[2773] 2010年未来への旅!

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《ようやくデジタルにおける本当の21世紀がやってきた》

■KNNエンパワーメントコラム
 2010年未来への旅!
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[228]電子書籍編(1)
 Adobe Illustrator CS3(CS4)+JavaScriptサンプル集発売
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[98]
 台東デザイナーズビレッジ/鶏団子の煮込み鍋
 HAL_

■イベント案内
 ミームデザイン学校2010年度開講直前公開講座 講師たちとの対話
 「ミームデザイン学校のこれまでと、これから」


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■KNNエンパワーメントコラム
2010年未来への旅!

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20100118140400.html
>
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KNN神田です。

みなさん、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
と、今さらな2010年の初登場です。

阪神淡路大震災のHi-8ビデオテープを、今回ミニDVテープにダビングしながら、それをそのままUstreamに放送とRecordをおこない、パブリックに共有にしてみた。

・あれから15年 阪神淡路大震災 #19950117
< http://j.mp/4XIMxi
>

ブログタイトルもtwitterにポストする設定をしているので、 #19950117のような#(ハッシュタグ)を挿入することにより、twitter経由からもブログエントリーがサーチャブルになる。

便利なことに、Ustream.tvにアップロードしながら、それは生放送もでき、Ustream側に録画もされる(クラウドにキャプチャする感覚)。

すると、それはiPhoneのUstreamアプリで「knn」でも検索できる。これは、Ustream.tv側に、簡単な申請をmailですれば承認してもらえる。

いつでも、どこでも、自分のビデオライブラリーをiPhoneのUstream Viewer(無料)で視聴できる。もちろん、Ustream Broadcaster(無料)を使えば、iPhone 3GSがそのまま、ライブ放送局となる。3G回線では、さすがに映像が心もとないが、生で電話から動画が放送できるのは革命的な進化だと思う。

さらに、Ustream.tvがtwitterにもポストできるようになったので、
< http://search.twitter.com/
>
で、#knn や #19950117 でも検索できるようになった。

本当にスゴイ時代になったと、思わず遠い目になる...。

おそらくHi-8をミニDVテープにダビングしても、また15年後には別の媒体にダビングする必要性がでてきそう。しかし、一度、クラウド上のサービスに"ダビング"してしまえば、永久にパブリックにできてしまうという状態になる。

YouTubeでは10分間という制約があったが、Ustream.tvならば数時間の映像もアップロードも可能だ。なぜ、これが無料なのだ?

YouTubeがオンデマンド専門とするならば、Ustream.tvが目指すのは生放送だ。そして、それがtwitterと連携することにより、旬な放送がRTされてくる。

つまり、それはテレビの生放送がライバルとなってきたことだ。

基本的に、年齢関係なしに、今こうやってボクのコラムを読んでいる皆さんは、おそらく「デジタルネイティブ」であり、今ITの世界に起こりうることをキャッチアップしようするマインドがある限り、ジェネレーションはまったく関係ないと思う。27歳の誕生日、21回目のボクがそうだからそれは断定できる。

むしろ、既存の知識や経験が邪魔をする場面で、それらを公正に評価できるかが問題だ。最近の若い奴らを心から尊敬できるか? が重要だ。

今、こうして皆さんはテレビを見ないでこのコラムを読んでいる。もしくは、テレビを見ないで聞いている。それが「デジタルネイティブ」のテレビだ。怠惰なテレビよりも、積極的におもしろい番組のみを見たいとネットで検索したり、ネット上のレピュテーションに耳を傾ける。

あと、2年もすれば、SPIDERや東芝のCELL TVは、ご家庭の普通のテレビとなり、すべての番組は後から視聴できるようになる。重要なのは旬なニュースを知りながら、一番人気があったり、自分にフィットした番組を見つけることだ。

AmazonのKindleプラットフォーム対Appleの新製品、アンドロイドOSが電話だけでなく、家電にも搭載されはじめ、マイクロソフトは過去のレガシーとなるだろう。

iPhoneはすでにPhoneはどうでもよくなり、アンドロイド冷蔵庫やアンドロイドハイブリッドカーと対話し、Skype搭載液晶VEIRAは、Ustreamと接続するとお茶の間世界放送局へと早変わりする!

