《まさかハヤブサ?》
■ユーレカの日々[36]
いつかアマゾンでいっぱいの空
まつむらまきお
■グラフィック薄氷大魔王[405]
「WACOM BAMBOO STYLUS solo」他、小ネタ集
吉井 宏
■ユーレカの日々[36]
いつかアマゾンでいっぱいの空
まつむらまきお
■グラフィック薄氷大魔王[405]
「WACOM BAMBOO STYLUS solo」他、小ネタ集
吉井 宏
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■ユーレカの日々[36]
いつかアマゾンでいっぱいの空
まつむらまきお
< https://bn.dgcr.com/archives/20141001140200.html
>
───────────────────────────────────
<著者のご意向により削除いたしました>
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■グラフィック薄氷大魔王[405]
「WACOM BAMBOO STYLUS solo」他、小ネタ集
吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20141001140100.html
>
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●WACOM BAMBOO STYLUS solo
届いた。なんちゅう描きやすさ!! 最近購入してかなり気に入っていた、カーボン軸で細身のSu-Penにも似た書き心地だけど、WACOMのほうがペン先がちゃんと丸くてしっかりした弾力がある分ちょっと上かな。
intuos Creative Stylus2を待つまでもなく、これをiPad用のスタイラスペンの決定版としていいかもと思うほど。
ゴム球ペン先は、摩擦が安定しなかったり滑りにくかったりペコペコするのが弱点だったけど、導電繊維のは摩擦が安定してるので、曲線を描いてる途中で引っかかったりしない。
同じような直径の導電繊維でも、感度はSu-Penのほうがちょっと良いかもしれない。でも、感触や描きやすさの総合ではWACOMのが上だと思う。似たようなペンにBoxWave EverTouchという製品もあるようだけど、まあ、いくらなんでも全部試すのはねえ。
なお、導電繊維のWACOMスタイラスは「solo」と思って購入しましたが、僕がほしかったのはボールペンのついた「duo」でした。間違えた。そのへん注意ですw
●まさかハヤブサ?
昼すぎ、窓の外の木に留まっている鳥が、どう見てもハヤブサっぽいんだが。ここ世田谷区だぞ?
< https://pic.twitter.com/QOOjkCUlfz
>
< https://pic.twitter.com/BTujglbz97
>
検索したハヤブサ。やはりハヤブサなのか?
< http://miyanooka1.sakura.ne.jp/hayabusa.html
>
奥さんのデジカメの超ズームで捉えた顔。猛禽類の顔だ! 山鳩じゃないのは
確実。
< https://pic.twitter.com/v8z71nYU51
>
っていうか、網戸越しにしか見えない位置なのでクリアな写真が撮れないw 背景にピントが合ってしまってるけど、全身よくわかる写真。検索したハヤブサの写真と比べると、足がちょっと小さすぎるかな。
< https://pic.twitter.com/7R5puO0dYc
>
Facebookで教えてもらって、オオタカじゃないかという説が有力になってきた。オオタカって大きいのかと思って調べたら小さいんですね。鳩より一回りか二回り大きいくらいのサイズに見えるけど、もっと小さいかな。オオタカじゃなければ、ハヤブサの仲間のチョウゲンボウという鳥かもしれない。
1時間たっても、まだいるw
< https://pic.twitter.com/aEaesTYi4J
>
あらためて冷静に見て、頭から尻尾の先まで40cmよりずいぶん小さく見える。またFacebookで教えてもらって、鳩くらいのサイズと背中の斑点からすると、この鳥は最小の猛禽類「ツミ」であることが判明。
< https://pic.twitter.com/xa3YvXJQxJ
>
画像検索「ツミ」< http://bit.ly/1rnUm9y
>
結局、2時間半ほど留まっていたけど、雨がザーーーっと降って来たらいなくなった。忙しいのに、何だかんだで昼からずっとこの鳥に夢中。罪なツミ。いや、言ってみたかっただけw 鳥はずっと見てても飽きないなあ。
検索してたら、オナガがツミの巣の周囲に巣を作るという話があった。ここらへんはオナガだらけなので、もともといたのかもしれない。
●ミニバンとイラスト
ちょっと前の「ミニバンに乗るの、やめませんか?」という記事。
< http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140905/270866/?rt=nocnt
>
言ってることすごいわかりますけど、現実問題としてパパの好みでカッコイイ優先のクルマを買うような余裕なくなってるんだもん。2台目、3台目が買えるならいいけどさ。それより、日本の文化としてミニバンが根付いちゃってるのだったら、そのミニバンを「カッコイイ」存在にしていくのがデザイナーの役割じゃないだろうか、など。
っていうか、あれ? 唯一のクルマが家族優先でミニバンになるのはしかたないとして、ママ用のクルマもたいていあるよね? 軽自動車の。なのにパパが通勤に使うのもミニバンなの? そこはもうちょっと好みで選んでも良くない?
