ドラえもん占星術[13]番外編・その2 藤子・F・不二雄ミュージアムに行って来た!──効率の良い回り方や裏技などをご紹介
── Ririco ──

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こんにちは。占い師のRiricoです。「ドラえもん占星術・番外編」の第2回は、ドラえもんの誕生日である9月3日に川崎市に2011年にできた「藤子・F・不二雄ミュージアム」のレポートです。

詳しいことはミュージアムのホームページに載っていますが、私Riricoが、ミュージアムに何度も足を運んで得た「ここはこのように見た方がいい!」「こう回るとベスト!」など、ミュージアムを楽しむための基本的なハウツーをお伝えしましょう。




●ミュージアムのチケット購入

チケットは、コンビニの「ローソン」の「Loppi」で事前購入になります。直接ミュージアムに行っても、チケットの購入も入場も出来ませんので、ご注意下さい。チケットの予約はインターネットか電話(一般予約:0570-084-003 一般発売初日特電:0570-084-245)でおこないます。入館チケットの発売日は毎月30日で、翌々月入館分から発売されます。

ミュージアムの休館日は、毎週火曜日と年末年始(12月30日〜1月3日)です。ゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)及び夏休み期間(7月20日〜8月31日)は開館しています。臨時休館日などもありますので、事前にホームページでチェックしてください。ちなみに今決まっている臨時休館日は、2013年1月15日(火)〜1月24日(木)です。この期間は展示替えをしています。

チケットの代金は、大人・大学生1,000円、高校生・中学生700円、子ども(4歳以上)500円。すべて税込価格です。3歳以下は無料! 一回の申し込みで6名まで可能。障害者手帳をお持ちの方は入館料が無料となります(ミュージアムに要問合せ)。

入館時間は1日4回あります【入れ替え制ではありません】
(1)入館指定時間 10:00/入館締切時間 10:30
(2)入館指定時間 12:00/入館締切時間 12:30
(3)入館指定時間 14:00/入館締切時間 14:30
(4)入館指定時間 16:00/入館締切時間 16:30
つまり、10時に入館した人は、極端に言えばミュージアムの閉館時間まで中にいられる、ということになります。

☆ここでちょっと裏技! インターネットでチケットを購入する場合のみ【プレリク抽選先行】という仕組みがあり、一般の予約よりも数日早く予約を取れます。行きたい日時をより早くゲット出来ます。インターネットでチケットを買うには、ローソンチケット会員登録が必要(無料)になります。ただし、申し込み多数の場合は抽選ですので、ここだけ注意をしておいてください。

【プレリク抽選先行】の申し込みは、上記の手続きを取り「藤子・F・不二雄ミュージアム」ローソンチケットの販売サイト「ローチケ.com」で行います。
< http://l-tike.com/fujiko-m/
>

無事、チケットが予約出来たら、後は最寄のローソンに出向き「Loppi」にてチケット購入します。これで、チケットも手に入り、ミュージアムに行く準備が整いました。

●ミュージアムへの行き方

小田急線およびJR南武線の登戸駅より直行便が運行しています。藤子先生が描いた漫画のラッピングバスとなっており、外側だけでなくバスの中もキャラクターにあふれ非常に可愛い感じです。約10分間隔で運行し、所要時間は約9分。料金は大人200円(小児100円、特殊100円、特殊小児50円)です。

☆ここでちょっと裏技! 一番早いバスは、9時30分です。ミュージアムに早く着いて開館を待つ(並ぶ)ために、定刻よりだいぶ前からバス乗り場で並ぶことをお勧めします。もっと早く行きたい方は、タクシーでもワンメーターで行けますので、行きはタクシー、帰りはバスというのもいいと思います。

登戸駅以外では、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩16分、JR南武線宿河原駅から徒歩15分というコースもあります。徒歩15〜16分というとかなり遠く感じますが、駅からミュージアムまで藤子先生のキャラクターの目印が立っていますので、それを見ながら歩いていくとあっという間に着いてしまいます。2回目の方や、体力(ミュージアム内も結構歩きますので)がある方にお勧めです。

