[2681] 自分を「カスタマイズ」する

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<YouTubeはタイムマシン>

■わが逃走[48]
 鉄道と富山の巻
 齋藤 浩

■デジクリトーク
 自分を「カスタマイズ」する
 杏珠

■デジクリトーク
 一歩進んだ情報収集[2]YouTubeでチュートリアルや事例
 馬場幹彦

■公募案内
 「東京コンテンツマーケット2009」出展者募集


■わが逃走[48]
鉄道と富山の巻

齋藤 浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20090723140400.html
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ポスタートリエンナーレのレセプションに出席し、先日富山から帰ってまいりました。

世界のグラフィックデザインはとんでもなく元気です。日本では『チラシの大きいやつ』などという誤った認識をしているエライ人が多いのか、デザイナーが提案するポスターと、実際に街に掲出されているポスターとのギャップがまだまだあります。

その溝を地道に埋めていくことが、今の私にできる社会貢献なのかもしれません。そんな訳で、これからも世のため自分のために制作を続けようと心に誓った齋藤浩です。

さて、その富山にて羽目はずしたせいか風邪をひいてしまいまして、少々ぼーっとしています。ぼーっとしたまま本業に関わりのある文章は書けないので、今回はデザインとは無関係な部分を中心に、富山の旅について書きます。

●新幹線2階席で駅弁とビール

『世界ポスタートリエンナーレトヤマ』は、3年に1回開催されるポスターの国際コンペで、世界中からスゲー人達がスゲーポスターを出品してくるグラフィックデザイン界の祭典だ。私も独立してからずっと出品し続け、今回もめでたく入選しちゃいました。これで富山に行く口実ができた! 仕事は弟子2人に任せ、出張という名目の一人旅に出かけるのであった。

さて、旅とは目的地までの過程にこそ醍醐味があると言えよう。そんな訳で、今回も鉄路にて車窓を楽しみつつ富山まで向かうことにした。

11:40東京。発車までまだ30分ほど時間があるので、駅弁を物色する。先月の旅で名物駅弁『チキン弁当』を食べたので、今日は久しぶりに『深川めし』にしようか、などと考えつつ新幹線改札近くの駅弁売り場へ向かう。

あいかわらず種類は豊富なのだが、駅弁には当たり外れがあるのだ。ここで選択を誤ると、旅のテンションが一気に落ちるので慎重に選ばねばならない。と思いつつじっくり検討するも、どれも魅力に欠ける。ふと別の売り場に目をやると、厳密な意味での『駅弁』ではない弁当が販売されている。いわゆる駅ナカに入っている店舗の商品を扱っているらしい。その中で“まい泉”のとんかつ弁当が目に入り、急激に気になりはじめた。

実はこのところ揚げ物断ちダイエットをしているので、このような弁当の購入は自ら課したルールに背くのである。が、しかし。なんといっても一人旅である。車窓を眺めながら揚げ物とビール。たまにはこういうのも良いのではないかと思い一歩売店に近づくも、結局良心の声に説得され購入を見送り、ホームへと向かう。弁当は越後湯沢での乗り換え時に購入しよう。

そうこうしている間に出発10分前になる。水を買おうと売店に行くと、やはりビールが気になってしまった。昼間っから新幹線でビールを飲むなんて、昔のオレが聞いたらうらやましがるだろう。なんてことを想像していたら、ついエビスビールを買ってしまった。いわゆる衝動買いである。ビールといえばやはり揚げ物だ。ああ、やはり買っておけばよかった、とんかつ弁当。

で、ふと顔を上げると、あるではないか、目の前に『こだわりのとんかつ弁当』。どこが作ってんの? NRE? ああ、日食のことか。日食といっても7月22日に観測された太陽が月の影に隠れる現象ではない。日本食堂のことである。で、手にとってしまったら買わないわけにはいかない気がしてしまい、結局買ってしまいましたとさ。熱量1135kcal。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/01 >  日食観測しました

ビールと駅弁を持って『Maxとき』の2階席へ。ホームをゆく人たちよりも少し高い目線でビールで一杯やれるのは、なんか優越感に浸れるのだが、発車するまでは手をつけてはいけない。駅弁とは、流れる車窓の風景とともに味わうことによって旨さが引き出されるようにできている(あ、あくまでも私の主観ですよ)。

