[3134] iOS5とiCloudのフォトストリーム

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《それはムサビとタマビの違いと同様だ》

■気になるデザイン[67]
 大手(中堅)印刷会社の人にも一言いいたい!
 津田淳子

■装飾山イバラ道[85]
 多摩動物公園へ行く時に気をつけたいこと
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[64]
 iOS5とiCloudのフォトストリーム
 おかだよういち



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■気になるデザイン[67]
大手(中堅)印刷会社の人にも一言いいたい!

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20111018140300.html
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夜寝るとき、夏は暑くて近寄って来なかった猫が、がさごそと布団をめくって入ってくるようになりました。ニヤニヤ。

そんな愛猫2匹をおいて、アルバニア、マケドニア、ハンガリーへ行ってきました。今回は、そこで買ってきたおもしろいデザインの本を紹介しようと思っていたのですが、別送にしたそれらの本がまだ届かないので次回に回したいと思います(届いてくれぃ!)。

私がのんきに旅している間に『デザインのひきだし14』が発売になりました。今回は巻頭特集が「貼る・写す・塗る。ピカピカもしっとりも特殊効果もおてのもの! 表面加工 A to Z」、巻末特集が「小口の美」です。特に巻末特集は完全に私の趣味企画ですが(すみません)、小口装飾についてこれだけまとめたものはないと思いますので、ご興味あるかたはぜひ。ちなみに、本誌小口も2色で水玉が刷られています。

さて本題。今回の巻頭特集でさまざまな表面加工会社に取材させていただいた。すばらしい技術を持った会社も多く、伺う度にあらたなことを知ることができて、たいへんおもしろかったです。

でも、ホンの少数ではあるものの「特におもしろいことはないでしょう? 目新しいこともないし」なーんて話をされる会社もありました。謙遜されている可能性もないことはないですが、私は少々うーむ、と思いました。もっと自社技術に自信を持って、お話してくれればいいのになぁと。「うちはこんなことできますよ」とか「他社と同じ技術ですが、こんなことに気をつけて仕上がりよくしてますよ」とか。

それからこれは今回の特集に関してだけではなく、常々感じていることですが、さまざまな印刷加工技術を持っている会社の中には、大手印刷会社や既存の大手(に関わらないかもしれませんが)クライアントにのみ、自社の印刷加工技術をPRして、それ以外のデザイナーや編集者などにPRすることが、視野に入っていない会社・人が多いなぁ、ということです。にわかに信じられないかもしれませんが、残念ながら本当です。

印刷加工会社の中には、クライアントから直接ではなく、大手印刷会社からの下請け仕事をしているところも数多くあります。それはそれで一つの営業形態だとは思いますし、それが自社の態勢に一番合っているという会社は、新たなクライアントを求めて営業活動しなくてもいいと思います。

でも仕事が減っていたり、今以上に仕事を増やしたいと思っている印刷加工会社なら、大手(中堅)印刷会社に営業するだけでなく、その向こうで、その印刷物をデザインしているデザイナーや、その人と一緒にものをつくっている企画者、編集者などにも、自社の印刷加工技術について、少しでも多くPRすべきだと思います。

確かに直接仕事の発注があるのは、印刷会社からかもしれませんが、その仕様を決定しているのは、その先のクライアントやデザイナーであることが多いのです。その人たちが「こんなことができるのか!」ということがわかっていなければ、その印刷加工技術が使われる機会はありません。

大手印刷会社の営業マンが優秀で、「そういうものをつくりたいなら、こんな印刷もありますよ。こんな加工を施すとよりいいのでは?」と提案してくれるなら、大手印刷会社にだけ営業していればそこから仕事が発注されると思います。でも実際には、そんな風に提案してくれる人はさほど多くありません。デザイナーやクライアント企業から「こんな加工できる?」と聞かれると、「ああ、それなら......」となることが多いかと。

デザイナーや編集者、各種企業にひとつひとつ営業していくことは大変ですが、そうした機会があった場合は、面倒だと思わずに、ちょっとずつでも自社技術をPRしてほしいなぁと常々思っています。

そして、(なんか今日は口幅ったいことばかり言っていますが......)大手(中堅)印刷会社の人にも一言いいたい。ダンッ!(机をたたく音) 「こんな加工がやりたいんですが......」と相談しても、すごく高い見積もりをだしたり、それは今回は無理ですね......と言われたりして、実現できない機会が多すぎる気がします。

確かに予算や時間、技術的条件でできないことも多くあると思いますが、「自社でやってないからわからない。できない」とか「めんどうだ」という理由で、「できない」と答えてしまっていることはないだろうか。

