《とりあえず、投票行こうぜ!》
■まにまにころころ[19]
コンビニマンガ
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
■クリエイター手抜きプロジェクト[338]Illustrator CS3〜6編
指定した彩度の塗りにする
古籏一浩
■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
いまさら? Facebook指南(2)〜Facebookページ運営の心構え〜
森 和恵
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┃ https://www.ddc.co.jp/estore/
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刷 ●オリジナルの電子書籍・デジタルコンテンツを自由に販売可能
の ●販売価格は50円〜設定可能なので小さなコンテンツでも対応可能
泉
★デザイン・印刷・製本・DTPなどの印刷関係コンテンツ専門のサイトです
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■まにまにころころ[19]
コンビニマンガ
川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
< https://bn.dgcr.com/archives/20121210140300.html
>
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こんにちは、寒いので口元で焚き火をして暖をとってる川合です。今年ももういつの間にか終わりかけ。年内のまにころも、今回入れてあと2回だけです。が、今週13日にも出番がありまして。森和恵さんとのマンガ対談をする予定です。森&川合でMKチャットですね、なんてこと言いつつ、恐れ多いのでタイトルはこれから考えます。(笑)
さて、時期的に選挙の話でも書こうかと思ったんですが、あまりがっつり選挙の話を書くのも怖いので、最後にちょこっとだけ書くことにして、とりあえずまたマンガの話でもしたいと思います。
◎──お薦めのマンガ
先日、森和恵さんとチャット対談に先駆けて軽くマンガ話をしてたんですが、「お薦めの一冊、って難しいですよね」って話を。まず、そもそも「一冊」に絞るのが難しいんですが、その縛りを無くして、何冊薦めてもいいとしても、薦めると言うからには「相手」がいるわけで、相手によってお薦めも変わる。
でも、デジクリの記事などでお薦めを挙げる場合は、相手は不特定多数になる。そうすると、とたんにお薦めの選択が難しくなります。相手による縛りの条件がなく、自由に選べる分、難しくなる。自由ほど不自由というか。
最近ジョジョがブームですけど、不特定多数に薦められるかというとちょっと考えてしまいます。好き嫌いの分かれる作品だと思いますし。もっとも、好き嫌いが分かれるような作品ほど、好きな人には強く刺さるものなので、無難な作品を薦めるよりは、そういった作品を選んだ方がいいのかも、なんて思いも。
そんなこんなで、たぶん、森さんとのマンガ対談でも、お薦めのマンガを紹介、というよりは、自分が好きなマンガを紹介ついでにお薦めするって感じで話をしようかなーって思ってます。森さんとは読んでるジャンルも好みもちょうどずれてるので、バラエティに富んだ話になるんじゃないかなーと期待。絵柄の好みは割と似てる感じなんですけどね。(笑)
◎──コンビニマンガ
さて、ちょっと切り口をかえてのマンガ話をしたいと思います。私は普段は、雑誌でマンガを読むことが多いのですが、次いで多いのは、たぶん、コンビニマンガ。コンビニで売ってるペーパーバックのコミックです。ついつい買って、今も一冊読んでました。普通のコミックに比べてさほど安いってわけでもないのですが、気軽に買っちゃいますね。私にとっては、雑誌が日常のご飯、普通のコミックが外食、コンビニマンガがお菓子、といった感覚です。
コンビニマンガと一口に言っても、色々なものが出ていますが、私が読むのは大抵、過去のコミックを再編したもので、その中でも9割方が料理マンガです。なんとなく「料理マンガはコンビニで」と刷り込まれているようで、実際には9割どころじゃないかもしれません。
コンビニマンガにも発行の周期はあって、シリーズものは定期的に刊行されているんですが、なかなか発売日調べてまでコンビニに行かないし、コンビニによっては入荷もまちまちだったり。でも再編ものの料理マンガは、少々不連続な読み方しても、たいして問題じゃないので、目に付いたら買って読むという程度の気楽さで読んでいます。はっきり連続もののストーリーで、それなりに発売日調べるはめになってるのは、最近読んでる「鉄鍋のジャン」くらいです。
他にちょいちょい買ってるのは、「美味しんぼ」、「江戸前の旬」、「蒼太の包丁」、「将太の寿司」、あとは単発ものなど。一発目に「鉄鍋のジャン」を挙げておきながらアレですが、基本的には現実的な料理マンガを選んでいます。あ、「ミスター味っ子」も買ってましたけど、あれもまあ料理に関しては十分、許容範囲です。アニメでの演出は凄かったですけど。(笑)
◎──気軽に買える。気楽に読める。
料理マンガに偏ってることはさておき、私にとってコンビニマンガは、気軽に買えて気軽に読める、ちょっとジャンクな部類の位置づけ。なんとなくですが、そのうちこの部分から電子書籍に置き換わっていくような気がします。それは、コンビニマンガが電子書籍に、という意味ではなくて、本を読む人にとっての、「ジャンクな部類」に分類されるものから、という意味で。私にとってそれが、コンビニマンガ。他の人にとっては、文庫かもしれないし、新書かもしれない。あるいは雑誌かもしれない。
省スペース性を第一に電子書籍の利点として挙げる人なら、ハードカバーこそ、まず電子書籍に置き換えていきたいところかもしれないけど、今のところは、なんとなく、ハードカバーでも「じっくり読みたい本」は、紙が選ばれる気がします。じっくり読んで、さらに繰り返し読みたかったり、常に手元に置いておきたいくらいの本になると今度は、紙に加えて電子書籍でも、と。そうなるような。好きな本は、電子端末の中だけでなくて、本棚にも欲しいですもん。......本好きだからそう思うだけですか?
