《一番怖いのが停電》
■ショート・ストーリーのKUNI[161]
回収お願いします
ヤマシタクニコ
■3Dプリンター奮闘記[46]
停電と3Dプリンターと3DCGレンダリングと
織田隆治
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↓↓↓ デジクリ電子文庫第一弾! マイナビより発刊 ↓↓↓
怒りのブドウ球菌 電子版 〜或るクリエイターの不条理エッセイ〜
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00CIOU68M/dgcrcom-22/
>
◎デジクリから2005年に刊行された、永吉克之さんの『怒りのブドウ球菌』が
電子書籍になりました。前編/後編の二冊に分け、各26編を収録。もちろんイ
ラストも完全収録、独特の文章と合わせて不条理な世界観をお楽しみ下さい。
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■3Dプリンター奮闘記[46]
停電と3Dプリンターと3DCGレンダリングと
織田隆治
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■ショート・ストーリーのKUNI[161]
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ヤマシタクニコ
< https://bn.dgcr.com/archives/20141016140200.html
>
───────────────────────────────────
呼び出し音が二回鳴ると、すぐに受付センターにつながった。軽く咳払いをし、鼓動を押さえつつ彼女は受話器を握り直した。穏やかな声が耳に伝わった。
「こちら○○市粗大ゴミ受付センターです。回収ご希望ですか?」
「ええ」
「品物は?」
「夫です…いえ、夫型のロボットです」
「夫型ロボット1体、ですね。ご住所は」
「○○区◎◎町3-2-2001」
「そちらでしたら、回収日は来週の火曜日になりますが、よろしいでしょうか」
「ええ」
「製造年月日はおわかりですか? 購入年月日でもかまいません」
「製造年月日は…わからないわ。購入は確か…5年前の…」
「5年前?」
「正確には5年と2か月くらい前かと…それより前ではないわ」
「それではこちらでは受付できません」
「どうして?」
「6年前にロボット回収システムが確立して、メーカーが責任を持って回収とリサイクルにあたることになりました。それ以前のものは行政で回収しますが、6年以内のものについては行政はいっさい介入できないのです」
「私の記憶違いかも。ほんとはそれより前かも」
「申し訳ありませんが、メーカーにご相談ください」
電話は一方的に切れた。彼女はふうっとためいきをついた後、メーカーの電話番号を調べてかけた。
軽やかな呼び出し音が鳴る。大きな組織らしく、会話ができるまでにいくつもの部署をまわされたが、それでもネットでの申し込みより早いはずだ。彼女には時間がない。
「お待たせしました。ヘンドリッジ・ロボットカンパニー・リサイクル部門です。お電話ありがとうございます。お使いのロボットが不調であるとのことですが」
「ええ」
「現在、どのような状態であるかお聞かせ願えますか」
「設定通りに動かなくなったの」
「といいますと」
「私が悲しそうな顔をしているときは『どうしたんだい。君がそんな顔をしているとこっちまで悲しくなるよ』『ぼくに何でも打ち明けておくれ』とやさしく声をかけてくれた、以前なら。
それが最近はなんだか、とても素っ気ないの。以前は私が不安を感じたりおびえたりしていると何も言わず抱きしめて、キスをしてくれた。
でも最近は見てみないふりをしている。そうとしか思えない。『やさしさの表現』設定は最高レベルである5にしているはず。変えたこともないわ。
それなのに…これは…致命的な故障だわ。これじゃいてもいなくても同じ。違うかしら。こんな説明で、わかります?」
話し出すと止まらなくなりそうだった。会社で、来月から日給を2割下げると通告された同じ日に、道を歩いていて後ろから来た男にぶつかられ、しかも「どこ見てんだよ、ばばあ!」と怒鳴られ、ぼろぼろの気分で帰って来た日のこと、いちばんの親友が重い病気になって心配でたまらなかったときのこと、会社に新しい服を着ていったら聞こえよがしに「似合わないのに」と言われて傷ついた日のこと。
夫は何もしてくれなかった。やさしい言葉ひとつかけてくれなかった。でも、そんなことまで言えない。
「わかりました。失礼ですが機種は」
「確かR12…R12シリーズよ」
「R12シリーズですね。そのシリーズは当社の製品の中でも当時はハイエンドクラスに位置づけられておりました。1号機発売以来10年を経ても、いまなおマニアの間では人気の高い製品、永遠のブランドと言われており」
「そんなことどうだっていいわ」
「このシリーズの夫型ロボットは向き合う相手、つまり妻にあわせて日々成長を遂げるのです。つまり、『やさしさ』が日々変化する。レベル5といっても、その具体的なありようはどんどん変化するのです」
「なんですって」
「彼----あなたの夫型ロボットはあなたに最もふさわしいと思える『やさしさ』をそのつど算出して表現しているのです。故障ではありません」
「今の私は不安におびえていても、夫から見てみぬふりをされるのがふさわしいというわけ?」
「私にはなんともいえませんが、彼-----ロボットはそう判断したのでしょう。あなたが変わればロボットもまた変わるはずです」
「余計なお世話だわ。あなたに何がわかるというの。リサイクルを希望します」
「そうですか。どうしてもとおっしゃるなら」