どのサイズまでをミニバンというか知らないけど、7人乗りとかの大きな自家用車のバンって大きいから、「一国一城の主」感とかの満足感はあるんじゃないかなあ。クルマがステイタスや、服みたいに自分の属性や趣味を表現するモノ、じゃなくなって、単に道具になってるってのはあるだろうなあ。
ところで、この記事で連想したこと。20数年前、「従来のイラスト」に代わってマンガ絵アニメ絵が台頭してきた頃、「マンガ絵アニメ絵がイラストの主流になってきてるなんて日本の文化が幼稚化している!」って憤慨してたのと似てるかもと思った。
かつて本流だった「いわゆる真っ当なイラストレーション(と表現すること自体が空しいw というかバカみたい)」は今の若い人たちに認識されてなく、「マンガ絵アニメ絵以外のイラスト」と言っても、何のことかまったく思い浮かべてもらえない……いや、人によるとは思うけど。
状況が以前と変わったことを認めた上で、では自分に何ができるか?
【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>
Webサイトに問い合わせフォームを作って2か月。いくつか仕事の問い合わせはあるにはあったけど、ここ数週間はスパムがひどく一日数10通……ムカ〜!せっかくフォーム作ったのにこの有り様。てめーら調子に乗りやがって!!
やはり例の「読みにくいアルファベットを解読して打ち込むスパム対策」は必須なんだろうな。スパム業者、書き込めるところやメールアドレスとか見逃してくれないw メールアドレスをネットの初期から5年くらい出しっぱなしだったせいか、スパムメールは一日数百通ですw
っていうか、忙しいから短いバージョンにするんじゃなかったっけ?
・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
>
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp
>
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
>
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編集後記(10/01)
●まぐまぐのシステム障害が長時間続いたため、発行が遅れました。
●だいぶ前に見たが、感想を書くのを忘れていた2011年アメリカ作品。原題は「YOU'RE NEXT(次はお前だ!)」だが、邦題は「サプライズ」で、結果としてまあそれでいいやと思う。アニマルマスクをかぶった怪人が3人出てくるというパッケージだが、こいつら一体何のマスクなのか正面からではよく分からない。ヒツジ、キツネ、トラだという。彼らがサプライズさせてくれるのはもちろんだが、彼らもサプライズさせられちゃうという、なかなか面白いストーリーだった。
両親の結婚35周年のお祝いで別荘に集まった10人の家族。それぞれ一癖ありそうなペアだから、きょうだい仲はいいはずがない。きっと親の遺産を巡るきょうだい喧嘩の話だろうと予想する。まだ主人公は誰なのかわからない。表面上はなごやかな晩餐の最中、突然屋外からボウガンの攻撃が始まり、やがて二階に何者かが侵入する。アニマルマスクをかぶった3人の襲撃者は、家族を次々と血祭りにあげていく。彼らはいったい何者なのか。目的は何か。家族はみな殺しにされるのか。
パニックに陥る家族のリーダーシップを握るのが、次男の恋人エリンだ。地味でおとなしそうだった彼女が、反撃の主役になるのは意外性満点だ。サバイバル生活育ちだと明かした(それだけかい)彼女は、ものすごく強い。ダイハードか。容赦ない殺人テクニックを駆使して、逆にアニマルマスクどもを狩りたてる。「YOU'RE NEXT」って、アニマルマスクたちだけでなく、エリンのメッセージでもあった。まだ無事だった家族たちも、怯えて逃げ惑いおバカな行動に走るから、天罰のように次々と殺されていく。ほとんどブラックコメディに思えてくる。
