[2378] 旅のプラン

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<スケジュールの空欄を埋める作業は楽しくもさみしい>

■装飾山イバラ道[9]
 旅のプラン
 武田瑛夢

■気になるデザイン[8]
 都営三田線が、なぜ小豆色なのだ!?
 津田淳子

■ショート・ストーリーのKUNI[38]
 引き出し(2)
 やましたくにこ

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 「デジタルコンテンツビジネス創出セミナー クリエイティブ編(全3回)」
 「モバイルコンテンツビジネスてんこ盛りセミナー」

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■装飾山イバラ道[9]
旅のプラン

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140600.html
>
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ここのところ、旅のプランを練っているので頭の中に他のことが入り込む余地がない。そういう時は素直に旅のことを書いてみたい。

行きたい場所は常々思い描いているけれど、旅行が具体的になるのは突然のことが多い。行く先がはっきりと決まる、ホテルが決まる、航空券を押さえる、それぞれのポイントでだんだんと覚悟が決まってくる。

最近は旅の情報ソフトも多いので、ひとつ試してみたものの探し出すまでが大変なわりに情報の字数が少なくて残念。写真付の雑誌タイプの旅行誌の良さを再確認した。観光情報は古くなると意味がないので、新しく出ているものをその都度買うのが一番だ。

本を広げながら付箋を貼ったりペンでマークしたりして、準備が蓄積されていく感じがやっぱりいい。漠然と考えてうまく行動できるタイプではないので、印をつけておく行為が必要なのだ。

でも、実際は地図が苦手なので、ページをまたいで縮尺が違うと同じ場所をみつけるのに苦労する。特に雑誌風のレイアウトで上下が変わっていたりすると難しい。地図を回転させて、文字もきちんと読める人がいるけれどこれはけっこう大変なこと。

デジタルの地図なら好きなように回転させても、文字が読めるようにグルッと整うものができるんじゃないだろうか。既にあるのかな。位置が命の地図だから、このアイデアはかなり難しいかもしれない。

旅の準備は個性が出るもの。だんなさんは前回のフランス出張の時に、日本からカロリーメイトを持っていった。疑問に思って聞くと朝ご飯用だと言う。「パンがおいしいパリで、なんで日本の固形食?」と思う。

もちろん、カロリーメイトがおいしくて栄養があるのは知っている。なかなかパンを買いに行けないとかの理由もわかるけれど、パリなら日持ちするドライケーキやクッキーなんかもいろいろあるだろうに。そういうのを選ぶことこそ楽しいような気がする。

興味と欲求の違いかな。本人曰く「目的の違いだ」そうだ。遊びじゃないんだと小さい声で言う。

前準備は具体的なもの以外にも、実際の場所に行ってより楽しめるようにするためのものがある。いわゆる予習。一番簡単なのは映画を見ること。既に見たことのある映画でも、同じ場所に行くと思うと全然違った見方になる。

昔の映画でも、その違いをみつけるのが楽しそう。旅行用や教育用のDVDだと目的物をはっきり映しすぎていて、初めて見る感動が薄れそうなので普通の映画の方がいいと思う。

私は会社勤めの時は、休暇というと展覧会や個人の制作に時間をあてていたので旅行を楽しんでいなかった。長い間、自分の娯楽のジャンルに「旅行」が欠落していたような気さえする。

旅行とセットとなる「写真」もあまり残っていないので、小中高の学校時代のフエルアルバムの後は、いきなり結婚式のアルバムしかないような、写真上の自分史には今更驚く。

たぶん絵を作り出すとか、見せる、発表するという行為が興味の大半だったせいだろうか。お金の使い道の選択というのも大きい。でもこの歳で初めて行く場所では、自分の歳なりの見方や遊び方ができると思えばいいかな。