「市の粗大ゴミ受付センターで断られたから仕方なくお宅に電話してるのよ」
「恐縮でございます」
「いつ回収に来てくれるの?」
「その前に製造番号をお知らせいただく必要があります。製造番号はおわかりですよね?」
「製造番号? 知らないわ。どこに書いてあるの?」
「購入いただいたときの付属説明書とか…」
「購入のときは…たぶん人まかせにしていたのね。説明書がどこにあるのかわからないわ。記憶がないの」
「説明書がないときは実際にロボットの体に記された番号でけっこうですが」
「どこに書いてあるの?」
「尾てい骨のすぐ下のくぼみのあたりに、ごくごく小さな文字で10桁の数字が印字してあります。顔を近づけて見て初めて文字とわかる程度のものです」
「なんですって。そんなところを今見ろというの」
「それがわかりませんと、確かに当社の製品であることが確認できません。R12シリーズかどうかも疑わしいというものです。どこのメーカーにも自社と縁もゆかりもないロボットを回収する義務はありません」
「いま、夫は-----ロボットは寝ているのよ。せっかく寝ているのにそんなことをしたら…目が覚めてしまうわ。私は、ロボットに気づかれないようにこの電話をかけているのに」
「そういったご事情については何とも」
「しかも…睡眠時間は極端に短く設定してあるの。一日に一時間だけ。だって…私が寝ている間も起きててほしいじゃないの。そのほうが安心じゃないの。だから…そのときを見計らってかけているのに。もう既に30分以上経過したわ」
「一日一時間とは、ロボットにとってはさぞかし過酷な。いえ、それはユーザーさまのご自由ですが。ともかく、製造番号がわかりませんと、私どもといたしましても、なんとも」
彼女は、いつもいらいらしたときはそうなるように、指先が震えてくるのを感じた。みぞおちあたりが冷える気配、反対に頭がかっと熱くなる。あと何分? 気が気じゃない。そして、そうしてる間にも時間は過ぎる。
「もう、いいわ」
「は?」
「もういいのよ」
がしゃんと彼女は電話を切った。それから、落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせながらパソコンで検索を繰り返し、ある業者を選び、電話をかけた。ウェブサイトが恐ろしく悪趣味だった業者を、あえて。
「はい。なんでも回収センター」
投げやりな応対に、とたんに後悔の念が山のように押し寄せて彼女をつぶしにかかった。
「…回収してほしいの。夫…ロボットを」
「ロボットね。オッケー。R12シリーズ? なら問題ないよ。まだまだ値がつくからな。回収の費用は請求しない、そのかわり買い取りもなし、お互い無料ってことでいいよな。えっと…来週の金曜日の午後7時」
「もっと早くならないの? それに、午後7時は…」
夫が寝ている間に終わらせたい。業者はすやすや寝ているロボットにさっさと処置をしてその機能を停止させ、車に積み込むだろう。小汚いトラックに。そばにはさびついた旧型のステレオや傷だらけの冷蔵庫なんかもあるかもしれない荷台に。
近所の子どもが覗き込むかもしれない。ついさっきまで夫だったロボットをそこに横たえるなんて、そんなことができるのか? いや、できるだろう。
「近頃この商売もおかげさんで忙しくてね。来週金曜日までは無理だね。いいだろ?」
受話器からいやなにおいが漂ってきそうだった。
「どうせうちみたいなとこ以外はどこも回収に来てくれないんだろ? うちはまだ良心的なほうだぜ。あんたひとりじゃ運ぶこともできないだろ? ただで運んでやるんだぜ」
「わかったわ。それでいいわ」
「よし、じゃあ来週の金曜日。いいんだな」
「待って!…よくない、よくないわ…私は…私は」
「どうなんだ」
彼女はつばをのみこんだ。大きく呼吸をした。それから、相手が何か言う声をさえぎるように、電話を切った。胸がどきどきした。
何でもない、何でもない、これくらいと口の中でつぶやく。なのにこぼれ落ちる涙の意味が自分でもわからない。こんなとき、どうするんだっけ。ああそうだ。楽しいことを考えよう。
駅前のショッピングセンターにあるファンシーグッズの店で売ってるカラフルな小物。いくつになってもかわいいものを買うのは楽しい。地下には新しいケーキの店が入ったんだった。ちょっと値が張るけどおいしいらしい。特にフランボワーズタルトが…
すると奥の部屋で音がした。ロボットが目覚めたのだ。ゆっくりと、こちらにやってくる。
「お昼寝から覚めたのね」
彼女はなんとか間に合った笑顔をつくりながら、冗談っぽく言う。
「ああよかった。夢をみたんだ」
「夢?」
「ぼくがロボットで、どこかに売られる夢なんだ。君のいない遠いところに」
「そうなの? 変な夢ね」
夫型ロボットは子どものようなあどけない表情で彼女を見た。いまでもその顔を見ると胸の奥がじんわりあったかくなる。当然だ。そのように設定された表情なのだ。それ以上の意味はない。
ロボットは彼女をゆっくりと抱きしめる。彼女もロボットを抱きしめた。
「ほんとに夢でよかったよ」
「ばかね。心配することないじゃない。あなたがロボットのはずないんだから」
ロボットはうなずいた。
「おふくろに言われたことがある。いや、おふくろだったか学校の先生だったかわからない。だれか、尊敬できる人に。『あなたの尾てい骨の下のほうに10桁の小さな数字が書かれているけど、それはあなたがロボットなんかじゃない、人間であるしるしなのよ』って」
彼女はどきりとした。
「すべての人間には生まれつき数字が書かれているんだよね。その証拠に、君の尾てい骨の下にも数字が書かれている。君は自分で見たことはないかもしれないけど」
彼女の腕から力が抜けた。
「ぼくは何も心配していないさ…」
