《日本人のまともさがわかった総選挙でした:ローマから》
■アナログステージ[89]
ローサちゃんとテザリング
べちおサマンサ
■デジタルちゃいろ[28]
今昔wordpressとわたし
browneyes
■ローマでMANGA[59]
下は5歳、上は80歳の読者に好感を与えた「ユーリ」
midori
■アナログステージ[89]
ローサちゃんとテザリング
べちおサマンサ
■デジタルちゃいろ[28]
今昔wordpressとわたし
browneyes
■ローマでMANGA[59]
下は5歳、上は80歳の読者に好感を与えた「ユーリ」
midori
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■アナログステージ[89]
ローサちゃんとテザリング
べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20121218140300.html
>
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コンニチハ、12月18日火曜日の午後14時です。さてさて。今年最後だっていうのにデジクリのネタがない。今年を締めくくる、壮大な妄想劇を繰り出そうとも考えたのだが、あれ、冷静に読み返すと結構恥ずかしいんですよね。書いているときは燃えあがっているんですけど、書き終わると、賢者モードに突入して、配信されたものを読み返すと、「ふぅ。。。」ってなる。
ということで、2012年の締め括りは、テザリングの小ネタをチョロチョロと。
●テザリングを意地でも満喫してみたい
テザリング開通。あいほん5に機種変更(というより紛失購入だけど)したときに、加藤ローサに激似というより、ローサちゃんより可愛いSB店員さんから、「12月31日までお申し込みされると、2年間は無料サービスのキャンペーンもやっておりますし、きっと便利に活躍しますよ、ダンナさん、ゲヘヘへへへ」と豊満な笑顔にプラスして、オイラをじっと見つめる瞳がキラキラ輝いていた。
その場ではどうしようか悩んだ。というもの、まったく使っていないポケットWi-Fi(モバイルルーター)もあるし、常に電波を背負っているようで、あまり気乗りしていなかったのだ。実際にポケットWi-Fiを使ったのは5回くらいで、今では家でホコリ被っているどころか、どこにあるのかすら分からない。いつか使う機会が訪れるだろうと、解約せずに毎月基本料だけを払い続けているが、その機会はないと予想している。
猛アピールをしてくるローサちゃん(店員)が、テザリングのほかに、ふたご座の流星群が瞳のなかで流れているような愛くるしい目で、「YOU、申し込んじゃないなYO!」と、新しいポケットWi-Fiのセールスを畳み掛けてきた。いや、そんなにルーターばかりあっても仕方ないし、基本、自宅とラボの往復ばかりなので、電波に困ることはない。
外出先でも、電波事情で困った例がない。地下鉄での圏外も気にならないし、そうでなくても、へんな電波が飛んでいる人種だし、Wi-Fiばかりで、人間電子レンジになりかねない。ということで、カナダのイエローナイフで観られるオーロラのような輝かしい瞳のローサちゃん(店員)を傷つけまいと、やんわりと「いらねーよ」と断った瞬間、ローサちゃん(店員)の態度が豹変した。
「おぃ、おっさん、そのだらしなくて薄汚ねーヒゲを毛抜きで一本一本抜いてやろうか? 後ろ見てみぃ? ほかのお客たちが、オレの順番はまだかって並んでいるねん、テザリングも申し込まない、新しいモバイルルーターも要らない、それじゃこっちは商売あがったりなんじゃ、はやく帰っておくれ」
というように罵られる妄想をしながらローサちゃん(店員)の顔をじっと見ると、上記のような変貌っぷりはまったくなく、「必要になったらWEBからでもお申し込みができますし、ご来店されて申し込みもできますので、お待ちしておりますね♪」と、モジモジしながら、上目遣いで照れくさそうに伝えてきた。これはトキメク。妻子がいようがイヌを多頭飼いしていようが、この奥ゆかしさは反則なほどにキュンキュンする。