koboでコミックを買いまくってる森さんにも聞いてみよっと。
◎──電子書籍
私は周りから、新しい物好き、ガジェット好きと思われているんですが、実際にはまったくそんなことなくて、電子書籍リーダーも未だに持っていません。タブレットも、濱村さんのお下がりiPadを時々使うくらいで、iPad miniはまだ触ったこともありません。Kindleとkoboは、触らせてもらったことだけあるんですが、読むにはイーインクの方がやっぱ読みやすいですね。
マンガの場合、カラーページもモノクロになるのが難点で悩むところですけど、「ジャンク」ならそれも気にならないし、いいかもです。自分の部屋も、会社のロッカーも、コンビニマンガで溢れてきてるので、そろそろ電子書籍の導入を検討する時が近づいているのかも......。
仮に導入したところで、買った本を捨てられない性分なので、現状から減りはしないんですけれど。(笑)
◎──うってかわって選挙の話
問1.「うってかわって」を使った文を書きなさい。
答.「彼は麻薬をうってかわってしまった。」
すいません、見出し書いたら、このネタ思い出したのでつい。
気を取り直して、選挙の話。といっても「投票行こうぜ!」って言いたいだけです。普通の人にとって、誰に投票したらいいのか非常に悩ましいと思います。消去法で絞っていったら誰も残らなかったり。それでも行きましょう。誰かに票を投じましょう。ギリギリ一番マシかもしれないとでも思える相手に。
世の中、誰に投票するかを悩まない人が結構います。誰がどうこうでなくて、勝たせたい政党がはっきりとある人たちが。組合やら信仰やらと繋がってて、自動的に投票する先が決まってたり。ぱっと思い当たる政党が2〜3はあると思いますけど、どこの政党にもそういう固定票はあります。
今みなさんが投票先を悩んでいるとすれば、その票はいわゆる浮動票ってやつです。「誰に入れても同じじゃないか」ってよく言われたり、実際にそうだと思わないこともないですが、あなたのその浮動票の行き先は結構大事です。
誰に入れても同じだから選挙なんて行かない、とか、白紙で投じる、となると、選挙の結果は自動的に、固定票の重みがでかくなります。要するに、直接的に利害があって投票行動を行っている人の票で選挙が決まっていくわけですよ。
少なくともその「利害」は、選挙に行かなかった人の利害とは関係ないもので、もしかしたら一致するかもしれないし、しないかもしれない。いずれにしても、浮動票のことを気にする必要がなければ、候補者は分かりやすい支持者にだけ語りかければいいし、当選後は支持者にだけ受けるように動けばいい。浮動票を持ってる人のことは選挙前も選挙後も、考えなくていい。投票率が低いって、そういう状態です。
その一票を誰に投じるかももちろん大事ですが、まずそれ以前に、「その一票が、誰かに投じられるものであること」が大事なんです。それだけで、無視できなくなるので。
だから迷ってる人も、政治にあまり興味ない人も、みんな投票に行きましょう。期日前投票も、もう受付されています。とりあえず投票しましょう。よく考え、きれい事だけ並べてたり、胡散臭そうな候補は避けて、少しでもマシな相手に。少しでもマシな明日のために。
ぶっちゃけ今の選挙で政治が良い方向に変わるとは思えないですが、悪い方へ転がる速度は多少抑制できるんじゃないかとは思ってるので、ただの時間稼ぎに過ぎなくても、とりあえず、投票行こうぜ!