【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/
>
< http://koo-yamashita.main.jp/wp/
>
テレビの「マッサン」を見ていてふと「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもふたとるな」の「赤子泣いてもふたとるな」ってどういう意味なんだろうと思った。
どんな場合でもふたをとってはいけない、というほどの意味と思っていたが、赤ん坊が泣き出すとふたをとるより赤ん坊のほうに行くだろうから、わざわざなんでそんなことを? と。
ネットで調べたら、昔は母乳のかわりに、炊いているご飯のうわずみ(おもゆ)をすくって赤ん坊に与えることがあったから、という説明があった。そうなのか。知らなかった。でも、アッツアッツでやけどしそうだし、母乳をあげたほうがいいと思うがなあ。
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■3Dプリンター奮闘記[46]
停電と3Dプリンターと3DCGレンダリングと
織田隆治
< https://bn.dgcr.com/archives/20141016140100.html
>
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台風18号、19号と毎週のように台風が襲来しましたが、皆さん大丈夫でしたでしょうか? まずは、被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
僕は、建て込んだ仕事のため、事務所に泊まり込みしていましたが、この台風で一番怖いのが停電…。
途中で停電すると、
3Dプリンターは止まる。
レーザー彫刻機も止まる。
塗装のコンプレッサーは止まる。
パソコンは止まる。
まあ、明かりもつかないので、夜だと作業も止まる…。
という大惨事に見舞われるのです。
幸い、僕の事務所のある大阪市内は、直撃を受けたにも関わらず、大きな被害もなく、無事に仕事を進めることが出来ました。
どれだけ電気に頼った仕事(生活)してんねん! って感じる瞬間ですよね。
岸和田に再上陸した際には、とうとう大阪にも直撃来たな…と身構えました。とりあえず、前日の昼間にカップラーメンを買い込んでいたのですが、よくよく考えると、停電になったら湯も湧かせんやんかこれが…。
少し、生活の知恵が足らない自分に気がついたのでありました…。
そこで、ちょっと3Dプリンターのプチネタ。
最近では、よほどのことがないかぎり、停電は比較的短時間で解消されますが、3Dプリンターにとっては致命的です。
それが、瞬停であったとしても、機械は自動的に再起動してくれません。
少なくても、僕が使っている機種は…。
これは、3DCGなんかのレンダリングも同じ事ですね。
途中で止まると、また最初から…と言う大惨事なのです。
しかし、そこは知恵の使い方。3Dプリンターの場合は、どこまで出力したかをノギス等で計り、その部分をカットした3Dデータを作り直して、途中からモデリングできます。
当然、これはモデリングする技術がないとできない訳ですが。
まあ、もったいぶった言い方をしていますが、モデルデータの下面からプリントできた寸法でブーリアンして、それをSTLデータに変換すれば良いだけの話。
後で、出来上がったものを接着すれば良いのですね、はい。
ということなんですが、これは、ずっと3Dプリンターのそばに居る、というのが大前提で、帰り際にプリントを仕掛けて、そのまま現場を離れてしまうなんてできない芸当ですが…。
昔、3DCGを始めた頃は、まだShadeのバージョン2を使っていました。その頃のレンダリングは、そりゃもう凄い時間がかかったものです。
会社の帰り際にレンダリングをスタートさせて、朝出て来ると途中で止まっている…という経験は、3DCGををされた方なら一度や二度はあるはず…。
レンダリングが終っているだろ〜な〜。と朝出て来たら、まだ出来ていない…。
今日の夕方プレゼンどうなるんだ。
という経験を持つ人もかなりおられるはず…。
その時はパニックですよね…。
これもまた同じことで、朝までPCの前にはり付いている必要があるわけで…。そういった面では、ここ20年くらい進歩してないよなぁ…と思ったりします。
なんかこう、そういったことを回避するプログラムなり、システムってできないもんですかねぇ…。
3DCGだと、瞬停を察知すると、プリグラムを再起動、それまでのレンダリング工程結果を保存しておき(すげ〜メモリ食いそうだけど)そこから再始動する。なんての。
3Dプリンターの場合、瞬停を察知すると、止まった位置を計測。
そこからスライスデータを再構築して、プリントスタート。
とかね。バカ売れしますよ、きっと。え?
もしかしてもうあったりするの?
僕が知らないだけ?
だったら、この情報弱者に教えてください…m(_ _)m
今でも、長時間かかる3Dプリントをする際は、事務所に泊まり込みしますもの…。監視するwebカメラ付きの3Dプリンターはありますけどね。
例えば、それがあったとしても、会社や事務所でプリントしていて、自宅に帰って夜中に見て失敗していたとして、またそこから車なんかで出かけるか、眠れない夜を過ごし、明日のリカバリーの方法を悶々と考えながら朝を迎え、始発で事務所へ向かう…とか精神安定上かなり良くない気がするんですよね…
それなら、潔く、その晩はぐっすりと気持ちよく寝て、朝見てッガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!…Σ(゚д゚lll)となる方が良い気がしています…。
みなさん、どう思います???
