《WACOMがAppleの命運を握ってるw》
■グラフィック薄氷大魔王[680]
AT車とMT車
吉井 宏
■ネタを訪ねて三万歩[193]
PC関連の周辺機器の買い込みが続いて
海津ヨシノリ
■グラフィック薄氷大魔王[680]
AT車とMT車
吉井 宏
■ネタを訪ねて三万歩[193]
PC関連の周辺機器の買い込みが続いて
海津ヨシノリ
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■グラフィック薄氷大魔王[680]
AT車とMT車
吉井 宏
https://bn.dgcr.com/archives/20201125110200.html
─────────────────
「急発進事故はオートマチック/AT車だから起きる。マニュアルシフト/MT車ばかりのドイツではそういった事故は起きない。そもそも誤操作したら止まっちゃうから。」という説を読んだ。
へ〜! と思って検索してみたら、日本は新車のAT車の割合が98%以上。日本とアメリカではAT車が普及しているが、それ以外の国では今もMT車が主流。ドイツは欧州ではAT車普及してるほうだが、それでも23%だという。
「日本はなぜAT車多い? MT車主流の欧州市場との違いとは」
https://kuruma-news.jp/post/163151
「需要増加? 日本の98%がAT車時代 なぜかMT車が徐々に増えているワケとは」
https://kuruma-news.jp/post/121924
1990年まではMT車しか身近になかったけど、以降はレンタカーも実家のクルマもAT車にしか乗ってない。最近もレンタカー借りたけど、当たり前のようにAT車(たぶんMT車も選べるんだろうけど)。
AT車、初めて運転した頃からあまり印象変わってない。頻繁なギアチェンジが不要でラクな反面、なんか操作がデリケートすぎて怖い。レバーが正しい位置かしっかり確認した上で、おそるおそるアクセルを踏み込む感じは今もある。あと、踏み込み続けるとそのまま最高速まで行っちゃう恐怖。
MT車では、AT車の「おそるおそる」に相当する部分は、強いて言えばクラッチペダルの操作くらいで、デリケートな感じは弱い。「おりゃー! ガシガシ、ゴリゴリ!」って感じで、力任せに操作して大丈夫だし(トランスミッションが傷むそうなのでやめよう)、優しい感じにも操作できる。
「この状況ではギアはこれに入れよう」「この状況では一段上げよう・下げよう」って、意思とシフト操作が連動してるから、予想外の動きになりようがないのが安心なのだ。
AT車に慣れてる人からすると、MT車って面倒と思われるだろうけど、すぐ慣れるし、体の延長な感じでほぼ無意識に操作できるから、面倒じゃないと思う。AT車はやっぱどこか、思い通りにならない気がしてこわい。
AT車限定免許は、操作を易しくして免許取得のハードルを下げる(=クルマの購入者を増やす)意味があったんだろうけど、人馬一体的なクルマの魅力を損なってる気がする。
まあ、僕も30年もMT車を運転してないから、今、頭で考えると「あれ? どうやってたんだ? クラッチを踏むタイミングってどうだっけ?」になっちゃうけど、たぶんシートに座れば体が操作感覚を覚えてるはず。
僕的にAT車をどうしたらデリケートすぎなく、怖くなくなるかというと、シフトはレバーじゃなく、「P」とか「D」とか「R」とかの独立した大きなボタンだったら安心かも。AT車でも真っ直ぐじゃなくギザギザの溝のシフトレバーってのもあるのね。MT車っぽい感覚で操作できるのかな?
