《キャラクター愛に溢れたカメラ女子》
■装飾山イバラ道[149]
凍えるフローズンファンタジー
武田瑛夢
■Take IT Easy![43]
「IoT」の集合で実現するウェアラブルコンピューティング
若林健一 / kwaka1208
■おかだの光画部トーク[129]
iPhone・iPadでテレビ&動画視聴アプリ
岡田陽一
■装飾山イバラ道[149]
凍えるフローズンファンタジー
武田瑛夢
■Take IT Easy![43]
「IoT」の集合で実現するウェアラブルコンピューティング
若林健一 / kwaka1208
■おかだの光画部トーク[129]
iPhone・iPadでテレビ&動画視聴アプリ
岡田陽一
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■装飾山イバラ道[149]
凍えるフローズンファンタジー
武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20150203140300.html
>
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東京ディズニーランドに行って来た。期間限定イベントの「アナとエルサのフローズンファンタジー」目当だ。1月なので寒いことは承知していたけれど、行った日は雨も降ったり風が強かったりでなかなか大変だった。
二日間の日程で雨の翌日が晴れたので良かったけれど、風が強いせいでグリーティングパレードが中止になったのが残念だった。晴れてるからって安心できないのがディズニーランド。
風キャンと呼ばれている強風によるキャンセルは、夜の花火だけでなくパレードにも適用されるようだ。生身の人間がやることなので、無理もないかもしれない。
・アナとエルサのフローズンファンタジー エントランス
< >
・夜のフォトロケーション スヴェン
< >
期間限定イベントの中では「ワンス・アポン・ア・タイム」をまだ見たことがなかったし、アナ雪のシーンが新たに加わるということで一番の楽しみだった。これはシンデレラ城に投影されるプロジェクションのショーだ。
最も城から近い中央鑑賞エリアは、抽選もしくはバケーションパッケージというツアー客に確保されている席だ。一日に一回だけ抽選の応募できるけれど、私たちは外れてしまった。来場者数と開催回数にもよるけれど、ほぼ10倍ぐらいの倍率らしい。
今回私たちはグループガイドのツアーの予約で確保できる座席から見た。このガイドツアーはディズニーホテルに泊まれば事前予約ができるので、利用する場合はおすすめだ。城からだいぶ離れるけれど、位置が中央なので投影される絵も座った状態できれいに見えた。
空に広がるレーザーや花火もダイナミックでとても良かった。全体を見るにはこの座席はとても良かったけれど、やっぱり迫力のありそうな中央鑑賞エリアの座席で一度は見てみたいと思う。
ディズニーランドのショーの醍醐味は何と言っても、でっかい空の下で大きな音楽でバンバンやるところだと思う。この立地だからこその、遠慮のない大きな音だ。
映像が良いのはもちろんだけれど、鮮明に見るなら映画館の方が良いわけだし、何も立体物に映さなくても良いような気がする。しかし空間に広がる大音量の中でテンポよく画像が切り替わっていくのは、何とも言えない心地良さがある。
巨大な城のフォルムにぴったりと合わせた映像で城自体を着替えさせたり、城全体を平面的なスクリーンとして大きく使ったりで変化を持たせていた。できるならいろいろな場所から見たいと思ったので、何度もリピートしているファンの気持ちもわかった。
●多様なディズニーファン
ついつい観察者として他の来場者をよく見ちゃうのは、待ち時間の多いディズニーランドでは許してほしいことだ。今回もいろいろなディズニーファンを観察してしまったけれど、そのディズニー愛のようなものに打たれてあまりコメントをしたくなくなってしまう。
興味本位で語るにはあまりにもピュアにミッキーさんやキャラクターたちを想っている人たちなのだ。しかし今回は、ここで語らないと記事のネタがなくなってしまうので(笑)書かせてもらうことにする。
初日は開園前にディズニーランドの門の前でしばらく待った。持ち物の多い子が目立つけれど、女の子たちはダッフィーのぬいぐるみを抱えサイン入りのバッグを持っている。バッグには期間限定のぬいぐるみバッジをたくさんつけて。
一泊旅行くらいの荷物なので、他に何が入っているんだろうと思うけれど、そこから出て来るのはシェリーメイ(ダッフィーの女の子のお友達)のぬいぐるみだった。抱えるサイズのぬいぐるみを二体も持って来ているので荷物が多いわけだ。
私はと言えばできるだけコンパクトに荷造りしてきたし、大きな荷物は舞浜でホテルへ届ける手配を済ませてきた。今日はリュックひとつで回るつもりだ。女の子三人組は皆大きなバッグにダッフィーを持っているので、それぞれの荷物が相当多い。それをまったく苦にしていない様子だ。
