[3631] ペンギン3Dプリント

投稿:  著者:


《新品を買わないところが貧乏症w》

■Dの憂鬱[29]
 BD-1 カスタム記 vol.2 しまなみ海道以降
 笠居トシヒロ

■グラフィック薄氷大魔王[376]
 「ペンギン3Dプリント」他、小ネタ集
 吉井 宏


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■Dの憂鬱[29]
BD-1 カスタム記 vol.2 しまなみ海道以降

笠居トシヒロ
< https://bn.dgcr.com/archives/20140205140200.html
>
───────────────────────────────────
まいど、笠居です。2月になりまして(この原稿を書いてる時点ではまだ1月ですが)、もうそろそろ53回目の誕生日がやってくるわけですが、あ、いやいや、そんなプレゼントとか気を使っていただかなくてもw いつでもデジクリ編集部経由で受付しておりますよ(笑)

では、BD-1カスタム記の後編です。「もう飽きた」とか言わないでお付き合いくださいw。

◎しまなみ海道直前

■ペダル換装

純正で付いてたペダルは、安っぽい黒いプラスチックのうえにデカイ! 折りたたみなんだから出来るだけ小さい方がいい。で、どうせなら赤にしたいってことで探したんですが、なかなかいいのがない。

街乗りメインなのでフラットペダルがいいんですが、小さいのは良い色がないし、きれいな赤のはデカイし、と悩んでたんですが、ある日ふらっと入ったサイクルショップ(梅田のUSP)でビビッとくるやつを発見! 

Xpedo TRAVERSE 5 というX字型の変わったルックスのペダル。しかし高い!w 二晩悩みましたが、これ以上気に入るものを見つけることができなくて、結局購入しました。

※あとでわかったんですが、折りたたんだ時にワンアクションで取り外しできる TRAVERSE 5 QRD という上位製品があったんです。こっちにすればよかった…
< http://goo.gl/iDjGC1
>
< http://goo.gl/GgxfEU
>

実際に取り付けて走ってみた感想ですが、「軽い」「廻りがシブい」「めっちゃ食いつく」です。重さはペアで210gなので超軽量の部類に入るでしょう。

が、回転はシブい……どうも元々入ってるグリスが硬い感じなので、しばらく慣らしてみて、改善しないようならバラしてグリス入れ替えようかと。

ただ、片面8箇所のピンはメッチャ食いつきます。シューズのソールにもよると思いますが、踏むとがっちり食いついてずれたり滑ったりとか一切なく、ビンディング並みとは言いませんが、多少の引き足すら使えます。

ピン付きのペダルは、靴底へのダメージが厳しいと聞いていたので敬遠してたんですが、こんなしっくりくるならもっと早めに試してみればよかったw。

■サスペンション換装

しまなみ走破に向けて、BD-1の最大の弱点を克服するべく、サスペンション周りの強化を施しました。

BD-1は折りたたみ機構とサスペンションが一体化した構造となってますが、標準装備のサスは前も後ろもソフトすぎて、スピードを出すとハンドルがぶれるし、踏み込みの力がサスから逃げていく感じがします。両手放しで乗るなんてそもそもできませんw。で、前後のサスを加茂屋さんの「スーパーバーディサス」に換装。

こいつのおかげで、ハンドル周りの不安はほとんど解消。踏み込んだ時に尻が暴れるような感触もなくなりました。しまなみの下り坂で最高速48km/hを出したんですが、ハンドルのブレに脅かされることもなく快適に走ることが出来ました。

このサスは硬さが3段階で選べるんですが、欲しかった「ハード」タイプのエラストマが赤色だったので、ドレスアップ計画ともマッチしてラッキーでした。
< http://goo.gl/Nki8Ke
>
< http://goo.gl/DYNTJ7
>
< http://bit.ly/1ed1azW
>
< http://bit.ly/1liZ86J
>

◎しまなみ海道以後

■ハンドル位置調整

サドルの後ろにキャリーバッグをつけた(1cmばかりサドルを下げないと取り付けできなかった)せいもあるのでしょうが、BD-1のハンドルはやっぱり遠い、ということを実感してしまいました。