なんか違う???
【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
< http://www.f-d-studio.jp
>
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編集後記(10/16)
●あなたもデジクリで書いてみませんか。「締切のある生活」って充実してますよ。いや、ほんと。「デジタルクリエイターズ」というタイトルにこだわりは、ありません。まったく。どんなジャンルでもOKです。
投稿は mailto:info@dgcr.com まで。
●左肩につながる部位の痛みが、気がついたら緩和していた。昨年の夏頃から、左腕を伸ばすと左肩と肩から肘までが非常に痛くなり、寝るときに左側を下にできなくなった。かなり苦痛だったので整形外科医に行ったら、老化現象だから仕方がない、我慢できないなら飲み薬や貼り薬を用いなさいと言われ、放置することにした。以来10か月が経過し、いつのまにか痛みが失せ、左側に向いて寝られるようになった。「いわゆる五十肩は一年半たてば自然に治る」という説を信奉してきたおかげか、それより早く回復しつつある。
いつからこうなったのかわからないが、朝の歯磨きが朝食後になっていた。たしか子供のころからずっと、朝起きたら顔を洗って歯を磨き、朝食後はそのままか、たまに口を漱いでいたはずだ。会社員時代もそんな感じで、昼食のあとも、残業したときの晩飯のあとも、歯を磨いたことはなかった。いまでは毎食後に磨いている。とくに夕食後は念入りに。いつからこうなったのだろうか。妻に聞いてみると、たしかにいつの間にかこうなったと言う。たいした問題ではないが、なぜか気になる。食後すぐの歯磨きは歯を痛めるという説もある。
ネットでローソンの「ゲンコツコロッケ」「ゲンコツメンチ」がうまいと評判だったので、夕方の外出のときに寄ってみると、メンチは売り切れだったのでコロッケを買った。税込み135円はコロッケとしてはいい値段だ。小判型のコロッケしか知らなかったので、このずっしり感はたのもしい。ヘタなレポーターの決まり文句「外はサクサク、中はしっとり」が現実のものに。非常にうまい。添付された洋風ソースもいい味。サイトを見るとかんたんレシピがあって、これならわたしでもできる。たかがコロッケだが、堂々とおかずになるのがおみごと。次はメンチを買いに走るのだ。
だいぶ前の新聞コラムで、さだまさしが無遠慮カメラに問うていた。「悲惨な事件事故、或いは災害の現場で断りもせずに無遠慮にケータイのカメラを向ける人たちに、僕はいつも心の中で問いかけている。それ、撮ってどうするんですか? 記念写真ですか? それ撮ってもよいものですか? それを撮ってあなたの心は痛みませんか? と」。素人が興味本位でシャッターを押すべきではない場面がある。カメラを向けるのは自分の「領分」を踏み出すことになる。卑劣な好奇心でケータイをかざす連中は醜い。注文した料理の写真を撮っている人は得意そうだが、あれみっともない。わたしは絶対にできない。(柴田)
< http://www.lawson.co.jp/recommend/static/genkotsu/
>
「ゲンコツコロッケ」「ゲンコツメンチ」
●「どんな場合でもふたをとってはいけない」という意味だと思ってた。確かに、赤ちゃんが泣いてふたをとる必要はないわ。そうだったのか〜!/webカメラ付きの3Dプリンターなるものがあるとは。
注文した料理の写真、撮りますよ〜。まぁよほどのことがない限り撮らないですけど、人のを見るのは楽しいですし、店の選定の時に助かったりします。宝塚歌劇100周年記念のスイーツや御膳は撮りました♪ 東京宝塚劇場にしかない公演限定デザートは気になるので、画像があると嬉しいっ。
公演名や公演内容にかけたダジャレが、名称に使われてます。最初は優美な名前だったのに、だんだんと変になりました。
以下、新しいものからダジャレに変わった頃まで抜粋。
『パッショネイト宝塚!』→『ハッ! ソレ食ベネイト宝塚!』(デザート内容関係なし……)
『一夢庵風流記 前田慶次』→『行け行け! 松風んざい』慶次の馬の名前。
(後述のベルばらのバージョンアップ版か? トップが同じ人)
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』→『TAKARAZUKAバナナシュー100!!』
『眠らない男・ナポレオン』→『ゆずれないデザート ナポレモン』
『Shall we ダンス?』→『茶ルウィダン酢!?』(く、苦しいっ)
『風と共に去りぬ』→『金貨で150ドルチェ!』「金貨で150ドル!」とバトラーが叫ぶことから。バザーでスカーレットと踊るため
『愛と革命の詩』→『パイとカラメルの詩』
『ルパン』→『ルパンナコッタ』『ル・ブランマンジェ』
『ロミオとジュリエット』→『ロミジュレ』『アラどんな? ベラドンナ!』
ベラドンナで作った薬でジュリエットは眠る
『ベルサイユのばら フェルゼン編』→『行け! フェルぜんざい』
『オーシャンズ11』→『OH!シャンライズ』『オーシャンズイレーズン』
『JIN 仁』→『JINグルベル』イブが千秋楽
『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』→『これが!デザート伝説』
『エドワード8世』→『エドワード・ハッピー』
『アルジェの男』→『ココにアルジェ』
