アナログステージ[59]あなたが居なくても、テレビがあれば生きていける
── べちおサマンサ ──

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「こんにちはー!今日もゲッソリと暑いですね、こんな日は仕事なんてしてないで、海水浴にでも行って、ちゃぷちゃぷ浮いてるのが一番ですNE!」
「あのー、またデジクリに呼びだしですか、ほかにネタないんですか」
「な、なにを言ってるんですか、中里さん。ネタコラムを書きたくても、なかなか書けないというか、書けなくなってきてしまっているんですよ。なので、タイミングを計ってネタコラムを放つのです」

「べつに編集長に規制されているわけじゃないんですから、好きに書けばいいじゃないですか」
「いや、マジメなコラムを書いた後って、ネタ書きし難いんですよ、ホント。『ついに、べちおも題材が無くなったか』って思われるのもイヤだし」
「べちおさん、ネタだけは豊富ですもんね......」

「豊富ってことは全然ないんですけど、方向性を統一しているわけでもないし、的を絞っていないので、ある意味、なんでもコラムのネタにはなるんです。たぶん、デジクリで他の執筆者さんたちより自由度は高いのは確か」
「いいんですか、そんなんで。飽きられちゃいますよ」

「飽きるもなにも、ワタクシにWEBデザインの話を書け! って云われたところで、三話も書けないですよ。かといって、本職の分析系の話を書いたところで、『あんた、ほかのところで書きなさいな、ジャンルが全然違うでっしゃろ』って怒られちゃいますし」
「で、なんでボクが引っぱり出されるんですかいな?」

「チャット形式って面白いじゃん。まつむらさん&笠井さんや、武さん&ヤマーネみたいな、チャットでお届け!が、デジクリに寄稿する前からの夢だったし」
「ちゃ、チャットって、あんさんの場合、チャットじゃないじゃん! もう一人の自分と脳内で談話しているだけじゃん! チャットってのは、誰か相手がいて成立するんでっせ」

「いいの、いいの、気にしないで」
「なんでいいんですか。ダメでしょ、普通に」
「だって、チャットする友達がいないんだもーん」
「終了ぉーw」

●いい大人が店の中で涙ポロポロ

「こらこら、終わらない、終わらない、これから本番だってば」
「もうイヤです。ネタに付き合ってられません」
「先日、やっとテレビ買ってきたんですよ。アナログ放送終了の2日前w」
「知ってますよ」
「なんで知ってんの?」

「.........。 で、テレビ買ったんですね、それで?」
「ホントに買う気なかったんですよ、テレビ。で、カミさんが放送終了の3日前になって、目に涙を浮かべながら『わたし、あんたが居なくても生きていけるけど、テレビがないと生きていけない』って、泣き落としにきたんですわ」
「へーへー」



「で、ベッドの上でiPhone弄りながらTwitterやってニヤニヤしていたら、ムスメが『おとん、おかんが可哀想すぎるから買ってきなよ』と、根回しにやってきてですね、追加でムスコが『テレビないとやっぱり不便』と追い討ちにきたので、買いにいったんですよ』」
「はいはい、で、リビングとムスコの部屋と寝室のテレビを買いにいったんでしょ」
「なんで知ってんの?」
「もう、ぶちますよ、テーブルの角まで頭持っていって、ガチーん☆ってぶつけますよ」

「まぁまぁまぁ。それで翌日に某家電販売店に買いに行ったはいいけど、欲しい大きさのテレビが売り切れ。心の中で、『うっっひゃー☆ラッキー!』って喜んでいたんですけど、『他の店を見る気はないのかね』って、瞳孔が開いた瞳で見つめられたんで、こりゃ行かないとご飯に毒でも盛られるかな...... ということで、テレビ購入の旅へ出発したんですよ」

「かなりマジ顔してましたもんね。えー、めんどっちー! って云おうものなら、買うまで口ききません!!!オーラをまとってましたしね」
「まさか、テレビ買うのにこんなに苦労するとは思わなかった」
「ボクも頭の片隅で、べちおさん、どうするのかなぁ、大変だなぁ、って心配してましたよ。次行ったお店でまた大変だったんですよね! もう、ハラハラしてました」

「そうそう。で、次の店でリビング用とムスコ部屋用の二台をとりあえず買ってきました。めでたし、めでたし、おわり」
「へ? あのー、その店でのハラハラなやりとりを書かないんですか? 一番面白いところを書かないんですか? せっかく話しのお膳立てしたのに『二台買ってきました、おわり』ってなんですか?」

「ん? だって、そんなウチのテレビ購入話を書いても誰も読まないし、興味ないだろうに。『オマエんちのテレビのことなんか知るか、ボケェェ!』って怒られちゃうよ、アッハーハー」
「もう、このチャットから抜けていいですか......」

「わかった、わかったから、霞かかりながら頭の中から消えないで。それで、もう普通の家電販売店だと、売り切れている確率が高いだろうから、パソコン屋に行ったのですよ」
「なぜにパソコン屋?」
「パソコン屋っても、PCデポというショップで、前々から、OZZIOブランドやメーカ品のテレビも売っているのは知っていたんで。ここで売っていなければ、本当に、買えるまで連れ回されそうだったのよ」

「ほうほう」
「案の定、40インチでLAN付きで諸々...というのは売り切れていたので、明日また見て回ろうよ。と、諭したときに!」
「諭したときに!」
「『ぜっっっったいヤダ、今日買わないと、あんたは絶対に買わない!! 何年一緒にいると思ってんだ。売り切れていても、展示品でいいから売って貰えるまで交渉してこい!』と」
「うわ、すごいですね......」

