エンドユーザー大変記[44]たらい回しなwebデザイン
── ジョニー・タカ ──

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母が「祖母が旅行に行きたい」と言うので、あれこれ手配したり下調べをした。場所は房総・白浜である。祖母は現在群馬在住だが、生まれは千葉である。どうしても海に行きたい、というのでそうなったわけだが、下調べの途中でちょっとまごついたのである。

母から東京駅でタバコを吸える場所を探してくれと言われたが、実は私自身も東京駅はたいして詳しくはない。そこでインターネットを使って調べるわけだが、物凄く気になったのが東京駅のマップである。

最近、「エキナカ」が注目される中、どこに何があるかというのがある程度分かればまごつくことはない。ポータルサイトのようなものはもちろんある。

< http://www.tokyostationcity.com/
>

しかしこれがクセモノだった。あくまでも「JR東日本管内」しか案内しないのだ。東京駅をご存知のかたはよくお分かりだろうが、東京駅は

「グランスタ」を中心としたエキナカと
< http://gransta.jp/
>

東海道新幹線寄りに「東京駅一番街」
< http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/
>

八重洲に「八重洲地下街」
< http://www.yaechika.com/
>

がある。

これがそれぞれ別会社運営で、まとまっていないのだ。せめてリンクジャンプで飛べたりとか、そういう配慮がないのだ。

作り手にすれば「会社が別ですから関係ないです」だろうが、そうではなく、配慮あってこその作り方だと思うのだ。




まぁ、"よその会社に配慮する"のは分かるけどあくまでも駅という公共の施設故、垣根を飛び越えた作り方もあってもいいような気はするのだが...。

私は私で別に目的があって、八重洲地下街の「ここ、本当に東京駅?」と思うほどのいい"燻され"っぷりな飲み屋と、東京駅一番街の「諸国おみやげプラザ」の場所を探すためもあったが、結局散々回った末、検索してようやく辿り着く不合理からこの顛末を書いた次第である。

結局、人にフィットするデザイン、というのは凄く難しい。何となく、そんなことを不意に考えてしまった。

祖母の旅行の顛末は......ホテルの衛生状態があまりいいものではなかったそうで、結局祖母が群馬に帰ってからノロウイルス感染が判明。高齢でのノロウイルス感染は非常に危険なのだが、何とか回復してホッとした次第。

しかし感染経路すら分からない、というのは非常に怖い。人が多いところを移動しても感染する可能性があるから、あまりあちこち行かせたくない、というのが本音ではあるのだが......。

参考:厚生労働省
< http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
>

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を展開する"コンピレーション"を1998年から行っている(といっても勝手にやってるだけです。それを続けて15年目)。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/
>

ツイッター < http://www.twitter.com/johnnytaka1962/
>
tumblr始めました。まだ試運転中。
< http://johnnytaka.tumblr.com/
>

○WBCは準決勝敗退......。相手・プエルトリコを過小評価していたのと、キャッチャー、モリーナのインサイドワークに完全に翻弄されていた印象。ミットの構えと逆方向に投げさせることで打つ気を逸らせ、点が取れない故に焦りまで利用するという大胆なしたたかさである。

でもこれが大リーグの捕手だ、というのも実感させられた。それにしても、ドミニカの全勝優勝というのも凄い。野球というのは、本来難しく考えるものではなく楽しんでやるもの、ということを考えさせられてしまった。

○やっとSurfaceを触った。Touch Coverの感触は、本当にキーボード叩いてんのか? というほど、テーブルの天板そのものを叩いてる感じがしてなんか変な感じがした。

そしてトラックパッドが小さすぎる。トラックパッドでの操作をそもそも前提としてないのだろうが、細かい作業では画面タッチよりポインタを使うほうが適している。これでTouch Cover付けたら57,800円(Surface本体32GB+Touch Cover。マイクロソフトストア価格)......は、いくらOfficeが付いていても明らかに高い。

Microsoft Surface|サーフェス
< http://aka.ms/SurfaceJP
>

○BSの「探訪 東京地下迷宮」を期待して見たが、ドラマっぽい部分とドキュメンタリー部分が混在して構成がまどろっこしかった。しかも、肝腎の東横線渋谷─代官山間の地下移設部分は非常に駆け足で、どうやって地上部と地下部を繋げたのかも分かりにくかった。なんか、自分の目で見た方が一番早い気がする......。
< http://www.nhk.or.jp/bs/temporary/tokyochika.html
>