もう、あいほん5じゃなくて、ローサちゃん(店員)に機種変更したい! ローサちゃん(店員)とホットラインで繋がりたい! ローサちゃん(店員)がタン塩を食べているところをジッと見たい、ハァハァ......。とか、勝手に恋が始まってしまったオッサン丸出しの妄想をしながら帰宅。
ベッドでゴロゴロしながら、よくよくテザリングを考えてみると、あいほんが繋がっていればいいわけだし、外出先で動画などのクソ重たいものを開くわけでもないから、LTEエリアに入ろうが3Gエリアだろうが関係ないし、7Gの壁も関係ない。かといって、iPod touchやiPadを、iPhoneからわざわざ繋げる理由も見つからなかったが、出張先で、仕事用のノートパソコンをネットに繋げたいときがたまにあるので、これを自分への口実にした。
前置きが長くなってしまったが、こうしてテザリングを申し込んでおき、そして12月15日に開通した。オイラのTwitterタイムラインは比較的におとなしめで、数人のフォロワーさんからパラパラと、「テザリング、ヤッホー」的なTweetが流れてきただけで、お祭りチックな騒ぎはゼロ。
実際に使った感想。当たりまえだけど、Bluetooth経由よりWi-Fiのほうが断然早い。常に電子レンジで弁当や煮物をチンしているわけではないので、USB経由では試していない。ただ、電池の消耗はすごい。ガンガン減っていく。試しにiPod touchとiPadを同時に繋げてみたら、ひと昔のアメ車並みにガソリン(電池)が減っていく。
●せっかくのチャンスなので、テザリングを満喫してみた
昨日、たまたま名古屋へ急遽出張になったので、これはお試しチャンス! とばかりに新幹線(N700系)で試してみながら原稿を書いている。ちなみに、オイラのキャリアはソフトバンク。接続機種は、どれにしようか悩んだ挙句、せっかくなので、MBP(MacBookPro)。HOT-SPOTとmobilepointも契約しているので、どちらかに邪魔されるのもイヤなので、あいほん、MBPともに両方ともネットワークをオフ。
早速、あいほんとMBPをテザリングさせてみると、新横浜を発車してから、MBPがなかなかあいほんを認識しない。「終了〜ぉ!」の匂いが漂ったのはご愛嬌として、あいほんはLTEになったり3Gになったりで忙しないが、通信が途絶えることはない。
小田原過ぎてから電波状態は多少悪くなったりするものの、3Gで安定。熱海を過ぎたあたりからのトンネルラッシュでも、ブツブツ切断されることはないので、電波事情が改善されたのかな、プラチナっているのかな、どうなんだろ。先ほど書いたように、小田原過ぎてからは3Gなので、開くまでのモッタリ感は否めないが、ヘビー級ファイルを開かなければ、ストレスはまったく感じない。
LTEのほうは、浜松付近で一瞬入ったもの、本当に一瞬だけあいほんの表示が「LTE」と変わっただけで、名古屋までは3Gのままでした。それでもTwitterなどのテキストメインなら、3Gでも頭に血がのぼらずに済むはず。新幹線や幹線道路は、まだまだauかdocomoのほうが強いですね。
あ! あいほん素のままばかりで試していて、HOT-SPOTとmobilepointに接続して比較してみるの忘れた。もう名古屋に着いちゃう。帰りに試してみたいけど、酔っ払ってテストどころじゃないはずなので、大阪に行ったときにでも再度試してみますね。
結論。便利です。動画ジャンキーや、ヘビー級ユーザさんには物足りなさは感じるでしょうけど、テキストメインのライト級でおしとやかなユーザさんには十分の使い心地。速度制限かかることもないでしょう。
まぁ、ヘビー級ユーザさんだと、テザリングのまえに、モバイルルーターでガンガン使っているんでしょうから、住み分けは、すでに出来上がっているのかもしれない。携帯型ゲーム機も、テザリングの恩恵は与りそうだけど。
2012年のデジクリ当番は今回でラストです。なんだかんだで今年も猛ダッシュしていた一年でした。結局、消化不良気味な一年でしたが、ここ数年間失っていた「時間のユルさ」も徐々に取り戻すことができたのが、一番の収穫だったかな。
皆さまー、良いお年をお迎えください。2013年も元気に楽しく!