BD-1の2012年モデルからは、スタンダードグレードは日本人の体型に合わせて、ハンドルステムの角度が17度と、サドルに近づけてあるのですが、オレのBD-1は2011年モデルの新古車を安く購入したものなので、ステム角度はスピードグレードと同じ25度なんですね。ちなみに、コンフォートグレードは15度で長さ調節機構がついてます。

通勤程度の短い距離(片道14kmくらい)だと、そこまで感じなかったんですが、しまなみくらいの距離を走ると、腕に体重が多めにかかる負担や、尻が徐々に前にずれてサドルに尻の骨がちゃんと乗っていない状態が実感されて、結構しんどかった感があるので、これを解消すべくRIDEAのエクステンションステムを導入してハンドルの位置を20mmほど上げ、30mmほど手前に移動させました。

ステムそのものを17度の現行スタンダード用に交換すりゃいいんでしょうが、高いしー、そこいじるとヘッドパーツまで換えたくなるし?、ってお安く済ませたらハンドル周りのワイヤー類クリアランスが微妙なことになっちゃったけど、まあこのパーツゴツくてカコいいから(重いけど)良しとしますw
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00A8MRZ12
>
< http://bit.ly/1fjd3V6
>

■ボトルケージ移動&増設

ボトルケージが輪行コロ(加茂屋バーディーポーター)の下だと、ボトルを取りにくくて走行中に給水しづらかった(加茂屋さんのサイトには、危ないから走行中にボトル取っちゃダメと書いてあるw)ので、Tくんの真似をしてハンドルステムにボトルケージを移動し、ポーターの下には予備のボトルケージ(折りたたみ時にちゃんとシートピラーが収納できるように上下素通しタイプのもの)を設置しました。
< http://bit.ly/1liZdr8
>
< http://bit.ly/1fjd6jY
>

■スプロケット交換

坂道が少しでも楽になるようにと、スプロケットを8速から9速のもの(これは以前COM-20用に買ってあった)に変更したんですが、交換してから新しい方のスプロケの箱の記載を確認したら「11T-28T」。

ん? 交換前の8速のスプロケは「11T-30T」www あかん、ロー側のギア数減っとるやないですか! よりクロスレシオになっただけで坂道楽になってない!!www まぁグレードは2ランクほど上がって、パーツ重量は軽くなったんでエエか、と。

当然ながらシフターも9速用に交換しました。しかし、最近のシマノの方針でMTB用のコンポも10速化が進んでいて、かつフロントシングル前提のものって殆どないので、リア用の右シフター単体での販売も数が少ない! 結局XTグレードの9速のものを購入したんですが、こんな上のグレードじゃなくても良かったのに。。。
< http://bit.ly/L5ncsT
>

■クランク換装

実は、しまなみ以前にというか、買ってすぐにクランクを交換していました。以前COM-20に使おうと思ってヤフオクで落札してあった、シマノ105グレードのクランクが余っていたためです(なんでCOM-20に使わなかったのかは秘密)。
< http://bit.ly/1fsiqzG
>

ところが、どうもBBスクエア軸とこいつのテーパーが微妙に合っていなかったためか、BBとクランクの隙間が大きすぎるようで、ロー側にギアを入れた際のチェーンラインが結構キビシイことになっていました。

まぁスクエアテーパーなんで、BB軸長の短いものに取り替えりゃいいんですが、以前COM-20でもチェーンラインを出すために、軸長の違うBBを3本くらいとっかえひっかえしたことがあります。

で、もうBBも含めクランクまるごと2ピースタイプのものに交換してやれい! ということでヤフオクを物色しました(新品を買わないところが貧乏症w)。

物色の際に注意したのは、チェーンリングの取り付けボルト周径(PCDとかBCDとか呼ばれます)が130mmのロード用であること。

もちろん、いま使っているチェーンリングのPCDが130mmだからということもあるんですが、小径車はタイヤが小さいぶん、いっぱい回さないとスピードがでないので56Tくらいは歯数がほしい、となるとアーム5本でPCD130のリングしかほぼ選択肢がありませんのです。

