[2683] 「いのちの食べ方」と万物感謝の日

投稿:  著者:


<自分がその雄牛だったらどんな気持ちだろう>

■KNNエンパワーメントコラム
 「いのちの食べ方」と万物感謝の日
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[213]Illustrator CS3/CS4編
 Web上にあるファイルを読み込み配置する
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[83]
 横浜黄金町映画祭/手延べ白石温麺
 HAL_

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■KNNエンパワーメントコラム
「いのちの食べ方」と万物感謝の日

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20090727140400.html
>
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KNN神田です。

「いのちの食べ方」というドキュメンタリーを見た。2005年の映画だ。
< http://bit.ly/16Ys0c
>  Wikipedia
< http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
>

レンタルビデオ店「ファレノ藤沢店」のオススメコーナで見つけた。このビデオ店、地方のお店としてはとってもよくがんばっていると思う。プレゼンテーションも上手。TSUTAYAも見習うべきだろう。アダルトコーナーには、なんとパチンコ台まで導入。なぜか(?)そこでパチンコをやっている人も多いから不思議…。

さて、この「いのちの食べ方」は、ニコラウス・ゲイハルターというオーストリア人の監督の作品。音楽もナレーションもなく、淡々と、肉、魚、野菜、卵の生産工程が静かに映し出される。カメラのアングルが、フィックスで延々と続く。早送りで見ても何も変わらないほどだ。解説もセリフも何もないので、ただただ、見せられている映像から想像するしかない。

「命いただきます」の、このときのCMのことを思い出した…。このほうがまだ丁寧だ。
< http://bit.ly/2dR9k8
>  KNN

考えさせることが目的だから、このように淡々と見せる手法もありだなあと感じた。

牛が交尾する瞬間、人間によって、精子が搾取されるシーンがある。シュールを超えて、自分が雄牛だったらどんな気持ちになるかと考えさせられた。

ハイライトは、やはり牛の屠殺シーン。頭部に電気ショックを与え、それから動脈を切る失血死だが、かわいそうとか、肉が食べられなくなるというよりも、現実だから仕方がない。ただ、牛のつぶらな瞳が、最後の一瞬に恐怖に震える。やはり、何かを感じたのかもしれない。あの目がずっと忘れられない。失神している間に次の行程にうつるだけ、まだ幸せなのかもしれない。

鶏のと殺を経験したことがあるが、首を絞めてもドクドクと鼓動が残り、それが徐々に消えていく…。なんともいえぬ気持ちになり、この命の分も背負って生きる覚悟が生まれたことも思い出した。

ひよこを分別する機械。シャケを解体する機械。ベルトコンベアーにのった命が、次々と高速に処理されていく。機械は感情を殺して動きがユニークにも思えるほど、合理的に処理していく。同じ命でも機械に処理されるのは、かわいそうだ。

働いている人の表情も淡々としていて、手先を動かすだけ。そこには一切の感情もない。狩りで捕食していた時代とちがって、命の誕生から食料に変わる瞬間まですべて管理できる時代。食の安定と大量生産は、膨大な命を「無機質化」してしまったようだ。

きっと、このような命の無機質化が、戦争という殺戮にも拍車をかけているのだろうと思う。また日常でも、命の無機質化は進んでいる。人身事故の車内放送を聞いても、人がたった今死んだことよりも、アポイントの時間の遅れがついつい気になってしまう。

植物も動物も人間も、生まれてくることには、なんらかの意味があるとボクは信じていたい。大量生産で生まれてきた命は自然界には存在しない。激しい環境の変化の中で、生き残るための熾烈な争いを勝ち抜いたものだけが、この地球に存在しているはずだ。

ただ、その厳選され、生き残った「命」にすら価値も感謝も抱けなくなってしまったのが今の社会なのかもしれない。皆既日食を見ることはできなかったが、部分日食を見て、太陽の存在と神秘に、そして太陽と月と地球に感謝した。

そして、この地球で一緒に生きているすべての生き物を感謝する日を、世界中で同じ日に「万物感謝の日」という休日にすれば、戦争なんて一瞬にしてなくなってしまうのかも…しれないと思う。

来年、日食のある南米チリあたりでそんな提案があってもいいのかも…。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[213]Illustrator CS3/CS4編
Web上にあるファイルを読み込み配置する

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20090727140300.html
>
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今回のネタは、インターネット上にあるファイル(テキストファイル、HTMLファイル、XMLファイル)をBridge CS3/CS4経由で読み込み、Illustrator CS3/CS4に配置します。