あとは公演名や内容に関係なく、トップスターさんの名前からとられたものがあってシリーズ化されていたりしたよ。(hammer.mule)
< http://matome.naver.jp/odai/2137836896973259601
>
東京宝塚劇場公演デザート〜ダジャレに全力をかける人々〜。夏まで
< http://zukadays.com/tag/%E5%85%AC%E6%BC%94%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%88
>
最近のがありました
< https://kageki.hankyu.co.jp/theater/menu.html
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宝塚大劇場にもいろいろあるけど東宝のダジャレには敵わない
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呼び出し音が二回鳴ると、すぐに受付センターにつながった。軽く咳払いをし、鼓動を押さえつつ彼女は受話器を握り直した。穏やかな声が耳に伝わった。
「こちら○○市粗大ゴミ受付センターです。回収ご希望ですか?」
「ええ」
「品物は?」
「夫です…いえ、夫型のロボットです」
「夫型ロボット1体、ですね。ご住所は」
「○○区◎◎町3-2-2001」
「そちらでしたら、回収日は来週の火曜日になりますが、よろしいでしょうか」
「ええ」
「製造年月日はおわかりですか? 購入年月日でもかまいません」
「製造年月日は…わからないわ。購入は確か…5年前の…」
「5年前?」
「正確には5年と2か月くらい前かと…それより前ではないわ」
「それではこちらでは受付できません」
「どうして?」
「6年前にロボット回収システムが確立して、メーカーが責任を持って回収とリサイクルにあたることになりました。それ以前のものは行政で回収しますが、6年以内のものについては行政はいっさい介入できないのです」
「私の記憶違いかも。ほんとはそれより前かも」
「申し訳ありませんが、メーカーにご相談ください」
電話は一方的に切れた。彼女はふうっとためいきをついた後、メーカーの電話番号を調べてかけた。
軽やかな呼び出し音が鳴る。大きな組織らしく、会話ができるまでにいくつもの部署をまわされたが、それでもネットでの申し込みより早いはずだ。彼女には時間がない。
「お待たせしました。ヘンドリッジ・ロボットカンパニー・リサイクル部門です。お電話ありがとうございます。お使いのロボットが不調であるとのことですが」
「ええ」
「現在、どのような状態であるかお聞かせ願えますか」
「設定通りに動かなくなったの」
「といいますと」
「私が悲しそうな顔をしているときは『どうしたんだい。君がそんな顔をしているとこっちまで悲しくなるよ』『ぼくに何でも打ち明けておくれ』とやさしく声をかけてくれた、以前なら。
それが最近はなんだか、とても素っ気ないの。以前は私が不安を感じたりおびえたりしていると何も言わず抱きしめて、キスをしてくれた。
でも最近は見てみないふりをしている。そうとしか思えない。『やさしさの表現』設定は最高レベルである5にしているはず。変えたこともないわ。
それなのに…これは…致命的な故障だわ。これじゃいてもいなくても同じ。違うかしら。こんな説明で、わかります?」
話し出すと止まらなくなりそうだった。会社で、来月から日給を2割下げると通告された同じ日に、道を歩いていて後ろから来た男にぶつかられ、しかも「どこ見てんだよ、ばばあ!」と怒鳴られ、ぼろぼろの気分で帰って来た日のこと、いちばんの親友が重い病気になって心配でたまらなかったときのこと、会社に新しい服を着ていったら聞こえよがしに「似合わないのに」と言われて傷ついた日のこと。
夫は何もしてくれなかった。やさしい言葉ひとつかけてくれなかった。でも、そんなことまで言えない。
「わかりました。失礼ですが機種は」
「確かR12…R12シリーズよ」
「R12シリーズですね。そのシリーズは当社の製品の中でも当時はハイエンドクラスに位置づけられておりました。1号機発売以来10年を経ても、いまなおマニアの間では人気の高い製品、永遠のブランドと言われており」
「そんなことどうだっていいわ」
「このシリーズの夫型ロボットは向き合う相手、つまり妻にあわせて日々成長を遂げるのです。つまり、『やさしさ』が日々変化する。レベル5といっても、その具体的なありようはどんどん変化するのです」
「なんですって」
「彼----あなたの夫型ロボットはあなたに最もふさわしいと思える『やさしさ』をそのつど算出して表現しているのです。故障ではありません」
「今の私は不安におびえていても、夫から見てみぬふりをされるのがふさわしいというわけ?」
「私にはなんともいえませんが、彼-----ロボットはそう判断したのでしょう。あなたが変わればロボットもまた変わるはずです」
「余計なお世話だわ。あなたに何がわかるというの。リサイクルを希望します」
「そうですか。どうしてもとおっしゃるなら」
「市の粗大ゴミ受付センターで断られたから仕方なくお宅に電話してるのよ」
「恐縮でございます」
「いつ回収に来てくれるの?」
「その前に製造番号をお知らせいただく必要があります。製造番号はおわかりですよね?」
「製造番号? 知らないわ。どこに書いてあるの?」
「購入いただいたときの付属説明書とか…」
「購入のときは…たぶん人まかせにしていたのね。説明書がどこにあるのかわからないわ。記憶がないの」
