バンドの新作完成(なんと22年ぶりのスタジオ録音!)を機に、京大西部講堂でのライブを予定していた。これもまた数十年ぶりだし、なにしろ頭脳警察とも一緒。私もメンバーも楽しみにしていたのだが、私のインフルエンザ罹患の影響で突如として中止。関係者やファンの方に多大なる迷惑をかけてしまった。返す返すも残念だ。
しかし、インフルエンザ(新型)の感染のひろがりは凄まじかった。
しかし、インフルエンザ(新型)の感染のひろがりは凄まじかった。
私の住む地域の小中学校では、9月の中ごろから周辺地域に学級閉鎖が散見しだした。そして、じわじわと学年閉鎖、学校閉鎖等が見られるまでになっていた。しかし、どういうわけか、娘や息子が通う小中学校では、10月中旬まで、学級閉鎖ひとつなかった。つまり踏みとどまっていたわけだ。
それが、10月最後の週になって、娘の通う中学校で突如として学年閉鎖が実施された。そして、その翌週には息子の小学校、それも息子のクラスが学級閉鎖になってしまい、それと前後して息子が罹患。私と娘がそれに続いた。
おかげで、週末の休日診療を一回、そして、平日の内科に3回ほど、一週間のうちに都合4回ほど通うことになり、新型インフルエンザをめぐる医療現場の混乱を目の当たりにした。
現在、国会でも新型インフルエンザ・ワクチンの件で討論が交わされているが、現場では、すでにワクチンをめぐる駆け引きが行われているようで、小児科などでは予約電話が殺到し、対応に追われているようだ。
もっとも、この調子で流行が進めば、私の住む地域の子供たち、特に小中学生の大半は、何らかの形でウィルスにさらされるに違いなく、結果、現在、国会討論が続いているワクチン接種が実施される頃には、すでにほとんどの児童に免疫ができてしまっているに違いない。
幸い、私の家庭では、全員、重症化することなく済んだのだが、報道によれば、13歳以下の場合、基礎疾患の有無に関わらず、数日のうちに重症化するケースも見られるという。そうしたことを考えれば、ワクチン接種について速やかな対処が求められるのは変わらない。国会で悠長に議論している時期ではないのである。
それにしても......。京都で演奏できなかったのは残念だ。その代わりというわけではないが、今週の水曜日には新宿ロフトで新作リリースを記念したライブを敢行する。
新作の先行販売もあるので、お時間のある方は是非、おつきあいください。インフルエンザうつらないから......。新作についてのプレスリリースは↓
< http://www.transformer.co.jp/products/TMSC_002.html
>
Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/
>
- リザードIV
- リザード
- Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M) 2009-11-21
- ブック・オブ・チェンジズ コンプリート・ワークス・オブ・リザード(DVD付)
- LIZARD
- Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M) 2009-01-30
by G-Tools , 2009/11/10