なので、発車して、せめて上野駅を出てからふたを取りたいのだ。などと思いながら窓の外を見ると、おお、すでに動き出している。なんかテンション上がるなあ。隣のサラリーマンを見ると、なんと、驚くべきことにもう駅弁を食べ終わっている!! あんた、そんなことでいいのか? 新幹線で出張なんだよ?もっと旅の風情を大切にしないと…と言いたい気持をぐぐっと抑えた。

さて、上野駅も過ぎ、地上に出たところでふたを取る。想像以上でも想像以下でもない構成。いわゆるとんかつとごはんと梅干しである。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/02 >

食べてみた。まあ、いわゆる駅弁の普通レベルだ。衝動買いだしな。仕方ないか。とんかつといえば、以前寝台特急『なは』車内で食べた大阪・水了軒の名物駅弁『かつ弁当』が思い出される。あれは旨かった。冷たくてもやわらかく旨い大きなとんかつと米。日食にはもう少しがんばってほしいところ。

そうこうしているうちに大宮を過ぎ、あっという間に越後湯沢に着いてしまった。ここで特急サンダーバードに乗り換え、ほくほく線経由で日本海に出て、北陸本線で富山へ向かう。

いわゆる山から、だんだん海へと変わりゆく風景は実に見応えがある。鮮やかな夏の緑一色の水田がまだ目に焼き付いているのに、気がつけばもう海だ。車内販売で買ったコーヒーなんぞ飲みながら、小説を読み、一章読み終えるとまた車窓を眺める。素敵だ。やはり旅はイイ。

糸魚川を過ぎ、フォッサマグナを飛び越え、魚津に到着。車窓から見える日本カーバイトの工場が物悲しい雰囲気でイカすぜ。なんて思っていたら、もう富山だ。新幹線ができて便利になったのはいいが、ちょっと早すぎる気がしなくもない。

この日はそのままホテルにチェックインし、夜はオープニングレセプションに出席。9年ぶり(?)の再会を果たしたデザイナーのHさんやYさん、そして審査員の巨匠達とともに、実に楽しく過ごしたのでした。

●富山はエラい

富山県立近代美術館での授賞式+内覧会が2時からなので、それまでは自由時間だ。なので、『富山ライトレール』に乗ってみることにした。富山ライトレールは3年前にできた新世代の路面電車だ。全車両が低床車で完全バリアフリー。車両のデザインも機能的で、美しい。

路線は富山駅前の電停『富山北』から、海水浴場や漁港のある『岩瀬浜』まで7.6キロを結ぶ。もともとはJR富山港線だったものを、一部路面区間化し、本数も大幅に増やして、まさに“地元の足”になっている。これから延伸の計画もあるらしい。なんでもかんでも自動車優先だった日本にも、文化的な乗り物ができたのだ。富山はエラいなあ。

という訳で、とりあえずは終点まで乗ってみることにした。ところがJR富山駅に着くも、どこにもライトレール乗り場を示すサインがない。普通「◯◯線のりばはこちら」とか、「◯◯バスはこっち」とか何かしら案内表示があると思うのだが、一切見当たらないのだ。駅の反対側に乗り場があるのはわかっていたので、北口へ行こうとしたのだが、北口への通路のありかもわかりにくかったなあ。このあたりは改善してほしいところ。

さて、なんとか乗り場を発見し、早速乗車。車内がやや狭い感じはしたものの、シートのレイアウトや降車ボタンの色彩設計など、きちんとデザインされている。機能している。車両もさることながら、電停のデザインがかなり良かった。構造はもちろん、広告スペースも1点あたりの面積を広くとってあり、またいずれの広告もアートディレクションがしっかりしていた。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/03 >

これはすごいことです。媒体料を荒稼ぎする広告代理店が絡んでいないのか。公共の場における広告コミュニケーションの良心を見たようで、富山の人々の実直さを感じた次第。すばらしい。

なんだかんだで楽しく車窓の風景を眺めていると、もう終点だ。港町らしい落ち着いた佇まい。とりあえず海岸まで歩いてみることにした。平日の昼前だというのに、人っ子一人歩いていない。車も全く通らない。この辺りは朝が早いからもう昼寝の時間なのか? 天気がいいだけに不気味である。某国の工作員が現れてもすぐに逃げられるよう、周囲に気を配りながら歩く。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/04 >