【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト
Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa
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まとめはコチラ→< http://start.io/bachio
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NEW!☆音楽垂れ流しアカはコチラ→< http://twitter.com/bachio_nowplay
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△▼過酒雑記──今日の酒は明日の肥し▼△
あいほんには音楽はあまり入れていない。音楽や動画などはあいぽ(iPod)に入れている。ただ、あいぽは電車で移動時くらいしか持ち歩かない。いつもNow Paryアプリの自動Tweetがオンのままなので、うっかり自宅やラボで再生すると、延々とTLに垂れ流し状態になり、フォロワーさんによっては、「うゎ、邪魔くせーな、オイ、OFFにしておけよ、このグラインド牡蠣エキス野郎!」とイラっとするだろう。
なので、垂れ流し専用のアカウントを作って、Now Play系はそっちでログインするようにした。興味がないヒトからすると、わざわざ別アカ作ってまでと思うかもしれないけれど、流している曲の情報とは別に、YouTubeアドレスが同時にTweetされるので、YouTubeで探す手間が省けるところがミソであり、重宝するのよ。
世間ではものすごくマイナーなんだけど、オイラの大のお気に入りだったりするバンドのPVとかLIVE映像が発掘されたりして、「うへ! どっからでてきたの? ご馳走さまです、つべつべさま〜」というケースがあるのだ。ということで、垂れ流しアカを掲載してみたけど、グラインドなヒト以外には、まったく価値ないですw
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■デジタルちゃいろ[28]
今昔wordpressとわたし
browneye
< https://bn.dgcr.com/archives/20121218140200.html
>
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振り返ってみるとあれはいつだったか。前職に入社してすぐに、Wordpress案件のチームに投入された。PHPはようわからんものの、PHPベースのCMSも人よりあれこれいじってる自負もあったので、余裕であろうと思ってた。
蓋を開けてみると、なかなかどうして、CMSに移行するには通常以上のカオスな静的サイトのWordpress移行。なまじフリーダムな静的サイトだったが故、年月を経て建て増しを繰り返されたサイトでは、グローバルナビゲーションからひとつのカテゴリに入ると、全く違うデザインの、まるで独立したサイトが存在している。
トップページ以外の各カテゴリも、特設ページも、全てがそんな感じ。普通に乗せかえられない。そして膨大なコンテンツ量。しかも、そのデザイン...というか構造は踏襲して欲しいとのオーダー。
当時のWordpressはまだ、確か、所謂ブログ機能に、おまけみたいなウェブページ機能が搭載されたばかり。勿論、今みたいにウィジェットとして容易にカスタマイズ出来るメニューもない。とはいえ、Wordpress本来のブログ機能側を使ってなんとかするよりは、ウェブページ機能を変態的に駆使しての実装の方がまだ可能そう、という方針になった。
WordpressはCMSと言っても、テンプレート自体がかなりPHP寄り。しかもすごいイレギュラーな処理を施さねば実現不能。なので、当初はプロジェクトメンバーにしっかりとプログラマさんがアサインされてなかったものの、相当な助力をお願いすることに。
で、紆余曲折を経て、「Wordpressだったもの」への移行は完了した。完了したものの、今はどうなったか定かではないが、当時の貧弱なウェブページ機能に入れ込んだ膨大な記事数にDBが悲鳴を上げた。プログラマさーん、助けて!
