[3253] やったよー「まにまにフェスティバル」

投稿:  著者:


《関西、頑張っていこー》

■エンドユーザー大変記[24]
 ギャル目線から見る(?!)テクノロジーの未来
 ジョニー・タカ

■クリエイター手抜きプロジェクト[315]Photoshop CS3〜6編
 100枚の画像のサムネールを作成し1枚にまとめる
 古籏一浩

■4/14「まにまにフェスティバル」やっちゃうよー[06]
 やったよー(後編)こんなこと思ってたの
 川合和史@コロ。

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■エンドユーザー大変記[24]
ギャル目線から見る(?!)テクノロジーの未来

ジョニー・タカ
< https://bn.dgcr.com/archives/20120423140300.html
>
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前回のテキストを上げる際に、近況の欄に書こうと思ったのだが、あえて掘り下げてみようと思った記事。

◇女の子が選ぶAndroid端末とは? アキバ系Android女子会【前編】(ASCII)
< http://ascii.jp/elem/000/000/674/674398/
>

外観がカワイイこともそうだが、最も重視されていたのがインカメラの性能である。つまり自分撮りがどれだけ手軽に、更にキレイに撮れて、その写真をデコれるか、というところに重きを置いていた。すなわち、プリクラの延長線上である(タッチペンが欲しい、という意見が多かったのがその証左)。

スマートフォンに適したタッチペンは豊富に出ているし、更にGalaxy Noteという、タッチペンつきまで出てしまった。
< http://www.nttdocomo.co.jp/product/next/sc05d/index.html
>

現物を見てきたが、確かにB6サイズぐらいのメモと言えるサイズだ。この大きさでは、女性が使うにはちょっと厳しいかもしれない。

あと、日本では思ったほどテレビ電話を使うことがなく、インカメラの性能はなおざりになっている印象がある。だが、インカメラの性能を上げるとなるとどうしてもバッテリー食いという問題が生じる。

ちょうどこの記事を見た後に、関連する意外なニュースが飛び込んできた。

◇カシオの"仲間撮り"デジカメ「EX-TR150」、発売日前に販売終了
(ITmedia デジカメプラス)
< http://camera.itmedia.co.jp/dc/spv/1204/13/news101.html
>

◇カシオの不人気デジカメが台湾や中国で大ブレイクした理由
(NIKKEI TRENDY NET)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120316/1040085/
>

◇CASIO EX-TR150
< http://casio.jp/dc/products/ex_tr150/
>

自分撮りをするのは、あくまでも自分自身や限られた友人に限る日本に対し、自分撮りして積極的にソーシャルに公開するアジア圏という、文化の違いだけでこんなに売れてしまうものなのか、と思う。

余計な機能を思い切り削ぎ落として、先鋭化かつシンプルにすれば発売前に予約で売り切れる事態にもなってしまう。

ちょうど『ガイアの夜明け』を昨日(4/17)見たのだが、アジア圏で売れる製品はシンプル、安い、メンテナンスフリー(この場合は、部品を共通化して修理・調達がしやすいという面も含む)であること知った。

更にEX-TR150の場合、「中華圏の場合、他人より高いものを買うのがステータス」らしいので、実勢価格が日本円で3万円前後なら確かに高い部類だ。十分ハイエンド機に匹敵する値段で、少し足せばミラーレスが買える。

《参考》
◇山谷剛史の「アジアン・アイティー」:中国人が「携帯電話で撮影しない」理由(ITmedia +D PC USER)
< http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0904/13/news085.html
>

この場合、更に"適正価格"というおまけも付く。そこの需要をきっちり量るメーカーは海外でも通用する。主要電機メーカーがここまで大赤字を叩きだした以上、浮上するきっかけは意外や意外、シンプル・イズ・ベストなのかもしれない。

もちろん、iPhoneやAndroidで充分事足りることはわかるのだが、更に一手間かけて見せたいという場合、プロセスがシンプルであることが大前提になる。

私が某カメラ会社勤務時代に、モックアップの製品レビュー時に意見を求められ、「もうちょっとカラバリがあれば面白いと思います」と言ったところ、社員から「金がかかるしラインもいるだろ」と却下された。それから9年、非常に隔世の感がある。その社員が今どうなってるか、当然知る由はない。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を展開する"コンピレーション"を1998年から行っている。2012年はようやく発売されたPSPソフト『フォトカノ』のコンピレーションを展開予定(と言っても勝手にやってるだけです。それを続けて14年目)。PS3でも『THE IDOLM@STER2』が発売されたので、そちらの選曲作業も始めてます。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/
>