ちなみに、行き方の注意は一点! ミュージアムやミュージアム付近には駐車場がありません。電車→バス又は歩きでミュージアムに行ってください。

●入館までの時間

ミュージアムに着きました。入り口付近には、各キャラクターのフィギュアや細かい仕掛けもありますので、それらを見ながら待つのもいいものです。

入館時間が来ましたら、まずはエントランスで「おはなしデンワ」を借ります。これで展示物などの説明が聞けます。日本語(大人用、子ども用)の他、英語、中国語、韓国語の音声ガイドが用意されています。貸し出しの際に、使い方などの詳しい説明があります。

ちょっとご注意! 大きい荷物やベビーカーを持っての入館は出来ません。必ず一階にある「コインロッカー・ベビーカー置き場」においてから入館してください。小さなお子様をお連れの方は、おんぶひも等があると便利です。館内は食べ物の持ち込みは禁止されています(離乳食を除く)。

●館内1F・2Fの展示物など

一階の展示室には、藤子先生の代表作のカラー原画が展示してあり、かなりの数の作品を見られます。立体画像のドラえもんとのび太による「まんがができるまで」の説明もあり、大人も子どもも楽しめます。

展示室を抜けると「ヒストリーロード」に出て、藤子先生が漫画家になるまでのエピソードや貴重な品々の展示、そして現在に至るまでの詳細な解説があります。そこを抜けると「先生の部屋」の展示があります。先生が実際に仕事をしていた時においてあった小物や蔵書、コレクションなどが見られます。

一階から二階に上がり、先生の切り絵をもとに作られた「動物たちの部屋」を抜けると二階の展示室になります。ここでは、作品をテーマ毎に分けて展示してあります。漫画の原画など、こちらの展示室も一階とはまた別の雰囲気で楽しめます。

二階の展示室を抜けていくと「きこりの泉」があります。これはドラえもんの原作にあった「きこりの泉」の話を再現していて、手動のポンプを押すと「綺麗なジャイアン」が浮かび上がってきます。「綺麗なジャイアン」はかなり有名なエピソードです。「ドラえもん」てんとう虫コミックス36巻の「きこりの泉」に収録されていますのでぜひ読んでみてください。私もおすすめの話のひとつです。

ここでちょっと裏技。展示室など、ここまでは写真撮影不可ですが、泉から出てくる「綺麗なジャイアン」は撮影OKです。ぜひ「綺麗なジャイアン」と写真を撮ることをおすすめします。その他にも、森のほうなどをよく見ると......ここから先はネタばれになりますので、ご自身で色々注意深く見てください。

その次が「先生のにちようび」の展示です。普段は奥様や娘さん達に囲まれ、忙しい中でも家族との時間を大切にした先生の、プライベートでの優しさが見られるコーナーになっています。娘さん達をよろこばせた先生手作りの品やそのエピソードなど、心温まるスペースとなっています。

ここまで、最初に借りた「おはなしデンワ」で説明やエピソードを聞きながら進んでいくことをぜひおすすめします。正直、全部聞いて回るとかなりの時間になりますが、お子様用にはクイズもありますし、これをネタに親子で会話するのもいいものです。

「先生のにちようび」を過ぎた後の、三階に上がる前の二階で「おはなしデンワ」は回収となります。ただ、「もう一度戻って、聞きなおしたい」「見落としたところがあった」「カフェに一番乗りをしたかったので、一階に戻ってから聞きなおしたい」など色々な事情でもう一度「おはなしデンワ」を借りたい場合は、スタッフに理由を言えば再度貸し出しOKですので、ご安心下さい。

デンワを回収後「みんなのひろば」では、色々な不思議ゲームで遊んだり、ミュージアム限定のプリクラや、大きなドラえもんの形をしたガチャガチャなどで楽しめます。ガチャガチャの中身もミュージアム限定ですので、こちらもおすすめです。

その他、二階の「まんがコーナー」などでは、ゆっくりと先生の作品が読めます。うちの妹と甥(小1と幼稚園児)が先日ミュージアムに行ってきたのですが、小1の甥は真剣にドラえもんを読みまくって「他も見たいのに、まんがコーナーからなかなか離れなくて困った」とのこと。やはり、先生の作品は年齢を問わず誰でも面白さが分るのだなぁと実感しました。

