KNN神田です。
ブロードバンドウォッチの「デスクトップ百景」に、ボクの「デスクトップ」を掲載していただいた。
< http://bb.watch.impress.co.jp/cda/desktop/21185.html
>
最近は、VMware FUSIONのおかげでウィンドウズとMacが、仮想ながらも、共存できる社会が構築されてきている。そこで何が起こるかというと、やはりベースとなっているMacOSへの自然回帰の現象だ。
エディターとなっているのが、Windowsにしかない、kamicopi
< http://www.kamicopi.jp/
>
とメールソフトのBecky!のためだけに、Windowsを共有しているといってもいいほどだ。
ブロードバンドウォッチの「デスクトップ百景」に、ボクの「デスクトップ」を掲載していただいた。
< http://bb.watch.impress.co.jp/cda/desktop/21185.html
>
最近は、VMware FUSIONのおかげでウィンドウズとMacが、仮想ながらも、共存できる社会が構築されてきている。そこで何が起こるかというと、やはりベースとなっているMacOSへの自然回帰の現象だ。
エディターとなっているのが、Windowsにしかない、kamicopi
< http://www.kamicopi.jp/
>
とメールソフトのBecky!のためだけに、Windowsを共有しているといってもいいほどだ。
メールソフトは、Gmailを併用しはじめたことによって、Macのアプリケーションでも代用できそうだけど、物書きの命綱となるエディターはそう簡単には移行しにくい。
Mac用のエディターでは、「Edit7」をかつて愛用していた。エディタだけの機能であれば、現在ほかにもたくさん種類があるだろう。しかし、kamicopiのようなクリッピング機能とファイルマネージャー機能を搭載しているソフトは非常に少ない。
何よりも、秀逸な点が、ファイル名を保存しなくても、一行目を勝手にファイル名にしてくれるところだ。それはGoogle Docsでも可能であるが、あとからの変更の際にタイトルを変更する必要がある。しかし、kamicopiの場合、タイトルと本文という概念がないので、文章の一行目を変えればいいだけだ。
このような、人間にとってまるで「紙」と同じくらい直観的に扱えるというソフトウェアは非常に少ない。
Google DocsやWordでも、フォルダ管理は可能であるが、一覧してシームレスに活用するとなると直観的というよりも、論理的な判断が必要になる。もちろん、使用する時にネット環境がなくても使用できるということも重要だ。
クリッピングソフトとしても成立しているため、他の文章の気になる部分をコピー&ペーストするだけで、気になる文章の最初がタイトルとなり、フォルダー(箱)で管理できる。つまり、何かテーマとなる箱を作っておいて、気になるテキストやサイトを取り込んで(サイトもソースごと取り込める)おいてあとで、整理するという作業環境が構築できる。
これはなかなか便利な、ライフハックツールでもある。
執筆する本のテーマを書いておき、章立てで資料を集めたり、講演の際の資料となるソースをランダムに取り込んで、それをあとで、順番を変えていき、プレゼン資料作成という作業ができる。普段、ネットを見ていて気になったことを取り込んでおき、それを自分の中で体系化できるのである。
現在、Web上でのソーシャルブックマークサービスは、いろいろあるけれども、時系列に羅列するだけのものがほとんどだ。ブックマークした本人でさえ、一年前のブックマークのことなど覚えていない。
タグを打って管理する方法もあるけれど、自分のデータをタグで検索して見返すことがどれだけあるだろうか? タグは他人のデータを参照するためにあるものだとボクは思う。自分のデータとしてブックマークを取り込んだ場合、何らかの自分の中の興味やアプトプットの目標において、管理できることが望ましいと考えている。
なぜならば、ブックマークするという動機がある以上、それは自分で残しておきたい、また見たいという潜在的な欲求があるからだ。その欲求のジャンルが可視化されていくことによって、自分の煩悩を外在化させることも可能だ。
それらが、毎度、クリックしてアクセスすることなく、文字や画像やサイトが瞬時に登場するのだから、kamicopiは手放せないツールとなっている。しかも、インターナショナル版は無料である。
現在の悩みは、MacOSのネイティブな環境で動くこのようなソフトウェアがないことである。
これからは、OSがソフトウェア環境を支配するのではなく、手になじんだツールやユーティリティーが、OS環境を支配するような気がしてきた。しばらくは、仮想環境という少し不安な状況だけど、MacとWindowsとのOSを一台のマシンで行き来する生活になりそうだ。