そんな感じでWordpress初案件が、Wordpress耐久テストみたいな案件だったコトもあって、それ以来ずっとWordpressにいい印象がないまま長い時間が経った。まぁ、Wordpressがいけないんじゃなくて、
・CMSを使うならそのCMSでできる事、できない事を、事前に非制作者と共にきちんと把握・共有した上でCMSの選定をする
・(仮に出来てしまう技術のある人がいても、)CMSは拡張し倒して使うな
というのを、しっかり肝に命じるきっかけにはなりました。
とはいえ、時は流れ、イマドキの主流はWordpressな訳なので、独立してからはどうしても触れない訳にもいかないので、最近はちょいちょいWordpressと相見える機会も多くなって来ましたが、当時に比べてやっぱり格段に便利になってますね。もしかしたらあのトラウマ案件も、今ならあんなに条件分岐の分岐の分岐の...なんてヒィヒィ言わずに出来てしまうのかもしれない。
で、最近やっと、積極的に使い始めるようになりました。まぁ、当時ほど規模の大きいお客さんも多くはなくて、単純な構成のサイトを扱う案件が多いっていうのもありますが。やった! ウン年越しのトラウマ払拭!
前置きが長くなりましたが、そんな感じで今更Wordpressヒヨッコみたいな感じで作業するにあたっての自分用便利だったメモ的です。なので大分初心者向け...かな? 初心者の基準がよくわからないけど、ある程度HTMLいじれて、ゴニョゴニョ出来る人にとってのはじめてのWordpress的な。
●Xampp+Wordpress+パーマリンク
パーマリンクの設定はどんなサイトを作るときにもそれなりに重要ですが、ワタシがローカルの環境で使ってるXamppだと、一筋縄では設定出来ないのですね。いや、Xampp使ってたら全てうまくいかないのかは定かではありません。もしかしたら、バーチャルホストでローカル内に複数のサイトの環境があるせいかも。
通常、サーバ上ではWordpress上のパーマリンク設定時htaccessがよしなにしてくれるのですが、サーバの方がWordpressのディレクトリに生成されたhtaccess上の設定よりも何かを優先してしまうようで、うまくいかない。所によってはどうしてもテンプレ内に決め打ちでリンク入れたりする必要は出てきてしまうので、それは困る。
色々調べた結果、apache側の設定で
\xampp\apache\confにあるhttpd.conf のコレコレの行を編集
というのがよく出てくるのですが、恐らくこれはバーチャルホストの設定のない、Xampp内に単一サイトがない場合には有効な様子。なので、バーチャルホストの設定をする。
\xampp\apache\conf\extra\httpd-vhosts.conf の方に、バーチャルホストの
設定とは別途、
< Directory "C:/your/vertualhost/directory" >
Options FollowSymLinks Includes ExecCGI
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all
< /Directory >
を入れて解決。
(ちょっと上記の全部の記述が必要かどうか不明ですが、多分AllowOverride Allは必須かな)
あ、ちなみにXamppとかバーチャルホストの設定とかは、下記でモニャモニャ書いてます。Xamppそのものの設定は参考にならないかもしれませんが、バーチャルホストについては今でもちゃんと使える内容だと思います。
□デジタルちゃいろ[07]
│へっぽこウェブデザ向けローカル開発環境再構築メモ
└< https://bn.dgcr.com/archives/20120117140100.html
>
●親テーマ・子テーマ
さて、後はテーマカスタマイズ端折り版。フルスクラッチでテーマ作成する場合は別ですが、ビジュアルやちょっとした要素の追加は必要だとしても、基本の構造は、ネット上に豊富にある既存のテーマで使いまわしたい、そんなコトは結構多いはず。
なまじCMSのテーマ作成手順にオレオレに慣れてしまってると、インストールしたテーマを直にいじって済ませちゃったりしがち(あっ、ワタシか)ですが、Wordpressはテーマのアップデートにも対応してくれてるが故、直にいじってしまうとアップデートと共にカスタマイズ部分が闇に葬られたりします。