自分のクルマを持ったことがないから、たまに乗るとAT車のデリケートさが余計に強く感じられるんだろうな。いつも乗ってたら慣れちゃうのかも。
地元では親のクルマを使わせてもらってたし、東京では電車やタクシー。どうしても必要なときはレンタカー。そもそも、運転は特に好きでも得意でもないし。田舎や高速道路は大丈夫だけど、都市部の道は今でも怖い。名古屋市街どころか、豊橋の中心部さえ怖かったくらいだからw
【吉井 宏/イラストレーター】
http://www.yoshii.com
http://yoshii-blog.blogspot.com/
M1チップ搭載Macがどれだけ凄いか、という検証記事が次々出てる。Appleが「圧倒的な高性能」って言ってても、たいてい話半分に聞いておくもんだけど、M1搭載Macに関しては、マジに従来のMacをブッちぎる異次元の高性能らしい。格安ローエンド3機種なのに。
ネイティブ対応してないソフトも、数倍速いそう。ぜんぜん熱くならならず、バッテリーも驚異的に持つとのこと。オンボードのGPUもちょっと前のゲームノートくらいの水準、と。
やはり3台ともほぼ同じ性能だってw ただし、負荷をかけるとファンレスのAirはパフォーマンスが下がる(GPUの仕様も少し低い)。
WACOMドライバの対応が待ち遠しい! っていうか、タブレットドライバ対応待ちでM1Mac購入を躊躇してるMacユーザーは世界的に多そう。ってことは、WACOMがAppleの命運を握ってるw
○吉井宏デザインのスワロフスキー
・十二支(丑年)OX
https://bit.ly/37gbNEN
・三猿 Three Wise Monkeys
https://bit.ly/2LYOX8X
・幸運の象 LUCKY ELEPHANTS
https://bit.ly/30RQrqV
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ネタを訪ねて三万歩[192]
PC関連の周辺機器の買い込みが続いて
海津ヨシノリ
https://bn.dgcr.com/archives/20201125110100.html
─────────────────
暑さやコロナ渦がぶり返したりして、心配な年末に突入しようとしていますが、“あっという間の一年”という感じですね。まだ一か月残っていますが、もう来年のことを考えても鬼は笑わないでしょう……。
さて、ここのところ、デジクリのテキストは出先のマシン環境の、ローマ字変換で作成することが続いています。もちろん、許可を取っての原稿執筆作業です。色々あって、具体的なことは書けませんが、出先では時間があり余る怪現象が続いているからです。
それでも大学まで出かけなくてはならない流れに、正直困惑していますが、決定事項は複雑怪奇な流れで変更できません。そんな怪しい状況にもだいぶ慣れてきました。
以前、黒いキーボードの時はローマ字変換と書きましたが、撤回します。白の方がいいです。そういえば、Amazonで検索すると黒ばかり出て来ますが、大学のPC教室のキーボードは、白ばかりです。
まっ、結局どちらのキーでも、ローマ字変換orかな変換で大丈夫になりました。さすがにローマ字だとスピードは落ちますが、誤変換率が激減するので、効率は逆に良いのかもしれません。たとえばこんな感じです。
憤怒しました「f u n d o」「ふんど」
安堵しました「a n d o」「あんど」
覇気がない「h a k i」「はき」
四季がない「s h i k i」「しき」
「憤怒」と「安堵」じゃ、真逆以上ですからね。「こんにちは」と入力したつもりが、「こんなちは」で「こんなチハ」は軽症の部類。「はんれいにそってでーたをにゅうりょく」と入力したつもりが、「はかれいにそつてでーたわにゆうりよく」で、「墓例に沿ってデータに遊弋」とか、ネタの宝庫です。キーボードの反応がヘタッているのかも……。
おそらく音声入力の方が正確で、賢いかもしれません。また、「海津」は「kaidu」ですが、普段使っているローマ字表記の「kaizu」とする癖が抜けずに、「海図」となってしまいます。
更にそのトラウマで、いつもやってしまうのが、「数珠繋ぎ」「jyuzutsunagi」を「jyudutsunagi」とタイプして「受づつ凪」としてしまうなどです。
プレゼンテーション「purezente-shonn」のような場合は、ついつい「presentation」ってタイプしてしまうんです。「イラストレーター」も「irasutore-ta-」ではなくて「illustrator」としてしまいます。英語が得意というわけではなく、高校生の時に英単語をタイプライターで覚えたことが、条件反射的に残っているのです。
そんなキー入力問題でひとつ気になるのが、自動切り替え。ソフトによっては勝手に日本語モードに切り替えてくれるのが、とっても不便。
ショートカットキーも日本語になっているとアウトですし、日本語編集などのツールではない限り、日本語入力モードである必然性はほとんどないですからね。Windowsであれば、以下の方法で回避することができます。
Windows10の日本語入力自動切り替えを切る
https://kaizu-blog.blogspot.com/2020/04/windows10.html
