こんにちは、若林です。
先日、友人の影響で発達心理学の本を何冊か読みました。
発達心理学とは文字通り人間の発達に関する学問で、何歳ぐらいにどんなことができるようになるのか、どういったものや状態を認識できるようになるのか、ということが研究されています。
「学問」というと難しいもので、「心理学」というと専門家にしか分からないことというイメージがありますが、発達心理学で研究されている内容は、世の中のお父さんやお母さんに必要なものばかりです。
専門的な本は敷居が高いかもしれませんが、平易に解説された本もありますので、子育て中やこれから子育てに関わるお父さんやお母さんは、読んでおくと子育てが楽になるのでないかと思います。
ちなみに私が読んだのはちょっと古い本ですが、こちらの本。タイトルに偽りなく(史上最強かどうかは保証できませんが)分かりやすく解説されています。
史上最強図解よくわかる発達心理学
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最近耳にすることが多い「発達障害」というのも、「発達心理学」のなかのひとつ。「発達障害」というと問題児、障がい児など特別な子のイメージが強いですが、これも多くの人に関連するもので、みんな何かしらの問題を抱えています。
私自身も、何かに集中できなかったり、ケアレスミスをしたり、衝動的な行動を起こすことがあり「ADHD」に分類される人間なのかもと思うことがあります。
つまり、なんらかの障がいが誰にでもあって、その程度や質が人によって違うものだと考えるべきなのではないかと思います。中には支援が必要な人もいるとは思いますが、正しい知識を持たずに「発達障害」でひとくくりにしては、子どもたちに適切な環境や進路を提供できなくなってしまう恐れがあります。
「発達心理学」は、小さな子供の成長に関することだけではありません。大人になり老化することも、学問的には「発達」の一部として扱われており、社会的責任によって生じる精神的ストレスなども、人間の「発達」の過程に現れる現象のひとつです。
そう考えると、「発達心理学」というのはすべての人間の生き死にに関わる学問であって、もっと多くの人が関心をもっても良いのではないかなと思います。
もし関心を持っていただけたなら「発達心理学」について触れてみてください。より多くの人の理解が深まれば、子どもたちにもっと良い環境を作ることができると思いますし、自分自身が生きる上でもとても役にたつものです。
【若林健一 / kwaka1208】
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