別にやりがちなのは、既存テーマをテキトウにリネームして、設定ファイルだけ変更して使いまわす。これは逆に、テーマのアップデート、要するに過去にあった、不具合の修正やら何やらが元テーマにあっても、その恩恵が受けられない。
イマドキのWordpressには、親ガメ子ガメならぬ親テーマ子テーマという機能も加わっているので、ソレをしっかり使っとくが吉です。
これはテーマディレクトリ内に、親テーマを入れた上で、任意の子テーマ用テーマフォルダを作って、最小構成ならCSSだけ入れて、そのCSSファイル内に子テーマ認定を受けられる設定の記述をちょこっと書くだけ。
後は適宜、CSSをいじったり、必要に応じてカスタマイズしたい部分の該当ファイルだけ親テーマからコピーして編集すると、子テーマ側でカスタマイズした部分以外は勝手に親テーマの諸々を継承してくれます。詳細は、以下が図解でとてもわかりよいです。
□【重要】WordPressテンプレートのカスタマイズ前に子テーマをつくる方法
│ CSS篇[ThePresentNote]
└< http://presentnote.com/child-theme-customaize/
>
●ドメイン変更付きのWordpressのDB移行
ワタシの場合、大体は開発環境でひとしきり作業をした上で本番にアップしてめでたく公開! という流れが多いので、コレは必須。
これもググると色々出てきて、結構、「MySQLをドンブリで全選択エクスポート→ドメイン書き替え→インポート」という、ちょっと乱暴なリソースに行き当たるのですが、各環境にインストールした際の設定情報まで含むwp_optionsまで移行して、別環境の情報に書き換えてしまうのはよろしくないらしいです。
以下のサイトの手順なら今のところ何も考えずに従うにも吉な感じ。
□WordPress→WordPress ドメイン変更を伴うサーバ移行手順
│[hijiriworld Web]
└< http://hijiriworld.com/web/wordpress-transfer/
>
具体的な細かい小技やトラブル回避などは、ワタシ自身これからどんどんぶち当たっていくコトになるでしょうが、先に書いたトラウマも手伝って、無理やりCMSをカスタマイズするのは、もう絶対やらない方針を貫きたいと思います。
最近CMSではなく、とあるJSフレームワークを使ったお仕事もしましたが、トラウマとは関係なく、フレームワークって、基本はそのまま使ってきっちり動くように、結構寸分違わず設計されてるもの、だからこそフレームワークなので、無茶苦茶なカスタマイズは、その時要求されてる最低限の状況では実現可能だったとしても、ソレをやることでどこで何が起こるかの責任、担保できないわ、と改めて思いました。
+----+----+----+----+
■今回のどこかの国の音楽
□Umrao Jaan "Dil Cheez Kya Hai"
└< >
最近多忙杉であまり新しいものが仕入れられておりません。...という訳で古ボリ(ボリウッド)の名作ご紹介。音楽...というより、映像(ダンス)込みで。
この「Umrao Jaan」(邦題:踊り子)という映画、原作は19世紀のウルドゥー文学で、これまでにパキスタン・印度で何回映画化されています。これは印度での81年版。21世紀に入ってからもミスワールドにもなった女優さんが主演でリメイクされていますが、こちらの女優さん、レーカー版の方が今でも評価高いようですね。
ストーリーは子供の頃にさらわれて娼家に売られた高級娼婦の悲話。シチュエーションがシチュエーションなだけに、美しくて綺麗な音楽とダンス盛りだくさんでございます。
【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)しつつなんでも屋。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes
>
□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF
>
テレビは我が家、持ってないのでわかりませんが、ネットも週末(というか主に日曜日)はすっかり選挙一色でしたね。必要以上に投票を強要する意識の高さの目立つネットに違和感を持ってしまうのは、ワタシが捻くれているせいなのかわかりませんが、蓋を開けてみると更なる低投票率。