そう、ようやくデジタルにおける本当の21世紀が、2010年になってようやくやってきた。これからの本当のデジタルの時代は、メーカーやサプライヤーが作り出す時代ではなく、ユーザーであるボクたちがアッセンブルして、新たな使い方を提案する時代だ。それが新たな情報源として、時代を駆け巡る。未来を創る!

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[228]電子書籍編(1)
Adobe Illustrator CS3(CS4)+JavaScriptサンプル集発売

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20100118140300.html
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あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
(小正月も終わった今頃なんですが、一応2010年最初ですので)

2010年は電子書籍/電子出版の元年らしいという噂があります。これはアマゾンのKindle(金$とはリッチな名前ですが〈笑〉)によるところが大きいでしょう。アマゾンは世界最大の書店で、紙の本だけでなく電子書籍もデータでKindleなどに配信できる仕組みがあります。Kindleのような電子ブックリーダーは今に始まったわけではなく、過去に何度も同じものが登場しては失敗しています。

ですから、電子ブックリーダーとしてのKindleも、本当に成功するのかどうかは現時点ではわかりません。米国では成功しても、日本では全く駄目というオチもあります。また、デジクリにも過去に何度か電子書籍の記事が掲載されています。

10年前/デジクリAPECIALコラム「電子書籍の「標準交換フォーマット」公開」
< https://bn.dgcr.com/archives/19990722000000.html
>

2年前/グラフィック薄氷大魔王[143]電子書籍ビュアー撤退は当然の成り行き?
< https://bn.dgcr.com/archives/20080709140100.html
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3ヶ月前/セミナー案内/版元ドットコム入門・電子書籍の状況から作り方売り方まで
< https://bn.dgcr.com/archives/20091110140100.html
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3ヶ月前/KNNエンパワーメントコラム Amazon kindle上陸で日本はこうなる
< https://bn.dgcr.com/archives/20091026140300.html
>

成功しそうで成功していないのが電子書籍の世界です。ただ、今の雰囲気からするとKindleはわりと成功しそうだ、といったところでしょう。タッチパネル型のMacの登場によっても、多少流れが変わるかも知れません。

実際に本を読むエンドユーザーとしては、電子書籍を読むのにKindleでなくてもよく、iPhoneやAndroid端末でも表示できれば問題ありません。また、Kindleが失敗しても、配信(配本)の仕組みができてしまえばアマゾンにとってはKindleは、なくなってしまっても構わないでしょう。アマゾンにとってKindleは、電子書籍において本当に重要なものではないからです。

と、こんな話は書かなくても、多分デジクリ読者ならおおよそ察しがついているでしょうし「クリエイター」としては面白くないでしょう。クリエイターは作ってなんぼの世界だからです。

ということで論より証拠。自分で原稿書いて自分でレイアウトしてPDFにして販売してみました。出版コードも個人で取得できるようですが、特に現時点では大きなメリットがなさそうなので取得していません(まあ同人誌と同じとも言えます。が、原理は変わらないので、このまま話を進めます)。

Adobe Illustrator CS3+JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>

見ての通り、非常にニッチな市場ねらいなので、売れる部数は知れています。WebのJavaScriptでなくて、IllustratorのJavaScriptをターゲットにしているのは、この分野に関しては非常に情報が少ないからです。また、Webのように進歩が早くない印刷関連では、より長く販売できるかなと考えたからです。

電子書籍のメリットのひとつとしては、このようなニッチ市場も狙えるということです。何といっても、在庫を抱えなくてよい上に、印刷代がありません。これならば個人で電子書籍を販売するというのも十分可能です。

ということで、次回は実際に作ってみてどうだったのか、について書くことにします。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

元年のしょっぱなからASCII.jpに負け記事が......。

< http://ascii.jp/elem/000/000/487/487838/
>
池田信夫の「サイバーリバタリアン」─第99回
日本は電子ブック戦争になぜ敗れたのか

閉じたままだと、電子書籍では英文の本があふれかえって、日本語書籍は追い出される以前に存在しないことになる、といったところなんでしょうか。解放して、世界に大量に日本語の電子書籍をばらまいて、日本語のシェア(?)を高めちゃうという技もありそうですが。

他には、こんなのもありました。

電子書籍リーダが変える産業構造。消える産業、産まれる産業
< http://the-assioma.blogspot.com/2010/01/blog-post.html
>

