KNN神田です。
9月25日に「セカイカメラ」がiPhoneアプリケーションとして登場した。以前から話題になっているだけに、早速ダウンロードを試みた。アクセスするが、なかなか登録できずに、さっそく挫折。24時間の放置後、サイトを見ると、セカイカメラ関連の情報がウェブサイトに続々と登場。
いつも新しいモノにはいの一番に触っているけれども、24時間新しモノ好きな先輩たちにまかせてから、省力でチェックすることをこの歳になって覚えた。
何かを発見して報告する感動はないが、膨大な実験の時間は簡単に解消される。オトナになると、そういうことになるのか? と思いながら、イヤイヤそんなことでどうする! と自分にも「喝!」を入れる。
何事にも代え難い、「初物食い」にしか得られないカタルシスがあるからだ。
9月25日に「セカイカメラ」がiPhoneアプリケーションとして登場した。以前から話題になっているだけに、早速ダウンロードを試みた。アクセスするが、なかなか登録できずに、さっそく挫折。24時間の放置後、サイトを見ると、セカイカメラ関連の情報がウェブサイトに続々と登場。
いつも新しいモノにはいの一番に触っているけれども、24時間新しモノ好きな先輩たちにまかせてから、省力でチェックすることをこの歳になって覚えた。
何かを発見して報告する感動はないが、膨大な実験の時間は簡単に解消される。オトナになると、そういうことになるのか? と思いながら、イヤイヤそんなことでどうする! と自分にも「喝!」を入れる。
何事にも代え難い、「初物食い」にしか得られないカタルシスがあるからだ。
さて、何度ものアカウントが作れない悔しい思いをしながら、ようやく「セカイカメラ」への世界へと到達することができた。
これは!!! 全く新しい世界が開けた。
twitterへも同時投稿できるではないか!(これからのサービスは、出口やアウトプット先としてのtwitterは常に意識しておくべきだ)。
「AR(拡張現実)アプリケーション」としての門出にも祝福したい気持ちでいっぱいだ。
これを触った瞬間、このメガネが欲しいと思った。空間にタグが打てるということは、まるで、犬が電信柱にマーキングしているような感覚。
最初からいろんな場所に、地図情報からランドマークが提供されているので、初めていく場所でもリアルな世界にiPhoneをかざしさえすれば、情報が浮き出してくる。
これはもう「リアル世界初のブラウザ」といっても過言ではない。現在は、mosaicが登場した頃のブラウザレベルだ。まだ、Netscapeも登場していない、IEもなければ、Firefoxもいない。最初のHTMLで文字と写真をレイアウトできたあの頃の光景が、リアル社会にリンクされはじめた。
セカイカメラの「エアタグ」と呼ばれる空間にEmbedされるタグは、GPSによる位置情報とiPhoneの方向を示す傾きセンサによって実現されている。正確にはエアタグというよりも、「場所・位置・ロケーションタグ」である。
しかし、こうやって認識されるものにタグがエンベッドできるのであれば、デジカメでも顔の認識技術がかなり進んできているので、人物にタグづけできる「顔タグ」もありだろうし、製品のカタチで認識できるなら「モノタグ」も可能だ。バーコードにタグづけしてもいいだろう。
今までのカメラは、撮影した写真を紙焼きしたり、デジタル写真として楽しむものであったが、かざすことによって、スキャンし、アナライズするという新たな見え方がしてきた。記録ツールではなく、スルーで空間を読み取るツールとなりそうな気がしてきた。
セカイカメラは、人間にも犬のマーキングを嗅ぎ取る能力を与えてくれたようだ。ここから、インスパイアされた人たちが何を作り出すのかが最大の興味と関心となってきた。
インターネットの世界を追いかけて、楽しいと思える技術と出会えたことに純粋に感謝!
セカイカメラ公式サイト Sekai Camera Support Center
< http://support.sekaicamera.com/
>
頓智ドット株式会社 tonchidot
< http://www.tonchidot.com/
>
KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
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