買物王子の家づくり[16]上棟に感動もひとしお/石原 強

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ついに上棟しました。

基礎工事も終わって、いよいよ家づくり最大のイベント「上棟」です。家の柱や梁を組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木が取り付けます。この段階で家の形が見えるようになります。待ちに待った瞬間です。



●土台敷き

最初は土台敷きです。基礎コンクリートの上に土台を敷きます。ここに柱を建てていくので、家を支える大事な部分なのです。現場には、プレカットされた材木が積まれて作業が始まっていました。
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プレカットとは、「継ぎ手」「仕口」などと呼ばれる接合部分の加工を工場で行うことです。以前は大工さんが現場で行っていた作業です。材木には図面にあわせて設置場所や差し込む柱を示す印がついてます。「いろは」の印に日本らしさを感じます。
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現場では、図面で指定された位置に土台を設置していきます。作業は2人で行っていました。基礎の上に気密パッキン材を敷いて、防腐・防蟻剤を塗布した土台を載せていきます。
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翌日に完成していました。この日は作業がお休みですが、上棟に備えて材木が搬入されました。山のように積まれた材木は、雨に濡れないようにブルーシートで覆われています。ここにある木材を組み上げると家ができるのかと期待が高まります。
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●ついに上棟

翌日からは、いよいよ上棟です。土台の上に柱を立て、次に柱と柱を梁でつないでいく作業です。午前中に見に行ったときには、作業は始まっていて既に一階の柱が立っていました。

家の外周部の構造材である「胴差し」を組み立てているところでした。太い材木を柱の上に持ち上げて、大きな木槌でテンポよく打ち込んでいきます。
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一階の外周が終わったところで、ちょうど休憩になったので、差し入れを渡しながら、職人さんに声をかけてみた。「これから、どんな風に進む予定ですか?」と聞くと、「今日は二階までかなあ、クレーンが入れば一日で終わるんだけど、一本ずつ手で上げないといけないから時間がかかるんだよ」

続いて床を支えるための構造材である床梁(ゆかばり)の取りつける作業にかかりました。南側から、一本ずつ二人がかりで梁の両側を木槌で打ち込んでいきます。仕事があるので一日目の見学はここまでです。後ろ髪引かれる思いがしました。
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二日目は、10月後半なのに晴天で26度と暑い日でした。昨日聞いたとおり、二階まで組み上がっていました。三階の柱と梁を一本ずつ二階に持ち上げています。重い柱をロープを使って持ち上げています。これをさらに三階まで上げるのは、確かに大変そうです。汗だくで作業していいただいて本当にありがたいです。
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三階を建てる前に、二階のゆがみを修正します。水準器を見ながら、柱につないだロープを引いて、正確に水平垂に直します。直出します。終わったところは、ゆがまないように仮設の筋交いを打ち付けて固定します。
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同時に三階の柱と建てるために、三階の床を張ったり、梁のボルトの締め付けをしています。高い所の作業ですが、きびきびと作業をしています。
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三階を建てる前に休憩。職人さんに「柱が多いですね、きっと丈夫な家になりますよ」とお墨付きをもらった。三階建てで構造計算もしているけれど、現場で働いている人が見ても大丈夫というのは安心感あります。今日もまた仕事なので、完成する所は見られないのが残念。

翌日は三階まで完成していました。屋根の部分には短い柱が並んでいて、城壁みたいにも見える。こうして立ち上がると感動もひとしおです。家の骨格である軸組はとてもきれいです。家の周りをまわったり、南側の道路から見下ろしたりしながら感想は、自分の家ながら「どこから見てもいいなあ」いくら見ていても飽きません。
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●隣を見てびっくり

現場に行った時、ふと気になって隣の家を見ると壁の色が「黒」でした。絶対被らないと思っていたのでびっくりしました。しかも仕上げも、うちが選んだのと似たストライプ状の窯業系サイディングです。先を越された感じがしてちょっと悔しい。でも黒い家が二軒並ぶのなんて稀だから、隣との関係も含めて、どんな風に見えるのか楽しみになりました。

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上棟の日は天気がよくてとても気持ちよい日でした。雨が降ると作業ができなくなってしまうので、毎日、天気予報をチェックしています。この調子で完成までスムーズに進むことを祈ってます。