KNN神田です。
SONYもPanasonicも、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)の新世代に突入。ようやく20万円台から10万円台に下がってきた。本命が出るのは、2008年8月の北京オリンピック開幕あたりだと思うが、もう待てなくなってきた。
SONYもPanasonicも、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)の新世代に突入。ようやく20万円台から10万円台に下がってきた。本命が出るのは、2008年8月の北京オリンピック開幕あたりだと思うが、もう待てなくなってきた。
●四台目のハードディスクレコーダー
現役の「Panasonic DMR-EX30」のHDD容量はすぐに満杯になり、いくら視聴で消費していっても追いつかないほどになってきたからだ。まだ消費していない「ワールドビジネスサテライト」や、「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」であふれている。さらに「オリラジ経済白書」や「R30」「がっちりマンデー」「経済羅針盤」などのバラエティ型経済情報番組が増えてきたから、HDD容量はますます足らない。
現在、四台のHDR(ハードディスクレコーダー)が稼働しているが、ついにブルーレイディスクの一台目を購入することにした。AV評論家の麻倉先生なんて、すでに三台ものブルーレイを持っているから、ボクはセカンドアーリーアダプター層であろう。映像のマニア層でもないけれど、人よりちょっとだけ早い層である。なぜ、ブルーレイが必要になってきたかというと…。矢沢永吉先生曰く、「もったいない」だからだ。あのCMは、メーカーの機能訴求よりも、消費者の視点にたった感覚の訴求だ。
ようやくブルーレイの時代が本格化する気配を感じてきた。早くHD DVDとかも意識しなくてもいい時代になってほしい。…といってもBDとHD DVDのハイブリッド時代になったら、今度は4Kのスーパーハイビジョン時代となって、また買換えが発生するんだけど。2011年くらいだろうか?
●「録らなきゃ、もったいない」
せっかくハードディスクまではハイビジョンで録画されているにもかかわらず、DVDに落とした瞬間から、汚いMPEG-2画質に落ちてしまう。これをハイビジョンモニターで視聴すると感動までもが「ブロックノイズ化」してしまうからガッカリだ。
最近は、BSで過去の映画もデジタルリマスタリングで、放映されている。「スタートレック」などは、エフェクトが新しくなって放映されているし、特に今週は「猿の惑星」などが目白押しで、コレクションをDVDで購入した人は泣きたくなることだろう。
画質的には、DVDよりも当然キレイで、映画館で上映されているものよりもキレイなものをレコードでき、それをBDディスクに残すことができるのだ(まだBDディスクは購入していないが…)。アマゾンで1万1000円〜3万5000円するBOX SETを買わなくてもすむとういう放映だからすごいと思う。まさに「録らなきゃもったいない」である。
しかしである。やはりハイビジョンの薄型モニター32インチを購入してから、この「嬉しい不幸」は始まってしまった。まず、今までのスタンダードのカメラで撮影したDVテープが汚く映ってしまい、ハイビジョンカメラを購入。ハイビジョンで撮影したテープはデッキで再生できない、キャプチャーするとPCのスペックが足らず、最新のiMacで対応、XactiとかのMPEG4のH264と混在するので、レンダリングに時間がさらにかかる。公開するのが、YouTubeなので、HD品質はいらない。しかし、今後のことを考えると、キレイなものに保存するにこしたことはない…。
BD再生ディスクを購入すると、今度は32インチではなく42インチ以上の大きなモニターでフルハイビジョン(1920 1080i 2K)で見たくなる。なぜならば、人物の顔やバストアップが等身大となってくるので、テレビの世界感ではなく、映画の世界感に近くなるからだ。さらに、映画館のように下からあおりで見るのではなく、目線で見るからなおさら自然に近づく…。
まさに、かつてのMacintoshに年間数百万円つぎ込む世界の二の舞に。
●今回はソニーのBDZ-X90を購入した。
