《りんごに負けた私》
■装飾山イバラ道[240]
りんごの正体〈歯の敵か味方か〉
武田瑛夢
■Scenes Around Me[45]
東京大学駒場寮の事(24)
アリテンクロージングパーティー[2]駒場寮裁判のこと・寮委員会の面接
関根正幸
■crossroads[59]
みんなの発達心理学
若林健一
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■装飾山イバラ道[240]
りんごの正体〈歯の敵か味方か〉
武田瑛夢
https://bn.dgcr.com/archives/20190226110300.html
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りんごを食べていた時、歯が欠けてしまった。ガリっとしたので見てみると、奥歯の側面のカケラだったのだ。そんなに硬いりんごでもなかったのに、元々弱っていた歯だったのかもしれない。
しかも、歯が欠けたことに気づかずにガリっと噛んだせいで、カケラは三つに割れていた。自分の歯を自分で噛み砕いてしまったのである。
歯って人間の組織の中で最も硬いらしい。歯のモース硬度は6~7で、モース硬度5のガラスや5.5のナイフの刃よりも硬い。実際に私の歯のカケラも、指で触ると物凄く硬かった。
私はこんなに硬い歯をガリンと噛み砕けたのに、果物のりんごに負けたことが不思議でならない。
りんごって一体、何様?
昔から歯のCMでもりんごが出てきたように、りんごというのは歯にとっておそらく天敵なのだと思う。
歯自慢の人が誇らしげに、皮付きのりんごを丸かじりで食べているイメージ。天敵を制することができる丈夫な歯と歯茎の持ち主だから、ドヤ顏のCMだったのだ。
しかし、りんごが歯にとって天敵だという根拠ってあるのだろうか。負けた悔しさから、ひねくれて色々と検索してみた。
その結果、りんごは食物繊維が多く、歯茎の健康に良いビタミンCも豊富に含まれている。丸かじりすれば、歯の表面の汚れや歯間の食べかすをきれいにしてくれる効果も期待できるという。さらにりんごのポリフェノールには殺菌効果もあるとか。うーん、良いことばっかりだ。
りんごは歯の味方という側の説だ。しかし、見つけた。りんごが炭酸飲料の4倍も歯に悪いという記事を。
・驚! 炭酸飲料の4倍も歯に悪い食べ物!?
http://news.line.me/issue/oa-allabout/b88153b9264a
参考:「An apple is worse for your teeth than a fizzy drink」
Mail Online
読んでみたのでまとめると、りんごは酸性食品であり食べるのに時間がかかる点で、歯にとって良くないとのことだ。
炭酸飲料は口の中を通り過ぎるだけだけれど、サクサクカミカミを続けるりんごは、口の中をより長く酸性にしてしまうのだろう。
食後すぐに歯を磨いてるから大丈夫と言う人は多いと思うけれど、食べ始めてすぐに酸による歯の脱灰が始まるという。そうだったのか。
上の記事にもあるけれど、りんごの酸性度の高さを中和する方法として、チーズや牛乳を一緒に食べるのが良いそうだ。
確かに私はリンゴのサラダを作る時にチーズを入れるし、口の中の酸っぱさをマイルドに包み込んでくれそうだ。食べている最中の歯にも優しいのは嬉しい。りんごだけが酸性の食べ物ではないから、食事中につまめるようにキャンディサイズのチーズを出しておくのも良い方法かもしれない。
しかし、成分が酸性かどうかというのは、かじる行為そのものとはあまり関係がないので、天敵の根拠としてはちょっと違った。
●噛むことの効果
私はりんごのあのキュッキュッと音がなる独特の食感に、摩擦係数の高さを感じる。りんごの中に歯が入った時に潰されたりんごが、グイっと歯を掴んで離さないようなイメージだ。発砲スチロール的というか、元のサイズに戻ろうとする力がとても高い食品だと思う
今回はりんごが物理的に一番歯にとって厳しいということを、比較しているような記事は見当たらなかった。
しかし、ダイエットに役立つ「かむ回数ランキング」というのを見つけた。食材別にかむ回数がかかるものを比較していて面白い。皮付きりんごは74回で中ぐらいに位置している。
・「ゆっくり食べるだけ!ダイエット」に役立つよくかむ食材ランキング
