[2985] なぜ美女を愛することが背徳なのか?

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《僕の秘密基地が欲しい》

■私症説[23]
 なぜ美女を愛することが背徳なのか?
 永吉克之

■買物王子の家づくり[01]
 家づくりを思い立ったワケ
 石原 強

■エンドユーザー大変記[01]
 Xperia2.1大変記・入手篇
 ジョニー・タカ



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■私症説[23]
なぜ美女を愛することが背徳なのか?

永吉克之
< https://bn.dgcr.com/archives/20110113140300.html
>
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独身は自由だ。何と素敵な生存形態なのだろう、まるで毎日が生ける屍のようだ。にもかかわらず、なぜ人は結婚という罠にいともたやすくはまるのか。今は相手がどんなにきらきら輝いて見えても、それがいつまでも輝き続けるものではないことを知っていながら。〈結婚は勢いでするものだ〉とは、まったくよく言ったものだ。

そんなわけで、俺は結婚することにした。といっても俺ももう年だ。3月には55歳になる。もちろん若い女は望まない。25歳までならなんとか妥協する覚悟はできていた。

最近はあまり見かけなくなったが、かつては縁談をまとめるのが趣味のような年輩の婦人がどこにでもいて、亡母の友人だった北門さんも今では少なくなった世話焼き婆さんのひとりだ。この人も6年前に亡くなったのだが、死後も世話焼き活動は一向に衰えを見せていない。

その北門さんの仲立ちで見合いをすることになった。相手の女性は、美山あかね、という無闇に可愛いらしい名前の25歳の歯科衛生士で、ヨーロッパあたりに旅行に行った時のものと思しきスナップ写真が、紹介状に添付してあった。その写真に写っている彼女が無闇に美人だったので、絶対に結婚するつもりで見合いを決めたが、美人だから決めたとは言えず、北門さんには、バロック音楽が趣味というところで話が合いそうなので、会ってみてもいいかなと思います、と伝えておいた。

場所はホテルのレストランで、食事をしながらというのが北門さんの提案だったのだが、俺の両親も北門さんも、みな、とうの昔に死んでいるので、見合いは全部俺ひとりで段取りをつけて手配をせねばならず、しかも美山あかねは、ちょっと可愛いと思っていい気になっているのか、手伝いを申し出る様子も見せないので俺はすこし頭に来ていたが、まあ、いい女だから、と赦してやった。

                 ●

そんなわけで、仲立ち人の同席もなく、ふたりっきりで会うことになった。俺はまるで几帳面な人間でもあるかのように几帳面な性格なので、遅刻が大嫌いで、約束の20分前にレストランに着いた。

ウェイターが俺を予約席に案内しようとすると、その席にはすでに『スターウォーズ』に出てくるジャバ・ザ・ハット( < http://bit.ly/h6tw8T
> )のような生き物が蜷局(とぐろ)を巻いていて、俺に手を振っているのが見えた。そして俺は、その生き物の向かい合わせの席に腰かけた。見ると、生き物は俺の写真を手に持っている。

「美山あかねですぅ。いゃん、もう」
俺は、背広の内ポケットから美山あかねの写真を取り出して、生き物と見比べたが、別人という言葉だけではとても表現し尽くせないほどの別人で、写真の美山あかねがウサギだとすると、実物の美山あかねは溶岩だった。

「写真とはずいぶん違うんですけど」
「いゃん、もう。ママったら去年の写真送っちゃったんだぅわん」
「去年どころか、500年くらい前の写真じゃないかと思うほど、年もぜんぜん違って見えるんですけど」
「いゃん、もう」

もしかして、と思った俺は100円ライターを取り出して、写真を裏からあぶった。美山あかねは、コラ、なにさらすねん、おっさん! と叫んで椅子からやおら立ち上がり、俺に向かってきたが、あまりの巨体ゆえに動作が鈍く、俺に手の届く位置にくるまでに2〜3分はかかると見て、ゆっくりとあぶり出しを続けた。

写真で笑っている美女の像にオーバーラップしてカエルのような顔が浮かび上がったと思ったら、目の前にいる美山あかねの顔になった。そしてさらに顔の上に〈六十五歳〉という筆文字がタテ書きで現れた。

「思った通りだ。この詐欺師! 40歳もサバ読みやがって、貴様ぁ」
美山あかねはまだこっちに向かって突進中で、俺を捕まえるにはまだ30秒はかかりそうだったので、俺はフォークトレイからフォークを掴み出して逆手に持つと、美山あかねをこちらから迎え討ちに出て、脳天に突き刺そうとしたが、有刺鉄線のような頭髪に阻まれて、逆に俺の手が血まみれになった。

