おかだの光画部トーク[96]夜中に食べちゃダメ
── 岡田陽一 ──

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予想外に早い桜の開花で、「お花見の予定を前倒しに変更で大変」というニュースが流れるほど、一気に春がやってきたようです。先週、22日金曜日に東京出張でしたが、満開でした。神戸はあちこち咲きはじめたくらいで、まだ満開までもう少しかかりそうです。

カレンダーを見てみると今週で3月も終わり。一年の1/4が終了です。ついこの間お正月だったのに......。4月が終わると[ふわっと]を始めてまる一年となります。速すぎます。

最近、久しぶりに会う人に「痩せた?」とよく聞かれます。元がもうダメなくらい太っていたので、痩せたといってもまだまだ標準体重よりはオーバーしていますが、この一年で18kgくらい体重が減り、ベルトの穴が2つ移動しました。

といっても、ダイエットを意識してジムに通い始めたとか、食事制限など何か特別に痩せる努力をしたわけでもなく、普通に生活をしている状態なのです。現状で規則正しい生活をしていて、更にダイエットを考えている人には何の参考にもならないと思いますが、思い当たる理由を考えてみました。

そもそも、会社を始める前は本当に不規則で不摂生な生活を10数年続けていました。しっかりと時間を区切って仕事をすればよいものを、だらだらと意味なく明け方まで起きていて、昼間に片付ければいい仕事を夜中にやっていた日々でした。当然、夜中に小腹が空くので何かと飲んだり食ったり、時には普通に食事か! というくらいがっつり食べたりするので、そりゃ今から思うと太りますよね。

よく「夜9時以降は食べない方が良い」と聞きます。一日の生活リズムが半日程度ズレてるのだから、そんなの関係ないと思っていましたが、どうやらそれは人間の本能だそうで、夜中に食べると太るようにできているみたいです。




太古の昔、まだ地球上を恐竜が支配していた頃の人類の祖先は夜行性だったそうです。昼間の明るい中をうろうろしていたら外敵ばかりで危険なので、夜暗くなってから食べ物を探し活動をしていたのです。当然、その頃は電気もない世界ですから、夜は真っ暗、月明かりだけです。

そんな中で、生きるために食べ物を探し、見つけたら食べ、体内に蓄えるを繰り返していたそうです。その頃から、夜中に食べたものをしっかりと蓄えるというプログラムが人間のDNAの奥深くに記憶されていて、この飽食の時代の現代になっても、夜中に食べたものはしっかりと蓄えるのだそうです。

そして、飲んだ帰りにお腹がいっぱいにもかかわらずラーメンが食べたくなったり、夜中の仕事中にコンビニ行ってあれこれ買って食べたりしてしまうみたいです。本能的に......。

忙しくて時間が不規則で夜中まで仕事をしているみなさん、心当たりありませんか? 「まにまにころころ」を連載している川合和史@コロ。さんとか、よく夜中にコンビニ行ってるのをFacebookなどで見かけますが、気になります。

わたしが体重が減ったのは、元々かなり余分だった夜中の摂取分が、規則正しい生活になったことで、まるっとなくなったからじゃないかと思います。

神戸元町まで一時間ちょっとを通勤するようになったので、必然的に朝は早起きになり、小学生以来食べる習慣のなかった朝ごはんを毎日食べて、しっかりと一日三食。晩ごはんを食べた後、夜中はちゃんと寝る。そんな当たり前のことが今まで出来てなかった分が、どんどん血となり肉となっていたようです。

なので、ここから更に標準体重に近づけるためには、運動などの努力が必要になるのかもしれません。とにかく今、太り気味でダイエットを考えている人は、しっかり朝ごはんを食べて、夜9時以降は食べないようにするとかなり効果あるかもしれませんよ。

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < Twitter:http://twitter.com/okada41
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