https://doors.nikkei.com/atcl/wol/magazine/15/010410054/011200003/
結局は噛むのに力が必要だったり、噛む回数が必要な食材は、かえって歯と体の健康に良いらしい。酸性の問題だけ、気をつけていればよいということだと思う。
実はうちの夫の大好物がりんごなのだ。必然的に食べる回数は多いけれど、私はふた切れぐらいしか食べない。皮付きが体に良いというけれど、全部皮を残すのではなく、半分程度皮を残した食べ方にしている。
●噛むことをあきらめない
せっかく噛むことについて調べたので、追加で残存歯について書いておきたい。
私はデンタルフロスの習慣がついたおかげか、抜歯したのは親知らずだけで残存歯は28本全部。これは年齢の割に良いみたいだけれど、50歳を超えるあたりからガクっと残存歯数のグラフが下降していくらしい。私もなんだかそれを実感してきた。
私の欠けた奥歯はクラウンがかぶさっているし、神経を抜いた差し歯も多い。しかし歯の根っこさえあれば残存歯に数えるらしい。
80歳を超えた時にも20本の残存歯を目指そうという「8020運動」というのがあるらしいけれど、日本は残存歯数が他の国よりも低い国なんだそうだ。
今でこそなるべく歯を残した治療を歯科医が考えてくれるけれど、昔は何か問題があれば結構歯を抜いていたという。生きてきた時代の影響も大きいのだ。
80歳を超えたうちの母も、入れ歯を支えるだけの自分の歯があるだけで、数を数えるのもかわいそうなくらいだ。
そして歯を使って物を噛んで食べることは、脳への良い影響がある。歯と認知症との関連はとても密接なことらしい。以下のページが参考になる。
・8020残存歯と健康寿命
https://www.jda.or.jp/park/relation/teethlife.html
「しかし万が一、歯を失ってもしっかり入れ歯を使えば、あらゆる機能は維持される」
もし歯を失って義歯も使用しないと、認知症の発症リスクが最大1.9倍になるという。しかし、義歯を入れることで、体のバランスが維持されて認知症のリスクも転倒のリスクも減るというのだ。確かに力を使う時に歯があることは大事なので、全身に影響がありそうだ。
私も母の健康を心配した時に、上のページを印刷して母に読んでもらい、入れ歯を作り直した。入れ歯だとしても、機能を保てるというのは希望が持てるではないか。
母は入れ歯を入れるのを嫌がってしまうことも多いけれど、まぁ自分のことなので半分は任せている。私は歯の欠けた部分を直しに、歯医者通いがまた始まる。この際全部の歯を見直して、直せる個所は治してしまうつもりだ。
【武田瑛夢/たけだえいむ】
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/
母は最近さらに元気になってきて、会話中もどんどん自分から話題を振ってくるまでになった。一年前は質問に返事をする程度だったのに、驚きの復活だ。
おそらく自分の老化を受け入れる期間が終わって、老いたことが当たり前になったのかもしれない。80歳を超えるという山超えを、ひとつ乗り切ったのだ。「70と80じゃあ、全然違うよ~」と言うのが口癖だ。
それでも母は物忘れでおかしなことが起こると、後から気がついて自分で爆笑している。こうなると私も楽しい。自分の失敗を笑えるようになったのは、素晴らしい変化だと思う。
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■Scenes Around Me[45]
東京大学駒場寮の事(24)
アリテンクロージングパーティー[2]
駒場寮裁判のこと・寮委員会の面接
関根正幸
https://bn.dgcr.com/archives/20190226110200.html
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駒場寮のWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/東京大学駒場寮
これによると、1997年10月に大学側が寮生や自治会に対し、駒場寮の明け渡しを求める訴えを東京地裁に起こしています。
