3Dプリンター奮闘記[102]MacとWinとFDM(FFF)フルカラー3Dプリンターと/織田隆治

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早いもので、もう今年最後のテキストになりましたよ。なんか、年取るにつれて時間が早く過ぎて行くような気がしませんか?

さて、今年最後の3Dプリンターのネタなんですけど、3Dプリンターを使うにあたって、基本的にはWindowsがメインなんですね。

長年Mac主体で使っていて、3DCGもMac主体でやってきたんですが、ここのところ、事務所にWindows機がかなり増えてきました。

Macユーザーにとって、Windows機って面倒な事が多くて困るんですよねぇ。。。Macユーザーなら分かると思うんですが、起動する際に凄く時間がかかったり、ウイルスや諸々の心配もMacより多いし……。

Macでもウイルス等の注意はしないといけないんですけど、Windows機はその比じゃないですね。そこが面倒……。

まあ、僕がWindows機を使うのは、3Dモデリングと3Dプリンターのデータを作るだけなので、ネットはほとんどやらないですし、メールはすべてMacなんですけどね。

それでも面倒くさい〜(笑)





最近のWindows機は立ち上がるのは早くなって、ちょっとマシですけど、慣れてくるのかなぁ……。

それにしても、Windows機は安くて良いですね。これは本当にそう思う。

Macもそれなりに安くはなってきているけど、メモリーを増やしてグラボを良いのに、HDも大きめのを積んだら、かなりお高い買い物になりますね。

ここは、Windows機の方がコストパフォーマンス高いですね。

ノートがメインなんですけど、Macのノートは色々オンボードで後から追加するのも出来ないし、これは本当に不便。

最近の3Dプリンターは、Mac対応しているものも多く出て来てます。スライサーソフトも、前はWindowsばっかりでしたが、最近はMac対応しているものも多くなってます。

まあ、一長一短で、使い分けをして行かないといけないんですけどね。

おかげでMacのノートPCが3台。WindowsのノートPCが3台。合計6台のノートPCを使っている今日このごろです(笑)。

これも、何故3台ずつあったりするのかと言うと、古いソフトを動かす用に、古いOSで動くものも必要で、それじゃ最近のソフトは動かないので、もう1台、と増えていってるわけです。

ソフトのバージョンアップすればいいだけのことなんですが、月に2〜3回しか使わないので、前のバージョンでも充分なんですよね。

その為に結構なお布施を入れて、バージョンアップもなぁ……と思うんです。プロなんだから、ちゃんとバージョンアップせいよ! とも思いますが(笑)

年に5〜6回使うかどうか分からないソフトの、バージョンアップ費が15万とか20万とかすると、でも、やっぱり躊躇しちゃいます。

そんな予算があれば、他に導入したい機器もあったりして……。

こういうの、皆さんどうしているのかなぁ。大手企業さんならバージョンアップするんでしょうけど、僕みたいな個人零細事業主は本当に悩むところです。

古いMacやWindowsが動かなくなったら、バージョンアップかなぁと、今のところはそう思ってます。

さて、話題を3Dプリンター本体に移します。

前回記載した、新しく入れた光造形の3Dプリンター「フラッシュフォージ製のHUNTER(ハンター)」は、あれから何度か出力してみましたが、本当に進化してますね〜。

2〜3年前の光造形と比べると、本体も良くなっていますし、樹脂自体もかなり良くなっていると思います。

ここ数年で、光造形のプリンターに関する特許等も切れてきて、新しい光造形3Dプリンターもどんどん出てきていますね! ほんとスバラシイ!

光造形のフルカラーなんかも出て来てますし、(高いけど)今後の3Dプリンター界隈には注目ですね。

そうそう、最近出たFDM(FFF)機(ニュルニュル式)のフルカラー。XYZプリンティング3Dプリンター、「ダヴィンチ Color」フルカラー3Dプリンターってのも出て来ました。

ニュルニュル式の3Dプリンターで、色んな色を使えるプリンターはありましたが、フィラメントの切り替えだったり、Z軸のグラテーションしか出来ないものばかりでした。

この「ダヴィンチ Color」は、これまでの石膏フルカラーのように、本当の意味でのフルカラーなんですね。

精度的にはどうなんかなぁ〜と思っていたところ、この前、海外の3Dプリンターの展示会をご覧になってきた某メーカーの方から、お話を聞く事が出来ました。結構良い感じでプリント出来ているとのこと!!

「なんかオラ、ワクワクしてきたぞ!」

80万くらいするのですが、他のフルカラーの3Dプリンターと比べるとゼロがふたつも少ない!(笑) 保守をつけると90万くらいですかね。

FDM(FFF)で、ノズル径が0.4mmなので、XYの解像度は少し低め、Zは0.1〜0.4mmですね。

あとはプリンターの精度の問題ですが、まだ触ったり、直接見た訳ではないので、なんとも言えないですが。

3D Color-inkjet PLAという専用のフィラメントと、4色の専用インク。この4色で黒が入っているのが良いんですよね。

これらが、どれくらいのランニングコストになるのかが気になるところです。

これまで、フルカラーの3Dプリンターと言えば、プリンター自体が1000万を超えるクラス。主に粉体の素材を使った、石膏プリンターがメインでした。最近、樹脂を使ったフルカラーの3Dプリンターも出ていますが、何しろお高い……。

フルカラーの3Dプリンターって、粉体を使ったり色付の樹脂を使ったりしてて、色の境目が少しボンヤリするのは致し方ないところ。

これは、「ダヴィンチ Color」の出力サンプルを見ても同じ感じですね。あとは耐光性かなぁ……って思います。

フルカラーの石膏タイプって、光の当たる所にずっと置いてると、色が褪せるんですよね。最近は、少し良くなっているようにも聞きますけど。

まあ、基本的にインクジェットのプリンターのインクなので、耐光性はなんと
なく理解出来ますよね。

でも、この予算でこのレベルのカラーが出せるってのは本当に画期的ですね。良さげ!!!

一度本物を見てみたいと思います。どこかで展示してて触らせてくれないかな。探してみよっと!

さて、次の掲載は2018年。なんと平成30年!!!
もう平成になって30年も経つのね…

そりゃ僕も年取るわぁ…。

気を取り直して、皆様良いお年を! まだ早すぎましたか(笑)


【織田隆治】
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