まず、以下のファイルで読み込むファイルがあるURLを変更してから、ホームフォルダにgetWebData.jsxというファイル名で保存します。
URLは
var fileObj = getHttpData("http://www.openspc2.org/index.html
", "~/temp.txt");

http://www.openspc2.org/index.html

を変更してください。ファイルに日本語が含まれる場合には、UTF-8の文字コードでないと文字化けしてしまいます。


// サーバー上にあるHTMLファイルを読み込む
var fileObj = getHttpData("http://www.openspc2.org/index.html
", "~/temp.txt");
var flag = fileObj.open("r");
if(flag != true){
alert("エラーです");
}
// HTTPを使って指定されたサーバーのデータを読み込みファイルオブジェクトを返す
function getHttpData(sURL, filePath){
if ( !ExternalObject.webaccesslib ) {
ExternalObject.webaccesslib = new ExternalObject("lib:webaccesslib");
}
var http = new HttpConnection(sURL);
http.response = new File(filePath);
http.execute();
http.response.close();
return new File(filePath);
}


保存したら、次に以下のスクリプトをIllustrator CS3から実行します。これで、Bridge CS3経由でファイルがホームフォルダにtemp.txtという名前で保存され、Illustrator CS3にテキストとして配置されます。

ただし、以下のファイルはインターネットからファイルがダウンロードできなかった場合は、ずっと待ちの状態になって終了できません。そのときは、ホームフォルダに temp.txt という名前のファイルを作成すれば終了します。

また、環境によっては作成されたファイル内容が正しく読み込まれないことがあります。というのも、ファイルが作成されてもファイル内容が書き込まれていないことがあるためです。そこで

wait(2); // 待ち時間を2秒に設定

のようにして2秒待つようにしています。もし、うまく読み込めないのであれば、この秒数を増やしてください。


// Illustrator CS3からBridge CS3を経由してWebデータを取得
var fs = new File("~/getWebData.jsx");
fs.open("r");
bridge2.executeScript(fs.read());
// temp.htmlファイルを読み込み
var fs2 = new File("~/temp.txt");
while(!fs2.exists);
wait(2); // 待ち時間を2秒に設定
fs2.open("r");
// エリアテキストを作成
rectPath = activeDocument.pathItems.rectangle(0,0,480,240);
txtObj = activeDocument.textFrames.areaText(rectPath);
txtObj.contents = fs2.read();
// temp.txtファイルを削除
fs2.remove();
// 待ち時間を処理する関数
function wait(sec){
var e = (new Date()).getTime() + sec*1000;
while((new Date()).getTime() <= e);
}


Illustrator CS4の場合は、Bridge CS3が起動しているとうまく動作しないことがあります。この場合、上記のスクリプトを以下のように変更した後、Bridge CS4を先に起動してから実行してください。

bridge2.executeScript(fs.read());
  ↓
bridge3.executeScript(fs.read());

Webサーバーが停止しているような場合は、延々と待ち続けてしまうというオチがありますが、その場合は強制終了させてください。


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

運良く雲の隙間から部分日食を見ることができました。雲が厚かったので肉眼でもOKでした。一応ビデオカメラでも短時間ですが撮影できたので、素材のページにアップしておきました。皆既日食だったらなおいいんでしょうけど……。
・ハイビジョン映像素材
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

やっとExt JS本出ました。
「Ext JS入門 リッチUIなWebサイトをつくるAjaxフレームワーク」
秀和システム
SBN-10: 479802323X
ISBN-13: 978-4798023236
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ASCII.jpの連載もよろしく
iPhoneがJavaScript+SQLiteでGPSレコーダーに!
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PhotoshopのフィルターをJavaScriptで作る!
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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[83]
横浜黄金町映画祭/手延べ白石温麺

HAL_
< https://bn.dgcr.com/archives/20090727140200.html
>
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とある事情で「第2回・黄金町映画祭」に、スタッフとして運営に関わることになりました。この黄金町映画祭は第2回目で、昨年の第1回開催は「再上陸─海外が注目する日本の才能」をテーマに、様々な日本映画の中でも海外から高い評価を得た作品たちを取り上げ、注目を集めました。期間中は参加作品の監督、映画関係者を招いたシンポジウム、学生の作品上映などがあり、かなりの盛り上がりを見せたようです。

そこで私も、ここ数か月の間、映画祭の中心になる劇場「シネマ・ジャック&ベティー」に何度も足を運んでいます。黄金町は数年前までダークな存在であり、足を踏み入れるのも怖い街であったようです。この地域は第二次世界大戦中に壊滅し、戦後はヒロポン密売や非合法の青線地帯として街が栄えました。当時は警察官の巡回すら身の危険を感じる地帯であったとかで、新宿の歌舞伎町の怖さどころではなかったようです。