ローマ字変換も使うようになると、今まで気にならなかったキーボードの仮名文字刻印がやっぱり邪魔に感じるようになりました。人間ってワガママですね。あれほど気にならなかったのに……。
●ポイントカードでお買い物
で、実は最近、PC関連の周辺機器の買い込みが続いています。ただし小物ばかりですが、寿命がきたり、必要に迫られたりの緊急購入です。
まず、発端はDVDドライブ。滅多に使わないのですが、ネットでデータをやりとりできない、特殊な関係の仕事先へのデータ配布用として必要になりました。今までは多少面倒でも、古いMacへGoogleDrive経由で転送してから処理していましたが、DVD-R 2枚ほどになると面倒です。
ということで、たまたまビックカメラのポイントが溜まっていたので、ゲットしました。実は2年ほど使っていなかったので、ポイントが失効されるという葉書が来て慌てていたのですが、2年も使っていなかったことに驚きを隠せませんでした。
最後に使ったのは、半年前ぐらいだと思っていたからです。それもネットでの買い物でした。Amazonばかりに頼っていたからですね。ちなみに、ビックカメラはとても親切で案内葉書で知らせてくれますし、なにより、使い切らなくても何か買い物をしたり、ポイントの一部を利用すれば、その時点からまた2年の猶予が生まれます。
今回はビックカメラに感謝を込めて、店に出向いてポイントにて購入しました。そういえば、かつては10万円ほどのカメラ購入時に、半額ほどをポイントで処理したことを思い出しました。
アナログ時代は、銀座伊東屋のメルシー券と、ビックカメラのポイントが溜まりまくるワークルーチンでした。そんな私に、今一番溜まるのはTポイントカードですね。ただし、買い物時に真剣にカードを提示しているわけではないので、かなり損をしているかも知れません。
すべてのポイントカードが一枚のカードになることを切望しています。まず無理でしょうけれど。
続けて、WindowsとMac用のバックアップ用のHDDを2基。こまめなバックアップなら、M-DISCでもよいかな? と、判断に迷うところです。せっかくDVDドライブを購入したので、一度は実験してみるつもりです。しかし今は、とりあえず目の前の案件処理ということでパス。
次に購入したのは、WIFIルーター。メインの子機として使うルーターです。そして最後が、元ネタに繋がるキーボードですね。買ってから、黒のキーボードに仮名文字刻印があることに、少し後悔しました。
■えこひいきミュージックと映画
"Beginning of the End" on Directed by Bert I. Gordon in 1957(USA)
邦題「世界終末の序曲」。巨大イナゴとの戦い、スペクタクル映画。監督は以前紹介した「戦慄! プルトニウム人間」などB級SF映画の巨匠として知られるバート・I・ゴードン。
主演は「スパイ大作戦」で第2シーズンからリーダーである、ジム・フェルプス役として活躍したピーター・グレイブス。個人的には1953年作品「第十七捕虜収容所」での演技が印象的ですが、SFとなると、リー・ヴァン・クリーフと共演している「金星人地球を征服」ですね。
ちなみに、ピーターの兄であるジェームズ・アーネスは、西部劇のTVシリーズ「ガンスモーク」に、保安官マット・ディロン役で20年も主演したことで有名です。
さて、イナゴの特撮シーンは当時の日本映画の足元にもおよびませんが、ビルに這い上がるシーンは、スチール写真の上を歩かせているなど、良く工夫されています。
新聞記者役のペギー・キャッスルが、キュートすぎてビックリ。ファッションや車など、今見ると当時のデザインは本当に素敵ですね。映画はこの年以降、出演されていないようです。晩年はアルコール依存症で苦しみ、1973年に肝硬変で亡くなられたのがとても残念です。
ところで、ストーリーに欠かせない米軍ですが、ヘリコプターや戦車など当時の装備を色々と垣間見ることができます。ヘリコプターは詳しくないのですが、デザインが凄く良いです。戦車はM4A2中戦車(シャーマン)ですね。
Off Beat Cinema Beginning Of The End(1957)
"蘇州夜曲(そしゅうやきょく)" 渡辺はま子 1940(日本)
レトロ趣味というわけではありません。コレをはじめて聴いたのは、小学生の頃だったと思います。フルオーケストラで、旋律の美しさに電流が走ったような感覚がありました。
その後、渡辺はま子さんの歌をテレビで聴き、西條八十作詞、服部良一作曲の名曲で、私は未見ですが李香蘭(山口淑子)主演の映画「支那の夜」(1940年〈昭和15年〉6月公開)の劇中歌として発表されたことを知りました。李香蘭自身もレコードを出しています。
そして、いまだに多くの方がカバーしていますが、渡辺はま子さんの圧倒的な歌唱力には誰も勝てないですね。ちなみに、渡辺はま子さんと霧島昇さんのデュエットが有名らしいです。
で、なんでこの曲に私が小学生の頃反応したのかが、一昨年判明しました。歌謡曲ではあるのですが、クラシック系なんですね。私の音楽の趣味はクラシック系だと専門家の方に言われました。言われてみると、ロックにしても反応しているのは確かにクラシック系(プログレッシブ・ロック)ですね。ちょっと乱暴な分類ですが……。