海が見えた。遠くに船が見える。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/05 >
波の音しか聞こえない。贅沢な時間だ。
ちょっと歩くと灯台やコンビナートを発見。うー、こういう風景をフィルムで撮りたかった。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/06 >
< http://www.dgcr.com/kiji/20090723/07 >

そうこうしているうちに、急激に雲行きが怪しくなってきた。と思ったら突然豪雨だ。慌てて電停に戻り、富山駅へと戻る。わずか2時間ほどの旅だったが、いわゆる観光地ではない地域の方が、地方都市の文化がよく見える。途中、気になった電停がいくつかあったので、こんど来るときには途中下車もいいかもしれない。駅に着くと1時40分。いそいでタクシーで美術館へ向かった。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。

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■デジクリトーク
自分を「カスタマイズ」する

杏珠
< https://bn.dgcr.com/archives/20090723140300.html
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デジクリ読者の皆さん、はじめまして。私、フリーランスでエディトリアルデザインを中心に10年ほど(この業界に入って14年)仕事をしているディレクター/デザイナーの杏珠(あんじゅ)と申します。

今回ひょんなことから、コラムを書かせていただくことになりました。自分の文章力のなさは自覚していますが、今までの経験と考え方を自分なりにまとめて、その気持ちを心を込めて伝えることで、読んでいただいた方がちょっとだけでも幸せになってもらえれば……と思いながら、お話させていただきます。

今回お話する内容は「『カスタマイズ』ってなんだ?」です。

みなさん「カスタマイズ」って言葉、聞いたことがありますか? これを簡単に言うと、「ソフトウェアの設定や設計を、ユーザの好みに合わせて設定すること」といえると思います。

DTPを仕事にされている方の中で、「わたしは機械が苦手なので、Mac(PC)はできれば触りたくない」という方も多いと思います(私の周りでも結構いらっしゃいます)。その理由を聞くと、上位では「むやみやたらに触ったら壊れそう」「操作方法が分からない」「昔(OS9)と環境が変わった(OSX、Adobe CS等)」「お金がかかる」「まわりに詳しい人がいない」という答えが出てきました。

ほうほう…なるほどー…と、天国体質の自分としては、この答えから「好きになる」まではいかなくても、そういった問題に直面されている方に「理解してみよう」「ちょっとやってみようかな?」という気持ちまでどうにか持って行けないか? と考えてみました。

現行のAdobe製品では、ショートカットを自分で設定(カスタマイズ)することが可能になっています。「私はショートカットを使っていないよー」という方は、まずはショートカットを覚えることでもいいんです。ショートカットをひとつ覚えることが、自分に対するカスタマイズになると思うのです。

たとえば「ガイドラインの表示、非表示」という機能を、IllustratorとInDesignで同じショートカットに設定します。そうすることで、InDesignでもIllustratorでも、ガイドの表示に関しては同じショートカットを実行することで、同じ結果が出ます。

次に「QuarkXPressで慣れているから、QuarkXPressで使っていたショートカットをAdobe製品のショートカットと合わせてみてはどうだ?」と考えて設定してみる。そうすると、メーカーが違っても同じショートカットが使えるようになります。

通常、メニューバーから「ガイドを表示/非表示」を選択して実行していたことが、Illustrator、InDesign、QuarkXPressでも、共通のひとつの動作で済むことになります。

出来上がるデータが同じ結果であれば、ワンクリックでも少なくする努力が、大きな効率化の第一歩になります。それが数百、数千となると、その時間は結構な時間効率化になります。

これだけでも、実際にやっていただいた方の多くは「あ、こんなんでいいの?」「おお、他にもこういったこと、自分にも出来るかな?」と興味を持って下さいます。

こうして興味と選択の幅を広げてみようと考えた瞬間から、自信に繋がり、自分でもやれば出来ると感じる。それがクセになると、さらに加速する…といった具合に、いい方向のスパイラルが生まれてきます。

