[3912] 良いドローン悪いドローン

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《選挙は一日でも早く電子化すべきだ》

■装飾山イバラ道[156]
 良いドローン悪いドローン
 武田瑛夢

■Take IT Easy![53]
 新しい選挙の仕組み
 若林健一 / kwaka1208

■ところのほんとのところ[112]
 プリントが売れている
 所 幸則 Tokoro Yukinori




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■装飾山イバラ道[156]
良いドローン悪いドローン

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20150526140300.html
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カメラ搭載のドローンの問題が急にたくさん出て来た。以前、カメラ付きの小型ヘリコプターのことを記事にした時は、まだ「ドローン」という呼び名が一般的ではなかったと記憶している。

昨年頃は呼び名として「ドローン」「マルチコプター」のどっちが一般的なのかを夫と話したことがあるのだ。それが官邸に落とされた問題により、一気に「ドローン」という呼び名に定着した観がある。自然の中で撮影するにはこれほど素晴らしい道具はないと思うけれど、街中で使われる場合は様々な問題を起こしそうだ。

昔のように人が乗るヘリコプター撮影では、ものすごい轟音や風により下にいる動物は逃げてしまうし、海や川は波が起きてしまう。それが無人のドローンだと滑るようになめらかに進む夢のような映像が撮影できる。

しかし、体育館などの奥内で撮影しているところをテレビで見たら、運転音はまだまだ大きくて、動物や人に気づかれないようなレベルにはいっていない。それでも無人で低コストで、バッテリーも改善してきているなら活用の場は大きいだろう。

いくつか使用できそうな場面を考えてみる。

災害時の物資の輸送に使う場合。機体が小さいので重さのあるものは難しいけれど、高さがある場所や入り組んだ場所でも入っていけるので電話などの連絡機器や薬なら運べそうだ。

生存者の確認に使う場合。いろいろなセンサーを搭載したドローンが、温度や動きを感知して状況を送れるようになれば、今の救助犬のような使い方ができそうだ。

ただ飛んで行って見るだけでなく、生存者が伝えたいことを側にまで行って音声で伝えられれば、大きなヘリコプターとは違う価値があるように思う。移動可能距離と時間が長くなれば有益な使い方ができそうだ。

防犯に使う場合。既にセコムでは、6月からドローンを使った警備システムを導入するという。工場などの敷地内での不審者を自動で追いかけて撮影するらしい。まるで未来のSF映画みたいだ。

小型偵察ロボットや小型攻撃ロボットがすぐにでも実現しそう。そのうち強盗や逃走者が出た時は、電信柱ごとに小型ドローンが待機していて、一斉に何機も飛び出して顔の撮影や、スパイダーネットの放射で捕まえることができるようになりそう。

コンビニのカラーボールは投げる人のスキルが必要だけれど、ドローンなら動く対象の頭の上からネットを発射することができそうだ。

例えば、夜中には警察のドローンがおまわりさんの代わりに巡回して、街の安全を守ることも可能かもしれない。チカンとかでキャーっと悲鳴が聞こえたらすぐに近くの電信柱に待機しているドローンが出動してタイホ。

あぁ、でもこの方法ではいろいろなえん罪も起こり得るかもしれない。そもそもそんな未来にまだ電信柱なのかも、発想が乏しくて申し訳ない。いや、それほど遠い未来じゃないと思えるから、電信柱なのかもしれないし。

このような安全を守るために考えた方法も、悪いことをしようとする人が使えば恐ろしい武器にもなる。無音のドローンが可能になれば、対象者に忍び寄ってなんでもできてしまいそうだ。

オレオレ詐欺のバリエーションの増え方のように、ドローン犯罪のバリエーションは出て来るたびにしばらくは人を困らせることが続くような気がする。

警察は悪い発想のプロに対し、ありったけのドローン犯罪の可能性を聞く機会をどんどん設けて欲しい。誰かが思いついた方法は、どこかの誰かもきっと思いついている。悪巧みが実現するまでには予算や意味づけなどの壁がある。

しかし今はネットでの他人の助けやあおりなどによって、実現可能になるまでのスピードがすごく早い。安価に高度な技術が手に入り、それを自慢できる場所がある今は、自由が多過ぎると思うのだ。

悪巧み、悪い発想も使いようによれば思わぬ成果を生むことがある。スパイ映画に出て来る悪事をはたらく小型で精密な機械のように、悪事は何かしらハイエンドな物を生んでいる。

ワクワクして見てしまうのも、きっと人はこういう物が好きなのだ。良いも悪いも紙一重? かもしれないけれど、道具は頭良く使うしかない。

とりあえず今の日本では、人を助けるかもしれないアイデアをつまんないことに使って捕まるのが、いかにもったいないことかを教える方がいい。

自分も損だけれど、安易な規制によって縛られれば人間も多大な損をする。良い方に働けば素晴らしい世界の仕組み。しっかり考えられたルールの中で、皆で大切に使おう。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