1952年にフィリピンのキリノ大統領に、日本人戦犯の釈放を決断させた話は有名ですね。1999年の大晦日に89才で亡くなられています。
蘇州夜曲 ♪渡辺はま子・霧島昇(リリース当時の歌声と映像付き)
蘇州夜曲 渡辺はま子(恐らく彼女が70代の頃)
【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家
基本的に引きこもっているので、スマートフォンの使用頻度が落ちています。一日2分以下が続いています。だから、出かけるときに持ち忘れてしまいます。
しかも、気が付くまでに数時間かかってしまいます。歩きスマホはしないからです。いや、やっちゃダメですから。とにかくあんな危ない行為をする気にはなれません。実際笑えないシーンとして、電柱に激突する人を何度も見たことがあります。
しかし、忘れたときに限って、連絡が入っていたりするわけです。先方は微妙に空気を逆に読んでいたのかも……。そんなことよりも、だらだらと7年も使い続けているスマートフォンが、そろそろ限界かもしれません。Macも新しいM1タイプは意外とよさそうで、年明けあたりにはメインマシンがMacに戻りそうな予感です。
そういえば、私のBlogを訪れる人たちの国別データを見てビックリ。日本は当然デフォルト1位ですが、日本以外のベストテンは、アメリカ、ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツ、インド、ポーランド、スウェーデン、香港、ポルトガルの順となっています。現地の日本人だとは思うのですが……謎ですね。
yoshinori@kaizu.com
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https://twitter.com/Yoshinori_Kai
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編集後記(11/25)
●偏屈BOOK案内:長尾和宏「小説『安楽死特区』」ブックマン社 2019
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893089277/dgcrcom-22/
国と東京都は「安楽死特区」を設けた。入居者は圧倒的に女性が多く、そのうち6割が末期がん、2割が神経難病もしくは脳疾患、1割が認知症その他である。日本初の安楽死が認められた住人もいる。その人物は元孤独担当大臣の池端高子で、一週間後に「安楽死特区」にある「レインボーハウス」で特命区のドクターから診察を受けた後、液体の致死薬を自ら飲んで死ぬことになっている。
がん患者のこころの痛みまでは、モルヒネで取ることはできない。結婚せず、兄弟姉妹もおらず、両親は平成のうちに亡くなった。「全身政治家・池端高子の最後のお願いは、一週間後にネットを通じて、国民のみなさま全員に看取っていただきたい」とネット番組で宣言した。メディアは彼女の術中に嵌まった。テレビカメラは朝から晩まで彼女を追いかける。その顛末は。
終末期ではない認知症の人を「回復の望みがない」「耐えられない精神的苦痛を伴う」ことを前提に、「安楽死特区」への受け入れを国が許可したのはなぜか。それは、おひとりさま認知症の人の財産を狙ってのことだ。認知症患者が保有する金融資産は、今や200兆円もあり、我が国の家計金融資産全体の約1割にあたる。
その内、おひとりさま認知症の人が保有する金融資産は半分に近い。おひとりさま認知症の人のお金が、社会に回らないままでいるのは、この国の大きな損害である。だから国は孤独担当大臣を作ったのだ。孤独死対策の本当の狙いはそっちにある。「安楽死特区」も、個人資産を持つおひとりさま認知症の人を、たくさん入れることを考えて作られた。
いずれ、彼らが安楽死を選ぶときには、財産放棄をし、すべてを国の未来づくりに寄付するように、一筆書かせることにする。彼らの名前は、安楽死特区記念碑に彫られる。「どうですか? 認知症になってもお国の役に立つことができます。すばらしい最期でしょう」と寄付に誘うマニュアルもできている。
国は安楽死法を通そうと目論む。なぜなら社会保障費で国が潰れそうだからだ。しかし国民皆保険はどうしても維持したい。それならば、長生きしたくない人に早く死んでもらったほうがいい、そう考えている。しかし、我が国の法律では安楽死は未だ犯罪である。自殺幇助にあたる。ヨーロッパに渡航して安楽死を遂げる日本人が増え、各国政府から苦情が出て、WHOも問題視から勧告へ。
日本の安楽死問題はもはや待ったなし、という設定は荒唐無稽ではない。「人生の最終章における国民の意識プロジェクト」は、安楽死を希望する人々に、その願いを叶える地域を作ってみたらどうかという提案である。その特区の主治医にと誘われたのは心臓外科医で、看取りなどしたことがない。彼に求められたのは、安楽死のお手伝い、薬物を用いた自殺幇助であった。
この国は命と経済を天秤にかけて「安楽死特区」を作った、というSFかな。日本は15〜64歳の生産人口年齢が7000万人まで落ちこみ、65歳以上の人口は3500万人を突破した。世界のどの国も経験していない、超高齢社会に突入した。日本の終末期医療、孤独死対策は亀のように動きが鈍い。「この物語が近い将来、現実にならないことを祈っています」とあとがきにある。目次なし、という変な本。