「説明書がないときは実際にロボットの体に記された番号でけっこうですが」
「どこに書いてあるの?」
「尾てい骨のすぐ下のくぼみのあたりに、ごくごく小さな文字で10桁の数字が印字してあります。顔を近づけて見て初めて文字とわかる程度のものです」
「なんですって。そんなところを今見ろというの」
「それがわかりませんと、確かに当社の製品であることが確認できません。R12シリーズかどうかも疑わしいというものです。どこのメーカーにも自社と縁もゆかりもないロボットを回収する義務はありません」
「いま、夫は-----ロボットは寝ているのよ。せっかく寝ているのにそんなことをしたら…目が覚めてしまうわ。私は、ロボットに気づかれないようにこの電話をかけているのに」
「そういったご事情については何とも」
「しかも…睡眠時間は極端に短く設定してあるの。一日に一時間だけ。だって…私が寝ている間も起きててほしいじゃないの。そのほうが安心じゃないの。だから…そのときを見計らってかけているのに。もう既に30分以上経過したわ」
「一日一時間とは、ロボットにとってはさぞかし過酷な。いえ、それはユーザーさまのご自由ですが。ともかく、製造番号がわかりませんと、私どもといたしましても、なんとも」
彼女は、いつもいらいらしたときはそうなるように、指先が震えてくるのを感じた。みぞおちあたりが冷える気配、反対に頭がかっと熱くなる。あと何分? 気が気じゃない。そして、そうしてる間にも時間は過ぎる。
「もう、いいわ」
「は?」
「もういいのよ」
がしゃんと彼女は電話を切った。それから、落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせながらパソコンで検索を繰り返し、ある業者を選び、電話をかけた。ウェブサイトが恐ろしく悪趣味だった業者を、あえて。
「はい。なんでも回収センター」
投げやりな応対に、とたんに後悔の念が山のように押し寄せて彼女をつぶしにかかった。
「…回収してほしいの。夫…ロボットを」
「ロボットね。オッケー。R12シリーズ? なら問題ないよ。まだまだ値がつくからな。回収の費用は請求しない、そのかわり買い取りもなし、お互い無料ってことでいいよな。えっと…来週の金曜日の午後7時」
「もっと早くならないの? それに、午後7時は…」
夫が寝ている間に終わらせたい。業者はすやすや寝ているロボットにさっさと処置をしてその機能を停止させ、車に積み込むだろう。小汚いトラックに。そばにはさびついた旧型のステレオや傷だらけの冷蔵庫なんかもあるかもしれない荷台に。
近所の子どもが覗き込むかもしれない。ついさっきまで夫だったロボットをそこに横たえるなんて、そんなことができるのか? いや、できるだろう。
「近頃この商売もおかげさんで忙しくてね。来週金曜日までは無理だね。いいだろ?」
受話器からいやなにおいが漂ってきそうだった。
「どうせうちみたいなとこ以外はどこも回収に来てくれないんだろ? うちはまだ良心的なほうだぜ。あんたひとりじゃ運ぶこともできないだろ? ただで運んでやるんだぜ」
「わかったわ。それでいいわ」
「よし、じゃあ来週の金曜日。いいんだな」
「待って!…よくない、よくないわ…私は…私は」
「どうなんだ」
彼女はつばをのみこんだ。大きく呼吸をした。それから、相手が何か言う声をさえぎるように、電話を切った。胸がどきどきした。
何でもない、何でもない、これくらいと口の中でつぶやく。なのにこぼれ落ちる涙の意味が自分でもわからない。こんなとき、どうするんだっけ。ああそうだ。楽しいことを考えよう。
駅前のショッピングセンターにあるファンシーグッズの店で売ってるカラフルな小物。いくつになってもかわいいものを買うのは楽しい。地下には新しいケーキの店が入ったんだった。ちょっと値が張るけどおいしいらしい。特にフランボワーズタルトが…
すると奥の部屋で音がした。ロボットが目覚めたのだ。ゆっくりと、こちらにやってくる。
「お昼寝から覚めたのね」
彼女はなんとか間に合った笑顔をつくりながら、冗談っぽく言う。
「ああよかった。夢をみたんだ」
「夢?」
「ぼくがロボットで、どこかに売られる夢なんだ。君のいない遠いところに」
「そうなの? 変な夢ね」
夫型ロボットは子どものようなあどけない表情で彼女を見た。いまでもその顔を見ると胸の奥がじんわりあったかくなる。当然だ。そのように設定された表情なのだ。それ以上の意味はない。
ロボットは彼女をゆっくりと抱きしめる。彼女もロボットを抱きしめた。
「ほんとに夢でよかったよ」
「ばかね。心配することないじゃない。あなたがロボットのはずないんだから」
ロボットはうなずいた。
「おふくろに言われたことがある。いや、おふくろだったか学校の先生だったかわからない。だれか、尊敬できる人に。『あなたの尾てい骨の下のほうに10桁の小さな数字が書かれているけど、それはあなたがロボットなんかじゃない、人間であるしるしなのよ』って」
彼女はどきりとした。
「すべての人間には生まれつき数字が書かれているんだよね。その証拠に、君の尾てい骨の下にも数字が書かれている。君は自分で見たことはないかもしれないけど」
彼女の腕から力が抜けた。
「ぼくは何も心配していないさ…」
【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/
>
< http://koo-yamashita.main.jp/wp/
>
