皆さまコンニチハ。春を迎える準備はバッチリですか?
横浜では八分咲きの桜。仕事の疲労も八分咲きの、べちおです。今週末あたりから満開になるんですかね。オイラのストレスも今週末に満開になって、あとは散るだけです、うふふ。
デジクリでは、火曜日の癒しコラム担当ということで、数年、皆さまの煮えたぎった脳ミソを冷却することに努めておりましたが、前回からピンチヒッターとして、金曜日に登場しております。
金曜日担当って、原稿を仕込む時間配分が、すごく難しいです。仕事で体を使うことは殆どないので、肉体疲労というものは実感しないけど、脳ミソちゃんはそれなりに使うので、脳疲労がピークに近づく金曜日は、脳のシワに、ジワジワと疲れを感じることができたりする。
この『脳疲労』という言葉、昨年あたりから、ラボ(オイラの職場)のなかで浸透してきており、すでにラボ内の今年の流行語として定着しております。
この脳疲労、あたりまえのことですが、肉体疲労と違い、マッサージしても疲れはとれませんし、滋養強壮剤を飲んでのドーピング効果も期待できません。
・脳の疲れに気付いていますか? 脳疲労の原因と解消法
(NAVER まとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2139158002060524301
●「会社は守ってくれない」を理解する
上記のまとめサイトのなかにも書かれておりますが、これからの時代についてまわる、新たな現代病と捉えても、大げさではなさそうです。
〈情報があふれている現代、パソコンやスマートフォンの使用などにより、脳疲労のリスクはさらにたかまっています。調査によれば、60%以上の日本人が疲労感を感じていて、およそ40%は半年以上に及ぶ慢性的な疲労を感じているという。この慢性的な疲れは「脳の疲れ」ではないかと考えられるようになっている。〉……まとめサイトより引用
出社直後に100件前後のメールを処理し、なんだか意味の分からないクレーム案件をこなして、「なんなんだ今日は」と、午前中にシナプス爆発、ニューロン断線の事故が発生してしまうのも、なんらおかしくはありません。
午後からの仕事は、「やる気」という魔法の呪文は、ホントに無駄。頑張っても効率は上がらないうえにミス誘発の原因になり、数日後に「なんでボク(ワタシ)は生まれてきたんだろう」と、自らの出生疑念に取り憑かれたりします。
そんな左脳崩壊状態を復活させるには、ランチタイムから少しだけ贅沢な時間を費やしてみるのがオススメ。
そう、その『贅沢な時間』というのは、サボり。一般的に、サボりというと聞こえは悪いが、『息抜き』と同じものと捉えると、罪悪感は薄くなる。でも、それができないのが日本人であり、あたり前のように強いる会社側。
工場勤務で、担当の持ち場があてがわれているかたには、かなり敷居の高い行動でもありますが、「15時休憩を早めてとっただけ」と考えてしまえば、規律に真面目なかたでも、自己納得できるはず。
『メンタルは自分で守りましょう』とか『体調管理は自分にしかできません』とか、労災ゼロ運動チックなスローガンで掲げているくせに、ちょっと手を休めているのを上長に見られたりしようものなら、「なにサボってんの」とか、1秒たりとも怠慢は許しません! みたいなの、会社というよりも、ヒトとしておかしいです。昭和を引きずりすぎです。
会社側としては、社員(従業員)の健康やメンタルを真剣に心配しているのではなく、労災が発生することを一番に心配しているので、ここの思考順序が逆転できない限り、使われる身としては、「自分のことは自分で守る」が、とにかく大切になる。
しかし、団塊が去った時代とはいえ、団塊次男がまだまだはびこっているのも現実で、リアル団塊世代より酷い要求を強いてくることも。
特徴としては、とにかく、目先だけ。後先関係なしに、目先のこと。いまも賑わっている某T社とかね。ほじくれば某T社だけではなく、いっぱいあるんだけどね(笑)
そんなのが組織上部にいれば、中間は腐るし、末端は人間として腐敗するわ。
●まずは「脳が疲れていること」に気づくのが大切
昭和のおじちゃん、おばちゃん世代ならば、幼少から成人するまでの間、コミュニケーションの手法といえば、リアルでの人と人の繋がりが殆どで、手紙で連絡をとったり、機器を用いたコミュニケーションといえば、電話とファックスくらいだ。
手紙を書くにしても、紙とペンを用い、直筆にて気持ちを伝え、電話で会話をするにしても、肉声で感情を伝えたりと、己の姿が相手に見えなくても、受け手は相手の様子(感情)を窺うことができた。
古き良き時代となりつつある、昭和なコミュニケーションのとり方も、いまは仕事にしてもプライベートにしても、メールやSNSでのコミュニケーションのほうが圧倒的に多い。謂わば、画面に映っている文字を読むだけの、無機質な対応処理。
