新刊案内/『デザインのひきだし5』凸凹な印刷・紙・加工テクニック

投稿:  著者:  読了時間:4分(本文:約1,600文字)


読者のみなさま、こんにちは。隔週火曜日に【気になるデザイン】という駄文を掲載していただいている、津田淳子と申します。今日は本業の方でつくっている『デザインのひきだし』という、デザイン・印刷・紙・加工情報を載せた本の第5号のご紹介をさせていただきます。

と、のっけから横道にそれますが、私が前回書いた「お札」についてのコラムに、1問クイズが入っていました。それは「世界中の現行のお札に描かれている肖像画の中で、一番多く描かれている人物はだれか?」というものでしたが、おわかりになりましたでしょうか?
< http://bn.dgcr.com/archives/20080624140400.html >


正解は「エリザベス女王」。

本国イギリスはもちろん、イギリスの植民地だった国や、イギリス連邦に属する国のお札に数多く描かれている。カナダ、バハマ、ケイマン諸島、ジブラルタル、ベリーズなどなど。またコインに描かれている国も多くあり、それぞれが顔の感じや年齢なども違った感じで、見比べるとこれまたおもしろい。

そんなおもしろ話満載のお札を触ってみると、数字の部分などに凸凹を感じますよね? これは凹版印刷による凸凹ですが、世の中には凸凹させるための印刷や加工が数多くあります。『デザインのひきだし5』では、そんな凸凹させるための印刷加工を大特集。「エンボス見本帳」や、彫刻版によるエンボス箔押し、バーコ印刷、パチカへのホットスタンプ、などなど、初版限定の付録もまたもや豪華! ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。

                 ◇

自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第5号である今号では「凸凹な印刷・紙・加工テクニック」を大特集。目立つ、情報が増える、価値が高まる、そんな凸凹した魅力ある制作物をつくるために必要な、印刷・紙・加工の特性やコストなど、おさえておかなくてはならない知識が満載。日本初のエンボス見本帳など、実物サンプルも満載で、今日からすぐに役立つ情報がギュッと詰まっています。

第1特集●凸凹な印刷・紙・加工テクニック
ついつい触りたくなってしまう、遠くから眺めてもなんだか目にひっかかる、そんな凸凹した制作物をつくるための印刷、紙、加工の情報が満載。すぐれた制作物の紹介から、バーコ、スポットUVニス、銅版印刷、ポッティング、エンボス加工、加熱型押し加工など、各種印刷加工の実践情報や目安となるコストまで、一挙公開です。

巻末特集●いい文字組みのために「目」を鍛えよ!
デザイナー・工藤強勝さん、祖父江慎さん、書体デザイナー・鳥海修さん、写植オペレーター・駒井靖夫さんの4人による座談会、そして後半では工藤強勝さん監修による、いい文字組みを実現するための6つのポイント解説を掲載。読み応え抜群です。

表紙●彫刻版によるエンボス箔押し
表紙は、特集にあわせてさまざまな形状の凸凹を配した彫刻版を使って、箔押し加工を施しました。まるでくしゃっとした実物の紙がのっているかのようなリアルな表現など、最先端技術を使った加工です。

グラフィック社編集部・編 定価:2,000円(税別) ISBN978-4-7661-1911-4 B5判 総144頁(オール4色/5種類の本文用紙)+初版限定2+5+2種、計9枚の付録付き!
< http://www.graphicsha.co.jp/cgi-bin/book_data.cgi?id=881 >

→アマゾンで購入するなら
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766119118/dgcrcom-22/ >