                 ●

「冷静に話そうじゃないか」

美山あかねは、フォークを持った俺の手首を掴んで言った。その金剛力に手首の骨が軋む音がしたので、俺はおとなしく話に応じることにして、ふたりは着席し、俺はワカメカレーを、美山あかねは青椒肉絲を注文した。俺はカレーもフォークで食べた。美山あかねの急襲に備えるためだ。

「なぜ、最初にワシを見たときに、あたかもジャバ・ザ・ハットを見るような目つきをした?」

俺は答えに窮した。実際にジャバ・ザ・ハットに似ていたからだが、それは口にできなかった。仮にも相手は女性である。愛せない理由を容貌に求めるなどということは吉本新喜劇以外の場ではしてはならないのだ。

俺は血に染まった手首を右左に回して、骨折していないことを確認してから答えた。

「写真とあまりに違うからだ」

「ウソをつけ。現物のワシを見て気に入ったら、写真通りかそうでないかは、たいした問題じゃないはずだ」

たしかにその通りだった。写真と同じか違っているかなど何の意味もなさない。男はみな、女が美人でさえあれば愛することができるからだ。見かけとは裏腹に、美山あかねが相当な論客だということがわかった。

「答えにくいだろうから、ワシが代りに言ってやろう。お前はワシの顔が気に入らないのだ。どうだ、図星だろう」
図星もなにもそれ以外に理由が思いつくのなら、教えてほしいものだ。しかし、相手が本音で話そうとしているので、こっちもそれにつき合うことにした。

「その通りだ。俺はお前の顔立ちも体つきも声も匂いもぜーんぶ大嫌いだ」
「そうか。しかしワシはお前が大好きだ。その白髪混じりの幾分クセのある髪の毛、境界線のはっきりしないちぎれ雲のような眉毛、垂れた目。なにもかもが大好きだ」
「なんだ、結局お前も容姿を基準にして男を判断してるんじゃないか」
「当たり前だ。お前まさか、人間の価値を、容姿じゃなくて人格というやつで判断すべきだとか言い出すんじゃないだろうな」
「お前は、容姿がすべてだと言うのか」
「そうは言わん。ワシはただ、人間の価値を人格で判断するのも容姿で判断するのも同じことだと言いたいのだ」
「ほう。というと?」

「容姿よりも人格を重んじると言えば、そりゃ聞こえはいいさ。しかしな、それにしたって、結局は自分の好き嫌いの感情で決めているわけだ。コンナ人格の人が好き、というのと、コンナ容姿の人が好きというのとでは何が違うというのだ。容姿であろうが人格であろうが、結局、人間は好きになれるものしか愛せないのだ」
「そうか。つまり男が美人で巨乳で脚のきれいな女と結婚したいと思っても、女がイケメンで背が高くて有名大学を出ている資産家の息子を誘惑しても、後ろ指を指されるいわれはないわけだ」
「そういうことだ。モナリザの美しさを賞讃する者は数多(あまた)いるが、モナリザの人格を云々するものはいない」
「よくわかった。俺はいま無知の檻から解放された!」
「だったらワシと結婚しろ」
「死んでもイヤだ」

俺は、皿に残っていたワカメカレーをかき込むと、レストランの支払いをすべて美山あかねに押しつけて店を後にした。〈人は心だ〉という教条にがんじがらめになっていた俺の魂は、いま無限の自由を得たのだ。これで誰にはばかることなく、グラマーでヤングな別嬪と結婚することができるのかと思うと、俺は気が変になりそうになった。

何時の間にか街は猥らな夜の賑はひを見せ、往き交ふ人びとの顔(かんばせ)は一様に何かを秘匿してゐるやうな笑みを浮かべてゐた。

【ながよしかつゆき】thereisaship@yahoo.co.jp
このテキストは、私のブログにも、ほぼ同時掲載しています。
・無名芸人< http://blog.goo.ne.jp/nagayoshi_katz
>

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■買物王子の家づくり[01]
家づくりを思い立ったワケ

石原 強
< https://bn.dgcr.com/archives/20110113140200.html
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いきなりですが、一生に一度の買い物をしてしまいました。渋谷区笹塚に約20坪の土地。もちろん僕の家を建てるためです。土地の購入手続きが終わったのは、昨年のクリスマスイブでした。家が欲しいと探しはじめてから、この土地にたどり着くまで約半年、短いようで長い道のりでした。

購入後に、あらためて土地を見に行ったけど、目の前にある更地が僕の持ち物と言われてもなんとなくピンとこない。どんな家になるのかも、まったく決まってません。これから一つずつ決めていくことになるので、ドキドキ、ワクワクしています。

●もっとスペースがほしい!