【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
< https://www.facebook.com/korowan
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< https://www.facebook.com/caputllc
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■クリエイター手抜きプロジェクト[338]Illustrator CS3〜6編
指定した彩度の塗りにする
古籏一浩
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今回も前回に続いて似たようなネタです。前回は色相だけを変えましたが、今回は彩度のみを変更するスクリプトです。
スクリプトを実行すると彩度を入力するようにダイアログが表示されます。彩度の範囲は0〜100です。彩度はカラーパネルでHSBカラー表示を選択した際に表示されるS(Saturation/彩度)の値です。例えば0を入力すると彩度が0、つまり無彩色になります。100なら彩度100%なので鮮明な色になります。
// 指定した彩度にする。色相や輝度はそのまま
(function(){
var defS = prompt("彩度を入れて下さい(0〜100)", 50);
if (!defS){ return; }
defS = parseFloat(defS)/100;
// 選択処理
var selObj = app.activeDocument.selection;
for(var i=0; i<selObj.length; i++){
RGBcolor = selObj[i].fillColor;
var R = RGBcolor.red;
var G = RGBcolor.green;
var B = RGBcolor.blue;
//$.writeln("RGB = "+R+","+G+","+B);
var HSB = RGBtoHSB(R, G, B);
var H = HSB.H;
var S = HSB.S; // 彩度(今回は使っていない)
var B = HSB.B;
//$.writeln("HSB : "+H+", "+S+", "+B);
var tempRGB = HSBtoRGB(H, defS, B);
var myRGB = new RGBColor();
//$.writeln("temp:"+tempRGB.R+", "+tempRGB.G+", "+tempRGB.B);
myRGB.red = Math.floor(tempRGB.R*255);
myRGB.green = Math.floor(tempRGB.G*255);
myRGB.blue = Math.floor(tempRGB.B*255);
//$.writeln(myRGB.red+", "+myRGB.green+", "+myRGB.blue);
selObj[i].fillColor = myRGB;
}
})();
// RGBからHSB (R:0~255, G:0〜255, B:0〜255, h:0〜360, s:0〜1, B:0〜1)
function RGBtoHSB(r, g, b){
var h = s = v = 0;
if ( r >= g) cmax = r; else cmax = g;
if ( b > cmax) cmax = b;
if ( r <= g) cmin = r; else cmin = g;
if ( b < cmin) cmin = b;
v = cmax;
var c = cmax - cmin;
if (cmax == 0) s = 0; else s = c/cmax;
if (s != 0){
if (r == cmax){ h = (g - b)/c;
}else{
if (g == cmax){ h = 2 + (b - r)/c;
}else{
if (b == cmax) h = 4 + ( r - g)/c;
}
}
h = h * 60;
if (h < 0) h = h + 360;
}
return { H:h, S:s, B:v/255 }
}
// HSBからRGB (R:0~1, G:0〜1, B:0〜1, h:0〜360, s:0〜1, B:0〜1)
function HSBtoRGB(h, s, v){
var r = g = b = 0;
if (s < 0) s = 0;
if (s > 1) s = 1;
if (v < 0) v = 0;
if (v > 1) v = 1;
h = h % 360;
if (h < 0) h = h + 360;
h = h / 60;
i = Math.floor(h);
var f = h - i;
p1 = v * (1 - s);
p2 = v * (1 - s*f);
p3 = v * (1 - s*(1 - f));
if (i == 0) { r = v; g = p3; b = p1; }
if (i == 1) { r = p2;g = v; b = p1...; }
if (i == 2) { r = p1;g = v; b = p3; }
if (i == 3) { r = p1;g = p2; b = v; }
if (i == 4) { r = p3;g = p1; b = v; }
if (i == 5) { r = v; g = p1; b = p2; }
return { R:r, G:g, B:b }
}
【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
Kindle Fire HDが来ても今年のデジクリには間に合わないので、また正月にでもいじって来年のデジクリのネタにでも。ネタ切れに備えて、懲りずにkobo miniも注文してみました。多分、期待を裏切らない出来だと思います......。
・kobo mini
< http://kobo.rakuten.co.jp/ereaders/kobomini/
>
koboより難儀なのがWindows 8かも。使い方が分からずカオス......。タブレット専用だけで作ればよかったのではないかと思うけど、もう手遅れか。
・Windows 8使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Windows8/
>
・Kindle(Paper White)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Kindle/paperwhite/