私がアリテンに関わっていた時期は裁判の真っ最中でした。しかしながら、これまで書いてきたように、私がアリテンに出入りするようになったのは、あくまでも個人的な事情によるものだったので、私自身は裁判にあまり関心がありませんでした。
とはいえ、鷹野くんか内藤くんだったか覚えていませんが、誰かの誘いがあり、1998年7月、私は東京地裁に裁判の傍聴に行ったことがあります。ところが、この日の裁判は傍聴人の目の前で書類を取り交わしただけで、5分で終わってしまいました。
そのため、私は裁判自体に興味を覚えることもなく、これ以降傍聴には行きませんでした。ただ、当時オウム真理教の裁判で弁護人を務めた横山弁護士をはじめ、何人かの「有名人」を東京地裁で見かけることはできました。
◆
私はともかく、以前から駒場寮に住んでいた学外生にとって、裁判の行方は関心事だったはずで、何度も傍聴に足を運んだ人もいました。
私が傍聴に行ったとき、オブスキュアギャラリーのコーキくんやシンヤくんも一緒に来ていました。
あまりよい写真ではないのですが、私は彼らが霞ヶ関を歩いている写真を撮影しています。
コーキくんやシンヤくんは、オブスキュアギャラリーを始める前から駒場寮に住んでいて、廃寮問題に関わっていました。
◆◆
駒場寮を離れた後に、コーキくんが駒場時代に撮りためた映像を編集して「W/O」というドキュメンタリーを製作しましたが、その中に衝撃的な場面が登場します。
1997年6月7日に駒場寮風呂で、上々颱風のライブが大学側からの警告に抗う形で行われました。
http://www.shangshang.jp/episode3.html
ライブの後、寮風呂は解体されるのですが、それに反対する寮生と大学側の間で抗争が起こりました。寮風呂への渡り廊下の屋根に登っていた寮生のすぐそばに、重機のアームが振り下ろされて屋根が破壊されました。
映像には、それに巻き込まれてそうになった寮生を、他の寮生が引きずり上げている場面が写っていました。
この場面自体は、他の映像作家が駒場寮に関するドキュメンタリーを製作した際にも使用され、NHKで放送されたそうなので、ご覧になられた方はいるかもしれません。
余談になりますが、コーキくんが「W/O」にこの場面を使おうとしたところ、自分が撮った映像にもかかわらず、番組に使用されたことで著作使用料がかかると言われたそうです。
腹に据えかねたコーキくんは、映像にタイムコードをつけたまま「W/O」で使用しています。
◆◆◆
駒場寮明け渡しの裁判が進むにつれて、寮内の治安の悪さが争点の一つになったのだと思われます。
寮委員は、1998年10月の更新ですべての学外生を排除するわけではないが、寮内で問題のある団体や個人の更新を認めない、という方針になったようでした。
私はおそらく、アリテンに出入りしている人の中では身元がしっかりしているという理由で、1998年9月、サークル更新の面接に顔を出すよう頼まれました。
面接には私のほか、内藤くんとテツくんの3人が出向きました。面接の具体的な内容についてあまり覚えていないのですが、寮委員会側から、このままでは裁判に勝つことができないと、いうことを主張されたのだと思います。
それに対し、私は内心、こちらを追い出したところで裁判に勝てるとは限らないだろう、と思いましたが、3月の更新の時の騒ぎから寮委員会に対して不信感を抱いていたので、それに対して何も返答せず、こちらの事情を説明するに留めました。
寮委員からの質問で唯一覚えているのは、「チュンジって一体何者?」というものでした。
チュンジ(チュンジロウ)くんは、1997年12月にオブスキュアギャラリーで開催されたフランスのクラウン(道化師)の公演で、トークゲストとして登場しました。
そのイベントには終了後に顔を出したので、チュンジくんがだれか分からなかったのですが、気にはなっていました。
その後、中村しのぶさんの鳴神公演で芝居が終わった後、コーキくんがお客さんに対して感想をインタビューした映像を流し、そこにはチュンジくんのインタビューもありました。
チュンジくんはアリテンにも出入りするようになり、私自身も彼が俳優志望だということは知っていましたが、彼がどういう人なのかは、私も知りませんでした。逆に、寮委員がチュンジくんのことをどう見ていたか、聞いてみたいと思いました。
◆◆◆◆
面接の結果は予想されたとおりで、アリテンの10月以降の更新は認められず、1998年10月3日までにすべての荷物を部屋から運び出すように告げられました。