クラッシュ・オブ・クランは、やっとタウンホールを7に上げた。まだまだ無料なのに楽しい。新しく手に入れられる兵士や防衛施設があるので、飽きずに遊べそうだ。今の目標は憧れのドラゴンを早く手に入れること。


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■Take IT Easy![53]
新しい選挙の仕組み

若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20150526140200.html
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こんにちは、若林です。今回は、新しい選挙の仕組みについて考えてみたいと思います。

大阪では、4月の統一地方選挙に加え、5月17日に行われた「住民投票」と選挙ラッシュの春だったのですが、ITとネットが大幅に進歩した現在でも、いまだに紙に書いた票を集めて開票するという、原始的な方法が行われていることが不思議でなりません。

●選挙の電子化

現在の選挙システムで、電子化による大幅な省力化が可能な作業には次のふたつがあります。

1)本人確認作業

現在は、自宅に届いたハガキを投票所に持って行き、投票所で名簿と照合して本人であることを確認していますが、名簿に顔写真が載っているわけではないので、知り合いでもなければ本人かどうか確認することは不可能。

ハガキの発送、当日の確認を含め手間がかかっている割には、ハガキさえ手に入れてしまえば他人がなりすまして投票できてしまう欠点があります。

例えば、これを来年1月から導入されるマイナンバー制などと合わせて、個人を認証できる仕組みを開発すれば、ハガキの印刷から発送、当日の確認に至るまでの人件費や印刷費、通信費を削減できますし、費用の問題だけでなく、確実で迅速に本人を確認できるというメリットもあります。

2)投開票作業

現在の選挙では、白紙の投票用紙に立候補者、政党名などを手書きし、それを集め、人手によって記載内容を読み取って判断し集計しています。

しかも、候補者や政党名など選択肢が決まっているにも関わらず、それをわざわざ人に書かせているため、書き間違いや曖昧なものが発生し、それら無効にするというルールになっており、実際に無効票が発生している。

また、それを判断するためのマニュアルを整備するなどの作業も行われているのだそうです。

投票者にとっても開票者にとってもメリットのないこのような方法が、未だに取られているのか不思議でなりません。電子化して選択肢を選ぶだけにすれば、書き間違いや曖昧さを回避することができるのは明らか。

百歩譲って電子化とまでは言わなくても、予め選択肢が印刷された投票用紙に、丸をひとつ書いて投票するだけで済む話ですよね。それでも無効票が出るかもしれませんが、大幅に減らせることは間違いありません。

電子化すれば開票作業も一瞬です。20時の投票締め切り直後に、すべての開票結果を出すだって不可能ではありません。どっかの離島で、投票箱が船で運ばれるので明日の朝まで分からない、みたいなことも一切ありません。

これで困るとすれば、選挙特番を組めなくなるテレビ局ぐらいでしょうか? 一瞬で開票結果がでるわけですから、特番を延々とやる意味がなくなってしまいます。

独自の出口調査と開票状況の分析で、どこが一番最初に当確を出すか? みたいな遊びは技術の無駄使いでしかありません。もう、選挙は一日でも早く電子化すべきだと思います。

●電子化による問題点

選挙の電子化はいいことばかりではありません。なりすまし不可能な本人認証システムの確立、投票データが改ざんされないようにするための対策などが問題視されています。

しかし、そういった技術的課題は解決可能なほど認証技術やセキュリティシステムは進歩していますし、なによりもそれらが人手による方法と比較して劣るということもないと思います。投開票結果の改ざんは、現在の方法でも可能、というか現在の方法の方がより簡単にできてしまうと思います。

問題は、そういった技術的な課題よりも高齢者に代表される機器の操作が苦手な方への対応といった、対人間の課題の方が大きいと考えられます。

●選挙の電子化による日本の政治システムの改革

日本の政治は、選挙で代表者を選び、代表者が集まって国や地域の方針、具体的な施策を決めて推進されます。このことから、原則的には代表者が決めたことについて従うのが国民の義務であると私は考えています。

一方で、時には代表者が間違った方針や施策を打ち出す可能性もあり、そういった場合には署名を集めるなどの方法で異を唱えることも許されています。

代表者を選ぶこと、その代表者に対して反対すること、この両方が国民に与えられた参政権の具体的な形であるわけですから、その両方、特に代表者を選択する選挙への参加することは参政権を持つものの義務でもあるのです。

代表者を選ぶ選挙に参加しないでおきながら、その代表者が打ち出した方針や施策に反対するのはナンセンスです。

最近の選挙の投票率と、日々報道される政治への反対行動をみると、そのバランスを欠いているような気がしてならないのです。

誤解のないように申し上げておきたいのですが、今ここで政治的な意見を発信したいとか、誰の政治的意見を支持するということが言いたいのではなく、政治への関わり方を正したいという思いでしかありません。

