.com/iphone.app
>  iPhone App
< http://www.a-blogcms.jp/
> 触ったのはb2