他にドラえもんが迎えてくれるキッズスペースがありますが、入室は未就学児までなので、残念ながら私は入れません。写真を見ると大人の私も入りたくなるのですが、どうやら「大きなお友達」は入れないようです。残念でした。

●Fシアター(2F)

入館時に「おはなしデンワ」と「館内パンフレット」の他に「Fシアターチケット」の3つを渡されます。この「Fシアター」では、何と200インチワイドスクリーンで、ミュージアムでしか観られない短編アニメが上映されています。席は100席ありますので、そんなに待つこともなく見られるでしょう。Fシアターチケットにも色々なキャラクターが印刷されており、館内パンフレットと同様に、大事に持ち帰りましょう。

☆ここでちょっと裏技! あとで三階にある「はらっぱ」の説明をしますが、個人的には「はらっぱ」に先に行くよりも、まずは「Fシアター」で短編アニメを観ることをおすすめします。何故ならば...、おっと! ここは、行ってからのお楽しみです!

●はらっぱ(3F)

Fシアターで短編アニメを楽しんだ後は、三階に向かいます。ドラえもんをはじめ、いろんなキャラクターたちが皆を迎えてくれるスペースです。ドラえもんの空き地の土管もあり、もちろん入って写真も撮れます。「どこでもドア」もあり、くぐりながら写真を撮るのもいいかと思います。

そして、はらっぱを進んでいくと「ピー助の池」に! ピー助(1980年「のび太の恐竜」に登場)とドラえもんとのび太がお出迎えです。偶にスモークも焚かれ、ここは写真を撮る絶好のスポットです。なお、一人で行っても、係員の方が写真を撮ってくれます。

☆ここでちょっと裏技! はらっぱは、どうしてもドラえもんやその空き地の雰囲気に目が行きがちですが、二階にあった「きこりの泉」周辺同様に、ここでもよーく見ると色々なキャラクターがいます。それを探すのも面白いかと!

●ミュージアムカフェ・テイクアウトコーナー(3F)

色々回っているとおなかが空きますよね。そこで、ミュージアムで食べられるものについて。「ミュージアムカフェ」は、メニューすべてが藤子先生の作品に関わっていて、ミュージアムでも大人気のスペースです。

人気メニューは「フレンチトーストdeあんきぱん」や「小池さんのラーメン」「ジャイアンカツどん」「ドラえもんドリア(2〜3人分)」などが初期からの人気メニューで、飲み物の「カフェラテ」には、ドラえもんをはじめ各キャラクターが描かれており飲むのがもったいないくらいの可愛さです。

通常メニューの他にも、冬季限定の「ジャイアンシチュー(レシピ付き)」などシーズンメニューも豊富にありますので、メニューを楽しみながら食事をされてはいかがでしょう。新メニューの「ねがい星オムライス」のほか、デザートもかなり豊富になってきているようです。早速チェックしに行かねば!

三階にはカフェだけでなく、テイクアウトコーナーもあり「ドラえもんバーガー」や「スネチャマシチュー」など、はらっぱを見ながら食べられるようにもなっています。カフェが混んでいる場合はこちらもおすすめです。

☆ここでちょっと裏技! 正直、ミュージアムでの一番人気は、このミュージアムカフェと言っても過言ではないと思います。普通に行けば平日でも1時間待ちは当たり前で、休日などは2〜3時間待ちという状態です。そこで「ミュージアムカフェで食事をするには!」のヒントを少し。

まず、「とにかくカフェに行きたい!」方向けアドバイス。一番最初に入館出来る10時のチケットを取り、おはなしデンワやチケットなどを受け取った後、展示物を観ずに二階の「返却口」でデンワを返します。その後、三階のミュージアムカフェに向かってダッシュ!

