さて、写真展もいよいよラストに向かっている。この「ところのほんとのところ27」が配信される30日の金曜日は、「コマーシャル・フォト」の編集長・坂田大作さんと、この個展の為に楽曲を書いてくれた徳澤青弦さんと、[ところ]とのトークショーが行われる。
平日で18時半はお客様にとってきついという話があるので、19時くらいからにしようと思う。20時ごろまでは話しているんじゃないかな?
坂田さんは「コマーシャル・フォト」という商業写真の雑誌を作っているが、もともと写真を勉強していたということもあり、かなりつっこんだ話ができそうだし、彼の立場から見てどう思うのかも聞いてみたい。
平日で18時半はお客様にとってきついという話があるので、19時くらいからにしようと思う。20時ごろまでは話しているんじゃないかな?
坂田さんは「コマーシャル・フォト」という商業写真の雑誌を作っているが、もともと写真を勉強していたということもあり、かなりつっこんだ話ができそうだし、彼の立場から見てどう思うのかも聞いてみたい。
徳澤青弦くんは僕の渋谷1secに興味がありそうな音楽家として、舞台監督の川上大二郎さんに紹介していただいたのだけど、彼の楽曲はすごく好みでその上青年時代の趣味まで同じと気が会ったので、面白い話になりそうです。
31日の土曜日はハービー・山口さんだ。実は同じギャラリーコスモスでのグループ展のオープニングで「ところくんの写真おもしろいよ、刺激になった」と言われたので、うれしくて図々しくも出演を頼んでしまった。
事前に他にもいくつか作品を見てもらって、少し話すつもりでお会いしたのだけれども、会ってみると随分前から所幸則の渋谷1secをいろんな雑誌で見かけておもしろいと思ってくれていたそうで、話が早かった。凄く対極にあるようにみえるけれど、写真に対する誠実さ度合いとか通じるところがあっておどろいたので、写真についての深い話が聞けると思う。
11月1日の日曜日は、写真評論家の飯沢耕太郎さんと河野和典さん(元「日本カメラ」編集長)だ。飯沢さんは以前から面識はあるものの、以前の所幸則よりも今の[ところ]の方が興味があるようなので、とても楽しみ。
河野和典さんは、コスモスの新山社長の紹介だったので、[ところ]の写真が気に入られるかどうかが心配だったので、個展の設営の時に見に来てもらったのだけど。おもしろいと言ってもらったから、当日どう突っ込まれるかが楽しみな[ところ]です。
ピクトランメタルペーパーで、でっかく自分の作品を見てみたかったという思いはとりあえず達成されたので、実験結果には満足しているところである。バライタペーパーでは、写真の暗部のディテールに目がいくのが[ところ]のプリントの特徴かもしれない。
ところが、メタルペーパーではハイライト部に目がいく。逆転現象がおきている。このことは発見だったと思う。そのことをみんなも確認してもらいたいので、ぜひ来て欲しいな。
今回は音楽と写真の共存、相乗効果、物語は写真を見る時にどう影響を与えるのか? 表紙に写真のない写真集は受け入れられるのだろうか? トークショーはみんながどれくらい興味を持ってくれるのか? 曜日や時間の検証もしたかった。今回トークショーに出演依頼して、相手はみんな受けてくれるのか? さまざまな疑問を解くための実験写真展でもあった。
あと三日で[ところ]のいろいろな実験も取りあえず終了する。
この実験は今後の所幸則がどう動くかの指針になると、[ところ]は思っている。実験結果が楽しみでもあるがちょっと怖くもある[ところ]です。
所幸則「1sec 感染。写真展2」
< http://www.gallerycosmos.com/newpage1.html
>
< http://www.gallerycosmos.com/1sec2.pdf
>
会期:10月20日(火)〜11月1日(日)11:00〜19:00
会場:ギャラリーコスモス(東京都目黒区下目黒3-1-22 谷本ビル3F TEL.03-3495-4218)
【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/
>
所幸則公式サイト < http://tokoroyukinori.com/
>
- CHIAROSCURO 天使に至る系譜
- 美術出版社 2006-02
- おすすめ平均
- 『CHIAROSCURO 天使に至る系譜』...私の宝物!
- クリエイター必携!
- 天使の世界へと旅する扉
- 所幸則という写真家の世界観に圧倒される一冊。
- フォトグラファー、所幸則氏のエッセンス集
by G-Tools , 2009/10/30