言い回しが難しい日本語では、そのときの受け手の気分次第で、解釈の仕方も変わってしまう。それが故にトラブルに発展してしまったり、最悪、殺人事件にまで発展してしまうようなケースも、最近となっては珍しくなくなっている。
まったくの専門外で素人のオイラが、ダラダラズラズラと御託を並べても、「うるせーバカ、人より自分の心配しとけよ、クソヤロー!」と怒られそうですけど、日々のセルフケアは、意外に簡単にできたりします。
・脳の疲労は危険の合図|疲れを回復して自分を取り戻す方法:
(RULES OF SUCCESS)
http://rules-of-success.jp/technique/brain-tiredness/#1-1
オイラ自身で「あ、脳が疲れているな」と察知するのは、寝付くまでの姿勢で判別していたりします。寝相はそれぞれなので、たいした参考にならないところも多いのですが、寝付きやすい姿勢ってのがあります。
・寝相で分かる深層心理と性格診断
(NAVER まとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2139859517992789601
上記まとめサイトは、寝相でその人の性格を表すものを中心とした構成になっておりますが、置き換えると、その人(自分)のいまの心理状態を表していることでもあったりします。
そんなオイラはというと、誰がどうみても、『布団(毛布)に潜り込みタイプ』です。自分でも毛布に潜り込まないと寝れないタイプと把握しており、姿勢はさておきで、必ず、毛布の中に頭から足まで包まって寝ております。
そこから複合技になり、
・『うつ伏せの状態で毛布に包まる』←とりわけ平常運転の安定した状態。
・『仰向けで毛布に包まっている』←大きなプロジェクトや、長期に渡った仕事が無事に終わったりすると、安心感から、この寝相が多い。
・『手足を交差させて毛布に包まっている』←明日という日が来ないでほしい。
など、けっこうピンポイントで、体(身体)から信号を出してくれていたりします。
余談ですけど、毛布に包まって寝るのはデフォです。家だろうがホテルだろうが、子どもの頃から、必ず毛布に包まってないと寝れないタイプです。
自分なりに、脳が疲れている信号を受け取ったまま仕事するのも、けっこう苦痛だったりする。
自分で意識しないと気がつかないことだけど、たとえば、カップのアイスを食べるにしても、いつもは中央からスプーンで攻めて食べるのに、カップの周囲から食べ始めたなど、いろいろ信号は出ているはず。
普段、無意識な動作な部分だけに、自分では気がつきにくいが、いちばん表れやすいのがココ。パートナーに、「あれ? いつもは左足から靴下はいているのに、今日は右からなんだね」とか言われたら、要チェックです。
そのときに使うのが、先ほどの『贅沢な時間』のとり方だ。
昼休憩の一時間(会社によっては45分とか)というのは、実際には、実に中途半端な時間だったりして、食事を済ませてから、本当にリフレッシュして午後に動けるのは、90分必要。砕くと、食事に30分を用い、60分を十分な休息をする時間として割り当てると、相当なリフレッシュ効果がある。
実はこれ、ソースはオイラで(一番あてにならないとか言わないでねw)、自分で実証を繰り返してみてから、昨年に本社には内緒で、ラボで実験的に暫く導入してみたのだ。
これが相当な効果があり、たった30分延長しただけで、休息の充実感がまるっきり違い、午後からの仕事が軽くなるという反響をいただいたのだ。
仕事の効率化を図るため(実際にはポカミスを減らすため)から、今年の4月から、ラボではこの時間軸を正式に導入することにした。
今回取り上げた脳疲労、会社側はもっともっと真剣に考えないといけない問題だし、会社上層連中が、まっさきに発病していないといけないところなんですけどね。報告書を読んで電卓叩いて金になるなら、世は金持ちだらけです。
【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。愛機はD90とGRD4。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。
・「朝食は食べないほうが健康を維持」「朝食こそ健康の秘訣」など、お医者さんがいろいろと助言本を出しておりますが、結局は、管理するのは「あなたです」なので、読んでも意味がないのよね。
・その人の生活に沿った生活ってのは、本人にしか分からないところで、当然のことながら、第三者が介入してあれこれと指示するところでもないわけだ。それなのに、本は極論だらけ。
・要は、それ(本)が金になるかならないかの都合で、読み手は関係ないんだろうなぁ。そりゃそうだw