人間は、環境、感情、行動などの変化が大きいほど「いつもの自分」に戻ろうとする力が強く働きます。それはダイエットでいう「リバウンド」と同じ原理ですね(私はこの法則を「ひっぱりの法則」って勝手に名付けてます)。変化は小さいほどいい。気がつかないくらいがいい。いつのまにか「あれ? こんなことまでできちゃったの、私?」というのが、自分の成長過程の理想的なかたちです。

「0か100」ではなく「1でも2でもいいし、0+1でもいい。前に進む数は自分で決められる」と考えてみませんか? そこから幅を広げてみてもいいし、深く追求してもいい。

いきなりMac(PC)を買い換えなくても、ソフトをアップデートしなくても、今、この時点で「これなら出来そうだな」と、小さな変化に対して気持ちが動き、行動できることを見つけ出す。これが仕事の環境を変え、自分の考え方を変え、生き方まで変わって来ると思うとワクワクしませんか?

「アプリケーションやMac(PC)のカスタマイズをする先は、自分をカスタマイズすることにも繋がる」……極論になるかもしれませんが、なにか新しいことを始める時は、その行動や思考の小さなブロックでとらえないで、自分で付加価値をつけること。それによって、もっと広い大きなブロックと捉えて考えてみると、苦痛と思えることもワクワクに変わることに繋がります。

たとえば……今回の事例を小さなブロックで考えると「こんなこと(ショートカットを設定する)をやるなら、少しでも仕事を先に進めた方がいいんじゃないか?」と思われるところですが、大きなブロックで考えてみると「この設定をしたことで、積もり積もって15分早く帰れることになって、終電に間に合って徹夜をしなくてもいいかもしれない、地元の行きつけの飲み屋で乾杯ができるかもしれない」と、ちょっとした幸せが手に入る可能性が出て来ると思うんですね(実は過去に自分が体験したことです〈笑〉)。

今回はMac(PC)のショートカットを事例に出しましたが、「カスタマイズ」は他のことにも通ずると感じて下さい。たとえば、全くやったことのないことにチャレンジしてみるのも、自分に対する「カスタマイズ」のひとつだと思います。仕事に関係あるないに関わらず、私はいつもそう考えて行動しています。この感覚を知ってしまうと、もう後には戻れませんよ(笑)。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。一人でも「カスタマイズ」の楽しさを分かっていただければ幸いです。

こんな考え方やいい商品、いいサービス、面白そうなTipsをBlogでも公開していますので、よろしければ一度見に来て下さい。そして、もっといい方法があるという方は、ぜひわたしに教えて下さい。その行動も「カスタマイズ」のひとつですから。

【あんじゅ】ask@happy-montblanc.com
東京都出身。デザイン事務所「studio H.M」代表。愛車のSKYWAVE250にPSPのマップラスナビをつけて、いろんな所に出没しております。大手コンビニエンスストアと某家電量販店でAV機器(カーナビ、衛星放送機器、テレコ)の販売経験を持つ、妙な経歴の持ち主のディレクター/デザイナー。
『みんなが幸せになることはないか?』をモットーに、日々自分が気になることを追求し、仕事にとどまらず多方面で物事を追求し、答えを求めている天国思考な人物です。
機械モノ(PCとかガジェットとか)やゲーム、料理(食べ物)が大好きなので、そういった関係であれば、仕事でなくともいつでもコンタクトいただければ嬉しい限りです。
Design × Lifehack × CrossOver Lab
< http://happy-montblanc.com/wordpress/
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■デジクリトーク
一歩進んだ情報収集[2]YouTubeでチュートリアルや事例

馬場幹彦
< https://bn.dgcr.com/archives/20090723140200.html
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前回の続きです。

チュートリアルが豊富なのもYouTubeの特徴です。Adobe関係のアプリの使い方を知りたければ、そのアプリの名前で検索するとチュートリアルが出てきます。アフターエフェクツの使い方なんか、もう、すごいですよねぇ。「aftere ffects tutorial」で検索するとわんさか。
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例えば、写真家を目指そうという人がライティングについて調べたいとします。でも、本を買っても、いまいちピンときません。実際に現場を数踏むのがいいのでしょうが、趣味の人にはなかなかそんなチャンスもありません。