エリンの仕掛けるトラップは奇想天外なものではないが、効果は大きく、サプライズなラストシーンもここから生まれる。とにかくヒロインの情け無用の殺しっぷりが素晴らしい。スプラッターもツボにはまり、何だか爽快な気分になってくる。はじめは不気味に見えたアニマルマスクも、もともと映画的ビジュアル効果以外には無意味だ。正体を知られてもまずいことはない。クライアントを除くすべてを殺せばいいのだ。つまり、この攻撃はきょうだいの誰かが黒幕なのだ。こいつらがどんなかたちでエリンに始末されるかも見ものだ。笑えるぞ。大好き。いくらサバイバル生活育ちといっても、ここまで徹底して敵を殲滅するものだろうか。ネタバレしてしまったが、それでも面白く見られると思う。強い女性が好きな人におすすめ。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00IIY9ISA/dgcrcom-22/
>
「サプライズ」
●Amazonに対抗するより利用する、それも海外になんて凄い。乗っかっちゃえ、ジョーシン!/鳥の鳴き声を一覧試聴できるサイトないかな。たまに聞いたことのない鳴き声が聞こえるんだけれど、名前や種類が簡単にわかればなぁと。姿形は見えず。
宝塚観劇を長年観劇し続けている友人がいて、休憩時間の使い方を知らず知らずのうちに伝授されていたようだ。まずは上演時間と休憩時間の把握。サイトで事前に調べるか、入り口の案内板を見ておく。
入場前に立ち寄る飲食店でトイレを済ましておくのがベター。入場時にトイレの場所を把握。上演・休憩時間や入場者数、男女比、年齢層などと照らし合わせ、休憩時間の使い方をシミュレーション。
第一部の上演時間が長ければ、終わってすぐのトイレが混む。女性が多く、トイレの数の少ないところは激戦になる。待ち時間が長いってことは、それだけ休憩がとれないということになる。仕事帰りだと幕間にパンのひとつぐらいは、お腹に入れておきたいだろう。シリアスなシーンでお腹を鳴らすわけにはいかない。(hammer.mule)
< http://m2college.net/fes3/
>
まにフェス。3Fは無料。4Fは有料・予約制。
「加速するウェアラブルデバイスの世界
Google Glass、Apple Watch、そしてMIRAMAが作る未来とクリエイティブ」
デジクリ割あり。フォームのメッセージ欄に「デジクリ読者」で2,000円
■ユーレカの日々[36]
いつかアマゾンでいっぱいの空
まつむらまきお
< https://bn.dgcr.com/archives/20141001140200.html
>
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<著者のご意向により削除いたしました>
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■グラフィック薄氷大魔王[405]
「WACOM BAMBOO STYLUS solo」他、小ネタ集
吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20141001140100.html
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●WACOM BAMBOO STYLUS solo
届いた。なんちゅう描きやすさ!! 最近購入してかなり気に入っていた、カーボン軸で細身のSu-Penにも似た書き心地だけど、WACOMのほうがペン先がちゃんと丸くてしっかりした弾力がある分ちょっと上かな。
intuos Creative Stylus2を待つまでもなく、これをiPad用のスタイラスペンの決定版としていいかもと思うほど。
ゴム球ペン先は、摩擦が安定しなかったり滑りにくかったりペコペコするのが弱点だったけど、導電繊維のは摩擦が安定してるので、曲線を描いてる途中で引っかかったりしない。
同じような直径の導電繊維でも、感度はSu-Penのほうがちょっと良いかもしれない。でも、感触や描きやすさの総合ではWACOMのが上だと思う。似たようなペンにBoxWave EverTouchという製品もあるようだけど、まあ、いくらなんでも全部試すのはねえ。
なお、導電繊維のWACOMスタイラスは「solo」と思って購入しましたが、僕がほしかったのはボールペンのついた「duo」でした。間違えた。そのへん注意ですw
●まさかハヤブサ?
昼すぎ、窓の外の木に留まっている鳥が、どう見てもハヤブサっぽいんだが。ここ世田谷区だぞ?
< https://pic.twitter.com/QOOjkCUlfz
>
< https://pic.twitter.com/BTujglbz97
>
検索したハヤブサ。やはりハヤブサなのか?