>
・kobo glo 使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/kobo/glo/
>
・iPad mini(アイパッドミニ)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/iPad/mini/2012/
>
・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/
>
・すべての人に知っておいてほしい jQuery & jQuery Mobileの基本原則
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844362984
>
・HTML5ガイドブック 増補改訂版
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844332937
>
・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082
>
・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199
>
・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>
・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/
>
・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■講師だって、最初は初心者だもの[番外]
いまさら? Facebook指南(2)〜Facebookページ運営の心構え〜
森 和恵
< https://bn.dgcr.com/archives/20121210140100.html
>
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こんにちは。森和恵です。雪降るの早いよ...今年の冬将軍は、手ごわそうです。すでに負けそう、寒いですね。
さて。この週末は、Web系イベントに参加してきました。マイクロソフトさんのオフィスはとても綺麗でした。飲み放題だったドリンクも、差し入れのバナナも美味しく頂きました(謎)。
CSS Nite in OSAKA, Vol.34
< http://osaka.cssnite.jp/vol34/
>
その中のソーシャルメディア部門のセッションで、Facebookを取り上げた発表がありました。ふむふむと拝聴いたしましたが、プランナーさんの目線で語られるFacebookは......ちっとも魅力的じゃなかったのが悲しかったです。
Facebookを取り巻く現状や、理論的な話をいろいろお聞きしてためになったのですが、マイナス点が目立ちすぎて、テンションが下がってしまいました。そんな状況だったら、Facebookページ運営しないほうがいいのでは? と思うぐらい。
ビジネス目線で考えたら、ファン数獲得やリーチ数を増やすための手法が大切なのかもしれませんが、Facebookページって、そういう場所じゃない気もして。なんか、世知辛いよね...と思ってしまいました。
もやもやしていたので、改めて考えてみました。そして、Facebookページを「広告媒体」として捉えるから、面白味もうま味も感じられないし、数字やリターンばかりを追いかけるから、疲弊してしまうのではと思いました。
自分なりにたどり着いた結論は、「Facebookページは、ファンとのコミュニケーションの場所」として位置づけよう!ということでした。
実名主義のFacebookでは、相手の顔がある程度見えます。お店でお客さんと対面しているように、直接コミュニケーションを取ることで、数字には表れない利得があるように思います。
今回は、このあたりの思う所を「Facebookページ運営の心構え」的な感じで、まとめてみました。
●Facebookページとは?
公認サイトの Facebook navi によると、「企業や著名人、アーティストやブランド、同好会などが、ユーザーとの交流のために作成・公開したページを「Facebookページ」と呼びます。」のだそうです。
Facebookページとは?─Facebook navi
< http://f-navigation.jp/manual/pages/about.html
>
最近では、企業が宣伝目的でFacebook内にサイトを持つような感覚で作られていることが多いです。「いいね!」を得て、ファンを増やして、広告を配信するために運営されているようです。Facebook navi の現在の人気ランキングを見ると「キットカット ニッポン」が一位を獲得しています。
Facebookページ検索─Facebook navi
< http://f-navigation.jp/pages/
>
このFacebookページは、急上昇ランキングの一位でもあったので、原因を探るためにページを見てみました。なるほど、クリスマスプレゼントキャンペーンをやっていて、そのキャンペーンに参加するためには、「いいね!」を押す必要があるのですね。こんな風に、大企業が宣伝費を使って大量にファンを獲得しているのは、よく見かける方法です。
キットカットサンタからのクリスマスプレゼント キャンペーン
< http://www.facebook.com/kitkat.japan/app_211074635600191
>
キットカット ニッポン Facebookページ
< http://www.facebook.com/kitkat.japan
>
●Facebookページって、効果ない?
キットカットの例のように、プレゼント欲しさにファンになったものの、Facebookページの内容が自分と合わない・面白くない場合は、離れていく時も一瞬です(本当の意味でファンなわけでは、ないですからね)。
大企業なら、プレゼントという餌をなんども出すことができるかもしれませんが、普通はなんどもできる手段ではありません。また、ファンでない人を何人集めても、結局は利益につながるアクションが取れないようで...。「Facebookページを作ってみたものの、効果が得られない」というケースが多数あるようです。
こちらの記事を読んでみてください。記事の後半でFacebookページをみて「その企業の体質を判断」している様子が興味深いです。やる気のある企業とそうでない企業の差は歴然のようで...。
ユーザー目線で、企業のFacebookページはこう使え! |
More Access,More Fun!