きっかけは、昨年6月に次男ワタルが生まれたこと。退院して一週間は療養を兼ねて長男カケルも連れて妻は実家で過ごしたため、僕は独身気分で気楽でした。それが戻って家族4人が揃った途端に生活は一変します。

ひとり増えただけで2倍は騒がしい、モノは3倍くらい散らかる、テレビはカケルを静かにさせるためのものになっていて、僕の好きな番組はまったく見られない、座りやすいお気に入りのイスは、授乳のために妻とワタルに独占されている。

住んでいるマンションは、すべての部屋がつながっているつくりなので、仕切りもあってないようなもの。夜になると、光が漏れると息子たちがなかなか寝つけないので、就寝時間にあわせて消灯。本も読めない仕事もできない。

この家の主たる僕の居場所がない。どうやら家は妻子に占拠されてしまったようだ。これはきっと家が狭いせいだ。この状況を打開するためには、もっとスペースが必要だ。

ことは急を要する。一刻も早くこの生活を変えたい。それにカケルは次の4月には小学校にあがるから、もし引っ越すなら、その前に済ませたほうがいい。翌年にはワタルも保育園に入ることになる。新しい我が家を探すことに決めた。しかし、何から始めたものか? まずは知り合いに不動産仲介をしている人がいるので相談。希望と予算を伝えて、条件に合いそうな物件を見繕って紹介してもらうことにしました。

●どこに住むのか?

今の家はとても気に入っている。結婚と同時に入居したマンション。築20年で間取りは50m2の2LDK。コンパクトだけど、夫婦と子供一人までなら十分。11階で眺めもいい。決め手は、窓から富士山がきれいに見えたこと。当然日当りもいい。最寄りの京王新線初台駅からは5分、渋谷行きのバス停は目の前で、新宿駅南口なら歩いても15分。引っ越すからと言って、この便利な条件をあんまり落としたくない。

夫婦で働くので、お互いの職場である、新宿・渋谷に近いことが最優先。それと重要なのは、いざ病気などで保育園に行かれない時にカケル、ワタルを両親に預けられるよう実家の沿線がよい。クルマを持っていないので、駅は徒歩圏内がいい。学校や保育園、病院も近くにあるといい。もちろんスーパーとか商店街とか生活に便利なお店がいろいろあって生活しやすい場所がいい、緑はたくさんはなくていいけど、息子2人を遊ばせる公園くらいは欲しい...。と並べていくと要望は尽きません。

仕事をする上での交通の利便性と、カケルを転校させなくてよいということでは、今のマンションの近辺がベスト。でもあまりに範囲が狭すぎて、手頃な物件がほとんど見つからない。沿線で隣の幡ヶ谷、その次の笹塚までの間で探すことにしました。新宿区、渋谷区、中野区、杉並区、世田谷区と5つの区が隣接したエリアです。

そこで問題になるのはワタルの保育園です。保育園に入れられないと夫婦で働くことはできません。しかし最近はニュースでもたびたび話題になるように、保育園は常に足りない。保育園の定員オーバーである「待機児童」が少ない区が有利だ。

ネットで調べると2年前(平成21年)の東京23区データがありました。新宿区70名、渋谷区78名、中野区190名、杉並区137名、世田谷区613名の待機児童がいる。思いのほか区によっても差があるものだ。とはいえ、これは目安にはなるが、年によっても変わるので何とも言えない。

●マンションか? 一戸建てか?

妻は多摩ニュータウンの団地育ちだ。一戸建てに住んだことがない、周りも団地育ちだから、当然マンションにしようという。だってマンションよりも日当りが悪くなっちゃうでしょ。冬寒いんじゃない? 洗濯物も布団はいつもお日様にあてたいの。階段の上り下りも嫌よ。そもそも都心に一軒家なんて、あなた無理に決まっているじゃないの。

僕が育ったのは横浜で、引っ越しもしたけどずっと一戸建てだった。住宅地だったので、小さなアパートはともかく、マンションなんて駅前だけで近所にはなかった。やっぱり家を構えて一人前の男でしょ。なんて古風なことは言わないが「家」という響きには憧れる。そもそもの理由が「居場所がない」だから、隠れ家とか秘密基地が欲しい子供みたいなものかもしれない。すべて自分の想い通り、好きなものに囲まれていられる場所が欲しい。