今日、11月25日は三島由起夫事件の日。1970年のその日、そのタイミング、わたしはすぐそばの大日本印刷の出張校正室にいたんだっけ。(柴田)
●『SwitchBot Hub Mini』の続き。オンオフ、温度設定などはどのダイキンリモコンでも稼働するが、風量や羽根の角度などの動きはリモコンによって違ってくる。一番近いものを選択。とても簡単。
うちのエアコンは、オンオフタイマーはあるが、毎日セットしないといけない。日によって、たとえば旅行に行く時に勝手につくようなことがあってはいけないから、毎日セットするのは正しい。
が、面倒くさい。時間は前回のものを覚えているから、ただセットするだけ。とはいえ、実際にはセットすること自体を忘れ、極寒の朝にリビングに行く時が出てくる。いや、忘れていることに気づき、ベッドで粘ることになる。
Hub Miniなら、曜日ごとにタイマーがセットできるし、旅行時は外からオフにできる。失敗してオフにできないことまでを考えると、今と同様に就寝時にセットするのがいいかもしれない。しかしHub Miniなら忘れた時に、ベッドからオンにすることだってできるのだ! 続く。(hammer.mule)
■グラフィック薄氷大魔王[680]
AT車とMT車
吉井 宏
https://bn.dgcr.com/archives/20201125110200.html
─────────────────
「急発進事故はオートマチック/AT車だから起きる。マニュアルシフト/MT車ばかりのドイツではそういった事故は起きない。そもそも誤操作したら止まっちゃうから。」という説を読んだ。
へ〜! と思って検索してみたら、日本は新車のAT車の割合が98%以上。日本とアメリカではAT車が普及しているが、それ以外の国では今もMT車が主流。ドイツは欧州ではAT車普及してるほうだが、それでも23%だという。
「日本はなぜAT車多い? MT車主流の欧州市場との違いとは」
https://kuruma-news.jp/post/163151
「需要増加? 日本の98%がAT車時代 なぜかMT車が徐々に増えているワケとは」
https://kuruma-news.jp/post/121924
1990年まではMT車しか身近になかったけど、以降はレンタカーも実家のクルマもAT車にしか乗ってない。最近もレンタカー借りたけど、当たり前のようにAT車(たぶんMT車も選べるんだろうけど)。
AT車、初めて運転した頃からあまり印象変わってない。頻繁なギアチェンジが不要でラクな反面、なんか操作がデリケートすぎて怖い。レバーが正しい位置かしっかり確認した上で、おそるおそるアクセルを踏み込む感じは今もある。あと、踏み込み続けるとそのまま最高速まで行っちゃう恐怖。
MT車では、AT車の「おそるおそる」に相当する部分は、強いて言えばクラッチペダルの操作くらいで、デリケートな感じは弱い。「おりゃー! ガシガシ、ゴリゴリ!」って感じで、力任せに操作して大丈夫だし(トランスミッションが傷むそうなのでやめよう)、優しい感じにも操作できる。
「この状況ではギアはこれに入れよう」「この状況では一段上げよう・下げよう」って、意思とシフト操作が連動してるから、予想外の動きになりようがないのが安心なのだ。
AT車に慣れてる人からすると、MT車って面倒と思われるだろうけど、すぐ慣れるし、体の延長な感じでほぼ無意識に操作できるから、面倒じゃないと思う。AT車はやっぱどこか、思い通りにならない気がしてこわい。
AT車限定免許は、操作を易しくして免許取得のハードルを下げる(=クルマの購入者を増やす)意味があったんだろうけど、人馬一体的なクルマの魅力を損なってる気がする。
まあ、僕も30年もMT車を運転してないから、今、頭で考えると「あれ? どうやってたんだ? クラッチを踏むタイミングってどうだっけ?」になっちゃうけど、たぶんシートに座れば体が操作感覚を覚えてるはず。
僕的にAT車をどうしたらデリケートすぎなく、怖くなくなるかというと、シフトはレバーじゃなく、「P」とか「D」とか「R」とかの独立した大きなボタンだったら安心かも。AT車でも真っ直ぐじゃなくギザギザの溝のシフトレバーってのもあるのね。MT車っぽい感覚で操作できるのかな?
自分のクルマを持ったことがないから、たまに乗るとAT車のデリケートさが余計に強く感じられるんだろうな。いつも乗ってたら慣れちゃうのかも。
地元では親のクルマを使わせてもらってたし、東京では電車やタクシー。どうしても必要なときはレンタカー。そもそも、運転は特に好きでも得意でもないし。田舎や高速道路は大丈夫だけど、都市部の道は今でも怖い。名古屋市街どころか、豊橋の中心部さえ怖かったくらいだからw
【吉井 宏/イラストレーター】
http://www.yoshii.com
http://yoshii-blog.blogspot.com/
M1チップ搭載Macがどれだけ凄いか、という検証記事が次々出てる。Appleが「圧倒的な高性能」って言ってても、たいてい話半分に聞いておくもんだけど、M1搭載Macに関しては、マジに従来のMacをブッちぎる異次元の高性能らしい。格安ローエンド3機種なのに。