ネットでレストラン情報を検索すると、多くのブログがヒットする。良い面悪い面が率直に書いてあるのでとても助かる。写真が載っていれば、撮影を許可してくれる雰囲気の店だとわかるし、盛り付け方でどんな服装がいいのかも掴める。旅先なので特別おしゃれに見えなくたって全然良いけれど、そこそこ勘違いなく見られたいのだ。

絞り込まれてくるにつれ、広がっていた妄想の曖昧な部分が消えていく。不思議なもので、スケジュールの空欄のところはどこでも行けて何でもできるような気がしてしまう。小学校の遠足のしおりの「自由行動」のエリアにどきどきしたような感じだ。

スケジュールの空欄を埋める作業は楽しくもさみしい。ある意味、決める過程で旅行イベントの大半が終わっていくようなものだ。その時を想像して、実現して、思い出すことができる旅行の価値をこれから楽しんで行きたいと思う。

【武田瑛夢/たけだえいむ】 eimu@eimu.com
今年の冬は寒いので、ジンジャーシロップをお湯でわった飲み物で体の中から温かくしている。ゆず茶や梅こんぶ茶もいい。

装飾アートの総本山WEBサイト“デコラティブマウンテン”
< http://www.eimu.com/
>

新刊「やさしいデザイン」誰でもかんたん、レイアウト・配色・文字組
エムディエヌコーポレーション発行 インプレスコミュニケーションズ発売
< http://www.mdn.co.jp/content/view/3983/
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■気になるデザイン[8]
都営三田線が、なぜ小豆色なのだ!?

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140500.html
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電車で都内やその近郊を移動することが多いのですが、最近、Webやケータイでの路線検索サービスを使うことがほとんどなので、あまり行き慣れないところだと、とっさにどことどこが近いとか、そこに行くのなら帰りがけにどこに寄れるな、などということがわからなくなってしまった。

この前も白金高輪駅に行って、そのあと2時間くらい時間があるので、展覧会や書店巡りなどをしようと思ったのですが、はて、どこに行くのがいいのか、とっさに頭に浮かばなかった(バカと罵らないで下さい・苦笑)。

そこで、首都圏近郊の路線図を見てみようと、Webで検索してみた。いろいろあったのですが、一番最初にでてきたPDFでいいや、と思って、ある大学が作ったものをダウンロード。プリントアウトして白金高輪付近を見てみようと思ったのだが……
< http://www.wcoop.ne.jp/support/tokyo_map.pdf
>

都営三田線がなぜ小豆色なのだ!?

電車はにはそれぞれラインカラー(誤乗防止などのために各路線の車両の車体色や、駅名標などの案内表示に使用されている運転系統の色)が決まっている。
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=18331928
>
日本の鉄道ラインカラー一覧

東京の地下鉄にあまり乗らない人にはわかりにくいと思うのだが、都営三田線のラインカラーは「ブルー」なのである。駅にある乗り換え表示でもブルーの○で書かれているし、路線図や電車のラインもすべてブルーだ。

それなのに前述したPDFの路線図では、都営三田線が小豆色で描かれているので、非常に不自然。というより、都営大江戸線のラインカラーが小豆色(正式には「ルビー」という色らしいが)なので、一瞬大江戸線に思えてしまう。

この路線図では他にも、千代田線が青緑(本来は緑)、有楽町線が緑がかった黄色(本来は黄土色[ラインカラー規定ではゴールド])、南北線が水色(本来はエメラルドグリーン)、大江戸線がスカイブルー(本来はルビー)で書かれていて、見づらいことこの上ない。

丸ノ内線(赤)や半蔵門線(紫)、都営浅草線(ピンク)、都営新宿線(黄緑)などは、ラインカラー通りの色になっているし、何かビジュアル的な意図があって、ラインカラーとは違った色に変えているようにも思えない。どうしてこんな色をつけてしまったんだろうか。

ラインカラーは別に法律で定められたものでもないけれど、各電鉄会社などが制定していて、電車の車体やサインなどに頻繁に使われているので、日頃電車を使っている人には、無意識にそのカラーが刷り込まれているので、わざわざそれに逆らった色を付ける意味がないと思うのだが……。ただ単に、ラインカラーのことを知らず、都内の地下鉄にも乗ったことがない人がつくったのだろうか。