今回は、アリテンの退去が決まった直後に、扉の前から北寮2階の廊下を撮影した写真を紹介します。
この写真はバイトの昼休みに駒場寮に行って撮影しました。駒場寮の廊下は昼間でも薄暗く、三脚を立てて撮影しました。
【せきね・まさゆき】
sekinema@hotmail.com
http://www.geocities.jp/sekinemajp/photos(2019年3月まで)
1965年生まれ。非常勤で数学を教えるかたわら、中山道、庚申塔の様な自転車で移動中に気になったものや、ライブ、美術展、パフォーマンスなどの写真を雑多に撮影しています。記録魔
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■crossroads[59]
みんなの発達心理学
若林健一
https://bn.dgcr.com/archives/20190226110100.html
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こんにちは、若林です。
先日、友人の影響で発達心理学の本を何冊か読みました。
発達心理学とは文字通り人間の発達に関する学問で、何歳ぐらいにどんなことができるようになるのか、どういったものや状態を認識できるようになるのか、ということが研究されています。
「学問」というと難しいもので、「心理学」というと専門家にしか分からないことというイメージがありますが、発達心理学で研究されている内容は、世の中のお父さんやお母さんに必要なものばかりです。
専門的な本は敷居が高いかもしれませんが、平易に解説された本もありますので、子育て中やこれから子育てに関わるお父さんやお母さんは、読んでおくと子育てが楽になるのでないかと思います。
ちなみに私が読んだのはちょっと古い本ですが、こちらの本。タイトルに偽りなく(史上最強かどうかは保証できませんが)分かりやすく解説されています。
史上最強図解よくわかる発達心理学
https://amzn.to/2TbOKV4
最近耳にすることが多い「発達障害」というのも、「発達心理学」のなかのひとつ。「発達障害」というと問題児、障がい児など特別な子のイメージが強いですが、これも多くの人に関連するもので、みんな何かしらの問題を抱えています。
私自身も、何かに集中できなかったり、ケアレスミスをしたり、衝動的な行動を起こすことがあり「ADHD」に分類される人間なのかもと思うことがあります。
つまり、なんらかの障がいが誰にでもあって、その程度や質が人によって違うものだと考えるべきなのではないかと思います。中には支援が必要な人もいるとは思いますが、正しい知識を持たずに「発達障害」でひとくくりにしては、子どもたちに適切な環境や進路を提供できなくなってしまう恐れがあります。
「発達心理学」は、小さな子供の成長に関することだけではありません。大人になり老化することも、学問的には「発達」の一部として扱われており、社会的責任によって生じる精神的ストレスなども、人間の「発達」の過程に現れる現象のひとつです。
そう考えると、「発達心理学」というのはすべての人間の生き死にに関わる学問であって、もっと多くの人が関心をもっても良いのではないかなと思います。
もし関心を持っていただけたなら「発達心理学」について触れてみてください。より多くの人の理解が深まれば、子どもたちにもっと良い環境を作ることができると思いますし、自分自身が生きる上でもとても役にたつものです。
【若林健一 / kwaka1208】
https://croads.jp/aboutme/
子供のためのプログラミングコミュニティ「CoderDojo」
https://croads.jp/CoderDojo/
貧困問題に取り組みお寺の福祉活動「おてらおやつクラブ」
https://otera-oyatsu.club/
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編集後記(02/26)
●偏屈BOOK案内:小林弘幸「健康の正体 医師としてどうしても伝えたいことがある」