でもYouTubeなら、ありあまるほどチュートリアルがあります。たいていはDVDの宣伝だったりするんですが、少しずつ試してみるのもいいかと。ひとつ見つけると関連映像がいっぱいでてきますので、なんか様子がわかりますね。調べていくとグリーンバックのときの照明で気をつけることとかも出てきます。
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自作のCraneとかスタビライザとか、いっぱい情報があります
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3D写真を撮る道具らしいです。レンティキュラーという写真の場合は7方向ぐらいから撮る必要があるので、これがいいのかな。
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コスメティックのチュートリアルなんかも面白いですね。
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これはお化粧
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これはPhotoshopで^^;

少し有名なソフトの使い方は、ほとんどチュートリアルがありますので、一通り使えるようになったら、YouTubeのチュートリアルでレベルアップを狙うのもいいですね。

●モーショントラッキング

一般的なモーショントラッキング映像(アフターエフェクツで作っている)
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こちらは、manycamというフリーのソフトで遊べるモーショントラッキングでリアルタイムに反応します。街頭の電子看板(デジタルサイネージ)には、これから使われていくでしょうね。
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これは少し本格的にしたもの
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個人的には、こっちとかおもしろいと思うんですけどね
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関係ないけど、これ、おもしろいw
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●Argumented Reality

日本語では拡張現実といいます。これは説明するより見てもらえばいいと思いますが、すべてリアルタイムに処理されてます。
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これは下に四角いマークがありますよね。これをリアルタイムに検知して3D画像と合成してます。これは目印があるので、つくりやすいのですが、
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実際の風景からデータを解釈して3D画像とリアルタイムに組み合わせる例がこれほんとにすごいw(他のを見なくても、これだけは見てください)
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実際にArgumented Realityを使った応用ですね
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有名になったやつ
< http://www.nicovideo.jp/watch/sm4788237
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これも、関係ないけど、おもしろい
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現実と仮想の世界の区別が、どんどん付かなくなっていきます。こんなところに、これからのビジネスのネタが詰まっているかもしれません。私にとっては、なにかYouTubeはタイムマシンのような気がします。

●オープンユニバースも活用しよう

オープンユニバーシティとでもいうのでしょうか、世界的に有名な大学ほど、授業や特別セミナーを映像で公開していたりします。世界の知性を独り占め?

MIT
< http://www.youtube.com/user/mittechtv
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スタンフォード
< http://www.youtube.com/user/stanforduniversity
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オックスフォード
< http://www.youtube.com/user/OxfordSBS
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みなさんも、思いついた大学を調べてみてください。

Googleなども積極的にセミナーやIPの使い方を広報しています。
< http://www.youtube.com/user/google
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< http://www.youtube.com/user/GoogleDevelopers
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< http://www.youtube.com/user/googlejapan
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< http://www.youtube.com/user/GoogleDevelopersJA
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最近はNHKもYouTubeに参戦していて(といってもほんの一部だけですが)、先日みたワンダー×ワンダーという番組で紹介されていたウユニ塩原のきれいな映像もみることができました。
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YouTubeを使った情報収集例でした。

【ばば・みきひこ】railsjp@gmail.com

その昔、Macで印刷データができると聞いて印刷関係に紛れ込んできたまま、気ままにデジタルと関わっています。ちなみに、プログラムもかじっていますがRubyしかできません。デジタルな情報伝達が、効率だったり過去の情報や類似の情報との連携だったり、新しい形式の情報だったり、いろんなものを変革していくのに興味があります。同時に、携わっている人たちが長い期間、キャリアパスを構築しながら成長していかれるのも見てみたいと思います

◎おまけ
最後に私の最近のお気に入りを^^; スーパーマンの世界
ひょえぇーー
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凡人はこれぐらいが関の山か、、、
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■公募案内
「東京コンテンツマーケット2009」出展者募集
< http://tcm2009.jp
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< https://bn.dgcr.com/archives/20090723140100.html
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東京コンテンツマーケット2009事務局は、日本のクリエイターの祭典『東京コンテンツマーケット2009(以下TCM)』の出展者募集を開始した。今年で8回目を迎える「TCM」は、TIFFCOMや東京ゲームショウ、東京国際映画祭などとならぶ『JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)』のオフィシャルイベントで、アニメ、ゲーム、CG、映画、キャラクターなど多様なオリジナルコンテンツが結集する"クリエイターの総合見本市"。自分の作品と才能を世に出してビジネスチャンスをつかみたい"コンテンツクリエイター(出展者)"と、優れた才能や作品を発掘し一緒にビジネスを展開したいと考える"ビジネスパートナー(来場者など)"との出会いの場を提供する。募集要項はサイト参照。出展申込締切は8月14日(金)。