ダッフィーというのは、ミッキーが旅の間に寂しくないようにミニーマウスからプレゼントされたテディベアというストーリーなので、旅に持ち歩くのは当然なのだという。女の子たちが皆嬉しそうにダッフィーを抱いている様子は、一緒にディズニーランドを歩くこと自体を楽しみにしているようだ。
家にダッフィーとシェリーメイの二体のぬいぐるみがあったとして、どちらか片方だけを連れてディズニーランドに遊びにいくなんて可哀想でできないのかもしれない。
バッグに書かれているマジックのサインは、園を歩いているキャラクターに書いてもらったり、キャラクターに会えるレストランなどで書いてもらうのだろう。私も今回一か所、キャラクターに会えるレストランに行った。
●カメラ女子
キャラクターに会えるレストラン「シェフ・ミッキー」に行ったら、女子のお一人様がけっこういた。
私たちが行ったのはランチのビュッフェで、ミッキーさんやドナルドが座席まで回ってきてくれるというサービスがある。旦那さんと私はちょうど落ち着ける感じの壁際の席で、大人数のファミリーは中央やボックス席に通されていた。
私たちの奥の小さめの座席には若い女の子が三人。三人はそれぞれ別々に来たようだった。
女の子の一人客はなぜかみな、立派な一眼レフのカメラを持っている。レンズ、ストロボがカメラと変わらないくらい大きな感じで、一瞬プロの撮影の方たちか? と思ってしまったほどだ。
キャラクターが回ってくると喜んでいたので、プロの撮影ではなくお客さんだとやっと気づいたくらいだ。しっかりとカメラを構えてミニーの写真を撮っている。
カメラの女子たちはそれぞれキャラクターを撮影しながら声がけしていて、慣れている様子だった。カメラ女子はディズニー以外にもいるけれど、ディズニーファンの子たちは本当にキャラクター愛に溢れていて、撮影に真剣な様子。あんまり見てはいけないという気がしてきたので、自分たちが楽しむことに集中することにした。
キャラクターはテーブルに順番に回ってくるらしいけれど、私たちはこういう機会はド素人なのでいつ来るのかヒヤヒヤしていた。どうも目が合った時にパッっと笑って「来て!」な目で見ないと機を逸しそうだったので、がんばってアピールした。
ミニーちゃんが最初に来てくれたのでハイタッチして写真を撮る。旦那さんはこんなことに巻き込まれて可愛そうだけれど、来てしまったからには覚悟がある様子。
後から写真を見ると、最初の数人のキャラクターとの時は顔の表情が固く、何回か繰り返すうちに柔らかい表情でキャラクターとからめるようになってきた。
ミニーちゃんは旦那さんの紅茶を飲むフリをしてくれたり、サービス精神が素晴らしかった。園の中で会うキャラクターには遠慮してしまって近づけなかったけれど、こういったレストランだと向こうから絡んで来てくれるので楽しい。
●的あてゲーム
二日目はディズニーシーに行った。大人気のシューティングアトラクションの「トイ・ストーリー・マニア」を初めてやってみて、お気に入りになった。
これはモニタに3D映像が映し出されるシューティングゲームで、手元の大砲のようなシューターのヒモを引っ張って撃つことができる。画面と自分の手の動きが完全に連動する感覚で、慣れてくると補正もきくので当たりやすくなってくる。
的に当たった点数が自分の画面に表示される。二人乗りだけれど、ゲームが終わって最後に点数発表されるのは乗り物二台分の四人ごとだ。知らない人たちにも点数がバレる仕組みなのが恥ずかしいけれど面白い。
もっと良い点数を出したくなるので、ハマる人がいるのも納得のアトラクショ
ンだ。ここでは男性の一人客もいたので、きっとハイスコアを狙うリピーター
なのだと思う。
私は前の日にやった別の的あてゲームの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」で旦那さんに負けたのが悔しくて、トイ・ストーリー・マニアではWEBで攻略ネタを読みこんでおいた。リピーターさんが書いている攻略WEBサイトがたくさんあるのが有り難い。
そのおかげか朝一番にはじめにやった時には、旦那さんよりもハイスコアで勝ってしまった。その後夜二回の合計三回やったけれど、そのすべてで勝ってしまったので、ちょっとムキになりすぎたかなと今は反省はしている。でも次やる時もきっと全力で勝ちに行くことに変わりはないと思う(笑)。
・トイ・ストーリー・マニア 誰も並んでいない閉園時間頃
< >
以前、クリスマス時期のディズニーランドで凍えるような思いをしたことがあったので、今回はムートンブーツにダウンジャケットにカイロを山ほど持っていった。
冬山装備のような出で立ちだったおかげで寒さに打ち勝つことができた。ミッキーの耳をつけた女子高生も多かったけれど、なぜあの寒さで生脚のままで平気なのか本当に不思議。
ディズニーシーの夜のショーがこれまた強風でキャンセルになったので、和食レストランの「櫻」で鍋焼きうどんと熱燗を頂いた。冬の温かい食べ物は最高である。ディズニーシーではお酒が飲めるのはこの寒い時期に本当に有り難かった。夜は雰囲気も良いので近所の人が羨ましい。
今回は風と寒さと戦うフローズンファンタジーだったけれど、通常は閑散期なはずのディズニーランドも今年はだいぶ人が多いという。あまりに人が多いと待ち時間が増えて嫌だけれど、遊戯施設には人が少ないのも寂しいものだ。ほどほどの混みの時ならまた冬のディズニーランドに行ってみたいと思う。