日常ブログ < http://ameblo.jp/johnnytaka/
>
ツイッター < http://www.twitter.com/johnnytaka1962/
>

○邪道である以前に初期保証が切れることは重々承知であるが、パーツをちょぼちょぼ買っていこうと思っている。Windows8の概要が発表されただけに、それを視野に見込んだことも考えている。

一番美味しいと思っているのは、MSがよくやる"Windows8アップグレード権付き"Windows7購入。ただWindows8については、PCよりむしろタブレットの方が本来のポテンシャルが出るような感じがしている。

・Microsoftの「Windows 8」、製品エディションは4つに(ITmedia)
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1204/17/news027.html
>

○TwitterCEO、ディック・コストロ氏来日の裏でこんなことが...
・Twitterを「日本から世界へ」 CEO来日の狙い(ITmedia)
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1204/16/news094.htm
l>

・【ホモォ...】Twitterで謎の生き物が大量繁殖中【ホモォ...】(ねとらぼ)
< http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1204/17/news128.html
>

まったくもって日本人の想像力は大したもの、と言うしかない。これがコンテンツを生み出す原動力、なのか?

○Anonymousのハッカー、逮捕される──手がかりはガールフレンドのバスト写真(CNET Japan)
< http://japan.cnet.com/news/offtopic/35016249/
>

実に間抜けな話だ。ブラックハッカーの癖にプライベート空間で写真をソーシャルにアップロードする時にはGPSを切る、ということを忘れていたようだ。

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■クリエイター手抜きプロジェクト[315]Photoshop CS3〜6編
100枚の画像のサムネールを作成し1枚にまとめる

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20120423140200.html
>
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今回は、フォルダ内にある100枚のJPEG画像のサムネールを作成し、1枚にまとめるスクリプトです。実際のサンプルとしては、以下の画像になります。

< http://footage3.openspc2.org/sozai/manga/castle/nagano/matsumoto/20120311-1 >

サムネール画像のサイズは64×64で、それらが縦横10×10枚並びます。ちなみに、漫画/アニメ用の背景用資料として撮影してきたものをまとめて、わかりやすくするために作成したスクリプトです。

漫画/アニメ背景用資料写真
< http://footage3.openspc2.org/sozai/manga/
>

写真はカシオのデジカメEX-ZR100の、アート風にしてくれる機能(HDR ART)を利用して撮影しています。

EX-ZR100
< http://casio.jp/dc/products/ex_zr100/hdr/
>

漫画を作成するソフトであるコミPo!であれば、これらの素材を読み込んで利用できますし、さらに漫画っぽい背景にする機能を使えば、キャラクタとなじむと思います。


(function(){
var folder = Folder.selectDialog("フォルダを選択してください");
if (!folder){ return; }
var saveUnit = preferences.rulerUnits;
preferences.rulerUnits = Units.PIXELS;
var docObj = documents.add(640, 640);
var fileList = folder.getFiles("*.jpg"); // JPEGのみ処理
var count = 0; // 参照するファイルの位置を示す
for(var y=0; y<10; y++){
for(var x=0; x<10; x++){
app.open(fileList[count]);
app.activeDocument.resizeCanvas(3648+30, 3648+30, AnchorPosition.MIDDLECENTER);
app.activeDocument.resizeImage(64, 64); // 64x64サイズに画像を縮小
app.activeDocument.selection.selectAll(); // 全てを選択
app.activeDocument.selection.copy(); // コピー
app.activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
var selReg = [ [x*64, y*64],
[x*64+64, y*64],
[x*64+64, y*64+64],
[x*64, y*64+64],
[x*64, y*64]];
docObj.selection.select(selReg);
docObj.paste(true);
docObj.selection.deselect();
docObj.flatten();
count++;
if (count >= fileList.length){
preferences.rulerUnits = saveUnit;
return;
}
}
}
preferences.rulerUnits = saveUnit;
})();