横浜開港祭が近づいた2005年、そんな街のイメージを払拭すべく警察の手が入り、街の人々も立ち上がり、新しく明るい街にすべく活動しはじめています。事実上堂々と売春行為を行っていた「ちょんの間」と呼ばれる飲食店も、2007年には改造され若者向けの店になってきているとということで、現在は危険な街ではなくなったのでしょうが、なんとなくね。はじめの頃は、委員会に行くためこの街を歩くのがちょっと不安でした。

黄金町は、黒澤明監督の「天国と地獄」の舞台になったことでも有名で、映画とは深い関わりがある所です。そして、昨年の映画祭ではこの街に住む住人であれば誰もが知っていたという、白く厚化粧した売春婦メリーさんを追った片岡希監督作品「ヨコハマメリー」という作品もジャック&ベティーで上映され、マスメディアでも話題になっていました。残念ながら私は見逃してしまっています。

ヨコハマメリー
<
>

今回の私の関わりはダークな側面ではなく、もっと明るい未来を見つめようということで、地域の子供達を中心に、ヨコハマの良いところを彼らの目線で追った作品を作ってみるというワークショップに参加します。もちろん難しい話ではなく、映画館の裏側を見学させてもらったり、アニメーションの原点であるフィナキスティスコープ(おどろき盤)を作ったりするワークショップなどです。また、子供達に自分の自慢する横浜の写真を撮影してきてもらい、それを映画として組み立てるフォトシネマを作ります。

作ったフォトシネマは、フィナキスティスコープを映像化したものや、ワークショップの模様を撮影した映像と組み合わされ、一本の映像作品として映画祭で上映されることになっています。黄金町の人だけではなく市外からの参加も可能ですから、ご興味のある方はご連絡下さい。もちろん、ボランティアスタッフとして参加して下さる人も大歓迎です。

映画祭日程は9月18日(金)から23日(水)まで、ワークショップは19日(土)に開催です。詳細は現在チラシ制作中ですので、完成したらPDFでダウンロードできるように致しますので、よろしくお願いいたします。

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◇本日のお薦めYouTube Music──ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
(米:The Velvet Underground)
アンディ・ウォーホルがデザインしたバナナと言えば、当時のロックファンの誰もが知るレコードジャケットデザインで、初期のアルバムはバナナのステッカーをゆっくりはがすと果肉が現れた。ルーリードが作詞作曲を手がけているが、このバナナアルバムにはウォーホルが加入させたニコが加わっている。ヴェルヴェッツは大きな成功はなく活動も4年間と短い期間だったが、オルタナティブ・ロックムーブメントを作る大きな原動力になったことに間違いはない。

The Velvet Underground - Heroin
<
>
The Velvet Underground-Sunday Morning
<
>
the velvet undergound &nico - Femme Fatale
<
>

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◎手延べ白石温麺を使った二品

白石温麺を知っていますか。温麺(うーめん)は作る時に油を使わない素麺だということは知っていましたが、油を使わないので消化も良く、夏場にぴったりな食材だとのことです。夏ばて気味で、食欲のない時でもさらっといただけます。
< http://ja.wikipedia.org/wiki/温麺
>

まず温麺はたっぷりのお湯で2分半から3分ゆで、素早くザルに上げて湯を切り、冷たい水で2〜3回洗い流し、麺をひきしめておきます。

今回の具は、旬の野菜の茄子とゴーヤです。ナスとゴーヤは小口切りに。茄子は水にさらしアク抜きし、ゴーヤは塩で軽くもみ、水でさっと洗って苦みを和らげます。我が家ではゴーヤの苦みが好きなので、水洗いはせずに使います。

茄子とゴーヤの水分を拭き取ってから、フライパンにごま油を引き炒めます。全体がシンナリしてきたら砂糖少々を入れ、最後に好みの味噌を加えます。この熱い茄子とゴーヤの炒め物を冷たい麺にのせます。

もう一品は、生なめこをさっと水で洗ったものとエノキを小鍋に入れ、日本酒と和風だしの素と醤油で味つけし、さっと煮たたせたものを冷やしておきます。温麺の上に盛りつけ、茗荷と小葱の小口切りをトッピングします。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090727/01 >

●ファンキーな業界パーティ! 第2回Bohemian Night
< http://www.bohemian.jp/night/index.html
>
日時:8月7日(金)OPEN/18:00 START/18:30 〜22:00
(+EXILES NIGHT深夜まで! クラブ営業内フリー!)
場所:club edge tokyo 六本木一丁目駅から徒歩2分
< http://www.edge-tokyo.jp/
>
限定150名・先着順 事前登録:4,000円(当日:5,000円)
1ドリンク+美味しい軽食ブッフェつき
↓一般チケット完売の前回の様子を写真とレポートで紹介
< http://www.bohemian.jp/night/0605_01.html
>