【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>
このテキストを書いたところで、東京ディズニーランドの料金改定のニュースが聞こえてきた。夢と魔法の国のはずだけれど、魔法でどうにもならないものは集めるしかないのかも。
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■Take IT Easy![43]
「IoT」の集合で実現するウェアラブルコンピューティング
若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20150203140200.html
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一時は、技適マークを取得し日本国内での販売も間近といわれていたGoogle Glassに、突然の販売終了がアナウンスされました。
※技適マークとは、日本国内での販売が認められた通信機器に付けられるマークです。
Google Glassは、2012年6月にGoogleの開発者向け会議「Google I/O」で発表され、2013年6月に開発者向けの販売が開始されました。
一部の先進的な開発者やユーザーには、その目新しさや近未来を感じさせる機能とフォルム、Googleというインターネットの雄ともいうべき企業が開発している点に期待を寄せられていましたが、2年半という長いベータ期間を経て一般向けの製品がリリースされることなく終了しました。
・「Google Glass」いったん販売終了、"将来のバージョン"の開発を継続
< http://bit.ly/1z4Vov5
>
四半期決算発表の場では、「Google Glassは失敗だった」とのコメントも出されましたが、ウェアラブルデバイスの筆頭的存在であり、Google Glassの未来を信じてコミットした開発者や一般ユーザーも多かったので、Google自身の「失敗」宣言には残念な印象を禁じ得ません。
・グーグルが「グラス」失敗認める、将来見据えた投資は継続へ
< http://bit.ly/1CoVT5C
>
Google Glassが販売終了となる原因として、法的な問題(無許可撮影)やプライバシー上の懸念(盗撮)が考えられていますが、それよりも重要なのは、日常的な用途を見つけられなかったということではないかと思います。
「Google Glassを日常的に使いたい、Google Glassなしの生活には戻れないと感じさせる用途」という意味、つまりGlassを使うという生活の「原型」を提案できなかったということです。
そういう私も、ウェアラブルデバイスの用途に斬新なアイデアを持っているわけではないのですが、技術的には「単機能の複数のデバイスを連携する機器間インターフェースの標準化」が重要になると考えていて、これにより用途もより広がっていくと考えています。
Google Glassのような眼鏡型、Apple WATCHのような時計型、いずれも入力(操作)と出力(表示)をひとつのデバイスで実現しています。ひとつの製品として考えた時に、入力と出力両方ができるというのは当たり前ですが、小さなデバイスで入力と出力を実現するには、機器の大きさや形状に制約事項も多くなってしまいます。
これを入力専用デバイス、出力専用デバイスなど機能ごとの機器に分け、それらが連携する標準的なルールを作ることで、各部位の装着の負荷を軽くしながら、より柔軟で拡張性の高いウェアラブルコンピューティングを実現できるだろうというわけです。
これは、いわゆる「IoT」(Internet of Things)のイメージに近いのですが、ウェアラブルコンピューティングとは「IoT」の集合体で実現されるものであり、この時「機器間を連携させるインターフェースの標準化」がキーになると考えています。
Googleは、単機能のデバイスを組み合わせて一つの機能を実現する「Project Ara」も推進していますので、この考え方を取り入れた「IoT」的単機能機器の集合で実現される、新しいGoogle Glassの登場を期待しています。
・Project Ara
https://www.dailywireless.org/mobile/what-happened-to-project-ara/
【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
crossroads
< http://kwaka1208.net/
>
< https://twitter.com/kwaka1208
>
< https://www.facebook.com/kwaka1208/
>
・CoderDojo奈良
< http://coderdojonara.wordpress.com/
>
次回のCoderDojo奈良は、2月8日開催です!