< http://miyanooka1.sakura.ne.jp/hayabusa.html
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奥さんのデジカメの超ズームで捉えた顔。猛禽類の顔だ! 山鳩じゃないのは
確実。
< https://pic.twitter.com/v8z71nYU51
>
っていうか、網戸越しにしか見えない位置なのでクリアな写真が撮れないw 背景にピントが合ってしまってるけど、全身よくわかる写真。検索したハヤブサの写真と比べると、足がちょっと小さすぎるかな。
< https://pic.twitter.com/7R5puO0dYc
>
Facebookで教えてもらって、オオタカじゃないかという説が有力になってきた。オオタカって大きいのかと思って調べたら小さいんですね。鳩より一回りか二回り大きいくらいのサイズに見えるけど、もっと小さいかな。オオタカじゃなければ、ハヤブサの仲間のチョウゲンボウという鳥かもしれない。
1時間たっても、まだいるw
< https://pic.twitter.com/aEaesTYi4J
>
あらためて冷静に見て、頭から尻尾の先まで40cmよりずいぶん小さく見える。またFacebookで教えてもらって、鳩くらいのサイズと背中の斑点からすると、この鳥は最小の猛禽類「ツミ」であることが判明。
< https://pic.twitter.com/xa3YvXJQxJ
>
画像検索「ツミ」< http://bit.ly/1rnUm9y
>
結局、2時間半ほど留まっていたけど、雨がザーーーっと降って来たらいなくなった。忙しいのに、何だかんだで昼からずっとこの鳥に夢中。罪なツミ。いや、言ってみたかっただけw 鳥はずっと見てても飽きないなあ。
検索してたら、オナガがツミの巣の周囲に巣を作るという話があった。ここらへんはオナガだらけなので、もともといたのかもしれない。
●ミニバンとイラスト
ちょっと前の「ミニバンに乗るの、やめませんか?」という記事。
< http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140905/270866/?rt=nocnt
>
言ってることすごいわかりますけど、現実問題としてパパの好みでカッコイイ優先のクルマを買うような余裕なくなってるんだもん。2台目、3台目が買えるならいいけどさ。それより、日本の文化としてミニバンが根付いちゃってるのだったら、そのミニバンを「カッコイイ」存在にしていくのがデザイナーの役割じゃないだろうか、など。
っていうか、あれ? 唯一のクルマが家族優先でミニバンになるのはしかたないとして、ママ用のクルマもたいていあるよね? 軽自動車の。なのにパパが通勤に使うのもミニバンなの? そこはもうちょっと好みで選んでも良くない?
どのサイズまでをミニバンというか知らないけど、7人乗りとかの大きな自家用車のバンって大きいから、「一国一城の主」感とかの満足感はあるんじゃないかなあ。クルマがステイタスや、服みたいに自分の属性や趣味を表現するモノ、じゃなくなって、単に道具になってるってのはあるだろうなあ。
ところで、この記事で連想したこと。20数年前、「従来のイラスト」に代わってマンガ絵アニメ絵が台頭してきた頃、「マンガ絵アニメ絵がイラストの主流になってきてるなんて日本の文化が幼稚化している!」って憤慨してたのと似てるかもと思った。
かつて本流だった「いわゆる真っ当なイラストレーション(と表現すること自体が空しいw というかバカみたい)」は今の若い人たちに認識されてなく、「マンガ絵アニメ絵以外のイラスト」と言っても、何のことかまったく思い浮かべてもらえない……いや、人によるとは思うけど。
状況が以前と変わったことを認めた上で、では自分に何ができるか?
【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
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>
Webサイトに問い合わせフォームを作って2か月。いくつか仕事の問い合わせはあるにはあったけど、ここ数週間はスパムがひどく一日数10通……ムカ〜!せっかくフォーム作ったのにこの有り様。てめーら調子に乗りやがって!!
やはり例の「読みにくいアルファベットを解読して打ち込むスパム対策」は必須なんだろうな。スパム業者、書き込めるところやメールアドレスとか見逃してくれないw メールアドレスをネットの初期から5年くらい出しっぱなしだったせいか、スパムメールは一日数百通ですw
っていうか、忙しいから短いバージョンにするんじゃなかったっけ?