もし、選挙の電子化が達成された暁には、単に投開票の省力化だけでなく、権利を正しく行使している人の意見が反映されるよう、例えば代表者選出の選挙への投票を行った人だけが、反対を唱えることができる、そんなシステムにすることも必要なのではないかと思います。

もちろん、そうやって縛られなければ正しい行動ができない、というのは本来あるべき姿ではないのですが。


【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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■ところのほんとのところ[112]
プリントが売れている

所 幸則 Tokoro Yukinori
< https://bn.dgcr.com/archives/20150526140100.html
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久しぶりに連載を再開します。昨年の今頃から中断してしまった理由は、想定を超えた展覧会続きで、テキストを書いている時間さえとれなかったからです。

銀座sonyビルにあるソニーイメージングギャラリーでの個展や、高松市塩江美術館での個展。スパイラルホールでのアートフェアでの展示と、2014年は最後まで個展ラッシュでした。

今回は、プリントが売れているというお話です。ソニーイメージングギャラリーでは、ソニーの人は販売にはタッチしないので、[ところ]が会場に顔を出したときのみ直接販売というかたちをとったところ、大きなプリントが三枚売れました。やっぱり銀座って街は特殊なんだろうか、と思ったりしました。

その直後の、青山のスパイラルホールでのアートフェアでも四枚売れて、その時アートフェアに出していたブースの中では[ところ]が所属していたブースがベストセールス賞になって、キュレーターも大喜び。日本でも意外とアートが売れるもんなんだなと実感しました。

今春は[ところ]が主宰するコンテンポラリーファクトリーのメンバー10人+ところでグループ展をやりましたが、そこでも750mm×500mmの大きなプリントが二枚と四つ切りが一枚売れて、16回連続でプリントが売れる記録更新中。

ちなみにコンテンポラリーファクトリーのメンバーの作品も、田口くんが三枚、砂川くんが二枚、浅野くんが一枚売れました。もっとも彼らは随分安い値段スタートなので、プリント代や額縁などの諸経費、ギャラリーの取り分もあるため、収入という面ではあまり足しなりません。でも、売れたという実績が自信にも喜びにもつながるので、十分意味があることなのです。

若手でそこそこ有望な人でも、大四つ切り以下だと25,000円〜30,000円でもなかなか売れないものなのですから、[ところ]の教え子たちは結構優秀だと思いますよ。いきなり50万とかつける馬鹿(というかファインアートを甘く見ている)は、身内がやらせで買ったり、見る目のないアートの素養もない人たちが買うパターンが大体のケースですね。

昔は広告写真で売れっ子だったから、《僕は一枚100万が最低料金だから、個展でもアーティストとして一枚100万だ》なんていう、どうしようもない日本人写真家もいましたけどね。サイズだけは大きかったらしい。15万ぐらいだったらありだったけど。

まあ幾つかのギャラリーと組んで、最初からAが100万で買って、Bが125万で買い戻して実績作るみたいなことをして権威付けたりする。そういうことやっても、本当のアートシーンでは誰もその作品の話もしないのが実情かな。

まだまだ、途中の話もいろいろあるんだけど、取り敢えず告知を。

6月1日(月)から13日(土)まで、茅場町の森岡書店では、所幸則写真集「ONE SECOND vol.1 SHIBUYA」の販売と、写真展「僕が愛した渋谷、そして銀座」を開催します。

◎国内外で精力的に活動している所幸則は、街の風景の儚さを的確に表現するため、通常の撮り方ではなく、1秒間の経過を3ショットで撮しとめる、One Secondという独自の技法を用います。

今回は、所幸則のホームタウンであった渋谷に加え、同じ技法で撮影した銀座の光景を展示します。また、森岡書店スペシャルプリントとして、330mm×220mmサイズのイメージを制作しました。

森岡書店茅場町店が入居する昭和2年築の建築とあいまって、時間の流れとともに変化する人と街の儚さは、むしろ、強度を増します。写真の彼方に広がる現実と非現実の揺らぎをぜひご覧ください。[森岡督行]

会期:6月1日(月)〜6月13日(土)13:00〜20:00 6月7日(日)定休
[ところ]在廊日:6月13日午後
会場:森岡書店 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305 TEL.03-3249-3456

大好きな作品の一つなんですが、[ところ]のミスで作品集に入れるのを忘れてしまった作品があります。森岡書店では展示だけではなく、この作品をつけて写真集の販売もします。小さいですがオリジナルプリントです。13日間だけの特典です。よろしくね。