ちなみに電車や駅の色でいいな、と私が思うのが、田園都市線の用賀駅から池尻大橋駅までの駅構内のカラーリング。以前は新玉川線と呼ばれていたわずか5駅の区間だけなのですが、駅構内の壁が、それぞれ違った色のタイルで敷き詰められている。用賀は水色、桜新町はピンク色、駒沢大学は緑色、三軒茶屋は黄色、池尻大橋はオレンジ色。

以前はこの沿線に住んでいたため、よく田園都市線を利用していたのだが、電車内で居眠りしていてハッと目を覚ましたとき、これらの5駅では、瞬時に今どこの駅にいるのかがわかって、乗り過ごしていないということが確認できて、便利だった。もちろん見た目もきれいだし。

こんなこと今更改めて書くことでもないくらい、当たり前なことだと思うのだけど、色は装飾の目的だけでつけるものではないですよね。前述の路線図PDF、世界一複雑(だったはず)な東京の地下鉄マップをせっかくつくったのに……、もったいないのぅ。

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp
最新刊『デザインのひきだし vol.4』は、表紙が変! 斜めになって折って切ってある黄色い表紙が目印です。特集は「折り/抜き/紙の加工でこんなことできる!」ぜひともご覧ください。また来週あたりには『デザイン事務所の封筒・名刺・ビジネス文具コレクション』という本も発売予定です。
最近作った本は『デザインのひきだし vol.3』『田名網敬一 デイドリーム』『デザイン・制作のセオリー』『しかけのあるブックデザイン』など。
< http://www.graphicsha.co.jp/
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■ショート・ストーリーのKUNI[38]
引き出し(2)

やましたくにこ
< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140400.html
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人間はおどろくほど忘れっぽい生き物だ。

朝が苦手な私は午前中は頭が働かない。それで日曜日の朝、新聞店の集金人がインターホンを鳴らして「新聞代お願いします」と言ったとき、私はなぜかはんこが必要だと思った。そして、あちこち探し回ったあげく、引き出しを引っ張ったのだ、あの引き出しを。それも強く。当然引き出しはつっかえ、一瞬にして前回のいきさつがよみがえったときにはすでに遅かった。ぼきっ。何かが折れる鈍い音がはっきりと聞こえた。私はその場で凍り付き、後悔し、そのあとゆっくりと玄関へ向かった。新聞代を払うために。

翌日、いつものように会社に行き、帰途についた私の足取りは重かった。ドアを開ければいるかもしれない。ジョンが。でも、いなかった。部屋はいつものようにからっぽで寒々としていた。私はほっとしてひとりの食事をとり、テレビを見て風呂に入って、寝た。

翌日もその翌日も、ジョンは現れなかった。

私は心配になってきた。いや、心配なんかじゃない。私はジョンのことなど全然心配ではない。だいたい、だれなんだ、ジョンって? 引き出しの中に?ぷー! いるもんか、誰も。前回のことは私の勘違いだ。私は自分で引き出しの中から1万円札を2枚発見した。そしてそれで彼女と親密な時間を過ごしたのだ。なにか不審な点でもあるというのか。私はほっとしているのだ。

夜、私は夢をみる。ジョンがうらめしそうな目で私を見ている夢だ。身体の片側が、つぶれて……真っ赤だ。私は冷や汗びっしょりで目覚め、これは絶対、今度こそジョンの身に取り返しのつかない損傷が加えられたことを示しているのだと思う。許してくれ、ジョン、そんなつもりはなかったのだ。恨むなら日曜の朝に来る集金人を恨め。だが、次に朝の光の中で目覚めてコーヒーを飲み、朝刊を読み終わったときには私はすっかり元気を取り戻し、引き出しがどうしたと思う。