「で、そんなに欲しいなら自分で交渉してこいよ...... と言いかけたんだけど、結婚してから初めてみせる形相で睨まれたので、これはマズい、と」
「あの普段はおとなしい奥さんが、そんなに......」
「テレビコーナーに店員さんが居なかったので、探しにいったんですけど、途中でD7000のデモ機が展示してあったので、お! って少し弄り始めたら...」

「弄り始めたら!」
「後ろから付いてきていたようで、D7000を手に取った瞬間に、ケツを思いっきり蹴り飛ばされまして、ええ。もう少しでD7000を落としそうになりながら、カミさんの顔をチラっとみたら、目に涙溜めて、泣き出す手前」
「あららららら......」

「それで、『もう、テレビが映ればなんでもいいから買って』って、店の中でポロポロ泣き始めちゃったんですよ......。」
「そんなにテレビが.........。って、なんかイジらしくて可愛いですね」
「可愛いいもんか! テレビが映らなくなるのはあんたが原因。みたいに責められて、逆ギレもいいとこだわ...。結局、SONY製で32インチのLAN付きが一台残っていたので、それをリビング用にして、Panasonic製の26インチも辛うじて一台残っていたので、その二台を購入したですヨ」
「おつかれさまでしたね、ほんと」

「でもさ、テレビをデジタルに変えたっていっても、番組の内容が変わるわけでもないから、見ることはないかなぁ」
「そうですよね、番組が一新されるわけでもないし、大物芸人司会者と若手芸人のネタ披露場と、番宣のコンボが、いまの民放スタイルですし」

「でしょ? 芸人さんは、たまーに気休めで見るから面白いし、面白くおもうわけで、毎日のように見るもんでもない」
「本当にその芸人さんのネタが観たいなら、劇場へ足を運ぶのがいいですよね。テレビで制限されるネタも、ライブでやっていたりするし」
「なんでもそうですけど、生の臨場感には勝てないです」

●簪よりも裏のシャッターに心を奪われる

「それで、一昨日は、カミさんと二人で、代官山に行って武さんのグループ展に寄って、渋谷に行ってマリアの心臓で中川多理さんのお人形を観て、浅草に簪(かんざし)を買いにいってきた」
「武さんの作品がすでに売れてて、すごく嬉しかったですよね」
「うん。展示作品はハガキサイズと名刺サイズだったけど、綺麗に展示されてて、額もまたいい味でてたなぁ」

「造形作家の能野裕子さん < http://goblin2010.web.fc2.com/
> の作品、初めて観たんですけど、独特な空気を放っていて惹かれましたね。軽石から削り出しているのかと思ったら、違うんですね」
「素材、なんだろうね、紙を溶かしたようにも感じるし......」
「クラフトの作品も出されてて、バランスがすごく良かったですー」

・アートラッシュ企画展Vol.151:『 妖 し 』展
会期:7月20日(水)〜8月1日(月)11:30〜20:00(月曜日17:00まで)火休
入場無料
< http://www.artsrush.jp/
>

「そういえば、いまさら浅草で気になったことが」
「なんでしょ?」
「仲見世の店舗裏あるでしょ」
「小路地のところですか? それがどうしたんですか?」
「店舗の裏にシャッターがあるじゃん」
「ありますね」

「あのシャッターって、なんじゃろ。全部見て回ったんだけど、裏のシャッターが開いている店は、一軒もなかったんだよね」
「ぐぐ先生で調べればいいじゃないですか」
「調べた。でも誰も触れてないんだよ」
「なんでしょうね、地下仲見世通りの入り口で、新吉原の世界が、地下で広がっているとかw」

「よ、吉原ー! 番外編の続きを書き始めてたはいいけど、区切りがつかなくて、文才のなさを改めて感じて落ち込んでいるですヨ」
「いや、いいんじゃないですか、評判良かったですよ、番外編。今まで連載している中で、読者さまからの反応が一番多かったですし」
「そぉ? ってことは、こんなネタコラムを書いてないで、マジメな正当コラムを綴るのが良いってことじゃないか」
「まぁまぁw」
「どなたか、仲見世の裏シャッターをご存知のかたがいっしゃいましたら教えてください」

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋
< http://bachio.posterous.com/
> ←更新したのです
< http://twitter.com/bachiosamansa
> ←フォローしても役に立ちません
< http://gplus.to/bachio
> ←Google+ お気軽にドゾー

○本文中にも書いたように、リビングとムスコ部屋にテレビを設置/デジタルへの切り替えは、もともと近くのマンションからケーブルを引っぱってあるので、テレビに繋げて設定するだけで終了/ムスメはMACがあるから要らん。ということで、欲しくなったら自分で買うらしい。まぁ、つべ(YOU TUBE)とニコがあればいいみたいだし/しかし、LAN付きのテレビにしたので、テレビでつべやニコが見れると知ると、急に欲しくなったご様子/昨日、やっと蝉の声が聞こえたと思ったらまた聞こえなくなった

○記憶に残っている2週間の出来事→16日の土曜日に、Twitterでお知り合いになったデジクリの古くからの読者さまと二人で呑んだ→話題は尽きることなく、あっという間に帰りの時間→「読んでもらえる」ということを今までは意識していなかったが、これからは意識してみようと→でも、意識すると、元々おかしい文章が、さらにおかしくなりそうなので、いまのスタイルでw