多分、これで最初のミュージアムカフェの回に入れて、ちゃんと好きなものを食べられるかと思います。「おはなしデンワ」は後でも貸し出してくれるので、朝食兼昼食を食べた後にはデンワを借りて、一階の展示室からゆっくり回ればいいかと。

「カフェに行きたいけれども、12時以降のチケットなんだけれども...」の方向けのアドバイス。12時ですと、休日ならば既に2時間待ちは当たり前になっています。まず、カフェの紙に名前と人数を書きこみます。大体の目安時間まで、先に展示物を見たり、Fシアターでアニメを観たり、はらっぱでのんびりしたりしているうちに2時間ぐらいあっという間に経ってしまうでしょう。

「最終の16時から入館の券なんだけれども、カフェに入れるかな?」方向けのアドバイス。カフェの最終受付が17時までですので、混んでいる時にはかなり厳しいかと思います。空いている平日ならば、何とかカフェで食事が出来るかな? って感じかと。

でも、ミュージアムのボリュームから言うと、ミュージアムを観て、カフェで食事だと、かなりスピードを上げてみることになると思います。このへんは、行く前に優先順位をつけていくとよいでしょう。

それと、これは完全な「ネタばれ」ですが11時まで、数量限定メニューで「先生の朝食」があります。どんなにすごいものかと期待しましたが、本当に普通の朝食です。一応、お品書きに先生のこだわりなども書かれていますが、いたって普通の朝食ですので「せっかくミュージアムに来たのでキャラクターのものが食べたい!」と、いう方はちょっと肩透かしを食らうと思いますので、ご注意を。

●ミュージアムショップ(1F)

カフェで楽しい食事をした後は、一階に戻り、ミュージアムショップへ! 名前の通り、藤子先生のオフィシャルグッズが買えるお店です。定番の文具系やバッジ、フィギュアからお菓子まで、多種多様なものが売られています。

個人的に買うとしたら、おすすめはやはり「丸カン入りクッキー」1575円ですかね。いかにも「ミュージアムに行ってきました!」というデザインですが、丸型のカンが可愛く、クッキーもプレーンとチョコと2種類、クッキーの柄も4種類あるのでお得です。それと、パーマンバッヂとエスパー魔美バッヂをイメージした「タブレットケース」840円。魔美のケースはハート型で可愛く、持ち歩きに楽しめると思います。

その他、カフェ同様、季節物の商品があるようでサンタの靴下に入った「ブーツセット」などは色々な年代の方が買われているようです。ポチ袋などは、定番商品の一つです。なお、こちらも休日にはかなり混みますので、余裕を持って買い物をされた方が良いかと思います。

●その他

ミュージアムでは11月22日から12月25日までクリスマスフェアーをやっています。プリクラもクリスマスバージョンがあったり、ひろばにはツリーも設置。そして、日が暮れるとイルミネーションで飾ったはらっぱがみられるようです。カフェメニューもクリスマス限定の「ドラグラタン」や「ハニーローストチキン」なども登場しているようです。

このように、シーズンにあわせて、色々なイベントも行われているので、こまめにミュージアムホームページ等をチェックされるといいでしょう。

これをもって「ドラえもん占星術」はいったん終わりにしまして、新企画をスタートします。「ドラえもん占星術」同様、よろしくお願い致します。

※参考文献:藤子・F・不二雄ミュージアムホームページ
< http://fujiko-museum.com/pc.php
>
藤子・F・不二雄ミュージアム公式図録

【Ririco】jujumoon@nifty.com
ホームページ:「占い屋・Ririco(リリコ)のページ
< http://homepage3.nifty.com/jujumoon/
>

先日、調子が悪くて検査をしたところ、肝臓の数値が異常だと出て、確かにお酒は呑みますが「量は若い頃よりは明らかに減っているよなぁ...」なのに何で肝機能が異常?...と、腑に落ちない点が多かったのですが、肝臓の数値の異常は、何と、普段飲んでいた常備薬が原因と判明しました。普通は、「薬は病気を治すもの」と思っていた私にはビックリでした。いやいや薬も毒になることがあるんだなぁ、と実感したこの頃です。

◇イベント情報

第一金曜日恒例、16時より、町田の猫カフェ・ねこのみせにて占いイベント
第三土曜日恒例、16時より、町田の猫カフェ・ねこのみせにて占いイベント
※西洋占星術をご希望の方は、鑑定の約2週間前に、データ等をご連絡下さい。
※ねこのみせでのイベントでは、通常のライダーウェイト版のタロットカードはもちろん、猫柄のタロットカードを数点用意しており、好きな柄を選んで占いが可能です(どれを選んでも結果は同じですのでご安心下さい)。その他はWebサイトにて!
※1月の「ねこのみせ」でのイベントの変更等ある可能性がありますので詳しい事は、私にメールにてご連絡を下さいませ。