テレビの「マッサン」を見ていてふと「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもふたとるな」の「赤子泣いてもふたとるな」ってどういう意味なんだろうと思った。
どんな場合でもふたをとってはいけない、というほどの意味と思っていたが、赤ん坊が泣き出すとふたをとるより赤ん坊のほうに行くだろうから、わざわざなんでそんなことを? と。
ネットで調べたら、昔は母乳のかわりに、炊いているご飯のうわずみ(おもゆ)をすくって赤ん坊に与えることがあったから、という説明があった。そうなのか。知らなかった。でも、アッツアッツでやけどしそうだし、母乳をあげたほうがいいと思うがなあ。
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■3Dプリンター奮闘記[46]
停電と3Dプリンターと3DCGレンダリングと
織田隆治
< https://bn.dgcr.com/archives/20141016140100.html
>
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台風18号、19号と毎週のように台風が襲来しましたが、皆さん大丈夫でしたでしょうか? まずは、被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
僕は、建て込んだ仕事のため、事務所に泊まり込みしていましたが、この台風で一番怖いのが停電…。
途中で停電すると、
3Dプリンターは止まる。
レーザー彫刻機も止まる。
塗装のコンプレッサーは止まる。
パソコンは止まる。
まあ、明かりもつかないので、夜だと作業も止まる…。
という大惨事に見舞われるのです。
幸い、僕の事務所のある大阪市内は、直撃を受けたにも関わらず、大きな被害もなく、無事に仕事を進めることが出来ました。
どれだけ電気に頼った仕事(生活)してんねん! って感じる瞬間ですよね。
岸和田に再上陸した際には、とうとう大阪にも直撃来たな…と身構えました。とりあえず、前日の昼間にカップラーメンを買い込んでいたのですが、よくよく考えると、停電になったら湯も湧かせんやんかこれが…。
少し、生活の知恵が足らない自分に気がついたのでありました…。
そこで、ちょっと3Dプリンターのプチネタ。
最近では、よほどのことがないかぎり、停電は比較的短時間で解消されますが、3Dプリンターにとっては致命的です。
それが、瞬停であったとしても、機械は自動的に再起動してくれません。
少なくても、僕が使っている機種は…。
これは、3DCGなんかのレンダリングも同じ事ですね。
途中で止まると、また最初から…と言う大惨事なのです。
しかし、そこは知恵の使い方。3Dプリンターの場合は、どこまで出力したかをノギス等で計り、その部分をカットした3Dデータを作り直して、途中からモデリングできます。
当然、これはモデリングする技術がないとできない訳ですが。
まあ、もったいぶった言い方をしていますが、モデルデータの下面からプリントできた寸法でブーリアンして、それをSTLデータに変換すれば良いだけの話。
後で、出来上がったものを接着すれば良いのですね、はい。
ということなんですが、これは、ずっと3Dプリンターのそばに居る、というのが大前提で、帰り際にプリントを仕掛けて、そのまま現場を離れてしまうなんてできない芸当ですが…。
昔、3DCGを始めた頃は、まだShadeのバージョン2を使っていました。その頃のレンダリングは、そりゃもう凄い時間がかかったものです。
会社の帰り際にレンダリングをスタートさせて、朝出て来ると途中で止まっている…という経験は、3DCGををされた方なら一度や二度はあるはず…。
レンダリングが終っているだろ〜な〜。と朝出て来たら、まだ出来ていない…。
今日の夕方プレゼンどうなるんだ。
という経験を持つ人もかなりおられるはず…。
その時はパニックですよね…。
これもまた同じことで、朝までPCの前にはり付いている必要があるわけで…。そういった面では、ここ20年くらい進歩してないよなぁ…と思ったりします。
なんかこう、そういったことを回避するプログラムなり、システムってできないもんですかねぇ…。
3DCGだと、瞬停を察知すると、プリグラムを再起動、それまでのレンダリング工程結果を保存しておき(すげ〜メモリ食いそうだけど)そこから再始動する。なんての。
3Dプリンターの場合、瞬停を察知すると、止まった位置を計測。
そこからスライスデータを再構築して、プリントスタート。
とかね。バカ売れしますよ、きっと。え?
もしかしてもうあったりするの?
僕が知らないだけ?
だったら、この情報弱者に教えてください…m(_ _)m
今でも、長時間かかる3Dプリントをする際は、事務所に泊まり込みしますもの…。監視するwebカメラ付きの3Dプリンターはありますけどね。
例えば、それがあったとしても、会社や事務所でプリントしていて、自宅に帰って夜中に見て失敗していたとして、またそこから車なんかで出かけるか、眠れない夜を過ごし、明日のリカバリーの方法を悶々と考えながら朝を迎え、始発で事務所へ向かう…とか精神安定上かなり良くない気がするんですよね…
それなら、潔く、その晩はぐっすりと気持ちよく寝て、朝見てッガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!…Σ(゚д゚lll)となる方が良い気がしています…。
みなさん、どう思います???
なんか違う???