< http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=4300
>
この記事をFacebookページの運営者目線で読んでみるとどうでしたか? わかってはいるけど、ダメなページになっていませんか?(かくいう私も...ですが。怠慢でほとんど更新していないし。)
Facebookページは、ただ作って、広告のような投稿を垂れ流しているだけではダメで、ファンを楽しませたり、ファンと交流をすることが大切なのです。
●Appleは、Facebookページがない
最近、Windows8を発売した 日本マイクロソフトのFacebookページは、バラエティに富んでいて、いつも楽しく拝見しています。マイクロソフトの「今」を伝えようとしているのが感じられます。
日本マイクロソフト/ Microsoft Japan
< http://www.facebook.com/microsoftjp
>
ふと、Appleはどうだろう? と思い立ち、検索してみました。Facebookページが見つかりませんでした。なんでだろう? と更に進めると、こんな記事が。
なぜAppleはフェイスブックページを持たないのか。[Change Engagement]
< http://miyamotokent.jp/archives/386
>
「Appleという会社がユーザーの協力をもとめている会社ではない」から、SNSでコミュニケーションを取る必要がないということだそうです。公式見解ではないにせよ、わりと真理をついているのかも? と思いました。確固たるブランドと信念で製品の開発をするので、SNSでユーザーからの意見を必要としないのでしょう。
ちなみに、iTunesは、Facebookページがあります。こちらは、作品を利用するファン同士のコミュニケーションの場として使ってください、ということなのかもしれません。
iTunes(JP)
< http://www.facebook.com/iTunesJP
>
●とあるパン屋さんのお話
どれも大企業の話で、もうちょっと身近な例はないかな...とおもっていると、こんな事例を見つけました。
妻のパン屋の悩み事をFacebookページで解消したお話
< http://junichiito.hateblo.jp/touch/entry/2012/11/30/090253
>
営業日が限られている人気のパン屋さんで、パンの売れ行き情報などをタイムリーにお客さんに届けたい......という要望をFacebookページにリアルタイムで掲載することでカバーしたのだそうです。
ページを拝見すると、店舗販売のため、地域密着型となりファン数も400人と小規模ながらも、いいね! やコメントの数がとても多く感じられました。また、どの記事にもコメントが多い...。比率で考えるとすごいリターン率です。
大々的なプレゼントやイベントなど、特別なことをしなくても「本当にその情報を欲している人に、タイムリーに情報を届け、丁重なコミュニケーションを取っている」という当たり前のことだけど、やろうと思ったら継続がむずかしいことを本気で実践している結果だと思います。
記事のなかでなんども「自分たちには」これがよかったというニュアンスがでてきます。きっと、何が必要で、何が足りないかが、はっきりと見えていたからの選択なのでしょう。
●Facebookページで、コミュニティを作る
今回まとめてみて感じたことは、Facebookページは、確かに役に立つということでした。
・Facebookには、人がたくさんいること
・Facebookページには、コミュニケーションを実行するための機能があること
・Facebookのユーザーは、アクションを起こす敷居が低いこと(いいね! とか慣れてる)
という特徴が見えてきました。
自社サイトで、Facebookと同じ仕組みを作ろうと思ったら......大変なのはわかりますよね。すでに、ツールとしては十二分に揃っているのです。
なので、広告媒体として捉えるのではなく、ファンとの密接なコミュニケーションをするための道具として使ってみたらどうだろうか? と考えます。
そう位置づけると、たくさんの利益を上げなければならず数で攻めざるを得ない大企業より、顧客の質をあげたい中小規模の戦略に向いているのではと思いました。
最後に、「Best Practice Guide Marketing on Facebook」を紹介します。これは、Facebook社が、Facebookをマーケティングに使う時の心得をまとめたガイドラインだそうです。
「計画を立てる・ブランドを確立する・対話する・関係を育む・(ファンから)学び続ける」という5つの基本方針が書かれています。やはり、Facebookページは、ファンとのコミュニケーションを取るためのツールだと言えるなと思いました。
Best Practice Guide Marketing on Facebook
フェイスブックによるソーシャルマーケティングガイドの整理 その1
< http://www.hivelocity.co.jp/blog/852
>