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

ようやく、梅も桜も咲きました。例年よりも、かなり遅い状態ですが、暖かくなれば一気に咲くようです。カメラはあれど、撮影に行く時間が減って、なか出かけられません。

インプレスジャパンから出版されている「Google API Expert」シリーズが電子書籍化されました。期間限定で6点セットだと安くなってます。

・達人出版会 - Google API Expertシリーズ電子書籍版 -
< http://tatsu-zine.com/api-expert
>

・毎度おなじみASCII.jpの連載
「ブラウザーにファイルを残せるFile system APIの使い方」
< http://ascii.jp/elem/000/000/686/686064/
>

・AndroidのためのHTML5本格アプリ開発【発売中】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4897978971/
>

・新標準HTML5 & CSS3辞典【発売中】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844331752/
>

・Google API Expertが解説するHTML5ガイドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844329278/
>

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>

・10日で覚えるHTML5入門教室
< http://www.amazon.co.jp/dp/4798124184
>

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

・クリエイター手抜きプロジェクト【2011年分まで用意しました】
< http://www.openspc2.org/projectX/
>

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。

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■4/14「まにまにフェスティバル」やっちゃうよー[06]
やったよー(後編)こんなこと思ってたの

川合和史@コロ。
< https://bn.dgcr.com/archives/20120423140100.html
>
───────────────────────────────────
......ども、デジクリ6度目の登場、川合です。(ぺこり)
これで、まにフェスについては最後になる予定です。

前回、延べ来場者数が1,000名弱って書きましたが、1,000名ちょいでした。ほんと多くの方にご来場いただけ嬉しかったです。ありがとうございました。デジクリでの紹介記事を読んでくれてた人もいて、迂闊なことは書けないなとドキッとしたりもしました。(笑)

さて、最終回となる今回は、やっぱりまたイベント内容のことはさておいて、どんな風に企画を考えていったかについて少し。

前回のデジクリで、まにフェスは元々予定していたイベントが流れたので、あたためていた企画を引っ張り出してきて突っ込んだ、と書きましたが、「元々予定していたイベント」と「あたためていた企画」の両方の要素が入り交じった感じになっています。大枠の部分としては、後者かな。

毎回付き合って読んでくださっている方はご存じかも知れませんが、うちの「まにまにカレッジ」は、セミナーイベントを学校に見立てたものでして、「学校なら文化祭や体育祭も」というのが「まにまにフェスティバル」で。

今回の「まにフェスP1」は、そのうちの文化祭のイメージです。文化祭といっても、元々がセミナーイベントなので、その要素はそのまま残して、そこに展示を組み合わせました。飲食物を扱うのはちょっと難しいので、出店的なものはせいぜい物販とかゲームとかくらいかなと思っていたので、そういう意味では、割とイメージ通りの感じに。実際、ろくに趣旨の説明もしないままだったのに、出展者の皆さん、ありがとうございました! 中でも忍者コスプレで臨んでくださったファーストサーバさんバンザイ!

セミナーと展示を、という組み合わせは、元々あの大阪産業創造館という会場の作りありきで考えていたもので、その原型は2005年にあそこで、アニメ作家のルンパロこと左山誠さんとやった「JAWACON2005」でした。

あれはウェブアニメのイベントだったので、4Fホールは上映会でしたが。ちなみに、村岡正和さんとはその時からのお付き合いだったりします。あの会場で、そういうことをしたいな、というのが大枠としてありました。
< http://jawacon.net/jawacon2005/
>  JAWACON2005

「元々予定していたイベント」の要素は、4Fのセッション、特に後半の、クリエイターズセッションに強く出ています。(Web)クリエイターにとって大きな刺激になる話を色々と聴ける場を作りたい、という希望があって、クリエイター代表で、一緒に企画していた秋葉さんがピックアップされた方々を中心にゲストをお招きしました。

それらを骨組みに、私がやりたかったことを全体に織り込んでいきました。ひとつは「呉越同舟」のイベント。ずっと前から時々周りには話していたのですが、世間的には競合にあたる企業さんを、一所に集めて絡ませたかったんです。それも産業フェア的なものではなく、コミュニケーションを取るような形のものを。