今、印刷物の全体量が年々減っています。それはデジタル化・電子化が進む現在ではしょうがないことなのかもしれませんが、紙に印刷したものの方がふさわしいものというのも、数多くあると思います。

そういうものを、これからもよりよく作っていくためには、「自社でできないから」なんて小さな理由で、さまざまな提案を断るのではなく、協力会社と一緒になって、少しでもいい印刷加工物をつくるべく、尽力すべきではないでしょうか。

今は、自社の利益とか自分の安寧だけを考えるのではなく、印刷加工業界全体で戦っていかなければ、いい未来はないと思うのです。

と、なんだか一人熱くなってしまいましたが、印刷物が大好きで、『デザインのひきだし』をつくっているので、日々、すてきな印刷物を見てわくわくすると同時に、そうした負の面も気になってしまうのです。愛ある故の諫言とご容赦のほどを。

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp  twitter: @tsudajunko

『デザインのひきだし14』の巻頭特集は「表面加工 A to Z」さまざま実物サンプルが満載! そして今号の表紙は超ど派手な表面加工+小口多色刷り。全国の書店にて好評発売中です。

名久井直子さんがさまざまな本づくりの現場を訪ねた「デザインのひきだし」の連載をまとめた『本づくりの匠たち』、デザイナーの「やりくり上手」の秘密が満載の『予算がなくてもステキなデザインのフライヤー・コレクション』、『装丁道場』『見た目よし! 機能よし! のショッピングバッグコレクション』『グッズづくりのイエローページ』も好評発売中です!

デザインのひきだし・制作日記 < http://dhikidashi.exblog.jp/
>

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■装飾山イバラ道[85]
多摩動物公園へ行く時に気をつけたいこと

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20111018140200.html
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シルバーウィークに多摩動物公園へ行った。京王線沿線に長く住んでいると、動物園と言えば「多摩動物公園」、遊園地と言えば「よみうりランド」、山と言えば「高尾山」が定番。定番ということは小学校の頃から遠足の目的地に設定されがちだったりして、あまり大人になった今は行く気もしないのだった。

ところがこの夏、テレビで多摩動物公園のチーターの赤ちゃんが生まれたニュースをやっていた。それも珍しいという「キングチーター」という柄の赤ちゃんチーターも一匹いるという。なんともかわいいニュースを繰り返し見て、絶対に大きくならないうちに行こうと思っていた。結局やっぱり夏が終わった頃に、具体的にスケジュールしてやっと久しぶりの動物園に行けたのだ。

・動物園ファンのサイト TokyoZooNet
< http://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/index.html
>

・ニュース 雨の日はごめんなさい、チーターとユキヒョウ展示予定
< http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?link_num=19699
>

●その1:履いて行く靴に注意

昔の記憶を引っ張り出して動物園対策を考える。多摩動物公園と上野動物園は、その立地条件に大きな違いがあることを忘れてはいけない。朝早くからのデートであれば、急に思い立って行き先を上野動物園に変更しても大丈夫だろう。

でも多摩動物公園にするなら、今履いている靴が山登りに対応できる靴なのかを考えなければならない。行き先が動物園なのに靴の心配なんて無用のようだけれど、多摩動物公園は「舗装された山」だと私は思っている。

平地の上野動物園なら、女性がパンプスなどのヒール靴でも大丈夫。でも多摩動物公園の場合は、よほど若くないと足が痛くなっちゃうに違いない。それは武蔵野美術大学と多摩美術大学の違いと同じだ。平地のムサビで平気な靴が、高低差のキツいタマビで履けるわけじゃないのだ(笑)。敷地内に高低差がありまくる場合は、歩き易く疲れないペタンコ靴が必須だと思う。

そんな坂のキツい多摩動物公園だけれど、高齢者には「シャトルバス」のサービスがある。これは園内を巡回しているバスで、私たちが入り口のバス乗り場付近にいたら、運良く運転手に声をかけてもらって乗ることができた。園内の一番高いところで降ろしてもらえるので、後は下りで楽に見て回ることができる。あくまでも優先されるのはお年寄りや体の不自由な人だけれど、席が空いていたら周囲の人を乗っけてくれる印象だったので書いておく。

●その2:時間に注意

生まれて間もないデリケートな動物は、場合によって公開時間が変わるので、WEBの情報や入り口の掲示を確認した方が良い。公開時間に合わせて園内を見るルートも考えよう。