コンパクトクランクなどに使われているPCD110mmのものだと、最大でも50T(歯数が50)くらいがせいぜいです(110で56Tってのも皆無じゃないけどすごい少ない)し、MTB用のクランクだともっと歯数が少なくなります(そもそもMTB用だとアームが4本)。

今回は幸いに、なかなか程度の良さそうな105グレードの2ピースクランクが定価の半額程度で出品されていたのでサクッと落札。
< http://bit.ly/1euccNv
>

んで、BBはチェーンライン調整のためにスペーサーを入れる前提でMTB用のSM-BB70をチョイス。

どのくらいスペーサかませばチェーンラインが出るかわからなかったんで、BB付属のスペーサ4枚(2.5mm×2枚、1.8mm、0.7mm各1枚)とは別に、2.5mm1枚と1.8mm2枚を用意してたんですが、結局のところスペーサは1.8mm厚のものを1枚だけ使ってチェーンライン46mmでばっちりでした。

ネットで調べた情報では、BD-1のチェーンラインは50mmということでしたが、ま、個体差・年式・スプロケなどである程度差が出るんでしょう。

ただ、通常はスペーサを全部(合計7.5mm厚)使ってアダプター(軸受け部)間の距離を75.5mmにしてやらないと、ダストカバー(真ん中の筒)がツッカエて左側のアダプターとBBシェルの間に隙間ができてしまうんですが、クランクがロード用のシェル幅68mm仕様なので、そのままだとクランク軸長が足らなくなっちゃうということで、できるだけアダプター間距離は短くしたい(68mmに近づけたい)わけです。

ので、樹脂製のダストカバーのアダプターを受ける部分の出っ張りを削って、カバーがアダプター内に食い込むようにプチ改造。これでカバー長に邪魔されずアダプター間69.8mmでFIX。単にホコリがクランク軸に着くのを防ぐだけの部品なんで、そのあたりは適当でエエかとw。

てなわけで、クランクの2ピース化完了であります。。。が、シマノのホローテックII BBってなんかスゲー回転がシブいなー。。。ベアリング部のシールドがしっかりしてるから、ある程度シブいのはしょうがないってことですが。。。まぁ、しばらくこれで走ってみましょう。

【笠居 トシヒロ/WEBディレクター、デジタルハリウッド大学院客員教授】
< http://www.mad-c.com/
> < kasai@mad-c.com >

1月末に引いた風邪がなかなか治りませぬ。。。熱はないんだけど咳と痰がな
かなか取れない。。ええかげん治ってくれないと、体力消耗してしょうがない
です。。。

・デジタルクリエイターズとは思えぬディープな記事! いったい誰が発注したんだ(笑)しかし、ここまでお金をかけてカスタム化し、磨き上げた軽量の美麗自転車ですから、盗難が怖くて外に置いたままショッピングなんてできませんね。わたしなんか、2万円しないドッペルギャンガーでさえ、持って行かれちゃうのが怖くて、丈夫なワイヤ錠で柱などに固定してますよ。(柴田)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■グラフィック薄氷大魔王[376]
「ペンギン3Dプリント」他、小ネタ集

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20140205140100.html
>
───────────────────────────────────

●ペンギン3Dプリント

某イベントのプレゼント用に作成したけど、直送だったため実物は見れてなかった、ZPrinterによるフルカラー3Dプリンタ出力のペンギン。あらためて自分用に発注したものが上がってきた。6cmくらい。素晴らしい仕上がり!

< >
< >

出力をお願いしたのはrinkakさんです。
< https://www.rinkak.com
>

裏話です。編集部から依頼があったとき「3Dプリント? はいはい、やったことありますよ。二体ポーズつけて出力ですね。了解です」って軽く引き受けたのですが……。

今までZPrinterを含め、けっこうたくさんの機種の3Dプリンタで出力してみたのは事実なんだけど、データの調整はほとんど先方にお願いしてたので、「マシンに送ればそのまま出力できる最終的なデータ」を作ったことがなかった。