と書いているうちに国内出版社が大同団結というニュースが......。でも、参加予定の出版社見ると、ほとんど関係なところばかりなので、とりあえずどうでもよさそう。
< http://www.asahi.com/culture/update/0113/TKY201001120503_01.html
>

と書いているうちから次々と......。
Amazon DTPが他言語対応。ついに世界中から自費出版可能に!
< http://d.hatena.ne.jp/lost_and_found/20100116/1263583413
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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[98]
台東デザイナーズビレッジ/鶏団子の煮込み鍋

HAL_
< https://bn.dgcr.com/archives/20100118140200.html
>
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年末、ディジタル・イメージの友人に誘われて「台東デザイナーズビレッジ」のウインター・マーケットに行ってきました。とても楽しい場所でしたので、ご紹介しておきたいと思います。こちらは、台東区が2003年度から行っている文化産業の一環です。子供人口が減り、台東区で廃校になった旧小島小学校の一部を改装して、地場産業を活性化するため、ファッション関連のデザイナーやクリエイター等の若手起業家を目指す人達に、3年間の期限付きで安く貸し与えているという場所です。

・外観がとても面白い建物です
< https://bn.dgcr.com/archives/2010/01/18/01 >
・いかにも学校の玄関に作家達の作品棚を設置
< https://bn.dgcr.com/archives/2010/01/18/02 >

ご存じの方も多いと思いますが、台東区には革製品の靴やバッグなどファッションに関わる産業が盛んで、一部地域では靴屋が軒先を重ね合わせるように建ち並び、競い合って商いをしていました。そんな栄えた場所も、近年国内では中国をはじめとするアジア諸国の安価な商品が大量に流れ込み、地場産業はきびしい状況に落ち込んでいます。そこで新たな展開を求めて、若い人の発想とエネルギーを開拓すべく、廃校になった校舎をほとんどそのまま使う形で生かし、新たな産業の発掘を目指して行こうとしています。

私の住む横浜でも、旧劣悪体質を払拭すべく、古い倉庫などを改装して市内の若手のアーティストを育成するという目的を持つ活動が成されています。台東区の場合は、単にスペースを貸し付けるだけではなく、デザイナーやクリエイターの一番苦手な営業部分を、インキュベーションマネージャーを配置することによって、入居者のニーズに合わせ最適な企業などを紹介するというシステムまで作りあげています。

実際、先日お話をお伺いした方々も、大手企業とタイアップして新ブランドを形成しはじめている犬グッズ作家、海外での展開が中心になっているジュエリー作家、アート活動とプロダクト活動を完全両立させ多くの商品を作り出しているテキスタイル作家など、具体的な動きをされている方がほとんどです。

何よりも入居者の方々が皆、元気なのです。それに、皆さん身だしなみに気を遣っておられる。ウインター・マーケット中ということもあるのかも知れませんが、高価なブランドファッションを身にまとっている訳でもなく、それぞれがさりげなく個性的で、こざっぱりしたファッションをしています。ファッション関連の仕事を目指しているという理由もあるのかも知れませんが、横浜とはここが大きく違うところだと感じます。

横浜はアーティストという括りのためか、俺は作業しているんだからという感じの、判で押したようなファッション。そして入居者は何か閉鎖的な感じがした部分が多く、外に向けたエネルギーが少ししか感じられないのです。アーティストも、霞を食べては生きてはいけないのです。それを支援する場所としての設定は、しっかりしたサポート体制まで作りあげていかなければ何も育たないのだと感じています。

「台東デザイナーズビレッジ」の3年という期限付きは、地場の関連企業との連携を持つための期間という捉え方です。その間、地元の金融機関などとの連携し「創業してもらうことが目的」と姿勢が明快なのです。すでに創業されている人でも、創業5年以内ならば入居することが出来るようです。もちろん、入居期間中は地元の企業の方からの技術的サポートを受けたり、研究機関との連携等というサポートまでしてもらえます。一度、営業的な環境が出来れば、その後は自分でやっていくことが出来るのではないかと思います。とてもいいスタイルですね。

小島町の「台東デザイナーズビレッジ」だけではなく、台東区には地場の産業を活性化しようと、隅田川沿いに「浅草ものつくり工房」が作られ、靴や鞄を作る若い人達が入居しています。今回の「ウインター・マーケット」にも入居者が出店していました。また、都内各所にある38もの同様施設とも関連を計り、同時期にワークショップやイベントを開催することで、活性化を循環させようと努力していました。うらやましい限りです。もちろん、どちらも入居には数々の関門を通り抜けていかなくてはなりません。