多摩動物公園についた私たちは、午前中の限られた時間だけに公開する「キングチーター」の赤ちゃんを目指して、チーターの場所までまずは歩いた。私たちの場合、入り口からこのチーターへの道が一番登りがキツかった。園内で配られるMAPには急な坂がわかるマークがついているので、坂道チェックに利用したい。何とかチーターに行き着き、ガラス越しに赤ちゃんを見ると、日陰の見づらい位置に集まっていた。

「キングチーター」は女の子なので「なでしこ」という名前がついていた。大きな望遠レンズのカメラで撮影している人が多数いた。プロなのかなぁ? と思って見ていると、チーターを見て表情がゆるんでいる人ばかりだったので単なる猫好きかもしれない。

時間の注意事項では、多摩動物公園の売りの一つでもあるガラス張りのバスに乗って、放し飼いのライオンを見る「ライオンバス」は、ライオンが活発な午前中がおすすめだ。私たちは、午前中は小さい子たちが多かったので遠慮して午後に乗ったのだけれど、午後のライオンはお昼寝モードであまりバスにかまってくれないし、午前中に響いていたライオンの吠え声も少なくてちょっとさみしかった。

●その3:季節に注意

出かける時に帽子を忘れて日傘しか持たなかった。秋の日差しはさほどキツくなく、全身をカバーできる日傘は割と使い易かった。そしてこの日傘は、思わぬ使い道があったのだった。

動物園の道で次は何を見ようかと歩いていると、お掃除のおじさんたちがほうきを持って黒いビニール袋に落ち葉を集めていた。そこで一人のおじさんの低い声がふと耳に入った。「今日は毛虫が多いな。」

無類の虫嫌いと言っていい私にとって、こんなに恐怖な言葉はない。足下を見ると一瞬絶句した「!」。たしかに指一本分くらいのサイズの毛虫が、落ち葉に混じってあちこちに落ちていた。すごく毛虫らしい毛虫だ。

「ヒャ〜、毛虫毛虫!」とだんなさんに声をかけながら、日陰なのに日傘を開いて毛虫のいない場所を選びながら移動を続けた。本当は毛虫なんて見たくもないけれど、踏まないためには見るしかない! 毛虫たちは、元気なのやら踏まれたのやらいろいろだった。だんなさんもさすがに毛虫は嫌いなので、二人で慌ててヤツらのいない場所まで逃げた。

辛かったので長く感じたけれど、実際はせいぜい20メートル位の範囲で「毛虫地帯」になっていたと思う。大きな木が一本毛虫にたかられていて、その下だけがそうなっている感じだった。全体からすれば、毛虫のいない道の方が多いのでご安心を。

豊かな自然を利用して作られたタイプの動物園だから、これもしょうがないのかもしれない。私たちはMAPを見ながら毛虫地帯は迂回できるなら迂回することを決め、気をつけて歩くようにした。季節的に秋が悪いわけではなく、春には春の、夏には夏の、虫がいると思う。あきらめよう。

虫といえば、多摩動物公園には「昆虫園」という世界中の虫を集めたゾーンもある。私はいつもは怖かったこの「昆虫園」も、今回の毛虫地帯を体験したおかげか、あまり恐れることなく楽しむことができた。「昆虫園」は虫除けスプレーをつけた人は入ることができないと看板があったので注意。そういえばそうだと思う。

世界のゴキブリやハキリアリなどがいたけれど、すべてガラスケース内にいてこちらの空気とは遮断されているので安心だ。蝶が屋内に放し飼いになっているところは、まるで天国みたいで綺麗だった。

●その4:ユキヒョウを忘れずに

ユキヒョウにも赤ちゃんが生まれていて、これが一番かわいかった。ネコ科最強のかわいさと言っていいかもしれない。赤ちゃんといっても、もう大きくなっていて柴犬くらいのサイズはあった。太くてフワフワの足であちこちを駆け回って、金網をよじ上ったり、兄弟でケンカしたりと見ている人全員がデレデレした視線になっていた。多摩動物公園ではユキヒョウを見忘れてはいけない。

・ユキヒョウ
太い足< http://www.eimu.com/col/images/yuk1 >
カメラ目線< http://www.eimu.com/col/images/yuk2 >

初秋だったので毛色がベージュっぽかったけれど、ユキヒョウの冬毛は真っ白でフワフワだったのを覚えている。長くて立派な尻尾を絶対に地面につけずに悠然を歩くのだ。今年の冬にはチビのユキヒョウがはじめての冬毛になるので、また多摩へ行ってみようかと思う。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

