
< http://www.wgn.co.jp/store/dat/3141/
>
●ビジュアルデザインの重要性に着目
デジタルメディアには、皆さんご存じのとおりたくさんのカテゴリがありますね。ウェブページ、デジタルサイネージ、アプリケーションデザインなどなど。そして、カテゴリが増えるにつれ、関わる人間の立場も増えています。ディレクション、マネジメント、設計の専門家。今では、こうした個別の専門に向けた情報が「デザイン」というジャンルの中で語られるようになりました。そうした流れからは、設計思想の整備やワークフローの最適化といった抽象的な作業こそ、デザインの成功を左右するのだという主張が共有されているように思えます。
……なんですが、この流れの中でひとつだけ、まだないがしろにされているジャンルがあります。それはビジュアルデザインです。
ビジュアルデザインはジャンルを問わず、あらゆる成果物が必要とする大切な「顔」です。抽象的な作業の精度をいくら上げても、ビジュアルに不備があれば成功は難しいですよね。ビジュアルデザインは、好ましさを左右するという感覚的な側面以上に、成果物に対する分りやすさや使いやすさまでを左右します。ウェブデザインのジャンルでも、ビジュアルの担う役割は大きいのです。
なのに、ウェブのビジュアルデザインについては、なかなかまとまった情報が提供されている状況にありません。そんな想いから、「デジタルデザインのビジュアル性の向上」に注目して、この本をつくった訳です。
●この本を読んでもらいたい人/本の構成
なぜビジュアルデザインがないがしろになっているのか。それは、ビジュアルデザインがセンスや経験によってしか解決できない問題を多く含むと考えられているからです。さらに、経験豊富な紙媒体を中心としたビジュアル(グラフィック)デザイナーに、ウェブの知識がないことでそのスキルを十分に生かすことができなかったという問題もあります。
この本ではその点に注目して、
・ウェブを中心としたデジタルメディアのデザイン経験があるが、グラフィックデザインの知識に課題がある
・グラフィックデザインの知識はあるが、ウェブを中心としたデジタルメディアに則した知識や経験に課題がある
……といった方々に向けて、おもにウェブデザインの分野での技法をまとめています。こうした立場にある方々が技法をもって活躍できれば、ウェブページをはじめとしたデジタルの世界はより表情豊かで、魅力的になります。
この本は、タイトルにあるようにビジュアルデザインのノウハウについて、大きく理論編と実践に分けています。実践編では、理論編で紹介した各ノウハウに触れながら、10の具体的なウェブサイト実例を交えて解説を加えています。
理論編:はじめに/カラーリング/テキスト表現/レイアウト/パーツのデザイン/各種デバイスに必要なデザイン上の配慮
実践編:※取り上げたウェブサイト実例 モリサワ、デジパ、面白法人カヤック、西村あさひ法律事務所、タグル住まい、アンカーテクノロジー、千總、ISSEY MIYAKE INC.ほか
→節レベルまではいった細かい目次はこちら。
< http://www.wgn.co.jp/store/dat/3141/
>
体裁:B5変型、248ページ
ISBN 978-4-86267-064-9
定価:2,520円(税込み) ワークスコーポレーション 8月3日刊
グラフィックデザインであれば、このような網羅的な構成の本はあったかもしれませんが、ウェブを含むデジタルデザインとなると、なかったんじゃないかなぁと思います。この本が、制限を愛し、表現を楽しむデザイナーの皆さんの糧になればいいなぁと思っています。
ワークスコーポレーションさんで、この本に関連したイベントをいろいろと企画してもらっていて、東京、名古屋、大阪と巡回します。別項でイベントの詳細については書いてあると思いますので、ぜひお越しください。会場でお会いできることを楽しみにしています。
【矢野りん/やのりん】
北海道足寄町生まれ。デザイナー/ライター。「日本Androidの会」会員。情報処理学会 デジタルドキュメント研究会及び、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 Webコミュニケーション調査研究WGメンバー。著書に『WEBデザインメソッド』(ワークスコーポレーション)、『デザインのへそ』(エムディエヌコーポレーション)がある。また、adamrockerさんと開発ユニット「rockrin'」として、おもしろAndroidアプリを制作している。身長152.3cm。
●この本をワークスコーポレーションから、読者2名様にプレゼントします。ご希望の方は、下記URLの応募フォームをつかってください。
締切は9月15日(火)14時。当選者(都道府県、姓)はサイト上に9月下旬に掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html
>
なぜビジュアルデザインがないがしろになっているのか。それは、ビジュアルデザインがセンスや経験によってしか解決できない問題を多く含むと考えられているからです。さらに、経験豊富な紙媒体を中心としたビジュアル(グラフィック)デザイナーに、ウェブの知識がないことでそのスキルを十分に生かすことができなかったという問題もあります。
この本ではその点に注目して、
・ウェブを中心としたデジタルメディアのデザイン経験があるが、グラフィックデザインの知識に課題がある
・グラフィックデザインの知識はあるが、ウェブを中心としたデジタルメディアに則した知識や経験に課題がある
……といった方々に向けて、おもにウェブデザインの分野での技法をまとめています。こうした立場にある方々が技法をもって活躍できれば、ウェブページをはじめとしたデジタルの世界はより表情豊かで、魅力的になります。
この本は、タイトルにあるようにビジュアルデザインのノウハウについて、大きく理論編と実践に分けています。実践編では、理論編で紹介した各ノウハウに触れながら、10の具体的なウェブサイト実例を交えて解説を加えています。
理論編:はじめに/カラーリング/テキスト表現/レイアウト/パーツのデザイン/各種デバイスに必要なデザイン上の配慮
実践編:※取り上げたウェブサイト実例 モリサワ、デジパ、面白法人カヤック、西村あさひ法律事務所、タグル住まい、アンカーテクノロジー、千總、ISSEY MIYAKE INC.ほか
→節レベルまではいった細かい目次はこちら。
< http://www.wgn.co.jp/store/dat/3141/
>
体裁:B5変型、248ページ
ISBN 978-4-86267-064-9
定価:2,520円(税込み) ワークスコーポレーション 8月3日刊
グラフィックデザインであれば、このような網羅的な構成の本はあったかもしれませんが、ウェブを含むデジタルデザインとなると、なかったんじゃないかなぁと思います。この本が、制限を愛し、表現を楽しむデザイナーの皆さんの糧になればいいなぁと思っています。
ワークスコーポレーションさんで、この本に関連したイベントをいろいろと企画してもらっていて、東京、名古屋、大阪と巡回します。別項でイベントの詳細については書いてあると思いますので、ぜひお越しください。会場でお会いできることを楽しみにしています。
【矢野りん/やのりん】
北海道足寄町生まれ。デザイナー/ライター。「日本Androidの会」会員。情報処理学会 デジタルドキュメント研究会及び、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 Webコミュニケーション調査研究WGメンバー。著書に『WEBデザインメソッド』(ワークスコーポレーション)、『デザインのへそ』(エムディエヌコーポレーション)がある。また、adamrockerさんと開発ユニット「rockrin'」として、おもしろAndroidアプリを制作している。身長152.3cm。
●この本をワークスコーポレーションから、読者2名様にプレゼントします。ご希望の方は、下記URLの応募フォームをつかってください。
締切は9月15日(火)14時。当選者(都道府県、姓)はサイト上に9月下旬に掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html
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