「ねえ、あなたのお部屋に行きたいの」

デートの夜、彼女が私の腕に自分の腕をからめてそう言ったとき、私はそういうわけですっかり油断していた。アパートの鍵を開け、ドアを閉めるなりキスをしたときも、そこから無理矢理我に返って「シャ、シャワーでもつつ使うかい」と浴室に向かったときも。そして、汚れた下着が洗濯機の上にてんこ盛りになっているのをあわてて片付け、ついでにトイレのタオルをこぎれいなものに替え、呼吸を整えて浴室から戻ってきた私は腰を抜かしかけた。ジョンがいたからだ。ジョンはテレビの前のローソファに彼女と並んでかけていて、あろうことか二人の間には一種親密そうな空気まで漂わせている。

「あら、遅かったわね」彼女が私に気づいて言う。
「お友達がいたのね。知らなかった」
「あ、ああ……そいつについてはその、また今度言おうと思って」
「かわいそー。このひと、けがしてるのよ、ほら」

彼女がそういうと、ジョンはうなずき、私とは目を合わさないまま身体の角度を変えた。私はもう少しでぎゃっと叫ぶところだった。ジョンの左腕は、まるでマネキンのパーツのようにだらりと肩から下がっている。袖は破れ、そこから傷口が丸見えだ。骨が、というより腕がよじれて無惨に折れ曲がり、肉の裂け目から白い骨の一部が露出していた。それは誰が見たって、引き出しにつっかえてそれを無理矢理引っ張られたからだとしか思えないはずだ。袖にはなかば乾きかけた血糊がべったりと付着している。

私は自分の血の気が急降下でひいていき、顔面蒼白になりつつあるのがわかった。子供のころから私はこういうのが苦手で、指先に刺さったとげを母親に抜いてもらうときでさえ目を開けていられなかった。同級生の中村君が交通事故で大けがをして病院に運び込まれ「指がちぎれたらしい」「頭に車のブレーキが刺さったらしい」とみんながうわさするのを聞いているだけで貧血を起こして保健室に運び込まれたくらいだ。こんな大けがをしていてどうして平気なんだ、ジョンは。

「痛いの痛いの、とんでけー」
彼女が笑い、ジョンがにっこりほほえむ。
「頭のてっぺんにもけがのあとがあるのよね。かわいそー」

私はどきっとする。確かに、頭頂部の一部は毛が抜けたままピンク色の皮膚がむき出しになっていて、見るからに痛々しい。彼女はやさしくそこをなでてやったりする。どうかしていないか、彼女も。困惑した私がふとふたりの背後のガラス戸に目をやると、そこには二人の後ろ姿が映っている。

ん? 私は目をこらした。なんとジョンが右手を彼女の腰に回し、微妙に指先を動かしているではないか。私は今度こそ猛然と腹が立った。おい、いいかげんにしろ! ここをどこだと思っている! そう言おうとするのにちらちらと傷口を見せられるので私はおそろしくて声が出ない。口をばくばくさせていると、ジョンのほうで気がついたらしく、にたりと口の端だけで笑った。私を見ずに。器用なやつだ。

そして、私には聞こえない声で彼女に何かささやいたかと思うと、すっと立ち上がって玄関の方へ歩いていった。やれやれ。すると、ジョンの背中に何かがくっついていて、それがはらりと床に落ちるのが見えた。私はつい引き寄せられて拾いに行った。それは、小学生の私が母の日用に書いた手紙だった。私はくしゃくしゃの黄ばんだ紙を広げた。

おかあさんへ
ぼくはおかあさんがだいすきです。おかあさんの、つくってくれる、ごはんは
とてもおいしいです。とくにぼくのすきなのは、ちくぜんにです。うえだくん
のおかあさんより、はやしくんのおかあさんより、ぼくのおかあさんがいちば
んりょうりもうまいし、びじんだとおもいます。

そうだ、確かにこんなことを書いたような気がする。これを母の日に渡そうと思って、引き出しにしまったままどこにやったか忘れて、ついに渡せなかったんだ。そうか、そうか、あの引き出しにあったんだ!