世田谷区の高い放射線量の件で心配した。ラジウムの瓶が原因と判ったけれど、いろいろなことを考えさせられた。線量計は買うべきだろうか......。

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■おかだの光画部トーク[64]
iOS5とiCloudのフォトストリーム

おかだよういち
< https://bn.dgcr.com/archives/20111018140100.html
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前回、Adobe MAXの面白そうなアプリなどの速報を書きました。そのAdobeのイベントと同じ日に、AppleもiPhone関連の発表をしていたのは皆さんご存知の通り。そこで発表されたのは、iPhone4SとiOS5。

そしてその2日後、Steve Jobsが他界したニュースは一般のニュースやワイドショーでも単なる一外国企業の元CEOが亡くなったという事実以上に、彼の足跡や社会に与えた影響なども含め大きく取り上げられていました。

その日から既に10日余り経て、14日にはiPhone4Sも発売されて、新しいiOS5もリリースになっています。それと同時に、光画部トークでも期待を込めて何度か紹介したiCloudも使える状態になっています。

今回は、iOS5になってカメラや写真アプリまわりに機能が追加になった部分と、iCloudの超オススメ機能「フォトストリーム」を紹介します。iPhoneもMacも使ってない人にとっては意味不明だと思います。すいません。

まずは、iOS5のカメラ関連の新機能から。ロック画面で直ぐにカメラを使えるようになりました。今まではロック解除し(多くの人はパスワードを入力するはずです)、カメラアプリのアイコンをタップという手順でした。これだと、とっさのシャッターチャンスに間に合いません。そこで、ロック画面でホームボタンを2回素早く押すと、解除スライダーの横にカメラアイコンが現れるようになりました。
< http://flic.kr/p/awEChR
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ロック画面からログインせずダイレクトにカメラを使うと、カメラアプリ内からアクセスできる写真のアルバムアプリも過去の写真は出現せず、今撮ったものだけになりますので、セキュリティにも配慮されています。

今までは、画面に表示されるのシャッターボタンをタップするとシャッターが切れたのですが、iOS5ではそれに加えてボリュームボタンの「+」でもシャッターが切れるのでよりカメラっぽくなった感じです(今のところ純正のカメラアプリのみ対応)。

カメラアプリは、グリッドが表示できるようになりました。上部に表示される「オプション」をタップすると、グリッド表示のオン・オフとHDRのオン・オフの切替え設定ができます。グリッド表示しておくと水平・垂直が合わせやすく構図が整いやすいので、表示オンにしておくとよいでしょう。
< http://flic.kr/p/awHmdo
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また、右上に「編集」メニューがプラスされました。
< http://flic.kr/p/awECuM
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これをタップすると、画面下部に編集アイコンが表示され、簡単な編集が可能になります。
< http://flic.kr/p/awECAz
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左から、90度単位で回転するローテーション、自動色調補正、自動赤目補正、トリミングになっています。トリミングはアスペクト比が色々と選べて、スクエアや16:9を含めいろいろ選べます。
< http://flic.kr/p/awHmUf
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< http://flic.kr/p/awHn5C
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< http://flic.kr/p/awHnef
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ここで編集したものは上書きで保存されるので、オリジナルを残しておきたい場合は、編集前に画像をコピーしておくとよいでしょう。

そして目玉機能、iCloudのフォトストリーム。これ一度使うともう元には戻れないほど快適ですよ。設定アプリの中の写真に「フォトストリーム」があるのでオンにします。
< http://flic.kr/p/awHnDA
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これでiPhoneで撮影した写真が、iCloudに自動でアップロードされます。
< http://flic.kr/p/awJw5a
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最新の写真1,000枚が30日間保存され、それがMacやWindows、iPadやAppleTVにプッシュされます。

今までiPhoneで撮影したら、Macに転送するアプリやEye-FiとかFlickrなどのアプリで手動でアップロードするか、ケーブルでMacに繋いで写真を読み込むという手段でしたが、このフォトストリームは何も意識することなく、MacでiPhotoを起動すれば、そこにはiPhoneと同じ写真が表示されますし、iPadにも同じ写真が表示されます。

これは、デジカメで初めてEye-Fiカードを使った時以上の快適さです。今回、説明に使ったiPhoneの画面キャプチャ画像も、いちいち転送することなく、iPhoneでキャプチャ撮ったらそれがMacにもある状態なので、以前と比べてとても楽でした。

iPhone以外のデジカメで撮影した写真は、Macに取り込んでiPhotoやApertureに読み込むことで、フォトストリームに同期されます。

今回わたしはiPhone4のままで、iPhone4Sにアップグレードしていませんが、レンズやセンサなどハード自体のカメラのスペックも大幅に向上しているそうなので、もうコンパクトデジカメとして考えてもiPhoneが最強なんじゃないかと考える今日この頃です。