いろいろ調べたり人に聞いたりしてデータ作成。3Dプリンタ向けに使ってきたSTL形式はUVマップがついて来ず、テクスチャマップが使えないことがあらためて判明。どうも、VRML(.wrl)で渡すものらしい。以前はOBJで大丈夫だったけどなあ。

最大の問題。出力サービスの注意書きによれば、ZPrinterで出力するものは完全一体型でなくてはならず、パーツの重なりもダメだと。え〜〜! そうなの〜〜! 頭部と胴体とスタンドと小道具、全部別パーツだよ〜。

依頼を受けて数時間で発注できるつもりだったのに、ZBrushや3D-Coatの関連機能をゼロからやらなくてはならず、最終的にZBrushで数10万ポリゴンのメッシュが作れるまで一週間もかかっちゃった。もちろん、UVも作り直してペイントし直し。ちょうど実家で大型作品集中制作やってる最中だったので、いろいろ焦りまくり。

で、完成したデータを某大手3Dプリントサービスに送ったところ、「エラーで出力できません」と。3Dデータ検証ソフトなどでいじってみても原因わからず。

あらためて、そこで初めてrinkakさんに連絡を取って相談してみたら、なんと! データの出力サイズが「0.06mm」になってた〜! 単純に3Dソフト間での書き出し/読み込みスケールの違いの問題だった。1000倍に拡大し、ようやく出力
に漕ぎ着けた〜。

いやしかし、完全一体型でパーツの重なりもダメって、そんな難しいデータを3Dプリントやってるみなさん、作ってるわけですか? ロボットとか美少女フィギュアとか、一体型で作れるわけないじゃんとか思うんだけど。

何かすごい簡単な手でもあるのか? っていうか、例の中止になったCubifyの出力用データは、腕がめり込んでたり歯が別パーツだったりしてるけどなあ。

いくつかのサービスの注意書きを見てみたけど、複数パーツで構成されたものを一個として出力は一応可能だけど、ちょっと時間かかるよとか書いてある。そんなに気にすることじゃないのかも。やっぱ「一般向けの出力サービスとしての安全」優先でそういうことになってるっぽいですね。

その後確認したところ、ZPrinter出力でのパーツの重なりは大丈夫とのことでした。厚みのない板ポリゴンや、閉じてない開いた形状に気をつければいいそうです。な〜〜んだ、する必要のない苦労しちゃったらしい。気軽に出力依頼できるようになりそう。

●絵の練習

ヨシナガさん著「ハイブリッドワーカー」の、田中圭一さんのインタビューがおもしろい! 手塚治虫タッチ、なんであんなに上手いんだろ、こういう何でも描ける天才たまにいるよねと思ってたら、ものすごい量を練習してたのね!

「メチャクチャそっくりにすることがリスペクトなんだ」って、ノートに一日一ページ、手塚タッチの練習を二年続けたとか。あと、本宮ひろ志タッチは本業で必要が生じて「業務として」本宮タッチの練習w そりゃ楽しいだろうなあ。

僕の場合、「絵の練習」って今まで何枚描いたかなと考えてみると、こんな絵を描きたいという目的があっての模写とか、手足とかポーズの描き方の練習的な意味では、……たぶんスケッチブックで言えば20枚に届かないかもw

ってことで、ちょっと本気で「練習」してみれば、僕的最大のコンプレックスの「下絵を描くのが超ヘタクソ」は克服できるかもしれんなどと思った。

(あと、手塚タッチで「商売」することのヤバさを、サラリーマンの営業としての根回しスキルをもって、外堀から埋めていく手法にシビレた!)

ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする(アフタヌーン新書)[Kindle版]
< http://amzn.to/19TQ1o6
>

●液タブを板タブとして使う

ふと、Cintiq Companion Hyblid を板タブ代わりに使えるのではないかとやってみたら、当然、できるのであった。普段は板タブ、手描き作業の時は下を見て作業。以前の12インチCintiqではこの使い方が推奨されてたけど。
< https://pic.twitter.com/7ap5PHCnyQ
>

ただ、板タブとしてはintuosにくらべると画面周辺での精度が甘くなり、ゆらゆらして正確にクリックできない傾向があるので、思ったよりは実用度低い感じ。やっぱ板タブを極めるほうがいいかもね。

