アナログステージ[71]ぴんたれすとにクリップされたボクのハート
── べちおサマンサ ──

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コンニチハ、べちお・ガトーショコラ・サマンサです。ご機嫌麗しゅうでござるか、男性諸氏。今日はバレンタインデーですね、可愛いあのコからチョコはいただきましたか? 出勤前にカミさんから、「会社で開けて食べてね、ウフ」って貰ったチョコに、『Go to Hell♪』って、ホワイトチョコでデコ書きされていてゲンナリしておりませんか?

ワタクシが勤務しているラボでは、毎年の恒例として、エイプリルフールとバレンタインデーは、女性スタッフたちの解怨日となり、思わず、クスってしてしまうような可愛い悪戯から、「マジか... オイラ、なんかしたっけ?」って、思わず現実から目を背けたくなるような、どキツい悪戯までいろいろ。

さてさて。情報に早い読者の皆さまは、すでに利用されていると予想いたしますが、年々、WEBの荒波についていけず、海岸に打ち上げられたワカメみたいに干され始めてるワタクシは、先日やっと運営から招待状が届いて遊ぶことができました。ん? なんの招待状が届いたかって? 「Pinterest(ピンタレスト)」です。

「うっわ、マジか、今ごろぴんたれすと☆とか言って騒いでんの? おまえ、本当にデジクリのライターか?」って罵声浴びせられそうですが、まぁまぁ、いいじゃないですか、これから一緒に愉しみましょうよ。

・Pinterest
< http://pinterest.com/
>




Tumblrのような、所謂、クリップ系になるPinterestですが、基本的な使い方は、Tumblrとほぼ同じで、『お気に入りのコンテンツを纏めるボードを各々作る→心がときめいた画像があればRepin(シェア)またはLike(いいね!)→自分から発信する場合は、あいほんAppかブラウザ上からボードにPin(投稿)する』といった流れになる。

Pinterestを始めてすぐは、「なにをどうしたいの、ボク」みたいに、自分の中でコンテンツ分けされていないはずなので、とにかく触手が動くカテゴリは登録してしまい、表示された画像の中から、キラキラと光るものや、心臓がバクバクするくらいのトキメキを見つけたら、初期に設定したどこのボードでもいいので、とにかくRepinするかLikeポチっとでボードにクリップしてしまう。

ある程度ボードが埋まり始め、「どれどれ、ステキな画像は集まったかな、ニシシ」とマイボードを見直してみると、自分の中で「ピコーん!☆」って閃くはず。予めPinterestが用意してくれているカテゴリとボードが一致しているわけでもないので、自分なりにボードの名称などをカスタマイズし、あれこれ集めた画像を、再分類するようになるはずです。

ここまでくれば面白さが加速してきて、初期登録したカテゴリ以外にも、あれこれとPinterestの中を徘徊するようになり、気がつけば数時間が経過していた......と、なりかねません。そうなってくると次に、きれいに纏まり始めたボードに、自分エッセンスを加えたくなるのがニンゲンの性。

画像直撮り派は、iPhoneなどからダイレクトでボードにPin。WEBクリップみたいな使い方ならば、[Add+]をクリックし、[Add a Pin]からURLを貼り付けて画像を選択、もしくは、[Upload a Pin]から手持ち埋蔵画像をアップしたりできるが、ブラウザのブックマークレットからPinするのが一番使いやすい。初期設定の段階でナビゲートされるので、「ちょっとのめり込んじゃうかも」って予め分かっているかたは、設定しておいたほうが無難です。

●画像を説明するテキストは想像を邪魔するだけ

ワタクシ自身、ここ最近いろいろとリリースされているSNSで、熱をあげたSNSはなかったのですが、Twitter以来の久しぶりなお熱です。なにがそんなにお熱チンチンなのかと云うと、余計なテキストに邪魔されず、画面いっぱいに広がる自分好みの画像を、じっくりと愉しむことができること、その画像をボードでシェアできることが、何よりの癒し。

無意識レベルに近いが、画像の近くに、テキストがゴチャゴチャと羅列してあると、テキストのためのお膳立て(実際にはそういう表示のされかたが殆どだけど)にしかならなく、写真やイラストとして愉しむことが希釈されてしまう。逆に写真やイラストを存分に愉しむときは、テキストはお膳立てにはならず、ただの言い訳にしかならないと、ワタクシ自論にある。

