KNN神田です。
夜の21時から24時の間に一度、
< http://ketchup.jp/ketchat/
>
にアクセスしてみてほしい。ハインツ日本が、ウェブ制作会社イマジナティブ
< http://www.imaginative.co.jp/
>
と開発したコミュニケーションロボット「ケチャットさん」のウェブ上のインタフェースが登場する。
「ケチャットさん」は、ハインツの「逆さケチャップ」のPRのためのロボットであり、ハインツの口コミプロモーションの一環として、リアルな空間とネットの空間を結ぶために設計されている。
クリエイターのみなさんは、スペックではなく、ぜひ、この柔らかなインタフェースを、体験してみていただきたい。
夜の21時から24時の間に一度、
< http://ketchup.jp/ketchat/
>
にアクセスしてみてほしい。ハインツ日本が、ウェブ制作会社イマジナティブ
< http://www.imaginative.co.jp/
>
と開発したコミュニケーションロボット「ケチャットさん」のウェブ上のインタフェースが登場する。
「ケチャットさん」は、ハインツの「逆さケチャップ」のPRのためのロボットであり、ハインツの口コミプロモーションの一環として、リアルな空間とネットの空間を結ぶために設計されている。
クリエイターのみなさんは、スペックではなく、ぜひ、この柔らかなインタフェースを、体験してみていただきたい。
このケチャットさんが設置されているリアル空間は、ボクの経営するBarTubeがめでたく第一号店となった。ネット回線があり、ハインツのポテトを提供でき、来店客のビデオ撮影が可能という条件をクリアしているからだ。昨年の11月から設置を始め、5か月が過ぎて、いろんなメリットが見えてきた。
< http://ketchup.jp/ketchat/live/
>
から、「過去の回想」を見ていただくと、BarTubeでどのような会話がケチャットさんを通じておこなわれているのかを体感することができる。
ネット上のユーザー(誰でも参加できる)は、4文字以内の名前をいれて参加するだけで、店内の客と「チャット」をすることができる。ネットユーザーは、キーボードで文字チャット、店内ユーザーはマイクでディスプレイの文字を読むという、双方向の異なるメディアによる同時チャットである。
ネットユーザーのチャットは、漢字を使うことができないので、ひらがなとカタカナになる。ネットユーザーは、自然とシンプルな言葉を使うようになり、店内のユーザーは、そのひらがな言葉によるコミュニケーションにより、ケチャットさんのことを「かわいい」と感じるようになるようだ。
これは当初、漢字だと「荒れる」ことを懸念し、わざと漢字を使えなくしたという苦肉の策だが、結果として、非常にやわらかなインタフェースのメタファーとなっている。
ネットのユーザーはキーボードを使うのが当たり前だが、店内ユーザーは、音声だけで済むというのも、これもまた便利なインタフェースだ。酒を飲みにきた場所でキーボードをモクモクと打つというのは、ちょっと? な気分だからだ。ケチャップに話しかけるだけで、文字が答えてくれるのだから、とても楽ちんだ。また、BARという限られた空間の中で、酒もはいってマイクで会話するというのも、非日常的な経験となる。
音声同士のコミュニケーションの場合だと、必ず同期していることが必要であり、あまりダラダラと継続していると疲れてくるものである。また、音声同士では、つい要件のみとなってしまう。
しかし、店内ユーザーは、BARという空間でもあり、リラックスしながら、このケチャットさんとの、「音声&文字」という新しいチャットのスタイルに好感をよせているようだ。しゃべるというのが、一番人間にとっては楽ちんなコミュニケート手法だからだ。
ハインツの「逆さケチャップ」に帽子をかぶり大きな目玉と手を振るロボットの映し出す、ひらがな言葉についつい、店内ユーザーは、本音をしゃべりかけはじめている。
そして、それをネットユーザーは楽しむというコミュニケーションだ。さらに15分間に1回、ポテトをプレゼントする時間が登場する。ネットユーザーが店内ユーザーに、ハインツのポテトをプレゼントできるのだ。
気に入った人が画面に映るように、画角を動かし(ネット上で角度が変えられる)、「この人にポテトをあげる」ボタンを押すことによって、店内のスタッフの携帯にポテトをあげる人の顔の画像が届き、スタッフがポテトをレンジで温め、「ハインツのポテトをこれからプレゼントしまーす!」とカメラの前で宣言し、プレゼントをするという展開を行なっている。
Web2.0がネット上のサービスをさらに便利に進化させ、そして深化させるが、それに対して、Web3.0ではもっとリアル社会にそれらのサービスの良さが歩みよるものだとボクは「ウェブ3.0型社会(大和書房)」で書いた。
この「音声&文字チャット」は、新しいネットのコミュニケーションの手法として、ウェブの世界とリアルの世界を結びつけるいいやり方のように思える。
この異なるメディアによるコミュニケーションの効能は、ぜひネットアクセスか、店内で「経験」してもらいたい。今後は、これらのウェブ2.0的な経験やさらにウェブ3.0的経験は、自分が経験したことによるインプレッションでしか、評価ができなくなることだろう。知識や学習、勉強やセミナーでは理解できない、感覚的要素が非常に強いからだ。
ウェブの新しい潮流を知るためには、ぜひ今夜の21時からでも、「ケチャップ」でググって体験してもらいたい。
実際に「ケチャップ」で検索すると、カゴメでも、デルモンテでもなく、ハインツが上位に登場する。ハインツはテレビでマス的な広告をしていないが、ネットでの口コミに力を注ぐことによって、「ケチャップ」という言葉でのSEOには十分な吸引力を持つことができている。
「続きは…ネットで検索!」をやっているテレビコマーシャルの、次のステージはすでに始まっているのだ。
ビデオ投稿スタジオ BarTube < http://snbar.ameblo.jp/
>
毎週金曜日22:00MXテレビ「BlogTV」出演中 < http://trj.weblogs.jp/blogtv/
>
NetSurfin2.0 放送中!デジハリ大学放送部 < http://blog.dhpodcast.com/
>
KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
>
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226