でも、僕の「秘密基地が欲しい」では説得力がこれっぽっちもないから、ここは理屈で押し切ることにした。息子2人がケンカしたりして騒ぐことも考えると、マンションは隣人もいるから厳しいのではないか? 今も管理組合の理事にもなっているが、それなりに気を使う。

新築マンションはそれなりに高いし、そもそも近隣を探しても予算内で、希望の広さのマンションが少なそうだ。一戸建てなら、管理費や修繕積立費がいらない分ローンにまわせるし、贅沢を言わなければ選択肢もある。

日当りは多少犠牲になるかもしれないけど、南向きの場所を探せばきっと暖かいよ。最近は床暖房とか付いているみたいだしね。階段も広い家にすれば大丈夫だよ。どうせ買うなら一戸建てのマイホームにしようよ。決めた! と半ば強引に進めることにしたのです。

【いしはら・つよし】tsuyoshi@muddler.jp

ご無沙汰しておりました、デジクリ復帰は約2年ぶりです。本業はWebプロデューサーをやってますが、それとは関係ない家づくりの話です。家は今年12月に竣工予定です、それまでリアルタイムでレポートしていきます。
twitter:http://twitter.com/244ishi

blog:ただいまリニューアル中です

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■エンドユーザー大変記[01]
Xperia2.1大変記・入手篇

ジョニー・タカ
< https://bn.dgcr.com/archives/20110113140100.html
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昨年の12月、Xperiaに機種変更した。2009年、ソフトバンクモバイルからドコモに乗り換えた時はSH-06Aにしたが、思い切ってスマートフォンに舵を切った。

まず、フィーチャーフォン("ガラパゴス"って書きたいけど、シャープがその名前で端末作ったからな...。馴染めないのでここでは"ガラパゴスフォン"と書きます)からスマートフォンに乗り換えた理由を述べよう。

1:1996年、大学1年の時に同級生から「使わないからあげるよ」と貰った東京デジタルホン(当時)から14年、ガラパゴスフォンの進化に伴ってずっと使ってきた。でも、iPhoneが登場して携帯電話を取り巻く状況は劇的に変化した。私もさすがにガラパゴスフォンに辟易していたときだった。「もういいよ」と。

2:ある程度のことが出来る。スペック的にはパソコンには完全に劣るが、FLASHやCSSを度外視すればwebは閲覧できる。メール送受信プロトコルIMAPに対応していたらパソコンやwebメールも受信できる。つまり、ノートパソコン買うよりコストが安い。

以上2点。

そしてドコモのスマートフォン・ラインナップからXperiaを選んだ理由。

1:消去法。Galaxy Sは本当のグローバルモデルだが、トータルでスペック的に劣る。

初代LYNXは、まず電話が出来ない。挙句の果て、auで出した同端末がAndroidのアップデートが出来ないことを発表し、実用的にダメ。ブラックベリーはiPhoneやHTC以上に使う人を選ぶ。料金体系も特殊。

最新のREGZA Phone、LYNX 3Dは、まず品薄が解消されない。特にREGZA Phone。機種変更時にLYNX 3Dを展示していたが、3Dに見えない。そして両者は凄く電池を消耗しそう。しかもいらない日本機能(ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信)を搭載しているので必要なし。

2:先にXperiaに乗り換えた方が夢枕に立ち、私の地元駅のホームで電車待ちをしている時に声をかけてきて、「ジョニーさん、Xperiaにしましょう」と言った。

3:個人的事情によりソフトバンクモバイルと契約できず。SIMロックフリーiPhoneでもよかったのだが、金額が非現実的。

以上3点。あまりにも下らない理由だが、そういう事である。

昨年のクリスマス・イヴ、個人的な用が銀座であったので、それを済ませてから丸の内のドコモショップに赴く。ここは、大阪・梅田とこの丸の内の2軒しかないドコモ・スマートフォンラウンジがあるため、ある意味奇縁である。

機種変更手続きに2時間近くもかかり、やっとXperiaに変えることが出来た。合間を縫って、スマートフォンラウンジ内に展示されているXperiaの実機を触ってみた。

私のXperiaをよく見たら、展示実機とインターフェースが違う...? どうやらこのXperiaのヴァージョンはAndroid1.6だったのだ。展示実機はAndroid2.1。決定的な違いはアプリケーションキー。1.6では下スクリーンをスライドするとアプリ一覧が出るが、2.1では下中心部のアプリケーションをタップすればアプリ一覧が出るというもの。