投票に行く、参政権を無駄にしない、それは大事なコトだという前提ありきで、マスコミも政府も、更には(一部の?)世論すらうまく機能していない感じがひどく気になる週末でした。
高い意識風に呼びかけるよりも、「めんどくせぇなぁ、まぁ、しゃあない」と毒づきながら、それでも、子連れで投票に向かう、友達同士で投票に向かう、みたいな、ナチュラルな空気がコツコツと社会に浸透するのが理想的な「教育」なんじゃないかな、とか個人的には思ったり。そういう、選挙も当たり前に参加するものだ、という常識自体がなくなって久しいのかもしれない。
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■ローマでMANGA[59]
下は5歳、上は80歳の読者に好感を与えた「ユーリ」
midori
< https://bn.dgcr.com/archives/20121218140100.html
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●今度こそユーリが軌道に乗った
今までの話し合いですでに出ていたこと、変更したものを含め、最終的に、以下のように決定した。
・普通のコマ割りは使わず、片面か見開きに一枚絵という絵本のようなスタイルで進める(たまに大きく2コマくらいに分けても良い)。
・「0歳から100歳までの子供が楽しめる物語」
・オールカラー。
・一話8ページで、10話で単行本にまとめる。
・登場人物
ユーリ:宇宙で一番小さな宇宙飛行士。ママを探して宇宙を旅する。チョコ
レートが大好き。
ウバ:第五世代の木製乳母ロボット。ユーリのお世話係。感情も持っている。
グリーンカンガルー:ユーリが旅に使っている巨大宇宙船。
ボゾ:グリーンカンガルーを制御するコンピューター。
ジェリー:孤独な遊び好きの巨人。旅の途中で出会う。
イゴルトはネームを次々に制作し、順調に編集者とのやり取りを経て制作開始になった。電話回線を通ってネームや下書きがボローニャ、ローマ、東京を往復し、完成原稿が飛行機でボローニャから東京へ飛んだ。
ここまで来るのにいろいろ躓きがあった分、このスムーズさはご褒美のようで、平和なひとときを楽しんだ。
この企画が出てきた時、息子はやっと首がすわってきた頃だった。そして、歩くようになり、カタコトを2、3言うようになった頃、10話分の完成原稿が編集部に貯まり......
<

1996年6号のモーニング誌に巻頭カラーで掲載開始!!!
画像を見ていただけばお分かりの通り、普段だと週刊誌の表紙には連載中のタイトルが全て並ぶのに、この号は「ユーリ」の文字だけ。編集部の期待と力の入れ具合がわかる。同じ絵を使った車内吊り用のポスターも作られた。
●ユーリ「我が世の春」
時計の針をちょっと元に戻して、イゴルトが東京に滞在した5か月の間に、面白い話が持ち上がっていた。ユーリのアニメ化だ。
ユーリのキャラクターとしての強さを直感で「いける!」と押すことにした担当編集者は、もともと、二次使用でもいけると考えていた。イゴルトの東京滞在中に、編集長も含めてアニメの話をした。アニメは劇場用とし、雑誌掲載を経て、読者の反応を見てから制作を開始する、ということになっていた。
イゴルトは、もちろん大いに乗り気で(このために日本に話を持っていったのだし)、もともと頭にあった、知り合いのミラノのアニメスタジオと仕事をしたい旨を申し出てきた。
日本での成功のためには、日本のアニメーターの参加も不可欠だとした。「日本語を話す場合の口の動きに日本人が必要という他に、AKIRA(大友克洋原作)のレベルにしたいから」というのがイゴルトの意見だった。
この話ですごく記憶に残っているのは、イゴルトが送ってきた劇場用アニメ「ユーリ」の物語だ。東京からイタリアに戻ってきてから、「アモーレ」「ユーリ」それからイタリアの雑誌のための「brillo」制作をしながら、それを作った。
< http://www.coconinopress.it/autori/igort/brillo-croniche-di-fafifurnia.html
>
あらすじよりはずっと長く、台本にはなっていない。「物語」だ。100ページあったからシノプシスとかプロットとは呼びがたい。あらすじを送ってくるのだと思っていたから、どっしりした郵便小包みが届いたときは驚いた。