開催日時:10月14日(水)15日(木)10:00〜18:00/16日(金)10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト 東1ホール
同時開催:ライセンシング・アジア2009
主催:経済産業省 関東経済産業局

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■編集後記(7/23)

プラネット・テラー プレミアム・エディション [DVD]・BC級映画お笑い鑑賞の旅は続く。人体の一部が欠損したのでそこに武器を仕込むという、マンガによくあるアイデアを実写の映画にした2本を続けて見る(テーマを持って鑑賞するのだ)。まずは「プラネット・テラー」(2007、アメリカ)。主人公のダンサー、チェリーはゾンビに右足を食いちぎられ、義足代わりにマシンガンを装着する。これでゾンビをはじめ敵を殺戮しまくる血しぶきシーンはみものだ。回し蹴り乱射をはじめ、アクロバティックな体勢からの攻撃はセクシー&快感。マイクロミニはお約束。義足にして歩くシーンはちょっとユーモラス。これらのシーンはCG処理なのだが、完璧な出来で無理がない。ストーリーはおバカで、へんな冗談も満載のみごとなB級だった。「片腕マシンガール」(2007、日本)は、海外資本で製作されたジャパネスク流血お祭り映画。女子高生アミは、服部半蔵の血をひくというヤクザ親子に無惨な拷問を受けて左腕を失う。自動車修理工場で片腕にマシンガンを仕込んでもらい、殺された弟の復讐のため再びヤクザと対決する、とかいう分かりやす過ぎるマンガのようなストーリー。セーラー服にルーズソックスの女子高生姿というのがお約束。片足チェーンソー、回転ドリルを仕込んだブラジャー、空飛ぶギロチンなど笑える武器も登場。敵は思い切り憎々しく、やっつけたあとのカタルシスもナイス。両作とも、どうやってマシンガンを駆動させているかは不明、それは追及しない。あとで調べたらそれぞれカルトな人気の名物監督作品で、わざと古い感覚の映画に仕立てたり、わざと陳腐なセリフにしたり、笑える仕込みも多く、B級マニアの好みをガッチリつかんでいる。寝苦しい暑い夜はこんなバカ映画をおすすめ。かえって悪夢をみたりして。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011DTTBQ/dgcrcom-22/
>
「プラネット・テラー」をアマゾンで見る(レビュー49件)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001GR50FQ/dgcrcom-22/
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「片腕マシンガール」をアマゾンで見る(レビュー43件)

・金田伊功氏にアベフトシ氏。早すぎる(涙)。/欠け始め時間と最大、終了時間はチェック済み。ここ一週間ほど出ずっぱりでふらふら。しなきゃいけないことがたまり、ずるずると先送りになっている状態。だが、日食は見たい。日食の時間帯はメルマガ作成に追われるので、それだけはと夜中のうちに準備。編集長には「限界や〜」な弱音吐きメールを送ったりしつつ。なのに予報は雨。朝に届いた予報メールによると、ちょうど日食時間だけが雨。日食レンズが虚しい……。このレンズ、二週間ほど前に母がアマゾンで買ったんだが、数日前には在庫切れで入荷の予定なし(当たり前)であった。母の行動力の早さに感謝である(こういうことには早い人なのだ)。皆が諦めている中、諦めきれずに厚い雲に覆われている空を見上げると雲の切れ間に微妙に見える時がある。この時の喜びったらありませんよ、ええ。母や甥らを呼び、日食レンズを交代で覗く。それからはメルマガを作りつつも、気になって出たり入ったり。最大食時はまったく見えなかったが、欠けている様子が見られて嬉しい。雨が降らなくて良かった〜。硫黄島の360度夕焼け、素敵だなぁ。ダイヤモンドリングも生で見てみたいよ。と書きつつ、毎日、地球の自転による日食もどきはあるんだよなぁ、なんて。改めて日常を凄いと思ったよ。(hammer.mule)