< http://ketchup.jp/ketchat/live/
>
から、「過去の回想」を見ていただくと、BarTubeでどのような会話がケチャットさんを通じておこなわれているのかを体感することができる。
ネット上のユーザー(誰でも参加できる)は、4文字以内の名前をいれて参加するだけで、店内の客と「チャット」をすることができる。ネットユーザーは、キーボードで文字チャット、店内ユーザーはマイクでディスプレイの文字を読むという、双方向の異なるメディアによる同時チャットである。
ネットユーザーのチャットは、漢字を使うことができないので、ひらがなとカタカナになる。ネットユーザーは、自然とシンプルな言葉を使うようになり、店内のユーザーは、そのひらがな言葉によるコミュニケーションにより、ケチャットさんのことを「かわいい」と感じるようになるようだ。
これは当初、漢字だと「荒れる」ことを懸念し、わざと漢字を使えなくしたという苦肉の策だが、結果として、非常にやわらかなインタフェースのメタファーとなっている。
ネットのユーザーはキーボードを使うのが当たり前だが、店内ユーザーは、音声だけで済むというのも、これもまた便利なインタフェースだ。酒を飲みにきた場所でキーボードをモクモクと打つというのは、ちょっと? な気分だからだ。ケチャップに話しかけるだけで、文字が答えてくれるのだから、とても楽ちんだ。また、BARという限られた空間の中で、酒もはいってマイクで会話するというのも、非日常的な経験となる。
音声同士のコミュニケーションの場合だと、必ず同期していることが必要であり、あまりダラダラと継続していると疲れてくるものである。また、音声同士では、つい要件のみとなってしまう。
しかし、店内ユーザーは、BARという空間でもあり、リラックスしながら、このケチャットさんとの、「音声&文字」という新しいチャットのスタイルに好感をよせているようだ。しゃべるというのが、一番人間にとっては楽ちんなコミュニケート手法だからだ。
ハインツの「逆さケチャップ」に帽子をかぶり大きな目玉と手を振るロボットの映し出す、ひらがな言葉についつい、店内ユーザーは、本音をしゃべりかけはじめている。
そして、それをネットユーザーは楽しむというコミュニケーションだ。さらに15分間に1回、ポテトをプレゼントする時間が登場する。ネットユーザーが店内ユーザーに、ハインツのポテトをプレゼントできるのだ。
気に入った人が画面に映るように、画角を動かし(ネット上で角度が変えられる)、「この人にポテトをあげる」ボタンを押すことによって、店内のスタッフの携帯にポテトをあげる人の顔の画像が届き、スタッフがポテトをレンジで温め、「ハインツのポテトをこれからプレゼントしまーす!」とカメラの前で宣言し、プレゼントをするという展開を行なっている。

この「音声&文字チャット」は、新しいネットのコミュニケーションの手法として、ウェブの世界とリアルの世界を結びつけるいいやり方のように思える。
この異なるメディアによるコミュニケーションの効能は、ぜひネットアクセスか、店内で「経験」してもらいたい。今後は、これらのウェブ2.0的な経験やさらにウェブ3.0的経験は、自分が経験したことによるインプレッションでしか、評価ができなくなることだろう。知識や学習、勉強やセミナーでは理解できない、感覚的要素が非常に強いからだ。
ウェブの新しい潮流を知るためには、ぜひ今夜の21時からでも、「ケチャップ」でググって体験してもらいたい。
実際に「ケチャップ」で検索すると、カゴメでも、デルモンテでもなく、ハインツが上位に登場する。ハインツはテレビでマス的な広告をしていないが、ネットでの口コミに力を注ぐことによって、「ケチャップ」という言葉でのSEOには十分な吸引力を持つことができている。
「続きは…ネットで検索!」をやっているテレビコマーシャルの、次のステージはすでに始まっているのだ。
ビデオ投稿スタジオ BarTube < http://snbar.ameblo.jp/
>
毎週金曜日22:00MXテレビ「BlogTV」出演中 < http://trj.weblogs.jp/blogtv/
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>
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CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
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- ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
- 神田 敏晶
- 大和書房 2007-02-23
- おすすめ平均
ネット世界のファクトを丁寧に拾い、整理し、近未来を洞察する
Web2.0を俯瞰してこそ知り得るインターネットのあるべき姿
より分かりやすくなってきた

- YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ
- 神田 敏晶
- ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16
- おすすめ平均
Youtubeについて、一通り分かります
内容に何の意味があるのだろう
内容が薄い
YouTubeの「ヤバさ」より「すごさ」を説いた画期的なビジネス書
YouTubeをビジネスの「味方」にする戦略

- Web2.0でビジネスが変わる
- 神田 敏晶
- ソフトバンククリエイティブ 2006-06-16
- おすすめ平均
「Web進化論」は頭のいい人達だけの世界って感じだったけど
ユーザサイドからみたWeb2.0の世界
読みやすくはありますが
Wen2.0との共通点をみる
面白い
by G-Tools , 2007/03/12