関心のある方、ぜひご参加ください!
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■おかだの光画部トーク[129]
iPhone・iPadでテレビ&動画視聴アプリ
岡田陽一
< https://bn.dgcr.com/archives/20150203140100.html
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とにかく時間がない! やることが満載で、じっくりと落ち着いて観たいアニメや、チェックしないといけない動画を観る時間が取れない。
わたしがそんな状態なのだから、きっと世の中のもっと忙しい人は困っているに違いない。ということで通勤や移動中に、iPhoneやiPadで使っている動画アプリをふたつご紹介します。
iPhoneやiPadで動画を見るには、最初から入っている標準の「ビデオ」アプリがまず頭に浮かびますが、このアプリで動画を見るには、iTuneストアで動画を購入するか、iTunesで観たい動画を転送しておく必要があります。
iPhoneやiPadはメモリの容量も限られているので、大容量の動画を入れておくのは避けたいですし、外で見るかもしれない(見ないかもしれない)動画をいちいち時間をかけてiPhoneやiPadにコピーするのも面倒で時間がもったいないでしょう。
そこで、自宅やオフィスのパソコン内の動画を、どこでもストリーミングで見られると、とても便利です。それを可能にするのがこちら。
「Air Video HD」300円
< https://itunes.apple.com/jp/app/air-video-hd/id668354926?mt=8&uo=4&at=11lvnc
>
自分だけの動画ライブラリがまるごと、ネットに繋がればどこでも楽しむことができます。大容量のHDDがあれば、いくらでも動画を入れておけるので、大きな動画でも気にすることなく外出先で観ることができます。
< http://www.inmethod.com/airvideohd/index.html
>
こちらのサイトからサーバーアプリをダウンロードしパソコンにインストール。どのHDDのどのフォルダに動画が入っているかを選択。
PIN番号が表示されるので、iOSアプリに入力することで認証され、外出先でどこでも自分の動画が観られるようになります。お気にいりのDVDをリッピングしておいたり、カメラで撮った動画を全てまとめてここに置いておけば、モバイル端末の内部にためておく必要はなくなります。
わたしは、セミナーなどでハンディーカムで撮ったまま編集前の動画の荒チェックのために、パソコンにデータを取り込み、会社帰りの電車の中で観たりしています。
< https://flic.kr/p/qK43w6
>
< https://flic.kr/p/qZdpn9
>
次にテレビ。わたしはiPhoneとガラケーの2台持ちで、ガラケーの方にワンセグが付いていますが、これが全く機能しない。
例えば、見逃したくないスポーツ中継など、通勤時にワンセグで観ようと何度もチャレンジしましたが、電波状況が良い場合の方が少ないので、一瞬映るだけでほぼ観ることができず、非常にストレスがたまる。
iPhoneにはワンセグ機能は無いので、外付けで必要になるが、どうせ買うならワンセグのユニットではなく、ソニーのnasneが断然オススメだ。
nasne(ナスネ)-ソニー
< http://www.jp.playstation.com/nasne/
>
< http://amzn.to/1ysS2hB
>
nasneは、ネットワークストーレッジにテレビチューナーが付いたもので、テレビの録画ができる。ネットに繋がっているので、録画予約をしていなくても、外部からネット越しに録画ができる。
このnasneとリモコン&視聴アプリの組合せで、iPhone/iPadがロケーションフリーテレビになる。しかもワンセグよりも高画質。
「TV SideView」無料(アプリ内課金700円)
< https://itunes.apple.com/jp/app/rimokon-terebi-fan-zu-biao/id594171390?mt=8&uo=4&at=11lvnc
>
< https://flic.kr/p/r2vvzH
>
現在放送中の番組はもちろん、録ったまま観られずHDDの中に溜まっていく動画も、外出先で観ることができるので、通勤時や移動中に消化できる。
放送中の番組を観るには「番組表」から観たい番組を選択し再生ボタンをタップする。
< https://flic.kr/p/qZe24u
>
iPadでもiPhoneでも画面のサイズが違うだけで操作は同じ。
< https://flic.kr/p/qK5M7c
>