ネイティブ対応してないソフトも、数倍速いそう。ぜんぜん熱くならならず、バッテリーも驚異的に持つとのこと。オンボードのGPUもちょっと前のゲームノートくらいの水準、と。
やはり3台ともほぼ同じ性能だってw ただし、負荷をかけるとファンレスのAirはパフォーマンスが下がる(GPUの仕様も少し低い)。
WACOMドライバの対応が待ち遠しい! っていうか、タブレットドライバ対応待ちでM1Mac購入を躊躇してるMacユーザーは世界的に多そう。ってことは、WACOMがAppleの命運を握ってるw
○吉井宏デザインのスワロフスキー
・十二支(丑年)OX
https://bit.ly/37gbNEN
・三猿 Three Wise Monkeys
https://bit.ly/2LYOX8X
・幸運の象 LUCKY ELEPHANTS
https://bit.ly/30RQrqV
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■ネタを訪ねて三万歩[192]
PC関連の周辺機器の買い込みが続いて
海津ヨシノリ
https://bn.dgcr.com/archives/20201125110100.html
─────────────────
暑さやコロナ渦がぶり返したりして、心配な年末に突入しようとしていますが、“あっという間の一年”という感じですね。まだ一か月残っていますが、もう来年のことを考えても鬼は笑わないでしょう……。
さて、ここのところ、デジクリのテキストは出先のマシン環境の、ローマ字変換で作成することが続いています。もちろん、許可を取っての原稿執筆作業です。色々あって、具体的なことは書けませんが、出先では時間があり余る怪現象が続いているからです。
それでも大学まで出かけなくてはならない流れに、正直困惑していますが、決定事項は複雑怪奇な流れで変更できません。そんな怪しい状況にもだいぶ慣れてきました。
以前、黒いキーボードの時はローマ字変換と書きましたが、撤回します。白の方がいいです。そういえば、Amazonで検索すると黒ばかり出て来ますが、大学のPC教室のキーボードは、白ばかりです。
まっ、結局どちらのキーでも、ローマ字変換orかな変換で大丈夫になりました。さすがにローマ字だとスピードは落ちますが、誤変換率が激減するので、効率は逆に良いのかもしれません。たとえばこんな感じです。
憤怒しました「f u n d o」「ふんど」
安堵しました「a n d o」「あんど」
覇気がない「h a k i」「はき」
四季がない「s h i k i」「しき」
「憤怒」と「安堵」じゃ、真逆以上ですからね。「こんにちは」と入力したつもりが、「こんなちは」で「こんなチハ」は軽症の部類。「はんれいにそってでーたをにゅうりょく」と入力したつもりが、「はかれいにそつてでーたわにゆうりよく」で、「墓例に沿ってデータに遊弋」とか、ネタの宝庫です。キーボードの反応がヘタッているのかも……。
おそらく音声入力の方が正確で、賢いかもしれません。また、「海津」は「kaidu」ですが、普段使っているローマ字表記の「kaizu」とする癖が抜けずに、「海図」となってしまいます。
更にそのトラウマで、いつもやってしまうのが、「数珠繋ぎ」「jyuzutsunagi」を「jyudutsunagi」とタイプして「受づつ凪」としてしまうなどです。
プレゼンテーション「purezente-shonn」のような場合は、ついつい「presentation」ってタイプしてしまうんです。「イラストレーター」も「irasutore-ta-」ではなくて「illustrator」としてしまいます。英語が得意というわけではなく、高校生の時に英単語をタイプライターで覚えたことが、条件反射的に残っているのです。
そんなキー入力問題でひとつ気になるのが、自動切り替え。ソフトによっては勝手に日本語モードに切り替えてくれるのが、とっても不便。
ショートカットキーも日本語になっているとアウトですし、日本語編集などのツールではない限り、日本語入力モードである必然性はほとんどないですからね。Windowsであれば、以下の方法で回避することができます。
Windows10の日本語入力自動切り替えを切る
https://kaizu-blog.blogspot.com/2020/04/windows10.html
ローマ字変換も使うようになると、今まで気にならなかったキーボードの仮名文字刻印がやっぱり邪魔に感じるようになりました。人間ってワガママですね。あれほど気にならなかったのに……。
●ポイントカードでお買い物
で、実は最近、PC関連の周辺機器の買い込みが続いています。ただし小物ばかりですが、寿命がきたり、必要に迫られたりの緊急購入です。
まず、発端はDVDドライブ。滅多に使わないのですが、ネットでデータをやりとりできない、特殊な関係の仕事先へのデータ配布用として必要になりました。今までは多少面倒でも、古いMacへGoogleDrive経由で転送してから処理していましたが、DVD-R 2枚ほどになると面倒です。
ということで、たまたまビックカメラのポイントが溜まっていたので、ゲットしました。実は2年ほど使っていなかったので、ポイントが失効されるという葉書が来て慌てていたのですが、2年も使っていなかったことに驚きを隠せませんでした。