【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
< http://www.f-d-studio.jp
>
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編集後記(10/16)
●あなたもデジクリで書いてみませんか。「締切のある生活」って充実してますよ。いや、ほんと。「デジタルクリエイターズ」というタイトルにこだわりは、ありません。まったく。どんなジャンルでもOKです。
投稿は mailto:info@dgcr.com まで。
●左肩につながる部位の痛みが、気がついたら緩和していた。昨年の夏頃から、左腕を伸ばすと左肩と肩から肘までが非常に痛くなり、寝るときに左側を下にできなくなった。かなり苦痛だったので整形外科医に行ったら、老化現象だから仕方がない、我慢できないなら飲み薬や貼り薬を用いなさいと言われ、放置することにした。以来10か月が経過し、いつのまにか痛みが失せ、左側に向いて寝られるようになった。「いわゆる五十肩は一年半たてば自然に治る」という説を信奉してきたおかげか、それより早く回復しつつある。
いつからこうなったのかわからないが、朝の歯磨きが朝食後になっていた。たしか子供のころからずっと、朝起きたら顔を洗って歯を磨き、朝食後はそのままか、たまに口を漱いでいたはずだ。会社員時代もそんな感じで、昼食のあとも、残業したときの晩飯のあとも、歯を磨いたことはなかった。いまでは毎食後に磨いている。とくに夕食後は念入りに。いつからこうなったのだろうか。妻に聞いてみると、たしかにいつの間にかこうなったと言う。たいした問題ではないが、なぜか気になる。食後すぐの歯磨きは歯を痛めるという説もある。
ネットでローソンの「ゲンコツコロッケ」「ゲンコツメンチ」がうまいと評判だったので、夕方の外出のときに寄ってみると、メンチは売り切れだったのでコロッケを買った。税込み135円はコロッケとしてはいい値段だ。小判型のコロッケしか知らなかったので、このずっしり感はたのもしい。ヘタなレポーターの決まり文句「外はサクサク、中はしっとり」が現実のものに。非常にうまい。添付された洋風ソースもいい味。サイトを見るとかんたんレシピがあって、これならわたしでもできる。たかがコロッケだが、堂々とおかずになるのがおみごと。次はメンチを買いに走るのだ。
だいぶ前の新聞コラムで、さだまさしが無遠慮カメラに問うていた。「悲惨な事件事故、或いは災害の現場で断りもせずに無遠慮にケータイのカメラを向ける人たちに、僕はいつも心の中で問いかけている。それ、撮ってどうするんですか? 記念写真ですか? それ撮ってもよいものですか? それを撮ってあなたの心は痛みませんか? と」。素人が興味本位でシャッターを押すべきではない場面がある。カメラを向けるのは自分の「領分」を踏み出すことになる。卑劣な好奇心でケータイをかざす連中は醜い。注文した料理の写真を撮っている人は得意そうだが、あれみっともない。わたしは絶対にできない。(柴田)
< http://www.lawson.co.jp/recommend/static/genkotsu/
>
「ゲンコツコロッケ」「ゲンコツメンチ」
●「どんな場合でもふたをとってはいけない」という意味だと思ってた。確かに、赤ちゃんが泣いてふたをとる必要はないわ。そうだったのか〜!/webカメラ付きの3Dプリンターなるものがあるとは。
注文した料理の写真、撮りますよ〜。まぁよほどのことがない限り撮らないですけど、人のを見るのは楽しいですし、店の選定の時に助かったりします。宝塚歌劇100周年記念のスイーツや御膳は撮りました♪ 東京宝塚劇場にしかない公演限定デザートは気になるので、画像があると嬉しいっ。
公演名や公演内容にかけたダジャレが、名称に使われてます。最初は優美な名前だったのに、だんだんと変になりました。
以下、新しいものからダジャレに変わった頃まで抜粋。
『パッショネイト宝塚!』→『ハッ! ソレ食ベネイト宝塚!』(デザート内容関係なし……)
『一夢庵風流記 前田慶次』→『行け行け! 松風んざい』慶次の馬の名前。
(後述のベルばらのバージョンアップ版か? トップが同じ人)
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』→『TAKARAZUKAバナナシュー100!!』
『眠らない男・ナポレオン』→『ゆずれないデザート ナポレモン』
『Shall we ダンス?』→『茶ルウィダン酢!?』(く、苦しいっ)
『風と共に去りぬ』→『金貨で150ドルチェ!』「金貨で150ドル!」とバトラーが叫ぶことから。バザーでスカーレットと踊るため
『愛と革命の詩』→『パイとカラメルの詩』
『ルパン』→『ルパンナコッタ』『ル・ブランマンジェ』
『ロミオとジュリエット』→『ロミジュレ』『アラどんな? ベラドンナ!』
ベラドンナで作った薬でジュリエットは眠る
『ベルサイユのばら フェルゼン編』→『行け! フェルぜんざい』
『オーシャンズ11』→『OH!シャンライズ』『オーシャンズイレーズン』
『JIN 仁』→『JINグルベル』イブが千秋楽
『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』→『これが!デザート伝説』
『エドワード8世』→『エドワード・ハッピー』
『アルジェの男』→『ココにアルジェ』
あとは公演名や内容に関係なく、トップスターさんの名前からとられたものがあってシリーズ化されていたりしたよ。(hammer.mule)
< http://matome.naver.jp/odai/2137836896973259601
>
東京宝塚劇場公演デザート〜ダジャレに全力をかける人々〜。夏まで
< http://zukadays.com/tag/%E5%85%AC%E6%BC%94%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%88
>
最近のがありました
< https://kageki.hankyu.co.jp/theater/menu.html
>
宝塚大劇場にもいろいろあるけど東宝のダジャレには敵わない