微妙な表紙カバーである。健 康 正 体 の4文字の配置からは、タイポグラフィのお約束としては「康体の健正」としか読めない。妻は一瞬迷って「けんこうのしょうたい」と読んだ。本文は白地が目立つ組版である。改行が多く、行間が広い。文字の密度が小さい。要するにスカスカで情報量が少ない。見出しに1ページを使うのは、贅沢ではない。明らかにページ稼ぎである。情けない。
「だから、今から、始めてほしい」っていうだけで、1ページつかって濃い地に白抜きデカ太のゴシック系なんて。さらに、重要なところは文字のポイントを上げ、ゴシック系で組む。わざわざ大目立ちさせるほどの重要な指摘でもない、ような気もする。例えば「実際にやってみること、そして続けてみることが、大切です。」とか。だから、あっという間に読み終えたのであった。
筆者は順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター、自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上に携わる。また、日本ではじめて便秘外来を開設した「腸のスペシャリスト」である。……ということを、ご自分でお書きになっている。
この本のスカスカデザインから、たぶん教授のお話を編集者が書き起こしたのだが、分量が少ないのでデザインでページを稼ぐことにしたのであろうと思った。ところが、文章の流れは流暢で、とても読みやすい。おそらくご本人の執筆であろう。いかんせん、分量が足りず、デザインに逃げるしかなかったのだ。
「健康とは、いかに質のよい血液を一つひとつの細胞まで運ぶことができるかによって決定される」と筆者は断定する。健康な状態で生命活動を行なっていられるのは、質のよい血液が全身を巡っているからだ。現代人はあまねく未病(発病には至っていないものの健康とは言えない状況)状態だといわれている。血液検査で小さな異常が出ていれば、すでに未病を一歩超えているのだ。
中高年(40〜74歳)の男性の60%、女性の45%が高血圧という調査結果もある。ただ単に血圧が高いだけなら、あまり顕著な自覚症状はない。そのため見逃され、放置されることが多く重症化させてしまう。高血圧は動脈硬化を招き、血液の質と流れを悪化させる。脳卒中や心筋梗塞などの、血管性疾患にかかりやすくなる。一方で加齢は動脈硬化を促進し、高血圧が引き起こされる。
体調が悪いのはその臓器に問題が起きているからだと考えがちだが、実際は脳の影響を受けていることが多い。脳の状態が健康そのものを支配しているのだ。最近の研究では、塩分の摂り過ぎは脳にも障害を引き起こすことがわかってきた。また、「脳のために糖分を」という、言い訳じみた言説も間違いである。
血液は筋肉によって運ばれる。心肺機能が向上することで、全身に送り出す血液量が増える。老いるほど筋肉が必要になる。そして筋肉だけは唯一、高齢になっても増やせる。筆者は、年齢を重ねた人ほど運動が必要だという。一番手っ取り早く、足腰をはじめとした下半身の筋肉を鍛えられるのは、階段の上り
下りである。なるほどねー。スカスカで読みやすいからお年寄り向き。(柴田)
「健康の正体-医師としてどうしても伝えたいことがある」小林弘幸セブン&アイ出版 2018
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860087887/dgcrcom-22/
●MacBook Pro続き。iMacにするかどうかで迷った。iMacの方が性能はいい。MacBook Proはクラムシェルにしていて、ほとんど持ち出すことはない。外で作業をするにはディスプレイが小さすぎる。大きいのを買うと重いから持ち歩かない。打ち合わせならiPadで済む。
しかし、何かあった時に、普段の環境そのまま持ち出せるという安心感は欲しい。切り捨てた途端に必要になる、あの法則があるし(笑)。
Mid 2012はあるが、バッテリーが劣化して電源ケーブルが常時必要になっている。バッテリーが膨らんでしまったため、ボディが変形し、机の上で安定しなかったり、トラックパッドは押し込めなくなったり(タッチはできるので作業はできる)で、持ち出しは断念。
今になって、バッテリーだけ交換すればいいと気づいた。持ち出し用ならMid 2012でも十分ではなかろうか。自分で交換してみようかな。続く。(hammer.mule)
WorldPlus バッテリー
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