「こっそり画像を愉しみたいなら、フォルダ分けして保存すればいいじゃん」と言われたら身も蓋もないけど、お気に入りの画像カテゴリが、検索しなくても並んでくれるPinterestは、ありそうでなかった、そんなポジションに立ったのではないでしょうか。

「よし、わかった、オイラも今日からPinterestでピンする!」と興味を持っていただいたかた、いらっしゃいます? しかし、残念なことながら、冒頭にも書いたように、Pinterestは現在、招待制になっており、Appをダウンロードしたから、即ぴんできる! ってことができません。

運営に「おい、招待しけケロよ」と熱いラブコールを送る必要はありませんが、WEBのメールフォームから申請すると、数日後に運営から招待メールが届きますので、確認ボタンをポチっとおして終わりです。招待状が届くまで3〜6日間掛かるみたいですが、ワタクシは1日で届きました。ラッキーなのかな?

このコラムを書いている途中で、Facebookを何気に覗いたら、久多さん(麩羅画堂 < http://www.furagadou.com/
> が、便利なまとめをシェアしていたので、デジクリにも紹介。

・Pinterest(ピンタレスト)完全攻略マニュアル | SEO Japan:
< http://www.seojapan.com/blog/all-about-pinterest
>

「おお! これは分かりやすくて便利だ! オマエのコラム、意味なくね? この攻略マニュアルだけ紹介すれば終わりじゃね?」っていうご意見はなしでよろしくお願いいたします。TwitterでそんなTweet流れてきたら、ボク、泣いちゃう。

◆展示会のお知らせ

◇日本最大のITの専門展 - Japan IT Week 春
< http://www.japan-it.jp/
>

会期:2012年5月9日(水)〜11日(金)10:00〜18:00 最終日17時まで
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン(株)

第21回 ソフトウェア開発環境展
第17回 データウェアハウス&CRM EXPO
第15回 組込みシステム開発技術展
第3回 クラウド コンピューティングEXPO【春】
第14回 データストレージEXPO
第9回 情報セキュリティEXPO【春】
第7回 RFIDソリューションEXPO
第6回 ダイレクト マーケティングEXPO
第6回 Web&モバイル マーケティングEXPO【春】
第4回 データセンター構築運用展
第2回 スマートフォン&モバイル EXPO【春】
第1回 ワイヤレスM2M展

・WEB事前登録で、上記共通無料招待券もらえます(上記、どの展示会から事前登録しても大丈夫です)

◇第1回 クリエイターEXPO東京
< http://www.creator-expo.jp/
>

会期:2012年7月4日(水)〜7月6日(金)
会場:東京ビッグサイト 
主催:リード エグジビション ジャパン(株)

──あらゆるジャンルのクリエイターが出展、新しいビジネスチャンスを獲得するための本格的展示会──

・WEB事前登録で無料招待券もらえます
< https://contact.reedexpo.co.jp/expo/BOOK/?lg=jp&tp=inv&ec=CREATE
>

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
某ナノテク業界の技術開発屋。NDA拘束員。
< http://start.io/bachio
> ←まとめ

○先日、Twitterでフォロワーさんから「べちおさんは柴田さんから理系の人と思われていないらしい」ってリプをいただいた。なんじゃ??? なんのことじゃ? って、その日配信されたデジクリを、ノソノソと読んでみると、「デジクリにはもうひとり、理系の筆者がいる。古籏一浩さんだ。」って書かれていた/ぬぉー! オイラもバリバリの理系なのに......。ってガックリする前に、柴田さんの中では、オイラは「理系」というカテゴリではなく、「酒飲み、またはヨッパライ」ってカテゴライズされていることは、自分でも分かっており、なんら間違いはないと思っております、ハイ/当然、ヤッマーネ・ヤッスヒーローさんも含まれていると、ワタクシは、そう信じております(笑

いま現在も、初めてお逢いするかたから、「理系のヒト」なんて見られたことは一度もなく、サラリーマンですら見られませんし、「ボク、ナノテク業界の技術者でサラリーマンなの」って言っても、信じてもらえないことが殆どで、だいたいは、アパレル業界か美容絡みのジャンルで見られるんです。それでいいんです。

○記憶に残っている2週間の出来事→ほとんどラボで仕事。一昨日にロビンちゃん(湘南/腰越)に寄ったくらい→「来週は遊ぶぞー!」といいながら、今月はもう休みとれない現実が迫っていてガックリ→今年のバレンタイン第一発目は、電話の受話器にチョコクリームが塗ってあって、耳とアゴにチョコがべったり。もう、かわいい部下ちゃんだこと。