一昨年、昨年と、このデジクリの連載をまとめる形で本を出版することができた。一冊目が「カラーマネージメントの本」で、二冊目が「キッチュレンズ工房」。さらに派生ネタで「カメラプラス」という本も出せた。
デジクリの連載自体は、お題が自由なので、本にしたければ自分で多少構成を考えながら執筆しなければならない。ただ、最近はやりたいことが多すぎて、いまいちネタを絞りきれずにいる。
たとえば理科ネタ。ミジンコの飼育に失敗して以来近づいていないが、「こんなのやったら面白いんじゃない?」といったアイディアもいろいろと貰っているので、これはぜひぜひチャレンジしたいと思っている。
デジクリの連載自体は、お題が自由なので、本にしたければ自分で多少構成を考えながら執筆しなければならない。ただ、最近はやりたいことが多すぎて、いまいちネタを絞りきれずにいる。
たとえば理科ネタ。ミジンコの飼育に失敗して以来近づいていないが、「こんなのやったら面白いんじゃない?」といったアイディアもいろいろと貰っているので、これはぜひぜひチャレンジしたいと思っている。
コンパクトなデジタルカメラを使って実験写真を撮れば、いろんなメリットがある。
◇実験結果がすぐに見られる。
◇無駄に撮影しても、フィルム代、現像代がかからない。
◇レンズ径が小さいから、顕微鏡や望遠鏡にくっつけてもケラレる範囲が少なくなる。
◇撮像素子が小さいから、ピントの合う範囲が広くなる。
といったようなこと。
超接写、赤外線写真、カイトフォト、ミルククラウン、水滴レンズ等々。やったことがないことにチャレンジをするというのは、胸躍ることだ。
ただ、キッチュレンズ方面というのも、まだまだ掘り下げられそうなネタがたくさんある。たとえば、フィッシュアイとかワイドレンズなどの広角ネタに、パノラマ写真をプラスすれば、それだけでも一冊できそうだ。また、ミクシィのキッチュレンズ工房コミュの参加者がけっこうマヌケなトイレンズを作っているから、その紹介もしてみたい。
それから、水晶、ビー玉、アクリル玉、水滴などの、玉レンズでは、ただ実験をするだけでなく、美しい写真が撮ってみたい。
万華鏡写真というのも、それだけで一冊にまとめたいと思っているネタ。これもコンパクトデジタルカメラを使えば、かなり気軽できれいな万華鏡写真が撮影できるから、ちょっと極めてみたいところだ。
ただ、ある程度の方向性が見えてしまうと、あとは地味に写真を撮り続ける作業になってしまうので、このデジクリの連載向きではなくなってしまうという点が、ちょっと辛いところだ。
●その他の企画
せっかく締め切りを与えられているので、それに合わせて何か新しいことをしていきたいな、とは思っている。となると理科ネタにチャレンジすべきか?ここに足を踏み入れると、さらにとりとめなくなってしまいそうだが、チャレンジと失敗を繰り返していくほうが、この連載的にはいいだろうな。
ほかにも、またカラーマネージメントの本を出したいと思っている。前回出した本は240ページ、3,200円でけっこう濃い本だった。それをもう少し薄くして、初心者にも手に取りやすい本にしたい。カラーマネージメントオンリーだとちょっと弱いかもしれないが、印刷でイメージ通りの色再現を得るための方法として、レタッチまで含めれば、けっこう役に立つ本になると思う。
それから、実際の刷り見本というのも作ってみたい。RGBの画像データをJapan Color 2001 Coatedでプロファイル変換したら、実際の印刷では、どんな仕上がりになるのかという見本。ジャパンカラー準拠のものを作ればニーズはあるはず。
きちんとカラーマネージメントとか、スタンダードというものを意識して作られた刷り見本やカラーチャートができれば、デザイナーやカメラマンにとっての拠り所にもなる。デジクリを使って、執筆者や読者の意見も取り入れながら作ったら、面白いものができるかもしれない。
あとは全然関係ないんだけど、ダイエットの本というのも出したいと思っている。去年の8月から減量を開始し、現在12kg減らすことができた。目標はトータル25kgだ。岡田斗司夫の50kg減には遠くおよばないが、まあ、25kg痩せれば充分でしょう。食べたものをすべてレコーディングするなんていう面倒なことは一切せずに痩せる方法を本の中で公開します。
そして、25kgの減量に成功したあかつきには、バク転に挑戦します。男子なら誰もが夢見るバク転。バク転もできずに死んでいくなんて……。というほどのもんじゃあないけど、今を逃したらまず間違いなく、バク転をする機会は訪れないであろう。
なぜ力強く「バク転に挑戦します」などと言っているかというと、バク転を教えてくれる「バク転スタジオ」というものを、ネットで発見してしまったからだ。まあ、25kgの減量すら成功するかは分からないけど、バク転ができる自分というのを想像すると、ちょっとわくわくしてしてくる。
< http://www.uden.jp/lecturer/course.html
>
それにしても、小学生のように、理科の実験とか、バク転がやりたいなどという「四十六歳、妻子あり」というのは何なんだろう?