KNN.TV < http://jp.youtube.com/knnkanda
>
BarTube < http://snbar.ameblo.jp/
>
KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226
Mac用のエディターでは、「Edit7」をかつて愛用していた。エディタだけの機能であれば、現在ほかにもたくさん種類があるだろう。しかし、kamicopiのようなクリッピング機能とファイルマネージャー機能を搭載しているソフトは非常に少ない。
何よりも、秀逸な点が、ファイル名を保存しなくても、一行目を勝手にファイル名にしてくれるところだ。それはGoogle Docsでも可能であるが、あとからの変更の際にタイトルを変更する必要がある。しかし、kamicopiの場合、タイトルと本文という概念がないので、文章の一行目を変えればいいだけだ。
このような、人間にとってまるで「紙」と同じくらい直観的に扱えるというソフトウェアは非常に少ない。
Google DocsやWordでも、フォルダ管理は可能であるが、一覧してシームレスに活用するとなると直観的というよりも、論理的な判断が必要になる。もちろん、使用する時にネット環境がなくても使用できるということも重要だ。
クリッピングソフトとしても成立しているため、他の文章の気になる部分をコピー&ペーストするだけで、気になる文章の最初がタイトルとなり、フォルダー(箱)で管理できる。つまり、何かテーマとなる箱を作っておいて、気になるテキストやサイトを取り込んで(サイトもソースごと取り込める)おいてあとで、整理するという作業環境が構築できる。
これはなかなか便利な、ライフハックツールでもある。
執筆する本のテーマを書いておき、章立てで資料を集めたり、講演の際の資料となるソースをランダムに取り込んで、それをあとで、順番を変えていき、プレゼン資料作成という作業ができる。普段、ネットを見ていて気になったことを取り込んでおき、それを自分の中で体系化できるのである。
現在、Web上でのソーシャルブックマークサービスは、いろいろあるけれども、時系列に羅列するだけのものがほとんどだ。ブックマークした本人でさえ、一年前のブックマークのことなど覚えていない。
タグを打って管理する方法もあるけれど、自分のデータをタグで検索して見返すことがどれだけあるだろうか? タグは他人のデータを参照するためにあるものだとボクは思う。自分のデータとしてブックマークを取り込んだ場合、何らかの自分の中の興味やアプトプットの目標において、管理できることが望ましいと考えている。
なぜならば、ブックマークするという動機がある以上、それは自分で残しておきたい、また見たいという潜在的な欲求があるからだ。その欲求のジャンルが可視化されていくことによって、自分の煩悩を外在化させることも可能だ。
それらが、毎度、クリックしてアクセスすることなく、文字や画像やサイトが瞬時に登場するのだから、kamicopiは手放せないツールとなっている。しかも、インターナショナル版は無料である。
現在の悩みは、MacOSのネイティブな環境で動くこのようなソフトウェアがないことである。
これからは、OSがソフトウェア環境を支配するのではなく、手になじんだツールやユーティリティーが、OS環境を支配するような気がしてきた。しばらくは、仮想環境という少し不安な状況だけど、MacとWindowsとのOSを一台のマシンで行き来する生活になりそうだ。
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>
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CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
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- ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
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- おすすめ平均
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- 神田 敏晶
- ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16
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- テレビは過去のものになるのか?
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by G-Tools , 2008/03/10