< http://kakaku.com/item/20277010353/
>
価格.COMで最安値は159,799円だ。(11月19日現在)
いつも特別に最安値を割る価格で提供してくれるし、商品知識もいっぱいの秋葉原のサトー無線に久しぶりにいったら、ヤマダ電機になるためもう堪忍してくださいと言われた(泣)。大手チェーンの傘下になると、スタッフの商品知識までもが、スペックどおりの答えになってしまう。欲しいのは、マニアックな、なんでもよく知っている店員のインプレッションなのに…。
仕方なしにビックカメラの名古屋で価格を調べたら、東京よりも一万円近く安い。店頭価格の185,800円を名古屋価格の177,800円にしてもらい、ポイントをBic SUICAカードにしたため10%もらえる。すると価格.comに限りなく近い価格になった。
さらに、ポイントカードの5%で5年保障にはいった(HDRは故障しやすいので、一年以上の保険は必須!)。SUICAカードのポイントは、そのまま使わず、一度、SUICAポイントに変換し、それからビックで購入するとポイントにもポイントが付くという仕組みを利用する。これで1割ずつお得な買い物ができる。
BDZ-X90にして良かったのは、BDということより「おまかせ・まる録」である。特にニュース番組は、ジャンプしながら、つまらない殺人ニュースや火事は飛ばして、ニュースを知ることができるので、時間効率は上がる。さらにサッカーの浦和レッズの試合やU22代表のベトナム戦は、「ダイジェスト再生」で歓声の高まるシーンだけを視聴することができる。これは素晴らしい! ダラダラ見ることなく、美味しいプレーや惜しいプレーを見ることができる。これはサッカーというスポーツの冒涜かもしれないが、時間がなくて見ることができないよりはとてもいいと思った。
もはや、テレビ番組は「おまかせ・まる録」に登録されなければ、見てもらえない状況に来ていた。
ハイビジョンの「嬉しい不幸」の連鎖。500GBあるHDDもDRモード(最高画質)では、すでにフル状態に近づきつつある。見たい番組、録るだけ録って、結局、次の見たい番組を録るために消費しなければならないというこのジレンマに陥りはじめた…。願わくば、一枚1,000円のBDのRディスクが今のDVD-R並みに早くなってほしいものだ。
ビデオ投稿スタジオ BarTube < http://snbar.ameblo.jp
>
毎週木曜日23:00 MXテレビ「BlogTV」出演中
< http://www.technorati.jp/blogtv/
>
「NetSurfin2.0」毎週放送中!デジハリ大学放送部
< http://blog.dhpodcast.com/
>
KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
>
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226
現役の「Panasonic DMR-EX30」のHDD容量はすぐに満杯になり、いくら視聴で消費していっても追いつかないほどになってきたからだ。まだ消費していない「ワールドビジネスサテライト」や、「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」であふれている。さらに「オリラジ経済白書」や「R30」「がっちりマンデー」「経済羅針盤」などのバラエティ型経済情報番組が増えてきたから、HDD容量はますます足らない。
現在、四台のHDR(ハードディスクレコーダー)が稼働しているが、ついにブルーレイディスクの一台目を購入することにした。AV評論家の麻倉先生なんて、すでに三台ものブルーレイを持っているから、ボクはセカンドアーリーアダプター層であろう。映像のマニア層でもないけれど、人よりちょっとだけ早い層である。なぜ、ブルーレイが必要になってきたかというと…。矢沢永吉先生曰く、「もったいない」だからだ。あのCMは、メーカーの機能訴求よりも、消費者の視点にたった感覚の訴求だ。
ようやくブルーレイの時代が本格化する気配を感じてきた。早くHD DVDとかも意識しなくてもいい時代になってほしい。…といってもBDとHD DVDのハイブリッド時代になったら、今度は4Kのスーパーハイビジョン時代となって、また買換えが発生するんだけど。2011年くらいだろうか?