しかもXperia発売時の1.6ではspモードがまだ出てなかった頃なので(モバイルプロバイダ接続がmorera Uのみ)、spモードでのインターネット接続が出来ない。それはさすがにスマートフォンラウンジの方に設定して戴いた。

自宅に帰るまでXperia(Android)の流儀に慣れておいてから、自宅で2.1にアップデートしようと思ったが、またここからが大変だったのだ......。

【ジョニー・タカ】johnnytaka@hotmail.com
1976年横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊るフリーランサー。

新年早々、7年前に組んだAMDベースの自作PCが壊れました。電源ユニット内のコンデンサが膨張しており、このまま動かすと破裂の恐れがあるので使うのを止めております。元々のメインマシンであるPowerMacG4も3年前に電源ユニットが壊れ、修理に出すか、あるいは中古のG4MDDかG5にするか悩んでます。しかし先立つものがない。フリーランスの、出来高な仕事の上、ケータイ料金などで常に自転車操業。安定して収入が入るのは、一体いつになることやら......。

・置き場ブログ:< http://pub.ne.jp/cafe_de_johnny/
>
1998年から展開している"コンピレーション"の置き場です。興味ありましたらご覧下さい。
・ツイッター:< http://twitter.com/johnnytaka/
>
時々ツイートしてます。

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■編集後記(1/13)

・最近の朝が変わった。妻は掃除魔で、毎日、だいたい7時半から8時半まで、部屋中を忙しく動き回っている。3LDKの二人暮らしなのに、どうしてそんなに掃除するところがあるのかと思うのだが、じつはあるのだ。夜間は犬を部屋の中に入れている。わたしの仕事部屋だ。部屋は開放しているから、彼の毛は仕事部屋を中心に拡散する。犬のベッドを置いた場所を中心に、毎日入念に掃除しないとえらいことになる。見た目に汚れはないが、掃除機を使うと「本日の収穫」と言えるほどの成果が得られる。いままではその時間、気候のいいときはテラスで、寒い時暑い時は座敷で新聞を読んでいたのだが、この正月は妻も風邪でダウンしてそれが長引いたので、わたしが掃除することになった。掃除機をかけ、フローリングを拭き、カーペットなど敷物の汚れをコロコロでとる。妻が一時間かけるところを15分で済ませるから、手抜きと言われても仕方がない。数日前から妻が復帰して、お約束の時間が再開されたが、フローリングとコロコロはわたしの担当として残った。だから、毎朝掃除の仕上げ段階に参加する。けっこう楽しい。その段階で掃除シートやコロコロに汚れが付くのはよくない事態だが、成果があるとちょっとうれしい。それにしても、24時間家の中で犬を飼っている人の神経がわからない。/石原さん、おかえりなさい。今度は家作りですか。子育てのときは一戸建て、歳とってからはマンション、これがベストな選択だと思います。わたしも家を2軒建てた。設計は妻だった。そして現在、冬あたたかくて夏涼しいマンション住まいは極楽だ。(柴田)

・ウサギと溶岩って......。/お部屋から富士山が見えるなんていいなぁ。おととし、マンションに引越してみて、階段がないのって便利だけど足腰弱るわ〜と思ったりしたよ。最初、一戸建てを捜してみたが、難しすぎる。サイトを一から構築するより、blogサービスを借りた方が、機能が揃っているし便利だしサポートあるし、みたいな感覚。建て売りでも難しいと思ったのに、土地からだなんて気が遠くなるよ〜。/Androidとっても気になります。iPhoneとiPadラブは変わりないのですが、ちょっと勉強しとかないとな〜と。どこかでiPod TouchみたいなWiFiオンリー機種を出してくれませんか? うちの弟はIS01所持者。非公式にはいろいろ触れるらしいが、そちらには足を踏み入れていないようだ。/昨日の後記で記載ミス。「全部のアプリが統合管理とわかったので」→「全部のアプリを統合管理できないとわかったので」/栓抜きがないことに、引越して一年以上経ってからわかった。缶切りもない。瓶に入ったドレッシングを開けようとして気づく。いや、あったような気はするんだが、ここにないってことは、持ってないってことだよなぁ......。飲酒の習慣がなく、来客用には缶ビールだったし、缶詰も今は缶切りの必要のないプルトップものが多い。そうか、一年も必要なかったか。(hammer.mule)
< http://www44.atwiki.jp/is01rebuild/
>
IS01でAndroid2.2が動いてる!
< http://www.covia.net/main/product-smartq5.html
>
アクティベーションなしで使えるのか
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/06/news083.html
>
これは日本でも発売されるのだろうか