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>

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■セミナー案内
RIAコンソーシアム・ビジネスセミナーXIII
〜明日のWebデザインへのヒント!〜
< http://www.ria-jp.org/information/20090806.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20090727140100.html
>
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日時:8月6日(木)13:30〜16:45(12:30より受付開始)
会場:長井記念ホール(東京都渋谷区渋谷2-12-15)
< http://www.pharm.or.jp/hall/index.html
>
参加費:3,000円(来場者には最新版「RIA 構築ガイド Essential 2」を進呈)

Webクリエイティブの面で、ここ1〜2年、停滞感、やりつくした感をお感じではありませんか? 今回は、気鋭のクリエイター達のチャレンジの事例を見ながら、今後のWebのコミュニケーションやデザインはどう変化していくのかを講演者、パネラーと共に考え、皆様とも意見を重ねたいと思っております。キーワードは、AR/BOWカード/GAINER/リアルとの連動。(主催者より)

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■編集後記(7/27)

生きる勇気、死ぬ元気・五木寛之・帯津良一「生きる勇気死ぬ元気」を読む(平凡社、2009)。うまいタイトルだ。年寄りのわたしは最近、この手の本をよく読む。本書の構成としては、「死ぬ覚悟は必要か」から「自分の直感にしたがって生きる」まで36のQuestionを、覚悟ある生き方、理想の死に方、最後の時間のすごしかた、型破り・死の儀式のヒント、まだ見ぬ「死後の世界」について、死の壁を超える養生とは、究極の生命エネルギーの高めかた、という7章に分けてまとめている。うまい章立てだな。最初から構成をガチガチに決め、それに従って対談したのであろうか。話の流れがきれいにまとまっていて読みやすい。対談本のお手本みたいな出来だ。気になる個所に付箋を貼りながら読んで、あとから読み返したら、20か所あったがあまりたいした内容ではなかった。各Qの最後に「二人の結論」という数行があるのだが、全然結論になっていない。ここは編集者によるものだろうが、かなりお粗末。結局、対談中で五木が言っている「だから、私たちがしゃべっていることも、ほう、こういう人もいるのか、なるほど、自分は一辺倒に考えていたけれど、こういう人もいるんだな、と思うていどの参考にしてもらえればいいんであって、これが正しいということはないと思います。(略)でもこのように、あらゆる問いの答えはひとつではない、いろいろあっていいのだ。そのなかから、自分にあったものを選択するのがいいと、わかってきたのも、人生経験を重ねてきたからです。これも老いの効用といえるかもしれません。」がこの本の本質で、気持ちいい対談ではあるが、なーんにも解答はない。なーんにも感銘をうけなかった。二人のファンならともかく、手っ取り早く答えが欲しい人(わたしだ)には不満が残る。(柴田)
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・先週の月曜日はa-blog cmsの紹介セミナー。β版をインストールしてみて、リファレンスやマニュアルのない状態であっても、直感的にわかり、その使い勝手の良さに惚れ込んでいたので、おかださんからセミナーがあることをお聞きして、参加を速攻決定。紹介セミナーということであったが、いまひとつわかっていなかったモジュールIDとルールについてしっかりと理解でき、あら、これでもう一歩踏み込んだ仕事ができるわ(ハート)という濃い内容。a-blog(a-blog cmsの前身)のいくつかの欠点も補われていて、今後の展開にも期待大。a-blog cmsの良さのひとつに、カスタムフィールドの作りやすさやわかりやすさがある。例としてあげられていたのが野球のスコアボードで、表示されるスコアボードと、入力フォーム側は同じ見た目にできちゃう。ここにこれを入れたら、HTMLではこう表示されるんですよ、なんて考えなくてもいい。すべてをa-blog cmsに依存せず、Ajaxと連携なんてのも入力フォーム側に仕込めちゃう。ユーザーエージェントごとの表示も標準で入っているので、仕事として楽になるし、お問い合わせなどのフォームは複数ステップ式にできる(凄い)。プログラマーでなくて、HTMLから入りました、な私にとって、頭を切り替えることなくCMSが使えちゃうところが嬉しい。/出された質問の答えを知っていたけれど、間違って恥をかくのは嫌だと思っていた。二度目の質問の際にも同じように答えを知っていた上で流していたくせに、「答えられた人には非商用ライセンスをあげちゃう」な言葉を聞いて、反射的に手を上げてしまった私です……。(hammer.mule)
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