4Fの、ブラウザベンダーさん5社に集まっていただいたのが分かりやすい形ですが、3Fでも、サーバー会社さんが3社、人材会社さんが2社、協賛入れれば人材会社さんも3社関係していただいています。当日居合わせた方はご存じだと思いますが、サーバー会社さんたちには、撃墜王ゲームで「どのサーバー会社が一番(撃墜王ゲームで)強いか」を競っていただき、KDDIウェブコミュニケーションズさんが、ファーストサーバさんと、フューチャースピリッツさんを押さえて、見事勝利されました。(笑)

競合としての本来の戦いは、普段、市場でやっていただければいいことで、その上で、その市場で戦い抜いてこられている各社が、どのような強みを持ってサービスを提供されているのかを、それぞれから幅広く、受け手の制作者に伝えてもらうことが、全体にとっていいことなんじゃないかなと。

で、そんな企画、うちみたくどこの利害に与しても大差ないような弱小が持ちかけるからこそ、乗っていただき、実現できる話だと思っていて、よそにはなかなか真似できない面白さも見せられるんじゃないかと。

もうひとつ、これは競合他社でなく、私たちが主軸を置いているWebと、関わりの深い色んな業界をできるだけごちゃまぜに巻き込みたかった。

ちょうどオープンステージの一発目、秋葉ちひろさんと赤井さんが話したアプリ開発の話が、デザイナーとエンジニアの協力、という話でしたが、そんな隣り合わせのような業界でも、お互いに知らないことだらけで、なかなかスムーズに連携が取れないことが多く、その一方で、Webは、プラットフォームとして色んな形で利用され、せめて周辺業界とくらい、もっと互いに知り合っておかないと、まとまる話もまとまらないことが多く出てくる。

というか、でてきてる。大きな案件の場合、代理店がそこは吸収してくれると思いますが、特に関西では、なかなかそこに頼ってばかりもいられない現状もあって。

イベント一本でどうこうなる話でもありませんけど、とりあえず自分の周りだけでも、知り合う程度でも知り合ってもらえれば、そこから何か新しい話に転がる可能性だって出てくるんじゃないかと、広くIT系からキャラクタービジネス系、業界団体系など、普段私がお付き合いのある狭い範囲でですが、協力をお願いしました。開催後いくつか、それが奏功したような話もちょこっと聞こえてきたりもして、嬉しかったり、安堵したり、そんなこんなでした。

だいぶ長くなってきましたが、最後にもう一個。

色んなこと思って開催したイベントですが、根本の部分でもうひとつ、「関西でも、手弁当レベルでも、これくらいの中規模イベントならば開催できるし、地味ながらも意外と影響力も発揮できるんだよ」って、他の地域、特に東京に向かって見せたかったというのがありました。

付け加えるなら「だから、無視しないでね」と。

来場者数のゼロをひとつ増やせたら「関西なめんな!」くらいは、言いたいところなんですが、まあ、遠く及ばないので控えめに。(笑)
どうしても国内では東京がフィーチャーされ、それが全てといった感が、僻みも込みですが、感じられて。ちょっと虚勢も張ってみたかった。

規模ではとうてい敵いませんが、「関西らしさ、大阪らしさ」という、その点では、東京ではなかなか見られないイベントの形を示すことができたかなって、これはちょっとくらいは興味をひけたんじゃないか、一矢くらいは報いたんじゃないか、って思っています。

そんなこんなで、実際、まにフェス話は尽きないくらいに色々あるのですが、本当に尽きないのでこれくらいで終わりたいと思います。もし、もっと聞きたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、そのうち、ご飯にでも誘ってください。ほいほい出向きます。

また、今回書いたようなことは常々何らかの形で表に出していく機会を窺っていますので、今後のイベントにも注目してみてください。いつも隙あらば随所にちりばめていっていますので。

それでは皆さん、改めてありがとうございました!