画質はいいし、アプリで色々加工できるし、どこからでもその場でTwitterやFacebookなどで共有できるし、更に何も意識することなく自動でバックアップしてMacやiPadと同期してくれる。こんなコンデジは他にはないですよ。

【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/
> < mailto:okada@s-style-arts.com >
< twitter:http://twitter.com/okada41
>

先日、兵庫県の中央部に位置する砥峰高原でススキの写真を撮って来ました。ここは昨年公開された映画「ノルウェイの森」のロケ地になった場所で、あたり一面のススキが太陽の光でキラキラ輝きとても美しい光景でしたよ。
< http://s-style-arts.com/blog/photo/entry-201.html
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■編集後記(10/18)

・佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく」全13巻(講談社)は2002年から2006年にかけて単行本が発行され、すべてを読んだ。本はまだ手元にあるが内容はあまり覚えていない。Webでも全巻(全127話)が無料で見られるので、ついページを開いたのが運のつき。モニタ上の漫画はハイスピードで快適に見られるから、たちまちのめりこんでまた一気に読破。「研修医・斉藤は理想とかけ離れた日本の医療の矛盾に苦悩しつつも懸命に日々を送る」という医療ドラマだが、なにしろ主人公が医療現場のルールを無視して、そこまでいうか、そこまでやるかと、読者があきれるくらい暴走する問題人物なので、まったく感情移入できない。こういう漫画も珍しい。彼の恋人は「あの人、ルールだとか周りの迷惑なんて考えないんだから......」「それでも時々反省したフリだけはするんですけどね、僕のした事はただの自己満足じゃないだろうか? とか言って......」と語るが、その通りだよ。現在の医療の問題点をあらわにするのはいいが、彼がどう苦悩しても結局根本的な解決はされないから、読んでいてストレスがたまる一方だ。でも最後まで読まずにはいられなくなるんだから、作者の実力は尋常ではない。笑えない漫画ですが、無料ですから、よろしかったらどうぞ。あくまでもドキュメントではなくてフィクションですけど。(柴田)
< http://mangaonweb.com/creatorOCCategoryDetail.do?action=list&no=2&cn=1
>
漫画onWeb

・津田さんのを読んで、本当にそうだなぁと思った。いや、印刷会社のことじゃなくて自分のこと。「他社と同じ技術ですが、こんなことに気をつけて仕上がりよくしてますよ」にガツーン。そうか、そんなPRの仕方があるのか。できて当たり前のことはPRできないと思っていた。「こんな加工できる?」のところとか、「確かに予算や時間、技術的条件でできないことも多くあると思いますが」のところも。手間のかかる仕事だと高めに見積もり出しちゃうし、現に自分がやったら日数がかかるから高めになったりはするなぁ。ああ......。とにかく印刷会社で働く家人に転送しよう。/ユキヒョウは関西にはいないのか? 絶滅危惧種だし、使っているOSだし(笑)、見ておくべきなのではないのかと悶々。/ボリュームボタンでもシャッターが切れるのか。横にした時に便利だな。ふむふむ。/迷惑メールの末尾にある暗号の意味がわからない。漢字ひらがなアルファベットで構成されていて、意味不明な、一見文字化けに見えるもの。あれは何なのだ? エラーによるリターン用? しかしそんな細工をしなくても、エラーメールでアドレスは取得できるであろう。調べていたら、「本文に同じ文字並びのメールを大量に送信すると迷惑メール・フィルタサービスなどで排除される可能性が高まるため、1通ずつ乱数で発生させた意味のない文字並びを差し込んで送信しているわけです。」とあった。同じ文章だとはじかれるから、あの末尾のランダム文字があることによって、それぞれ違うメールですよと。お客様へのニュースレターに宛名を入れておけば、個別メールとみなされ、フィルタサービスではじかれることがないわけで、それと同じことをランダム文字で。なるほど。/「シコタホア」という件名のメール。もらったことあったなぁと。アダルトのことだったのか〜。(hammer.mule)
< http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1138603026
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国内でユキヒョウを見られるのは、旭川動物園だけですか?(2010.4.1)
< http://www.securiba.jp/emails/mail-qa1120.html
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受信したメールが記号やアルファベットが並んだような意味不明の文章になっ
ていて読めません。暗号で送られてきたのでしょうか。
< http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_sktha.htm
>
シコタホア