それと今、18,000枚以上の写真の中から、アインシュタインロマンの写真集用の写真をセレクトして、6月には入稿という作業の嵐の中なのですが、いまの時代ならではのインターネットを活用したクラウドファンディングという仕組みを使って、写真集を出すプロジェクトを推進中です。

このプロジェクトに参加してくださった人へのリターンもいろいろ設定してあります。ぜひサイトを覗いてみてください。よろしくお願いします。まだまだ資金が足りなくて困っている[ところ]でした。
< https://greenfunding.jp/lab/projects/1083
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【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/
>
所幸則公式サイト  < http://tokoroyukinori.com/
>


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編集後記(05/26)

●ここのところ天気がいいので、ほとんど毎日一時間ぐらい、どっぺるぎゃんがー20インチ自転車で走り回っている。スピードを上げてもせいぜい20km/h、平均17km/hでトロトロと。近所はとっくに走り尽くした。荒川の両岸にあるサイクリングコースは何度も走った。土日になるとロードレーサー乗りが大勢いて、けっこう危ない。図書館やスーパーなどに行くときはママチャリになる。「交通違反の危ない自転車オヤジがいる、と思ったら俺の親父だった」と、妻に言いつけたのが息子だ。ときどき自動車でわが家にやってくるが、途中でわたしが近所のヨークマートへ(水汲みに)急ぐ姿をたまたま見たらしい。

息子は「後方確認もせずにコースを変える危険な行動だった」とあきれている。通い慣れたコースだから、信号無視を含む交通違反の常習犯である。われながら傍若無人という自覚はある。ところが、道路交通法改正が改正され、6月1日から自転車の取り締まりが強化されるという。道交法上、自転車は軽車両なのである。これまでの摘発・罰金の支払い等に加えて、危険な交通違反を繰り返す自転車の運転者(って、わたしみたいな人)に、安全運転を行わせるため講習の受講を義務づける制度がスタートする。これまで自転車にはかなり甘かったが、今後警察はどんどん摘発するようになるはずだ。つかまっちゃうんだ。

3年以内に違反切符による取締または交通事故を2回以上繰り返した場合、公安委員会の受講命令が下される。3か月以内に自転車運転者講習を受講しなければならない。手数料として5700円が徴収される。講習は1回3時間で最後にテストまであるというのだから、負担はかなり大きい。この安全講習を受講しないと、5万円以下の罰金が科されるというのだからヤバイ。では、自転車の場合、どんな違反が対象となるのか。今回の改正にあたって道交法の中に具体的に14項目が示されている。14番目が「安全運転義務違反」で、これだけが具体的でない。なんでも「安全運転義務違反」にされちゃいそうな気がする。

先日、久しぶりに電車に乗ったら、埼京線に裸の折り畳み自転車を持ち込んだ若者がいて驚いた。折り畳み自転車は専用の袋に入れなければ、車内に持ち込めないお約束なのだ。専用でない大きな袋に入れた場合は、自転車の一部が露出していたらダメ。ところが、この青年は二つ折りした安物自転車をそのまま入口わき置き、そばに立って乗客に当たらないようにしていたが、かなり迷惑であった。改札口を通るとき絶対止められるはずだが、駅員の目を盗んで持ち込んだのだろうか。もしかしてルールが変わって持ち込み可になったのか。だったらわたしも、と思って調べたが、やっぱりダメだこりゃ〜。 (柴田)

< http://www.think-sp.com/2015/01/28/dokoho-kaisei-2015-6-1/
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違反を繰り返す自転車運転者に「安全講習」を義務づけ(シンク出版)


●「名簿に顔写真が載っているわけではない。」そうなんですよね〜。いつも疑問に思ってました。ハガキ忘れても名前と誕生日を伝えたらいいだけで。

マラソン続き。余談だが、パンプスやローファーを試着すると、かかとがパカパカする。ひっかからないのだ。長さを合わせると前側がきつい。前を合わせると、かかとがゆるゆる。幅は狭くても入る。なので前側を優先し、かかとはなりゆきにし、ストラップつきのものを買うことが多い。

最近知ったことなのだが、成長期にスポーツをしていた人に多いらしい。前傾姿勢なので、前側が発達し、かかと側が細いのだそうだ。かかと部分に脱げにくくするためのクッションをつけることを考えがちだが、かかとの横を狭めた方が脱げにくくなるそうだ。

たまにストラップじゃないものが欲しくなるけれど、諦めることにした。コンビの靴もいいそうだ。かかと側にエナメルなど堅いものが貼られていたら伸びにくいから、ホールドできるのもあるとのこと。あとはミュールだな。パカパカしても大丈夫(笑)。続く。 (hammer.mule)

< http://withnews.jp/article/f0150522000qq000000000000000W00o1101qq000012013A
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いったい何のために? スニーカー「2つの穴」の正しい使い方

< https://runnet.jp/community/beginners/goods/1188022_1431.html
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正面からの図