・まにフェス、参加された方も、参加できなかった方も、こちらをまた是非。
< http://m2.cap-ut.co.jp/fes/
>
開催報告を近日更新。それからしばらく更新が続きます。

・ルンパロさん
< http://rumparo-tita.jp/
>

【川合和史/合同会社かぷっと 代表】
< http://cap-ut.co.jp/
> < koro@cap-ut.co.jp >
< http://twitter.com/cap_ut
> < http://www.facebook.com/caputllc
>

さて、今週、来週はまた秋葉さんとCSS Nite in OSAKAです。
< http://osaka.cssnite.jp/
>
来月5/12は(私は関わっていませんが)PHPカンファレンス関西2012です。
< http://conference.kphpug.jp/2012/
>
再来月6/30は、Firefox Developers Conference 2012 in Osakaです。
< http://mozilla.jp/events/devcon/2012/osaka/
>

関西、頑張っていこー。

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編集後記(04/23)

●映画DVD「東京原発」を見た。たまたま図書館のライブラリーをチェックしていたらこのDVDを見つけた。2002年制作、2004年の公開だが、2012年の今見ても古くない。むしろ今こそ見るべき映画だと思う。

カリスマ東京都知事が、副知事と5人の局長を招集した臨時緊急会議の席上、「東京に原発を誘致する」と爆弾発言、会議室は騒然となる。知事はフリップを用いておざなりな説明をしたあとは、局長たちのあーでもないこーでもないの喧々諤々を余裕で聞き流している。副知事ひとりを除き、各局長らの原発に対する知識はじつにお寒いものだが、まあ無関心な人達はこんなものだろう。やがて彼らの右往左往は、都知事に迎合追従する雰囲気に変わって行く。

そこに、副知事が急遽呼んだ原発反対派の大学教授が現れ、彼のレクチャーを全員で聞くことになる。教授は淡々と原発の現状を説明し、素人な質問にもていねいに答える。この反原発理論は初歩的な範囲を超えるものではないが、これまで原発に無関心だった人にとってはかなり衝撃的な内容だと思う。都知事は廃棄物の処分について問われると、あっさり「そんなものは国の仕事だよ」とうそぶく。

ふたたび原発誘致に懐疑的になる彼らだが、やがて知事の強引な原発誘致推進の真の狙いを知ることになる。これがこの映画の核心だ。ここまでの会議室コメディは、個性的な俳優たちがコミカルに演じていて飽きさせない。だが、おもしろいのはここまで。プルトニウム燃料を積んだトラックが、爆弾マニアの少年に奪われ、東京壊滅の危機というサスペンスに転じてからのドタバタは、腹立たしいくらいヘタクソ。会議室だけで終始すれば画期的なインテリジェンス・コメディ(?)になったかも。この映画はいまこそテレビで放映すべきだろう。政府は「やらせね〜よ」と言うに決まっている。(柴田)
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<
>
ハイライトシーン(教授レクチャー)

●「女子」「女の子の」とあると、わかんないぜ、と言いたくなる。Googleがブラウジングから推定する属性だって、25〜34歳の男性らしいし。一番興味のあるアプリはスケジュールやToDo系だったりするし。先日、女子会に参加したが、みーんな変態だった。全員がiPhone、Android、iPadのいずれかを所持。お店に無線LANのあることを知ると設定するし、撮影画像をアップ。壁に設置されているノートパソコンのトラックパッドまわりから、パナのレッツノートだと指摘する人がいれば、皆でほんとだほんとだと騒ぐ。丸められるキーボードがあると、どよめく。わかっても理解してもらえないと思っていれば指摘はしないし、指摘して全員が騒ぐことも稀だろう。巷での共通言語的「女子」の枠で言うと、はみ出している(性欲ではないが)変態たちだ。新しい技術やサービスにもアンテナが強い。かと思えば、食事の話やアウトドア、スポーツの話をしたり。

サムネールを作成し1枚にまとめるスクリプトを使いたい。まにフェスの画像が約500枚。選定にAdobe Bridgeを使っているが、他のアプリも立ち上げていて、非力な私のマシンでは重くてかなわない。/ADCCさんの犬の着ぐるみも人気だったなぁ。展示ブースが思いのほか面白く、私が参加者だったら、メーカーさんにサービスについて、とことん聞いていたはず。聞きたいことが聞ける機会はありそうでないなぁと。ブースによってはマンツーマンセミナーっぽかったり。人酔いするし、交通の便が悪い場所でしかやらなかったりで、展示会にはあまり行かないのだけれど、今後はもうちょっと行ってみようと思ったぜ。(hammer.mule)