......ということで、今回は終わりです。セミナーを聞いたことが、深く考えるきっかけになったのですが、他者から聞いたことをそのまま捉えるのではなく、いろいろと多面的に判断できる人になりたいなと思いました(パン屋さんの言葉を借りると「自分たちには...」と評価することが大切かなと思います)。
さて、次回は年明けとなります。次回は...未定ということで。(ちょっと先の話なので。)おっと! そうそう。今週13日に、「あなたにおすすめしたい漫画(仮題)」のチャットでも登場します。ではまた!すぐ!(^θ^)
※記事へのご意見・ご要望は下記より受付ます。
< http://bit.ly/gIHFfu
>
【森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜】
< site: http://r360studio.com
> < twitter: http://twitter.com/r360studio
>
< mail: r360studio@gmail.com >
< サイト制作の教科書 r360study: http://www.facebook.com/r360study
>
同じイベントの別セッションでお聞きしたのですが、「3か月に一度自分のスキルシートを更新する」そうです。結局、仕事に追われて、年の初めに決めたことにまったく手つかずの私。この年末年始は、すこしでも自分のことを見返す時間を取りたいな、と思います。(T_T)
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編集後記(12/10)
●わが埼玉県では、自称第3極の新人が「今回の選挙は脱原発を選ぶ国民投票だということを訴えたい」などと勘違いの大バカ発言をしていたが、原発ゼロは明言しない自民党をノダメ首相が「続原発」と勝手に定義し、「脱原発か、続原発かの戦いだ」なんてむりやり単純化させている。有権者に思考停止させるために編み出した戦法だ。
いま重要なのは、原子力発電に反対とか賛成とかいう単純な二者択一ではなく、これからどうするかという具体的な提案である。だが、民主党をはじめどの政党にもそれがない。誰にもできないからだ。これからの日本の「存在」まで左右する重大な問題に、そう簡単に結論が出せるはずがない。聞き心地が良いだけの「脱原発」は極めて無責任、大衆迎合の最たるものだ。
原発即時ゼロを主張する政治経済学者・植草一秀はこう言う。「民主党などは、『1930年代の原発ゼロを目指す』としているが、『目指す』というのは、『原発ゼロにはしない』と同義である。民主党が20年も30年も先のことを約束して信じる者がいるなら、信じる者が愚かと言わざるを得ない。2009年の明確な約束さえ、踏みにじって居直る政党の、20年先の『目指す』方針など、意味は皆無だ。」うまいことを言う。喝采。原発即時ゼロはノーだけどな。
橋下徹は嘉田・日本未来の党代表が公約した「卒原発」(これは武村正義の発明した言葉)に対して「10年後に原発ゼロと叫ぶのは、10年後に火星に行くぞと叫ぶのと同じレベル」とおちょくっていた。うまいことを言う。大笑い。だから、いますぐ決められないものは決めない、という勇気が必要だ。自民党が大衆迎合せずに、中長期的エネルギー構成を10年かけて決めるというのは、ちょっとスピード感に欠けるがまあ穏当だろう。
日経12/8電子版に「原発『必要』が7割超(都知事選・世論調査)という記事がある。タイトルにはへえーと思うが、正確には「即座に脱原発に取り組むべきだ」21%、「脱原発を目指すべきだが、当面は必要」61%、「電力供給のために今後も必要」13%という数字で、現実的なエネルギー政策としての原発を、当面の消極的必要性を認める声を加えると「必要」がほぼ4分の3を占めたということだ。これは国民の健全な感覚ではないか。「脱原発」を叫ぶ候補者に未来はないが「未来」はいる(笑)。(柴田)
●続き。その次の画面では結果発表。26通のメールで19分42秒セーブし、2791ポイントゲットだって。1通の平均時間も書かれてあった。平均より117%早いとのことだったが、既読メールのアーカイブがほとんどだったし、ブーメランも使わせてもらったせいだと思う。
メールは日本語でも問題なかった。が、ラベルの日本語が通らなくて、ラベル付けだけは断念するしかないようだ。フィルタを通す時にラベルをつけるようにしているので問題なさそう。設定画面を見ると、返信用のアカウントは固定で、署名もひとつ。リッチテキストになっているので、『The Email Game』上では、私は返信はできないことが判明。
なので、このゲームで返信は考えず、返信の必要なものはスキップし、あとはアーカイブ・削除とスター付けぐらいにしようと思う。たまった通知メール類(中身は見なくても良かったり、既にiPhoneから見ていたり)は、ラベルの中身ごとか、検索かけての削除をしていたが、このゲームなら、受信トレイにあるメールが次々に表示されるので、ちら見しながら処理できる。続く。(hammer.mule)
< http://emailgame.baydin.com/
>
The Email Game。ムービーを見るとわかりやすい
< http://nihonseiji.com/votematches
>
投票マッチング。なんとなく入れようと思っていた政党になって驚いた