最後に使ったのは、半年前ぐらいだと思っていたからです。それもネットでの買い物でした。Amazonばかりに頼っていたからですね。ちなみに、ビックカメラはとても親切で案内葉書で知らせてくれますし、なにより、使い切らなくても何か買い物をしたり、ポイントの一部を利用すれば、その時点からまた2年の猶予が生まれます。
今回はビックカメラに感謝を込めて、店に出向いてポイントにて購入しました。そういえば、かつては10万円ほどのカメラ購入時に、半額ほどをポイントで処理したことを思い出しました。
アナログ時代は、銀座伊東屋のメルシー券と、ビックカメラのポイントが溜まりまくるワークルーチンでした。そんな私に、今一番溜まるのはTポイントカードですね。ただし、買い物時に真剣にカードを提示しているわけではないので、かなり損をしているかも知れません。
すべてのポイントカードが一枚のカードになることを切望しています。まず無理でしょうけれど。
続けて、WindowsとMac用のバックアップ用のHDDを2基。こまめなバックアップなら、M-DISCでもよいかな? と、判断に迷うところです。せっかくDVDドライブを購入したので、一度は実験してみるつもりです。しかし今は、とりあえず目の前の案件処理ということでパス。
次に購入したのは、WIFIルーター。メインの子機として使うルーターです。そして最後が、元ネタに繋がるキーボードですね。買ってから、黒のキーボードに仮名文字刻印があることに、少し後悔しました。
■えこひいきミュージックと映画
"Beginning of the End" on Directed by Bert I. Gordon in 1957(USA)
邦題「世界終末の序曲」。巨大イナゴとの戦い、スペクタクル映画。監督は以前紹介した「戦慄! プルトニウム人間」などB級SF映画の巨匠として知られるバート・I・ゴードン。
主演は「スパイ大作戦」で第2シーズンからリーダーである、ジム・フェルプス役として活躍したピーター・グレイブス。個人的には1953年作品「第十七捕虜収容所」での演技が印象的ですが、SFとなると、リー・ヴァン・クリーフと共演している「金星人地球を征服」ですね。
ちなみに、ピーターの兄であるジェームズ・アーネスは、西部劇のTVシリーズ「ガンスモーク」に、保安官マット・ディロン役で20年も主演したことで有名です。
さて、イナゴの特撮シーンは当時の日本映画の足元にもおよびませんが、ビルに這い上がるシーンは、スチール写真の上を歩かせているなど、良く工夫されています。
新聞記者役のペギー・キャッスルが、キュートすぎてビックリ。ファッションや車など、今見ると当時のデザインは本当に素敵ですね。映画はこの年以降、出演されていないようです。晩年はアルコール依存症で苦しみ、1973年に肝硬変で亡くなられたのがとても残念です。
ところで、ストーリーに欠かせない米軍ですが、ヘリコプターや戦車など当時の装備を色々と垣間見ることができます。ヘリコプターは詳しくないのですが、デザインが凄く良いです。戦車はM4A2中戦車(シャーマン)ですね。
Off Beat Cinema Beginning Of The End(1957)
"蘇州夜曲(そしゅうやきょく)" 渡辺はま子 1940(日本)
レトロ趣味というわけではありません。コレをはじめて聴いたのは、小学生の頃だったと思います。フルオーケストラで、旋律の美しさに電流が走ったような感覚がありました。
その後、渡辺はま子さんの歌をテレビで聴き、西條八十作詞、服部良一作曲の名曲で、私は未見ですが李香蘭(山口淑子)主演の映画「支那の夜」(1940年〈昭和15年〉6月公開)の劇中歌として発表されたことを知りました。李香蘭自身もレコードを出しています。
そして、いまだに多くの方がカバーしていますが、渡辺はま子さんの圧倒的な歌唱力には誰も勝てないですね。ちなみに、渡辺はま子さんと霧島昇さんのデュエットが有名らしいです。
で、なんでこの曲に私が小学生の頃反応したのかが、一昨年判明しました。歌謡曲ではあるのですが、クラシック系なんですね。私の音楽の趣味はクラシック系だと専門家の方に言われました。言われてみると、ロックにしても反応しているのは確かにクラシック系(プログレッシブ・ロック)ですね。ちょっと乱暴な分類ですが……。
1952年にフィリピンのキリノ大統領に、日本人戦犯の釈放を決断させた話は有名ですね。1999年の大晦日に89才で亡くなられています。
蘇州夜曲 ♪渡辺はま子・霧島昇(リリース当時の歌声と映像付き)
蘇州夜曲 渡辺はま子(恐らく彼女が70代の頃)
【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家
基本的に引きこもっているので、スマートフォンの使用頻度が落ちています。一日2分以下が続いています。だから、出かけるときに持ち忘れてしまいます。
しかも、気が付くまでに数時間かかってしまいます。歩きスマホはしないからです。いや、やっちゃダメですから。とにかくあんな危ない行為をする気にはなれません。実際笑えないシーンとして、電柱に激突する人を何度も見たことがあります。