・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
>
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp
>
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記(10/01)
●まぐまぐのシステム障害が長時間続いたため、発行が遅れました。
●だいぶ前に見たが、感想を書くのを忘れていた2011年アメリカ作品。原題は「YOU'RE NEXT(次はお前だ!)」だが、邦題は「サプライズ」で、結果としてまあそれでいいやと思う。アニマルマスクをかぶった怪人が3人出てくるというパッケージだが、こいつら一体何のマスクなのか正面からではよく分からない。ヒツジ、キツネ、トラだという。彼らがサプライズさせてくれるのはもちろんだが、彼らもサプライズさせられちゃうという、なかなか面白いストーリーだった。
両親の結婚35周年のお祝いで別荘に集まった10人の家族。それぞれ一癖ありそうなペアだから、きょうだい仲はいいはずがない。きっと親の遺産を巡るきょうだい喧嘩の話だろうと予想する。まだ主人公は誰なのかわからない。表面上はなごやかな晩餐の最中、突然屋外からボウガンの攻撃が始まり、やがて二階に何者かが侵入する。アニマルマスクをかぶった3人の襲撃者は、家族を次々と血祭りにあげていく。彼らはいったい何者なのか。目的は何か。家族はみな殺しにされるのか。
パニックに陥る家族のリーダーシップを握るのが、次男の恋人エリンだ。地味でおとなしそうだった彼女が、反撃の主役になるのは意外性満点だ。サバイバル生活育ちだと明かした(それだけかい)彼女は、ものすごく強い。ダイハードか。容赦ない殺人テクニックを駆使して、逆にアニマルマスクどもを狩りたてる。「YOU'RE NEXT」って、アニマルマスクたちだけでなく、エリンのメッセージでもあった。まだ無事だった家族たちも、怯えて逃げ惑いおバカな行動に走るから、天罰のように次々と殺されていく。ほとんどブラックコメディに思えてくる。
エリンの仕掛けるトラップは奇想天外なものではないが、効果は大きく、サプライズなラストシーンもここから生まれる。とにかくヒロインの情け無用の殺しっぷりが素晴らしい。スプラッターもツボにはまり、何だか爽快な気分になってくる。はじめは不気味に見えたアニマルマスクも、もともと映画的ビジュアル効果以外には無意味だ。正体を知られてもまずいことはない。クライアントを除くすべてを殺せばいいのだ。つまり、この攻撃はきょうだいの誰かが黒幕なのだ。こいつらがどんなかたちでエリンに始末されるかも見ものだ。笑えるぞ。大好き。いくらサバイバル生活育ちといっても、ここまで徹底して敵を殲滅するものだろうか。ネタバレしてしまったが、それでも面白く見られると思う。強い女性が好きな人におすすめ。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00IIY9ISA/dgcrcom-22/
>
「サプライズ」
●Amazonに対抗するより利用する、それも海外になんて凄い。乗っかっちゃえ、ジョーシン!/鳥の鳴き声を一覧試聴できるサイトないかな。たまに聞いたことのない鳴き声が聞こえるんだけれど、名前や種類が簡単にわかればなぁと。姿形は見えず。
宝塚観劇を長年観劇し続けている友人がいて、休憩時間の使い方を知らず知らずのうちに伝授されていたようだ。まずは上演時間と休憩時間の把握。サイトで事前に調べるか、入り口の案内板を見ておく。
入場前に立ち寄る飲食店でトイレを済ましておくのがベター。入場時にトイレの場所を把握。上演・休憩時間や入場者数、男女比、年齢層などと照らし合わせ、休憩時間の使い方をシミュレーション。
第一部の上演時間が長ければ、終わってすぐのトイレが混む。女性が多く、トイレの数の少ないところは激戦になる。待ち時間が長いってことは、それだけ休憩がとれないということになる。仕事帰りだと幕間にパンのひとつぐらいは、お腹に入れておきたいだろう。シリアスなシーンでお腹を鳴らすわけにはいかない。(hammer.mule)
< http://m2college.net/fes3/
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まにフェス。3Fは無料。4Fは有料・予約制。
「加速するウェアラブルデバイスの世界
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