すると、iPhone/iPadがテレビに早変わり。どこでも現在放送中の番組が視聴できる。
< https://flic.kr/p/qZdv5m
>
もちろん近畿地方にnasneを設置していれば、東京でも関西の放送局の番組が観られる。
録画するのは、番組表から録画したい番組をタップし、時計のアイコンをタップすると録画設定画面になる。
< https://flic.kr/p/r2wt8B
>
ここで毎週録画、録画モードなどの設定をどこからでもできる。
< https://flic.kr/p/q5JCeB
>
外出先で打合せが延びて「しまった! 19時からの番組観たかったのに...。」というような時にも、ささっと録画設定できるので見逃すことはない。
録画した番組を観るには「録画番組」からリストに表示される番組を選び、再生ボタンをタップすればOK。
< https://flic.kr/p/r2n99t
>
< https://flic.kr/p/r2mwNP
>
これもiPhoneでもiPadでも同様。
iPhone 6 Plusだと、片手でそこそこ大きな画面で楽しむことができる。
< https://flic.kr/p/q5v31y
>
今まで、自宅のテレビに付いているHDDレコーダーに録画していたものは、結局観る時間がなく放置することが多かったが、nasneに録画するようになってから、忙しくても気になるアニメやドキュメンタリーはチェックできるようになった。
動画は、最低30分はまとまった時間が必要になるので、移動中の時間を有効に使えるのは非常に助かるアプリだ。
【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
2015年、マンスリーで開催予定のCSS Nite in KOBE。2月は27日(金)に開催。Googleアナリティクスの基本的な解説と、コンテンツ(記事)の改善などの内容です。まだまだ席は余裕なので、是非ご参加ください。
< http://cssnite-kobe.jp/vol6/
>
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編集後記(02/03)
●「つげ義春 夢と旅の世界」を読んだ(新潮社、2014)。この本は「芸術新潮」2014年1月号「デビュー60周年 つげ義春 マンガ表現の開拓者」を増補・再編集したものだ。最新作(?)「別離」が発表されてから28年が経つ。つげは休筆・隠棲状態とかいわれているが、事実上引退している。普通なら忘れ去られているはずなのに、まだ特集が組まれるのは、つげ漫画の強力な存在感のせいなのだろう。わたしは、つげがメジャーになる直前の「ガロ」掲載時代からずっと愛読してきた。この本では「ねじ式」「赤い花」「ゲンセンカン主人」「外のふくらみ」がカラーで収録されている。
発表時「外のふくらみ」以外はモノクロ掲載である。ここでは生々しいタッチが息づく原画(つげは原画をすべて保管している)をカラーで複写している。原画のホワイトの修正や、フキダシの中に貼った写植、指定の書き込み、シミなどがそのままリアルに印刷されている。まさに原画で見るつげ漫画だ。こういう見せ方は新鮮だ。何度読んでも味わい深く、台詞を憶えてしまった。また山下裕二による4時間にわたるインタビューが奥深い。つげは小学校を卒業するとすぐ働きに入り、18歳でデビューした。失礼ながら学問のない人だと思っていたらとんでもない、難解なことも軽々と表現しているのに驚く。
マンガは芸術じゃないと僕は思っていますが、まあそれはいいとして、どんな芸術でも、最終的には意味を排除するのが目標だと思っているんですよ。/現実もあるがままに直視すると無意味になりますが、夢はさらに無意味を実感させてくれるので、リアリティとは無意味によってもたらされるのではないかと考えているのです。/その後カフカを読むようになったら、やはり出来事の描写だけで意味がなく、同じ方法をやっていたんですね。でも自分はカフカ流のマンガでは食っていくことはできないので、結局この虚構世界を超える意味でのリアリティから後退して、もとの私小説風に戻ってしまったんです。/
......そんな難しいこといわれるとちょっと興ざめ。「つげ先生のマンガを純粋なエンターテインメントとして読んでいるから、意味や裏を考えたことは一回もないんです。そんなこと考えるのはすごく無意味なことだと思う」という東村アキコの意見に同意する。つげは旅で撮り、旅を描く。ボロ宿を好み山奥での隠棲を夢見たという10年間にわたる「旅人時代」に撮影されたモノクロ写真を年代順に並べ、旅の絵を添えたパートもディープである。この本の構成からいって最後にはアレが出ると予感していた。ビンゴ、表3対向は、あの「李さん一家」の最後のコマだ。つげ漫画はするめのように味わい深い。 (柴田)
●hammer.mule の編集後記はしばらくお休みします