ビレッジの村長さんはとても気さくな方です。起業を考えている方は、問い合わせをして様子を見に行くのも良いかもしれません。入居者への取材も多くあるようで、掲載された誌面が沢山掲示されていました。
info@designers-village.com
< http://www.designers-village.com/
>

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◇本日のお薦めYouTube Music
キング・クリムゾン(King Crimson)

ギタリスト、ロバート・フリップがリーダーというか、強大な力を持ち、動かしているイギリスのロックバンド。ロバート・フリップは、ロックミュージシャンには珍しく椅子に座りながら演奏するスタイルと、正確なプレイでも有名です。

プログレッシブというジャンルを築いたデビューアルバム「キングクリムゾンの宮殿」は、今までのロックバンドとは大きく違い、キーボードや管楽器を導入して深みのある音作りをし、曲も緊張・狂気・清涼感・絶望感・幻想・華麗と変化しながら、壮大で印象的なアルバム作りをしています。タイトルからも分かるように、歌詞の内容もラブロマンス的なものではない、難解とも思える哲学的な詩になっていますが、これは当時のベトナム戦争の影響を受けていると言われています。

衝撃的なデビューアルバム「キングクリムゾンの宮殿」丸々一枚分をどうぞ。このアルバムは「アビイ・ロード」をチャート1位から引きずり下ろしたということでも有名です。

「21stセンチュリースキゾイドマン(21世紀の精神分裂者)」
21st century schizoid man
<
>
「アイトークトゥザウインド(風に語りて)」I Talk To the Wind.
<
>
「エピタフ(墓碑銘)」Epitaph
<
>
King Crimson 和訳集
< http://homepage3.nifty.com/%7Ecrmkt/01courtj.htm
>

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◎鶏団子の煮込み鍋

これを書いている12月半ば、街行く人はコートを羽織り本格的に寒くなってきた感じですね。でも私は未だコートを着て歩いていません。室内もようやく暖房を入れ始めたばかりです。冬本番は1月、2月でしょう! やせ我慢、やせ我慢、そして省エネです。

さて、そんな冬の寒さをしのぐ料理は鍋に限ります、毎年年末になると様々な鍋料理が町中に登場してきますが、今年の冬はトマト鍋が主流ですね。でも、それは次回にでも書くことにして、今回はさっぱりした塩味の鳥挽肉を使った鶏団子鍋をご紹介します。

鶏肉は店によってだいぶ差があります。私の徒歩圏内センター北駅には大きなマーケットが四つあり、お肉屋さんもよりどりみどりという感じなのですが、この店の中には鶏肉はダメというところがあります。

こういうダメ肉は入荷経路が違うのでしょうか、臭みが出てしまって私には耐えられません。それでも買う人がいるのは食育が不足しているのでしょう。ブロイラーは肉臭さが出てしまったら、その瞬間売り物とはいえません。地鶏があったら、それを選ぶのが一番! 牛肉とは違って鶏肉は鮮度が命なのです。

さて、今回の鶏団子は比較的外れのない店で、牛や豚肉も良く購入しています。手に入れたのは岩手の若鶏を使った挽肉です。その他の材料も分かりやすくリストアップしておきます。

◎材料──鳥ひき肉300グラム、片栗粉大さじ2、卵1個、長ネギ10センチ、ショウガひとかけ、塩胡椒適宜、白ごまおおさじ3、白菜、緑豆春雨、チキンブイヨン、醤油少々

◎作り方──鳥ひき肉に、長ネギとショウガのみじん切り、塩胡椒、片栗粉、卵を加え、よくまぜておきます。鍋に水を入れ、チキンブイヨン、醤油少々を加え、白菜のざく切りを入れ、すこし煮込んでから鳥ひき肉をスプーンですくうように入れていきます。肉が入りふわっと浮き上がるような感じになれば、程よく火が通ったことになります。そうなってきたら、春雨をキッチンはさみでカットしながら加え、春菊やキノコ類などの野菜を加えて出来上がりです。