……別に液タブだけでやりゃいいんだけど、どちらで作業するか迷ったり、老眼のために眼鏡のつけはずしが、思いのほか大きなストレスになってるのです。そこでヤル気を失って作業中断してしまうことも多いんで、そういう原因を取り除く必要を感じてるのです。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

なんだかんだで1月はすっぽり抜けてしまい、ようやく2014年本格始動って感じ。そろそろ本気出さないとヤバい。

・INTER-CULTUREの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
>


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記(02/05)

●中島孝志「2014年!中国と韓国、北朝鮮の動きが15分でわかる本」を読んだ(ゴマブックス:電子書籍)。昨日のKindleの日替わりセールを1-Clickしたものである。たしかに15分もかからず読み終えた。紙の本で49ページ相当らしい。99円にしては読み応えがあった。筆者は「新聞やテレビはバラバラ記事の羅列だ。それをどう紡いで意味を持たせるか。自分の頭で考える習慣=インテリジェンス能力を研いでおかないといけない」と言う。そこから導き出された、現在の日中韓および米との関係の変化についての考察は非常に興味深い。

「日本政府は尖閣諸島、竹島、そして北方領土すべてを日本固有の領土として認められるように外交をしなければならない。そのためにすべきことは、歴史や論理的アプローチに齟齬を来さないという小手先の問題ではない。どれだけ世界各国に人気があるか、信頼されているか、日本を味方にするといかに得するか、という現世利益を国連加盟国に評価させるかという点にある」「外交は戦争も含めて、したたかに物心ともに結びついた共鳴国をつくることだ。同盟国の時代ではない。共鳴国の時代だという認識を持たなければいけない」という指摘は納得できる。その点で、アジア、アフリカで「仲間づくり」を積極的に展開している安倍外交は正解である。

北京政府のみならず、北朝鮮も韓国も怖れること。そして実はアメリカも怖れていること。それは防衛問題について日本国民を目覚めさせてしまうことだ、という指摘にも納得。われわれ国民が、防衛問題について政府を支えなければならない。政府は国民の理解がなければ何一つできない。国民が現実を直視し、自分の頭で考えなければならない。いつまでも「念仏平和主義」や「世界市民主義」などのばかげた妄想にひたっている場合ではない。そんな時期に日本は来ているのだ。なお、韓国についてはほんのわずかな記述しかない。どうでもいいという感じだ。

Kindle日替わりセールは毎日メールで知らせて来る。安いもんだから興味ある本は気楽に買ってしまう。本といったが、電子書籍はやっぱり本ではない。テキストの羅列に過ぎない。本といえるのは、いちおうページが認識できる漫画だけだ。Kindleではフォントを明朝かゴシックを選択できて、8種類の大きさも用意されている。行間も余白もそれぞれ3種類あるが、我慢できるのはたったひとつの組合わせだけだ。やはり組版されていないワープロ画面みたいのを本と呼ぶわけにはいかない。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HFKWVBY/dgcrcom-22/
>
「2014年!中国と韓国、北朝鮮の動きが15分でわかる本」200円


●爪が弱い。ボウリングに行ったら、短くしていてもヒビが入ったり、割れたりするのは当たり前。そして乾燥肌だ。ハンドクリームをマメに塗る方だったが、べたついた手で料理はできないし、キーボードやマウス、スマホに触るのも嫌だ。

サラサラタイプのハンドクリームをつけてみたが、潤いが足りないように思う。つけてしばらくすると、トイレに行きたくなる現象について、どなたかご解説を……笑。

手入れしないと、ちょっとひっかけるだけで、爪にヒビが入る。で、そのヒビの回りを含めて切っとかないと、ヒビが大きくなっていく。付け根に近い場所に横にヒビが入った時の悲しみと不快感と痛さといったら、もう。

ガタガタの爪でもいいやと思っているのに、我慢のゲージMAXになって、なんで自分の身体の手入れすらできないのよと、怒りモードに入る。と、友人との約束があって、その話をしたら、ネイルサロンにつき合ってあげるよと言われた。続く。(hammer.mule)