翻訳をする時、元の文を書いた人との相性みたいなものがかなり結果に関わってくる。イゴルトとは相性がいいらしくて、翻訳するために読み始めたら、するすると物語の中に入ってしまった。
イゴルトが書いたイタリア語の文章に、最もふさわしい日本語を探すために頭の中でその状況を反復する。頭の中で再生する。アニメのための物語だし、もともと漫画家だから、状況の説明がすごく映像的で、読みながら頭の中にまだできていないアニメが再生されていった。
主人公のユーリがある星に着いて、その部族の呪術に参加する場面があった。大きな焚き火を囲んで呪術師が呪文を唱える。何度も何度も。その風景と、まだ誰も発音してない呪文が頭に響いて夢まで見たほどだった。
100ページの物語をするすると訳し、ワープロに放り込んで、プリントアウトして校正し、また打ち込んでプリントアウトして郵送した。これは急いでいないので。100ページファックスしたら国際電話代がすごいことになっていたと思う。もっとも、この頃はファックスが通信手段だったから、国際電話代は毎回すごかったけど。
イゴルト+講談社のアニメ企画にイゴルト推薦のアニメスタジオが入る、ということで、他の企画の合間にこの話の打ち合わせがファックスを通じて少しずつ進んでいった。
●愛されるユーリ
単行本第一巻分の原稿が上がって「週刊モーニング」に連載が始まった。巻末の読者はがきで、ユーリに対する感想も届き始めた。担当編集者の思惑通り、なんと、下は5歳から上は80歳の読者からはがきが来たのだ。可愛いという感想が大半を占め、これも編集部と作者の狙った通りだった。
そして、極めつけは一通の手紙だった。若い奥さんからで、生まれたばかりのお子さんを突然死で亡くし、悲しみが癒えないでいたところユーリでとても元気つけられた。また子を授かれるように元気を出す。という手紙だった。
編集部も担当者も私も、そして作者のイゴルトもこの手紙に感動した。私はしばらくこの方と手紙のやりとりをして、その後、第二子が生まれて写真も送ってもらった。マンガ作品が人に感動を与え、人生の困難を乗り越える起爆になる、というそのことがまた感動的だった。
ユーリ最終話が校了に入る時点で、単行本の打ち合わせが始まった。その打ち合わせで、「日本市場優先頭」と「ヨーロッパ市場も視野に入れたい頭」がぶつかることになって、この平和なひとときがまた崩れるのであった。つづく
【みどり】midorigo@mac.com
日本人のまともさがわかった総選挙でした。
この3年間で、宮崎の口蹄疫で、死ななくてもいい牛さんや豚さんが殺されてしまってごめんなさい。
< http://anond.hatelabo.jp/20100510214137
>
その結果、自殺者まで出してしまってごめんなさい。
福島で起こらなくてもいい水素爆発させてしまってごめんなさい。
< >
< >
< http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2012/07/600.php
>
その後の対応が遅れ遅れ、風評被害も抑えられなくてごめんなさい。
中国も韓国もロシアも日本の領土を狙って、どんどん高飛車に出るのを許してしまってごめんなさい。
高い犠牲を払いました。そのおかげで、日本がどうあらねばならないかに気がついた人が多くなりました。犠牲になった方、動物たちのご冥福を祈ると共に、過ちは繰り返しません、と誓います。
主に料理の写真を載せたブログを書いてます。
< http://midoroma.blog87.fc2.com/
>
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編集後記(12/18)
●「野球の記録で話したい」というブログで、ライターの広尾晃さんが「マスコミはなぜ、しょーむない質問をするのか?|野球報道」という記事を書いていた。ここでも触れているのが、「日本維新の会」の橋下徹代表代行に対するマスコミのバカな質問だ。
──今朝の選挙報道で、「日本維新の会」の橋下徹代表代行に質問をしたテレビ記者が、「意味のない質問をするな」と何度も突き返されて立ち往生していた。確かに「疲労感と達成感のどちらが大きいか」などの質問はくだらないと思った。橋下氏はその前にNHKの高瀬耕造アナの質問にも突っかかっていた。最後は「党の考え方は」と聞かれて「ホームページを見てくれ」とそっけなかった。橋下氏はあえて挑発的な態度をとって、とくに「日本維新の会」の内部矛盾を衝くような質問をかわそうとしていたのだろうが、確かに今のマスコミの「聞く能力」は劣化していると思わざるを得ない。──