小鉢に取り分けながら一味唐辛子やユズ胡椒など、好みの味付けで美味しく頂けます。鶏団子に入った白ごまが口の中で弾けるプチプチした感触が何ともいえない美味しさなのです。是非、お試し下さいね。
< https://bn.dgcr.com/archives/2010/01/18/03 >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
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Web < http://lohasfood.exblog.jp/
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Web < http://Web.mac.com/hal_i/
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■イベント案内
ミームデザイン学校2010年度開講直前公開講座 講師たちとの対話
「ミームデザイン学校のこれまでと、これから」
< http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/meme_design_school_2010.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20100118140100.html
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働きながらデザインを学ぶ「社会人のための学校」として2008年4月に設立された、デザイナー中垣信夫が代表を務めるミームデザイン学校。この度、2009-10年度の講師陣に2009年度の生徒達も交え、2010年度の入学希望者を対象とする公開講座を開催致します。2009年度講義に関するエピソードや、2010年度開講へ向けて講師陣の具体的なビジョンなどを聞くことができる絶好の機会です。皆様ふるってご参加下さい。(主催者から)

日時:2月6日(土)18:30〜20:00(開場18:00)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名
入場料:無料 要予約(サイト参照)

パネリスト:2009年度・2010年度講師陣+2009年度在校生
有山達也(グラフィックデザイナー)井口典夫(青山学院大学総合文化政策学部教授)勝井三雄(グラフィックデザイナー)鈴木一誌(グラフィックデザイナー)祖父江慎(グラフィックデザイナー)中垣信夫(グラフィックデザイナー)松田行正(グラフィックデザイナー)室賀清徳(『アイデア』編集長)山口信博(グラフィックデザイナー)新潮社装幀室

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■編集後記(1/18)

・昨日はマンションの定期総会だった。もう6回目になる。会場が文化会館の会議室から、公民館の会議室に格下げ。せっかく広い会場を確保しても、全世帯の1/5くらいしか出席しないから、せまい公民館会場で充分なのだ。情けない。しかも、机がなくて椅子だけなので疲れた。委託している会社の管理業務主任者の説明が、いつも「させていただく」濫用で辟易するのだが、加えて「〜のかたちで」「〜のほうから」も大乱発、気になって話が頭に入らない。このよけいな3語を全部削除すれば、30分は節約できたのではないかと思う。忍耐の2時間半だった。と、毎年書いている。先々週末には、近くの青少年会館の会議室で行われた、地元の民主党衆議院議員と語る会を偵察に行った。この議員は、若いのに国対副委員長で、あの訪中団の事務局長として議員144名を引率したお方である。そんな大物に対して、参加した市民はわずか9名とは、あまりに申し訳ない。それでも市民の床屋政談に忍耐強く応じていたからえらいものだ。せっかくの機会だから、わたしも暫定税率の維持と永住外国人参政権法案と、小沢国家主席独裁体制について突っ込んでみた。相手はさすがに討論慣れしているから、それなりに筋の通った(ように聞こえる)回答を返す。強調部分は二回繰り返すという話法は気になったが、あのテクニックは使えそうだ。まともな国会議員相手には、やはり相当に準備して相対さないと、巧みにまるめこまれてしまう。勉強勉強......。(柴田)

・iPhoneアプリ「Voice Band」を衝動買い。使い方ムービーの曲が頭の中をぐるぐるまわって離れず、気がついたら買っていた。ギターやドラムなどの楽器を音声で演奏でき、多重録音。ムービーではコーラスまで重ねていた。とにかく一度見て。FlashムービーのBGMに困っている時に、鼻歌で曲が作れるかも(と買った後に思うことにした。用途を考えずに買っちゃったの)。今後、楽器の種類が増えるといいなぁ。和楽器とか。音痴は音痴なりに変わった曲が作れるかもしれぬ。出来た曲はセーブできる。「メール」ボタンを押せば、mp3エンコードして添付までできちゃう。iPodに入っている曲をバックに、歌ってみることもできる。試しに「キセキ」を歌ってみたが、ハードル高い。アカペラになった自分の歌声を聴くと、あまりの下手さに笑える。この歌声を流せば、世界平和が訪れる気がする......。/震災の映像、きつい。(hammer.mule)
< http://www.wavemachinelabs.com/voiceband/
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真面目な顔で「ぱーぱぱぱぱぱー」
<
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原曲。Lenny Kravitz「Fly Away」
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原曲知らないけど......なんか笑ってしまう
< http://public-domain-archive.com/
>
青空文庫、クラシック音楽版。
< http://www.public-domain-photos.com/
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