【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/
>
◇「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
>
◇実験結果がすぐに見られる。
◇無駄に撮影しても、フィルム代、現像代がかからない。
◇レンズ径が小さいから、顕微鏡や望遠鏡にくっつけてもケラレる範囲が少なくなる。
◇撮像素子が小さいから、ピントの合う範囲が広くなる。
といったようなこと。
超接写、赤外線写真、カイトフォト、ミルククラウン、水滴レンズ等々。やったことがないことにチャレンジをするというのは、胸躍ることだ。
ただ、キッチュレンズ方面というのも、まだまだ掘り下げられそうなネタがたくさんある。たとえば、フィッシュアイとかワイドレンズなどの広角ネタに、パノラマ写真をプラスすれば、それだけでも一冊できそうだ。また、ミクシィのキッチュレンズ工房コミュの参加者がけっこうマヌケなトイレンズを作っているから、その紹介もしてみたい。
それから、水晶、ビー玉、アクリル玉、水滴などの、玉レンズでは、ただ実験をするだけでなく、美しい写真が撮ってみたい。
万華鏡写真というのも、それだけで一冊にまとめたいと思っているネタ。これもコンパクトデジタルカメラを使えば、かなり気軽できれいな万華鏡写真が撮影できるから、ちょっと極めてみたいところだ。
ただ、ある程度の方向性が見えてしまうと、あとは地味に写真を撮り続ける作業になってしまうので、このデジクリの連載向きではなくなってしまうという点が、ちょっと辛いところだ。
●その他の企画
せっかく締め切りを与えられているので、それに合わせて何か新しいことをしていきたいな、とは思っている。となると理科ネタにチャレンジすべきか?ここに足を踏み入れると、さらにとりとめなくなってしまいそうだが、チャレンジと失敗を繰り返していくほうが、この連載的にはいいだろうな。
ほかにも、またカラーマネージメントの本を出したいと思っている。前回出した本は240ページ、3,200円でけっこう濃い本だった。それをもう少し薄くして、初心者にも手に取りやすい本にしたい。カラーマネージメントオンリーだとちょっと弱いかもしれないが、印刷でイメージ通りの色再現を得るための方法として、レタッチまで含めれば、けっこう役に立つ本になると思う。
それから、実際の刷り見本というのも作ってみたい。RGBの画像データをJapan Color 2001 Coatedでプロファイル変換したら、実際の印刷では、どんな仕上がりになるのかという見本。ジャパンカラー準拠のものを作ればニーズはあるはず。
きちんとカラーマネージメントとか、スタンダードというものを意識して作られた刷り見本やカラーチャートができれば、デザイナーやカメラマンにとっての拠り所にもなる。デジクリを使って、執筆者や読者の意見も取り入れながら作ったら、面白いものができるかもしれない。
あとは全然関係ないんだけど、ダイエットの本というのも出したいと思っている。去年の8月から減量を開始し、現在12kg減らすことができた。目標はトータル25kgだ。岡田斗司夫の50kg減には遠くおよばないが、まあ、25kg痩せれば充分でしょう。食べたものをすべてレコーディングするなんていう面倒なことは一切せずに痩せる方法を本の中で公開します。
そして、25kgの減量に成功したあかつきには、バク転に挑戦します。男子なら誰もが夢見るバク転。バク転もできずに死んでいくなんて……。というほどのもんじゃあないけど、今を逃したらまず間違いなく、バク転をする機会は訪れないであろう。
なぜ力強く「バク転に挑戦します」などと言っているかというと、バク転を教えてくれる「バク転スタジオ」というものを、ネットで発見してしまったからだ。まあ、25kgの減量すら成功するかは分からないけど、バク転ができる自分というのを想像すると、ちょっとわくわくしてしてくる。
< http://www.uden.jp/lecturer/course.html
>
それにしても、小学生のように、理科の実験とか、バク転がやりたいなどという「四十六歳、妻子あり」というのは何なんだろう?
【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/
>
◇「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
>