おかあさん、これからも、きれいで元気でいてください。大きくなったらおかあさんに、だいやをかってあげるね。

読んでいるうち、当時の情景がよみがえってくるようだった。私は柄にもなく目頭を熱くした。手近にあったタオルで涙を抑え、ふと目を上げると彼女が立って私を見下ろしていた。
「あたしね、マザコン男って大嫌いなの」
「いや、違うんだ、これはね、その、あの」

彼女はぷいと背中を向けたと思うとさっさと玄関に向かって歩き出した。いや、それはないだろ! おい!
私ははめられたのか?! 覚えてろよ、ジョン!

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
みっどないと MIDNIGHT短編小説倶楽部
< http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/
>

引き出し(1)2351号に掲載
< https://bn.dgcr.com/archives/20080124140300.html
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■セミナー案内
「デジタルコンテンツビジネス創出セミナー クリエイティブ編(全3回)」
< http://www.odcc.jp/jp/event/archive/events_0802251609.php
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140300.html
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<主催者情報>
世の中に「Web2.0」という言葉があふれている現在、クリエイターにとっても押さえておかなければならないポイントです。世界的に注目されているコンテンツに関する新しい著作権・権利の考え方やシェア(共有)サイトの有効利用法など、実際に取り組まれた事例などを交えてご紹介します。
皆様にその極意をお伝えし、明日からでもできる簡単な知識からそれをどのように活用するかお伝えします。皆さんにも議論に参加していただき、みんなで成立するカンファレンスにしましょう。

日時:3月7日(金)、3月14日(金)、3月19日(水)18:00〜19:30
会場:エルおおさか(大阪市中央区石町2-5-3)
< http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
>
講師:中川悠(株式会社チュラキューブ)、東博暢(株式会社日本総合研究所)、和田昌宏(Xarts株式会社)ほか
参加費:無料(各回セミナー終了後に交流会あり。1,000円)
定員:30名
主催:エルおおさかインキュベータ
共催:大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC)
詳細・申込:サイト参照。各回ごとの申込可。

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■セミナー案内
「モバイルコンテンツビジネスてんこ盛りセミナー」
< http://www.odcc.jp/jp/event/archive/events_0802261400.php
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< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140200.html
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<主催者情報>
大手携帯キャリアのNTTドコモ関西とソフトバンクモバイルの公式コンテンツ担当者が、コンテンツビジネスを語ります。公式コンテンツへの提案のポイントや最新技術の紹介など、普段は聞くことができない内容も。

◇「iモードサービスをとりまく環境と今後の方向性について」
講師:渡邉昌宏(株式会社NTTドコモ関西 マーケティング本部)
◇「Yahoo!ケータイ公式コンテンツ提案の仕方と注意点、およびサポート体制」
講師:釜江正人(ソフトバンク株式会社 プロダクト・サービス本部)
◇「モバイル最前線」
講師:成迫真一(株式会社SUN)
◇「ODCC会員連携パートナー募集の紹介」

日時:3月18日(火)14:00〜18:00
会場:エルおおさか(大阪市中央区石町2-5-3)
< http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
>
参加費:3,000円(各回セミナー終了後に交流会あり。2,000円)
定員:70名
共催:大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC)
詳細・申込:サイト参照。

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■イベント案内
「アニメを通じた韓国との交流の促進と地域活性化に向けて〜アニメーション
による誘客促進に関するフォーラム〜」
< https://bn.dgcr.com/archives/20080304140100.html
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<主催者情報>
韓国から来日され宝塚市、鳥取県、広島市内のアニメーション関係施設等を視察された旅行関係者、放送関係者そしてアニメーション関係者の皆様との意見交換、討論の場を設けることにより、中国地方等の観光による活性化に向けた展望を語り、実現に向けた第一歩とすることを目的としてフォーラムを開催いたします。