●「録らなきゃ、もったいない」
せっかくハードディスクまではハイビジョンで録画されているにもかかわらず、DVDに落とした瞬間から、汚いMPEG-2画質に落ちてしまう。これをハイビジョンモニターで視聴すると感動までもが「ブロックノイズ化」してしまうからガッカリだ。
最近は、BSで過去の映画もデジタルリマスタリングで、放映されている。「スタートレック」などは、エフェクトが新しくなって放映されているし、特に今週は「猿の惑星」などが目白押しで、コレクションをDVDで購入した人は泣きたくなることだろう。
画質的には、DVDよりも当然キレイで、映画館で上映されているものよりもキレイなものをレコードでき、それをBDディスクに残すことができるのだ(まだBDディスクは購入していないが…)。アマゾンで1万1000円〜3万5000円するBOX SETを買わなくてもすむとういう放映だからすごいと思う。まさに「録らなきゃもったいない」である。
しかしである。やはりハイビジョンの薄型モニター32インチを購入してから、この「嬉しい不幸」は始まってしまった。まず、今までのスタンダードのカメラで撮影したDVテープが汚く映ってしまい、ハイビジョンカメラを購入。ハイビジョンで撮影したテープはデッキで再生できない、キャプチャーするとPCのスペックが足らず、最新のiMacで対応、XactiとかのMPEG4のH264と混在するので、レンダリングに時間がさらにかかる。公開するのが、YouTubeなので、HD品質はいらない。しかし、今後のことを考えると、キレイなものに保存するにこしたことはない…。
BD再生ディスクを購入すると、今度は32インチではなく42インチ以上の大きなモニターでフルハイビジョン(1920 1080i 2K)で見たくなる。なぜならば、人物の顔やバストアップが等身大となってくるので、テレビの世界感ではなく、映画の世界感に近くなるからだ。さらに、映画館のように下からあおりで見るのではなく、目線で見るからなおさら自然に近づく…。
まさに、かつてのMacintoshに年間数百万円つぎ込む世界の二の舞に。
●今回はソニーのBDZ-X90を購入した。
< http://kakaku.com/item/20277010353/
>
価格.COMで最安値は159,799円だ。(11月19日現在)
いつも特別に最安値を割る価格で提供してくれるし、商品知識もいっぱいの秋葉原のサトー無線に久しぶりにいったら、ヤマダ電機になるためもう堪忍してくださいと言われた(泣)。大手チェーンの傘下になると、スタッフの商品知識までもが、スペックどおりの答えになってしまう。欲しいのは、マニアックな、なんでもよく知っている店員のインプレッションなのに…。
仕方なしにビックカメラの名古屋で価格を調べたら、東京よりも一万円近く安い。店頭価格の185,800円を名古屋価格の177,800円にしてもらい、ポイントをBic SUICAカードにしたため10%もらえる。すると価格.comに限りなく近い価格になった。
さらに、ポイントカードの5%で5年保障にはいった(HDRは故障しやすいので、一年以上の保険は必須!)。SUICAカードのポイントは、そのまま使わず、一度、SUICAポイントに変換し、それからビックで購入するとポイントにもポイントが付くという仕組みを利用する。これで1割ずつお得な買い物ができる。
BDZ-X90にして良かったのは、BDということより「おまかせ・まる録」である。特にニュース番組は、ジャンプしながら、つまらない殺人ニュースや火事は飛ばして、ニュースを知ることができるので、時間効率は上がる。さらにサッカーの浦和レッズの試合やU22代表のベトナム戦は、「ダイジェスト再生」で歓声の高まるシーンだけを視聴することができる。これは素晴らしい! ダラダラ見ることなく、美味しいプレーや惜しいプレーを見ることができる。これはサッカーというスポーツの冒涜かもしれないが、時間がなくて見ることができないよりはとてもいいと思った。
もはや、テレビ番組は「おまかせ・まる録」に登録されなければ、見てもらえない状況に来ていた。
ハイビジョンの「嬉しい不幸」の連鎖。500GBあるHDDもDRモード(最高画質)では、すでにフル状態に近づきつつある。見たい番組、録るだけ録って、結局、次の見たい番組を録るために消費しなければならないというこのジレンマに陥りはじめた…。願わくば、一枚1,000円のBDのRディスクが今のDVD-R並みに早くなってほしいものだ。
ビデオ投稿スタジオ BarTube < http://snbar.ameblo.jp
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毎週木曜日23:00 MXテレビ「BlogTV」出演中
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「NetSurfin2.0」毎週放送中!デジハリ大学放送部
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CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
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- ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
- 神田 敏晶
- 大和書房 2007-02-23
- おすすめ平均
- 近未来のインターネットに関する考察
- 読んで楽しい本に久しぶりに出会いました
- 業界人なら必読
- ネット世界のファクトを丁寧に拾い、整理し、近未来を洞察する
- Web2.0を俯瞰してこそ知り得るインターネットのあるべき姿
- Web2.0でビジネスが変わる [ソフトバンク新書]
- 神田 敏晶
- ソフトバンククリエイティブ 2006-06-16
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- 「Web進化論」は頭のいい人達だけの世界って感じだったけど
- ユーザサイドからみたWeb2.0の世界
- 読みやすくはありますが
- Wen2.0との共通点をみる
- YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ [ソフトバンク新書]
- 神田 敏晶
- ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16
- おすすめ平均
- テレビは過去のものになるのか?
- 完全なる生活者主権の時代へ。YouTube革命の衝撃と既存メディアへの影響を理解する。
- googleとyoutube
- 既得権益の危機
- Youtubeについて、一通り分かります
by G-Tools , 2007/11/20