一昨日の夜、開票を報じるNHKのニュース番組の中で、橋下は今後首相を目指すつもりがあるかなどと武田アナに問われ、「しょうもない質問はやめてください」と、3つの質問の回答を不機嫌に拒否して終わった。確かに質問はあきれるほどしょうもなかったが、橋下の大人げない対応もしょうもない。でも視聴者はあの居心地の悪さから、ことの本質を考えるかもしれない。まあ何も考えない人の方が多いだろうけど。
スポーツ中継のヒーローインタビューなんかも、どうしようもない愚劣な低能な「聞いてどうするんだ」というようなのが少なくない。マラソンで優勝した外国人選手に「ゴールのテープを切った瞬間はどういう気持ちでしたか」とか「日本のファンにメッセージをください」とか、ばかじゃないの。もっとアスリートに敬意を払い、本人が聞いて欲しいことを考えて聞けっての。
そういえば、ロンドン・オリンピックのときも、メダリストに対しアホな質問がコピペのように発せられたっけ。「ご両親になんと報告しますか」とか。本当に恥ずかしい。最近の極め付きのバカは、ノーベル賞の山中教授に「メダルをかじってくれ」と言った奴だな。本気でぶん殴ってやりたい。(柴田)
< http://baseballstats2011.jp/archives/21313917.html
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野球の記録で話したい
●週刊アスキー15周年記念号の付録『ゆぎきた〜っす ウルトラマウス』を試した。発売前から気になっていて、週アスを愛読している月曜執筆者の川合氏に催促したら、今朝買って持ってきてくれた。
結論。慣れるまで使いにくい。
使い方。中指の第一関節と第二関節の間にはめる。通常の光学式マウスと同じで、赤い光の部分が外に漏れないように、机や太腿などに密着させて使う。人差し指で上部を押さえると使いやすくなる。
ホイールと左右クリックがついていて、机の上に手がなくても操作できるため、PDFやパワポのなが〜い資料を読み込む時なんて便利。背もたれに体を深く沈み込ませて、親指で操作。これがワイヤレスだと重くなるし、でもケーブルつきだと離せる距離が狭くなるんだよなぁなんて思ったり。USBをワイヤレスにできるレシーバーがあればプレゼンで大活躍? いや、普通のワイヤレスマウスを使うような気がするな......。
指にはめたまま、キーボード操作はできる。最初は使いにくかったが、慣れたら位置を変えなくても、普通にキーボードを打てるようになった。いまこの後記は指マウスをはめたまま書いている。個人的には、本体の長さが短くなればなぁと。手が小さいので、左右クリックとホイール部分が広く離れているように感じる。リング部分も太く、つけてキーボードを打っているとずれる。もうひとまわり小さければ嬉しい。マウス部分が斜めになっていたらペンを使うような感覚で使えるのになぁとも思う。
あとはホイール部分を押し込むことで左クリックになれば便利。もしくはホイールを一番下(左)にして、その上に左クリック、右クリックにするとか。指先に近いとぶれやすくなるから。これでグラフィックソフトの操作をしようとは思わないが、HTMLコーディングなら、という感じ。付録でこれがついてくるなんてアスキーさんビッグウエストですわ!(hammer.mule)
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使い方動画。Appleのパロディっぽくて笑える。Windows 8のタッチパネル式パソコンには便利そうだなぁと思ったよ。
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00A7OYJCY/dgcrcom-22/
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アマゾンでは売り切れたみたい。レビューは今のところ6件。鉛筆につけたらいいという人や、PC二台同時操作に使えるという人も。
< http://busu25.net
>
宝塚ブスの25ヶ条診断