日時:3月6日(木)14:00〜17:00
会場:アステールプラザ(広島市中区加古町4-17)
参加費:無料
定員:旅行客誘致促進ワークショップ30名、アニメーション関係者誘致促進ワークショップ60名、全体討論90名
申込:お名前、会社名・学校名、参加人数、ご連絡先、E-mailアドレスと、「3/6(木)フォーラム参加希望」の旨を、ayuhana@a-blooms.jpまで。
問い合せ:株式会社アジアンブルームス 花崎(TEL.06-6946-8501 FAX.06-6 920-3231)

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■編集後記(3/4)

・2月28日のフジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」はおもしろかった。「解明!20世紀最大の謎ミステリーサークル」というタイトルで、どうせいい加減なバラエティだろうと思っていたら、意外に興味深い内容で見入ってしまった。あのミステリーサークルは、宇宙人の仕業でもなく、自然現象でもなく、イギリスの二人の男が作っていたのだという。実際に作っているところを記録した映像が現れた。大きな円形も長い直線も楽々と作って行く。複雑なデザインも、年季の入ったサークルメーカーの二人ならむずかしいことではない。なにしろ一人は画家なのだ。ちゃんと設計図を引くから、どんなミステリアスな図形も思いのままだ。番組はこう締めている。「ダグさん(制作者のひとり、83歳、相棒は67歳で死亡)は最後に、ミステリーサークルは20世紀最大の謎ではなく、二人の友情から生まれた20世紀最大のジョークなのだと話してくれた」。なんだよ〜、この日まではこの事実を知らずに、ロマンチックな謎だと思い込んでいたのに〜。二人は1991年にこのことを告白し、1992年にイグノーベル賞(ノーベル賞のパロディ的な賞)物理学賞を受賞したそうだ。このテクニックを用いれば、誰でもミステリーサークルが制作可能なのだ。15年以上前から周知の事実だったんかい。知らなかったのはわたしだけ? この分野、長いこと近寄っていなかったからなあ。いまどき、驚いているのは恥ずかしい。しかし、かつてもっともらしい科学的解説をしていた人たちは、もっと恥ずかしかっただろうな。ということは、この番組、ずいぶん古いネタを新発見のように展開してたわけだ。ま、どうせ民放の娯楽番組だからいいんだけど。(柴田)
< http://www.fujitv.co.jp/unb/index2.html
>
フジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」<番組内容が詳しい
< http://www.nazotoki.com/crop_circle.html
>
超常現象の謎解き<これおもしろいサイト

・日本ビデオ倫理協会の部長らが逮捕。モザイク処理が不十分なアダルトビデオを通してしまったため。協会で審査する人が逮捕されてしまうのか〜とニュースを見ていたら、一片が大きめのピンクと肌色のモザイクが画面に。これが通してしまった問題のアダルトビデオ群、ということなんだろうが、放送できないならモザイクかけてまで無理に放送しなくてもいいのに……。/「大阪人の暴挙と快挙」という記事。えらい偏見だが、国会図書館は大阪にはないよ。一緒にされるのも好まないよ。タイトルも、たぶん暴挙をする人たちだけが目立って印象に残るんだろう。おとなしい人は目立たないもん。よく言われる「大阪のおばちゃん」も、他府県の人が言うほど浸透していないし。いま気になっているのが「ミヤネ屋」。大阪自虐ネタをやる時があるんだが、全国放送になるらしくて、そのノリのまま他府県に放送して欲しくないなぁと。他府県の人は大げさな表現を本当のことだと信じてしまうよ〜。新知事が大阪の印象を良くしたい、美観についても選挙時に話していたのに、自虐ネタでマイナスになっちゃうよ。(hammer.mule)
< http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2008/03/01/20080301dde001040003000c.html
>
記事
< http://mainichi.jp/select/biz/tamaki/news/20080303org00m020006000c.html
>
大阪人の暴挙と快挙
< http://www.ytv.co.jp/miyaneya/index_set.html
>  ミヤネ屋