しかし、忘れたときに限って、連絡が入っていたりするわけです。先方は微妙に空気を逆に読んでいたのかも……。そんなことよりも、だらだらと7年も使い続けているスマートフォンが、そろそろ限界かもしれません。Macも新しいM1タイプは意外とよさそうで、年明けあたりにはメインマシンがMacに戻りそうな予感です。
そういえば、私のBlogを訪れる人たちの国別データを見てビックリ。日本は当然デフォルト1位ですが、日本以外のベストテンは、アメリカ、ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツ、インド、ポーランド、スウェーデン、香港、ポルトガルの順となっています。現地の日本人だとは思うのですが……謎ですね。
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編集後記(11/25)
●偏屈BOOK案内:長尾和宏「小説『安楽死特区』」ブックマン社 2019
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国と東京都は「安楽死特区」を設けた。入居者は圧倒的に女性が多く、そのうち6割が末期がん、2割が神経難病もしくは脳疾患、1割が認知症その他である。日本初の安楽死が認められた住人もいる。その人物は元孤独担当大臣の池端高子で、一週間後に「安楽死特区」にある「レインボーハウス」で特命区のドクターから診察を受けた後、液体の致死薬を自ら飲んで死ぬことになっている。
がん患者のこころの痛みまでは、モルヒネで取ることはできない。結婚せず、兄弟姉妹もおらず、両親は平成のうちに亡くなった。「全身政治家・池端高子の最後のお願いは、一週間後にネットを通じて、国民のみなさま全員に看取っていただきたい」とネット番組で宣言した。メディアは彼女の術中に嵌まった。テレビカメラは朝から晩まで彼女を追いかける。その顛末は。
終末期ではない認知症の人を「回復の望みがない」「耐えられない精神的苦痛を伴う」ことを前提に、「安楽死特区」への受け入れを国が許可したのはなぜか。それは、おひとりさま認知症の人の財産を狙ってのことだ。認知症患者が保有する金融資産は、今や200兆円もあり、我が国の家計金融資産全体の約1割にあたる。
その内、おひとりさま認知症の人が保有する金融資産は半分に近い。おひとりさま認知症の人のお金が、社会に回らないままでいるのは、この国の大きな損害である。だから国は孤独担当大臣を作ったのだ。孤独死対策の本当の狙いはそっちにある。「安楽死特区」も、個人資産を持つおひとりさま認知症の人を、たくさん入れることを考えて作られた。
いずれ、彼らが安楽死を選ぶときには、財産放棄をし、すべてを国の未来づくりに寄付するように、一筆書かせることにする。彼らの名前は、安楽死特区記念碑に彫られる。「どうですか? 認知症になってもお国の役に立つことができます。すばらしい最期でしょう」と寄付に誘うマニュアルもできている。
国は安楽死法を通そうと目論む。なぜなら社会保障費で国が潰れそうだからだ。しかし国民皆保険はどうしても維持したい。それならば、長生きしたくない人に早く死んでもらったほうがいい、そう考えている。しかし、我が国の法律では安楽死は未だ犯罪である。自殺幇助にあたる。ヨーロッパに渡航して安楽死を遂げる日本人が増え、各国政府から苦情が出て、WHOも問題視から勧告へ。
日本の安楽死問題はもはや待ったなし、という設定は荒唐無稽ではない。「人生の最終章における国民の意識プロジェクト」は、安楽死を希望する人々に、その願いを叶える地域を作ってみたらどうかという提案である。その特区の主治医にと誘われたのは心臓外科医で、看取りなどしたことがない。彼に求められたのは、安楽死のお手伝い、薬物を用いた自殺幇助であった。
この国は命と経済を天秤にかけて「安楽死特区」を作った、というSFかな。日本は15〜64歳の生産人口年齢が7000万人まで落ちこみ、65歳以上の人口は3500万人を突破した。世界のどの国も経験していない、超高齢社会に突入した。日本の終末期医療、孤独死対策は亀のように動きが鈍い。「この物語が近い将来、現実にならないことを祈っています」とあとがきにある。目次なし、という変な本。
今日、11月25日は三島由起夫事件の日。1970年のその日、そのタイミング、わたしはすぐそばの大日本印刷の出張校正室にいたんだっけ。(柴田)
●『SwitchBot Hub Mini』の続き。オンオフ、温度設定などはどのダイキンリモコンでも稼働するが、風量や羽根の角度などの動きはリモコンによって違ってくる。一番近いものを選択。とても簡単。
うちのエアコンは、オンオフタイマーはあるが、毎日セットしないといけない。日によって、たとえば旅行に行く時に勝手につくようなことがあってはいけないから、毎日セットするのは正しい。
が、面倒くさい。時間は前回のものを覚えているから、ただセットするだけ。とはいえ、実際にはセットすること自体を忘れ、極寒の朝にリビングに行く時が出てくる。いや、忘れていることに気づき、ベッドで粘ることになる。
Hub Miniなら、曜日ごとにタイマーがセットできるし、旅行時は外からオフにできる。失敗してオフにできないことまでを考えると、今と同様に就寝時にセットするのがいいかもしれない。しかしHub Miniなら忘れた時に、ベッドからオンにすることだってできるのだ! 続く。(hammer.mule)